JPS58188826A - 1,3−ブタジエンの製造方法 - Google Patents

1,3−ブタジエンの製造方法

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JPS58188826A
JPS58188826A JP57069545A JP6954582A JPS58188826A JP S58188826 A JPS58188826 A JP S58188826A JP 57069545 A JP57069545 A JP 57069545A JP 6954582 A JP6954582 A JP 6954582A JP S58188826 A JPS58188826 A JP S58188826A
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JP
Japan
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catalyst
reaction
hours
butene
butadiene
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Application number
JP57069545A
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English (en)
Inventor
Akira Iio
飯尾 章
Toshio Ohara
大原 敏男
Itsuo Nishiwaki
西脇 逸夫
Masatoshi Arakawa
荒川 昌敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1.3−ブタジェンの製造方法に関(Aさらに
詳しくは、反応中にカーボンの沈積の少ない触媒を用い
てループテンを気相接触酸化して1゜3−ブタジェンを
製造する方法に関する。
従来ループテンを触媒の存在下に気相接触酸化して1,
3−ブタジェンを製造することは公知であり、この際用
いられる触媒も種々のものが提案されている(例えばM
o 、 Bt、 Faを必須成分とする触媒に関する特
公昭49−3498号、特公昭49−5321号等、N
o 、 Bi 、Cr 、 Niを必須成分とする触媒
に関する特開昭56−150023号等)。またイソブ
チレンとループテン混合物とを原料に用いて、メタクロ
レインと1,3−ブタジェンとを同時に製造する方法も
公知であり、この際用いられる触媒も種々提案されてい
る(例えば特公昭47−42号、特公昭50−4643
号等)。特に本発明者らが先に見出した触媒は、メタク
ロレイン製造用およびメタクロレインと1,3−ブタジ
ェンとの同時製造用の触媒として極めて優れたものであ
る(特開昭50−4010号、特開昭50−13070
9号および%開開51−70709号)。
しかしながら、これらの触媒は、ループテンを原料とし
て1.3−ブタジェンを製造するに際し、反応を長時間
継続した場合には、触媒成分の組合せやその割合によっ
ては触媒上圧カーボンが沈積し、ループテン転化率およ
び1,3−ブタジェン選択率が次第に低下するという欠
点がある。またループテンの酸化反応はイノブテンの酸
化反応に比して酸素の消費が少なく、また反応熱も小さ
いため、反応原料混合物中のブテン濃度を大巾に増大で
き、工業的にきわめて好ましいとされているが、これら
の触媒を高いループテン濃度で用いる場合にはループテ
ン濃度が増大するにつれて触媒上へのカーボンの沈積が
増大するという欠点もあった。
触媒上のカーボンは適当な不活性ガスで希釈した酸素を
高温に保った触媒上を通過させる再生処理により比較的
容易に除去できる。しかしながら工業的に実施する場合
には、反応器周辺の配管の切り替え、ガスのパージ、反
応の再スタート等に多大の労力と時間を要する。また再
生用酸素含有ガスを予熱するため等の費用もかかり、プ
ラントの生産実稼動時間の低下の面および触媒再生に要
するエネルギー費の面からみて好ましいものではない、
さらに再生処理は一般的に反応温度より高い温度で実施
されるが、触媒を高温にさらすことは熱劣化の面からも
好ましいことではない、従って反応により触媒上に沈積
するカーボンの量を減少させて、触媒再生処理の間隔を
長くし、1.3−ブタジェン生産量当りの再生回数を少
なくすることは工業的にきわめて重要な問題である。
本発明者らは高いループテン濃度で反応させてもカーボ
ンの沈積を少な(1,,1,3−ブタジェンを高収率で
製造する方法を種々研究の結果、MoBi  Pg−C
o  Sb系触媒に、比較的多量のL t sHaまた
はTIヲ添加することにより、触媒上へのカーボンの沈
積が少なくなることを見出して本発明を完成した。
本発明は、ループテンと分子状酸素とを、一般  ′式 %式%(1) (式中Xはに、R廁よびCsからなる群から選ばれた少
なくとも1種の元素、YはLi%N−よびTlからなる
群から選ばれた少なくとも1種の元素を意味し、α、h
、cSd、g、−f、IおよCjhはそれぞれMo 、
Bi 、Fg 、Co 、84 、X、 Yおよび0の
原子組成比を表わし、α−12のとき、h = 0.1
〜8、C=0.1〜15、d=0.1〜15、g = 
0.01〜5、f=0〜2、#=0.3〜10”C”あ
り、hは各元素の原子価により定める値である)で表わ
される触媒の存在下K、気相接触反応させることを特徴
とする、1.3−ブタジェンの型造方法である。
本発明で用いられる触媒は、前記一般式(1)で長わさ
れるが、その必須成分として比較的多量のLi、Naよ
びTlからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を
含有しており、これにより反応中に発生する触媒へのカ
ーボン沈積の減少を図っている。
さらに本発明の触媒は任意成分として、K、RAおよび
CIからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を含
有してもよく、これにより反応活性および選択性の向上
を図ることができる@ Lm 、N(1とK、Rh 、
 C,とはアルカリ金属として周期律表で同じIA族に
属し、一般的な化学的性質は類似しているカミ両者の本
発明の触媒上の効果は全く異なる。すなわち、Liまた
はNiマ比較的多量に添加しても反応成積や触媒へのカ
ーボンの付着性にはほとんど影響を与えないが、K、R
hまたはC5を本発明のり1、NaまたはTlの代わり
に比較的多量に用いると、反応活性が大巾に低下し、た
とえ触媒へのカーボン付着が少なくても実用的な触媒と
はいえなくなる。
一般K Tit、その塩の性質がアルカリ金属の塩の性
質に似ているとされているが(化学大辞典、5、P、6
81 (共立出版))、本発明の触媒での効果は、前述
のしiまたはNaに似ている。
このよ5に本発明は、Li、 NaまたはTlを本触媒
成分に比較的多量に含有していても、その反応成積には
ほとんど影響を与えず、一方、触媒へのカーボン付着防
止に著効があることを功みに利用したものである。
本発明では、触媒の必須成分として比較的多量のLi、
 NapよびTlからなる群から選ばれた少なくとも一
種の元素を用いるが、上述のようにこれらの元素の代わ
りにり2、陶と同じアルカリ土類金属するに、Rhまた
はCJPを用いても、本発明の顕著な効果である触媒へ
のカーボン沈積量の減少は期待できない。しかもり8、
N(LまたはTJを用いる場合でもその使用量が少量で
はこの効果は少なく、その好適な使用量は原子比でMo
の12に対し0.3以上、好ましくは0.4以上、特に
好ましくは1以上である。しかしながらこのLi、Nα
またはTJも必要以上に多量に用いる場合には触媒活性
が低下し、−酸化炭素や二酸化炭素の生成割合が増加し
て好ましくない。
任意成分であるに、RhおよびCrからなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素の添加は、前述のように転化
率や選択率の向上に効果があり、特にRhまたはCzが
好ましい。しかしながら、これらも多量に添加するとか
えって転化率を低下させて好ましくなく、その好適な使
用量は原子比でM、−、の]2に対し2以下、好ましく
は1以下である。
Shは反応の活性、選択率および寿命の向上に効果があ
るが、3価のアンチモン化合物と5価のアンチモン化合
物を併用することも出来る。
本発明に用いられる触媒の組成割合は式(1)で示され
るようKMo :Bi :Fc :Co :SA : 
X : Y :0が原子比で12 : (0,1〜8)
 : (0,1−15) : (0,1〜15):(o
、oi〜S):(O〜2):(0,3〜10):(各元
素の原子価により定まる値)であるが、特罠好ましくは
12:(0,2〜3):(1〜12):(1〜12):
(0,1〜3): (0〜1.0 ) : (0,4〜
8):(各元素の原子価により定まる値)である。
触媒の調製に用いられる各元素の原料物質としては、そ
の酸化物または焼成九より分解して酸化物になる化合物
が用いられる。後者の例としては、例えば各元素のアン
モニウム塩、硝酸塩、炭酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物
等の塩類、水酸化物、遊離酸、酸無水物、縮合酸もしく
はヘテロポリ酸またはそのアンモニウム塩、金属塩等が
あげられろ。
触媒の調製法としては蒸発乾固法、酸化物混合法等の公
知の方法が用いられ、担体を使用して実質上の使用触媒
量を減少させることもできる。担体を使用する場合の担
体種としては、例えばシリカ、アルミナ、シリコンカー
バイド(炭化ケイ素)等を使用できるが、できるだけ不
活性なものが好ま(2い。触媒成分を成型して、または
担体に付着させてから400〜750℃、好ましくは4
50〜650℃の温度で焼成したのち反応釦供すること
が好ましい。
本発明の方法においては、前記一般式(1)で表わされ
る触媒の存在下にループテンと分子状酸素とを気相接触
反応させる。
反応原料として用いられるループテンは、■−ブテン、
トランス−2−ブテンおよびシス−2−ブテンの単独ま
たは2以上の混合物である。工業的にはナフサ分解で副
生するC4留分から1,3−ブタジェン、インブチレン
および大部分のパラフィン類を分離して得られる、1−
ブテンおよび2−ブテンを主成分とする留分、石油精製
工程における流動接触分解値f(FCC)より副生ずる
C4留分よりインブチレンおよび大部分のパラフィン類
を除去し、たものまたはn−ブタンの脱水素もl。
くけ酸化脱水素により生成したブテン留分を使用するこ
とができる。特に4:発明の触媒はトランス−2−ブテ
ン、シス−2−ブテンを用いても7リジエンl\の選択
率が良好であるごとから、原料として安価なブテン混合
物を用いることができ、工業上有利である。ブタン類は
反応に大きな影響を与えないので原料炭化水素中に含ま
れていてもよいが、その多量の存在は回収系のコスト増
につながり好ましくない、また1、3−ブタジェンは本
発明の触媒上で一部反応してcoやCo雪になるが、そ
の反応性が低いため原料中に含まれていてもよい、さら
に1.2−ブタジェン、c4アセチレン類は、本発明の
触媒上で反応するが、その少量の存在はブタジェン生成
反応を阻害しないので許容される。
本発明における反応時の空間速度は600〜4000A
y(Q℃、1気圧基準)でよいが、好ましくは800〜
3000Ar である。反応系に導入される供給原料中
のループテン類と分子状酸素のモル比は通常1:0.6
〜5である。この反応においては反応に悪影響を及ぼさ
ない不活性ガス(例えば窒素、水蒸気、二酸化炭素、反
る生成物から炭化水素類を除去したのちの廃ガス等)で
反応ガスを希釈することもできる。酸素含有ガスとして
工業上好ましくは空気が用いられる。また水蒸気の存在
も本反応では好ましい。
反応温度は250〜600℃、好ましくは300〜45
0℃である。反応圧力は大気圧周辺の圧力、すなわち0
.5〜4 ky/ffl (絶対圧)で十分良好な成績
が得られる0反応器は固定床、移動床または流動床のい
ずれを使用することもできる。反応生成物は、例えば凝
縮法、吸収法、抽出法、蒸留法等の常法により回収、分
離することができる。
本発明方法によれば、前記一般式(1)で表わされる触
媒を用いることにより、高い濃度のルーブテンを原料と
して気相接触反応を長時間継続させても、触媒上へのカ
ーボンの沈積量を従来の場合よりも格段に減少せしめる
ことができ、高いp−ブテン転化率および1,3−ブタ
ジェン選択率で、1.3−ブタジェンを製造することが
できる。従って従来法に比して触媒再生処理の間隔が格
段に長くなり、工業的に極めて有利となる。
以下、本発明の実施例を述べるが、実施例中のループテ
ン転化率、1,3−ブタジェン選択率および収率、−酸
化炭素または二酸化炭素への選択率は次式により算出さ
れる。
1.3−ブタシェフ収率(モルLs)=ループテン転化
率(モル%)XI、3実施例1 モリブデン酸アンモニウム13.25 g(10,72
ミ  ・5リモル)の水溶液に硝酸コノ(ル) 10.
91 (37,49ミリモル)の水溶液を加え、よく攪
拌しなカーらこれに三塩化アンチモン1.28F(5,
61ミリモル)の塩酸酸性水溶液を加えた。さらにこれ
に硝酸第二鉄20.19JF(50,0ミリモル)の水
溶液、硝酸ビスマス3.03F(6,25ミリモル)の
硝酸酸性水溶液、硝酸リチウム0.646#(9,37
ミリモル)の水溶液および五酸化アンチモン0303#
(0,937ミリモル)を攪拌しながら順次加えたのち
蒸発乾固した。これを300℃で4時間熱分解したのち
乳鉢で粉砕した。得られた粉末15FIK粒状ミリコン
カーバイド(粒径3mm)22.55’および蒸留水1
00プを加えて攪拌しながら蒸発乾固し、触媒成分を担
体に付着させた。これを550℃で4時間焼成して触媒
とした。触媒成分中の各金属の原子比はMo”、 Bt
: Ft:Co: Sb: Li−12:1:8:6:
1.2:1.5であった。
得られた触媒toyを内径2Q++nの石英製反応管圧
充填し、1−ブテン13.8モルチ、シス−2−ブテン
62.2モルチ、トランス−2−ブテノ1フ515モル
チ、空気65モル慢ならびに水蒸気20モルチからなる
原料ガスを空間速度(0°C11気圧基準) 1 6 
0 0 A?− で接触させた。反応温度(触媒床中の
最高温度)は370℃であった0反応開始6時間後、3
00時間後、400時間後および500時間後の反応成
績をそれぞれ第1表に示した.触媒床へのカーボン付着
は400時間後までは全くみられず、500時間後で触
媒床下部に少量みられた。
500時間反応後、カーボン付着を生じた時点で反応を
中断し、触媒の再生を行なった.すなわち、触媒床への
供給ガスを、空気3.8モルチ、窒素56.5モルチお
よび水蒸気391モルチからなるガス圧切り替えて空間
速度8 0 0 hr  で通過させた.触媒床の温度
は最初400℃で5時間保ったのち、450℃で15時
間、さらに500℃で5時間保持した。この再生処理に
より触媒上のカーボンは完全に消失した。
実施例2 実施例1で再生処理した触媒を用い、実施例1と同様に
して反応を行ない、得られた反応成績を第1表に示した
。触媒床へのカーボン付着は400時間後でも全くみら
れず、500時間後で触媒床下部に少しみられた。この
結果から、再生した触媒でも、新品の触媒と同じ活性を
示し、またカーボンが付着するまでの時間も変らないこ
とがわかる。
比較例1 硝酸リチウムを用いず、その他は実施例1と同様にして
触媒を調整し、これを用いて実施例1と同様にして反応
を行なった。反応開始6.150.200および250
時間後の反応成績を第1表に示した0反応開始150時
間後までは触媒上へのカーボン付着はみられなかった力
’−、2oo時間後では触媒床下部に少量のカーボン付
着がみられ、250時間後では触媒床のほぼ全域に多酸
のカーボン付着がみられた。
比較例Iにおいて250時間反応させた時点で反応を中
断し、実施例1と同様にして再生処理を行なった。この
再生処理により付着カーボンは完全に消失した。
比較例2 比較例1で再生処理を行なった触媒九ついて実施例1と
同様にして反応を行なった0反応開始6.150.20
0および250時間後の反応成績を第1表に示した。触
媒床へのカーボン付着は150時間後ではみられなかっ
たが、200時間後では触媒床下部に少量、250時間
後では触媒床のはげ全域に多量付着しているのが認めら
れた。これらの結果から、実施例1または実施例2の場
合忙比して、カーボン付着が非常に速く起こっているこ
とがわかる。
以下余白 実施例3 モリブデン酸アンモニウム13.25 N (10,7
2ミリモル)の水溶液に硝酸コバル)14.55N(5
0,0ミリモル)の水溶液を加え、よく攪拌しながらこ
れに三塩化アンチモン1.28F(5,61ミリモル)
の塩酸酸性水溶液を加えた。さらにこれに硝酸第二鉄7
.57 # (18,74ミリモル)の水溶液、硝酸ビ
スマス3.03#(6,25ミリモル)の硝酸酸性水溶
液および硝酸す) IJウム0.531N (6,25
ミリモル)の水溶液を攪拌しながら順次加えたのち蒸発
乾固した。これを300℃で4時間熱分解したのち乳鉢
で粉砕した。得られた粉末15#を粒状アルミナ担体(
粒径3g)22.51および蒸留水100dを加えて攪
拌しながら蒸発乾固し、触媒成分な担体に付着させた。
これを550℃で4時間焼成して触媒成分中の各金属の
原子比はMO: Bi: Fs: Co:SA: Na
= 12 : 1 : 3:8:0.9:1.0でちっ
た。得られた触媒を用いて、寿施例1と同様処して反応
を行った。得られた反応成績を第2表に示した。第2表
から明らかなように、触媒床へのカーボン付着は400
時間までは全くみられず、5oo時間後で触媒床下部に
少量みられた。
実施例4 硝酸ナトリウムの代わりに硝酸タリウム1.66F(6
,23ミリモル)を用いその他は実施例3と同様にして
触媒をgII!l!!シた。触媒成分中の各金桟の原子
比はNo: Bi: Fg: Co: Sb: Tl 
=12 : 1 :3:8:0.9:1.0であった。
得られた触媒を用い、実施例1と同様に反応を行ない、
得られた反応成績を第2袈に示した。峡媒床へのカーボ
ン付着は400時間までは全くみられず、5oo時間後
で触媒床下部に少量みられた。
比較例3 硝酸ナトリウムを用いず、その他は実施例4と同様にし
て触媒を調製し、これを用いて実施例1と同様にして反
応を行なった0反応開始6,100および150時間後
の反応成績を第2表に示した。
触媒へのカーボン付着は100時間まではみられなかっ
たが、150時間後では多量九みられた。
実施例5 五酸化アンチモンの代わりに硝酸セシウム0.2441
1(1,25ミリモル)を用い、また硝酸リチウムの使
用量を0.431F(6,25ミリモル)に変え、その
他は実施例1と同様にして触媒を調製した。
触媒成分中の各金属の原子組成比はVlo: Bt: 
Fg:Co:Sb:Cr:LL=12:1 :8:6:
0.9:0.2:1.Oであった。得られた触媒を用い
実施例1と同様にして反応を行ない、得られた反応成績
を第3表に示した。触媒へのカーボン付着は400時間
後までは全くみられず、5oo時間後で触媒床下部に少
しみられた。
実施例6〜9 実施例5と同様にして第3表にそれぞれ示した組成の触
媒を調製した。得られた触媒を用いて、実権例1と同様
にして反応を行ない、得られた1i応成績を第3表に示
した。表から明らかなようK、触媒へのカーボン付着は
、いずれの触媒も400時間まではみられず、5oo時
間後に昭められた。
比較例4 硝酸リチウムを用いず、その他は実施例5と同様にして
触媒を調製し、これを用いて実施例1と同様にして反応
を行なった0反応開始6.150および200時間後の
反応成績を第3表に示した。
良から明らかなように、反応開始150時間までは触媒
上へのカーボン付着はみられなかったが、200時間後
では触媒床下部に少量のカーボン付着がみもれた。
以下余白 比較例5 硝酸リチウムの代わりに硝酸セシウム1.83gを用い
、その他は実施例1と同様にして触媒を調製し、これを
用いて実施例1と同様にして反応を行なった0反応開始
6および300時間後の反応成績を第4表に示した0表
から、触媒床へのカーボン付着は300時間後でも認め
られなかったが、反応活性は大巾に低下し、工業的には
実用的でないことが明らかである。
比較例6 硝酸ナトリウムの代わりに硝酸カリウム0.632gを
用い、その他は実施例3と同様にして触媒を調製し、こ
れを用いて実施例1と同様にして反応を行なった0反応
開始6および300時間後の反応成績を第4表に示した
。触媒床へのカーボン付着は300時間後でも認められ
なかったが、反応活性は大巾に低下し、工業的には実用
的でないことが明らかである。
比較例7 硝酸ナトリウムの代わりに硝酸ルビジウム0゜922I
を用い、その他は実施例3と同様にして触媒を調製し、
これを用いて実施例1と同様にして反応り行なった0反
応開始6および300時間後の反応成績を第4表に示し
た。触媒床へのカーボン付着は300時間後でもみられ
なかったが、反応活性は大巾に低く、工業的に実用的で
ないことが明らかである。
比較例8 硝酸リチウムの使用量を0.0862 Nに変え、その
他は実施例1と同様にして触媒を調製し、これを用いて
実施例1と同様にして反応を行なった。
反応開始6.150および200時間後の反応成績を第
4表に示した。反応開始150時間後までは触媒上への
カーボン付着はみられなかったが、200時間後では触
媒床下部に少量のカーボン付着がみられた。この結果か
らLiを添加しても少量では効果がないことがわかる。
比較例9 硝酸ナトリウムの使用量を0.10619に変え、その
他は実施例3と同様にして触媒を調製し、これを用いて
実施例1と同様にして反応を行なった。
反応開始6.100および150時間後の反応成績を第
4表に示した。反応開始150時間までは触媒上へのカ
ーボン付着は認められなかったが、200時間後では触
媒床下部に少量のカーボン付着がみられた。この結果か
らNヶを添加しても少量では効果がないことがわかる。
比較例10 硝酸ナトリウムの代わりに、硝酸カリウム0.1279
および硝酸タリウム0.333JIを用い、その他は実
施例3と同様にして実施例7とTlの原子組成比が異な
るだけの触媒を調製し、これを用いて実施例1と同様に
して反応を行なった0反応開始6′。
150および200時間後の反応成績を第4表に示した
。触媒へのカーボン付着は150時間後までは認められ
なかったが、200時間後では少1認められた。この結
果からTlを添加しても少量では効果のないことがわか
る。
以F余白 手続補正誉 昭和58年 7月25日 %軒庁jtir若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57年!!!i詐願第69545号1発明の名称 
1,3−ブタジェンの製造方法3、補正音する者 事件との関係 特許出願人 4、代 場 人 〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号6
、補正により増加する発明の数  0\ 8補正の内容 (1)明細書第12真第Fi行の「実施例を述べるが、
」を[実施例を述べるか、反応生成物の定性はGC−M
ムS (fj、Iクロマトグラフィー一−−マススペク
トル)分析で行い、痒−ブタン、部−フラン、1.3−
ブタジェン、C01CO宜、および75−ンの存在を確
認した。JK改める。
(2)明細書第12真第6〜・7行の「選択率」を「選
択率環」に改める。
(3)明細書第12買第12行の「1.3−ブタジェン
選択率(モル$)=S−ブテン転化率」を「1,3−ブ
タジェン収率(モル−)=s−ブテン転化率」に改める
(4)明細書第12真下から第4行(実施例1)の前に
次の記載を加える。
なお、l、3−ブタジエ;ノの生成酸は、反応生成ガス
をガスクロマトグラフィーで分析し、副生物である生成
Co、Cowおよびフラン量を求め、次弐によシ算出し
た。
生成1.3−7’タジエン(モル>=m費−−ブチ/(
モル)(5)明細書第17真の第1表を別紙の通妙改め
る。
(6)明細書第20@(第2表)を別紙の通り改める、
(7)明#I書第23〜24頁(第3表および第3表(
続き))を別紙の通抄改める。
(8)明細書第28員(第4表)を別紙の通り改める、
(別紙は次頁以下参照)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) n−ブテンと分子状酸素とを、一般式%式%(
    1) (式中Xはに、R決よびcjからなる群から選ばれた少
    なくとも1種の元素、Yはり2、N譲よびTlからなる
    群から選ばれた少なくとも1種の元素を意味し、α、h
    、c、d、t、f、IおよびルはそれぞれMo、 Bi
    、 Fg、 Co、 SA、X、 Yおよ、び0の原子
    組成比を表わし、a−12のとき、b=0.1〜B、c
     = 9.1〜15、d=0.1〜15、C=0.01
    〜5、f=0〜2、# = 0.3〜10であり、hは
    各元素の原子価により定まる値である)で表わされる触
    媒の存在下に、気相接触反応させることを特徴とする、
    1.3−ブタジェンの製造方法。
JP57069545A 1982-04-27 1982-04-27 1,3−ブタジエンの製造方法 Pending JPS58188826A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137595A1 (ja) * 2009-05-29 2010-12-02 三菱化学株式会社 共役ジエンの製造方法
JP2012046509A (ja) * 2010-07-29 2012-03-08 Mitsubishi Chemicals Corp 共役ジエンの製造方法
JP2012092092A (ja) * 2010-09-27 2012-05-17 Asahi Kasei Chemicals Corp ブタジエンの製造方法

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