JPS5818867A - 電池の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発１ＪＩＦｉアルカリ電池、有機溶媒電池などのボタ
ン型電池の製造法、特Ｃ二封ローの改良に係り、製造を
容易としかつ保存性能を向上させた電池を提供すること
を目的とする。

従来の電池の封口法は、陽極端子を兼ねる金属容器内−
一、陽極合剤とアルカリ電池では苛性カリ、苛性ソーダ
水溶液、非水溶媒電池で紘プロピレンカーボネイト等の
有機溶媒等からなる電解液と。

ゲル状亜鉛等の陰極との電池発電！！素を収納し、Ｗｓ
極端子を兼ね・る金属封口板で絶縁バッキングを介して
、金属容器の開口部を内方へ折曲し、絶縁密封口してい
た０ しかし、仁の種類の電池は、使用中あるいは貯鼠中響：
金属封ロ板の周縁より電解液が外部へ漏液し、電池の短
絡が生じたり、電池放電容量を低下させる等の事故が多
かった。

このため、従来ｔｉｔ種々の材質からなる絶縁バッキン
グが検討され、比較的耐漏液特性の良好なりロロプレン
ゴム、ブチルーム、ボリアきド等の材質を選定して絶縁
バッキング材感；用い、耐電解液性の接着剤を溶剤Ｉ：
溶解して絶縁バッキングの表面を被覆し、接着−液層を
形成し、溶剤を蒸発乾燥させた後、金属封口板と嵌合せ
しめ金属容器とともに密封口する方法であった。

しかしこの従来法は、溶剤を蒸発乾燥させる時６二、バ
ッキング個々が重なり接着剤滴液層の接着が生じ、これ
を個々に分けて用いる時、バッキングの接着剤層の一部
が剥離することが多く、加えて個々のバッキングにおい
て接着剤層に微細な亀裂が形成された。この傾向は絶縁
バッキングの形状が複雑な程多く、特に接着剤層の部分
的な厚さの片をりが大きくなるため、薄い部分Ｃ二おい
て亀裂が深く発生していた。

この接着剤層を有する絶縁バッキングを用いて陰極端子
を兼ねる金属封目板と嵌合し、一体化してなる従来の電
池は、金属封口板の圧延あるいは教り加工時シニその内
面Ｃ二傷が発生することが多く、絶縁バッキングの接着
剤層の歇細な亀裂と金属封目板の傷を被情することがで
きなくなる。このためこの間隙をつたわって電解液がは
い上がってくることが多く、％ミニ電池が小型化すれば
する程、漏液防止効果が不安建であまた。

本発明は上記従来の欠点を除去し、耐１ｍ液性の優れた
電池を提供するものである。

本発明による実施例電池を第１図１二もとすいて説明す
る。

１はニッケルメッキを施した鋼板よりなる金属容器で、
陽極端子を兼ねており内部には酸化銀活物質に勲鉛を徐
加し成形した陽極合剤２が充填されている。

−その上面Ｃ二順次、イオン透過性の隔１ｌｆｌＩ膜３
、アルカリ電解液保持材４を載置するっ ６Ｆｉ金属容器１の開口部７を封口する陰極端子を゛兼
ねる金属−封口板で、内部には水銀とアマルガム化した
亜鉛粉末を電解液とカルボキシメチルセルロール等のゲ
ル化剤でゲル状にした陰極剤５が内蔵されている。

８は金属容器１と金属封口板６との間を絶縁すると共に
、その間隙を密封口する絶縁バッキングで、表面に接着
剤層９を有し、金属容器１の開口部７を内方え折曲し締
め付は密封口して電池を製造している。

ｑ二 本発明は、上記絶縁バッキング８は、ナイロン系ポリア
ミド樹脂からなり、表面の接着剤層９は、イングロパノ
ール、トルエン等で溶解した例えば耐アルカリ性のナイ
ロン系ポリアミド樹脂よりなる高分子接漸剤溶液Ｃ二、
絶縁バッキング８を浸漬し、引き上けて一３０℃で５分
放置、接着剤溶液層を凍結し、絶縁バッキング８の界面
を粘着性のない状態とした後、６０℃の温度の元で１時
間風乾して接着剤層９としたもので、この接着剤層９を
有する絶縁バッキング８を金ＪＫ４封口板６と嵌合し金
属封目板を、加熱温度６０〜１５０℃、加熱時間３ａｍ
〜３０μの範凹で加熱加圧し、嵌合面や接着剤層９と金
属封口板９を一体化させるものである。

すなわち本発明は、絶縁バッキング８嚢面Ｃ二接看剤溶
液層を形成後、低温中で凍結後風乾を行なうたヤ、接着
削屑９Ｖｉ表面のみが乾燥し、内部ローＦｉ溶剤が未蒸
発のまま存在することＩ：なり、接着剤層９Ｃ微細なり
、ラックが発生することはなくなる。このような！着剤
層９をもって陰極端子を兼ねる金属封口板６と嵌！シて
金１１４Ｍ口板を加熱、曹】者対接面を融着一体化させ
るため、接着剤層９からは接着剤溶沿が金属封口板の微
細な間隙６二均負に浸透しつつ接着一体化することにな
り、密着のすぐれたもとなるし１２．金属封口板６の加
熱温度も低く接着時間を短かくてすｔｒｏこのため電池
は長期保合シニおいても、漏液の大部分ケ占める金Ｊ！
４封目板、絶縁バッキング間隙よりの漏液はなく安定と
なる。

又量産面を見た場合、接着剤溶液層を凍結後風乾するこ
とで、接着剤溶液層の表押を瞬ｉに乾燥させることにな
り、絶縁バッキング個々がはりつくことはなく、大量の
絶縁バッキングを一度に均質に処理でき、取り扱いが極
めて簡単で電池の作東性を大巾に向上できる。

次１１本発明の電池と従来の電池とを比較するＱ本発明
の実施例に記載のごとく、接着剤溶液層を低温凍結後風
乾し、金属封目板と嵌合し金属封目板を加熱して対接面
な″接着してなる一体化金楓封目板を用いて組立てたＪ
Ｉ日名称５Ｒ−４４型酸化銀ア−カリ電池の本発明ｍ　
（Ａ）と、熱乾燥をのみして金属封目板と一体化してな
る同型電池の従来品（Ｂ）とを、各々２５０イ晶、温度
４５℃、湿度９０チの条件下Ｃ二保存し、漏液の発生し
たｖＬ池を１ケ月、２ケ月、３ケ月、６ケ月毎ｉ二観嵩
（比較し、結果を表−１にまとめた。

表−１４・ 衣−１のごとく、本発明品は長期保存中に亘って耐漏液
性能が優れていることがわかる。

なお、本発明の接着剤層９を形成し得る接着剤は、実施
例のナイロン系ポリアミド樹脂の他Ｃ二、耐アルカリ性
の熱可塑性、熱硬化性接着剤で溶剤浴液となりかつ絶縁
バッキングを変質、老化させないものであれば効果はあ
る。

以上のごとく、本発明は絶縁バッキング表面に接盾剤溶
液層で被接し、低温で凍結して風乾し、次区二、陰極端
子を兼ねる金属封口板と嵌合、金属封目板を加熱しつつ
恢合面を接着一体化させて、密封口することで、耐漏液
特性の優れ九電池を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

ｆｆ１１図は本発明による実施例のボタン型アルカリ電
池の断面図である。 ６・・・金属封口板　　　８・・・絶縁ノ＜ツキング９
・・・接着剤層 ％訂出願人の名称

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　絶縁バッキングの表面を、溶剤で溶解した接
   着剤溶液層で被覆し、低温で凍結後、風乾し、灰に、端
   子を兼ねる金属対ロ板ｆ：嵌合し、金属封口板を加熱し
   ながら加圧し、嵌合面を接着一体化し、陽極端子を兼ね
   る金属容器と密封口することを特徴とする電池の製造法
   。