JPS58187783A - 穀物乾燥機に於ける熱風制御方法 - Google Patents

穀物乾燥機に於ける熱風制御方法

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JPS58187783A
JPS58187783A JP7197082A JP7197082A JPS58187783A JP S58187783 A JPS58187783 A JP S58187783A JP 7197082 A JP7197082 A JP 7197082A JP 7197082 A JP7197082 A JP 7197082A JP S58187783 A JPS58187783 A JP S58187783A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は籾、麦等の穀物の熱風乾燥を行う穀物乾燥機
に於いて、穀物の単位時間あたりの水分蒸発量を一定に
保ちながら熱風制御を行う熱風制御方法に関する。
従来の乾燥機では、第1図(4)のAのように、穀物に
与える熱風の温度Tを乾燥中一定に保持する熱風制御、
または、同図(4)のBに示すように、高含有水分時に
熱風温度Tを高くし、また低含有水分時に低くする熱風
制御が行われている。このような熱風制御における、穀
物の含水率から停止含水率に至るまでの、含水率−乾燥
時間のグラフの一例を同図(6)に示す。このグラフか
られかるように、これらの熱風制御は、一定時間に穀物
の含水率が低減する割合、すなわち乾減率を乾燥初期に
高くシ、徐々に低減していく方法によっている。
このよう、如乾減率を徐々に低減していく、従来の熱風
制御では、乾燥過程において、穀物からの水分蒸発量が
異なっている。例えば、従来の乾燥機によって初期含水
率25%の籾100Kfを14%まで乾燥する場合、含
水率が25%から24%まで変わるときには約I K9
の水分が蒸発するが、15%から14%に変わるときに
は約0.88に7の水分が蒸発する。しかしながら、乾
燥過程前半に水分蒸発量が多いことから、穀物粒内の含
有水分分布量に関し内部と表面近くで大きい差を生じ、
そしてこの大きい含有水分分布差のために穀物粒内の内
部応力差が拡大され、胴割れなどの品質低下を生じるこ
とになった。また、乾燥過程前半に生じたこの含有水分
分布の勾配は乾燥過程後半にて熱風温度を大幅に下げて
もほとんど解消されないためにその勾配の履歴が乾燥過
程後半にまで影響を及ぼすことになり、胴割れなどの発
生を防ぐのが困難となっていた。
この発明は上述の点に鑑み、胴割れなどの品質低下を起
こすことなく穀物の熱風乾燥を行える、穀物乾燥機に於
ける熱風制御方法の提供を目的とする。
この発明は、所定の穀物量に於いて単位時間あたりの水
分蒸発量が一定になる、穀物の含水率一時間の乾燥曲線
をあらかじめ求めておき、その穀物の測定含水率が、そ
の乾燥曲線から決まるそのときの含水率に一致するよう
に穀物に与える熱風熱量を制御することを特徴とする。
そしてこの発明の熱風制御原理を一熱風制御例にしたが
って説明する。
第2図(均に示す乾燥曲線Cは所定の穀物量において、
単位時間あたりの水分蒸発量が乾燥過程を通じて一定に
なるように含水率を変化させた乾燥実験結果に基づいて
得られたものである。この乾燥曲線Cは、破線りによっ
て示す、初期含水率θ。
から停止含水率θ4に至るまで乾減率を一定にして行う
熱風制御に比べ、穀物の含水率の値がつねにその熱風制
御の場合より高いことを表している。
すなわち、この乾燥曲線Cによれば乾減率は乾燥時間の
経過に伴い徐々に大きくなっている。したがって、この
乾燥曲線Cに追随して穀物の含水率θが変わるように熱
風熱量を制御すれば、乾燥過程を通じて水分蒸発量を一
定に保持しつつ穀物を熱風乾燥することができる。
熱風熱量の制御は、例えば熱風温度を制御パラメータと
し熱風発生装置への供給燃料量、送風量などを変化させ
ることによシ行える。熱風温度のてよって乾燥曲線Cに
含水率変化を追随させることができる。すなわち、時刻
tで含水率θ□になつたとき、熱風温度は′roからT
□に上昇し、同様に時刻t2で含水率が02に、また時
刻t3で含水率が03になれば熱風温度がそれぞれTo
からT2.T2からT3 に上昇し、乾減率が高められ
ていく。このようにして、熱風乾燥過程を通じて水分蒸
発量を一定に保持し得る熱風制御を行うことができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は、この発明に係る熱風制御方法を適用した穀物
乾燥機の乾燥部の要部構造を示す模式構造図、第4図は
同穀物乾燥機の制御ブロック図である。貯溜槽1に張り
込まれた穀物2は循環装置3と、ロータリバルブ4.5
およびスクリューコンベア6の搬送作用によって、貯油
槽lから乾燥通路7.8と搬送路9を経て再び貯溜槽I
K搬送される。穀物2はこのように循環されながら順次
乾燥通路7.8で熱風発生装置10から与えられる熱風
a、bによって乾燥され、再び貯溜槽1内に搬送される
。この熱風発生装置10は、内部にバーナと送風機を有
し、バーナの燃焼により穀物に熱風を与える。このバー
ナに燃料タンク13から燃料供給路の燃料供給用パイプ
14を通じて燃料が供給される。したがって、熱風熱量
は燃料供給量と送風量の両方で変えられる。捷だ、この
バイブ14の途中に、供給路を開閉する電磁ブjllと
、パルス駆動で燃料を供給する電磁ポンプ12とが配設
されている。
また、電磁弁11は図示しない制御手段によって燃焼時
に開かれ・る。更に、図示しないが、」ユ記バーナを点
火する点火用ヒータ、ヒータ用燃料供給路および点火用
電磁弁も配設されている。
そして、貯溜槽l内に穀物2の含水率を検出する水分計
15が取り付けられ、また、rL燥連通路78には熱風
発生装置10からの熱風の温度を検出する熱風上ンサ1
6が設けられている。
第4図に示すように、この穀物乾燥機の制御部を構成す
るマイクロコンピュータは、演算、制御を実行するCP
U20、CPU20での実行手順を記憶するROM21
、演算中に必要なソークレジスタを含み演算に用いるテ
ークを記憶するRAM22、およびこれらとパスライン
を介して接続されたl10(インターフェイス)23.
24を有する。l1023には、A/D変換器25゜表
示装置28および切換スイッチ27が接続され、またl
1024には、電磁ポンプ12の駆動回路、熱風発生装
置10のバーナ点火装置30等の各種駆動回路が接続さ
れる。そして、A/D変換器25にマルチプレクサ26
を介して水分計15.熱風上ンサ16.停止含水率設定
ボリューム31および穀物量設定ボリューム32が接続
される。
ROM21には、後述するように、RAM22に記憶さ
れた含水率一時間の乾燥曲線に追随するよう熱風温度を
第2図(4)のように膜鳴的に制御し、水分計15によ
る測定含水率が停止含水率になるまで熱風乾燥を実行す
るブロクリムが記憶されている。また、RAM22には
、第5図に示すように、初期含水率、停止含水率、穀物
の含水率、熱風温度および穀物量の制御パラメータを記
憶するパラメータ領域PI−P5.穀物量毎の乾燥曲線
データを記憶するテーブル領域TIなどが含まれている
。上記熱風温度は熱風センサ16により測定された、熱
風発生装置10が発生する熱風の温度であり、その熱風
熱量を制御するだめの制御パラメータになる。上記初期
含水率は燃焼状愚になったとき水分計15を起動して得
られる測定含水率の値である。また上記停止含水率は停
止含水率設定ボリューム31に、よって選択的に設定さ
れる値である。更に、パラメータ領域P5には、穀物置
設°定ボリューム32によって設定される穀物の張込量
の値が記憶される。
乾燥曲線に関するデータは、前記第2図(8)の乾燥曲
線Cのように、所定の穀物量において、単位時8あたり
の水分蒸発量が乾燥過程を通じて一定になるように含水
率を変化させた含水率一時間の乾燥曲線をあらかじめ実
験によって得たものであり、穀物量に応じたテーブルと
してテーブル領域T1に記憶される。穀物が多品種のと
きは、品種毎に穀物量に応じた乾燥曲線データが記憶さ
れる。
また、表示装置28には、切換スイッチ27の切換動作
により穀物の含水率、穀物量、熱風温度の値が順に表示
される。なお、切換スイッチ27゜表示装置28.停止
含水率設定ボリューム31および穀物量設定ボリューム
32は図示しない操作パネルに配設される。
このような構成において、第6図のフローチャートに示
す熱風乾燥制御が行われる。
まず、停止含水率設定ボリューム31および穀物量設定
ボリューム32によって停止含水率θ4゜穀物量が設定
される(ステップnl+以下ステップniをniという
。)。つぎに、設定された穀物量に対し、RAM、22
のテーブル領域T1の乾燥曲線データを検索し、熱風温
度の制御値を決定する。例えば第2図の)の乾燥曲線C
が検索されたならば、第2図(イ)のように、乾燥時間
の経過に伴い段階的に切り換える熱風温度TO〜T3の
値が設定される(n2)。この熱風温度決定により、ま
ず設定熱風温度TがTOに初期設定され、熱風発生装f
tl0が作動する(n3.n4)。熱風発生後10分経
過したとき、水分計15による測定含水率θが初期含水
率θ。より小さい所定の含水率θ□に達しているか否か
判定され、達しているとき設定熱風温度はTl(>TO
)に切り換えられる(n5〜n7)。
また、1o分間隔で測定含水率θが01より小さい所定
の含水率θ2に達しているが否が判定され、達している
ときは設定熱風温度はT1からT2(ンTI)に切シ換
えられる(n8〜nxo )。更に、測定含水率θが0
3(〈θ2)に達したとき、設定熱風温度はT2からT
3(>T2)に切り換えられる(nil−nla)。
そして、測定含水率θが停止含水率θ4になったとき熱
風発生装置10の駆動を停止して熱風乾燥を終了する(
n14〜116)。このようにして熱風温度が含水率の
低下とともに段階的に上げられることにより、乾減率が
徐々に上昇するから乾燥曲線Cに追随して水分蒸発量一
定という条件を満たしながら熱風乾燥を行うことができ
る。また、前記熱風制御原理に基づき、乾燥過程を通じ
て穀物粒内の含有水分の分布が均一化されるから、特に
乾燥過程前半で含有水分の分布勾配が非常に小さくなり
、胴割れなどが全く発生しない。そして、rL燥過程前
半では熱風温度を低くできるから穀物湯度が急激に上昇
せず、それ故食味等の品質低下を起こすことなく熱風乾
燥を行える。
以上のようにこの発明に係る熱風$り両方法にょれば、
熱風乾燥刺程を通じて穀物の水分蒸発祉を一定に保持し
得るから、胴割れなどの品質低Fを起こすことなく、穀
物を高品質に熱風乾燥できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱風制御方法を説明するための図、同図
穴は熱風温度−乾燥時聞図、同図g3)は含水率−乾燥
時間図である。第2図はこの発明における熱風制御の原
理を説明するための図、同図(イ)は熱風温度−乾燥時
間図、同図CB)は含水率−乾燥時間図、第3図はこの
発明に係る熱風制御方法を適用した穀物乾燥部の要部構
造を示す模式構造図、第4図は同穀物乾燥機の制両部を
示す制御ブロック図、第5図は同制御のRAM22の記
憶領域を示す図、第6図は同穀物乾燥機による熱風乾燥
制御動作を示すフローチャートである。 10・・・熱風発生装置、15・・・水分計、16・・
・熱風センサ、20・・・CPU、21・・・ROM、
22・・・RAM0出願人 辰本餡弘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の穀物量に於いて単位時間あたりの水分蒸発
    量が一定になる、穀物の含水率一時間の乾燥曲線をあら
    かじめ求めておき、その穀物の測定含水率が、前記乾燥
    曲線から決まるそのときの含水率に一致するように穀物
    に与える熱風熱量を制御する1、穀物乾燥機に於ける熱
    風制御方法。
JP7197082A 1982-04-27 1982-04-27 穀物乾燥機に於ける熱風制御方法 Granted JPS58187783A (ja)

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JPS618353B2 JPS618353B2 (ja) 1986-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149983A (ja) * 1984-08-17 1986-03-12 金子農機株式会社 穀物乾燥制御方法
JPH0213781A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Yamamoto Mfg Co Ltd 穀物乾燥装置の制御装置

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