JPS58186518A - フライングシヤ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧延材を分断ないしは端切りするためのフラ
イングシャー、特にドラム式シャーでア′）で、それぞ
れ少なくとも１つのシャープレードを備えた回転する２
つのドラムを有していて、該ドラムが、その回転中に両
ドラムの間を走行する圧延材をシャーブレーｒによって
とらえかつ切離すように配置されている形式のものに関
する。

カッタのカッティングエツノが互いにぶつかることを回
避するために、シャーによる切断時にカッタが垂直方向
において互いに上下に位置しているのではな（、互いに
並んで位置するように、両カッティングエツジは遊びを
もって取イτ１けられねばならないので、切断力に対し
て直角に作用する力、いわゆる噛込み力が生じる。

この噛込み力によって特にドラム式シャーの場合その不
都合なカッティングエツジ配置形式に基づいて、両カッ
タレま互いに押し離されて、被切断材が切離されないこ
とがある。

公知のシャーにおけるこのような切断経過の問題性は第
３ａ図〜第３Ｃ図に示されている。

第３ａ図には、矢印の方向に走行する被切断材３の切断
直前におけるカッタ位置が示されて℃・る。この図から
れかるように、シャープレード１．２は初めから必要な
遊びｅを有してし・る。

被切断材３がほぼ半分切断された時点では（第３ｂ図診
ｆｆｆｌ）、シャープレード１，２のカッティングエツ
ジは発生した噛込み力によってさらに互いに押し離され
、この結果遊びｅは増大せしめられている。第３Ｃ図に
示されて℃・る切断終了時におけるカッタ位置では噛込
み力に起因する遊びｅが、両力ツタの間に押込まれた被
切断材部分３′によって残され、これによって、シャー
性能は劣悪になりかつ分断が不良になる。

熱間帯材圧延機用のフライングシャーにおけるこのよう
な欠点を回避するためにｒイツ連邦共和国特許出願公開
第３１　’０４４９６号明細書では、一方のシャープレ
ードの外側カッティングエツジの周速度を第２のシャー
プレードの外側カッティングエツジの周速度よりも大き
くすることが提案されてい′る。このように構成されて
いると、第１のシャープレードのカッティングエツジが
圧延材の走行方向で見て第２のンヤブレードのカッティ
ングエツジを追越スことによりて、元金な分断が保証さ
れる。こ°のことは下側のカッタに対して上側のカッタ
の直径が異なっていることによって達成される。

本発明の課題はと述の課題と等しく、つまり、不良な分
断を回避１−かつ改善されたシャー性能ｋ　Ｉ！＋ｌ：
証するために噛込み力を回避ないしは減少すくニ、こと
である。しかしながらその解決策は公知Ｖ）ものとは異
なっている。

この課題を解決するために本発明の構成では、ｊ−、Ｉ
ｌ＋！！の７ヤーブレードのためのカッタ保持体の回転
中心点が下側の７ヤーブレーＰのためのカッタ保持体の
回転中心点に対してずらされて配置され−（いて、両回
転中心が斜め方向で互いに十トに位置している。このよ
うに構成されていると、上側のカッタが下側のカッタに
対してマイナス方向でのオー・ζ値を有しているカッタ
位置が切断開始の前に得られる。このオー・々値−ｅに
よって両カッティングエツジの間にはもはや遊びは存在
しなくなり、一方のカッタのカッティングエツジは他方
のカッタの面に対向して位置するようになる。切断終了
時における両力ツタの死箇所におい−て必要な遊びを生
ぜしめてカッティングエツジが互いにぶつかることを回
避するために、切断過程中に前記オーバ値は減少して０
に等しくなる。

次に図面につぎ本発明の詳細な説明する。

図示されていないシャースタンＰには、上側及び下側の
シャーブレ＝１１，２のための保持体として各１つの上
側及び下側のドラムが支承されている。上側のシャーブ
レー１１のためのカッタ保持体の回転中心点Ｍ。は第１
図に示されているように下側のシャーブレーＰ２のため
のカッタ保持体の回転中心点Ｍｕに対して距離ａだけず
らされて配置されている。この結果、シャープレード１
のカッティングエツジは切断開始前においてシャープレ
ード２のカッティングエツジに対して符号−ｅで示され
たマイナス方向でのオーツζ値を有している。このオー
ツζ値−ｅは、切断終了に向かって必要な遊びｅに移ヤ
■するために、両カッティングエツジが垂直方向で互い
に上下に位置する０位置まで切断中に減′ンせしめられ
る。

切、断過程は以下の通りである： 第２ａ図には、両カッティングエツジがオー・ζ値−ｅ
を有している切断開始前のシャーブレーｙ位置が示され
ている。すなわち、上側のシャーブレー　ｌ′ｘのカン
ティングエツジは、被切断（第３の走行方向（矢印参照
）で見て下側のシャーブレーＦ２のカッティングエツジ
に対して後ろにずらされて、被切断材３に進入する。被
切断材３がほぼ半分切離された時点におけるオーバ値−
ｅの状態は第２ｂ図に示されており、この場合両ンヤー
ブレード１．２のカッティングエツジは垂直方向で互い
に上下に位置している。切断の次の経過においては第２
ｃ図に示されているように必要な遊びｅが生ぜしめられ
てい不）。この場合上側のシャーブレーｒ１のカッティ
ングエツジは矢印の方向で見ていまや下側のンヤーブレ
ード２のカッティングエツジの前に位置している。これ
によって、特に噛込み力にほとんど影響されないきれい
な切断が可能になる。この切断経過を定置のシャーの斜
め切断と比較するために、第４図には定置のシャーのシ
ャーブレー）′４．ｓが示されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜め方向で互いに上下に位置している回転中心
点を備えたカッタ保持体の、個個の段階における切断過
程を示す図、第２ａ図、第２ｂ図及び第２Ｃ図は本発明
によるフライングシャーの異なった３つの切断過程を示
す図、第３ａ図、第３ｂ図及び第３ｃ図は公知のフライ
ングシャーの、第２ａ図、第２ｂ図及び第２ｃ図にそれ
ぞれ対応する異なった３つの切断過程を示す図、第４図
は定置のシャーの斜め切断の切断経過を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　圧延材を分断ないしは端切りするためのフライング
   シャーであって、それぞれ少な（とも１つのシャープレ
   ードを備えた回転する２つのドラムを有していて、該ド
   ラムが、その回転中に両ドラムの間を走行する圧延材を
   シャーブレーげによってとらえかつ切離すように配置さ
   れている形式のものにおいて、上側のシャープレード（
   １）のためのカッタ保持体の回転中心点（Ｍｏ）が下側
   のシャーブレー）’　（２）のためのカッタ保持体の回
   転中心点（Ｍｕ）に対してずらされて配置されていて、
   両回転中心点（ＭｏｌＭｕ）が斜め方向で互いに上下に
   位置していることを特徴とするフライングシャー。