JPS58184598A - 放射性廃液の固定化方法 - Google Patents
放射性廃液の固定化方法Info
- Publication number
- JPS58184598A JPS58184598A JP6743282A JP6743282A JPS58184598A JP S58184598 A JPS58184598 A JP S58184598A JP 6743282 A JP6743282 A JP 6743282A JP 6743282 A JP6743282 A JP 6743282A JP S58184598 A JPS58184598 A JP S58184598A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste liquid
- radioactive waste
- zeolite
- adsorbent
- cesium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射性廃液のガラス固化方法に係り、時に放射
性廃液中の揮発成分の揮発を防止して固化するのに好適
な放射性廃液の固定化方法に関するものである。
性廃液中の揮発成分の揮発を防止して固化するのに好適
な放射性廃液の固定化方法に関するものである。
従来のガラス固化方法では、廃液成分とガラス原料を高
温で溶融してガラス化してい九ため、セシウム等の揮発
しやすい成分が揮発し、その処理が間噛となるという欠
点があった。
温で溶融してガラス化してい九ため、セシウム等の揮発
しやすい成分が揮発し、その処理が間噛となるという欠
点があった。
また、ゼオライトに廃液成分を吸着させ、これを焼成し
て固定化する方法も2I案されている。
て固定化する方法も2I案されている。
(原子力字会結vo1.18A8 P、 518〜52
3 (1976))L、かじ、この方法では七オライド
に吸着されやすい成分だけしか処理できないので^レベ
ル放射性廃液の固定化法としては不完全である。
3 (1976))L、かじ、この方法では七オライド
に吸着されやすい成分だけしか処理できないので^レベ
ル放射性廃液の固定化法としては不完全である。
不発明の目的は放射性廃液のガラス同化において、特に
セシウム等の揮発成分の揮発を抑制して放射性廃液を安
定にガラス中に固定化する方法を提供することを目的と
する。
セシウム等の揮発成分の揮発を抑制して放射性廃液を安
定にガラス中に固定化する方法を提供することを目的と
する。
核分裂生成1中で蛾も水に溶は出し易く、半減期の長い
元系はセシウムとストロンチウムである。
元系はセシウムとストロンチウムである。
しかも、セシウムは高1での熱処理工程において揮発し
やすい。ゼオライト基の吸着剤がセシウム及びストロン
チウムに対して選択的なイオン交換時性を持つことが知
られておシ、放射性廃液中からこれらの危険核種を選択
的に吸着除去できる。
やすい。ゼオライト基の吸着剤がセシウム及びストロン
チウムに対して選択的なイオン交換時性を持つことが知
られておシ、放射性廃液中からこれらの危険核種を選択
的に吸着除去できる。
しかも、%願昭55−13646に示すようにフェロシ
アン化金属をゼオライトに添着するとセシウムに対する
選択性は飛曙的に向上する。しかし、吸着しただけでは
安定に固定化することはできない、しη・シ、本発明者
らの実験の結果、放射性廃液にゼオライト系吸着剤を加
えて、セシウム等を吸着させ死後、これにケイ酸ソーダ
溶液及び添加剤を肌えてゲル化すると、ゼオライト系吸
着剤はゲル中に分散し、これt−加熱処理してガラス固
化体とすると、ゼオライトは分散状態のままガラス中に
取り込まれ、同時に吸着成分とゼオライトまたはガラス
成分との反−が起って安定な化合物となり、はとんど揮
発が生じないことがわかつ九。
アン化金属をゼオライトに添着するとセシウムに対する
選択性は飛曙的に向上する。しかし、吸着しただけでは
安定に固定化することはできない、しη・シ、本発明者
らの実験の結果、放射性廃液にゼオライト系吸着剤を加
えて、セシウム等を吸着させ死後、これにケイ酸ソーダ
溶液及び添加剤を肌えてゲル化すると、ゼオライト系吸
着剤はゲル中に分散し、これt−加熱処理してガラス固
化体とすると、ゼオライトは分散状態のままガラス中に
取り込まれ、同時に吸着成分とゼオライトまたはガラス
成分との反−が起って安定な化合物となり、はとんど揮
発が生じないことがわかつ九。
特に添加剤としてホウ素化合物を加えた場合、ガラスは
ホウケイ鐵ガラスとなシ、ガラス自体の化学的耐久性も
艮くなるうえに、水に溶解し易いセシウム等が安定な化
合物となっているので廃液成分の水中への浸出は非常に
低くなる。
ホウケイ鐵ガラスとなシ、ガラス自体の化学的耐久性も
艮くなるうえに、水に溶解し易いセシウム等が安定な化
合物となっているので廃液成分の水中への浸出は非常に
低くなる。
第1図に加熱処理温度とセシウムの浸出率の関係を第2
図に加熱処MIL温度とセシウムの揮発率との関係を示
すが、揮発を抑制しながらセシウム浸出率の低い固化体
を形成するためにa1000c〜1100Cで加熱処理
するのが適切であると考えられる。これは、ホウケイ敏
ガラスの溶融に適した温度である。ゆえに、1000t
:’〜1100t:’で9口熱処理すれはC@の揮発を
抑制しながら化学的にに定なガラス固化体をつくること
ができる。
図に加熱処MIL温度とセシウムの揮発率との関係を示
すが、揮発を抑制しながらセシウム浸出率の低い固化体
を形成するためにa1000c〜1100Cで加熱処理
するのが適切であると考えられる。これは、ホウケイ敏
ガラスの溶融に適した温度である。ゆえに、1000t
:’〜1100t:’で9口熱処理すれはC@の揮発を
抑制しながら化学的にに定なガラス固化体をつくること
ができる。
以F1本発明の一実施例を第3図によ抄睨明する0本実
施儒紘核燃料再処理工場の高レベル放射性腸液固化装置
に適用したもので、貯蔵容器内でガラス固化のための加
熱処理を行うことを目的と□、、。
施儒紘核燃料再処理工場の高レベル放射性腸液固化装置
に適用したもので、貯蔵容器内でガラス固化のための加
熱処理を行うことを目的と□、、。
している。
フェロシアン化銅添着ゼオライトが吸着剤貯蔵容器1に
貯蔵ちれている。廃液タンク2中の高レベル放射性廃液
に吸着剤貯蔵容器lから廃液中セシウム量に応じたフェ
ロシアン化銅添着ゼ第2イトが供給もn1攪拌器7で攪
拌される。フェロシアン化銅添着ゼオライトを含む高レ
ベル放射性廃液は貯蔵容器5に供給される。ケイ酸ソー
ダ溶液タンク3中のケイ酸ソーダ溶液及び添加剤タンク
4中のホウ酸が貯蔵容器5に供給され、攪拌器8で廃液
と混合される。ゲル化が完了したら攪拌をやめ、貯蔵容
器5′は加熱炉6で200Cで乾燥される。乾燥終了後
、今度は1100Cまで温度を上はガラス同化体を形成
し死後、5“のように止痛を浴艦して貯賦逼れる。
貯蔵ちれている。廃液タンク2中の高レベル放射性廃液
に吸着剤貯蔵容器lから廃液中セシウム量に応じたフェ
ロシアン化銅添着ゼ第2イトが供給もn1攪拌器7で攪
拌される。フェロシアン化銅添着ゼオライトを含む高レ
ベル放射性廃液は貯蔵容器5に供給される。ケイ酸ソー
ダ溶液タンク3中のケイ酸ソーダ溶液及び添加剤タンク
4中のホウ酸が貯蔵容器5に供給され、攪拌器8で廃液
と混合される。ゲル化が完了したら攪拌をやめ、貯蔵容
器5′は加熱炉6で200Cで乾燥される。乾燥終了後
、今度は1100Cまで温度を上はガラス同化体を形成
し死後、5“のように止痛を浴艦して貯賦逼れる。
本爽施?llv′cよれば、同一容器内でガラス固化処
理工程が竹なえ、しかも揮発性のあるセシウムを吸着剤
で保持しているため、ガラス固化処理時に外界に放射能
かもnる可能性が少ない。
理工程が竹なえ、しかも揮発性のあるセシウムを吸着剤
で保持しているため、ガラス固化処理時に外界に放射能
かもnる可能性が少ない。
本発明によれば、放射性廃液中の揮発成分の憚祐を抑制
しながら、放射性廃液をガラス中に安定に固定化するこ
とができる。
しながら、放射性廃液をガラス中に安定に固定化するこ
とができる。
′t411il!!3は、ゼオライトで放射性廃液を石
塊してガラス固化体を形成し九場合の加熱処理温度とセ
シウムの浸出率との関係図、第2図は、ゼオライトで放
射性廃液を処理してガラス固化体を形成した4h台の加
熱も理a度とセシウム揮発率(セシウムの揮発量/全セ
シウム賃)の関係図、第3図は、本発明の一実施真のフ
ローシートである。
塊してガラス固化体を形成し九場合の加熱処理温度とセ
シウムの浸出率との関係図、第2図は、ゼオライトで放
射性廃液を処理してガラス固化体を形成した4h台の加
熱も理a度とセシウム揮発率(セシウムの揮発量/全セ
シウム賃)の関係図、第3図は、本発明の一実施真のフ
ローシートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、放射性廃液の固定化方法において、放射性廃液中に
粒状のゼオライト系吸着剤を混合して、廃液中の揮発成
分を吸着させた後、ケイ酸ソーダ溶液、硬化剤及びガラ
ス添加剤を加えてケル化させた後、これを熱処理してガ
ラス固化することを特徴とする放射性廃液の固定化方法
。 2、%rap求の範囲t41項において、ゼオライト系
吸着剤としてフェロシアン化金属を添着したゼオライト
を用いることを特徴とする放射性廃液の固定化方法。 3、%許−求の範囲第1項において、廃液成分をゼオラ
イト系吸着剤に吸着させた後、吸着剤だけを取9出して
、これにケイ酸ソーダ溶液、硬化剤及びガラス添711
1剤を加えてゲル化させた後、これを熱処理してガラス
固化することを待機とする放射性廃液の固定化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6743282A JPS58184598A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 放射性廃液の固定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6743282A JPS58184598A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 放射性廃液の固定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58184598A true JPS58184598A (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=13344741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6743282A Pending JPS58184598A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 放射性廃液の固定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58184598A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1984004624A1 (en) * | 1983-05-18 | 1984-11-22 | Hitachi Ltd | Process for solidifying radioactive wastes |
JPS61195400A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | 東京電力株式会社 | 放射性核種を含有する廃液の処理方法 |
WO2013157585A1 (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | ユニオン昭和株式会社 | セシウムの安定固定化方法 |
WO2014010638A1 (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | ユニオン昭和株式会社 | セシウム及びストロンチウムを含む多核種の元素の分離安定固定化方法 |
JP2014134463A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の固化処理方法およびその固化処理装置 |
WO2017222000A1 (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 日本化学工業株式会社 | 放射性廃棄物固化体の製造方法 |
JP2020506378A (ja) * | 2017-01-06 | 2020-02-27 | ジオロック インターナショナル, インコーポレイテッド | 流体廃棄物を処理するためのプロセス |
-
1982
- 1982-04-23 JP JP6743282A patent/JPS58184598A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1984004624A1 (en) * | 1983-05-18 | 1984-11-22 | Hitachi Ltd | Process for solidifying radioactive wastes |
JPS61195400A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | 東京電力株式会社 | 放射性核種を含有する廃液の処理方法 |
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JP2014016311A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Union Showa Kk | セシウム及びストロンチウムを含む多核種の元素の分離安定固定化方法 |
JP2014134463A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Toshiba Corp | 放射性廃棄物の固化処理方法およびその固化処理装置 |
WO2017222000A1 (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 日本化学工業株式会社 | 放射性廃棄物固化体の製造方法 |
JPWO2017222000A1 (ja) * | 2016-06-23 | 2019-01-17 | 日本化学工業株式会社 | 放射性廃棄物固化体の製造方法 |
GB2570971A (en) * | 2016-06-23 | 2019-08-14 | Nippon Chemical Ind | Method for manufacturing solidified body of radioactive waste |
US11120922B2 (en) | 2016-06-23 | 2021-09-14 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | Method for producing solidified radioactive waste |
JP2020506378A (ja) * | 2017-01-06 | 2020-02-27 | ジオロック インターナショナル, インコーポレイテッド | 流体廃棄物を処理するためのプロセス |
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