JPS5818440Y2 - サイリスタ回路 - Google Patents

サイリスタ回路

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JPS5818440Y2
JPS5818440Y2 JP2176477U JP2176477U JPS5818440Y2 JP S5818440 Y2 JPS5818440 Y2 JP S5818440Y2 JP 2176477 U JP2176477 U JP 2176477U JP 2176477 U JP2176477 U JP 2176477U JP S5818440 Y2 JPS5818440 Y2 JP S5818440Y2
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JP
Japan
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thyristor
resistor
voltage
light emitting
power supply
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Application number
JP2176477U
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JPS53115942U (ja
Inventor
登 香川
健二 大谷
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイリスタ回路に関し、その目的とするところ
は1個のサイリスタに電圧判定回路と発振回路の2回路
機能を持たせることにより上記2回路の構成を簡略化し
、また上記サイリスタと発光素子とを併用することによ
りたとえばテープレコーダのバッテリーチェック機能と
テープの走行、停止の如き2つの動作状態の判別表示機
能の両機能を簡単にして得ようとすることにある。
一般に電池を電源として使用できるように構成された電
気機器、たとえばポータプル型のテープレコーダやラジ
オ受信機あるいはトランシーバ等では使用に伴い、もし
くは使用しなくても時間の経過に伴って電池が劣化して
その電圧が低下し電気機器を満足に動作させ得なくなる
ので、電池の電圧が機器の動作に必要な規定値以下にな
ったかどうかを判定する電圧判定回路、いわゆるバッテ
リーチェック回路を設けておく必要がある。
この種の回路としてはPゲート型サイリスタを用いたも
の、シュミット回路を用いたもの、トランジスタをスイ
ッチング動作させて行なうもの等各種あるが、Pゲート
型サイリスタを用いた回路を例に採り、第2図を用いて
説明すると、次の如き構成となっている。
すなわち電源1の正極側はスイッチ2が接続され、この
スイッチ2の固定接点と上記電源1の負極側との間には
抵抗3、発光ダイオード4、Pゲート型サイリスタ5の
直列回路と抵抗6、半固定抵抗7と直列回路とが並列的
に接続されており、上記抵抗6と半固定抵抗7相互の接
続点はPゲート型サイリスタ5のゲートに接続され、上
記半固定抵抗7にはサーミスタ8が並列に接続された構
成であって、スイッチ2を閉成した時、電源1の電圧が
機器を満足に動作させるに必要な規定値以上であればサ
イリスタ5が導通して発光ダイオード4が点灯し、上記
電源1の電圧が規定値以下であれば、サイリスタ5が非
導通のままで発光ダイオード4は点灯せず、上記発光ダ
イオード4の点灯、消灯により電源電圧が充分であるか
否がを判定し表示するものである。
この回路は1個のPゲート型サイリスタ5で電圧判定の
1機能だけを発揮するものである。
一方、一般に複数の動作状態をとり得る電気機器、たと
えばテープレコーダにあってはテープの走行状態と停止
状態、録音状態と再生状態等であり、トランシーバ−に
あっては送信状態と受信状態等であるが、このような動
作状態の違いを使用者にはっきりと知らしめるには発光
素子を点灯又は点滅させ、この点灯5点滅の違いにより
2つの動作状態を判別表示させることが有効である。
そこでこのような動作を行なう回路を作製する場合発光
素子を点灯させる回路としては第2図の回路を用いるこ
とができるが、点滅させる回路はこれとは別個に設けな
ければならず、たとえば第3図に示すような非安定マル
チバイブレークを用いた回路を並設しなければならない
第3図に示す回路は電源1の正極側にスイッチ9を接続
し、このスイッチ9の固定接点と電源1の負極側との間
に非安定マルチバイブレータ10、すなわちトランジス
タ11.12と抵抗13〜16、コンデ゛ンサ17,1
8で構成され発振動作を行なう回路を接続し、この非安
定マルチバイブレータ10を構成する一方のトランジス
タ12のコレクタ側に発光ダイオード19を挿入接続し
たものであって、スイッチ9を閉成すれば非安定マルチ
バイブレータ10が発振動作を行ない、発光ダイオード
19が点滅動作を行なうものである。
そして電気機器を第1の動作状態にするのに関連して第
2図のスイッチ2を閉成し、第2の動作状態にするのに
関連して第3図のスイッチ9を閉成するように構成すれ
ば、所期の目的であるところの発光素子の点灯、点滅に
より2つの動作状態を判別表示する機能を達成できると
共に第2図の回路を持つ電圧判定機能も兼備させること
ができる。
しかしながらこのように構成した場合には少なくとも独
立した2つの回路が必要となって部品点数が多くなり組
立が面倒でコスト高になるという欠点が生じてくる。
そこで本考案は上述した電圧判定回路機能と発振回路機
能を1個のサイリスタを用いて実現させたものであり、
以下にその一実施例について第1図を用いて説明する。
第1図において電源20の正極側にはスイッチ21が接
続され、このスイッチ21の固定接点と上記電源20の
負極側との間には抵抗22、発光ダイオード23、叩n
型トランジスタ24の直列回路、半固定抵抗25、サー
ミスタ26、抵抗27の直列回路、ダイオード28、抵
抗29の直列回路、抵抗30、コンデンサ31の直列回
路がそれぞれ互に並列的に接続されている。
上記サーミスタ26と抵抗27相互の接続点はNゲート
型サイリスタ32のゲートに接続されており、このNゲ
ート型サイリスタ32のカソードは抵抗33を介して上
記npn型トランジスタ24のベースに接続されている
上記Nゲート型サイリスタ32のアノードは切換スイッ
チ34の可動接点aに接続され、この切換スイッチ34
の一方の固定接点すは上記ダイオード28のカソードに
接続され、他方の固定接点Cは上記抵抗30とコンデン
サ31相互の接続点に接続されており、さらに上記ダイ
オード28には並列にコンテ゛ンサ35が接続されてい
る。
上記実施例において次にその動作を説明する。
まずスイッチ21が閉成されて回路素子群に電源が供給
されている時、切換スイッチ34を接点す側に切換える
と、Nゲート型サイリスタ32のア7ノード側にはダイ
オード28を介して正の電源線路L1が接続される。
この時、上記電源20の電圧が機器の満足な動作に必要
な規定値以上であるとサイリスタ32のゲートには該サ
イリスタ32を導通させるに必要な電圧が印加されてい
るので、上記サイリスタ32のアノード側に電源電圧が
供給されると同時にサイリスタ32は導通し、これに伴
ってトランジスタ24も導通し発光ダイオード23が点
灯するが、電源20の電圧が規定値以下であるとサイリ
スタ32のゲートには該サイリスタ32を導通させるに
充分な電圧が印加されないので、上記サイリスタ32の
アノード側に電源電圧が供給されてもサイリスタ32は
非導通のままでありよって発光ダイオード23も点灯し
ない。
なおサイリスタ32の導通、非導通の境界となる電圧値
は半固定抵抗25の値を調整することによって行なうこ
とができるものであり、この抵抗25に直列接続された
サーミスタ26は温度補償用のものである。
次に上記切換スイッチ34を接点C側に切換えるとコン
デンサ31の充電電圧がサイリスタ32のアノード側に
印加され、サイリスタ32は導通し発光ダイオード23
は点灯するが、前記サイリスタ32の導通によりコンテ
゛ンサ31の充電電荷がサイリスタ32のアノード、カ
ソード、トランジスタ24のベース、エミッタを介して
負の電源線路L2側に放電しコンデンサ31の両端電圧
は低下し、この値が所定値以下になるとサイリスタ32
は非導通に復帰して、発光ダイオード23は消灯しコン
デンサ31の放電が停止されて該コンデンサ31に抵抗
30を介して再び充電が開始されこの充電に伴いコンデ
ンサ31の両端電圧が再び所定値を越えるとサイリスタ
32は導通されて発光ダイオード23が点灯する。
このようにコンテ゛ンサ31の充放電と関連してサイリ
スタ32が非導通、導通を繰返す発振現象を呈し、これ
に伴って発光ダイオード23が点滅動作を行なう。
したがって切換スイッチ34の切換えをたとえばテープ
レコーダのテープ走行動作と停止動作又は録音動作と再
生動作あるいはトランシーバ−の送信動作と受信動作に
連動させることにより、切換スイッチ34が接点す側に
切換えられた第1の状態では発光ダイオード23が点灯
してその状態を明示すると共にこの場合電源電圧が規定
値以下では点灯せず、もって第1の状態の表示と電圧判
定の機能を発揮し、切換スイッチ34が接点C側に切換
えられた第2の状態では発光ダイオード23が点滅して
第2の状態を明示しもって第2の状態の表示機能を発揮
する。
なお、上記実施例における発光ダイオード23はランプ
、液晶等、他の発光素子に代えても良く、切換スイッチ
34は半導体素子を用いる電子スイッチに代えても良い
またNゲート型サイリスタ32としてはプログラマブル
・ユニジャクジョントランジスタ、通常のユニジャクジ
ョントランジスタ等が含まれる。
以上のように本考案のサイリスタ回路によれば1個のサ
イリスタを用いて該サイリスタに電圧判定と発振との両
機能を兼備さすことができるので、部品点数が少なく組
立が簡単で安価な電圧判定兼発振回路を得ることができ
るものであり、またサイリスタにより発光素子を制御す
ることによって電池を電源として用い得る機器のバッテ
リーチェック機能と2つの動作状態の判別表示機能を簡
単にして実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるサイリスタ回路を示
す回路図、第2図は従来の、サイリスタを用いた電圧判
定回路を示す回路図、第3図は従来の非安定マルチバイ
ブレータを用いた発光素子点滅回路を示す回路図である
。 20・・・・・・電源、Ll・・・・・・正の電源線路
、23・・・・・・発光ダイオード、31・・・・・・
コンテ゛ンサ、32・・・・・・Nゲート型サイリスタ
、34・・・・・・切換スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源の正極と負極間に発光素子とトランジスタのコレク
    タ、エミッタの直列回路、半固定抵抗と第1の抵抗の直
    列回路、第2の抵抗とコンデンサの直列回路をそれぞれ
    接続し、かつ前記電源の正極側をダイオードを介してス
    イッチ手段の第1の固定接点に接続するとともにそのス
    イッチ手段の第2の固定接点を前記第2の抵抗とコンデ
    ンサとの接続部に接続し、前記スイッチ手段の可動接点
    はNゲート型サイリスタのアノードに接続し、前記Nゲ
    ート型サイリスタのカソードを前記トランジスタのベー
    スに接続するとともにゲートを上記半固定抵抗と第1の
    抵抗との接続部に接続し、前記スイッチ手段の可動接点
    が第1の固定接点に接続されている状態で電源電圧が規
    定電圧以上の時は前記Nゲートサイリスタが導通して前
    記トランジスタを導通させ、以って前記発光素子が点灯
    し、電源電圧が規定電圧以下の時は前記発光素子は消灯
    し、一方スイッチ手段の可動接点を第2の固定接点に接
    続した状態で電源電圧の規定電圧以上の時Nゲートサイ
    リスタは前記コンデンサの充放電によって導通、非導通
    を繰返し、発光素子は点滅するように構成してなるサイ
    リスタ回路。
JP2176477U 1977-02-23 1977-02-23 サイリスタ回路 Expired JPS5818440Y2 (ja)

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JPS53115942U JPS53115942U (ja) 1978-09-14
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