JPS58183887A

JPS58183887A - 電動圧縮機

Info

Publication number: JPS58183887A
Application number: JP6639282A
Authority: JP
Inventors: Naoshi Uchikawa; 内川　直志; Akira Murayama; 朗村山; Takahiro Tamura; 田村　貴寛; Takao Mizuno; 隆夫水野
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-04-22
Filing date: 1982-04-22
Publication date: 1983-10-27
Also published as: JPH0253639B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はスクロール圧縮機を有する電動圧縮機に係り、
特に圧ＩＭ磯細軸受部の給油を安定して行なえる機構に
関するものである。

従来のスクロール圧縮機は第１図に示すように構成され
ている。すなわち、旋回スクロール１は鏡板２とラッｆ
３からなり、また、固定スクロール４はラッ７”４ｍを
有して上記ラップ３と噛合わされている。５は旋回軸受
で、主軸受６とによりクランク軸７を支承している。８
は給油穴で、上記クランク軸７に貫通して設けられてい
る。９はフレームで、上記主軸受６を嵌入している。Ｉ
Ｏはモータで、密閉容器１１の下方部に取付は固定され
ており、上記クランク軸７と回転子部を連結している。

１２は油溜部で、密閉容器の底部に形成されており、該
油溜部１２中の油中には上記クランク軸−７の軸端に設
けた給油装置乙の先端部に浸っている。１３は吸入管で
、上記密閉容器１１の壁を貫通して上記旋回スクロール
ｌと固定スクロール４の噛合い吸入室に連通している。

１４は吐出穴で、上記密閉容器ｌｌ内の上部空間２１に
開口している。１５は通路で、上記密閉容器１１内上部
空関２１とフレーム９とモータ１０の間の密閉容器ｌｌ
内空間ｎとを導通させている。１６は自軸防止機構で、
上記旋回スクロール１とフレーム９との間に関連して係
止されている。１７は背圧穴で、旋回スクロールｌの鏡
板２に貫通して設けられており、背圧室１８と中間の圧
縮賞美と導通している。１９は吐出管で、上記空間ｘに
開口している。７１はバランスウェイトでおる。

上記したスクロール圧Ｍ機は上述したように旋回スクロ
ール１の背面に背圧室１８を設け、この圧力を調整する
ため圧縮途中のスクロールの密閉室Ｉと背圧室１８とを
連通ずる背圧穴１７を設け、背圧室１８内の圧力を吸入
圧力と吐出圧力の中間に設定して旋回スクロールｌの離
脱を防止し、かつクランク軸７内の給油穴８を通して油
を旋回軸受５、主軸受６に給油ルでいる。しかし、かか
る構造では例えば起動時のようにサイクル内のバランス
圧力が高いような場合に運転すると背圧室１８と連通ず
る背圧穴１７部の圧ａ室の圧力が吐出圧力よりも高くな
り、したがって背圧室１８内の圧力が吐出圧力よりも高
くなシ、軸受への給油がなくなる欠点を有していた。か
かる状態は例えば暖房運転時の除霜時に四方弁を切換え
逆サイクルにした際も吐出圧力が低下し、吸入圧力が上
昇して背圧室１８内の圧力の方が吐出圧力より高くなり
、上記と同様な現象が起こり実用上問題があった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、背圧室の圧
力が吐出圧力よシも常に必らず少なくなるようにして各
軸受への給油を確実に行なわせるようにすることを目的
とするものである。

本発明は上記の目的を達成するために、背圧室の圧力を
吐出圧力よシも常に低く維持するために、背圧室を吐出
圧力よりも低い圧力源、例えば吸入配管等に連通する径
路を設け、その通路を背圧室の圧力と吐出圧の差圧で開
閉するような調整弁を設けた構成を特徴とするものであ
る。

以下、本発明を第２図カキｓＩ３図に示す一実施例によ
り詳細に説明する〇図において、第１図と同一部分あるいは類似部分は同一
の符号で表わし、その説明を省略しである。為は圧力調
整弁で、フレーム９に設けてあり、該圧力調整弁の片方
の通路δは前記背圧室１８に導通しておシ、他方の通路
には空間ｎに導通している。そして、更に通路ｎは連通
管列によって吸入管１３に接続して開口している。９は
バネで、ピストンＩを押圧するように附勢されており、
ピストンＩの上面はシート面３１に着座している。　　
　　□モータｌＯの回転により旋回スフローＪし１はク
ランク＠７と自転防止機構１６により固定スクロール４
に対して旋回運動を行なう。この結果旋回スクロール４
と固定スクロールｌで形成される空間は中心に移動する
に従ってその容積を減少し、吸入管１３より吸入したガ
スを圧縮し、固定スクロール４の吐出穴１４より吐出す
る。吐出されたガスは通路１５を通って空間ａ内に流入
し、モータ１０を冷却した後、吐出管１９よシ圧縮磯外
部に吐出される。

−万、吐出され九油は重力により油溜１２内に溜まる。

また、背圧室１８はスクロールの圧縮途中の密閉賞美と
背圧穴１７で連通されており、背圧室１８内の圧力は吐
出圧力より低い圧力となっている。該圧力は旋回スクロ
ール１のスラスト力とつυ合せ九圧力である。したがっ
て、油溜部１２内の油は高圧であるから、吐出圧力より
低い中間的圧力との差圧によって旋回軸受５、主軸受６
への給油が行なわれる。給油する油は給油装置乙により
給油穴８を通して行なわれる。背圧室１８に入った油は
背圧穴１７を介して吸入され吐出側に吐出される。背圧
室１８と吸入管１３とは制御弁スを介して連通管公にて
連絡せしめている。なお、この連通管列の接続先はアキ
ュームレータ（図示せず）または気液分離器（図示せず
）等吐出圧力よりも低い圧力源ならどこでもよいことは
奄ちろんである。ｕ４Ｗ弁為はピストンＩ、バネ四より
なりピストン加の両面に各々吐出圧と背圧がかかり通常
はシート３１に着座してし・るが背圧が吐出圧力よりも
高くなった時ピストン（資）はンート３１より離れ、低
圧側連通穴あと背圧室１８がつながシ低圧側へがスが流
れ、背圧室１８の圧力を低下させ軸受への給油を安定し
て行なわせる。なお、背圧室側連通穴である通路δはで
きれば背圧室１８の最底部が好ましく、かかる構造によ
れば、背圧室１８に油がたまってきた場合油を吸入側に
戻すことによりバランスウェイト７ａによる油の攪拌ロ
スが減少する。

本発明によれば背圧室の圧力を常に吐出圧力以下に保つ
ことができるので、旋回軸受、主軸受へ確実に給油する
ことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスクロール圧縮機の断面図、第２図は本
発明のスクロール圧縮機の断面図、第３図は調整弁の構
造図である。１・・・旋回スクロール、２・・・鐘板、３・・・ラッ
プ、４・・・固定スクロール、５・・・旋回軸受、６・
・・主軸受、７・・・クランク軸、７ｍ・・・バランス
ウェイト、８・・・給油穴、９・・・フレーム、１０・
・・モータ、１１・・・密閉容器、１２・・・油溜、１
３・・・吸入管、１４・・吐出穴、１５・・・通路、１
６・・・自転防止＠＠、１７・・・背圧穴、１８・・・
背圧室、１９・・・吐出管、為・・・圧力調整弁、５・
・・通路、拠・・・通路、ｎ・・・通路、あ・・・連通
管、四・・・バネ、Ｉ・・・ピスト　／　、　　３１　
・・・　シ　−　ト　面　。代理人　弁理士　秋　本　正　実第１図１Ｆ　　２５１

Claims

【特許請求の範囲】１、　鏡板と、この鏡板に直立しているうす巻き状のラ
ッグからなる旋回スクロールおよび固定スクロールを有
し、両スクロールを互にラッグを内側に向けて組み合わ
せ、各々のラッグと優板により形成される空間がスクロ
ールの中心方向に移動するに従って、その容積を減少す
るように両スクロールの相対運動を行なうスクロール圧
＃ｉ磯慣を有し、当該圧縮機構を構成する機器を密閉状
の容器内に納めるとともに密閉容器内を吐出口に連通し
て密閉容器内圧力を吐出圧力に維持する一方、旋回スク
ロールの反ラツプ側の背圧室を密閉容器内と圧力的に遮
断された状態にし、通常運転時は背圧室の圧力を吐出圧
力よりも少なくし、その差圧を利用し、旋回軸受、主軸
受に給油するスクロール圧縮機において、背圧室と吸入
側とを制御弁を介在した経路にて連絡せしめ、当該背圧
室の圧力が吐出圧力よりも高くなった時制御弁を開いて
連通させることを特徴とする電動圧縮機０２、　背圧室
に開口する経路が背圧室の底部に開口してなる特許請求
の範囲第１項記載の電動圧縮機０３、制御弁体がフＶ−ムに形成されている特許請求の範
囲第１項記載の電動圧縮機。４、吸入側に連絡せしめる経路が配管であり、密閉容器
を貫通して一視密閉容器の外に突出させた後、吸入側配
管に接続開口した特許請求の範囲第１項記載の電動圧ａ
ｍ。