JPS58183629A - 非a非b型肝炎関連モノクロナ−ル抗体および診断薬 - Google Patents

非a非b型肝炎関連モノクロナ−ル抗体および診断薬

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JPS58183629A
JPS58183629A JP57065430A JP6543082A JPS58183629A JP S58183629 A JPS58183629 A JP S58183629A JP 57065430 A JP57065430 A JP 57065430A JP 6543082 A JP6543082 A JP 6543082A JP S58183629 A JPS58183629 A JP S58183629A
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JP
Japan
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hepatitis
antibody
diagnostic agent
monoclonal antibody
antigen
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Toshitaka Akatsuka
俊隆 赤塚
Junichi Fujimatsu
藤松 順一
Toshio Shikata
志方 俊夫
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Eisai Co Ltd
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    • A61K39/29Hepatitis virus
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    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/08Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非A非B型肝炎関連モノクロナール抗体、該抗
体を含有する培養組成物および診断薬に関する。
ウィルス肝炎については従来よりA型およびB型の存在
が知られており、すでに関連抗原抗体系も明らかにされ
、これを利用した免疫血清学的な診断が可能となり、さ
らにワクチンの開発、導入にまで至っている。
しかしながら、これに伴って非A非13型肝炎。
すなわち、従来から知られているA型肝炎および13型
肝炎のいずれにも属さないウィルス゛肝パ炎の存在が知
られるようになり、しかもその発生頻度が予想以上に高
いことが明らかとなって来た。例えば、輸面後肝炎の8
0〜9096あるいはさらにこれ以−Lのものが非A非
B型肝炎であり、散発的に発生する急性肝炎についても
約5096は非A非13型肝炎であることが報告される
に至っている。また正常供血者の中にさえ非A非B型肝
炎ウィルスの保有者がかなりの数存在することが明らか
となって来た。以下に記載する文献は非A非13型肝炎
に関する上述の状況を報告するものであり、参考のため
に列挙する。
1 ’) Pr1nce、 A、M、et al、 :
Long−incubationpost−trans
fusion hepatitis withouts
erological evidence of ex
posure t。
hepatitis−B virus、 Lancet
、 II:241−246+1974゜ 2 )Alter、 f(、J、 et al、 :C
11nical and serologicalan
alysis  of  transfusion−a
ssociatedhepatitis、Lancet
、 II : 838−841.1975゜3 ) l
;’einstone、 S、M、 et at、 :
 Transfusion−associatedhe
patitis not due  to viral
  bepatitistype A or 13.N
、h;ngl、J、Med、 292 : 767−7
70.1975゜ 4 )Meyers、 J、 I)、 et al、 
 : Parenterallytransmitte
d  non−A、non−B  hepatitis
Ann、Intern、Med、87 : 57−59
+ 1977゜5 )  Villarejos、 V
、M、 el、al、  : h3vidence f
orviral  bepatitis othen 
than  type A ortype  Hamo
ng  persons  in  Co5ta  R
ica。
Nuうngl、 J、 IIJed、 293 : 1
350 1352.1975−6 )  I)iens
tag、 、T、 L、  et  al、  :  
Etiology  ofsporadic hepa
titis B 5urface antigen−n
egative hepatitis、 Ann、 I
ntern、 Med、 87 :1−6.1977゜ さて、ここで非A非B型肝炎とはA型肝炎ウィルス、B
型肝炎ウィルス、サイトメガロウィルス。
エプスタインバーウィルスなど従来知られたウィルス以
外のウィルスが病原体として関与することにより発生す
ると考えられる肝炎であって、tIA抗体、 H1is
抗体、 [(Bc抗体、 [(13e抗体について有意
の」1昇が認められないものを言う。従って。
非A非B型肝炎患者とは、肝炎ウィルスに起因する肝炎
患者であってA型肝炎診断および1BB型肝炎断におい
て陰性を示し、A型肝炎からもB型肝炎からも除外され
た患者であると定義される。一般に非A非B型肝炎では
、B型肝炎に比較すると輸血から発症までの平均潜伏期
が短く、またGPTの最大値も低いという傾向がある。
しかしその反面、持続性があり9例えばQPT異常は慢
性化してかなりの長期間に及ぶという特徴がある。しか
し、いずれにせよ、非A非B型肝炎は輸血後肝炎の大部
分を占めており、かつ非A−非B型肝炎ウィルスが原因
となる肝疾患は肝硬変、肝癌など広範囲に及んでおり、
適切なる対応策が早急に開発されることが望まれている
のである。
かかる実情にかんがみ2本発明者の一部の者は非A非B
型肝炎について一般的であり、かつ非A非B型肝炎に特
異的である関連抗原を物質として単離することを試み、
その結果、非A非B型肝炎剖検肝からの分離精製により
所期の物質を収得することに成功し、特願昭56−83
736によって特定される特許出願をおこなった。また
さらに引き続き、当該物質を用いて非A非B型肝炎関連
抗体を免疫学的手法により作製することを試み。
これに成功し、特願昭56−97425によって特定さ
れる特許出願をおこなった。
これら特許出願された発明は非A非B型肝炎の直接的な
診断を初めて可能にした点においてきわめて有意義なも
のであったと言うことができる。
しかしながら、当該発明に係る生産方法を実施した場合
において、それによって収得される当該発明物質の量は
すこぶる僅微であり、従って、実用化については未だ困
難な問題が残されていた。特に非A非B型肝炎関連抗体
は診断ばかりでなく。
非A非B型肝炎の治療の目的においても多量に使用され
ることが予想されるものであるから、これを実用的規模
において1例えば培養によって多量に収得することが求
められるのである。また前記発明の非A非B型肝炎関連
抗体は複数の抗原決定基をもつ抗原分子を使用してこれ
から免疫学的に作製したものであるから、これら抗原決
定基に対応する抗体の混合物として与えられている。従
って該混合物は非A非B型肝炎関連の抗原決定基のみな
らず、他の抗原決定基とも反応する可能性があるのであ
る。それゆえ2診断薬としての有用性をさらに向−ヒさ
せるためには、抗体が非A非B型肝炎関連抗原分子の−
Lの一つの抗原決定基と特異的に結合する抗体として作
製されることが要求されるのである。
かかる実情にかんがみ2本発明者はに:hlerおよび
MilsteinがNature 256495〜49
7(1975)において開示した細胞融合技術を応用し
て非A非13型肝炎関連モノクロナール抗体を収得する
ことを検討した。その結果、新規なハイブリドーマなら
びにそれの培養組成物の収得およびモノクロナール抗体
の継続的な収得に成功し1本発明を完成するに至った。
細胞融合技術は融合細胞の培養により均質な、いわゆる
モノクロナールな抗体を連続的に生産せしめることを可
能にする技術であり。
その生産方法の一般的な概要自体はすでに公知である。
しかし得られる本発明モノクロナール抗体は新規物質で
あり、非A非B型肝炎関連抗原に対して特異的な抗原抗
体反応を呈する。従って2本発明抗体は抗体サンドイツ
チ法を利用することによって非A非B型肝炎関連抗原を
特異的に検出かつ定量することを可能にし、また抗原イ
ンヒビッション法を利用することによって非A非B型肝
炎関連抗体をも特異的に検出かつ定量することを可能に
する。すなわち本発明抗体によって感度の高い診断薬の
提供が可能になるのである。また本発明抗体は量産可能
であり、かつ高力価である。すなわち1本発明抗体を産
生ずるハイブリドーマを生体内培養、とりわけ腹腔内培
養することによって、腹水中にこれを多量に生産せしめ
ることができ、かつ、高力価なものとして収得すること
ができるのである。
以」ユのごとく2本発明モノクロナール抗体は新規物質
であるばかりでなく、非A非B型肝炎関連抗原に対して
免疫学的に特異的であり、従って、非A非13型肝炎関
連抗原および非A非B型肝炎関連抗体を高感度に測定す
ることのできる診断薬の提供を可能にする点、さらに量
産可能であり、高力価である点において進歩性がある。
次に本発明の構成について説明する。
本発明に係る非A非B型肝炎関連抗原は前記特願昭56
−83736の明細書に詳記されるごとく非A非B型肝
炎患者剖検肝を出発物質として通常のタンパク公開精製
法1例えば密度勾配遠心分離法、塩析法、電気泳動法、
ゲル濾過法、アフィニティークロマトグラフィー法9等
電点分劃法。
限外濾過法、コーンの分割法を適宜組合わせて収得する
ことができる。好ましい実施例の概要をもって説明すれ
ば、まず剖検肝ホモジネート上清について例えばセファ
クリルS−200を用いてカラムクロマトグラフィー公
開を行い、得られた抗原陽性フラクションを限外濾過し
て加圧濃縮し。
最後に超遠心分離と透析を繰返す。ここで超遠心分離に
は蔗糖濃度勾配遠心および塩化セシウム密度勾配遠心を
組合わせて一回ないし数回行うのが好ましい。得られた
精製物は寒天ゲル内反応により非A非B型肝炎回復期血
清との間に明瞭な一本の沈降線を示し、精製前の剖検肝
ホモジネート上清における沈降線と完全に融合すること
が確認される。
当該抗原の理化学的性状は以下のごとくである。
分子量はゲル濾過法により求めると150万以上である
。沈降定数(10)はBeckmann Model 
Eで測定すると51.58を示す。塩化セシウムまたは
臭化カリウム溶液中の浮上密度(9/cJ)はアツベの
屈折計によって求めると1.15〜1.25である。粒
子直径(nm )  は電子顕微鏡観察によると26〜
37(平均31.5)である。電気的移動度は免疫電気
泳動法により求めるとα2−α1グロブリンの領域であ
る。
また免疫学的性状は以下のごとくである。
非A非B型肝炎回復期患者血清および頻回輸血歴のある
患者の血清との間に寒天ゲル内の沈降反応を示す。また
当該抗原を感作した羊赤血球は非A非B型肝炎患者の回
復期血清との間に特異的にしかも高感度で受身赤血球凝
集反応を示す。その反面、[(A抗体、 [(Bs抗体
、HBe抗体、H1de抗体、δ抗体、HC抗体、El
l抗体、 Arai抗体。
F抗体、正常ヒト肝上清抗体、および各種の正常ヒト血
漿抗体のいずれとも反応を示さない。従って、当該抗原
は非A非B型肝炎について一般的であり、かつ非A非B
型肝炎に特異的な関連抗原であることが判明する。
当該抗原は適当なアジュバント、例えばフロイント完全
アジュバントと共に動物に頻回投与することによって当
該抗原に対する免疫抗体を産生せしめることができる。
従って1例えば免疫動物としてBALB/Cマウスを使
用し、当該抗原を1〜加μg/動物の量の皮下性によっ
て第一回目の投与をおこない、90〜120日経過後に
再び当該抗原をアジュバント抜きで前記動物に1〜20
μダ/動物の量の静脈内注射によって第2回目の投与を
おこなえば目的が達成される。後記実施例においては当
該抗原をphosphate buffered 5a
line(PBS)に溶解して85μf/、lとし、こ
の02−にフロイント完全アジュバントの2mlを加え
BALB/Cマウスに第1回目の皮下投与をおこない、
100日経過後第2回目の同量の抗原液の静脈内投与を
おこなった。
次に免疫動物から抗体産生細胞を取得するのであるが2
通常は牌細胞を利用するのが便利であり。
例えば前記BALB/Cマウスの牌臓を抗原第2回目投
与から3日経過後に摘出し、 RP M l−1640
培地中で細片番ご砕き、得られる懸濁液を1(、)’M
l−1640中で遠心分離とデカントにより3回洗い。
細胞ペレットをlj P M l−1640中に再懸濁
して調整すればよい。
細胞融合用に使用する骨髄腫細胞系P3−N S I 
/ l −AJ 4−1は2例えばKohler 等に
よってEur、 J、 Irrrnunol、 Vol
 6 (1976) 292−295に記載されている
ようにt3ALB/CマウスMOPC21から誘導され
た。これを以後ミエローマ細胞N5−1と呼ぶ。この種
の細胞は8−アザグアニンに対し耐性であり、酵素ヒボ
キサンチン・グアニンホスホリボシルトランスフェラー
ゼを欠(ためにピポキサンチン−アミノプテリン−チミ
ジンを含有する培地(ElA T培地)中で死滅する。
なお、継代は8−アザグアニン20μ9/ml。
10%v / v胎児修生血清を補充した11.PMI
−1640培地でおこない、培地の交換は4日以内にお
こなうようにした。融合後のHAT培地による選択、ク
ローニングは15%v/v  胎児修生血清を補充した
RPMi−1640培地でおこなった。
細胞融合に使用する融合剤は一般に平均分子量が約10
00〜6000であるポリエチレングリコールが従来か
ら使用されており、特にポリエチレングリコール150
0は最も効率がよいといわれている。またその最適濃度
はポリエチレングリコールの分子量に応じて40〜50
%w/vが望ましく。
例えばポリエチレングリコール1500を使用する場合
には、ポリエチレングリコールにその1y当り胎児仔牛
血清不含のINPMI−1640を1ml加え溶解し、
用時37°Cに加温して使用すればよい。
細胞融合は以下のごとくおこなう。
まず抗体産生細胞2例えば前記牌細胞およびミエローマ
細胞N5−1  を胎児仔牛血清不含のIt P M 
I −1,640培地で洗い1次に細胞数において前者
と後者とを4:1〜10:1の比率で混合し。
800gで5分間遠心してペレットに形成せしめデカン
トで完全に培地を除(。これに37℃に加温した前者融
合剤を細胞数約1〜2×1伊個当り1□)の割合で撹拌
しなから滴々加え、さらに撹拌を続けながら血清不含の
培地10−を例えば5〜10分間かけて徐々に加え、最
後に400yで5分間遠心分離してポリエチレングリコ
ールを除き、1596v/v胎児仔牛血清含有のR,P
MI−1640培地加〜200rrLlに再懸濁し、融
合を完了する。
次に親細胞からの分離は例えば以下のととくHA T培
地中での培養によっておこなうことができる( I(A
 Tセレクション)。まず、96穴の組織培養用平板の
各穴に前記懸濁液0.21nl(細胞数10s〜106
個)を入れる。次に2〜4日おきに培地の半分をl(A
’I’培地で置換する。14日目以降には培地の置換を
HT培地で少なくとも2回以上おこない、その後にRP
 M I培地に変換する。
この1(ATセレクションにおいて親細胞は死滅し、融
合細胞のみが残存する。次に当該残存融合細胞の中から
目的の非A非B型肝炎関連抗体を産生ずる細胞のみを適
当な方法1例えば受身赤血球凝集反応法(PI(A法)
を用いて目的の抗体を産生じているか否かをチェックし
なからスクリーニングする。後記実施例においてはスク
リーニングをPHA法で測定した場合、凝集価が4倍以
」二となったときに抗体産生が陽性であると判定してお
こなった。
次に抗体陽性融合細胞を適当な方法で分別・培養し、単
一細胞から由来する単一クローン細胞株を作成する。こ
の操作をクローニングと呼び、その方法としては下記の
ごときリミティングダイリューション(限界希釈)法が
好ましい。
例えば胎児修生血清を補充し、かつBALB/Cマウス
の胸腺細胞をフィーダーとして補充したRPMI−16
40培地で細胞懸濁液を細胞数15個/dに希釈し、9
6穴の組織培養平板に02−(細胞数3個/穴)ずつ入
れ培養し、細胞増殖の認められた穴の培養上清をスクリ
ーニングと同じ方法で抗体産生の有無をチェックする。
このリミティングダイリューション(限界希釈)による
クローニング操作を2回目以降においてはl穴当り1個
の細胞を入れる割合で計3回繰り返えす。
後記実施例に記載のごとく融合後クローニング終了に至
るまでの操作によって得られた結果は次のどと(であっ
た。すなわち、融合後最初に96穴組織培養用平板の3
15穴に培養したもののうち。
HA T培地およびHT’培地中で生存を示したのは1
50穴であり、その中で抗体を産生ずる能力のある細胞
を含んでいたものは16穴であった。ここから」1記ク
ローニング操作により最終的に14クローンの単一クロ
ーン細胞株が得られた。これらにおけルハイブ+) M
−マヲAT−F’−1乃至A、i’ −t゛−14の識
別表示をもってそれぞれ命名し、工業技術院微生物工業
技術研究所に寄託申請した。またこの細胞株を生体外培
養することによって得られた培養」−清中のモノクロー
ナル抗体を硫安法で沈澱し、13138で透析し、免疫
グロブリンの存在についてマイクロオフタロ二−法f’
MO法)によって分析したところIQGIまたは■9・
M・の存在が確認された。
次にクローニングによってモノクローナル化した陽性ハ
イブリドーマは以下に示すようにこれを生体外培養、ま
たは生体内培養によって増殖せしめることができる。
生体外培養は他の免疫グロブリンを含まない純粋なモノ
クローナル抗体を得ることのできる方法であり9本発明
に係る陽性/1イブリドーマを適当な栄養培地1例えば
胎児修生血清を補充したRPMI−1640培地中で適
当時間培養すればよい。
生体内培養はわずかに他の免疫グロブリンを夾雑する結
果となるものの、非常に多量のモノクローナル抗体を産
生ずることのできる方法であり。
例えばあらかじめBALB/Cマウスにプリスタン(2
,6,10,14−テレラメチルペンタデカン)を腹腔
内投与して2日以上経過後1本発明に係る陽性ハイブリ
ドーマを腹腔内投与し、2〜3週を要して腹水腫瘍とし
てマウスの体内に増殖・定着せしめればよい。当該培養
後腹水およびまたは血清を採取し、塩析、クロマトグラ
フィー等の分離精製操作をおこなえば1本発明モノクロ
ナール抗体を得ることができる。例えば後記実施例に示
されるごと< BALB/Cマウスにプリスタン0.5
 r、4を腹腔内投与し、2〜30日後、陽性/%イブ
リドーマ2〜4X10’個を腹腔内投与し、2〜3週後
に腹水をとり2本発明に係る非A非B型肝炎関連抗原に
対する特異的な抗体活性をP HA法およびMO法によ
って確認し、  5ephacryl S−200を用
いるクロマトグラフィーによって免疫グロブリンの分画
をおこない、PHA法によって陽性フラクションを確認
し、プールすればよい。
本発明モノクロナール抗体は後記実験例によって示され
るごとく本発明に係る非A非13型肝炎関連抗原との間
において特異的な抗原抗体反応を呈する。これは本発明
抗体を特定する性状であり。
この性状を利用して、同じく後記実験例によって示され
るごとく、非常に高感度に非A非13型肝炎関連抗原お
よび非A非B型肝炎関連抗原を検出かつ定量することの
できる診断薬が提供される。ここに得られる診断薬は本
発明モノクロナール抗体を主要な構成成分として含有す
る診断薬であって当該抗体の特定の性質を専ら利用する
物の発明であるから、特定発明に対し一定の関係をもっ
て成立する別の発明である。
次に本発明診断薬は本発明抗体を使用していづれの免疫
学的試験方法を利用するものであってもよく免疫学的試
験方法に応じて適宜に調製することができる。例えば試
験方法としてマイクロオフタロニー法(MO)、免疫電
気泳動法(IES。
IEP)、補体結合反応法(CF)、免疫粘着血球凝集
反応法(IAHA)、−元平板免疫拡散法(SJ、jI
D)を利用する場合には本発明抗体をそのまま使用して
適当な形態に調製すればよい。−例として一元平板免疫
拡散法を利用する場合を示せば、支持体として寒天、ア
ガロース、デンプン。
ポリアクリルアミドゲル等の中から適当なものをはプラ
スチック容器内に流し冷却固化し、固化したゲル平板に
被検血清注入用の孔をあければよい。
また、試験方法として逆受身赤血球凝集反応法(it 
−1) t(A) 、放射性免疫測定法(RIA、)。
酵素抗体法(JUiA)等を利用する場合には本発明抗
体を適当なる結合体として使用すればよい。
すなわち、逆受身赤血球凝集反応法(l(−PHA)を
利用する場合には本発明抗体を微小粒子に結合させる。
微小粒子としては哺乳類および鳥類の赤血球が好ましい
が、その他、ポリスチレンラテックス、ポリエステルラ
テックス、塩化ビニル、ベントナイト、ガラスピーズ等
も使用することができる。本発明抗体と微小粒子を結合
させるには。
例えばゲルタールアルデヒド、ホルムアルデヒド。
タンニン酸、ビスジアゾダイズベンチジン、塩化クロム
、カルボジイミドなどを使用すればよい。
放射性免疫測定法(l(、IA)を利用する場合には本
発明抗体をアイソトープでラベル化する。アイソトープ
としては+25 (、+31 (を使用することができ
、クロラミンT法により結合させればよい。
酵素抗体法(’ELISA)を利用する場合には。
本発明抗体を酵素と結合させる。酵素としては。
例えばグルコースオキシダーゼ、アルカリホスファター
ゼ、ペルオキシダーゼ、ベーターガラクトシダーゼ等を
使用することができる。結合剤としてはゲルタールアル
デヒドを使用すればよい。
本発明診断薬は非A非B型肝炎の診断のために使用され
るが、そのほかに非A非B型肝炎関連抗原および非A非
B型肝炎関連抗体の試験的な検出用試薬あるいは定量用
試薬として使用することができることはもちろんである
。従って本発明診断薬はその用語を狭義に解釈したもの
に限定されてはならず、試薬をも包含する意味に解しな
ければならない。
本発明モノクロナール抗体および診断薬の有用性を以下
に記載する実験例をもって説明する。
実験例1 試料 a 非A非B型肝炎剖検肝からの分離精製によって得ら
れ、下記の理化学的性状を有する非A非B型肝炎関連抗
原(以下A、N−6520と略記する) 分子量       150万以上(ゲル濾過法)沈降
定数(1,0)51.58   (超遠心分析法)浮上
密度(g/cd)    1.15〜1.25(塩化セ
シウム中および臭化カリウム中) 粒子直径(nm)    26−37 電気的移動度     α、−唱グログロブリン領域ガ
ロースゲル中) b 非A′−JPB型肝炎患者血清(A N −652
0に対する抗体陽性) C後記実施例1の(1)精製抗体の調製の項に記載の家
兎免疫血清からの精製抗体。AN−6520抗体と略記
する。
d 後記実施例2において得られた腹水であって。
後記実施例1において得られたハイブリドーマA、 ’
II” −II” −1より産生されたもの。
e 後記実施例2において得られた腹水であって。
後記実施例1において得られたハイブリドーマAT−F
−3より産生されたもの。
方法 yカo−スA −45(平井化学)0.896(W/V
)。
gl)TA−3Na O,002M、  塩化ナトリウ
ム01M 、 Na Ns 0.196をトリス塩酸緩
衝液(’0.OIM。
pH7,5)に溶解し、厚さ1.5 mmの寒天ゲル平
板を作製し、試料についてマイクロオフタロニー法によ
る検出テストをおこなった。
結果 結果を図1に示す。図1は寒天ゲル内反応によって生ず
る沈降線の生成状況を示す模式図であり1図中、a〜e
の文字をもって示した九枠は対応する試料をスポットし
た配置エリアを表わす。図1より、腹水中の本発明モノ
クロナール抗体はいづれもAN−6520との間におい
て明瞭な沈降線を生成し、さらに、いづれの沈降線もA
N−6520と非A非B型肝炎患者血清および家兎免疫
血清からのAN−6520抗体との間において生成する
沈降線と相互に融合することが観察される。従って1本
発明モノクロナール抗体は非A非13型肝炎関連抗原と
の間において特異的な抗原抗体反応を呈するものであり
、当該特異性は他の非A非B型肝炎関連抗体に個有であ
って、それらに共通する免疫学的性状と同一であること
が判明する。
実験例2 後記実施例4記載のごとくに調製して本発明モノクロナ
ール抗体で感作した粗面ガラスピーズ(直径5.0±0
.2 mm )を試験管にとり、各種濃度のA N −
6520溶液100 u、zを加え40℃で2時間放置
し、抗原を十分に結合させた後未結合蛋白をTween
 20のQ、1%PL−38溶液で3回洗った。あらか
じめ後記実施例5記載のごとくに調製して125[で標
識した本発明モノクロナール抗体を1 %B S A 
(0,196NaN3含有)で希釈し、1x10 ’ 
c pmに調整したものを用意し、この100μeを前
記ガラスピーズに加え、40℃で1時間放置し、再びT
ween 20の1%P 1−J S溶液で3回洗い。
各試料についてカウントした。
結果 結果を図2に示す。A N −6520の濃度がOnN
/rnlである場合(対照試料)のカウント数は平均2
00 cpmであった。一般にS/N比(Sは各試料に
ついて、またNは対照試料についてのそれぞれcpm値
を表わす)が21以上である場合に抗原陽性の可能性が
あると認められるから、上記測定法におけるA N −
6520の測定感度は0.75r+y/mlであること
が判明する。つまり1本発明モノクロナール抗体は0.
75nf/m/という高感度の測定法を可能にするもの
である。
実験例3 − 試料 二人の非A非B型肝炎患者から採取した血清AおよびB
を図3の横軸に記載の各希釈倍数をもって希釈し、検体
試料とした。対照試料としてあらかじめP [−1A法
によって測定した場合に抗体陰性であった血清N(試料
数4)および32倍以上の高い抗体価を示した血清P(
試料数4)を用意した。
方法 試料to ueにRIA緩衝液(PBsに88Aを1%
、NaN3を0,1%溶解した溶液)40μlを加えて
血清希釈液を用意した。別にAN−6520を1tiA
緩衝液に溶解して200ny/mlとし抗原液とした。
試験管に血清希釈液50μlおよび抗原液50μlをと
り、37℃で60分間および4℃で一夜放置し、後記実
施例4で調製されたガラスピーズをけるごと<lXl0
″’cpmに調整した。jtM l標識抗体液100μ
lを加え40℃で1時間放置し。
’rween 20の1%P k3 S溶液で3回洗い
、各試料をカウントした。次に各検体試料につき次式に
従って抗原抑制率を算出した。
式中+ Scpmは検体試料についてのカウント数。
NcpmおよびPcpmは血清Nについてのカウント数
の平均値および血清Pについてのカウント数の平均値を
表わす。
別に血清AおよびBの抗体価をPl(A法によって測定
した。
結果 結果を図3に示す。図3は検体血清の希釈倍数と抗原抑
制率との関係を表わし、○印線は血清Aについて、また
・印線は血清Bについてのものを示す。なお、P)iA
法で測定した場合における血清Aの抗体価は16倍、血
清Bの抗体価は8倍であった。
一般に抗原抑制率が5096以上である場合に抗体陽性
と認められるから、上記測定方法によって測定したとき
血清Aについては160倍希釈まで、また血清Bについ
ては間借希釈まで抗体陽性であると示される。他方PI
(A法によって測定したときには血清Aについては16
倍、血清Bについては8倍が限界であるから上記測定方
法では感度が約10倍に上昇する。すなわち本発明モノ
クロナール抗体を主要な構成成分として含有する診断薬
であって、ILIA法を利用する上記測定方法のものけ
診新薬として優れた有用性を持つことが判明する。
実験例4 各種肝疾患患者血清について実験例3方法の項に記載の
方法によって抗原抑制率を求め、抗原抑制率が70%以
上を示したときに抗体陽性であると判定した。得られた
成績を病原ウィルス別および疾患別にまとめ表1に示す
表中2分母の数値は該当疾患症例数1分子の数値は陽性
症例数を表わす。また括弧内は陽性率(パーセント)を
示す。表1より本発明診断薬が非A非I3型肝炎を特異
的に検索しつるものであることが判明する。
実験例5 試料 実施例1において凝集抗体面が4倍以上を示したクロー
ンのうち12クローンについてモノクロナール抗体を産
生ずるハイブリドーマ(表2ハイブリドーマ識別表示欄
に記載の12種のハイブリドーマ)を選び、それぞれに
ついて実施例2記載の要領により腹腔内培養をおこない
、得られた腹水を検体試料とした。他に対照試料として
BALB/CマウスにFr1end白血病ウイルスを免
疫せしめ。
その牌細胞とNS−1とを融合して得られたハイブリド
ーマ(表2ハイブリドーマ識別表示欄においてA−12
と記載する)について実施例2記載の要領により腹腔内
培養をおこない、その腹水(モノクロナール抗体Ig(
+)を用意した。
方法 各試料について下記(1)〜(3)をおこなった。
(1)後記実施例1に記載のP l−I A法により抗
体価を求める。
(2)各試料を10倍および1000倍に希釈したもの
について実施例1方法の項に記載のMO法により沈降線
の生成状況を観察する。
(3)各試料を1000倍希釈したのち実験例3方法の
項に記載のRIA法により添加抗原の抑制率を求める。
結果 結果を表2に示す。
なお、MO法における記載中 廿は強陽性 +は陽性 士は弱陽性 −は陰性 をそれぞれ意味する。
表2より本発明モノクロナール抗体はいづれも高力価で
あることが判明する。
表   2 以下に記載する実施例をもって本発明をさらに詳細に説
明する。
実施例I AN−6520をphosphate buffere
d 5aline(PBS)に溶解して85μFj /
mlの抗原液とし。
その02m1とフロイント完全アジュバント0.2.、
/とを混合しBALB/Cマウスに皮下投与した。
100日経過後同マウスに上記の抗原液0.2 mj!
を静脈内投与した。その3日後に同マウスの牌臓を摘出
し、 I(PMI−1640培地中で細砕し、得られる
細胞懸濁液をRPMI−1640中で遠心分離により3
回洗い、RPMI−1640中に再懸濁した。当該牌細
胞12.8X107個および■tPM■−164oで1
回洗ツタミエローマ細胞(NS−1) 3.2x107
個とを混合し、8005Jで5分間遠心してペレットに
形成せしめ、培地を除去した。これにポリエチレングリ
コール4000 (平井化学)を1(、P M I −
1640培地に50%W/Vとなるように溶解した液]
、 mlを撹拌しなから滴々加え、さらに撹拌を続けな
がらIもPMf−164010mlを5〜10分間がけ
て徐々に加え、最後に400ダで5分間遠心分離してポ
リエチレングリコールを除き、15%v /v胎児仔修
生清含有のI’L I)M l−1640培地64m1
に再懸濁した。次に%大組織培養平板の315穴に上記
懸濁液0.2..1(細胞数5X10”個)ずつを入れ
、翌日から2−3日おきに培養上清の半量をHA ’r
 培地(ヒポキサンチン136.1η/祠、アミノプテ
リン1゜76”f/m/、チミジン38,75 W//
 ml、胎児修生血清15’75 Y/V加えたR、P
MI−1640培地)で置換した( I(A Tセレク
ション)。10日目抜15穴のうち150穴で融合細胞
の存在が観察された。その培養、]−清についてPHA
法によるスクリーニングをおこなったところ凝集抗体価
が4倍以」ユを示した穴は16個であった。
次にこの陽性結果を示した16穴の細胞各々を胎児修生
血清15%v /vおよびBA、T、13/Cマウス胸
腺細胞3X1.O’/m/を補充したRPMI−164
0培地で希釈し、96穴組織培養用平板の各穴に0.2
71(細胞数3個)ずつ入れ培養し、その」−清液につ
いてP l−I A法によるスクリーニングを行い抗体
産生細胞株を選ぶというクローニング操作を行った(リ
ミティングダイリューション)。さらに抗体陽性細胞に
ついて上記クローニング操作を細胞1個が1穴に入る希
釈率で2回繰り返しおこない。
最終的に14クローンの抗体産生細胞融合株が得られた
。これらにおけるバイブドーマを識別表示AT−F−l
乃至A’l’−F”−14をもって命名した。
この細胞株の培養、]−清2(Wに硫安飽和水溶液加d
を加え、室温で1時間放置し、  9,000 rpm
で20分間遠心し、得られる沈澱をPIJSo、5ml
で再溶解し、P13Sで一日間透析した。得られた濃縮
蛋白液についてMO法およびゲル濾過法により免疫グロ
ブリンのサブクラスの同定を行ったところ1oG1およ
び1.Mであった。なお)’I(A法によるスクリーニ
ングは以下のごとく行った。
(1)精製抗原の調製 非A非13型肝炎患者の剖検肝約5gを細切し。
トリス塩酸緩衝生理食塩液(0,01M、 pH7,5
)20 mlを加え、ホモジナイズした。次に10,0
00rpmで20分間遠心して、その上清をとり1分離
精製前の肝ホモジネート上清とした。
あらかじめトリス塩酸緩衝生理食塩液(0,01M。
pH7,5)で平衡化したセファクリルS −200(
ファルマシア製)の充填カラム(2,6X90cm)に
肝ホモジネート上清LOmlを添加し、トリス塩酸緩衝
生理食塩液(0,01M、 pH7,5) テ溶出し、
28゜nmの紫外部吸収で連続モニターしながら、抗原
活性を有する第一ピークの相当劃分をプールした。
なお、抗原活性は寒天ゲル内反応により検索した。
プールした割分は限外が適法(アミコン製PM−10)
によって加圧濃縮した。
次に得られた濃縮液について、支持体としてセファクリ
ル8−200(ファルマシア製)の代わりにセファクリ
ルS−30Mファルマシア製)を使用して上記記載にお
けると同様に溶出操作をおこない、再び限外濾過法によ
り加圧濃縮した。
次に得られた濃縮液5□Jについて蔗糖濃度勾配こない
+  5%、15%、25%、35%rは各1゜rn/
ニ、4596. 60%では各5−になるように作製し
、濃縮液を最上部に添加した。処理後チューブ底より2
.5 ml/ tubeの割合で分劃し、抗原活性を有
する蔗糖濃度25〜40%相当劃分をプー側した。プー
ルした割分についてトリス塩酸緩衝生理食塩液(0,0
1M、 pH7,5)  透析をおこない。
限外濾過法(アミコン製PM−10)により加圧濃縮し
た。
次に得られた濃縮液について塩化セシウム平衡密度勾配
遠心分離(40,00・Orpm、 20時間)をおこ
なった。1.00〜1.50y/cdの密度勾配範囲に
おいて各4.5mlを作製し、濃縮液を最上部に添加し
た。処理後、チューブ上層より、0.2mt/1ube
の割合で分劃し、抗原活性を有する塩化セシウム密度1
.15〜1.25f/cd相当劃分をプールした。なお
各割分の比重はアツベの屈折計で測定した。プールした
割分についてトリス塩酸緩衝生理食塩液(0,OIM、
p[(7,5)で透析した。
ここに得られた溶液に含まれる物質の理化学的性状は下
記のごとくであり、精製抗原として使用した。
分子量     150M以上 (ゲル濾過法)浮上密
度(El/cd)1.15−1.25(塩化セシウム中
および臭化カリウム中) 粒子直径(nm)   26〜37 電気的移動度   ct2−α、グロブリン領域(アガ
ロースゲル中) (2)感作赤血球の調製 ヒツジ血液を遠心管にとり、生理食塩液を用いて2.0
0Orpmで10分間の遠心分離を5回繰返し。
赤血球を洗滌した。この赤血球にpH7,5,0,15
Mのリン酸緩衝生理食塩液を加えて596濃度に調製し
た。同リン酸緩衝生理食塩液で2.596濃度に調整し
たゲルタールアルデヒド溶液を前記赤血球浮遊液中に、
その5分の1容加え、撹拌しながら室温で約5時間反応
させ、赤血球を固定した。ついでこの溶液を遠心分離し
て固定赤血球を得、さらに生理食塩液を用い遠心分離に
より数回洗滌した。この固定赤血球を前記リン酸緩衝液
で5%浮遊液に調整し、これに同リン酸緩衝生理食塩液
で5′ing/d/に調整したタンニン酸溶液を等量添
加して30分間撹拌した。この溶液を遠心分離してタン
ニン酸処理固定赤血球を得、さらに生理食塩液を用い遠
心分離により数回洗滌した。得られたタンニン酸処理固
定赤血球に前記リン酸緩衝液を加え、596赤血球浮遊
液とした。
この赤血球浮遊液と前記精製抗原を前記リン酸緩衝生理
食塩液で蛋白質濃度が約50μ9 、’mt (抗体希
釈比1:20)になるように希釈した液とを同量混合し
、室温で60分間撹拌して感作した。この液を遠心分離
して感作血球を得、さらに生理食塩液を用い遠心分離に
より数回洗滌した。得られた感作赤血球に2%正常家兎
血清含有リン酸緩衝生理食塩液を加えて7%浮遊液とし
た。この感作赤血球をPHA法を利用する検出試薬に使
用した。
(3)方 法 アクリル製のマイクロタイトレージョンプレート(■−
タイプ)に2%正常家兎血清を含有するリン酸緩衝生理
食塩液(0,15M 、  I) H7,2)2!5t
teを添加し、検体試料を二系列づつ2 倍希釈した。
次に一方の系列には2%正常家兎血清を含有するリン酸
緩衝生理食塩液(0,15M、  pt(7,2) 2
5μlを、他方の系列には前記精製抗原100倍希釈液
25μlを添加し、37℃で30分間インキュベートし
た。その後抗原感作羊赤血球を添加し。
室温で2時間放置し、凝集の有無を確認した。精製抗原
の凝集を認めた最大希釈倍数の逆数を抗体価とした。
実施例2 BALB/Cマウスにプリスタン(2,6,10゜14
−テトラメチルペンタデカン)0.5.l/を腹腔的投
与し、2〜30日後同目抜スに実施例1によって得られ
た抗体産生細胞融合株(細胞数2〜4X10’個相当分
)を腹腔的投与し、2〜3週間後に腹水を採取した。当
該腹水についてPHA法による測定をおこなったところ
凝集抗体価は約105〜107であった。当該腹水は本
発明モノクローナル抗体を含有する培養組成物である。
実施例3 実施例2で得られた腹水2mlをセファクリルS−20
0カラム(26X36cm)にかけ、0.01M−)リ
ス塩酸緩衝液(pH7,5)に塩化ナトリウムO,15
M、BDTA−3Na O,002MおよびNaN50
.1%を加えた溶出液によって5mlづつ分割し、各フ
ラクションについてPi(人法によるスクリーニングを
おこない、抗体陽性を示したフラクションをプールし、
精製物とした。IgGとしての収量は34.4ηであっ
た。これを蛋白量的1g!/−となるように調整して凍
結保存した(モノクロナール抗体精製物)。この濃度に
おいてPI−IA法による測定をおこなったところ、凝
集抗体価は60.000倍であった。
実施例4 2%3−アミノプロピルトリエトキシシランアセトン溶
液に粗面ガラスピーズ(直径約51′rLrrL)を入
れ、室温で30分間撹拌し、PH8で洗った。
次に10%ゲルタールアルデヒドPBS溶液を加えて室
温で3時間撹拌しl) B Sで洗った。得られたアル
デヒドガラスピーズに実施例3によって得られたモノク
ロナール抗体精製物12.5μf/mlを加え4℃で一
夜放置し、PBSで洗い1次に196エタノールアミン
PBS溶液に入れ、室温で1時間放置し、再びPBSで
洗い、596H8A溶液(Na Ns 0.196を含
む)中で4℃で保存した。
本実施例によって得られた物はモノクロナール抗体で表
面コートされたガラスピーズであり、抗体サンドイツチ
法を利用する診断薬に使用される。
実施例5 実施例31こよって得られたモノクロナール抗体精製物
(蛋白量1rRIi/−) 10μffi、 sミリキ
ューリーの”’l−Naおよび0.05 Mリン酸生理
食塩液(pH7,5)0.29 rnlを加え、さらに
クロラミンTを蒸溜水に2.5■/rrLlの割合に溶
解した液を2μe加えて4℃で5分間撹拌する。次いで
メタ重亜硫酸ナトリウムを蒸溜水に2.5η/mlの割
合に溶解した液を2μl加えて反応を停止させる。ただ
ちにバイオゲルP−10を用いた遠心ゲルが過により1
25■標識物質と遊離の1251とを分離する。得られ
た125丁標識物質の比放射能は約10〜20μC1/
μgとなる。この+2″I標識物質はR,IA法を利用
する診断薬に使用される。
実施例6 実施例3によって得られたモノクロナール抗体精製物を
5〜10rftg/、、/となるまで濃縮し、この0.
1〜0.2 mlに対してアルカリホスファターゼ(5
η/ ml )を0.3mlの割合で添加し撹拌する。
次に2.5%ゲルタールアルデヒド溶液50μlを添加
し、室温で30分間撹拌する。これを0.05Mトリス
塩酸緩衝液(pH8,0)  で−昼夜透析し。
2.00Orpm で10分間遠心分離したのち、その
俸 上清は酵素標識抗僚としてglA法を利用する診断薬に
使用される。
実施例7 ヒツジ血液を遠心管にとり、生理食塩液を用いて2.0
0 Orpmで10分間の遠心分離を5回繰返し。
赤血球を洗滌した。この赤血球にpl+ 7.5 、0
.15Mのリン酸緩衝生理食塩液を加えて596濃度に
調製した。同リン酸緩衝生理食塩液で2.5%濃度に調
整したゲルタールアルデヒド溶液を前記赤血球浮遊液中
に、その5分の1容加え、撹拌しながら室温で約5時間
反応させ、赤血球を固定した。ついでこの溶液を遠心分
離して固定赤血球を得、さらに生理食塩液を用い遠心分
離により数回洗滌した。この固定赤血球を前記リン酸緩
衝液で5%浮遊液に調整し、これに同リン酸緩衝生理食
塩液で5■/di に調整したタンニン酸溶液を等量添
加して30分間撹拌した。この溶液を遠心分離してタン
ニン酸処理固定赤血球を得、さらに生理食塩液を用い遠
心分離により数回洗滌した。得られたタンニン酸処理固
定赤血球に前記リン酸緩衝液を加え、5%赤血球浮遊液
とした。
この赤血球浮遊液と実施例3で得られたモノクロナール
抗体精製物を前記リン酸緩衝生理食塩液で蛋白質濃度が
約10μf/mlになるように希釈した液とを同量混合
し、室温で60分間撹拌して感作した。この液を遠心分
離して感作血球を得。
さらに生理食塩液を用い遠心分離により数回洗滌した。
得られた感作赤血球に2%正常家兎血清含有リン酸緩衝
生理食塩液を加えて7%浮遊液とした。この感作赤血球
はR,−PHA法を利用する診断薬に使用される。
【図面の簡単な説明】
図1は実験例1結果の項に記載の図1に相当する図面で
あり、マイクロオフタロニー法における沈降線の生成状
況を示す模式図である。 図2は実験例2結果の項に記載の図2に相当し。 抗体サンドイッチ)lA法における抗原濃度とcpmと
の関係を示す。 図3は実験例3結果の項に記載の図3に相当し。 lメ11 図   2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)非A非B型肝炎部検肝からの分解精製によって得
    られ、下記の理化学的性状を有する非A非B型肝炎関連
    抗原との間において特異的な抗原抗体反応を呈する非A
    非B型肝炎関連モノクロナール抗体 分 子 量    150万以上(ゲル濾過法)沈降定
    数(10−I8)  51,5S  (超遠心分析法)
    浮上密度(f//lA   1.15〜1.25(塩化
    セシウム中および臭化カリウム中) 粒子直径(nm)    26〜37 電気的移動度    α、−d、グロブリン領域(アガ
    ロースゲル中) (2)非A非B型肝炎関連モノクロナール抗体が。 特許請求の範囲第1項記載の非A非B型肝炎関連抗原を
    動物に感作し、該動物より抗体産生細胞を取得し、該細
    胞とミエローマ細胞とを融合し、HAT培地中で選択し
    、抗体産生能についてスクリーニングし、クローニング
    ロナール抗体である特許請求の範囲第1項記載の非A非
    B型肝炎関連モノクロナール抗体(3)動物がマウスで
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の非A非B
    型肝炎関連モノクロナール抗体 (4)抗体産生細胞が牌細胞である特許請求の範囲第1
    項乃至第3項記載の非A非B型肝炎関連モノクロナール
    抗体 (5)  ミエローマ細胞がマウス骨髄腫細胞である特
    許請求の範囲第1項乃至第4項記載の非A非B型肝炎関
    連モノクロナール抗体 (6)  融合がポリエチレングリコールを融合剤とし
    ておこなわれる融合である特許請求の範囲第1項乃至第
    5項記載の非A非B型肝炎関連モノクロナール抗体 (7)  クローニングがリミティングダイリューショ
    ンによっておこなわれるクローニングである特許請求の
    範囲第1項乃至第6項記載の非A非B型肝炎関連モノク
    ロナール抗体 (8)非A非B型肝炎関連モノクロナール抗体が特許請
    求の範囲第2項乃至第7項記載の71イブリドーマの培
    養上清液の状態によって与えられる特許請求の範囲第2
    項乃至第7項記載の非A非13型肝炎関連モノクロナー
    ル抗体(9)非A非13型肝炎関連モノクロナール抗体
    が特許請求の範囲第2項乃至第7項記載のノ・イブリド
    ーマを組織適合性動物に投与して得られる腹水液の状態
    によって与えられる特許請求の範囲第2項乃至第7項記
    載の非A非13型肝炎剖検肝体 00  非A非13型肝炎剖検肝からの分離精製によっ
    て得られ、下記の理化学的性状を有する非A非B型肝炎
    関連抗原 との間において特異的な抗原抗体反応を呈する非A非B
    型肝炎関連モノクロナール抗体を主要な構成成分とする
    非A非B型肝炎診断薬分子量     150万以上(
    ゲル沖過法)沈降定数(10)  51.58   (
    超遠心分析法)浮−L密度(f/ai)1.15−1.
    25(塩化セシウム中および臭化カリウム中) 粒子直径(nm)  26〜37 電気的移動度  α2−d1グロブリン領域(アガロー
    スゲル中) +11)  診断薬が逆受身赤血球凝集反応法を利用す
    る診断薬である特許請求の範囲第10項記載の非A非B
    型肝炎診断薬 (12逆受身赤血球凝集反応法が羊の感作赤血球を使用
    するものである特許請求の範囲第11項記載の非A非B
    型肝炎診断薬 (13診断薬が抗体サンドイツチ法を利用する診断薬で
    ある特許請求の範囲第10項記載の非A非B型肝炎診断
    薬 (I41  抗体サンドイツチ法が感作ガラスピーズお
    よび125■標識抗体を使用するものである特許請求の
    範囲第13項記載の非A非B型肝炎診断薬 (19抗体サンドイツチ法が感作固相面およびアルカリ
    ホスファターゼ標識抗体を使用するものである特許請求
    の範囲第13項記載の非A非13型肝炎診断薬
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