JPS58753A - 非a非b型肝炎関連抗体および検出試薬 - Google Patents

非a非b型肝炎関連抗体および検出試薬

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JPS58753A
JPS58753A JP9742581A JP9742581A JPS58753A JP S58753 A JPS58753 A JP S58753A JP 9742581 A JP9742581 A JP 9742581A JP 9742581 A JP9742581 A JP 9742581A JP S58753 A JPS58753 A JP S58753A
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gel
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守本 富昭
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    • C07K16/08Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非ム非in肝炎関連抗体および検出試薬に関す
る。さらに詳しくは、非ム非B!l肝炎関連抗体および
当皺抗体の結合体並びにこれらを主要な構成成分として
含有する非ム非Bm肝炎関連抗原検出試薬に関する。
ウィルス肝炎については従来よりム型およびB菫の存在
が知られており、すでに関連抗原抗体系も明らかKされ
、これを利用した免疫血清学的な診断が可能となり、さ
らにワクチンの開発、導入Kまで至ワている。
しかしながら、これに伴りて、非直非B型肝炎。
すなわち、従来から知られているム臘肝炎およびlll
1肝炎のいづれにも属さないウィルス肝炎の存在が知ら
れるようKなり、しかもその発生頻度が予想以上に高い
ことが明らかとなって来た。例えば、輸皇後肝炎の80
〜5oIsあるいはさらKこれ以上のものが非A非lI
l肝炎であり、散発的に発生する急性肝炎につい【も約
50優は非直非B型肝炎であることが報告されるに至っ
ている。また正常供血者の中にさえ非ム非B型肝炎ウィ
ルスの保有者がかなりの数存在することが明らかとなっ
て来た。以下に記載する文献は非直非B型肝炎に関する
上述の状況を報告するものであり、参考のために列挙す
る。
1)  Prtme*、ム、 M、at ml : L
@ng−1mcwbatlonp@st−trausf
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J、Mad、 292 : 767−770.1975
゜4)  M@y@rs、 J、 D、at ml、 
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Ass、 Isfgrs、 Mad、 $7 : 57
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93  :  1350−1352゜1975゜ 4)  Diensta&J、 L、 at sl、 
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patitis B 5urfacs  antige
n −n*gatlv* btpatitls、Ass
、 Intern、 Mt、。
87 : l−6,1977゜ さて、ここで非A非B型肝炎とはA型肝炎ウィルス、 
 Bmy炎ウィルス、サイトメガロウィルス。
エプスタインパーウィルスなど従来知られたウィルス以
外のウィルスが病原体として関与することにより発生す
ると考えられる肝炎であって、Hム抗体、 Hll−抗
体、HBe抗体、 HB・抗体など既知ウィルスに対す
る抗体について有意の上昇が認められないものを言う。
従って、非A非B型肝炎患者とは、肝炎ウィルスに起因
する肝炎患者であり【。
ム型肝炎診断およびB型肝炎診断において陰性を示し、
ム型肝炎からもB型肝炎からも除外された患者であると
定義される。一般に非A非」臘肝炎では#ll型肝炎に
比較すると輸血から発症までの平均潜伏期が短かく、ま
たGPTの最大値も低いとい5傾向がある。しかしその
反面、持続性があり1例えばGPT異常は慢性化してか
なりの長期間に及ぶという特徴がある。しかし、いづれ
Kせよ、非A非B型肝炎は輸血後肝炎の大部分を占めて
おり、かつ非A非B型肝炎ウィルスが原因となる肝疾患
は肝硬変、肝癌など広範囲に及んでおり。
適切なる対応策が早急に開発されることが望まれている
のである。とりわけ、輸血用血液中の非A非B型肝炎関
連抗原を正確に検出する手段が提供されることは当該分
野における急務である。しがるに、非A非Bfli肝炎
については、未だそのウィルス事態はもとより、それに
関連した抗原抗体系さえも確立されておらず、従って適
切な検出1診断およびワタチンの製造がなされていない
のが現状である。
かかる実情にかんがみ1本発明者はまず非A非B型肝炎
について一般的であり、かつ非A非B型肝炎に特異的で
ある関連抗原を物質として単離することを試み、その結
果、非A非B型肝炎剖検肝からの分離精製により所期の
物質を収得することに成功した。さらに引き続き9本発
明者は当該物質を用いて非A非B型肝炎関連抗体を免疫
学的手法により作製することを試み、これに成功し9本
発明を完成するに至った。
以上より明らかなごとく2本発明の目的は非A非B型肝
炎について一般的であり、かつ非A非B型肝炎に%異的
である関連抗体を提供すること並びに同抗体を用いて非
A非B型肝炎関連抗原の検出を可能にすることである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明抗体は非A非B型肝炎関連抗原との間において特
異的に抗原抗体反応を呈する性質があり。
この性質が本発明抗体を特定する。ここに非A非B型肝
炎関連抗原とは非A非B型肝炎患者の剖検肝からの分離
精製によって得られ、下記のごとき理化学的性状により
て特定されるものである。すなわち、その分子量はゲル
f過法により求めると150万以上である。沈降定数(
10)は11sekmanyi Model Eで測定
すると51.58を示す。塩化セシウムまたは臭化カリ
ウム溶液中の浮上密度(、F/c11)はアツベの屈折
計によって求めると1.15〜1.25である。粒子直
径(n、、)は電子顕微鏡観察によると26〜37(平
均315)である。電気的移動度は免疫電気泳動法によ
り求めると偽−へグロブリンの領域である。
本発明抗体が上記の非A非B111肝炎抗原との間にお
いて呈する抗原抗体反応は、後記実験例1に示されるご
と(特異的なものである。従って当該反応によりて本発
明抗体を特定することができる。
また当該反応は、後記実験例2および3に示されるごと
く定量的である。従って当該反応を利用して非A非B型
肝炎関連抗原の検出をすることができる。
次に本発明抗体は頻回輸血を受けた患者血清あるいは非
A非l型肝炎回復期患者血清を原料として、これらから
の分離精製によって直接的に収得することもできるが、
一般にはヒト以外の動物を使って免疫学的手法により間
接的に収得する。すなわち、後記実施例1に示されるご
とく、前記非A非B型肝炎関連抗原を例えばフロイント
完全アジェバントと共に家兎に頻回接種して免疫を与え
そこから得られる抗血清について■ぎG精製分刻をおこ
ない収得することができる。
また、ここで使用される非A非B型肝炎抗原は非A非l
Il肝炎剖検肝を出発物質として通常のタンパク分剰精
製法1例えば密度勾配遠心分離法。
塩析法、電気泳動法、ゲル濾過法、アフィニティークロ
マトグラフィー法2等電点分劃法、限外r適法、コーン
の分剰法を適宜組合わせて収得することができる6例え
ば非A非B型肝炎剖検肝ホモジネート上清について、ま
ずセファクリルS−200を用いてカラムクロマトグラ
フィー分剰を行い、得られた抗原陽性フラクシ璽ンを限
外濾過して加圧濃縮し、最後に超遠心分離と透析を繰返
す、ここで超遠心分離には蔗糖濃度勾配遠心および塩化
セシウム密度勾配遠心を組合わせて一回ないし数回行う
のが好ましい。
次に本発明抗体の用途としては、非A非B型肝炎関連抗
原の検出、非A非11i11肝炎の診断、非A非B型肝
炎の予防等をあげることができる。すなわち9本発明抗
体は前記のごとく非A非B型肝炎関連抗原との間におい
て特異的な抗原抗体反応を呈することができるので、轟
該抗原を正確に検出するための試薬を構成するものとな
ることがでさる。例えば輸血用血液に対する検査用試薬
を構成することができる。同様に非A非B型肝炎の診断
薬を製造するための原料となることも期待される。
また1本発明抗体は非A非B型肝炎を予防するための免
疫グロブリン製剤の構成原料となることも期待される。
次に本発明検出試薬は本発明抗体を使用していづれの免
疫学的検出方法を利用するものであっても可能である。
つまり検出試薬は採用する免疫学的検出方法に応じて適
宜に調製することができる。
例えば検出方法としてマイクロオフタロニー法(MO)
、免疫電気泳動法(!鵞S、ZIP)。
補体結倉反応法(cy)、免疫粘着血球凝集反応法(■
ムHム)、−元平板免疫拡散法(8RID)を利用する
場合には本発明抗体をそのまま使用して適当な形態に調
製すればよい。−例として一元平板免疫拡散法を利用す
る場合を示せば、支持体として寒天、アガロース、デ/
プン、ポリアクリルアミドゲル等の中から適当なものを
選び、これを緩衝液に加熱溶解し1次に本発明抗体を添
加混合し、得られる溶液をガラス板上あるいはプラスチ
ック容器内に流し冷却固化し、固化したゲル平板に被検
血清注入用の孔をあければよい。
しかるに、検出方法として逆受身赤血球凝集反応法(R
−PHA)、放射性免疫測定法(RIム)。
酵素抗体法(ILI8ム)等を利用する場合には本発明
抗体を適当なる結合体となす必要がある。
すなわち、逆受身赤血球凝集反応法(R−PHA)を利
用する場合には本発明抗体を微小粒子に結合させる必要
がある。微小粒子としては哺乳類および鳥類の赤血球が
好ましいが、その他、ポリスチレンラテックス、ポリエ
ステルラテックス、塩化ビニル、ベントナイト、ガラス
ピーズ等の約1〜10μの粒子も使用することができる
。本発明抗体と微小粒子を結合させるKは1例えばゲル
タールアルデヒド、ホルムアルデヒド、タンニン酸。
ビスジアゾダイズペンチジン、塩化クロム、カル゛ボジ
イ之ドなどを使用すればよい。
放射性免疫測定法(R1ム)を利用する場合には本発明
抗体をアイソトープでラベル化する必要がある。アイソ
トープとしては1!11,1″Iを使用することができ
、クロラミンT法により結合させればよい。
酵素抗体法(ELI8ム)を利用する場合には。
本発明抗体を酵素と結合させる必要がある。酵素として
は1例えばグルコースオキシダーゼ、アルカリホスファ
ターゼ、ペルオキシダーゼ、ペーターガラクトシグーゼ
等を使用することができる。
結金剤としてはゲルタールアルデヒドを使用すればよい
本発明抗体およびこれt含む検出試薬の有用性を以下に
記載する実験例をもって説明する。
実験例1 試料 a、非ム非m@肝炎剖検肝からの分離精製によっ”(得
られ、前記の理化学的性状を有する非ム非mm肝炎関連
抗1[(以下、実験例2および実験例3において同じ) b、非ム非Bfi肝炎回復期患者の血清1、非ム非8型
肝炎剖検肝ホモジネート上清d、正常ヒト肝ホモジネー
ト上清 ・、正常ヒト血清 f、実施例IKよつて得られた本発明抗体(家兎免疫抗
血清なIgG1’1ll1分劃したもの)方法 アガa−xA−45(牛丼化学> 0.8−(W/V)
gDテム−3Nm0.02M、塩化ナトリウA0.IM
WaNmo、1−をトリス塩酸緩衝11(0,0%M、
pH7,5)に溶解し、厚さL S mの寒天ゲル平板
を作・製し、試料についてマイクロオフタロニー法によ
る検出テストをおこなった。
結果 結果を図1に示す。図中a = fの光枠は対応する試
料をスポットした配置エリアを示す。図1においてba
間の沈降線とbe間の沈降線とは完全に融合しており、
またab間の沈降線と&f間の沈降線とは完全に融合し
【いる。つまり1とCとはb<対して免疫学的に同一の
抗原性を有し、またbとfとはaK対して免疫学的に同
一の抗体特異性を示している。他方、正常ヒト肝ホモジ
ネート櫨および正常ヒト血清・は交差反応なまった(示
していない。そもそも非ム非Bll肝炎剖検肝とは前記
定義から明らかなごとく、肝炎ウィルスに起因する肝炎
患者であって、装置肝炎診断およびB!11肝炎診断に
おいて陰性を示し、ム型肝炎からもII型肝炎からも除
外された患者の剖検肝である。
従りて非ム非mm肝炎剖検肝からの抗原を使用して実施
例1のごとく免疫産生せしめた本発明抗体fは非ム非I
II肝炎抗原aとの関において特異的な抗原抗体反応を
呈するものであり、かつ当骸抗体は非ム非B!1肝炎回
復期患者の血清からも収得することのできるものである
ことが判明する。
実験例2 試料 非直非B型肝炎関連抗原を表1の抗原希釈此種記載のご
とき7段階に希釈したものを試料とした。
また実施例2の記載において希釈倍率を適宜変更するこ
とにより、抗体含有率が0.6%、  1.0嗟および
1.4−である三種の8RID法用アガロースゲルを用
意した。
方法 試料を各5μ)づつ添加し、室温に放置して20時間経
過後に、生成した沈降リングの直径(■)を測定した。
結果 結果を表IK示す。表1より、aRID法を利用する本
発明試薬を使用することより非ム非1B型肝炎関連抗原
の定量検索が可能となることが判明する0例えば、アガ
ロースゲルにおける抗体含有率を1(1以下にすると定
量性が向上−することが判る。
11 表中、−は抗原抗体反応による沈降リングが検出されな
い、+は沈降リングの形成はあるが、精確にリング直径
を測定することができな(・(直径4、0 w以下)の
意味を表わす。
実験例3 試料 16.非ム非1臘肝炎関連抗鳳 す、非ム非塾臘肝炎患者肝ホモジネート上清噛、正常ヒ
ト肝ホ毫ジネート上清 また実施例3の記載においC,IgG精製物をリン酸緩
衝生鳳食塩液でその抗体希釈比が1:to。
1 :2G、1 :40および1:80になるように希
釈シた液を使用して、その他については実施例3記載と
同様に処理し、四種類のR−PHA法用抗体感作羊赤血
球を用意した。
方法 アクリル製のマイク關タイトレージ璽ンプレート(V−
タイプ)に2哄正富家兎血清を含有するリン酸緩衝生理
食塩液(0,15M、pH7,2)25μノを添加し、
検体試料を二系列づつ21薔希釈した。次に一方の系列
にはンー正常家兎血清を含有するリン酸緩衝生理食塩液
(0,15M、pH7,2>2.5filを、他方の系
列には非ム非Bfi肝炎回復助患者の血清25s)を添
加し、37℃で30分間インキ島ベートした。その後抗
体感作羊赤血球を添加し、室温で2時間放置し、凝集の
有無を確認した。緩衝液側の凝集価が3管(8倍希釈)
以上を示し、非ム非Bll肝炎回復期患者の血清の添加
による凝集抑制が2管以上確認された場合に陽性と判定
し、凝集を認めた最大希釈倍数の逆数を抗原価とした。
結果 結果を表2に示す。
表2 表中、−は凝集Ii2倍以下を示す。
$1!2より2本発明抗体を感作せしめた羊赤血球によ
る凝集反応の感度はMO法に比較して50〜100倍以
上であり、優れて高いことが判明する。
また凝集抗原の特異性は本発明抗体を含む非ム非11f
i肝炎回復期患者の血清による凝集抑制の有無から明瞭
K11llすることができることも判明する。
以下に記載する実施例をもって本発明をさらに詳#KI
tW14する。
vl、論例1 非ム非璽臘肝炎剖検肝からの分離精製によって得られ、
前記の理化学的性状を有する非A非B型肝炎関連抗原を
含有する溶液K 71ff’シト完全アジ為バントを1
:lの比に加えて乳化した。乳化液0.5dをウサギの
背部皮下、皮肉および足醜部に分割注射して免疫した。
1週間後に同量の乳化液を同様にして追加免疫し、さら
に初回の免疫より1力月後に倍量の乳化液を再度追加免
疫した。最後の免疫より1週間後より数回にわたって採
血し。
血清を分離した。この血清に同量の正常ヒト肝ホ毫ジネ
ート上清を加え、37℃で1時間、さらに4℃で1夜放
置した。これを10.00Orpmで10分間遠心分離
し、上澄液を採取した。本発明抗体を水溶液の状態で保
存し、実施例2で用いた。
次に1本発明抗体5011Llを0.OIMIJン酸緩
衝液(pH&0)を外液として4℃−昼夜透析した。
さらに、0.01Mリン酸緩衝液(pH8,0)で十分
千両化したDIAEセルロースをカラムに充填し1本発
明抗体を添加、r−グロブリン以外の血清蛋白を吸着さ
せた。引続きリン酸緩衝液(0,01輩、pita、o
)で未吸着のr−グロブリンを溶出させ回収し、i’M
−10メンブレンを用い加圧限外濃縮し、蛋白量を約1
.0■/−に調整し2本発明抗体1tGWIm物として
実施例3,4.5に用いた。
実施例2 pH7,5,0,OIMのトリス塩酸緩衝液(0,15
Vの塩化ナトリウムおよびo、isの窒化す) IJウ
ムを含む)中に7ガロースを1.2チ濃度になるように
加熱溶解した。このアガロース溶液8011/を約56
℃まで冷却し、実施例1で得られた溶液を10!に希釈
し、その205117を添加して攪拌した。
これをプラスチック容器中に注入して放冷し、厚さ1−
のアガロースゲル平板となした。この平板に一定の間隔
をおいて直径31aIIの試料孔なあけた。
得られたものは抗体含有率が2.0−のものであり。
1i1RID法を利用する検出試薬に使用される。
実施例3 とツジ血液を遠心管にとり、生理食塩液を用いてλ00
0rν論で10分間の遠心分離を5回繰返し、赤血球を
洗滌した。この赤血球K p H7,5。
0、l5liのリン酸緩衝生理食塩液を加えて5−濃度
に調製した。同すン酸緩衝生理★塩液で2.5−濃度に
調整したゲルタールアルデヒド溶液を前記赤血球浮遊液
中に、その5分の1容加え、攪拌しながら室温で約5時
間反応させ、赤血球を固定した。ついでこの溶液を遠心
分離して固定赤血球を得、さらに生理食塩液を用い遠心
分離により数回洗滌した。この固定赤血球を前記リン酸
緩衝液で5嗟浮遊液に調整し、これに同すン酸緩貴生理
★塩液で5M97gに調整したタンニン酸溶液を等量添
加して30分間攪拌した。この溶液を遠心分離してタン
ニン酸処理固定赤血球を得、さらに生理食塩液を用い遠
心分離により数回洗滌した0%られたタンニン酸処理固
定赤血球に前記リン酸緩衝液を加え、5嘩赤血球浮遊液
とした。
この赤血球浮遊液と実施例1で得られたI−精製物を前
記リン酸緩衝生理★塩液で蛋白質濃度が約50μ97M
1<抗体希釈比1 : 20 )になるように希釈した
液とを同量混合し、室温で60分間攪拌して感作した。
この液を遠心分離して感作血球を得、さらに生理食塩液
を用い遠心分離により数回洗滌した。得られた感作赤血
球に2慢正常家兎血清含有リン酸緩衝生理食塩液を加え
て7チ浮遊液とした。この感作赤血球はR−PHA法を
利用する検出試薬に使用される。
実施例4 実施例1で得られたIgG精製物をp H7,5。
0.05Mのリン酸緩衝液に溶解し、蛋白質濃度な1ダ
/−に調整する。この液10μlに1ミリキユーリーの
”l−Na  50μ!を加え、さらにフロラ建ン〒を
前記リン酸緩衝液に1.5ダ/dの割合に溶解した液を
10声ノ加えて30秒間攪拌する。次いでメタ重亜硫酸
jトリウムな前記り/酸緩衝液に2Ng/II/の割合
に溶解した液を100μ!加えて反応を停止させる。ヨ
ウ化カリウムを前記リン酸緩衝液にlO■/−の割合に
溶解した液xoostをこの反応液に加え、ただちにセ
ファデックスG−50を用いたゲルf過により1”L標
識物質と1111とを分離する。得られた1111標識
物質の比放射能は約5〜20μCSlμgとなる。この
1町標繊物質はRIム法を利用する検出試薬に使用され
る。
実施例5 実施例1で得られたIgG精製物を5〜10ダ/117
(0,05Mリン酸生理食塩緩衝液中)となるまで濃縮
し、この0.1〜0−2114に対してアルカリホスフ
ァターゼ(5ダ/m)を0.31Ltの割合で添加し攪
拌する。次に2.5sゲルタールアルデヒド溶液50μ
jを添加し、室温で30分間攪拌する。
これを0.05M)リス塩酸緩衝液(pH8,0)で−
昼夜透析しe  2.00Orpmで10分間遠心分離
したのち、その上清を酵素標識抗原としてEIA法を利
用す水検出試薬に使用される。
【図面の簡単な説明】 図1は実験例1結果の項に記載の図1に相当する図面で
あり、マイクロオフタロニー法における沈降線の生成状
況を示す模式図である。 特許出願人 工−ザイ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  非ム非Bfi肝炎剖検肝からの分離精製によ
    って得られ、下記の理化学的性状を有する非ム非Ill
    肝炎関連抗原との関において特異的な抗原抗体反応を呈
    する非ム非B型肝炎関連抗体分子量       15
    0万以上 (ゲル濾過法) 沈降定数(10)   51.511 (超遠心分析法) 浮上轡度C1/cd>   1.15〜1.25(塩化
    セシウム中およ び臭化カリウム中) 粒子直径(m醜)   26〜37 電気的移動度    へ−へグロブリン領域(アガロー
    スゲル中) (噂 非ム非l1tj71肝炎剖検肝からの分離精製に
    よ一5′c%られ、下記の理化学的性状を有する非A非
    mm肝炎一連抗原との間において特異的な抗原抗体反応
    を呈する非ム非mm肝炎関連抗体と微小粒子、アイソト
    ープ、#素のうちのいづれかとの結合体 分子量       150万以上 (ゲル濾過法) 沈降定数(1G  )   51.58(超遠心分析法
    ) 浮上書度(Ii/ff1)   1.15〜1.25(
    塩化セシウム中およ び臭化カリウム中) 粒子直11(mla)    26〜37電気的移動度
        偽−α、ダ四プリン領域(アガロースゲル中) (3)微小粒子が羊赤血球であり、アイソトープが1″
    !または1s11であり、酵素がアルカリホスファター
    ゼである特許請求の範囲第2項記載の結合体 (4)非ム非1fi肝炎剖検肝からの分離精製によつて
    得られ、下記の理化学的性状を有する非ム非in肝炎関
    連抗原との間において特異的な抗原抗体反応を呈する非
    ム非B型肝炎関連抗体を主要な構成成分として含有する
    非ム非Bll肝炎関連抗原検出試薬 分子量       150万以上 (ゲルr過法) 沈降定数(10”)   s ts s(超遠心分析法
    ) 浮上冑度(#/ff1)   1.15〜1.25(塩
    化セシウム中およ び臭化カリウム中) 粒子Wi径(IJ1飄)   26〜37電気的移動度
        偽−へグロブリン領域(アガロースゲル中) (荀 非ム非Ill肝炎剖検肝からの分離精製によって
    得られ、下記の理化学的性状を有する非ム非1ml肝炎
    関連抗原との関において特異的な抗原抗体反応を呈する
    非ム非Bil肝炎関連抗体と微小粒子、アイソトープ、
    #素のうちのいづれかとの結合体を主要な構成成分とし
    て含有する非ム非Ill肝炎関連抗原検出試薬 分子量       150万以上 (ゲルf過法) 沈降定数(10”)   51.58 (超遠心分析法) 浮上書度(1/ad)   1.15〜1.25(塩化
    セシウム中およ び臭化カリウム中) 粒子直径(+am)    26〜37電気的移動度 
       %ltダロプリン領域(アガロースゲル中) (藝)微小粒子が羊赤血球であり、アイソトープが′”
    ■またはIJであり、#素がアルカリホスファターゼで
    ある特許請求の範囲第5項記載の非ム非11!1肝炎抗
    原検出試薬
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