JPS58183577A

JPS58183577A - 交流エレベ−タの制御装置

Info

Publication number: JPS58183577A
Application number: JP57065845A
Authority: JP
Inventors: 正実野村
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1982-04-20
Filing date: 1982-04-20
Publication date: 1983-10-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は交流エレベータを制御する装置の改良に関す
るものである。

エレベータのかごを駆動する電動機に誘導電動機を用い
、これにインバータにより変換された可変電圧・可変周
波数の交流電力を供給して電動機の速度制御を行うもの
がある。これを第１図に示す。

図中、Ｒ，Ｓ、Ｔは三相交流電源、（１ａ）〜（ｌｃ）
は交流電源Ｒ，Ｓ、　Ｔに接続され起動時閉成し停止後
開放する運転用電磁接触器接点、（２）は接点（１ａ）
〜（１ｃ）に接続されサイリスタ（ダイオードでもよい
）で構成され交流電力を直流電力に変換するコンバータ
、（３）はコンバータ（２）の直流側に接続された平滑
コンデンサ、（４）はコンバータの直流側に接続されト
ランジスタ及びダイオードで構成され直流電力を任意の
電圧及び任意の周波数の交流電力に変換するインバータ
、（５ａ）〜（５ｃ）はインバータ（４）の交流側に接
続され接点（ｌａ）〜（１ｃ）の閉成に続いて閉成し開
放と共に開放する運転用電磁接触器接点、（６）は接点
（５ａ）〜（５ｃ）に接続された三相誘導電動機、（７
）は電動機（６）に結合されたブレーキ車、（８）はブ
レーキ車（７）の外周に対向して設けられブレーキ車（
７）にばね（図示しない）の力で押圧されて制動力を与
えるブレーキシュー、（９）は付勢されるとブレーキシ
ュー（８）を上記ばねの力に抗してブレーキ車（７）か
ら引き離すブレーキコイル、（１０は電動機（６）によ
り駆動される巻上機の駆動綱車、０υは綱車００に巻き
掛けられた主索、（２）、　Ｑｌは主索α℃の両端に結
合されたかと及びつり合おもり、αΦは電動機（６）に
直結され速度信号を発する速度計用発電機、θＱは速度
指令信号を発する速度指令発生装置、０・はコンバータ
（２）及びインバータ（４）を制御する制御装置、ａη
は制御装置が故障すると異常信号を発する異常検出装置
、（７）は電池等の非常電源、Ｑｌは上記異常が検出さ
れると非常電源（至）の直流電力を交流電力に変換する
インバータにより構成された非常時運転装置、（２０ａ
）〜（２０Ｃ）は非常時運転装置０１と電動機（６）の
間に挿入された非常運転用電磁接触器接点である。

すなわち、かご０のの停止中は、ブレーキシュー（８）
は上記ばねの力でブレーキ車（７）を押圧している。

かごαツに起動指令が出されると、運転用電磁接触器接
点（ｌａ）〜（１ｃ）は閉成し、コンバータ（２）は直
流出力を発する。そして、平滑コンデンサ（３）により
平滑にされてインバータ（４）に入力される。制御装置
（１Ｇは速度指令信号と速度信号を照合し、コンバータ
（２）及びインバータ（４）を制御し、インバータ（４
）はかと（イ）の運転方向に対応する相順の可変電圧・
可変周波数の交流電力を発生させる。次いで、接点（５
ａ）〜（５Ｃ）は閉成し、交流電力が電動機（６）に供
給される。同時に、ブレーキコイル（９）は付勢される
ので、ブレーキシュー（８）はブレーキ車（７）から離
れる。これで、電動機（９）は入力の相順によって定ま
る方向へ起動し、かご０２は走行開始する。そして制御
装置０ゆの動作により、インバータ（４）の出力電圧及
び周波数が調整され、電動機（６）の回転速度、すなわ
ちかご（２）の走行速度が制御される。かごαのが停止
予定階に接近すれば、かご（２）は減速して停止し、接
点（５ａ）〜（５Ｃ）は開放し、電動機（６）はインバ
ータ（４）から切り離される。同時に、ブレーキコイル
（９）は消勢され、プレーキシ□ュー（８）はブレーキ
車（７）に押圧される。また、接点（１ａ）〜（１ｃ）
も開放する。

かご０２の走行中、制御装置α叶が故障すると、異常検
出装置０７）は動作し、制御装置０Ｑを介して運転用電
磁接触器（ｌａ　）〜（ｌｃ　）　、　（５ａ　）〜（
５ｃ　）は開放する。

同時に、ブレーキコイル（９）は消勢され、上述のよう
にブレーキが作用して、かご０のは急停止する。

そして、非常運転用電磁接触器接点（２０ａ）〜（２０
ｃ）は閉成し、非常時運転装置０りからの交流電力が電
動機（６）に供給される。これで、かご（２）が階間に
停止していても、最寄り階まで走行させて、乗客を救出
することができる。

しかし、非常用のかと０２の運転のために、高価な非常
時運転装置０呻を設置しなければならず、経済的な不利
は避けられない。

この発明は上記不具合を改良するもので、制御装置の故
障時、インバータを共用すると共に、これに一定周波数
の交流電力を発生させる指令を与えることにより、高価
な非常時運転装置を設置しなくても確実にかごを運転で
きるようにした交流エレベータの制御装置を提供するこ
とを目的とする０以下、第２図によりこの発明の一実施例を説明する。

図中、０榎は負極がインバータ（４）の直流側の一端に
接続され通常のコンバータ（２）の直流電圧よりも低い
電圧を発生する非常電源、（イ）は非常電源（至）と同
方向に配置され非常電源（至）の正極とインバータ（４
）の直流側の他端の間に接続されたダイオード、（至）
はかと（２）の床下に設置されかご（２）内の負荷に対
応する出力を発する負荷検出器、（ハ）は負荷検出器（
２）の出力によりかご０の内が軽負荷のときは上り方向
、重負荷のときは下り方向（以下これらを総称して下げ
背方向という）へ運転する指令を発する□　方向指令装
置、（至）は方向指令装置（ハ）の指令によりインバー
タ（４）を制御する非常時制御装置、（２６ａ）１（２
６ｂ）は上記故障が検出されると開放する切換リレー接
点、（２６ｃ）は同じく閉成する切換リレー接点である
。

次に、この実施例の動作を説明する。

かご０２の走行中、制御装置α・が故障すると、上述の
ように異常検出装置α力が動作して、かご（２）はいっ
たん急停止する。かご（２）が階間に停止すると、切換
リレー接点（’２６ａ）、　（２６ｂ）は開放して、制
御装置ＯＱをコンバータ（２）及びインバータ（４）か
ら切り離す。

代わりに、切換リレー接点（２６ｃ）は閉成して、非常
用制御装置（ハ）がインバータ（４）に接続されるっそ
して、方向指令装置（ハ）からそのときのかと０カの負
荷によって定まる下げ荷方向へ運転する指令が発せられ
、非常用制御袋＃（イ）を介してインバータ（４）が制
御される。これで、非常電源（至）の直流電力は、イン
バータ（４）で交流電力に変換されて、電動機（６）Ｋ
供給されるので、かご（２）は方向指令装置（ハ）で指
令される方向へ走行する。このように、下げ荷運転され
るから、非常電源θ枠からの電力供給は少なくて済む。

なお、ダイオード（イ）は、非常電源（７）の電圧が通
常時のコンバータ（２）の直流電圧よりも低くしている
ため用いられるものである。すなわち、電動機（６）を
駆動する場合、低周波数の交流によって、ゆっくり回転
させるには、電圧もそれに応じて低くする必要がある。

そのため、非常電源（ト）の電圧は上記のように低くさ
れており、通常時大電流が非常電源θ枠へ流入するので
、それを阻止するのがダイオード（イ）である。

また、非常用制御袋＃に）は、インバータ（４）から定
電圧定周波数の交流電力を発生するように、速度指令信
号も速度帰還も関係のない一定周波数の信号を、インバ
ータ（４）に与えている。したがって、速度指令発生装
置θＦ９、速度計用発電機α→等が故障した場合でも、
確実に低速運転を行うことができ、かつ安価に構成でき
る。

なお、非常用制御袋＠に）等必要な部分に、非常電源（
至）又は他の電源から電力を供給しておけば、交流電源
Ｒ，Ｓ、　Ｔの停電時にもかと（ハ）を運転し得ること
は明らかである。

第３図はこの発明の他の実施例を示す。

図中、（２）はダイオードで構成されたコンバータ、（
イ）は交流電源Ｒ，Ｓ、　Ｔに接続された三相変圧器、
（ハ）は三相変圧器（ロ）に接続されて直流側がインバ
ータ（４）の直流側に接続された整流器である。他は第
２図と同様である。

この実施例は、制御装置α・の故障時の非常電源を、交
流電源Ｒ，Ｓ、　Ｔの電圧を三相変圧器（財）で降下し
てから、整流器に）で整流して用いたものである。

その動作は第２図と同様であり、制御装置０呻の故障時
かご０■を運転し得ることは説明するまでもないＯなお、整流器に）の出力を、通常時制御装置ｑｅｊ等の
電源と共用することも可能である。また、整流器（ハ）
とコンバータ（２）を共用することも容易にできるＯまた、三相変圧器（ロ）の代わりに単相変圧器を用いて
もよいことは明白である。

以上説明したとおりこの発明では、インバータの直流側
にコンバータの直流出力電圧よりも低い直流電圧を発生
する非常電源を接続し、制御装置の故障時、制御装置を
コンバータ又はインバータから切り放した後、インバー
タに一定周波数の交流電力を発生させる指令を与えるよ
うにしたので、制御装置の故障時、かごが階間に停止し
た場合に、確実にかごを運転させることができ、かつ安
価に構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の交流エレベータの制御装置を示す構成図
、第２図はこの発明による交流エレベータの制御装置の
一実施例を示す構成図、第３図はこの発明の他の実施例
を示す構成図である。（２）・・・コンバータ、（４）・・・インバータ、（
６）・・・三相誘導電動機、０埠・・・エレベータのか
ご、０・・・・制御装置、ａ″ｔ）・・・異常検出装置
、Ｑａ・・・非常電源、に）・・・非常用制御装置、（
２６ａ）り２６ｃ）−切換リレー接点々お、図中同一部
分又は相当部分は同一符号により示す。代理人　葛野信　−（外１名）第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）商用交流電源をコンバータで直流に変換し、これ
をインバータで可変周波数の交流電力に変換し、制御装
置で上記コンバータ又は上記インバータを制御して上記
変換された交流電力によって交流電動機を駆動してかご
を運転するようにしたものにおいて、上記インバータの
直流側に接続され上記マンバータの直流出力電圧よりも
低い直流電圧管発生する非常電源、一定の周波数の交流
電力を発生させる指令を発する非常用制御装置、及び上
記制御装置の故障時上記制御装置を上記コンバータ又は
上記インバータから切り放し上記非常用制御装置を上記
インバータに接続する切換接点を備えたことを特徴とす
る交流エレベータの制御装置ｔ。
（２）非常電源として電池を用いた特許請求の範囲第１
項記載の交流エレベータの制御装置。
（３）非常電源として商用交流電源を整流した電源を用
いた特許請求の範囲第１項記載の交流エレベータの制御
装置５