JPS5818317B2 - 3段伸縮ブ−ム - Google Patents

3段伸縮ブ−ム

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Publication number
JPS5818317B2
JPS5818317B2 JP54016520A JP1652079A JPS5818317B2 JP S5818317 B2 JPS5818317 B2 JP S5818317B2 JP 54016520 A JP54016520 A JP 54016520A JP 1652079 A JP1652079 A JP 1652079A JP S5818317 B2 JPS5818317 B2 JP S5818317B2
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JP
Japan
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boom
tip
wedge
rear end
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP54016520A
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English (en)
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JPS55111391A (en
Inventor
仲條利博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUNITSUKU KK
Original Assignee
YUNITSUKU KK
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Publication date
Application filed by YUNITSUKU KK filed Critical YUNITSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特にクレーンに用いられる3段伸縮ブームの順
次伸縮に係るものである。
従来3段伸縮ブームの順次作動装置として、電磁弁又は
油圧制御弁を用いたものであるが、この種のものは高価
、複雑となっていた。
本発明は、3段シリンダ装置と各ブーム間を施錠するク
サビとを用いて確実に順次作動を行うよう構成した3段
伸縮ブームを提供しようとするもので、その要旨とする
ところは、基端ブーム内に中間ブーム、先端ブームと順
次摺動自在に嵌装し、基端ブームと先端ブーム間らこれ
らのブームを伸縮させるブーム伸縮装置を設け、中間ブ
ーム基端部に基端ブームと中間ブームとを施錠する後端
部クサビをその施錠方向に常時スプリングで付勢して設
け、中間ブーツ・先端部に中間ブームと先端ブームの先
端部適所とを施錠する先端部クサビをその施錠方向に常
時スプリングで付勢して設け、前記後端部クサビは先端
ブームがその縮少作動の終端位置でこの後端部クサビに
設けた保合片と係合してこの後端部クサビをスプリング
に抗して動かすことにより非施錠状態となり、前記先端
部クサビは前記先端ブームの先端部適所に設けた段部と
接合して施錠状態となるよう構成してなる3段伸縮ブー
ムにある。
以下、本発明の実施例につき説明する。
第1図は縮少状態を示すもので、基端ブーム1内に中間
ブーム2、中間ブーム2内に先端ブーム3を順次摺動自
在に嵌装し、基端ブームと先端ブーム間に3段シリンダ
装置6を設ける。
このシリンダ装置6は第1シリンダ6a、第2シリンダ
6b、ピストンロッド6cよりなる従来公知の一般的な
シリンダ装置で、第1シリンダ6aに対し第2シリンダ
6bが伸長し、第2シリンダ6bに対しピストンロッド
6cが伸長する。
伸長順序は各シリンダの受圧面積を適宜変えることによ
り適宜なし得る。
4は中間ブーム2の基端部に設けた基端部ブームと中間
ブームを施錠する後端部クサビで、常にその施錠方向に
スプリング7で付勢する。
5は中間ブーム2の先端部に設けた中間ブームと先端ブ
ームの先端部適所とを施錠する先端部クサビで、常にそ
の施錠方向にスプリング8で付勢する。
前記後端部クサビ4には係合片4aを設け、この係合片
4aが先端ブーム3の縮少作動の終端部でその先端ブー
ム3の基端部3aと係合して、この後端部クサビ4を前
記スプリング7に抗して非施錠方向に移動させるよう構
成する。
先端ブーム3の先端部適所には段部3bを設け、先端ブ
ーム3の縮少作動の際に前記先端部クサビ5がこの段部
と接合して中間ブーム2と先端ブーム3とを施錠するよ
う構成する。
12a〜12dは各ブームの伸縮をスムーズに行わせる
ための摺動板である。
次にこの3段伸縮ブームの作動を説明する。
第1図においてシリンダ装置6を伸長させると(第1シ
リンダ6aに対し第2シリンダ6b、ピストンロッド6
cが同時に又はいずれか一つが先に伸長してもよい)、
先端部クサビ5は施錠状態にあるから先端ブーム3は伸
長しないが、後端部クサビ4は先端ブーム3が格納状態
にあるため先端ブーム3の基端部3a後端部クサビ4の
が係合片4aに当接しており、従ってこの後端部クサビ
4は非施錠状態であり、中間ブーム2が伸長する(第2
図)。
中間ブームの伸長作動の終端部で中間ブーム基端部適所
に設けた部材9が基端ブーム3の頭部に当り、中間ブー
ムの伸長は止まる。
ここでシリンダ装置はさらに伸長しようとするが、その
伸長推力が先端部クサビ5の摩擦制止力以上となると、
先端部クサビ5と先端ブーム3の先端部側の段部3bと
はスリップ現象を起こし、先端ブーム3が伸長し始め、
この段部3bを通りすぎると楽に伸長でき、シリンダス
トローク端で停止する(第3図)。
なお先端ブーム3が伸長し始めると先端ブーム3の基端
部3aと後端部クサビ4の係合片4aとが離れ、後端部
クサビ4はスプリングにより押されて中間ブーム2と基
端ブーム1とを施錠する(第3図)。
次に縮少する場合を説明する。
第3図の状態においてシリンダ装置6を縮少させると(
第1シリンダ6aに対し第2シリンダ6b、ピストンロ
ンドロcが同時に又はいずれか一つが先に縮少してもよ
い)、後端部クサビ4により中間ブーム2と基端ブーム
1とは既に施錠しており、先端部クサビ5は非施錠状態
にあるので先端ブーム3が縮少する。
先端ブーム3の縮少作動の終端近くζこなると先端部ク
サビ5は段部3bと当接するが、縮少方向がクサビの非
施錠方向であるのでこの先端ブーム3は容易ζこ縮少格
納される。
さらに縮少格納されると先端ブーム3の基端部3aが後
端部クサビ4の係合片4aと当接係合し、中間ブーム2
と基端ブーム1との施錠を解き(第2図)、中間ブーム
2は基端ブーム1ζこ対し縮少可能となり、ひきつづき
シリンダ装置6を縮少させることにより最格納状態とな
る。
(第1図)。第4図は本発明の他の構成例を示すもので
、前述の3段シリンダ装置6の代りに2本のシリンダ装
置を使用したものである。
すなわち基端ブーム1と中間ブーム2との間に第1シリ
ンダ装置13をそれぞれ枢着15,16L、中間ブーム
2と先端ブーム3との間に第2シリンダ装置14をそれ
ぞれ枢着17,18して設ける。
これらの第1シリンダ装置13と第2シリンダ装置14
との各伸長側油室どおし及び各縮少側油室どおしをそれ
ぞれ連通し、これらのシリンダ装置に送油した際各シリ
ンダ装置が同時に伸長又は縮少可能状態となるよう構成
する。
これは前述した3段シリンダ装置6の第2シリンダ6b
1ピストンロンドロcの第1シリンダ6aに対する関係
と同じである。
この作用を説明すると、 各ブーム最格納状態において、ブームを伸長させる場合
、第1シリンダ装置13の伸長側油室に送油(図示せず
)すると第2シリンダ装置14も伸長可能状態となるが
、第2シリンダ装置14はこれにより伸長される先端ブ
ーム3が先端部クサビ5により中間ブーム2に施錠され
ているので伸長せず、第1シリンダ装置13は中間ブー
ム2が非施錠状態にあるから伸長し、従って中間ブーム
が伸長する。
第1シリンダ装置13のシリンダストローク端で又は中
間ブーム基端部適所に設けた部材9が基端ブームの頭部
に当接して中間ブーム2の伸長は止まり、さらに送油つ
づけると第2シリンダ装置14の伸長側油室の油圧が上
がり、先端ブーム3が先端部クサビ5の摩擦制止力lこ
打勝って伸長する。
各ブーム最伸長状態から、ブームを縮少させる場合は、
第1シリンダ装置13の縮少側油室に送油(図示せず)
すると第1シリンダ装置13及び第2シリンダ装置14
は縮少可能状態となるが、中間ブーム2は後端部クサビ
44こより基端ブーム1に施錠されているので第1シリ
ンダ装置13は縮少せず、先端ブーム3は非施錠状態に
あるから第2シリンダ装置14から縮少し、従って先端
ブーム3が先に縮少する。
その後先端ブームの基端部3aが後端部クサビ4の係合
片4aに当接係合して中間ブーム2と基端ブーム1との
施錠を解き、中間ブームが縮少することとなる。
すなわちこれらの関係(ブームの伸縮順序及びそれらに
伴うクサビによる施錠順序等)は前述した3段シリンダ
装置6を使用した場合とまったく同じである。
以上本発明は3段伸縮ブーム中に特別の順次作動装置を
設けることなく、単にシリンダ装置とクサビとを設ける
ことにより簡単で確実に順次作動を行うようにしたので
、その利用価値はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜第3図は本発明に係る3段伸縮ブームの作動説明
図、第4図は本発明の他の構成例を示す。 1・・・・・・基端ブーム、2・−・・・・中間ブーム
、3・・・・・・先端ブーム、4・・・・・・後端部ク
サビ、5・・・・・・先端部クサビ、6・・・・・・シ
リンダ装置、13・・・・・・第1シリンダ装置、14
・・・−・・第2シリンダ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基端ブーム内に中間ブーム、先端ブームと順次摺動
    自在に嵌装し、基端ブームと先端ブーム間にこれらのブ
    ームを伸縮させるブーム伸縮装置を設け、中間ブーム基
    端部に基端ブームと中間ブームとを施錠する後端部クサ
    ビをその施錠方向に常時スプリングで付勢して設け、中
    間ブーム先端部に中間ブームと先端ブームの先端部適所
    とを施錠する先端部クサビをその施錠方向に常時スプリ
    ングで付勢して設け、前記後端部クサビは先端ブームが
    その縮少作動の終端位置でこの後端部クサビに設けた係
    合片と係合してこの後端部クサビをスプリングに抗して
    動かすことにより非施錠状態となり、前記先端部クサビ
    は前記先端ブームの先端部適所に設けた段部と接合して
    施錠状態となるよう構成してなる3段伸縮ブーム。 2 ブーム伸縮装置が3段シリンダ装置
    である特許請求範囲第1項記載の3段伸縮ブーム。 3 ブーム伸縮装置を、2個のシリンダ装置で構成し、
    この第1シリンダ装置を基端ブームと中間ブームとの間
    に、第2シリンダ装置を中間ブームとの間に、第2シリ
    ンダ装置を中間ブームと先端ブームとの間にそれぞれ設
    けるとともに、これらのシリンダ装置の伸長側油室どお
    し及び縮少側油室どおしをそれぞれ連通してこれらのシ
    リンダ装置に送油した際にこれらのシリンダ装置が同時
    にに伸長又は縮少可能状態となるよう構成してなる特許
    請求範囲第1項記載の3段伸縮ブーム。
JP54016520A 1979-02-13 1979-02-13 3段伸縮ブ−ム Expired JPS5818317B2 (ja)

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JPS55111391A JPS55111391A (en) 1980-08-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60124906A (ja) * 1983-12-12 1985-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイルボビン
JPS6186912U (ja) * 1984-11-14 1986-06-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751692A (en) * 1980-09-09 1982-03-26 Shin Meiwa Ind Co Ltd Successive working device for multistage boom
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