JPS58183094A - 固定化酵素の製法 - Google Patents
固定化酵素の製法Info
- Publication number
- JPS58183094A JPS58183094A JP6416082A JP6416082A JPS58183094A JP S58183094 A JPS58183094 A JP S58183094A JP 6416082 A JP6416082 A JP 6416082A JP 6416082 A JP6416082 A JP 6416082A JP S58183094 A JPS58183094 A JP S58183094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enzyme
- immobilized
- bulk
- dehydrogenation
- coenzyme
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、触媒等として用いられる固定化酵素の製法
に関する。
に関する。
食品工業や医薬品工業等において省エネルギー。
省資源臘の生産手段の一つとして酵素を触媒とした反応
が用いられている。酵素は常温、常圧の緩やかな条件下
で高特異性、高効本の反応を行なわせることができるか
らである。従来、酵素を触媒とする反応(#素反応)は
、主として水浴液中において、酵素を溶解させた状態で
行ない、使用した酵素を反応毎に廃液とともに排出する
、iわゆるパッチ方式で行なって来た。酵素を反応廃液
から分離回収して再利用することは技術的にほとんど不
可能であったからである。しかし、酵素は高価であるの
で、酵素を何らかの手段で水不爵性にする等して固定化
し、酵素不溶化組成物等の固定化酵素を基質と連続的に
接触させるようにして酵素を連続使用1反復利用するこ
とが考え出された。
が用いられている。酵素は常温、常圧の緩やかな条件下
で高特異性、高効本の反応を行なわせることができるか
らである。従来、酵素を触媒とする反応(#素反応)は
、主として水浴液中において、酵素を溶解させた状態で
行ない、使用した酵素を反応毎に廃液とともに排出する
、iわゆるパッチ方式で行なって来た。酵素を反応廃液
から分離回収して再利用することは技術的にほとんど不
可能であったからである。しかし、酵素は高価であるの
で、酵素を何らかの手段で水不爵性にする等して固定化
し、酵素不溶化組成物等の固定化酵素を基質と連続的に
接触させるようにして酵素を連続使用1反復利用するこ
とが考え出された。
ところで、酵素は酵素活性を発現するために補#1gを
必要とする場合が多い。九とえば、脱水素反応系に関与
する酵素はニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(N
AD)やニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸
(NADP)等のts素を必要とする。この補酵素を固
定化すること4考え出されている。従来では、#水を固
定化した場合は補−嵩を固定化せず、逆に補#素を固定
化した場合は酵素を固定化しないというように、酵素。
必要とする場合が多い。九とえば、脱水素反応系に関与
する酵素はニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(N
AD)やニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸
(NADP)等のts素を必要とする。この補酵素を固
定化すること4考え出されている。従来では、#水を固
定化した場合は補−嵩を固定化せず、逆に補#素を固定
化した場合は酵素を固定化しないというように、酵素。
補酵素のどちらか一方のみを固定化するようにしてい友
。そのため、反応の操作上および経済面で次のような開
運があった。すなわち、固定化され九酵素あるいは補酵
素は連続使用することができるが、固定化されない方は
反応のたびに基質と共に反応系に加える必要があり、反
応操作が繁雑となるという問題である。固定化酵素や固
定化補酵素に対し、固定化されていない補酵素や酵素を
結合させておいたとしても、酵素と補酵素の間の結合は
比較的弱いため、固定化#累や固定化補酵素を反応液か
ら分離するときに、固定化されていない方が脱落してし
まうことが多い。そのため、単に不経済であるばかシで
なく、脱落した酵素や補酵素が反応生成物中に混入して
反応生成物の純度を低下させるという問題もある。さら
に、固定化酵素や固定化1s#嵩に補酵素や酵素が結合
する際、立体障害が生じて互いに結合することが紡げら
れ、l!I#素活性が低ドする恐れがあるという問題も
あった。
。そのため、反応の操作上および経済面で次のような開
運があった。すなわち、固定化され九酵素あるいは補酵
素は連続使用することができるが、固定化されない方は
反応のたびに基質と共に反応系に加える必要があり、反
応操作が繁雑となるという問題である。固定化酵素や固
定化補酵素に対し、固定化されていない補酵素や酵素を
結合させておいたとしても、酵素と補酵素の間の結合は
比較的弱いため、固定化#累や固定化補酵素を反応液か
ら分離するときに、固定化されていない方が脱落してし
まうことが多い。そのため、単に不経済であるばかシで
なく、脱落した酵素や補酵素が反応生成物中に混入して
反応生成物の純度を低下させるという問題もある。さら
に、固定化酵素や固定化1s#嵩に補酵素や酵素が結合
する際、立体障害が生じて互いに結合することが紡げら
れ、l!I#素活性が低ドする恐れがあるという問題も
あった。
この発明はこのような問題を解決するため罠なされたも
ので、この発明にかかる固定化酵素の製法によれば、#
素泊性が高く、反応のたびに酵素あるいは補酵素を添加
する必要がなく、しかも、反応生成物の純度を低下させ
ない固定化酵素を得ることができる。
ので、この発明にかかる固定化酵素の製法によれば、#
素泊性が高く、反応のたびに酵素あるいは補酵素を添加
する必要がなく、しかも、反応生成物の純度を低下させ
ない固定化酵素を得ることができる。
すなわち、この発明は、酵素と補酵素をあらかじめ結合
させておいて固定化することを特徴とする固定化#素の
製法をその要旨とする。以下、この発明の詳細な説明す
る。
させておいて固定化することを特徴とする固定化#素の
製法をその要旨とする。以下、この発明の詳細な説明す
る。
酵素として、たとえば、アルコール脱水素酵素。
アルデヒド脱水素酵素、乳酸脱水素#素、リンゴ酸脱水
嵩酵素、グルタミン酸脱水素酵素、ブドウ糖−6−リン
酸脱水嵩#素等の脱水素酵素を使用する場合は、補#素
としてNAD、NADP等を使用する。#素として用い
られるのは、前記脱水素酵素に限られるものではなく、
たとえば脱水素帥嵩以外の酸化還元酵素、あるいは加水
分解酵素等が用いられる場合もある。もちろん、この場
合は、補酵素としては、これらの#素と結合し、酵素を
活性にさせるものが用いられる。このような#素および
補酵素の組合せのうちの少なくとも1種が使用される。
嵩酵素、グルタミン酸脱水素酵素、ブドウ糖−6−リン
酸脱水嵩#素等の脱水素酵素を使用する場合は、補#素
としてNAD、NADP等を使用する。#素として用い
られるのは、前記脱水素酵素に限られるものではなく、
たとえば脱水素帥嵩以外の酸化還元酵素、あるいは加水
分解酵素等が用いられる場合もある。もちろん、この場
合は、補酵素としては、これらの#素と結合し、酵素を
活性にさせるものが用いられる。このような#素および
補酵素の組合せのうちの少なくとも1種が使用される。
酵素と補酵素は、たとえば次のようKして結合させる。
すなわち、各種脱水素酵素とこれに対応する補酵素の組
合わせの場合は、両者を水に溶解させるのである。必要
に応じて、両者をpH緩衝液に添加し、混合する。たと
えば、アルコール脱水素酵素とNADを結合させる場合
は、pH&5〜9.5、最も好ましくはpit 7.
Q付近に調整したリン酸塩緩衝液その他の緩衝液等に両
者を懸濁させる。このように:#素と補酵素をあらかじ
め結合させて酵素活性を発現させ、酵素活性を保持させ
たまま次に述べるようにして両者を固定化(不溶化)す
る。
合わせの場合は、両者を水に溶解させるのである。必要
に応じて、両者をpH緩衝液に添加し、混合する。たと
えば、アルコール脱水素酵素とNADを結合させる場合
は、pH&5〜9.5、最も好ましくはpit 7.
Q付近に調整したリン酸塩緩衝液その他の緩衝液等に両
者を懸濁させる。このように:#素と補酵素をあらかじ
め結合させて酵素活性を発現させ、酵素活性を保持させ
たまま次に述べるようにして両者を固定化(不溶化)す
る。
酵素を固定化する方法は、一般に、架橋法、包括法およ
び担体結合法の三つの方法に大別することができる。も
つとも普通の場合について述べれば、架橋法は酵素を2
個もしくはそれ以上の官能基を有する試薬と反応させる
方法、包括法は#翼をゲルの徴−な格子の中に包み込ん
だり、半透性のポリマーの皮−によって被覆する方法、
担体結合法は水不浴性の担体に酵素を結合させる方法で
ある。このような方法を使用して互いに結合された酵素
と補#素を同時に固定化するのである。
び担体結合法の三つの方法に大別することができる。も
つとも普通の場合について述べれば、架橋法は酵素を2
個もしくはそれ以上の官能基を有する試薬と反応させる
方法、包括法は#翼をゲルの徴−な格子の中に包み込ん
だり、半透性のポリマーの皮−によって被覆する方法、
担体結合法は水不浴性の担体に酵素を結合させる方法で
ある。このような方法を使用して互いに結合された酵素
と補#素を同時に固定化するのである。
架橋法を採用する場合は、架橋剤として、たとえば、グ
ルグルアルデヒド、ビスジアゾベンジジン、ヘキすメチ
レンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート、へ
中ナメチレンジイソチオシアナート、N−N’−エチレ
ンビスマレインイミド。
ルグルアルデヒド、ビスジアゾベンジジン、ヘキすメチ
レンジイソシアナート、トルエンジイソシアナート、へ
中ナメチレンジイソチオシアナート、N−N’−エチレ
ンビスマレインイミド。
N−N’−ポリメチレンビスヨードアセトアミド等ヲ用
いる。これらのうちの211以上を併せて用いる場合も
ある。互いに結合された酵素と補酵素および架橋剤を水
浴液中で反応させる等すれば固定化酵素が得られる。
いる。これらのうちの211以上を併せて用いる場合も
ある。互いに結合された酵素と補酵素および架橋剤を水
浴液中で反応させる等すれば固定化酵素が得られる。
包括法を採用する場合は、包括剤として、アクリルアミ
ドモノマー、ポリアタリルアンド、ビニルピロリドンモ
ノマー、ポリビニルピロリドン。
ドモノマー、ポリアタリルアンド、ビニルピロリドンモ
ノマー、ポリビニルピロリドン。
ポリビニルアルコール、ホリエテレン/ IJ :ff
−ルアクリレート、にニトロ中ジアルキルメタアクリ
レート、アクリル酸、コラーゲン、カラギーナン。
−ルアクリレート、にニトロ中ジアルキルメタアクリ
レート、アクリル酸、コラーゲン、カラギーナン。
セルロース、アルギン酸、寒天等の合成有機物。
多糖類あるいはこれらの誘導体等を用いる。これらのう
ちの2種以上を併せて用いる場合もある。
ちの2種以上を併せて用いる場合もある。
互いに結合させた静翼と補酵素および包括剤を水に加え
て水浴液とし、包括剤をゲル化させたりあるいは包括剤
に皮膜をつくらせる等すれば固定化酵素が得られる。
て水浴液とし、包括剤をゲル化させたりあるいは包括剤
に皮膜をつくらせる等すれば固定化酵素が得られる。
担体法を採用する場合は、担体として、ビーズ状ガラス
、パーナイト、ゼオライト、シラスバルーン、デキスト
ラン、アガロース、ポリアクリルアミド、ポリスチレン
、ポリウレア、ポリウレタン等を用いる。これらのうち
の2種以上を併せて用いる場合もある。互いに結合させ
た#累と補酵素に担体の官能基を反応させる等すれば、
固定化酵素が得られる。
、パーナイト、ゼオライト、シラスバルーン、デキスト
ラン、アガロース、ポリアクリルアミド、ポリスチレン
、ポリウレア、ポリウレタン等を用いる。これらのうち
の2種以上を併せて用いる場合もある。互いに結合させ
た#累と補酵素に担体の官能基を反応させる等すれば、
固定化酵素が得られる。
このようにして得られる固定化酵素は、#素と補酵素が
互いに結合し、酵素活性が発した状部で固定されている
と推定される。したがって、静翼あるいFi−#素が脱
落する恐れが少なく、立体衝害が生じて#素泊性が高く
ならないといったようなことがほとんどない。
互いに結合し、酵素活性が発した状部で固定されている
と推定される。したがって、静翼あるいFi−#素が脱
落する恐れが少なく、立体衝害が生じて#素泊性が高く
ならないといったようなことがほとんどない。
この発明にかかる固定化#累の製法はこのように構成さ
れるものであって、酵素と補#素をあらかじめ結合させ
ておいて固定化するようにしたので、この製法により得
られた固定化酵素を触媒として使用すると、生成物の純
度が向上し、反応性がよい。また、この製法により得ら
れた固定化酵素は、#嵩および補#素がどちらも固定化
されて^ない系、あるいは酵素および補酵素の一万のみ
が固定化さ4ている系に比べ酵素活性の安定性が増加す
る。
れるものであって、酵素と補#素をあらかじめ結合させ
ておいて固定化するようにしたので、この製法により得
られた固定化酵素を触媒として使用すると、生成物の純
度が向上し、反応性がよい。また、この製法により得ら
れた固定化酵素は、#嵩および補#素がどちらも固定化
されて^ない系、あるいは酵素および補酵素の一万のみ
が固定化さ4ている系に比べ酵素活性の安定性が増加す
る。
つぎに、実施例および比較例にっ匹て説明する。
互いに結合した#mシよび補酵素を固定化する緻、実施
例1〜3は架41法、実施例4〜6は包括法を採用した
。
例1〜3は架41法、実施例4〜6は包括法を採用した
。
〔実施例1〕
これは、酵素としてアルコール脱水素酵素を、補酵素と
してNADt七れぞれ使用し、架橋剤としてグルグルア
ルデヒドを使用して、これらを固定化した例である。
してNADt七れぞれ使用し、架橋剤としてグルグルア
ルデヒドを使用して、これらを固定化した例である。
#母から得られたアルコール脱水素酵素10mgとMA
D Q、 2 呵をS℃の蒸留水10m1に浴解させた
。
D Q、 2 呵をS℃の蒸留水10m1に浴解させた
。
この−素の水ti液に25憾のグルタルアルデヒド水澄
液Q、1gを加えて、2時間撹拌した後、この水浴液を
濾過してアルコール脱水素#素−NAD結合朦固定化酵
素を得た〇 この固定化酵素に含まれると同型、同量の#素および補
酵素を比較例1とした。
液Q、1gを加えて、2時間撹拌した後、この水浴液を
濾過してアルコール脱水素#素−NAD結合朦固定化酵
素を得た〇 この固定化酵素に含まれると同型、同量の#素および補
酵素を比較例1とした。
実施例1で得られた固定化rII素、および比較例1の
―嵩と補酵素を用いて、35℃のリン酸緩衝液中でアル
コール脱水素反広奢行なった。たにし、基質濃度はQ、
1Mとした。両者の比活性の経時変化を第1表に示す。
―嵩と補酵素を用いて、35℃のリン酸緩衝液中でアル
コール脱水素反広奢行なった。たにし、基質濃度はQ、
1Mとした。両者の比活性の経時変化を第1表に示す。
菖1表
第1表かられかるように、実施例1により得られた固定
化#素は、比較例1の#素および補酵素に比べ静翼活性
が安定している。
化#素は、比較例1の#素および補酵素に比べ静翼活性
が安定している。
〔実施例2〕
これは、酵素としてアルデヒド脱水素酵素を、補酵素と
してNADをそれぞれ使用し、架橋剤としてグルタルア
ルデヒドを使用して、これらを固定化した例である。
してNADをそれぞれ使用し、架橋剤としてグルタルア
ルデヒドを使用して、これらを固定化した例である。
アルデヒド脱水素#累15mgとNAD 0.4mgを
45℃の蒸留水10m1K#l解させた。この酵素の水
浴液に25慢のグルタルアルデヒド水溶液Q、l Sg
を加えて25時間回転撹拌をした後、この水浴液を濾過
して、アルデヒド脱水素酵素−NAD結合11固定化酵
素を得た。
45℃の蒸留水10m1K#l解させた。この酵素の水
浴液に25慢のグルタルアルデヒド水溶液Q、l Sg
を加えて25時間回転撹拌をした後、この水浴液を濾過
して、アルデヒド脱水素酵素−NAD結合11固定化酵
素を得た。
この固定化#素に含まれると同臘、同量のアルデヒド脱
水素酵素およびNADを比較例2とした。
水素酵素およびNADを比較例2とした。
実施例2で得られた固定化#素、および比較例2の酵素
と補酵素を用いて、35℃、 pH7,5のリン酸緩衝
液中でアルデヒド脱水素反応を行なった。
と補酵素を用いて、35℃、 pH7,5のリン酸緩衝
液中でアルデヒド脱水素反応を行なった。
ただし、基質濃度は0.1 Mとした。両者の比活性の
経時変化をaE2表に示す。
経時変化をaE2表に示す。
槙2表
!I2表かられかるように、実施例2により得られえ固
定化酵素は、比較例2の酵素および補酵素に比べ酵素活
性が安定している。
定化酵素は、比較例2の酵素および補酵素に比べ酵素活
性が安定している。
〔実施例3〕
酵素としてグルタミン酸脱水素酵素を、補酵素としてM
山をそれぞれ使用し、架橋剤としてグルタルアルデヒド
を使用してこれらを固定化した。
山をそれぞれ使用し、架橋剤としてグルタルアルデヒド
を使用してこれらを固定化した。
固定化の方法は実施例1と同様の方法である。比較@3
は、実施例3で得られた固定化酵素に含まれると同量、
同量の酵素および補酵素とした。さらに、比較例4とし
て、実施例1におけると同様の方法により、グルタミン
m脱水嵩al素のみを同量−走化した・ 実施例3で得られた固定化#素、比較例30酵素および
補酵素、および比較例4で得られ九固定化酵素を使用し
、グルタミン酸の脱水素反応を行なった。ただし、比較
例4の固定化酵素を使用する際、実施例3で擾られた固
定化酵素に含まれると同量、同型のNADを、基質と同
時に反応系Kfg加した。王者の比活性の経時変化を第
3表に示す。
は、実施例3で得られた固定化酵素に含まれると同量、
同量の酵素および補酵素とした。さらに、比較例4とし
て、実施例1におけると同様の方法により、グルタミン
m脱水嵩al素のみを同量−走化した・ 実施例3で得られた固定化#素、比較例30酵素および
補酵素、および比較例4で得られ九固定化酵素を使用し
、グルタミン酸の脱水素反応を行なった。ただし、比較
例4の固定化酵素を使用する際、実施例3で擾られた固
定化酵素に含まれると同量、同型のNADを、基質と同
時に反応系Kfg加した。王者の比活性の経時変化を第
3表に示す。
第3表
第3表かられかるように、実施例3により得られた固定
化#素は、比較例3の#素および補酵素や比較例40#
素のみを固定化した固定化酵素に比べ酵素活性が安定し
ている。また、実施f43の固定化#素は比較例4の固
定化酵素に比べ、静翼活性が高い。
化#素は、比較例3の#素および補酵素や比較例40#
素のみを固定化した固定化酵素に比べ酵素活性が安定し
ている。また、実施f43の固定化#素は比較例4の固
定化酵素に比べ、静翼活性が高い。
〔実施例4J
これは、酵素としてアルコール脱水素酵素を、補酵素と
してNADをそれぞれ使用し、包括剤としてコラーゲン
を使用して、これらを固定化した例である。
してNADをそれぞれ使用し、包括剤としてコラーゲン
を使用して、これらを固定化した例である。
#母から得られたアルコール脱水素酵素10mgとNA
D 0.2 mgを蒸留水10m1に浴解させた。この
水浴液にあらかじめ45℃に保幌しておいた4、0嚢ゲ
ニ二−ゲルWG水爵液(コラーゲンを含む水浴t)を加
えてよく混合した。この水浴液を296塩化カリウム水
浴液中に滴下し、ゲル化を行なった。
D 0.2 mgを蒸留水10m1に浴解させた。この
水浴液にあらかじめ45℃に保幌しておいた4、0嚢ゲ
ニ二−ゲルWG水爵液(コラーゲンを含む水浴t)を加
えてよく混合した。この水浴液を296塩化カリウム水
浴液中に滴下し、ゲル化を行なった。
得られたゲルをJI*水で洗浄し、アルコール脱水素酵
素−んす結合11固定化#累24.2gを得た。このよ
うにして得られた固定化at素に使用したと開蓋、同量
のアルコール脱水素とNADを比較例5とした。
素−んす結合11固定化#累24.2gを得た。このよ
うにして得られた固定化at素に使用したと開蓋、同量
のアルコール脱水素とNADを比較例5とした。
実施例4で得られた固定化酵素および比較例5の#素と
1a#嵩を用w、pH&Oic&14fiした35℃の
りン鹸緩衝液中でアルコール脱水嵩反応を行なつ九。両
者の比活性の経時変化を第4表に示す。
1a#嵩を用w、pH&Oic&14fiした35℃の
りン鹸緩衝液中でアルコール脱水嵩反応を行なつ九。両
者の比活性の経時変化を第4表に示す。
第4表
第4表かられかるように、実施例4により得られた固定
化酵素は比較例Sの酵素およびII#嵩に比べ酵素活性
が安定して^る。
化酵素は比較例Sの酵素およびII#嵩に比べ酵素活性
が安定して^る。
〔実施例5〕
これは、酵素としてアルデヒド脱水素酵素、補酵素とし
てNADを使用し、包括剤としてカラギーナンを使用し
て、これらを固定化した例である。
てNADを使用し、包括剤としてカラギーナンを使用し
て、これらを固定化した例である。
アルデヒド脱水素酵素7mgとNAD O,I Jl
rx4を5℃の蒸留水30m1K溶解させた後、この酵
素を含む溶液を40℃に徐々に加温し友。5.2憾のカ
ラギーナン生理食塩水浴液110m1を35’Cに加温
した後、これと前記酵素溶液とを混合し、よく撹拌し走
。撹拌後、この混合液がゲル化するまで徐々に冷却して
アルデヒド脱水素酵素−NAD結合l1iiil定化酵
嵩を得た。
rx4を5℃の蒸留水30m1K溶解させた後、この酵
素を含む溶液を40℃に徐々に加温し友。5.2憾のカ
ラギーナン生理食塩水浴液110m1を35’Cに加温
した後、これと前記酵素溶液とを混合し、よく撹拌し走
。撹拌後、この混合液がゲル化するまで徐々に冷却して
アルデヒド脱水素酵素−NAD結合l1iiil定化酵
嵩を得た。
こO一定化酵素に含まれると同型、同量のアルデヒド脱
水素酵素およびNAD ’に比較例6とした。
水素酵素およびNAD ’に比較例6とした。
実施例5で優られた一定化酵素および比較例6の酵素と
補−嵩を用い、それぞれPH7,5に調整し友りン駿緩
衝液中において、反応温度30℃でアルデヒド脱水嵩反
応を行なった。ただし、基質濃度はQ、1Mとした。両
者の比活性の経時変化を第5表に示す。
補−嵩を用い、それぞれPH7,5に調整し友りン駿緩
衝液中において、反応温度30℃でアルデヒド脱水嵩反
応を行なった。ただし、基質濃度はQ、1Mとした。両
者の比活性の経時変化を第5表に示す。
諺5表
115表かられかるように1実施!A5により得られた
固定化#素は、比I2例6の#嵩および補酵素に比べ酵
素活性が安定している。
固定化#素は、比I2例6の#嵩および補酵素に比べ酵
素活性が安定している。
〔実施例6〕
酵素としてグルタきン鹸脱水嵩酵素を、補酵素としてM
Φをそれぞれ使用し、実施例4と同じく包括剤としてコ
ラーゲンを使用する方法でこれらを固定化して、グルタ
ミン酸脱水素酵素−NAD結合−の固定化#累を得た。
Φをそれぞれ使用し、実施例4と同じく包括剤としてコ
ラーゲンを使用する方法でこれらを固定化して、グルタ
ミン酸脱水素酵素−NAD結合−の固定化#累を得た。
比較例7を実施例6で固定化したとlWlm、同量のグ
ルタミン酸脱水素酵素および補酵素とし、比較例8を実
施例6で固定化したと同量のグルタミン酸脱水素#素の
みを、実施例4と同じ方法で固定化したものとした。
ルタミン酸脱水素酵素および補酵素とし、比較例8を実
施例6で固定化したと同量のグルタミン酸脱水素#素の
みを、実施例4と同じ方法で固定化したものとした。
実施例6の固定化酵素、比較例7の酵素および袖li#
累、比較例8の固定化#素を使用して、それぞれ同一の
条件でグルタミン酸の脱水素反応を行なった。ただし、
基質濃度0.1 M 、反応温度32℃であった。三ネ
°の比活性の@時変化を第6表に示す。
累、比較例8の固定化#素を使用して、それぞれ同一の
条件でグルタミン酸の脱水素反応を行なった。ただし、
基質濃度0.1 M 、反応温度32℃であった。三ネ
°の比活性の@時変化を第6表に示す。
第6表
第6表かられかるように、実施例6の一定化酵素は、比
較例7の酵素および補酵素および比較例8の一定化酵素
に比べ、#素活性が安定している。
較例7の酵素および補酵素および比較例8の一定化酵素
に比べ、#素活性が安定している。
また、実施@6t)@窒化11素は比較例8の固定化―
嵩に比べ#翼機性が高い。
嵩に比べ#翼機性が高い。
特許出願人 松下先王株式会社
代理人 弁理士 松 本 武 彦
Claims (4)
- (1)#嵩と補#素をあらかじめ結合させておいて固定
化することを特徴とする固定化酵素の製法。 - (2)#嵩が、アルコール脱水素#素、アルデヒド脱水
嵩酵素、乳酸脱水素靜嵩、リンゴ酸脱水嵩酵素、グルタ
きン酸脱水素靜嵩およびブドウ纏−6−リン酸脱水素―
嵩からなる群の中から選ばれた少なくとも1種である*
奸−求のIi囲菖1項記載の固定化酵素の製法。 - (3)補酵素がニコチンアミドアデニンジヌタレオチド
およびニコチンアミドアデニンジヌタレオチドリン酸の
うちの少なくとも一方である4IIf請求の範8菖1項
または112項記載の固定化酵素の製法。 - (4)固定化が架橋法によって行なわれ、am剤として
グルタルアルデヒド、ビスジアゾベンジジン、ヘキすメ
チレンジイノシアナート、トルエンジイソシアナート、
ヘキサメチレンジイソチオシフす−)、NUN’−エチ
レンビスマレインイミドおよびN・N′−ポリメチレン
ビスヨードアセトアミト。 からなる鮮から遁ばれた少なくとも1種が用いられ64
1許請求O@S嬉1項から第3項までのいずれかに記載
の固定化酵素の製法0 (論 固定化が包括法によって行なわれ、包括剤として
アクリルアミドモノマー、ポリアクリルアミド、ビニル
ピロリドンモノマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンクリコールアクリレート、
ヒドロキシアルキルメタアタリレート、アクリル酸、コ
ラーゲン、カラキーナン、セルロース、アルギン酸、寒
天、多m類およびこれらの誘導体からなる群から選ばれ
た少なくとも1種が用いられる%11!F111求の範
1i!!!第1項から3113項までのいずれかに記載
の固定化酵素の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6416082A JPS58183094A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 固定化酵素の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6416082A JPS58183094A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 固定化酵素の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183094A true JPS58183094A (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=13250033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6416082A Pending JPS58183094A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 固定化酵素の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183094A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285682A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-11 | Shinko Electric Ind Co Ltd | ロ−ルフイ−ダを駆動するサ−ボモ−タのパルス列制御方法 |
ES2037594A1 (es) * | 1991-07-23 | 1993-06-16 | Univ Barcelona Autonoma | Procedimiento para la separacion de substancias con propiedades fisico-quimicas afines. |
-
1982
- 1982-04-17 JP JP6416082A patent/JPS58183094A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285682A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-11 | Shinko Electric Ind Co Ltd | ロ−ルフイ−ダを駆動するサ−ボモ−タのパルス列制御方法 |
ES2037594A1 (es) * | 1991-07-23 | 1993-06-16 | Univ Barcelona Autonoma | Procedimiento para la separacion de substancias con propiedades fisico-quimicas afines. |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4434228A (en) | Immobilization of biological materials in condensed polyalkyleneimine polymers | |
IT8322155A1 (it) | Procedimento per immobilizzare materie biologiche e composto di materie biologiche adsorbite in vermiculite | |
JPH07147981A (ja) | 固定化酵素複合体の製造法および該方法により調製した固定化酵素複合体 | |
JPS5978687A (ja) | 固定化酵素配合体 | |
JPS59113889A (ja) | 固定化酵素もしくは固定化微生物菌体の製造方法 | |
JPS58183094A (ja) | 固定化酵素の製法 | |
JPS60203192A (ja) | 細胞及び/又は酵素の固定化方法 | |
Coughlin et al. | Preparation and properties of soluble–insoluble nicotinamide coenzymes | |
US4578354A (en) | Immobilization of catalytically active microorganisms in agar gel fibers | |
EP0014003B1 (fr) | Granules complexes contenant des substances protéiniques actives et procédés pour leur fabrication, leur utilisation, et leur régénération | |
CN114574455B (zh) | 利用酶自组装形成超分子水凝胶用于生物催化的方法 | |
JPH0579309B2 (ja) | ||
Stöcklein et al. | Conversion of L-phenylalanine to L-tyrosine by immobilized bacteria | |
JP2665791B2 (ja) | α―グルカンの製造法 | |
JP2774594B2 (ja) | 固定化酵母菌体 | |
Malinauskas et al. | Preparation of high‐molecular‐weight NAD derivatives using cyanuric chloride | |
JPS5928483A (ja) | 脂質の酵素分解法 | |
SU736592A1 (ru) | Способ получени иммобилизованной пектиназы | |
JPS59109173A (ja) | 固定化生体触媒の製法 | |
JPS60137290A (ja) | 酵素固定化方法 | |
JPH0341156B2 (ja) | ||
JPS62282590A (ja) | 酵素類の反応利用方法 | |
JPH0585A (ja) | 固定化酵素の製造方法 | |
JPH0417636B2 (ja) | ||
JPH06169795A (ja) | 光学活性カルボン酸及びその対掌体エステルの製造法 |