JPS58180412A - アイメ−キャップ料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固型、半固型、液状油分と揮発性分肢炭化水
素と有機ゲル化剤と疎水性無水シリカと水とを必須成分
として含有することを特徴とする油中水型のフイメーキ
ャ７プ料に関するものである。その目的とするところは
、アイメーキャップ料の乾燥性、耐水性、耐油性、便用
性、安全性、安定性等を向上改善することである。

従来、アイライナー、マスカラ等のフイメーキャ７プ料
は、水中泊塁、皮膜形成型、非水系型、油中水型が知ら
れている。

水中泊塁のものは、固型、半Ｗ型、液状油分と水とから
成るもので、膜の均一性やのびといった使用性、乾燥性
、安全性、安定性は問題ないが、耐水性は非常に悪く、
耐油性も悪い。すなわち化粧もちび良くないという欠点
がある。

皮膜形成型のものは、合成樹脂エマルジョンと水から成
るもので、問題は少ない方であるが、耐水性についてに
、プール、海に於ける水泳や、テニス等の激しいスポー
ツなどでの使用に耐え得るものではない。また、仕上り
膜に違和感を感じるという欠点もある。

非水系型のものは、固型、牛ｖＩ型、液状油分と揮発性
分絃炭化水責とから成るもので、耐水性は問題ないが、
耐油性が非常に悪く、乾燥性も慧く、使用性、安全性、
安定性もやや怒い。さらに、皮脂による化粧くずれが起
こりやすいという欠点がある。

油中水製のものは、固に、牛ｔＩ！Ｉｌ型、波状油分と
揮発性分れ炭化水素と水とから成るもので、耐水性は問
題ないが、乾燥性、耐油性が非常に慈＜、安定性も紐＜
、使用性、安全性もややｉい。そして皮脂による化粧く
ずれが起こりやすく、分離しやすいという欠点がある。

市場に於いても、はとんど見られないタイプのも、っで
ある。

以上の如く、従来の水中油聾のアイメーキャップ料は、
使用性が良好、すなわち、均一な膜で付き、のびも良く
、思いどうりに仕上げることができ、安全性も高いとい
う長所がある。しかし、一般にその組成が油分と水とか
ら成るため、乾燥後、水、涙、汗や皮脂などに刈れると
、再び乾燥以前の状態にもどってしまい、にじんだり、
まだらになったりして、目のＦｔｌ囲を汚しやすいとい
う欠点がある。また、従来の非水系型アイメーキャップ
料は、水、淀、汗などに濡れても、にじんだり、落ちた
すせず、耐水性の点で１１良好である。しかし、一般に
その組成が油分と揮発性分級炭化水素とから成るため、
乾燥後、皮脂及び化粧品等の油分に塗布化粧料が溶解し
て、にじんだり、また、まばたきなどにより移動して、
目の周囲を汚しやすいというように耐油性の点で劣ると
いう欠点がある。

本発明は、上記水中油部のアイメーキャップ料の長所で
ある使用性、安全性の高さと、非水系型のアイメーキャ
ップ料の長所である耐水性の高さとをあわせもち、かつ
それぞれの短所、欠点を解決したものであるＯ すなわち、本発明のアイメーキャフブ料は、固型、半固
型、液状油分と揮発性分れ炭化水素と有機性ゲル化剤と
疎水性無水シリカと水とから成る、油中水屋のものであ
る。使用される必須組成分を次に示す。

固型、牛固屋、液状油分は、流動パラフィン、スクヮラ
ン、固型パラフィンワックス、キャンデリラワックス、
カルナゆバワックス、ラノリン銹導体、ビーズワックス
、モクロウ、ミリスチン酸、七タノール、ミリスチン酸
イソプロピル、シリコン油など化粧品に一般に使用され
る油性原料である。

揮発性分岐炭化水素は、例えばＩＰソルベント（出光石
油化学株式会社＆！りであり、合成の石油系炭化水素で
ある。その主成分は、イソパラフィンであり、９５％以
上含有されている。

有機性ゲル化剤とは、ショ糖脂肪酸エステル、デキスト
リン脂肪酸３− 疎水性無水シリカは、例えば、アエロジルＲ−９７２（
日本アエロジル株式６社Ｍ）　、タラノックス５ＯＯ（
タルク　インツー＃：　レ−ジョン製ンである。アエロ
ジルＲ−９７２は、二酸化硅素をベースとし通常シリカ
面を覆っている親水性の水酸基の一部をジメチルジクロ
ロシラン基に置き換えたものである。タラノックス５０
０は、二酸化硅素をペースとし、通常シリカ面を覆って
いる親水性の水酸基を疎水性のトリメチルシロキシル基
に置き換えたものである。

本発明に使用される油分の配合量は、Ｓ〜５０１ｉｉｊ
％（以下Ｘ％は重置％を表わす〕の範囲で使用可能であ
る。特に５〜２０％の範囲であれば、アイメーキャップ
料として使用特性上好ましい。すなわち３％以下では、
塗膜を形成しなくなり、アイメーキャップ料としての機
能を生じない。一方、５０％以上では、アイメーキャン
プ料の系の粘度が増大してしまい粘度のフン）ｗ−ルが
できなくなったり、耐油性が極めて劣ってしまう。

次に、揮発性分岐炭化水素の配合ｆｆｉは、２０〜７０
％の範囲で使用可能であるが、特に２５〜６０％の範囲
が好ましい。すなわち２０％以下であると、乾燥性が著
しく劣り、また、７０％以上では、系の粘度が低くなり
、粘度のフントロールが困婦になり、しかも安定性も劣
る・ ４− 次に、有機性ゲル化剤の配合量は１〜１５％の範囲で使
用可能であるが、特に２〜１０％の範囲が好ましい。す
なわち１％以下では、ゲル化能力不足のために安定性が
劣ってしまう。また、１５％以上では、逆にゲル化能力
が高まりすぎてしまい、粘度コントロールが不可能とな
る。

次に、疎水性無水シリカの配合量は、ｃＬ５〜５％の範
囲で使用可能であるが、特に１〜４％の範囲が好ましい
。すなわち［１！１以下では、水を安定に油中に分散さ
せておくことができず、本発明の作用効果を生じさせる
ことができない。また、５％以上では、系がゲル状に１
体化し、使用が国都となる。

最後に、水の配合量は、５〜６０％の範囲で使用可能で
あるが、特に１０〜４０％の範囲が好ましい。すなわち
５％以下では、非水系壓の欠点が生じる。また、６０％
以上では、耐水性が著しく劣り、化粧もちも着しく劣る
。

本発明のアイメーキャップ料は以上の如く構成されるが
、特に油性原料の量、種類を適宜選択することにより、
アイライナー、マスカラをそれぞれ得ることができる。

さらに、本発明のアイメーキャップ料には、上記成分の
他、顔料、顔料分散剤、酸化防止剤、可四剤、増粘剤、
油溶性樹脂、香料、防腐剤等を適宜添加することができ
る。

本発明のアイメーキャップ料は、上記の組成から成り、
しかも微粒子状に分数させた水を含む疎水性無水シリカ
を油中に分散させ有機性ゲル化剤にて安定化を図ってい
るものであるＯ　　　　　　　　　　　１本発明のアイ
メーキャップ料の特性に関し１乾燥性、耐水性、耐油性
、使用性、安全性、安定性等の計測試験方法を以下に示
す。

（１）　　乾燥性試験；１５Ｘ７に１２ｍのサイズのガ
ラス板に適量の試料を採り、２くルのドクターブレード
により均−ｍｌｌ［を作製し、常温にて乾燥時間をチェ
ックする。

１２）耐水性試験；（１）と同様の方法でサンプルを作
製し、常温で２４時間乾燥後、イオン交換水を、ピペッ
トにて試料面に滴下し、１５秒、３０秒、１分１５分、
１０分、３０分後コツトンにて拭き取り、チェックする
。

（３）耐油性試験；（２Ｉの試験法のイオン交換水の代
わりにスクヮランを使用し、ｒｉＩＪＩｌにチェックす
る。

（４）使用性試験；アイライナーについては、アイライ
ナーの筆に試料を含ませ、レコーダにセットし、紙を１
２−７分の速度で移動させて直線を描かせ、その筆跡を
チェックする。マスカラについては、マスカラのブラシ
に試料を含ませ、レコーダにセットし、３デニールのナ
イロン擬毛を固定する。そしてブラシを１２ｃｌＩ／分
の速度で移動させて試料をｍ着させ、その筆跡をチェッ
クする。

（５）安全性試験；試料をうさぎの眼瞼に滴下し、１時
間、４時間＼２４時間、４８時間、７２時間、及び４〜
７日後をチェックする。

１６１　　安定性試験１８０ｓｉ！のサンプル瓶に試料
を入れ、４０°Ｃ及び０°Ｃの恒温槽にそれぞれセット
し、１週間、２週間、１力月、３力月後チェックする。

アイメーキャップ料のタイプ別特性結果を次に示す。

判　定　　＠　非常に良い ○　良い △　やや恕い ×　悪い × ×　非常に悪い 次に実施例を示す。

実施例　１　　黒色アイライナー （Ｗ法〕Ａ部を７０℃に加熱し、攪拌して均一にする。

Ｂ部を高速攪拌して均一にし、７０℃に加熱する。Ｂ＠
ｔ−Ａ部に添加し、分散後、冷却し、アイライナー容器
に充填する。

実施例　２　　茶色アイライナー ７− （製法）実施例１と同様にして製造する。

実施抗　３　　黒色マスカラ ８− （製法）実施例１と同様にして製造し、マスカラの容器
に充填する。

実施例　４　　茶色マスカラ （製法）実施例１と同様にして製造し、マスカラの客器
に充積する。

以　　上 出願人　　株式会社　小林コー七− 手続補正書（自発〕 昭和５８年　５月２３日 特許庁長官　若　杉　和　夫　　殿 １、　事件の表示 １１Ｂ２０５７年’４軒ＢＫ６１１４０号２、　発明の
名称 アイメーキャップ料 ３、　補正をする者 事件との関係　　出　願　人 住　所　東京都中央区日本橋３丁目６％２号１１− ４、　補正命令の日付 自　　　　　発 ５、　補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ６　補正の内容 （１）　　明細書中第４頁第１６行 「２０〜７０％」とあるを 「１０〜７０％」と訂正する。

（２）　　同ｗＣ４頁第１７行 「２５〜６０％」とあるを 「１５〜６０％」と訂正する。

（３）　　同第４頁纂１７〜１８行 「２０％以下」とあるを 「１０％以下」と訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固型、半固型、液状油分と揮発性分肢炭化水素と有機ゲ
   ル化剤と疎水性無水シリカと水とを必須成分として含有
   することを特徴とする油中水型のアイメーキャ７プ料