JPS581795A - 熱間圧延用潤滑剤 - Google Patents

熱間圧延用潤滑剤

Info

Publication number
JPS581795A
JPS581795A JP9896581A JP9896581A JPS581795A JP S581795 A JPS581795 A JP S581795A JP 9896581 A JP9896581 A JP 9896581A JP 9896581 A JP9896581 A JP 9896581A JP S581795 A JPS581795 A JP S581795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
rolled material
lubricant
shape
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9896581A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kokubo
小久保 一郎
Yoji Kawatani
川谷 洋司
Yoshio Oike
大池 美雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP9896581A priority Critical patent/JPS581795A/ja
Publication of JPS581795A publication Critical patent/JPS581795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔以下余白〕 ことは製品の歩留り向上のために重要である。しかしが
Zながら、板圧延における圧延材の先後端部には幅方向
の材料変形の不均一により、板の幅方向の中火部で凹と
なったいわゆるフィシュテールあるいは凸となったタン
グ等か生じるのが一般である。なお、ここで圧延材の先
後端とは、その移動する方向の端部および逆方向の端部
のことである。そして、」二記幅方向にわたる圧延方向
長さの不均一は圧延中のロールの表面形状および圧延機
入側での材料の幅方向断面形状に大きく影響され、幅方
向の各位置でのわずかの圧下量の不均一か圧延方向畏さ
の不均一を生じる。
また、厚板圧延のように、幅出しのためにクロス圧延を
行う場合には、幅出し圧延時の幅方向の延べ長さの不均
一が後の縦方向圧延において幅の不均一、いわゆる大鼓
形状、ソヅミ形状あるいはキヤンバ−となり、圧延成品
の矩形度が損なわれる。
コレに対し、圧延材先後端における凹凸を・少くするた
め、圧延材先後端の平面形状制御に関して、ロールの表
面形状を変える方法、圧延材の断面形状を調節する方法
が提案されている。さらに、上記ロールの表面形状を変
える方法にも、各種の方法があるのであるが、いずれに
おいても、ロール胴が一体であることのために、種々の
先後端凹凸1形状に対応させて、ロール表面形状を任意
に変化させることは困難である。
また、圧延材料の断面形状を調節する方法は、そのため
の工程を要し、生産性の低下をもたらす。
また、この方法は圧延中の先後端平面形状に応じてフィ
ードバック制御することが困難であるため、各種の圧延
時の外乱に対応できず、制御の精度に限界がある。さら
に、この方法は断面形状を調節できる容量の大きな設備
あるいは装置を必要とするため、圧延ラインの空間的あ
るいは費用的制約により制限を受ける。
一方、板圧延において、ロールバイト(圧延材がロール
にかみ込んでいる部分のこと。)に潤滑剤を供給すると
、ロールバイトでのロールと圧延材との間の摩擦係数が
小さくなる。そして、この摩擦係数を小さくすることは
、圧延材板厚方向の材料の変形を均一(ヒし、圧延効、
率を向上ぎせること、および、ロールバイトでの摩擦力
に起因する圧延反力、いわゆるフリクションヒルを減す
る効果により、圧延反力を減少させ、ロールの偏平変形
およびロール軸心の上下移動量を小さくすることのため
、圧延材の長手方向の延び量を大きくする効果があるこ
とは周知である。潤滑剤として種々の4I微があるが、
この種圧延機における圧延材の平面形状制御方法にどの
ような潤滑剤が最も適−ルバレル方向に、複数個のある
いは単数側の噴射ノズルを圧延材に対して潤滑剤噴射可
能に配置すると共に、圧延材の一後端部圧延形状を一定
にするべく予め設定した圧延材のロールバレル方向の各
位置における潤滑剤の供給タイミング、供給量(吐出量
、a度)等を定める潤滑パターンにもとづいて、上記噴
射ノズルに潤滑剤を供給しつつ圧延して、圧延材の幅方
向の各位置での圧延方向の伸び量を制御するようにする
圧延機における圧延材の平面形状制御時において、用い
る潤滑剤として合成エステルに重量比で金属せっけんを
0.1乃至10%と1乃至100ミクロンの中心粒径を
もつグラファイトを0,1乃至30%混入したものを新
容易かつ確実に制御できる圧延機における圧延材上記合
成エステルは脂肪酸とポリオールのエステルで、脂肪酸
としては、飽和および不飽和の天然脂肪酸や獣脂肪酸又
は天然動植物油が好ましく、またポリオールとしては、
ペンタエリスリトール。
ホリマートリメチロールエタン、トリメチロール □プ
ロパン、グリコール類等が好ましい。金属せつけんとし
ては、アルミニウム、マンガン、コバルト°9鉛、カル
シウム、クロム9銅、銀、水銀、マグネシウム、亜鉛、
ニッケルなどのアルカリ塩以外の金属塩であり、またグ
ラファイトとしては、天然黒鉛、特殊黒鉛、コークスな
どの粉末で中・U粒径が10μ程度のものが好ましい。
上記の如き構成よりなる潤滑剤は、噴射ノズルでスプレ
ーし得るに十分な粘性と、圧延材上潤滑作用をなし得る
に十分な耐熱性および潤滑性ならびに伸展性を有し、同
時に圧延材にその伸び変化量を十分付与し得るものであ
り、この種圧延材の平面形状の制御を容易かつ確実に行
うことができるものである。
次に、本発明に係る潤滑剤を、その適用例である圧延機
2とともに説明する。
まず、圧延装置2は1.第1,2図に示すように、圧延
材1を圧延する上下一対の圧延作業ロール(以下ロール
と言う。)3の材料入側(第1図に示す状態ではロール
の左側)に接近した位置で、圧延材1に向くように、ゆ
)つその上下両面から挾むように圧延材1の幅方向すな
わちロール3の7くしル方向に並設した2列の潤滑油の
噴射ノズル4゜4を有している。それぞれの噴射ノズ/
L’4−1゜数スつのセクションに区分され、各セクシ
ョン別に配管され、遠隔操作可能な流量制御弁5−1゜
しである。さらに、これらの流量制御弁5−1・・・5
−nは、一本の管となり、遠隔操作可能な開閉弁6を介
してポンプ13および潤滑油タンク7に接続しである。
また、本例では可逆式圧延機の例を示してあり、第1図
中ロール3の右側(圧延材1の流れが逆方nは遠隔操作
可能な流量制御弁9−1.9−2−・・を介してポンプ
13および潤滑油タンク7に接続しである。
部は、演算装置14に接続するとともに、ロール3の入
側に圧延材1の後端形状を検出するための形状検出器1
1(逆方向の流れに対しては12)を設け、これを演算
装置14に接続して、その検出値を入力させている。形
状検出器11としては、テレビカメラ、ダイオードアレ
ーを内蔵したカメラ等がある。
演算装置14は形状検出器11あるいは12で検出され
た後端形状に応じて、板幅方向外位置における潤滑剤噴
射ノズル4−jあるいは8−j(j=t〜n、nはノズ
ルの数)からの潤滑剤噴射タイミングおよび潤滑剤供給
量を演算し、各流量制御弁5−jあるいは8−j(j=
1〜n)の制御量を出力するものである。
今たとえば検出された後端形状Sをつぎのようにベクト
ル表示する。
S(β□、12.・・・、#j、・・・fn)ここにl
jは板幅方向の任意の位置、たとえば板中央での後端部
位置を基準としたときのj位置み長さ偏差量であり、基
準位置よりも板が長い場合を正とする。後端形状の凹凸
を零にする場合はこれらの偏差量を零にすれば良い。e
jの最大値を1max とすれば板幅方向外位置につい
て伸び偏差量△β・=l ma x  (l J  と
なるように潤滑パターンを決める。
潤滑パターンと伸び偏差量△1j(j二1〜n)の間に
はつぎの関係がある。
ここに(aijJは伸び量に対する潤滑条件の影響係数
をあられすn行n列のマトリックスである。
(fl、f2.・・・fj・・・、fn)は潤滑パター
ンを表わすベクトルであり、f・は潤滑長さL 3 、
L ]およびしたがって(2)式より形状検出器11か
ら得られた後端形状(△4□、△12.・・・、△ej
、・・△ln)に応じた潤滑パターン(f□、f2.・
・・、fj、・・f、)を求めることができる。潤滑長
さI−J および潤滑剤供給量Qjを一定にすればf、
は簡便にLj のみの関数となる。
また、後端形状が単純なフィシュテール、タング等類型
的な形状のみしか現われない場合は、あらかじめそれに
応じた潤滑パターンを演算装置14に記憶させておき、
各後端形状に応じて潤滑パターンを選択するような簡便
な制御方法も可能である。
上記構成からなる圧延機2の圧延材1に対する平面形状
制御;こは、たとえば、1すi−1パスロ(第2図にお
いて板が下方から上方に圧延される場合を考える)にお
ける先端形状Sを形状検出器12で検出し、この検出値
から1maxを抽出し、板幅方向外位置における伸び偏
差量ベクトル(Aff□。
△12.・・・、△lj、・・・△en)を求める。こ
れがiパス目で制御すべき伸び偏差量であるから、これ
に応じた潤滑パターンを演算装置14で演算し記憶する
。なお、i −1パス目では開閉弁6は開、開閉弁lO
は閉じられている。iパス目の圧延が開始されると開閉
弁6は閉、開閉弁10は開となり、圧延材後端部近傍が
圧延されるとき、記憶された潤滑パターンにしたがって
流量制御弁9が制御され潤滑剤か供給される。なおこの
とき圧延材1の先端は形状検出器11で検出され、この
検出値をもとに図示しないi+1パス目の潤滑パターン
が演算される。以上の方法を繰り返して圧延することに
より、圧延材1の先後端形状を所望の形状にすることが
できる。
上記潤滑油タンク7内に貯蔵されて外弁を介して上記噴
射ノズルから圧延材1へ向けて噴射される潤滑剤は、噴
射ノズルからスプレーIy得ルニ十分な粘性を有すると
共に圧延材上で耐熱性および潤滑性ならびに伸展性を有
するは勿論のこと、圧延材1に十分な伸び変化量を付与
し得ることが出来れば、この種圧延材の平面形状の制御
を容易かつ確実に行うことができる。潤滑剤としては従
来から種々のものが提案されているが、上記の如き圧延
機における圧延材1の平面形状の制御に用い斉11 つけんを0.1乃至10%と1乃至100ミクロンの中
心粒径をもつグラファイトを0.1乃至30%混入しで
あるのが好適である。実験例として、潤滑剤に脂肪酸と
してナタネ油(クエークロール(HB−17))に重量
比で、アルミニウムせっけんを5%と中心粒径が10μ
の天然黒鉛粉末を15%または25%を混入したものを
用いて、圧延材として厚さ25.531111゜長さ2
00Hのものに適用した場合に噴射ノズルでのスプレー
に目づまりなどが生じることなく圧延材上に正確に散布
でき、その伸び変化量は10.OM+または12.4j
ffが得られた。したがって、天然黒鉛粉末25%Zも
の伸び変化量がρ大であった。
脂肪酸は、潤滑性が良好であるが、アルミニウムせっけ
んの混入でさらにその潤滑性、特に高温度(800〜9
00°C)、重荷重での潤滑性、吸着性が良好になり、
さらにそれに天然黒鉛粉末を混入することによってねつ
豐および展着性を向上して圧延材とワークロールとの間
の圧延作用を助成する作用が附加されかつ、アルミニウ
ムせっけんと天然黒鉛粉末の同時添加によって圧延材上
でかつ確実にすることができるものである。脂肪酸(こ
加える金属せつけんの混入量が、0.1%以下では十分
な潤滑効果が期待できず、文通に10%以上では十分な
伸展性が得られない。また一方、グラファイトが、0,
1%以下では十分な圧延材の伸び率が得られず、文通に
30%以上では噴射ノズに つ甲づまりが生じ易くなる一方、グラファイトの中心粒
径が100ミクロン以上のときも噴射ノズルに目づまり
が生じ易くよって実用に促し得なくなる。
上記実施例に詳記した如く、本発明は圧延機の作業ロー
ルバレル方向に、複数個のあるいは単数個の噴射ノズル
を圧延材に対して潤滑剤噴射可能に配置すると共に、圧
延材の後端部圧延形状を一定にするべく予め設定した圧
延材のロールバレル方向の各位置における潤滑剤の供給
タイミング。
供給量(吐出駄、濃度)等を定める潤滑パターンにもと
づいて、上記噴射ノズルに潤滑剤を供給しつつ圧延して
、圧延材の幅方向の各位置での圧延方向の伸び量を制御
するようにする圧延機における圧延材の平面形状制御時
に用いるに好適な潤滑剤として合成エステルに重量比で
金属せっけんを0.1乃至10%と1乃至100ミクロ
ンの中心粒径をもつグラファイトを0.1乃至30%混
入したものを用いるようにしたことを特徴とするもので
、圧延材の端部形状に応じて、圧延材に噴射する潤滑装
置をその幅方向の各位置で変えるように制御することに
より、圧延材の端部形状を容易かつ正確に矩形形状にす
ることが出来、これによって材料の歩留りを向上でき、
また潤滑油の流量制御により圧延材の端部形状を制御す
ることにより、従来のようなロール形状の変fヒによる
ものに比して制御が極めて容易になり、かつ修正出来る
形状、寸法等の自由度が大きいという利点があるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の矩形度制御方法の一実施態様を示す
概略図、第2図は第1図の平面図としての説明図である
。 1・・・圧延材、 2・・・圧延機、 3・・・圧延作
業口特 許 出 願 人  株式会社神戸製鋼所代 理
 人 弁理士  青白 葆 ほか2名第1図 第2図 手続補正書 昭和56年 10月20日 特許庁 長官  殿 1事件の表示 昭和56年特許願第 98965      号2発明
の名称 熱間圧延用潤滑剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者     高  橋  孝  吉4、代理人 5、補正命令の日付 (自発補正) 6、補正の対象 明細書全文。図面全図。 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙のとおり一訂正します。 (2)別紙朱書で示すOn < 、第1図を第2図に、
第2図を第3図に訂正し、新たに図面第1図を別紙のと
おり追加します。 以上 明   細   −) 1、発明の名称 熱間圧延用潤滑剤 2、特許請求の範囲 (1)熱間圧延用に用いる潤滑剤であって、合成工けん
を0.1乃至10%と1乃至100ミクロンの中・ひ粒
径をもつグラファイトあるいは二硫化モリブデンを0,
1乃至30%混入したことを特徴とす――−−−−―l
−11−−−−■―−る熱間圧延用潤滑剤。 3、発明の詳細な説明 本発明は−例えば各種金属板、形鋼、棒鋼等の熱間圧延
加工に供せられる潤滑剤に関するものであり、高温での
潤滑性能が特に優れていることを特徴とする本発明によ
る潤滑剤はその優れた潤滑性能により、特に分塊圧延、
ホットストリップミルの粗圧延、厚板圧延等の板圧延に
おける圧延材端部の平面形状制御圧延に好適である。 通常、板圧延において圧延材の平面形状を矩形に保つこ
とは製品の歩留り向上のために重要である。しかしなが
ら、板圧延における圧延材の先後端部には幅方向の材料
変形の不均一により、板の幅方向の中央部で凹となった
いわゆるフィシュテールあるいは凸となっだタング等が
生じるのが一般である。なお、ここで圧延材の先後端と
は、その移動する方向の端部および逆方向の端部Gこと
である。そして、上記幅方向にわたる圧延方向長さの不
均一は圧延中のロールの表面形状および圧延機入側での
材料の幅方向断面形状に大きく影響され、幅方向の各位
置でのわずかの圧下量の不均一が圧延方向長さの不均一
を生じる。 また、厚板圧延のように、幅出しのためにクロス圧延を
行う場合には、幅出し圧延時の幅方向の延び長さの不均
一が後の縦方向圧延において幅の不均一、いわゆる太鼓
形状、ツヅミ形状あるいはキャンバ−となり、圧延成品
の矩形度が損なわれる。 これに対し、圧延材先後端における凹凸を少くするため
、圧延材先後端の平面形状制御に関して、ロールの表面
形状を変える方法、圧延材の断面形状を調節する方法が
提案されている。さらに、上記ロールの表面形状を変え
る方法にも、各種の方法があるのであるが、いずれにお
いても、ロール胴が一体であることのために、種々の先
後端凹凸形状に対応させて、ロール表面形状を任意に変
化させることは困難である。 また、圧延材料の断面形状を調節する方法は、そのため
の工程を要し、生産性の低下をもたらす。 また、この方法は圧延中の先後@モ面形状に応じてフィ
ードバック制御することが困難であるため、各種の圧延
時の外乱に対応できず、制御の精度に限界がある。さら
に、この方法は断面形状を調節できる容量の大きな設備
あるいは装置を必要とするため、圧延ラインの空間的あ
るいは費用的制約により制限を受ける。 一方、板圧延において、ロールバイト(圧延材がロール
にかみ込んでいる部分のこと。)に潤滑剤を供給すると
、ロールバイトでのロールと圧延材との間の摩擦係数が
小さくなる。そして、この摩擦係数を小さくすることは
、圧延材板厚方向の材料の変形を均一化し、圧延効率を
向上させること、および、ロールバイトでの摩擦勾に起
因する圧延反力、いわゆるフリクションヒルを減する効
果により、圧延反力を減少させ、ロールの偏平変形およ
びロール軸心の上下移動数を小さくすることのだめ、圧
延材の長手方向の延び量を大きくする効果があることは
周知である。そこで本発明者らは既に特開昭54−96
455号、特開昭54−96456号において、潤滑剤
を用いて圧延材板厚方向各位置における伸び変化量の分
布を変え、圧延材の先後端平面形状を制御する方法を提
案している。本方法の大なる効果を得るためには、高温
での潤滑性能が非常に優れた潤滑剤が必要とされる。 本発明は上記要望を満すべく、熱間圧延用潤滑剤を新規
に提供せんとするもので、特に圧延機の作業ロールバレ
ル方向に、複数個のあるいは単数□ 個の潤滑剤供給装
置を配置すると共に、圧延材の後端部圧延形状を一定に
するべく予め設定した圧延材のロールバレル方向の各位
置における潤滑剤の供給タイミング、供給量(吐出量、
濃度)等を定める媚滑パターンにもとづいて、潤滑剤を
供給しつつ圧延して、圧延材の幅方向の各位置での圧延
方向の伸びi肴を制御するようにする圧延機における圧
延材のモ面形伏制御時において、用いる潤滑剤として合
成エステルあるいは天然動植物油脂あるいは両者を混合
したものに重量比で金属せっけんを0.1乃至10%と
1乃至100ミクロンの中心粒径をもつグラファイトあ
るいは二硫化モリブデンを0.1乃至30%混入したも
のを新規に創作したことを特徴とするものである本旦即
の潤滑剤を用いることによって、この種圧延機における
圧延材の平面形状制御方法、特に板圧延における平面形
状制御圧延方法を効果的に遂行することができだ。 法油としてはそれ自身の潤滑性能の他に、リン酸塩、ケ
イ酸塩、ホウ酸塩、チッ化ホウ素等の固形物をロールバ
イトに十分分散供給させるために、耐熱性の優れたもの
が要求される。この耐熱性に優れた油としては脂肪酸エ
ステルが好ましい。 脂肪酸エステルには合成エステルと天然動植物油脂があ
り、天然動植物油脂としては大豆油、米ぬか油、ナタネ
油、ヒマシ油、パーム油、牛脂等が代表的なものである
。合成エステルは脂肪酸とアルコールを合成したもので
あり、単に脂肪酸だけでも炭素数、価数および飽和型か
不飽和型かの組み合わせは多岐にわたり、種々の脂肪酸
がある。 またアルコールに関しても炭素数、価数の組み合わせは
多岐にわたり、したがって両者の組み合わせを考えると
脂肪酸エステルの腫類は非常に多い。 これらの脂肪酸エステルはいずれも鉱油に比して著しく
優れた#熱性を有するが、アルコール基のβ−炭素に水
素がないアルコール類から構成される脂肪酸エステルは
ヒンダードエステルと呼ばれ、特に耐熱性に優れている
ことが知られている。 ヒンダードエステルとして代表的なものにはネオペンテ
ルグリコールジウラレート、トリメチロールプロパント
リヘプタノエート、ペンタエリスリトールテトラヘキサ
ノエート等がちる。 全属伊つげんは分子中少くとも8個の炭素原子を含む脂
’IJj酸、樹脂酸あるいはナフテン酸の非アルh I
J金属塩であり、非アルカリ金属としてはカルシウム、
バリウム、アルミニウム、バナジウム、鉛、亜鉛、銅等
が多く用いられる。 金属せっけんは金属面への吸着性が良く、それ自身で潤
滑膜を形成する効果を持つとともに、グラファイトある
いは二硫化モリブデン等の固形潤滑剤の分散を良くする
働きもある。 グラファイトおよび二硫化モリブデンはいずれも層状の
結晶構のをもち、層間のせん断強さが弱いために、潤滑
境界面に均一に分散させることにより摩擦係数を著しく
低減する効果がある。まだグラファイトおよび二硫化モ
リブデンは融点が高いため、高温での潤滑、剤に適して
いる。なおこれらの固形潤滑剤はその中心粒径が100
μを越えると括浦中での安定した分散が困斯1となる。 一方0.1μ未満の場合は熱間圧延ロールの表面粗さに
比して粒径が小さ過ぎ、固形潤滑剤としての効果が肖ら
れなくなる。 壕だ配合比に関しては金属せつけん、グラファイトある
いは二硫1ヒモリブデンとも0.1%以丁では十分な潤
滑効果が勘侍できず、逆に金属せつけんが10%を越え
ると十分な伸展性がmられず、またグラファイト、二硫
化モリブデンは30%を越えるとこれらの分散媒体であ
る基油が相対的に不足し、ロールバイトへのグラファイ
トあるいは二硫化モリブデンの供給が不十分となる。 上記の如き構成よりなる潤滑剤は、圧延材上潤滑作用を
なし得るに子分な唄熱性および潤滑性ならびに伸展性を
有し、同時に圧延材にその沖び変化量を十分付与し得る
ものであり、この種圧延材のモ面形状の制御を容易かつ
確実に行うことができるものである。 第1表は熱間圧延機を用いて鋼板を部分潤滑して1パス
圧延したときの圧延材後端部の伸び変化量△e(無潤滑
で圧延した場合の後端部形状との偏差、第1図参照)を
各種潤滑剤について比較し、 た例である。主な圧延条
件はつぎの通りである。 (1)圧延ロール寸法:直径500MM×胴長500朋
(2)圧延材寸法:板厚20myX板幅270mttt
X板長200闘 (3)圧延温度 :1050’C (4)圧 下 率=40% (5)潤滑剤供給幅:板幅端部各40朋幅表から明らか
なように本発明による潤滑剤はいずれも顕著な伸び変化
量を示しており、潤滑性能が優れていることを示す。一
方鉱油は耐熱性が劣、るため、リン酸塩、ケイ酸塩等の
無機化合物を添加しても潤滑効果はあまり得られない。 第  1  表 第 1 表 (つづき) 以上のことよシ、OiT述した基油としての脂肪酸エス
テルおよびリン酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩等の無機化合
物の相乗幼果により本発明による潤滑剤は著しく優れた
潤滑性能を有することがわかる。 次に、本発明に係る潤滑剤の適用方法を、その適用例で
ある圧延機2とともに説明する。 まず、圧延装置2は、第2.3図に示すように、圧延材
lを圧延する」−Tm対の圧延作業ロール(以下ロール
と言う。)3の材料入側(第2図に示す状態ではロール
の左側)に接近した位置で、圧延材1に向くように、か
つその上下両面から挾むように圧延材10幅方向すなわ
ちロール3のバレル方向に並設した2列の潤滑油の噴射
ノズル4゜4′を有している。それぞれの噴射ノズル4
−1゜4−2・・・4−1 、4’ −1、4’−2・
・・4′−〇は適宜数ずつのセクションに区分され、各
セクション別に配管され、遠隔操作可能彦流量制御弁5
−1゜5−2・・・5−n 、 5’ −1、5’−2
・・・5′−nに接続しである。さらに、これらの流量
制御弁5−1・・・5/  nは、一本の管となり、遠
隔操作可能な開閉弁6を介してポンプ13および潤滑油
タンク7に接続しである。 また、本例では可逆式圧延機の例を示してあり、第2図
中ロール3の右側(圧延材1の流れが逆方向の場合は入
側となδ。)にも、上記と同様に噴射ノズル8−1.8
−2・・・8−n 、 8’ −1、8’−2・・・B
l  nは遠隔操作可能な流量制御弁9−1゜9−2−
9−n 、 9’−1、9’−2・9’−nと開閉に接
続しである。 なお、各流量制御弁5,5’、9.9’の作動制御部は
、演算装置14に接続するととも((、ロール3の入側
に圧延材lの後端形状を検出するだめの形状検出器11
(逆]j向の流れに対しては12)を設け、これを演算
装置14に接続して、その検出値を入力させている。形
状検出器11としては、テレビカメラ、ダイオードアレ
ーを内蔵したカメラ等がある。 演算装置14は形状検出器11あるいは12で検出され
た後端形状に応じて、板幅方向各位置における潤滑剤噴
射ノズル4−jあるいは8−j(j=t〜n、nはノズ
ルの数)からの潤滑剤噴射タイミングおよび潤滑剤供給
量を演算し、各流量制御弁5−jあるいは8−J(j=
t〜n)の制御量を出力するものである。 今たとえば検出された後端形状Sをつぎのようにベクト
ル表示する。 S (61,62、+++、 J  、−An )ここ
にAjは板幅方向の任意の位置、たとえば板中央での後
端部位置を基準としたときのj位置の長さ偏差量であり
、基準位置よシも板が長い場合を11ミとする。後端形
状の凹凸を零にする場合はこれらの偏差量を零にすれば
良い。71jの最大値を7!maxとすれば板幅方向各
位前について伸び偏差量△e・=l+nax−1・とな
るように潤滑パターンJ         J を決める。 潤滑パターンと伸び偏差量△/j(j=1〜n)の間に
はつぎの関係がある。 ここに(aij)は伸び量に対する潤滑条件の影響保数
をあられすn行n列のマトリックスである。 (f1ニー弓、・・・fj ・・・、f、)は潤滑パタ
ーンを表わすベクトルであり、fjは潤滑長さLj。 L′j および潤滑剤供給量Qjの関数である。(1)
式したがって(2)式より形状検出器11から得られた
後端形状(△711.△7!2.・、−、△7!j、・
・・△7io)に応じた潤滑パターン(f、、f2.・
・・、「j、・・・fo)を求めることができる。潤滑
長さL′jおよび潤滑n1供給1itQj を一定にす
ればf Jは簡便にLjのみの関数となる。 まだ、後端形状が単純なフィシュテール、タング等類型
的な形状のみしか現われない場合は、あらかじめそれに
応じた潤滑パターンを演算装置14に記憶させておき、
各後端形状に応じて潤滑パターンを選択するような簡便
な制御方法も可能である。 上記構成からなる圧延機2の圧延材1に対する平面形状
制御には、たとえば、まずi−1パス目(第3図におい
て板が下方から上方に圧延される場合を考える)におけ
る先端形状Sを形状検出器12で検出し、この検出値か
ら7!maxを抽出し、板幅方向各位前における伸び偏
差量ベクトル(△711゜△す、−、△l j、−・・
△po)を求める。これがiパス目で制御すべき伸び偏
差量であるから、これに応じた潤滑パターンを演算装置
14で演算し記憶する。なお、i −1パス目では開閉
弁6は開、開閉弁10は閉じられている。iパス日の圧
延が開始されると開閉弁6は閉、開閉弁10は開となり
、圧延材後端部近傍が圧延されるとき、記憶された潤滑
パターンにしたがって流量制御弁9が制御され潤滑剤が
供給される。なおこのとき圧延材1の先端は形状検出器
11で検出され、この検出値をもとに図示しないi+1
パス目の潤滑パターンが演算される。以上の方法を繰り
返して圧延することにより、圧延材1の先後端形状を所
望の形状にすることができる。 上記実施例に詳記した如く、本発明は圧延機の作業ロー
ルバレル方向に、複数個のあるいは単数側の噴射ノズル
を圧延材に対して潤滑剤噴射可能に配置すると共に、圧
延材の後端部圧延形状を一定にするべく予め設定した圧
延材のロールバレル方向の各位置における潤滑剤の供給
タイミング。 供給量(吐出量、濃度)等を定める潤滑パターンにもと
づいて、上記噴射ノズルに潤滑剤を供給しつつ圧延して
、圧延材の1辞方向の各位置での圧延方向の伸び量を制
御するようにする圧延機における圧延材の平面形状制御
時に用いるに好適な潤滑剤として脂肪酸エステルに重量
比で金属ぜっけん ′を0,1乃至10%と1乃至10
0ミクロンの中心粒径をもつグラファイトあるいは二硫
化モリブデンを0.1乃至30%混入したものを用いる
ようにしたことを特徴とするもので、圧延材の端部形状
に応じて、圧延材に噴射する潤滑油量をその幅方向の各
位置で変えるように制御することにより、圧延材の端部
形状を容易かつ正確に矩形形状にすることが出来、これ
によって材料、の歩留りを向上できる利点があるもので
ある。 なお、本発明の組成よりなる潤滑剤はその優れた潤滑性
能により、各種金属板、形鋼、棒鋼等の熱間圧延加工に
適用すれば、著しい圧延荷重の低減効果、およびロール
摩耗量の減少効果が得られることは明白である。 4、図面の簡単な説明 第1図は伸び変化量の説明図、第2図はこの発明の矩形
度制御方法の一実施態様を示す概略図、第3図は第2図
のヅ面図七しての説明図である。 1・・・圧延材、2・・・圧延機、3・・・圧延作業ロ
ール、4.4’、8.8’・・・噴射ノズル。 特 許 出 願 人  株式会社神戸製鋼所代 理 人
 弁理士  前出 葆 ほか2名第1園 第2図 第1図 手続補正書 昭和564年12月29I] 特許、庁長官  殿 l 事件の表示 昭和56年特許願第 98965      号2発明
の名称 熱間圧延用潤滑剤 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 名ゼ1ゝ 暑19)   月式11  神)ilンゴ玉
11升、4代理人 住所 大阪府大阪市東区本町2−10 本町ビル内氏名
 弁理士(6214) !牙 111  葆 ほか2 
名5補正命令の11付 (白光袖止) 6補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 図面。 7柚止の内容 (I)明細1 、u中、次の箇所を、汀止し2捷す。 発明の詳細な説明の欄 (Il第511第17〜18行口 「リン酸塩、・・・・・・チツ化ホウ素等」とあるを、
「金属せつけん、グラファイト、二硫化モリブデン等」
とrl正します。 (2)第911第9イ世11」 「リン酸塩、・・・・・・無機化合物を」とあるを、「
金属せつけん、グラファイト等分」とdJ正します。 (3)第9頁第10イ1目の次にF記文章を挿入します
。 「I!た、脂肪酸エステルを基油とした場合でも、金属
せつけんかグラファイト、二硫化モリブデンのどちらか
一方が欠けた場合は、1″分な温潤効果が得られない。 」(41t11.IO自−1−から第10〜9行目「リ
ン酸塩、・・・・・・無機化合物」とあるを、「金属せ
つけんとグラファイトあるいは二硫化モリブデン」と訂
正し捷す。 (If)し、I′lI′IJ中、第1図を別紙のとおり
訂止し捷す。 以十

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱間圧延用に用いる潤滑剤であって、合成エヌテ
    lしにΦ量比で金属せっけんを01乃至10%と1乃至
    100ミクロンの中心粒径をもつグツファイトを01乃
    至30%混入したものを用いるようにしたことを特徴と
    するが)間圧延用潤滑剤。
JP9896581A 1981-06-25 1981-06-25 熱間圧延用潤滑剤 Pending JPS581795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9896581A JPS581795A (ja) 1981-06-25 1981-06-25 熱間圧延用潤滑剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9896581A JPS581795A (ja) 1981-06-25 1981-06-25 熱間圧延用潤滑剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS581795A true JPS581795A (ja) 1983-01-07

Family

ID=14233772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9896581A Pending JPS581795A (ja) 1981-06-25 1981-06-25 熱間圧延用潤滑剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS581795A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145285A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 カシオ計算機株式会社 電子楽器
JPS61179494A (ja) * 1985-08-23 1986-08-12 松下電器産業株式会社 電子楽器
JPH02187794A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Yamaha Corp 楽音発生装置
JPH0393897A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Nippon Oil Co Ltd 金属加工油組成物
JP2001354983A (ja) * 2000-06-16 2001-12-25 Idemitsu Kosan Co Ltd 金属加工油組成物
WO2004000978A1 (en) * 2002-06-20 2003-12-31 Pantera, Inc. Environmentally safe lubricating composition and method of manufacturing same
JP2007009005A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱間圧延油及び熱間圧延方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145285A (ja) * 1984-08-09 1986-03-05 カシオ計算機株式会社 電子楽器
JPS61179494A (ja) * 1985-08-23 1986-08-12 松下電器産業株式会社 電子楽器
JPH02187794A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Yamaha Corp 楽音発生装置
JP2576619B2 (ja) * 1989-01-13 1997-01-29 ヤマハ株式会社 楽音発生装置
JPH0393897A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Nippon Oil Co Ltd 金属加工油組成物
JP2001354983A (ja) * 2000-06-16 2001-12-25 Idemitsu Kosan Co Ltd 金属加工油組成物
JP4560178B2 (ja) * 2000-06-16 2010-10-13 出光興産株式会社 金属加工油組成物
WO2004000978A1 (en) * 2002-06-20 2003-12-31 Pantera, Inc. Environmentally safe lubricating composition and method of manufacturing same
US6689722B1 (en) * 2002-06-20 2004-02-10 Pantera, Inc. Method of manufacturing environmentally safe lubricating composition
JP2007009005A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱間圧延油及び熱間圧延方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS581795A (ja) 熱間圧延用潤滑剤
EP3541604B1 (de) 3d-druckkopf mit zusätzlichen temperierungsmitteln
DE2447389B2 (de) Lagermaterial aus einem Grundkörper und mindestens einem darin dispergierten Schmiermittel
ATE296701T1 (de) Schmiermittel für pressform und herstellungsverfahren für hochdichte produkte auf basis von eisenpulver
Ravi et al. Experimental investigations on performance of TiN and TiAlN coated tools in cryogenic milling of AISI D2 hardened steel
JP2009242700A (ja) 冷間圧延用圧延油および冷間圧延方法
JPH02160124A (ja) アルミニウム板材の温間深絞り加工方法
Prieto et al. Tribological properties of bismuth sulfide (Bi2S3) particles as grease additive for aluminum forming operations
EP0013012A1 (de) Vorrichtung zur Beschichtung von metallischem Umformgut mit einem Schmierstoff
Schey Speed effects in drawbead simulation
JPS6055559B2 (ja) 圧延ロ−ルの潤滑方法及び潤滑剤圧送供給装置
DE60206851T2 (de) Warmwalzwerk und warmwalzverfahren
DE2526818A1 (de) Verfahren und vorrichtung zum schmieren eines erhitzten aluminiumpresslings beim strangpressen
DE4002731A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur abdichtung fluessigen stahls in stranggiessanlage mit zwillingsrollen
DE102018126088A1 (de) Verfahren zum Betrieb einer kontinuierlich arbeitenden Presse
DE966193C (de) Verfahren zum Verbinden von gleichartigen Metallen durch Druck ohne wesentliche Zufuhr von Waerme
US2737293A (en) Vitreous lubricated metal hot-working
DE2548366A1 (de) Schmiermittel, insbesondere zur bearbeitung von metallen
DE102009038179B4 (de) Verfahren zur Erzeugung einer Schutzschicht mit Schmierwirkung zur Verhinderung der Metall-Oxidation und Stahl-Verzunderung von Matrizen und umzuformenden Werkstücken bei der Halbwarm- und Warmmassivumformung
US5468402A (en) Lubricant for use in hot rolling of stainless steel
DE102016207138B4 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen eines Werkzeugs
DE2908641A1 (de) Verfahren zur ueberwachung der ebenheit von kaltgewalzten walzblechen und folien
US3983730A (en) Method of hydrostatic extrusion
Lowrie et al. Novel extrusion punch design for elimination of punch ejection load and enhanced lubrication
Mandal et al. Air–oil lubrication for work roll bearing to optimise mills breakdown