JPS5817752B2 - 3−(β,β−ジフエニルエチル)−5−(β−ピペリジノエチル)−1,2,4−オキサジアゾ−ルの新規塩の製造法 - Google Patents

3−(β,β−ジフエニルエチル)−5−(β−ピペリジノエチル)−1,2,4−オキサジアゾ−ルの新規塩の製造法

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JPS5817752B2
JPS5817752B2 JP54091751A JP9175179A JPS5817752B2 JP S5817752 B2 JPS5817752 B2 JP S5817752B2 JP 54091751 A JP54091751 A JP 54091751A JP 9175179 A JP9175179 A JP 9175179A JP S5817752 B2 JPS5817752 B2 JP S5817752B2
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JP
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oxadiazole
diphenylethyl
piperidinoethyl
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JP54091751A
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JPS5555173A (en
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ギウリオ・ビタ
ピエロ・メロニ
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KINOIN GIOGISUZERU ESU BEGIESUZECHI TERUKEMEKU GIARARUTO
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KINOIN GIOGISUZERU ESU BEGIESUZECHI TERUKEMEKU GIARARUTO
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D271/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two nitrogen atoms and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D271/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two nitrogen atoms and one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D271/061,2,4-Oxadiazoles; Hydrogenated 1,2,4-oxadiazoles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3−(β・β−ジフェニルエチル)−5−(β
−ピペリジノエチル)−1・2・4−オキサジアゾール
の新規塩の製造法に関する。
特許第495615号(特公昭41−22180号)明
細書には治療上価値ある新規1・2・4−オキサジアゾ
ール誘導体、すなわち一般式:〔式中Rはアルコキシ置
換および(または)ノ・ロダン置換アリール基またはハ
ロゲンもしくはアルコキシ基で置換され得るジフェニル
−メチル基を表わし:AはRが置換アリール基である場
合にはアルキレンもしくはアラルキレン基を表わし、ま
たRがジフェニル−メチル基である場合にはアルキレン
基もしくは一価の結合手を表わし:R1は基−A’−B
(式中、A′は一価の結合手またはアルキレン基を表わ
し、Bはアミン基、アルキルアミノ基またはジアルキル
アミノ基を表わすか、アミンで置換されたフェニル基を
表わすか、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環
、ピリジン環もしくはピロリジン環を表わすかまたはア
ルキル基を表わす)を表わす〕の化合物およびその酸付
加塩が記載されている。
これらの化合物のうち鎮咳剤として用いられる特に有用
な化合物は3−(β・β−ジフェニルエチル)−5−(
β−ピペリジノエチル)−1・2・4−オキサジアゾー
ル〔リベキシン(L 1bexin )の登録商標で知
られる〕である。
しかしながらこの化合物は極端な苦味をもつため、それ
を種々の医薬用製剤として使用することができず、自ら
その剤型が制限されている。
たとえばこの化合物は特に子供にとって好ましいシロッ
プ剤の形に製剤することはできない。
そのもっとも普通の塩類、たとえば塩酸塩、硫酸塩、ク
エン酸塩、酒石酸塩等もこの遊離塩基のもつ苦味を改善
することはできなかった。
今般、本発明者は、2−(4′−ヒドロキシ−ベンゾイ
ル)−安息香酸を用いて形成された3−(β・β−ジフ
ェニルエチル)−5−(β−ピペリジノエチル)−1・
2・4−オキサジアゾールの塩が望ましい味をもつ結晶
状物質であることを見出した。
したがって、本発明は、3−(β・β−ジフェニルエチ
ル)−5−(β−ヒペリジノエチル)−1・2・4−オ
キサジアゾールを2−(4’−ヒドロキシ−ベンゾイル
)−安息香酸と反応させることからなる3−(β・β−
ジフェニルエチル)−5−(β−ピペリジノエチル)−
1・2・4−オキサジアゾールの新規2−(4’−ヒド
ロキシ−ベンゾイル)−安息香酸塩の製造法を提供する
ものである。
本発明によって提供される新規塩は次式(i)によって
表わされる。
この反応は好ましくは有機溶剤、たとえばケトン類また
は脂肪族アルコール類中で行なわれ得る。
たとえば、反応は化学量論的割合の出発物質をエタノー
ル中に溶解することによって好ましく達成され得る。
溶剤を蒸発させると、生成物、すなわち所望の塩が結晶
状で得られる。
本発明によって得られる3−(β・β−ジフェニルエチ
ル)−5−(β−ピペリジノエチル)−1・2・4−オ
キサジアゾール(リベキシン)の2−(4’−ヒドロキ
シ−ベンゾイル)−安息香酸塩(LHBBと略称する)
は対応する塩酸塩(LHCIと略称する)等の既知の塩
と比較して苦みの点で著しく改善されたものであること
が認められた。
この点は該塩の水に対する溶解度によって立証される。
すなわち物質の苦みはその水溶液中の当該物質の分子と
舌の感覚との間の相互作用にもっばら関係するものであ
るので、本発明の塩(LHBB)と対応する塩酸塩(L
HCI )の20℃における水に対する溶解度を慣用の
飽和法によって測定した。
その結果はつぎの通りである。上記溶解度データに基づ
けばLHBB塩の苦みはLHCI塩の苦みの%以下に軽
減されていることが認められる。
さらに本発明の塩(LHBB)が対応する塩酸塩(LH
CI)に比し苦みの点で顕著に改善されたことをハンガ
リー薬局方に規定される官能試験に基づく苦味価(bi
tter value )の測定値により示す。
ハンガリー薬局方に規定される苦味価は100℃で乾燥
された供試薬剤1′y′の水性抽出物の水稀釈液であっ
て、その5mlが30秒以内に被検者の舌に苦味の感覚
を与える最大稀釈度によって表わされ、その試験方法は
つぎのとおりである。
250m1のフラスコに装入した粒度■(すなわちフル
イ目の開き0.80mmの篩を通過する粒度)に粗く粉
砕された供試薬i、oooy上にまず水5朋を注加し、
ついで10分後に熱水100m1を注加する。
このフラスコ上に通気筒を置きそして内容物を5分毎に
同中心的に旋回させることによって1時間攪拌する。
沈降した薬剤から液体を小片綿栓を通じて100TrL
lのメスフラスコ中に沢過する。
この薬剤を水でフラスコを同中心的に動かすことによっ
て洗滌しそしてそれを洗滌液とともに綿栓沢過器を通じ
てメスフラスコに移す。
涙液の容積を水で100m1になるように調整する。
この抽出液の種々の稀釈液を調製する。
試験は最大稀釈度の溶液を用いて開始し、稀釈液の5r
fLlの部分が30秒を超えない時間内に被検者の口腔
内に苦味の感覚を与える(5mlの供試液を主として舌
の根元近くに移動させることによって)ような稀釈液を
見出すまで行なう。
口を飲料水で注いだ後、10分後に試験を再開する。
各人に固有のものである被検者の口の感度を塩酸キニー
ネの(1+10000)水溶液の適当な稀釈液を用いて
決定する。
すなわち塩酸キニーネの(1+1.50000)水溶液
の苦味を標準苦味価(150000)とし、これを被検
者が上記と同じ方法で苦味を感する最大稀釈塵の塩酸キ
ニーネの苦味価(稀釈倍率)で割った商を該被検者の苦
味係数とする。
ついで供試薬についての標準苦味価を該供試薬の稀釈液
について実際に測定された苦味価(すなわち該被検者が
苦味を感じた最大稀釈塵の供試薬稀釈液の稀釈倍率)に
上記苦味係数を掛けることによって算出する。
上記試験法によって求めたLHBB及びI、HC1の標
準苦味価はつぎのとおりであり、前者において苦味の顕
著な減少が認められる。
化合物基(バッチ篇) 標準苦味価 LHBB(81045) 42860LHCI(
78027) 1.07040本発明によって得ら
れる塩は適当な不活性の固体または液体担体または稀釈
剤とともに医薬組成物の形に調製され得る。
この塩は安定性が高いのでシロップの製造のために好ま
しく使用できる。
医薬用組成物は式■の塩のほかに鎮静剤、鎮痙剤、鎮痛
剤、抗生物質、耐炎症剤等のような薬学的活性をもつ他
の既知の化合物を含有し得る。
つぎに本発明を実施例によってさらに説明する。
実施例 1 3−(β・β−ジフェニルエチル)−F、−(β−ピペ
リジノエチル)−1・2・4−オキサジアゾール0.7
2fを無水エチルアルコール5ml中に溶解し、この溶
液を無水エチルアルコール5TrLl中の2− (4−
’−ヒドロキシベンゾイル)−安息香酸0.40 ?の
溶液で処理しそして真空蒸発した。
融点164〜166℃の白色固体が得られた。
分析により、この生成物は式Iの構造をもつことが確認
された。
実施例 2 3−(β・β−ジフェニルエチル)−5−(β−ピペリ
ジノエチル)−1・2・4−オキサジアゾールo、so
yを無水エチルアルコール10m1中に溶解し、この溶
液をエチルアルコール5ml中の2−(4’−ヒドロキ
シベンゾイル)−安息香酸0.40Pの溶液で処理した
エチルエーテル100m1を添加し、そして生成する白
色結晶状沈澱をP別して式■の塩10.11を得た。
収率91.8%。
溶剤としてエチルアルコールの代りにアセトンを用いて
も同様の結果が得られた。
分析:C3□H3□N305(603,725)理論値
:C73,70%:H6,18%:N6.96% 実測値:C73,70%:H6,25%:N6.93%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 13−(β・β−ジフェニルエチル)−5−(β−ピペ
    リジノエチル)−1・2・4−オキサジアゾールを2−
    (4’−ヒドロキシ−ベンゾイル)−安息香酸と反応さ
    せることからなる3−(β・β−ジフェニルエチル)−
    5−(β−ピペリジノエチル)−1・2・4−オキサジ
    アゾールの新規2− (4’−ヒドロキシ−ベンゾイル
    )−安息香酸塩の製造法。
JP54091751A 1970-11-27 1979-07-20 3−(β,β−ジフエニルエチル)−5−(β−ピペリジノエチル)−1,2,4−オキサジアゾ−ルの新規塩の製造法 Expired JPS5817752B2 (ja)

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IT3227270 1970-11-27

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JPS5555173A JPS5555173A (en) 1980-04-22
JPS5817752B2 true JPS5817752B2 (ja) 1983-04-09

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JP54091751A Expired JPS5817752B2 (ja) 1970-11-27 1979-07-20 3−(β,β−ジフエニルエチル)−5−(β−ピペリジノエチル)−1,2,4−オキサジアゾ−ルの新規塩の製造法

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AT (1) AT308745B (ja)
AU (1) AU3542671A (ja)
BE (1) BE775770R (ja)
CA (1) CA941375A (ja)
CH (1) CH560714A5 (ja)
CS (1) CS167523B1 (ja)
DE (1) DE2156056C3 (ja)
DK (1) DK125595B (ja)
FI (1) FI55342C (ja)
FR (1) FR2115362B2 (ja)
GB (1) GB1347172A (ja)
NL (1) NL172855C (ja)
NO (1) NO131457C (ja)
SE (1) SE7115184L (ja)
YU (1) YU34696B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114740A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 Shimadzu Corp 材料試験装置
JPH0319163Y2 (ja) * 1983-10-11 1991-04-23

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JPH0319163Y2 (ja) * 1983-10-11 1991-04-23
JPS60114740A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 Shimadzu Corp 材料試験装置

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BE775770R (fr) 1972-03-16
AU3542671A (en) 1973-05-10
FR2115362B2 (ja) 1975-06-13
NL172855B (nl) 1983-06-01
DE2156056B2 (de) 1980-03-27
DK125595B (da) 1973-03-12
FR2115362A2 (ja) 1972-07-07
SE7115184L (ja) 1972-05-29
NO131457C (ja) 1975-06-04
DE2156056A1 (de) 1972-06-22
GB1347172A (en) 1974-02-27
NL7116020A (ja) 1972-05-30
CA941375A (en) 1974-02-05
CH560714A5 (ja) 1975-04-15
JPS5555173A (en) 1980-04-22
FI55342C (fi) 1979-07-10
YU34696B (en) 1979-12-31
NL172855C (nl) 1983-11-01
AT308745B (de) 1973-06-15
JPS5421348B1 (ja) 1979-07-30
YU286771A (en) 1979-07-10
CS167523B1 (ja) 1976-04-29
FI55342B (fi) 1979-03-30
NO131457B (ja) 1975-02-24
DE2156056C3 (de) 1980-11-20

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