JPS5817701B2 - はんだ付け方法およびその装置 - Google Patents

はんだ付け方法およびその装置

Info

Publication number
JPS5817701B2
JPS5817701B2 JP1706180A JP1706180A JPS5817701B2 JP S5817701 B2 JPS5817701 B2 JP S5817701B2 JP 1706180 A JP1706180 A JP 1706180A JP 1706180 A JP1706180 A JP 1706180A JP S5817701 B2 JPS5817701 B2 JP S5817701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
soldered
flux
spherical solder
soldering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1706180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56114572A (en
Inventor
高橋英明
高尾達男
今田邦彦
小谷野昭夫
増田二紀
武田耕太
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Proterial Ltd
Original Assignee
Tamura Corp
Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp, Sumitomo Special Metals Co Ltd filed Critical Tamura Corp
Priority to JP1706180A priority Critical patent/JPS5817701B2/ja
Publication of JPS56114572A publication Critical patent/JPS56114572A/ja
Publication of JPS5817701B2 publication Critical patent/JPS5817701B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、部分的なはんだ付は方法およびその装置に関
するものである。
従来の部分的なはんだ付けは、あらかじめ所定の長さに
切断したリード線を人手で保持して被はんだ付は部に近
づけ、この被はんだ付は部上のはんだを人手操作のはん
だごてによって溶解し、これによって上記被はんだ付は
部とリード線とをはんだ付けしているが、はんだとての
方を人手により動かしてはんだ付けするため、はんだご
ての震えがリード線やはんだに作用し、微小なはんだ付
けでは、はんだ付は位置精度の狂いやはんだ付は強度の
ばらつきが生じやすく、また切断済みのリード線を使用
しているため、あらかじめリード線を切断する手間がか
かるとともに、リード線を1本1本拾って被はんだ付は
部に当てかう非能率性があった。
またこのように人手による従来のはんだ付は作業では全
体的な作業能率も悪く、作業者の負担も大きい欠点があ
った。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、被はんだ
付は物に部分的なはんだ付けを行う場合の作業の高能率
化と品質の高度化とをはかるものである。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
円形の金属板Aに長方形のセラミック板Bを貼着して被
はんだ付は物Wを形成する。
上記金属板Aは、圧電振動子の振動板であり、また上記
セラミック板Bにははんだ付可能な金属がメッキしてあ
り、このセラミック板Bに通電することによって振動す
る。
Pl、P2.P3は上記被はんだ付は物W上の被はんだ
付は部である。
また上記各板はんだ付は部P1.P2.P3にはんだ付
けされるリード線りの切断予定の部分または全体には、
あらかじめ、はんだhを耐着させておく。
また被はんだ付は物Wの被はんだ付は部P1゜P2.P
3を所定の位置に設定するテーブルユニット1と、上記
所定の位置において上記被はんだ付は部P1.P2.P
3にフラックスFを点状に塗布するとともにこの点状の
フラックスF上に球状はんだHを供給するフラックスお
よび球状はんだ供給ユニット2と、上記球状はんだHに
リード線りの先端を近づけるリード線供給ユニット3と
、上記球状はんだHにビームEを照射して上記球状はん
だHを溶解することにより上記被はんだ例は部P1.P
2.P3と上記リード線りとをはんだ付けするビームユ
ニット4と、上記リード線りを所定の長さで切断するリ
ード線切断ユニット5とをそれぞれ配置する。
6は制御ユニットである。また上記フラックスおよび球
状はんだ供給ユニット2とビームユニット4との間に上
記テーブルユニット1の移送機構7を設ける。
上記移送機構7は、ベース11上に突設した一対の支持
部12で上下2本の案内棒13を固定支持し、この、案
内棒13に上記テーブルユニット1を移動自在に嵌着し
、また上記一方の支持部12に空圧シリンダ14の本体
15を固定し、この空圧シリンダ14のピストンロッド
16の先端を上記テーブルユニット1に接続してなるも
のであり、上記ピストンロッド16を押圧して上記テー
ブルユニット1を上記フラックスおよび球状はんだ供給
ユニット2の中央部の前方に位置させるとともに、上記
ピストンロッド16を引込めて上記テーブルユニット1
を上記ビームユニット4の下方に位置させる。
次に上記テーブルユニット1について説明する。
上記案内棒13に基体21を移動自在に嵌着し、この基
体21にフランジ体22および筒体23を嵌着して固定
し、このフランジ体22および筒体23に軸受24を介
して回動子25を回動自在に嵌着する。
この回動子25の上端は上記フランジ体22の被はんだ
付は物装着溝26の底面よりもやや上方に突出させ、こ
の上端面を被はんだ付は物Wが載支されるテーブル面2
7とし、またこのテーブル面27から十字形の吸着溝2
8を半円状に穿設し、この吸着溝28から回動子25の
下端にかけて吸引孔29を穿設し、この吸引孔29の下
端に回り継手31を接続し、この回り継手31に切換弁
(図示せず)を介して真空ポンプ(図示せず)を接続す
る。
また上記回動子25の下部にギヤ32を一体に嵌着し、
また上記基体21にステッピングモータ33の本体34
を固定し、このステッピングモータ33の回動軸35に
ギヤ36を一体に嵌着し、このギヤ36と上記ギヤ32
とを噛合わせる。
そうして、上記テーブル面27に被はんだ付は物Wを載
せ、被はんだ付は物Wをこのテーブル面27に吸着保持
し、つぎに上記ステッピングモータ33を、駆動して回
動子25を回動し、被はんだ付は物Wを回動する。
そして被はんだ付は部P1が所定の位置まで回動したら
、それを検出手段(後で説明する)によって検出してス
テッピングモータ33を停正させ、被はんだ付は部P1
を所定の位置に設定し、この被はんだ付は部P1にフラ
ックスFおよび球状はんだHを供給し、続いて被はんだ
付は部P2.P3に対しても同様の作業を行う。
次に前記フラックスおよび球状はんだ供給ユニット2に
ついて説明する。
大ベース41上に支持部42を介して小ベース43を調
整ねじ44によって移動調整可能に設け、上記小ベース
43の中央の装着穴45に軸受46を上方より嵌合して
、この軸受46の外筒部47の上部フランジ48を部材
49を介して上記小ベース43で支持する。
上記軸受46の内筒部51の内周面には上下方向にスプ
ライン52が形成されているから、このスプライン52
に主軸53の外周面の上下方向のスプライン54を上下
動自在に嵌合する。
またこの主軸53の上端部にフランジ部55を介して腕
部56を水平に固着し、この腕部56の先端部に下方開
口状の吸着ノズル57を取付け、この吸着ノズル57は
、このノズル57と上記主軸53の上端との間に設けた
パイプ58および主軸53の内部の通孔59を介して主
軸53の下端の回り継手61に連通させる。
また上記主軸53の下部定位置にギヤ62を一体に嵌着
するとともに、軸受63を介して上下動操作基部64を
回動自在に嵌着する。
また上記小ベース43の下面に取付部65を設け、この
取付部65の下部の取付板66に主軸上下駆動部として
の空圧シリンダ67の本体68を固着し、この空圧シリ
ンダ67のピストンロッド69の上端を上記上下動操作
基部64に接続する。
またこの上下動操作基部64の上面にこの基部64の上
昇を係市するストッパ71を立設する。
また上記空圧シリンダ67の取付板66に上記基部64
の下降を係市するストッパ72を立設する。
また上記小ベース43の下面に取付部73を固着し、こ
の取付部73から突設した支持部74でもって主軸回動
駆動部としての空圧ロークリアクチユニーク75の本体
76を定位置に固定支持しこの空圧ロークリアクチユニ
ータフ5の回動軸77に上下方向に属菌の中空状のギヤ
78を一体に嵌着し、このギヤ78と前記ギヤ62とを
噛合わせる。
79は上記回動軸77のストッパであるまた上記ベース
43の一端部の装着穴81に球状はんだ収容体82を嵌
着して固定し、この球状はんだ収容体82の上端に■字
形断面の球状はんだ収容凹部83を開口し、この収容凹
部83の内部に多数の球状はんだHを収容するようにす
る。
またこの球状はんだ収容凹部83の底部に押上棒84を
上下動自在に嵌着する。
この押上棒84の上端には上記球状はんだH1個分の球
状はんだ嵌合受溝85を形成してお免 また上記球状はんだ収容体82の下部に取付部86を固
着し、この取付部86に押上棒上下動1駆動部としての
空圧シリンダ87の本体88を固定し、この空圧シリン
ダ87のピストンロッド89の上端を上記押上棒84の
下端に接続する。
また上記ベース43の他端部上に受部91を固定し、こ
の受部91の凹溝92にフラックス槽93を嵌着し、こ
のフラックス槽93の内部にフラックスを収容する。
またこのフラックス槽93の上面開口に蓋板94を被嵌
し、この蓋板94の中央部には挿入孔95を穿設してお
く。
また前記主軸53の上端部のフランジ部55に腕部96
を介してフラックス塗布棒97を固定する。
なお上記球状はんだ収容凹部83とフラックス槽93と
は主軸53を中心として180°の位置に配置し、また
上記吸着ノズル57とフラックス塗布棒97とは主軸5
3を中心として900の位置に配置する。
また上記吸着ノズル57に連通ずる上記回り継手61に
真空圧回路98を接続する。
この真空圧回路98は、上記回り継手61にパイプ99
を接続し、このパイプ99からパイプ101およびパイ
プ102を分岐し、上記パイプ101に真空切換弁10
3を接続するとともに、上記パイプ102に真空切換弁
104を接続し、上記真空切換弁103はパイプ105
を介して真空ポンプ106の吸気口部107に接続し、
また上記真空切換弁104はパイプ108を介して上記
真空ポンプ106の副排気口部109に接続する。
この副排気口部109は主排気口部110から排出され
る空気量の一部を排出する。
次にこのフラックスおよび球状はんだ供給ユニット2の
作用を説明する。
空圧シリンダ87により、押上棒84を所定のレベルま
で上昇させ、この押上棒84の上端の嵌合受溝85に嵌
合された1個の球状はんだHを所定のレベルに押上げる
つぎに空圧ロークリアクチユニーク75によって押上棒
84の上方に回動した吸着ノズル57の先端を、空圧シ
リンダ67によって下降させて球状はんだHに近づけ、
真空圧回路98の真空切換弁103をオンにして連通ず
るとともに、真空切換弁104をオフにして遮断し、真
空ポンプ106の吸気口部107を吸着ノズル57に連
通し、この吸着ノズル57によって球状はんだHを吸着
保持する。
同時に被はんだ例は物W上の所定の位置にフラックス塗
布棒97に耐着しているフラックスを塗布する。
つぎに空圧シリンダ67を作動して吸着ノズル57を上
昇させ、空圧ロークリアクチユニークT5を作動して吸
着ノズル5Tを図において反時計方向に900回動し、
被はんだ付は物W上の所定の位置に係市させる。
同時にフラックス塗布棒97をフラックス槽93の挿入
孔95の真上に位置させる。
つぎに空圧シリンダ67によって吸着ノズル57の先端
を被はんだ付は物Wの上面に近づけ、真空圧回路98の
真空切換弁103をオフにするとともに真空切換弁10
4をオンにし、真空ポンプ106から排気される空気量
の一部を吸着ノズル57から吐出させ、吸着ノズル57
に吸着されていた球状はんだHを被はんだ付は物W上の
フラックスFの中央部に落下させる。
同時に上記フラックス塗布棒97はフラックス槽93内
に挿入されるから、下端部にフラックスが耐着される。
またこの作業中に押上棒84を下降させ、この押上棒8
4の先端嵌合受溝85に1個の球状はんだHを載せてお
く。
次に前記リード線供給ユニット3について説明する。
図示しない支持部材によって固定ベース111を前方へ
下降傾斜状に固定支持し、この固定ベース111の上面
に案内ブロック112を固定し、この案内ブロック11
2に2本の案内棒113を固定ベース111と平行にリ
ード線りの配線方向に進退自在に嵌合し、この2本の案
内棒113の前端に支持板114を固着し、この支持板
114の上端に移動ベース115を固定する。
また上記固定ベース111の後部に取付板116を介し
て第1アクチユエータとしての第1空圧シリンダ117
の本体118を固定し、この第1空圧シリンダ117の
作動部としてのピストンロッド119の先端を上記移動
ベース115の案内棒113の後端の取付板121に接
続する。
また上記移動ベース115の上面に一対のリード線引用
爪122の基部を上記リード線りを介して開閉自在に設
ける。
すなわち上記移動ベース115の内部に、進退動を開閉
動に変える進退開閉変換機構としての両歯形のラック1
23およびこのラック123と噛合う一対のピニオン1
24をそれぞれ進退自在および回動自在に設け、上古ヒ
一対のピニオン124の各々の回動軸125に上記リー
ド線引用爪122の基部を一体に嵌着する。
また上記移動ベース115の後端に第2アクチユエータ
としての第2空圧シリンダ126の本体127を固定し
、この第2空圧シリンダ126の作動部としてのピスト
ンロッド128の先端を上記ラック123の後端に接続
する。
これによって上記ピストンロッド128の先端を上記進
退開閉変換機構を介して上記一対のリード線引用爪12
2に接続する。
また上記移動ベース115の上面にリード線りの案内挿
通孔129が穿設された案内体131を固着し、上記挿
入孔129にリード線りを通す。
また上記支持板114に上記移動ベース115の後退時
に上記案内ブロック112の前端面によって係上される
ストッパ132を設けるとともに、上記案内ブロック1
12の後端面に上記移動ベース115の前進時に上記取
付板121を係上するストッパ(図示せず)を設ける。
また上記第1空圧シリンダ117の取付板116に取付
板133を介して小ベース134を固定し、この小ベー
ス134の両側部上にリード線りの配線方向とは直交す
る方向性の案内部135を固着し、この両側の案内部1
35の内側に凹形の外側リード線固定体136を進退自
在に嵌着し、この外側リード線固定体136の中抜き溝
137に凹形の内側リード線固定体138を同一方向に
進退自在に嵌着する。
そして上記内外側リード線固定体136,138の底板
部が面一になるようにして、上記両側の案内部135に
架は渡した2箇所の押え板139,141によって上記
内外側リード線固定体136 、138の底板部の浮き
上りを防上する。
また上記押え板139,141は上記凹形固定体136
,138のストッパの役目もはたし、押え板139,1
41の対向内端部を内側固定体138の係止部142,
143とするとともに、押え板139,141の外端凸
部を外側固定体136の係止部145 、146とする
また上記内外側固定体136,138の一側の立上り部
147,148に第3アクチユエータとしての第3空圧
シリンダ149の本体151およびピストンロッド15
2の先端を固定する。
そしてこの第3空圧シリンダ149の作用によって上記
内外側固定体136 、138の他側の立上り部153
.154をリード線りを介して開閉駆動し、この立上り
部153 、154によってリード線りを固定するよう
にする。
次にこのリード線供給ユニット3の作用を説明する。
移動ベース115を後退させるにあたって、第2空圧シ
リンダ126の作動によりラック123を前進させ、こ
れと噛合うピニオン124およびこのピニオン124と
一体のリード線引用爪122を外方へ回動し、この引出
爪122のリード線把持を解除し、同時に、第3空圧シ
リンダ149の作動により一対のリード線固定体136
138の立上り部153,154を閉じリード線りを固
定する。
その際、ピストンロッド152の押出作用によって内側
固定体138の立上り部148が係止部143に当接し
た後、反作用によって外側固定体136がシリンダ本体
151とともに反対方向に移動し、その立上り部153
が係止部146に当接するので、立上り部153゜15
4はその中央のリード線りに向かって等距離移動し、中
央部でリード線りを固定する。
したがってつぎに第1空圧シリンダ117の作用により
移動ベース115を後退させても、リード線りは引きづ
られて動くことがない。
つぎに、第2空圧シリンダ126および第3空圧シリン
ダ149を上記移動ベース115の後退時とは逆に作動
し、一対のリード線引用爪122を閉じるとともに、一
対のリード線固定体136138を開き、第1空圧シリ
ンダ117によって移動ベース115を前進させる。
したがってリード線りは第1空圧シリンダ117のピス
トンロッド119の移動ストロークと等しい長さだけ正
確に引出される。
次に前記リード線切断ユニット5について説明する。
上記リード線供給ユニット3の固定ベース111の下面
に進退調整可能な支持棒161を介して固定ベース16
2を固定する。
またこの固定ベース162に一対の上下方向の軸受筒体
163を固着し、この軸受筒体163に上下動杆164
を上下動自在に嵌着し、この一対の上下動杆164の上
端に上下動ベース165を架は渡して固着する。
上記上下動ベース165の両側にはリード線りの配線方
向とは直交する方向性の案内部166が一体に設けられ
ているので、この両側の案内部166の内側に上下動開
閉変換機構の一対の移動ブーロック167を進退自在に
嵌着するとともに、この移動ブロック167の内端部に
上方に■字形に開口状の一対の切断刃168を固着して
、この切断刃168を開閉自在とし、また上記両側の案
内部166の上面に押え板169を固着し、この押え板
169によって上記移動ブロック167の浮き上りを防
上する。
またこの押え板169の中央には上記切断刃168を突
出させるための長穴171を穿設しておき、図示するよ
うに上記切断刃168が必要なだけ開いたらこの切断刃
168を上記長穴171の両端部によって係上する。
また上記上下動開閉変換機構は、上記一対の移動ブロッ
ク167と、この移動ブロック167の外端部の凹溝1
72に軸173、を介して回動自在に軸着するとともに
上記上下動ベース165の下方に突出させた一対のリン
ク174とによって形成する。
また上記固定ベース162の下面に空圧シリンダ175
の本体176を固定し、この本体176に上下動自在に
嵌着したピストンロッド177の上端を上記上下動開閉
変換機構のリンク174の下端に軸178により回動自
在に軸着する。
また上記軸受筒体163の内部に軸受部とブレーキ部材
としてのブレーキライナとを設け、このブレーキライナ
によって上記上下動杆164の上下動を制動する。
また上記ブレーキライナに対して上記軸受筒体163に
螺着した制動力調整ねじ179を圧接し、このねじ17
9により上記ブし・−キライナの制動力を加減する。
次にこのリード線切断ユニット5の作用を説明する。
ピストンロッド177を上昇させると、上下動開閉変換
機構を介して最初に無制動の一対の切断刃168が開き
、その後に上下動ベース165が軸受筒体163内のブ
レーキライナの制動力に抗して上昇し、切断刃168の
開口に定位置のり−;ド線りが挿入される。
つぎにピストンロッド177を下降させると、最初に無
制動の切断刃168が閉じてリード線りを切断し、その
後に上下動ベース165が上記ブレーキライナの制動力
に抗して下降する。
次に前記ビームユニット4について説明する。
ベースから支柱181に立設し、この支柱181にビー
ムユニット本体182を固定し、この本体182の内部
に放物鏡183と、この放物鏡183の中央に配置した
キセノンランプ184とを設け、上記キセノンランプ1
84から発光されたビームを上記放物鏡183により下
方へ向けて集光し、球状はんだHに集中的に照射し、は
ぼ600℃の熱によって球状はんだHを溶解する。
次にこのはんだ付は装置の全体的な作用を説明する。
テーブルユニット1を図示する位置に移動し、このテー
ブルユニット1の回動子25に被はんだ付は物Wを吸着
保持させるとともに、このテーブルユニット1の回動子
25によって被はんだ付は部P1を図示する位置のフラ
ックス塗布棒97の真下に設定して停屯させる。
つぎにフラックスおよび球状はんだ供給ユニット2の主
軸53を下げ、上記フラックス塗布棒97の下端を上記
被はんだ付は部P1まで下げると、このフラックス塗布
棒97の下端に前回の工程で耐着された微少量のフラッ
クスFが上記被はんだ付は部P1に滴下され点状に塗布
される。
同時に吸着ノズル57も下降して押上棒84によってピ
ックアップされた球状はんだHを吸着する。
つぎに上記主軸53を上げ、図において反時計方向に9
0°回動すると、上記フラックス塗布棒97がフラック
ス槽93の挿入孔95の真上に位置されるとともに、吸
着ノズル57が被はんだ付は部P1の真上に位置される
ので、この状態で上記主軸53を下げると、上記フラッ
クス塗布棒97はフラックス槽93に挿入されて下端部
にフラックスFが耐着され、また上記吸着ノズル57に
吸着された球状はんだHは真空圧回路98の切換によっ
て吸着を解除され、上記被はんだ付は物W上のフラック
スFの中心部に落下させる。
つぎに上記主軸53を上げて図示する位置まで時計方向
に90°回動することにより元の状態に復帰するので、
上記テーブルユニット1の回動子25を所定角回動して
次の被はんだ付は部P2をフラックス塗布棒97の真下
に位置させ、同様の作用を繰返し行えば、この被はんだ
付は部P2にもフラックスFおよび球状はんだHが供給
でき、さらに被はんだ付は部P3にも同様にフラックス
Fおよび球状はんだHが供給できる。
つぎに上記複数のフラックスFおよび球状はんだHの供
給工程が終了されたテーブルユニット1はビームユニッ
ト4の真下まで移動し、倍旧する。
つぎにリード線引用爪122を閉じるとともに、リード
線固定体136,138を開いて時期状態にあるリード
線供給ユニット3の移動ベース115を前進させること
により、巻取ボビン(図示せず)からプーリ191を経
て引出されているリード線りをさらに引出し、被はんだ
付は物W上の球状はんだHに上記リード線りの先端を近
づけ、この状態でビームユニット4を動作させる。
これによって被はんだ付は物W上でリード線りの先端の
はんだhと球状はんだ■−■とを溶解し、上記フラック
スFの作用で上記リード線りの先端を被はんだ付は物W
に固着する。
なおこのはんだ付けに要する時間は1秒程度である。
つぎに上記リード線引用爪122を開くとともに、リー
ド線固定体136,138を閉じ、移動ベース115を
後退させ、再び上記引用爪122を閉じ、この状態でリ
ード線切断ユニット5の切断刃168をリンク174を
介して押上げようとすると、上下動杆164に作用する
制動力によって、最初に上記切断刃168が開き、その
後この切断刃168の上下動ベース165が上昇し、こ
の切断刃168の開口内にリード線りが挿入され、また
この状態で切断刃168をリンク174を介して引下げ
ようとすると、上下動杆164に作用する制動力によっ
て最初に上記切断刃168が閉じてリード線りを切断し
、その後この切断刃168の上下動ベース165が下降
する。
これで1個の球状はんだHに対するリード線りの供給、
ビーム照射およびリード線りの切断が終了するので、こ
の一連の工程をテーブルユニット1の回動工程をはさん
で3回繰り返して行えば、3箇所の所定ピッチの被はん
だ付は部P、 、 P2゜P3に3本のリード線りをそ
れぞれ固着でき、1個の製品が完成する。
そしてこのようにして総ての工程が終了すると、テーブ
ルユニット1は初期の位置に復帰して、完成製品を除去
した後に次の被はんだ付は物Wがセットされるまで時期
する。
なお上記テーブルユニット1の回動子25の回動停止Y
制御について説明すると、反射式の元電センサを被はん
だ付は物Wの金属板A上に向けてセットし、この被はん
だ例は物Wが回動して光電センサの照射点にセラミック
板Bがかかると、光電センサに異る反射信号が入るので
、その被はんだ付は物Wの位置を基準点とし、また上記
回動子25を1:1のギヤ比のギヤ32,36を介して
駆動するステッピングモータ33の回転量は、上記ギヤ
36に1=1のギヤ比で噛合う図に表われないギヤの軸
に設けたロータリエンコーダ(図に表われず)によって
常に監視されているので、上記光電センサによって基準
点が確認されると、被はんだ付は部P1.P2.P3の
位置があらかじめセットされているデジタルカウンタ(
図示せず)の設定値を目ざしてステッピングモータ33
が回転し、各々の被はんだ付は部P1.P2.P3が前
記吸着ノズル57またはフラックス塗布棒97の真下に
位置したときに、ロー・シリエンコーダからデジタルカ
ウンタに入る入力値とデジタルカウンタの設定値とが一
致して出力リレーを切換え、ステッピングモータ33の
回転を倍旧させ、このようにして被はんだ付は物Wを希
望する角度まで回動し停電させることができる。
このように本発明によれば、被はんだ付は物の被はんだ
付は部を所定の位置に設定し、この所定の位置において
被はんだ付は部にフラックスおよび球状はんだを供給す
るようにしたから、上記フラックスおよび球状はんだの
供給が定位置で行えその供給位置に狂いがなく、また上
記球状はんだにビームを照射して上記球状はんだを溶解
することにより上記被はんだ付は部と上記リード線とを
はんだ付けするようにしたから、上記球状はんだを溶解
するにあたって従来のはんだごてのように球状はんだに
加熱源を直接接触することがなく、したがって球状はん
だがずれることがなく、正確な被はんだ付は部位置にリ
ード線をはんだ例けすることができる。
またはんだ付は後に上記リード線を所定の長さで切断す
るようにしたから、切断済みの短いリード線を1本1本
拾う面倒がなく、ボビンに巻取られている一連のリード
線を順次繰り出して能率よく球状はんだに供給すること
ができる。
沫た上記各作業をすべて各ユニット装置によって自動的
に行うようにしたから、作業者の負担がなく、しかもは
んだ付は作業が短時間で能率よくできるとともに、はん
だ付は位置精度やはんだ付は強度の高い高品質の完成品
が均一にできる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図ははんだ付
は装置全体の平面図、第2図はその斜視図、第3図はフ
ラックスおよび球状はんだ供給ユニットの正断面図、第
4図はその一部分の拡大図、第5図はフラックスおよび
球状はんだ供給ユニットとテーブルユニットの側断面図
、第6図はその真空圧回路図、第7図はリード線供給ユ
ニットとリード線切断ユニットの斜視図、第8図は作用
説明図である。 1・・・テーブルユニット、2・・・フラックスおよび
球状はんだ供給ユニット、3・・・リード線供給ユニッ
ト、4・・・ビームユニット、5・・・リード線切断ユ
ニット、W・・・被はんだ付は物、Pl、P2.P3・
・・被はんだ付は部、L・・・リード線、F・・・フラ
ックス、H・・・球状はんだ、E・・・ビーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被はんだ付は物の被はんだ付は部を所定の位置に設
    定し、この所定の位置において上記被はんだ付は部にフ
    ラックスを部分的に塗布し、このフラックス上に球状は
    んだを供給し、この球状はんだにリード線の先端を近づ
    け、上記球状はんだにビームを照射して上記球状はんだ
    を溶解することにより上記被はんだ付は部と上記リード
    線とをはんだ付けし、上記リード線を所定の長さで切断
    することを特徴とするはんだ付は方法。 2 被はんだ付は物の被はんだ付は部を所定の位置に設
    定するテーブルユニットと、上記所定の位置において上
    記被はんだ付は部にフラックスを部分的に塗布するとと
    もにこのフラックス上に球状はんだを供給するフラック
    スおよび球状はんだ供給ユニットと、上記球状はんだに
    リード線の先端を近づけるリード線供給ユニットと、上
    記球状はんだにビームを照射して上記球状はんだを溶解
    することにより上記被はんだ付は部と上記リード線とを
    はんだ付けするビームユニットと、上記リード線を所定
    の長さで切断するリード線切断ユニットとをそれぞれ配
    置してなることを特徴とするはんだ付は装置。
JP1706180A 1980-02-14 1980-02-14 はんだ付け方法およびその装置 Expired JPS5817701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1706180A JPS5817701B2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14 はんだ付け方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1706180A JPS5817701B2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14 はんだ付け方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56114572A JPS56114572A (en) 1981-09-09
JPS5817701B2 true JPS5817701B2 (ja) 1983-04-08

Family

ID=11933465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1706180A Expired JPS5817701B2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14 はんだ付け方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5817701B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134201U (ja) * 1983-02-25 1984-09-07 北村 嘉徳 非常時用懐中電灯

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02307666A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Nakagawa Seisakusho:Kk 圧電ブザーリード線半田溶着装置
CN112888159B (zh) * 2017-01-09 2022-10-25 莫仕连接器(成都)有限公司 电池连接模块
CN109396626B (zh) * 2019-01-22 2021-11-12 东莞为勤电子有限公司 三合一点焊机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134201U (ja) * 1983-02-25 1984-09-07 北村 嘉徳 非常時用懐中電灯

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56114572A (en) 1981-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110788626B (zh) 一种点接触式银触点的自动焊接冲压一体设备
CN110342342B (zh) 一种自动绕线机
CN111618487A (zh) 一种托盘焊接辅助装置
JPS5817701B2 (ja) はんだ付け方法およびその装置
JP3271930B2 (ja) インゴットと取付ステーの接着方法及び接着装置
JPS6396907A (ja) 半導体ウエ−ハの保護膜の自動打抜き装置
CN214321668U (zh) 盆架铆合生产线
CN210910500U (zh) 一种杯坯上外釉夹持装置
JP3203400B2 (ja) シーソー式ワーク移送装置
CN2234133Y (zh) 单轴传动式自动扣丝机
CN111874717A (zh) 一种半导体陶瓷保护装置及其使用方法
CN220611079U (zh) 一种钢化玻璃生产用框架点胶装置
CN220993184U (zh) 一种激光焊接机的送料机构
CN219562017U (zh) 一种光伏设备用组装焊接设备
JPS5924913B2 (ja) 球状はんだ供給装置
CN219520785U (zh) 一种自动芯片焊接机
CN216730252U (zh) 一种喉箍钢带焊接装置
CN114346545B (zh) 一种半导体制冷片焊接装置及其焊接工艺
CN219499663U (zh) 一种快速贴片机的自动校准装置
CN217394058U (zh) 一种雕刻模组及应用该模组的自动雕刻装置
CN219043719U (zh) 一种激光自动焊接用可变焊接支架
CN219005081U (zh) 一种门把手自动焊接定位装置
CN218613054U (zh) 一种齿轮倒角用翻转设备
CN213033960U (zh) 一种汽车微型步进电机齿轮轴压装机研发用组装焊接设备
CN220498113U (zh) 一种激光焊接中激光加工用截面调节装置