JPS5817632Y2 - ライニング材の取付構造 - Google Patents
ライニング材の取付構造Info
- Publication number
- JPS5817632Y2 JPS5817632Y2 JP14917579U JP14917579U JPS5817632Y2 JP S5817632 Y2 JPS5817632 Y2 JP S5817632Y2 JP 14917579 U JP14917579 U JP 14917579U JP 14917579 U JP14917579 U JP 14917579U JP S5817632 Y2 JPS5817632 Y2 JP S5817632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining material
- fixed
- removable
- attached
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロッドミル、特にその排出口周辺のライニング
材の取付構造に関する。
材の取付構造に関する。
一般に粉粉砕ミルのうち、周側部排出型(エンド・ベリ
イフエラル・ダイスチャージ型)のロッドミルでは、第
4図に示すように、給鉱ヘッドAの給鉱部から原料(鉱
石など)がミル胴体a内に投入され、粉砕された後に該
ミル胴体aに形成された排出口すから原料Cが排出され
るように構成されているため、ミル胴体a内部の原料層
は給鉱側が最も厚く、給鉱側から排鉱側になるにつれて
薄くなり、特に排出口すから排鉱ヘッドBまでの部分に
は原料層がほとんど形成されないものである。
イフエラル・ダイスチャージ型)のロッドミルでは、第
4図に示すように、給鉱ヘッドAの給鉱部から原料(鉱
石など)がミル胴体a内に投入され、粉砕された後に該
ミル胴体aに形成された排出口すから原料Cが排出され
るように構成されているため、ミル胴体a内部の原料層
は給鉱側が最も厚く、給鉱側から排鉱側になるにつれて
薄くなり、特に排出口すから排鉱ヘッドBまでの部分に
は原料層がほとんど形成されないものである。
また、ロッド□ル内のロッドd(図面では1本しか図示
していないが多数ある。
していないが多数ある。
長さはミル胴体よりも100〜200mmはど短い)も
原料層の傾きに対応して傾斜するため、前述したように
比較的原料層の薄い部分(排出口すの周辺部)は、原料
層によるセルフライニング効果がほとんどなく、ライニ
ング材eが保護されず、直撃同然にロッドdがライニン
グ材eに衝突し、前記排出口すの周辺部のライニング材
092部(第5図参照)を局部摩耗至らしめるという不
具合があった。
原料層の傾きに対応して傾斜するため、前述したように
比較的原料層の薄い部分(排出口すの周辺部)は、原料
層によるセルフライニング効果がほとんどなく、ライニ
ング材eが保護されず、直撃同然にロッドdがライニン
グ材eに衝突し、前記排出口すの周辺部のライニング材
092部(第5図参照)を局部摩耗至らしめるという不
具合があった。
しかもその局部摩耗の程度は他の部分に比して3〜4倍
の摩耗量になっている。
の摩耗量になっている。
そこで、摩耗した部分、すなわち排出口す周辺部のライ
ニング材e(特にg部)の交換の必要性が生じる。
ニング材e(特にg部)の交換の必要性が生じる。
しかしながら、排出口す周辺部のライニング材eは、第
5図に示すように、両側(エツジ部)がリフターバーf
によって固定される1枚ものであるため、局部摩耗であ
るのに1枚のライニング材e(ディスチャージライナー
)全体を交換しなげればならず、無駄が太きかった。
5図に示すように、両側(エツジ部)がリフターバーf
によって固定される1枚ものであるため、局部摩耗であ
るのに1枚のライニング材e(ディスチャージライナー
)全体を交換しなげればならず、無駄が太きかった。
また、その交換はりフタ−バーfを取り外さなければな
らず、交換時間を多く要し、非効率的であった。
らず、交換時間を多く要し、非効率的であった。
また、排出口を境として、排出口の両側を別物にしたデ
ィスチャージライナーもあるが、これもリフターバーで
各ディスチャージライナーを固定していたため、交換に
は時間がかかり効率が悪かった。
ィスチャージライナーもあるが、これもリフターバーで
各ディスチャージライナーを固定していたため、交換に
は時間がかかり効率が悪かった。
また、ディスチャージライナーは排出口で分離されてい
るため、リフターバーの取付強度にもよるが、分割され
たライナーが排出口に移動し、該排出口を塞ぐ可能性が
あった。
るため、リフターバーの取付強度にもよるが、分割され
たライナーが排出口に移動し、該排出口を塞ぐ可能性が
あった。
本考案は、かかる従来の欠点に鑑み、排出口周辺部の特
に局部摩耗を起こしやすい部分(排出口を排鉱ヘッドと
の間)のライニング材を単独で交換可能とし、リフター
バーを取り外すことなく交換できるようにすることによ
り、効率よく交換できるライニング材の取付構造を提供
することを主目的とする。
に局部摩耗を起こしやすい部分(排出口を排鉱ヘッドと
の間)のライニング材を単独で交換可能とし、リフター
バーを取り外すことなく交換できるようにすることによ
り、効率よく交換できるライニング材の取付構造を提供
することを主目的とする。
以下、本考案の構成を実施例について図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図乃至第3図にお(・て、1はプレート状の脱着ラ
イニング材で、排鉱ヘッドBと排出口2との間でかつり
フタ−バー3.3の間に位置し、ミル胴体4に対し単独
で脱着可能なるように取り付けられている。
イニング材で、排鉱ヘッドBと排出口2との間でかつり
フタ−バー3.3の間に位置し、ミル胴体4に対し単独
で脱着可能なるように取り付けられている。
脱着ライニング材1の材質は、耐摩耗性弾性材料、耐摩
耗性鋼材および鋳物など倒れでもよい。
耗性鋼材および鋳物など倒れでもよい。
脱着ライニング材1は、その下部に下方に向って細くな
ったテーパ嵌合凸部が形成され、その底部に補強板5(
金属板)が埋設され、1対の取付孔6,6が回転方向t
に若干片寄って設けられている。
ったテーパ嵌合凸部が形成され、その底部に補強板5(
金属板)が埋設され、1対の取付孔6,6が回転方向t
に若干片寄って設けられている。
また、脱着ライニング材1はその両側部において突縁部
11.11を有する。
11.11を有する。
7は固定ライニング材で、その側縁部が1対のリフター
バー3.3により取付固定されている。
バー3.3により取付固定されている。
固定ライニング材7の底には補強板8(金属板)が焼付
けされている。
けされている。
固定ライニング材70両側部には、リフターバー3に沿
って断面略台形状の突条部9.9が突設され、該両突条
部9.9によって下方に向って細くなったテーパ嵌合凹
部が排鉱ヘッドBと排出口2との間に形成されている。
って断面略台形状の突条部9.9が突設され、該両突条
部9.9によって下方に向って細くなったテーパ嵌合凹
部が排鉱ヘッドBと排出口2との間に形成されている。
また、突条部9.9の内部には補強板8から突設された
突出片10.10が位置している。
突出片10.10が位置している。
脱着ライニング材1のテーパ嵌合凸部が固定ライニング
材7のテーパ嵌合凹部に脱着可能に嵌合して取付けられ
た状態では、脱着ライニング材1の突縁部11.11が
突条部9.9を覆ってしまうため、ライニング材1のみ
摩耗する。
材7のテーパ嵌合凹部に脱着可能に嵌合して取付けられ
た状態では、脱着ライニング材1の突縁部11.11が
突条部9.9を覆ってしまうため、ライニング材1のみ
摩耗する。
12はリフターバー3゛を固定するクランプ金具で、ミ
ル胴体4の透孔13を通じて外方に突出させ、ワッシャ
14、シール部材15、凹ワッシャ16を介してナツト
17に螺合している。
ル胴体4の透孔13を通じて外方に突出させ、ワッシャ
14、シール部材15、凹ワッシャ16を介してナツト
17に螺合している。
18は取付ボルトで、クランプ金具12と同様に、ミル
胴体4の透孔13を通じて外方に突出し、ワッシャ14
、シール部材15および凹ワッシャ16を介してナツト
17に螺合している。
胴体4の透孔13を通じて外方に突出し、ワッシャ14
、シール部材15および凹ワッシャ16を介してナツト
17に螺合している。
19はプラグで、取付ボルト18がナツト17に螺合さ
れた後、取付孔6に嵌合され、処理物の侵入を防止する
ものである。
れた後、取付孔6に嵌合され、処理物の侵入を防止する
ものである。
上記構造においては、排出口2〜排鉱ヘツドBの脱着ラ
イニング材1以外のライニング材、すなわち固定ライニ
ング材7は、脱着ライニング材103〜4倍の寿命を有
するため、従来、ディスチャージライナー(280mm
X 800rrarL)全体を3〜4回交換していたの
に対し、本考案では脱着ライニング材l (280y+
+mX 300yItIrL)を3〜4回交換し固定ラ
イニング材? (280mmX 500wIL)は1回
だけの交換でよいから、従来に比して、3°0x(3〜
4)+500x1X□。
イニング材1以外のライニング材、すなわち固定ライニ
ング材7は、脱着ライニング材103〜4倍の寿命を有
するため、従来、ディスチャージライナー(280mm
X 800rrarL)全体を3〜4回交換していたの
に対し、本考案では脱着ライニング材l (280y+
+mX 300yItIrL)を3〜4回交換し固定ラ
イニング材? (280mmX 500wIL)は1回
だけの交換でよいから、従来に比して、3°0x(3〜
4)+500x1X□。
。=58.緘〜53.1係800X(3〜4)
だげの交換でよりなり、約45係はどの節約がなされる
。
。
なお、上記計算においては、脱着ライニング材1の大き
さは280mmX 300wmとして計算したが、本考
案を適用するロッドミルの大きさによって適宜変更され
るのは言うまでもない。
さは280mmX 300wmとして計算したが、本考
案を適用するロッドミルの大きさによって適宜変更され
るのは言うまでもない。
本考案は、上記のように、局部摩耗の著しい部分、すな
わち排出口と排鉱ヘッドとの間に位置するライニング材
を単独で取換え可能としたため、局部摩耗の著しい部分
のみの交換が可能となり、ライニング材の交換作業性が
向上するとともにライニング材の節約が図れる。
わち排出口と排鉱ヘッドとの間に位置するライニング材
を単独で取換え可能としたため、局部摩耗の著しい部分
のみの交換が可能となり、ライニング材の交換作業性が
向上するとともにライニング材の節約が図れる。
すなわち、本考案は、従来のようにリフターバーを取り
外すことなく、単独で交換できるようにしたため、ライ
ニング材の交換時間が短縮され、従来の交換時間の1/
3〜115になる。
外すことなく、単独で交換できるようにしたため、ライ
ニング材の交換時間が短縮され、従来の交換時間の1/
3〜115になる。
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図はロ
ッドミル内部の排出口周辺の平面図、第2図は第1図の
■−■線に沿う断面図、第3図は第1図の■−■線に沿
う断面図、第4図および第5図は従来例を示し、第4図
はロッドミルの要部断面図、第5図は同要部平面図であ
る。 1・・・・・・脱着ライニング材、2・・・・・・排出
口、3・・・・・・リフターバー 4・・・・・・ミル
胴体、T・・・・・・固定ライニング材。
ッドミル内部の排出口周辺の平面図、第2図は第1図の
■−■線に沿う断面図、第3図は第1図の■−■線に沿
う断面図、第4図および第5図は従来例を示し、第4図
はロッドミルの要部断面図、第5図は同要部平面図であ
る。 1・・・・・・脱着ライニング材、2・・・・・・排出
口、3・・・・・・リフターバー 4・・・・・・ミル
胴体、T・・・・・・固定ライニング材。
Claims (1)
- プV −)状のライニング材がリフターバーにて取付げ
られてなる周側部排出型のロッドミルにおいて、前記ラ
イニング材は固定ライニング材と脱着ライニング材とか
らなり、前記固定ライニング材はその側縁部がリフター
バーにて取付固定されるとともに、側部にリフターバー
に沿って略断面台形状の突条部が突設され、該突条部に
下方に向って細くなったテーパ嵌合凹部が排鉱ヘッドと
排出口との間に形成される一方、前記脱着ライニング材
はその下部に下方に向って細くなったテーパ嵌合凸部が
形成され、前記固定ライニング材に脱着ライニング材が
脱着可能にテーパ嵌合され、さらに前記脱着ライニング
材はその両側部において突縁部を有し、該突縁部が固定
ライニング材の突条部を覆っていることを特徴とするラ
イニング材の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14917579U JPS5817632Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | ライニング材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14917579U JPS5817632Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | ライニング材の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669942U JPS5669942U (ja) | 1981-06-09 |
JPS5817632Y2 true JPS5817632Y2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=29380274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14917579U Expired JPS5817632Y2 (ja) | 1979-10-26 | 1979-10-26 | ライニング材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817632Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-26 JP JP14917579U patent/JPS5817632Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669942U (ja) | 1981-06-09 |
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