JPS5817563Y2 - ベロ−ズポンプの押板ロツク装置 - Google Patents

ベロ−ズポンプの押板ロツク装置

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JPS5817563Y2
JPS5817563Y2 JP1980168173U JP16817380U JPS5817563Y2 JP S5817563 Y2 JPS5817563 Y2 JP S5817563Y2 JP 1980168173 U JP1980168173 U JP 1980168173U JP 16817380 U JP16817380 U JP 16817380U JP S5817563 Y2 JPS5817563 Y2 JP S5817563Y2
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JP
Japan
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push plate
plate
bellows pump
ring body
wall
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Expired
Application number
JP1980168173U
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JPS5790020U (ja
Inventor
吉弘 岩本
Original Assignee
ダイヤ魔法瓶工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気圧利用魔法瓶の蓋体に内蔵されたベロー
ズポンプの押板ロック装置の改良技術に関し、その目的
は、ロック装置を備える蓋体を、組立てが容易で而して
製作性に優れ、しかも、故障の生じ難いものにして提供
する点にある。
即ち、従来の押板ロック装置としては、実公昭55−6
496号公報に示されている構造のものが知られている
このものは、筒状蓋体内に垂設した内筒の内鍔に、それ
ぞれ複数個のL字型吊杆と第1及び第2の溝を形成し、
前記吊杆を貫通する第3溝を形成した回動環を、吊杆を
貫通させて後にこれを回転させて吊杆により吊持させ、
前記第1溝と第3溝とを合致させた状態においてこれら
を貫通する掛片を押板に形成して、これの貫通後におけ
る回動環の回転により、押板の上方への抜は止めを行な
わせ、かつ、かかる状態において前記第2溝に係合する
翼条を押板に設けると共に、前記抜は止め状態と第2.
第3溝を合致させる状態とにわたってその一定範囲内で
のみ前記回動環を回転可能と威すべく、蓋体天壁部に長
孔をかつ該長孔から突出する撮み部を回動環に設けるも
のであり、而して、前記抜は止め状態において押板ロッ
クを、そして、第2.第3溝の合致状態でロック解除を
行なわせるものである。
しかしながら、上述の記載によって明らかなように、蓋
体に対してそれの上下両方から回動環と押板とを組付け
なければならず、しかもその組付けに際して遂次回動環
を回転させる操作が必要で、組立て操作が繁雑であり、
その上、前記回動環を前記2状態でのみ回転可能ならし
めるためには、前記撮み部を回動環とは別体にして、こ
れを極めて狭い空間において連結せざるを得す、組立て
手間がかかる上、部品点数が増えてコストアップを伴い
がちとなる。
更には、ベローズポンプの復帰付勢力によってて、前記
回動環を掛片と内鍔とにより挟持している状態であるか
ら、該回動環の回転に伴って押板を回転させる力が加わ
るものであり、而して第2溝に係合するリブ状の翼条が
その押板の回転を阻止するものであるが、第2溝と翼条
との引っ掛りが小さく、かつ、翼条はそれの板面に直交
する方向での応力に弱い関係上、翼条が欠けてしまうこ
とがあり、この結果、押板が少しでも回動環と共回りす
るロック解除状態を現出させることができなくなり、か
つ、回動環の回動を繰返し行なうことによって第2.第
3溝と掛片とが合致すると、押板が上方に抜は出してし
まう欠点がある。
本考案によるベローズポンプの押板ロック装置は、かか
る実情に鑑みて威されたものであって、ベローズポンプ
操作用の押板を昇降自在に内嵌する内筒壁部と長孔を有
する天壁部と外側壁部とを備えた上蓋に対してそれの内
筒壁部と外側壁部との間に、操作用突起を一体に備えた
環体を、その突起を前記長孔から上方に突出させる状態
で下方から内装すると共に、該環体の抜は落ち阻止用の
筒体を前記上蓋に対してそれの下方b・ら内嵌固着して
、前記環体を押板の昇降軸芯まわりで一定範囲内でのみ
回転自在と威し、かつ、前記筒体の内側面に上下方向の
縦溝を設けると共に、該縦溝に嵌入する突片を押板に連
設のフランジ部に形成して、当該押板とベローズポンプ
及び前記上蓋に止着される下蓋を、上蓋の下方から組み
付け、もって前記押板あるいはこれに連設の部材とこれ
に接当する部材とによって押板の上方への抜は出しを阻
止する状態で前記押板を昇降自在と威し、更に、前記7
ランノ部に周方向複数個の板状係止片を7ランノ面に沿
わせる状態で連設すると共に、前記押板の抜は出し阻止
状態における前記環体の前記一定範囲内での回転に伴っ
て前記板状係止片に保合ならびに保合離脱する係合部を
前記環体に設けであることを特徴とする。
上記構成によれば、上蓋に対してそれの一側下方から順
次、環体と筒体と押板とベローズポンプ及び下蓋を組付
けるだけで、極めて単純な作業によって簡単容易に、ベ
ローズポンプを内装した蓋体を組立てることができるも
のであり、しかも、操作用突起を環体に対して一体的に
備えさせるものであるから、これを狭い空間において最
終的に環体に連結させる従来の構成に比べて、組立ての
作業性が飛躍的に向上し、かつ、該突起を環体と共に一
体戒型することが容易で、部品点数の削減が相俟ってコ
ストダウンを図れる。
更に、押板に連設のフランジ部に形成した突片を筒体に
形成した縦溝に嵌入させることにより、環体の回転操作
に伴って押板にこれを回転させる力が加わっても、前記
突片には面方向の応力がかかるので、かつ、該突片は面
方向の応力に対して強い構造故に、押板の共回りを確実
に防止し得、ロック及びロック解除の操作が不能になる
ような、致命的な故障を生じさせないようにすることが
できる。
先ず、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
1は中瓶2を内蔵した外装ケースで、これら1,2の上
部にわたって、前記中瓶2に対する液体注入時に水切り
をする椀状に凹入した水切り部3が設けられ、前記外装
ケース1の下部には、前記中瓶2の上縁と前記水切部3
の間に介在させた環状パツキン4に向けて中瓶2を押圧
すると共に外装ケース1を回転自在に支持するための底
蓋5が設けられている。
6は、外周に前記水切り部3と密着する環状パツキン7
が嵌着された中栓であり、揚液口8aを中瓶2内の底部
近くに位置させた揚液管8と、それに連ると共に下向き
に開口する吐出口9aを前記水切り部3の内部に位置さ
せた吐出管9とが一体的に連設され、かつ、中栓6の内
部には、後述するベローズポンプPから前記中瓶2への
通気路10が形成されている。
前記水切り部3には、前記吐出管9の吐出口9aを上下
方向で抜き差し自在に遊嵌する漏斗状の受液管11が一
体威形されている。
前記受液管11と、前記中瓶2の上縁よりも下方でかつ
外装ケース1よりも横側方に液流出口12 aを配置し
た液流出管12とを、前記受液管11の下端に嵌着した
接続用管13と、外装ケース1を斜めに貫通した可撓性
の導液管14とによって接続し、中瓶2内の収容液体を
低位置で取り出せるように構成すると共に、前記吐出口
9aと前記受液管11との間に形成される間隙Sにより
サイホン現象の発生を防止するように構成しである。
15は、前記液流出管12の支持ならびに前記導液管1
4の保護を司る化粧枠であり、鉄枠15に一体戒形され
た複数対の係止部15 a・・・・・・を外装ケース1
に穿設された複数対の小孔1a・・・・・・に挿入係止
させることにより外装ケース1の側面に固定しである。
16は、前記水切り部3に対して取外し自在に螺着(又
は外装ケース1に対して揺動開閉自在に枢着)した蓋体
であり、前記中瓶2内を加圧して中瓶2の収容液体を吐
出させるためのベローズポンプPが内蔵されている。
17はベローズ、18はベローズ上板、19は弁体、2
0は復帰用バネである。
前記蓋体16は、第4図にも示すようにベローズ17の
押板21を昇降自在に遊嵌した内筒壁部22a、環状の
天壁部22b、外側壁部22 Cが一体成形された上蓋
22と、この上蓋22の外側壁部22 C下端に嵌合固
着した下蓋23とを有する。
前記上蓋22の内側には、前記外側壁部22 Cと対接
する筒状板部24 aとその上端から内側へ一体に延設
され、かつ、周方向複数個(図面上では4個であるが、
これに限られない。
)の長孔24 d・・・・・・が穿設された環状板部2
4 bとを有する筒体24が接着等の手段によって固着
されている。
前記筒状板部24 aの内面には、押板21の7ランノ
部21 aの周方向複数個所に設けた突片21 b・・
・・・・と上下方向にのみ摺動自在に嵌合する複数本の
縦溝24 C・・・・・・が形成され、これらの縦溝2
4 C・・・・・・によって押板21の昇降をガイドす
るように構成しである。
25は、前記環状板部24 bとこれに対向する上蓋2
2の天壁部22 bとの間に介装された回動のみ自在な
環体であり、環体25の下面には、前記各長孔24 d
・・・・・・を通って下方へ突出する複数本の係合部2
5a・・・・・・が穿設され、環体25上面には前記天
壁部22 bに形成された長孔22 dを通って上方へ
突出する操作用突起25 bが突設され、前記長孔22
d。
24 dによって環体25の回動範囲を規定しである。
一方、前記押板21のフランジ部21 a上面には、前
記各係合部25 a・・・・・・に対応する略逆り字形
の板状係止片21 C・・・・・・がその係止面を7ラ
ンノ面に沿わせる状態で複数個突設されていて、前記規
定された一定範囲での前記環体25の一方向への回動に
より、前記係合部25 a・・・・・・と前記係止片2
1 C・・・・・・とが係合し、逆方向への回動により
両者25 a・・・・・・、21C・・・・・・の係合
が離脱して、押板21の下降を阻止するロック状態と、
押板21の下降を許容するロック解除状態とが得られる
ようになっている。
尚、図中、26・・・・・・は押板21のフランジ部2
1 aに設けられた貫通孔、27・・・・・・はこれら
26・・・・・・を貫通する突片で、上蓋22における
側壁部22 C下縁に延設されていて、前記ベローズ上
板18と接当することにより、その昇降ストロークの上
限を規定するように構成されており、而して、その上限
が規定された押板21の上方への抜は出し阻止の状態下
において、前記環体25をロック状態とロック解除状態
とに切換えられるようになっている。
上記の実施例によれば、操作用突起25 bを一方向に
移動して環体25を回動すると、第5図イ9口のように
係合部25 a・・・・・・と係止片2I C・・・・
・・とが係合したロック状態となり、押板21を押して
も下降しない。
また、操作用突起25 bを逆方向に移動して、環体2
5を回動すると、第6図イ5口のように係合部25 a
・・・・・・と係止片21 C・・・・・・との係合が
離脱したロック解除状態となり、第2図の如く、押板2
1を押し下げてベローズポンプPにより中瓶2内を加圧
することができる。
第7図、第8図、第9図イ9口は別の実施例を示す。
この実施例は、環体25の内端がら筒部25 Cを一体
的に垂下し、この筒部25 Cに設けた略逆り字形の切
欠によって前述した係合部25 aを構成すると共に、
筒体24の環状板部24 bの下面がら一体的に垂下し
た筒壁部24 eの下端に、ベローズ上板18と接当す
ることにより、その上限を規定する突片27・・・・・
・を設けた点に特徴がある。
その他の構成は、先の実施例と実質的に同一である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断側面図、第
2図は押板を下降した状態における縦断正面図、第3図
は外装ケースに対する化粧棒の取付は部を示す横断面図
、第4図は要部の分解斜視図、第5図イ2口及び第6図
イ9口は作用図、第7図乃至第9図イ9口は別の実施例
を示し、第7図は要部斜視図、第8図は作用図、第9図
イ9口は要部縦断側面図である。 P・・・・・・ベローズポンプ、21・・・・・・押板
、21 a・・・・・・フランジ部、21 b・・・・
・・突片、21C・・・・・・板状係止片、22・・・
・・・上蓋、22 a・・・・・・内筒壁部、22 b
・・・・・・天壁部、22 C・・・・・・外側壁部、
22 d・・・・・・長孔、23・・・・・・下蓋、2
4・・・・・・筒体、24 C・・・・・・縦溝、25
・・・・・・環体、25 a・・・・・・係合部、25
b・・・・・・操作用突起、18・・・・・・ベロー
ズ上板(押板に連設の部材)、27・・・・・・突片(
押板あるいはこれに連設の部材に接当する部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベローズポンプ操作用の押板を昇降自在に内嵌する内筒
    壁部と長孔を有する天壁部と外側壁部とを備えた上蓋に
    対してそれの内筒壁部と外側壁部との間に、操作用突起
    を一体に備えた環体を、その突起を前記長孔から上方に
    突出させる状態で下方から内装すると共に、該環体の抜
    は落ち阻止用の筒体を前記上蓋に対してそれの下方から
    内嵌固着して、前記環体を押板の昇降軸芯まわりで一定
    範囲内でのみ回転自在と威し、かつ、前記筒体の内側面
    に上下方向の縦溝を設けると共に、該縦溝に嵌入する突
    片を押板に連設のフランジ部に形成して、当該押板とベ
    ローズポンプ及び前記上蓋に止着される下蓋を、上蓋の
    下方から組み付け、もって前記押板あるいはそれに連設
    の部材とこれに接当する部材とによって押板の上方への
    抜は出しを阻止する状態で前記押板を昇降自在と威し、
    更に、前記フランジ部に周方向複数個の板状係止片をフ
    ランジ面に沿わせる状態で連設すると共に、前記押板の
    抜は出し阻止状態における前記環体の前記一定範囲内で
    の回転に伴って前記板状係止片に保合ならびに係合離脱
    する保合部を前記環体に設けであることを特徴とするベ
    ローズポンプの押板ロック装置。
JP1980168173U 1980-11-22 1980-11-22 ベロ−ズポンプの押板ロツク装置 Expired JPS5817563Y2 (ja)

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JPS5790020U JPS5790020U (ja) 1982-06-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556496U (ja) * 1978-06-28 1980-01-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS556496U (ja) * 1978-06-28 1980-01-17

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JPS5790020U (ja) 1982-06-03

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