JPH02305528A - 滴下装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は液体石鹸等の液体を滴下する滴下装置に係り、
特に同液体を収容すると共に互いに対向する前壁及び後
壁によって形成された下端部を備えた柔軟なプラスティ
ックバッグからなる形式の滴下装置に間する。

［従来技術］ その後壁は孔を有し、開孔は自閉計量弁によって閉じら
れている。この弁はバッグ壁の前記孔を通して伸びる管
状部分を有し、その外端は自閉弁によって閉じられてい
るにの部分の上方端はバッグの内部に向かって開き、弾
性変形するドームによって閉じられている。同ドームは
孔を有し、この孔を通してバッグ内に液体を入れ、ドー
ムの内部及び自閉弁の間の空間を満たすことができる。

このドームは完全にバッグ壁の内側に位置している。

他方のバッグ壁を指で押すことにより、ドーム内の孔を
押圧してこれを閉じ、さらに連続して押すことによりド
ームが変形してピストンの役目を果たし、自閉弁上の液
体の圧力を増加させ、この後間いて、液体が滴下される
。ドームが完全に変形した後、他方のバッグ壁に加えて
いる指の圧力を取り去ると、自閉弁が閉じ、ドーム内の
孔によって、ドーム内部閉じ自閉弁の間の空間が開き、
液体で満たされる。

バッグは通常その頂部が前方に突出する棚を有するキャ
ビネットの後ろ壁に対向するように吊され、またバッグ
の底即ち下部は上方及び下方壁を形成するように前方に
折り畳まれてこの棚の上に支持されると共にその弁の部
分が下方に向かって棚に形成された孔に通される。上方
バッグ壁にに加えられる指圧によって液体がショットの
形態で滴下される。各ショットの体積はドームと自閉弁
に間の空間の体積によって決定される。

本発明の目的は上方バッグ壁を通して完全にバッグの外
側に位置決めされた駆動ドームを有し、かつドームの頂
部の孔が無い形式の滴下装置を提供することを目的とす
る。

本発明は更に平坦な底を備えた剛性ピストンによって置
き換えられた弾性変形可能なドームを有し、かつ剛性ピ
ストンが平坦な底を有し、同区の下に相当量の空気が捕
えられる可能性を減らすことができる形式の滴下装置を
提供することを目的とする。孔が形成されたドームを有
し、バッグの内側に完全に位置決めされた従来技術の一
例がＲ。

Ｆｉｇｅｎｂｕｒｇ及びｌａａｕｗｅの特許第４．４７
８．３５６号に開示されており、この装置は、バッグ壁
の変形のみによって駆動されるようになっている。

［発明の構成］ 要約すれば、出願人の新規な装置は前方に折り畳まれる
バッグの下部の上方及び下方壁を必要とし、これらには
互いに一致して孔が形成されている。この滴下装置は、
その頂部に設けられ、下方壁の内部に対して閉じられる
外側フランジを備えると共にバッグ下方壁に形成された
孔を通して吊り下げられる管状の下方部と、バッグの上
方壁に形成された孔を通してバッグの上方壁の外部に位
置し、接近可能なピストンを形成する頂部を有する管状
の上方部分とを有し、更にこの上方部分はバッグ上方壁
の内部に対して閉じられる外フランジを有している。ま
た外フランジ以下の管状部が滴下装置の下方部分に内部
に若干嵌入される。バッグの二つの壁は下方及び上方部
分を完全に分離するのを防止する。下方部分はその外端
若しくは底端が自閉弁によって閉じられる。

スプリング手段が通常弾性的に滴下装置の上方及び下方
部分を互いに離れる方向に付勢しており、これによって
互いに対向する上方及び下方部分のフランジの間に空間
が形成されている。上方部分は一連の周辺ポートを有し
ており、これを通してフランジの間の空間からドームと
自閉弁との間、即ち滴下装置の内部に流体が流入する。

新規なこの滴下装置においては、駆動手段、即ちドーム
若しくはピストンがバッグ壁の外部に位置しており、接
近可能である。ドームもしくはピストンは従来技術にお
いては必須であり、装置を駆動する人の指によって閉じ
される孔が全く必要ではない。

本発明の係る滴下装置を駆動するため、ドーム若しくは
ピストンが下方に押圧され、上方部分が下方部分内に入
れ子状に挿入され、これによって二つの部分のフランジ
がたがいに接触して滴下装置の内部を液体を収容するバ
ッグの内部から滴下装置を閉じる。ドーム若しくはピス
トンを連続して押圧することにより、装置内部の液体に
圧力を加える。この結果自閉弁が開き、液体が排出され
る。−回の操作で排出される液体の量はドーム若しくは
ピストンと自閉弁との間の装置内部の体積によって決定
される。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。

第１図及び第２図に示されたキャビネットは垂直にかつ
通常垂直壁に取り付けられた後壁１と、孔３を有する前
方に突出する棚２とを有している。

第２図においてはキャビネットカバーが取り外されてお
り、柔軟な前壁及び後壁によって形成されると共に下部
が前方に折り畳まれたバッグ４が棚２上に載置され、バ
ッグの滴下装置の下方に向かう下部が孔３に挿入される
ところが示されている。

このバッグは非常に柔軟なプラスディックシートによっ
て形成され、その側部は互いに縫合されて密封され、内
部には液体石鹸のような滴下される液体が収容されてい
る。

滴下装置の管状の下方部分５にはリブ５ａが形成されて
おり、孔３には溝３ａが形成され、適宜のバッグのみが
そのキャビネットに収容されるようになっている。

滴下装置の下部５は円筒形であるのが望ましく、その内
端にはバッグの下方壁４ａの内側を閉じる外向きフラン
ジ６が設けられている。この下部５の管状体は下方に向
かって伸び、キャビネットの孔３内に挿入可能になって
おり、またその底端は弁座８を形成する排出口を備えた
弾性変形可能なダイアフラム７を支持している。弁頭９
は固定され、スパイダ９によって弁座８の上方に支持さ
れており、同スパイダ９の周囲は下部５の内側の溝内に
スナップ止めされている。弁座８は通常ダイアフラム７
の弾性作用によって弁頭９に向かつて付勢されており、
ダイアフラムの頂部上に液体に圧力が加えられることに
より、ダイアフラムが下方に移動し、弁頭９から弁座８
が開く。

滴下装置は管状体即ち円筒形体１２によって形成された
上方部を有しており、円筒形体１２は上方フランジ１４
を有し、同上方フランジ１４は、バッグの前方に折り畳
まれた部分の内側に対して閉じられている。上方部分１
３の管状体１２は下方部分の内部に入れ子穴に挿入され
ており、下方部分内部で上下させることができる。

スパイダ９には環状に連続して設けられた上方付勢スプ
リング９ａが形成されており、同スプリング９ａは上方
部分１３の底周辺を圧迫し、同上方部分を上方に弾性的
に付勢する。弁の二つの部分はバッグ壁４ａ及び４ｂに
よる制限のため完全に分離することができない。上方部
分の管状体１２の周囲には一連のポート１５が形成され
ており、同ポートは別個のフランジ６と１４との間の空
間に一致して設けられている。バッグ内の液体がこれら
ポートを通して滴下装置の上方及び下方部分内部内に流
入する。

上方部分のそのフランジ１４から上の部分は弾性変形可
能なドーム１６であり、このドーム１６には従来技術の
滴下装置のように頂部に孔が形成されていない。使用最
中においては、ドーム１６はまず下方に押圧され、上方
部分全体が下方に移動じ、これによってフランジ６及び
１４が水密的に閉じ、最初に滴下装置内に流入した液体
が捕らえられる。その後僅かに下方に押し下げると上方
部分の本体１３の底１２ａがスプリング９ａを完全に圧
縮し、第５図に示すようにスパイダ９の周辺に当接する
。さらにドームを押圧するとドームが変形し、滴下装置
内に捕らえられている液体を押圧する。これによって液
体が自閉弁のダイアフラム７を下方に押圧し、この結果
第６図に示されるように液体が排出される。

第８図及び第９図には示される他の実施例においては原
理は同じであるが細部において構成が異なる。この他の
実施例においては、スプリング９ａの代わりに上方部分
のフランジ１４ａによって形成された一連の周辺スプリ
ングフィンガ９ｂが設けられており、このフィンガ９ｂ
は下方部分のフランジ６を付勢する。これによって前述
の実施例のように上下のフランジが付勢されて互いに離
間する。下方部分から離間する方向の上方部分の動きを
制限するため、下方部分には一つ若しくは複数の突起即
ちビーズ１７が形成されており、これらビーズは垂直溝
１８内に係合し、垂直方向の動きを制限する。これによ
って上方及び下方部分によって二つのバッグ壁が閉じら
れた状態で滴下装置が設置されるか否かに拘わらず、上
方及び下方部分は分離状態に保持される。

第１２図及び第１３図に示す実施例では剛性のピストン
が使用されている。

この実施例においては、下方部分の管状部５ａ及び上方
部分の管上部１２ａが長めに形成され、スプリング９ｂ
が更に下方に伸びている。これによって上方部分が下方
部分に比較して、前述の実施例よりもより長い距離を移
動することができる。

ボスト１５ａは管状のボスト１５ａによって閉じられる
ように位置決めされており、これによって上方部分の最
初の降下の後、滴下装置内の液体の逆流が防止される。

これはフランジ６ａ及び１４ａが互いに係合するか否か
に拘わらず生じる。

ドームの代わりに上方の管状部分の頂上が剛性の壁１６
ａによって閉じられる。もし上方部分がプラスティック
ならば、この壁は管状部分と一体化され、リブ１６ｂに
よって補強される。この平らな頂部は上方部分と同じ高
さ、若しくはそれに近接した位置にあり、バッグの上方
壁の外側に露出している。

操作されるときは、上方部分の全体が下方に向かって移
動し、剛性の頂部が剛性ピストンとして作用する。上方
部分は下方部分に対して適宜の比例関係を有しており、
適当量の液体が排出されるまではリング９ｃ上に当接し
ないようになっている。

本実施例の頂部は平旦なのでその底の下方に、滴下装置
の所望の操作を妨げる空気を貯める空間がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に用いられるキャビネットを示す斜視図
、 第２図はキャビネット前部が取り除かれ、本発明に係る
滴下装置の液体バッグ下方に伸びる部分がキャビネット
の前方に突出する棚に形成された孔に挿入されつつある
ところを示す斜視図、第３図はドームを備えた本発明に
係る滴下装置を示す垂直断面図、 第４図は第３図の■−■線視線面断面 図５図は第３図に示す滴下装置であって二つの部分のフ
ランジが互いに閉じるように、同二つの部分が互いに押
圧された状態を示す断面図、第６図は第５図と同様であ
って実際の滴下操作を示す断面図、 第７図は本発明の新規な装置の部分分解図、第８図は他
の実施例を示す断面図、 第９図は第８図のｆｆ−ＩＸＸ線断断面図第１０図は第
８図の装置の操作の初期の段階を示す断面図、 第１１図は第９図の装置の実際の滴下操作を示す断面図
、 第１２図は剛性ピストンを使用した更に他の実施例を示
す断面図、 第１３図は第１２図の装置の滴下操作を示す断面図であ
る。 １：後壁、２：柵、３：孔、３ａ：溝、４：バッグ、４
ａ：下方壁、４ｂ二上方壁、５：管状の下方部分５．５
ａ：リブ、６：フランジ、７：ダイアフラム、８：弁座
、９：弁頭、９ａニスプリング、９ｂ＝スプリングフイ
ンガ、１２：円筒形体、１３：上方部分、１４．１４ａ
：フランジ、１５：ポート、１５ａ：ポスト、１６：ド
ーム、１６ａ：剛性の壁、１７：ビーズ、１８：垂直溝
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、柔軟な材料から形成され、互いに対向して位置する
   孔が形成された上方及び下方壁からなるバッグの前記孔
   に収容される液体滴下装置において、前記下方壁に形成
   された孔を通して吊り下げられると共に下方壁の内部を
   閉じる外フランジを形成する頂部を備えた管状の下方部
   分と、 前記上方壁に形成された孔を通して吊り下げられ、上方
   壁の内部を閉じる外フランジを形成する頂部を備えると
   共に前記下方部分内部に入れ子状に挿入され、その内部
   で上下動する管状の上方部分と、 同上方部分の頂部に形成され、同頂部を閉じると共に前
   記上方壁の外部から接近可能なピストンと、 前記上方及び下方部分を互いに離間する方向に弾性的に
   付勢し、これによって通常前記フランジの間に空間を生
   じさせるスプリング手段と、前記下方部分に設けられ、
   通常同下方部分の下端を閉じる自閉弁と、 前記下方部分に形成され、前記空間に対して開口し、こ
   れによってバッグ内の液体が前記上方及び下方部分内に
   流入する少なくとも一つのポートと を有し、前記上方部分が前記下方部分内に移動すること
   により前記フランジが互いに接触し、同フランジ間の空
   間を閉じることを特徴とする滴下装置。 ２、前記上方及び下方部分は各々プラスティック成型体
   であることを特徴とする請求項第１項記載の滴下装置。 ３、スパイダが前記上方及び下方部分の間に位置決めさ
   れたリングを有し、かつ前記スプリング手段が、前記ス
   パイダのリングによって形成された一連の環状のリーフ
   スプリングからなり、前記上方部分の底周辺を付勢する
   ことを特徴とする請求項第２項記載の滴下装置。 ４、前記スプリング手段が、前記上方及び下方部　分の
   一方のフランジによって形成された一連の環状スプリン
   グからなり、他方の前記部分のフラン　ジを付勢するこ
   とを特徴とする請求項第２項記載　の滴下装置。 ５、前記ピストンは、前記上方部分の頂部を閉じ　る弾
   性的に変形可能なドームの形態をなし、前記　上方壁に
   形成された孔を通して上方に伸びている　と共に上方壁
   の外部に露出していることを特徴と　する請求項第１項
   記載の滴下装置。 ６、前記ピストンは、前記管状の上方部分の頂部　と略
   同一の高さに位置する剛性の壁の形態をなすことを特徴
   とする請求項第１項記載の滴下装置。