JP3205356U - 圧力鍋の蓋開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力鍋の蓋の開閉機構の部品点数を最小限にして組立作業を簡素化でき、また操作レバーの操作なしで、蓋の開閉動作だけで、前後方向への摺動を円滑に行うことができ、さらに、蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合されていないときには、鍋本体内に圧力が掛からないようにして、安全性を向上した圧力鍋の蓋開閉装置を提供する。【解決手段】鍋本体側ハンドル10と、蓋側ハンドル20と、フロート弁61と、第1スライダー30と、第1スライダー30に嵌装されて、第2のバネ41により、蓋の内部に嵌装された蓋パッキン4を常時は押圧している共に、下部に脚部42を形成した第2スライダー40とを備え、第2のバネは、第1スライダーの脚部に形成した貫通孔37と、第2スライダーに形成したバネ挿入孔43との間に嵌挿して、第1スライダーと第2スライダーとを前後動できるようにしてある。【選択図】図3

Description

本考案は、圧力鍋の鍋本体の開口部を被蓋する蓋を周方向に回動して、該蓋を鍋本体に気密にロックするための圧力鍋の蓋開閉装置に関するものである。
従来、この種の圧力鍋の蓋開閉装置としては、例えば、実用新案登録第3175743号の登録実用新案公報(特許文献1)や、実用新案登録第3154486号の登録実用新案公報(特許文献2)に記載されたものが知られている。
この特許文献1に記載された圧力鍋の蓋開閉装置は、蓋側ロック機構は、第1、第2のスライダーと第3のロックスライダーの3個のスライダーと、各スライダーを伸縮する3個のバネとの相乗作用と、鍋本体(容器)側ハンドルに設けられた容器側ロック機構((ガイド凹溝と凸壁)と、フロート弁機構との組合せにより、蓋側ハンドルを回動させることにより、自動的に第1スライダーの先端部をフロート弁の上面に出没させ、フロート弁の上昇を規制する。この構造により、圧力鍋内の圧力があるときは、蓋の開閉が阻止され、圧力鍋内の圧力がないときは、蓋の開閉が阻止されないようにしてある。。
特許文献2に記載された圧力鍋の蓋開閉装置は、蓋取っ手の上面又は側面に設けられた溝部内を前後方向に手動操作して移動させる操作レバーを備え、小スライダーは、バネにより常時は蓋パッキンを押動し、大スライダー及び小スライダーの脚部が、本体取っ手のガイド凹溝を摺動することにより、大スライダー及び小スライダーが前後方向に摺動されるように、蓋の開閉機構が構成されている。
実用新案登録第3175743号の登録実用新案公報 実用新案登録第3154486号の登録実用新案公報
しかしながら、前記特許文献1のものによれば、鍋本体に取り付けられた鍋本体側ハンドルの取付け位置の状態により、容器側ロック機構(凸壁とガイド凹溝)と第3のロックスライダーの係合関係が不充分なとき、第1、第2のスライダーの作動に不具合が生じ、更にはフロート弁機構の作動等に支障を来すという問題があった。
また、特許文献2のものによれば、蓋を開閉するとき、手動で操作レバーを毎回作動しなければならないため、誤使用の原因となり、商品クレームになる可能性が大であった。
そこで、本考案は、前記特許文献1及び特許文献2の圧力鍋の蓋開閉装置の有する問題点を解決しようとするものであり、蓋の開閉機構の部品点数を最小限にし、その組立作業を簡素化し、しかも、蓋の開閉動作(回動)するだけ、操作レバーの操作なしで、スライダーの前後の摺動を円滑に行うことができ、さらに、安全性向上のため、操作レバーなしで、蓋が正常時にセットされた時以外は、蓋の裏面に嵌装したパッキンが自動的に押圧されて、圧力鍋内の圧力がかかる(上昇する)ことを防止するようにした、圧力鍋の蓋開閉装置を提供することを主な目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1の圧力鍋の蓋開閉装置は、上面にガイド凹溝が形成されて、鍋本体の外周壁に取り付けられた鍋本体側ハンドルと;底面に凹溝が形成されて蓋に設けられた蓋側ハンドルと;蓋側ハンドルの前部と蓋との間に設けられた、鍋本体の内圧を検出するためのフロート弁と;蓋側ハンドルの凹溝に設けられて、第1のバネによりフロート弁の上面に出没させて該フロート弁の上端を規制すると共に、下部に脚部を形成した第1スライダーと;第1スライダーに嵌装されて、第2のバネにより、蓋の内部に嵌装された蓋パッキンを常時は押圧している共に、下部に脚部を形成した第2スライダーとを備え;前記第2のバネは、第1スライダーの脚部に形成した貫通孔と、第2スライダーに形成したバネ挿入孔との間に嵌挿して、第1スライダーと第2スライダーとを前後動できるようにしてあり;
鍋本体に蓋を被蓋し蓋側ハンドルを閉方向に回動して蓋をロックする時には、前記第1スライダーと第2スライダーの脚部が、鍋本体側ハンドルのガイド凹溝内を摺動し、蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合したときには、前記第1,第2のスライダーの摺動により、圧力鍋内の圧力をフロート弁で検出して該フロート弁が上昇して鍋内を加圧可能とすると共に、蓋の内部に嵌装されている蓋パッキンは第2のバネの付勢力に抗して蓋と鍋本体とを気密に封止する一方;
蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合されていないときには、第2スライダーが第2のバネにより蓋パッキンを自動的に蓋の中心方向に押圧して、該蓋パッキンと蓋との間に隙間を形成して鍋本体内に圧力が掛からないようにすると共に、第1スライダーは第1のバネによりフロート弁の上面に出没させフロート弁の上昇を規制して;
操作レバーを設けることなく、蓋の回動のみの操作で、蓋を鍋本体にロックし又はロックロック解除できるように構成してあることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、前記特許文献1における、第3のロックスライダー及びそのバネや、容器側ロック機構(ガイド凹溝と凸壁)は設ける必要がないばかりか、特許文献2における、蓋取っ手に設けた操作レバーも不要とするものであるから、圧力鍋の蓋の開閉機構の部品点数を最小限にすることができ、その組立作業を簡素化できる。
しかも、前記操作レバーの操作なしで、蓋の開閉動作(つまり、蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとを重合するように回動)するだけで、第1スライダーと第2スライダの前後方向への摺動を円滑に行うことができる。
さらに、蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合されていないときには、つまり蓋が正常時にセットされていないときには、第2スライダーが第2のバネにより蓋パッキンを自動的に蓋の中心方向に押圧して、該蓋パッキンと蓋との間に隙間を形成して鍋本体内に圧力が掛からないようにして、安全性を向上している。
本考案に係る圧力鍋の蓋開閉装置を採用した圧力鍋で、鍋本体に蓋を被蓋して、蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが離間して重合していない状態を示した圧力鍋の全体の平面図である。 図1に示すように、蓋側ハンドルが鍋本体側ハンドルに完全に重合していない場合の状態を示す図であって、(A)はその縦断面図、(B)は第1スライダーと第2スライダーとフロート弁の関係を示した斜視図である。 図1における蓋側ハンドルをロック方向に回動し、第1スライダーの脚部と第2スライダーの脚部とが鍋本体側ハンドルのガイド凹溝に少し挿入した状態を示す図であって、(A)は縦断面図、(B)は上記(A)の場合における第1スライダーと第2スライダーとフロート弁との関係を示した斜視図である。 鍋本体側ハンドルの上面に形成したガイド凹溝を第1スライダーの脚部と第2スライダーの脚部が移動する軌跡を示した説明図であって、(A)は両脚部がガイド凹溝の入口11aから係合部11fに至る迄の説明図、(B)は同脚部を前記(A)の係合部11fからロック壁11gまで移動した場合に説明図である。 図1の状態より、蓋側ハンドルを更にロック方向に回動して第1スライダーと第2スライダーの脚部が鍋本体側ハンドルのガイド凹溝の奥側に移動して、蓋側ハンドルと鍋本体ハンドルとが完全に重合した状態を示した斜視図である。 蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合して蓋パッキンが密閉された状態を示し、(A)は第1スライダーと第2スライダーの脚部が鍋本体側ハンドルのガイド凹溝の奥側で係合された状態を示す斜視図、(B)は(A)の状態の要部縦断面図である。 蓋側ハンドルと鍋本体ハンドルとが完全に重合した状態で圧力鍋内を加圧状態中を示す図であって、(A)は縦断面図、(B)は第1スライダーと第2スライダーとフロート弁との関係を示す斜視図である。 図7の加圧状態において、蓋側ハンドルを開蓋方向に回動した場合に第1スライダーの脚部がガイド凹溝のロック壁に係合して蓋が開放されない状態を示し、(A)はその状態の縦断面図、(B)は(A)の状態の斜視図である。 第1スライダーの斜視図である。 第2スライダーの斜視図である。 蓋に設けた安全弁を示すもので、(A)は平面図、(B)は底面図である。 図11(A)で示したフランジ部71aがない部分の弁ケース71周辺を示した縦断面図である。 図11(A)で示したフランジ部71aがある部分の弁ケース71周辺を示した縦断面図である。 従来例の安全弁の縦断面図である。 従来例の安全弁が作動した状態の縦断面図である。
本考案の実施の形態の一例を図1〜図10に基づいて以下に説明する。
図1〜図8において、1は圧力鍋であって、この圧力鍋1は、外周側壁に鍋本体側ハンドル10を取り付けた鍋本体2と、該鍋本体2の開口部を閉塞するもので、かつ蓋側ハンドル20を取り付けた蓋3とからなっている。そして、鍋本体側ハンドル10と蓋側ハンドル20は対応する形状を有しており、図5に示すように、蓋3を鍋本体2にロックさせた状態では対向して重なり合うようになっている。
鍋本体2の上部開口縁には適当間隔をおいて外向きの係止突片2cを複数個形成するとともに、蓋3の下部開口縁には適当間隔をおいて内向きの係止爪3cを複数個形成している。蓋側ハンドル20を回動して、前記係止突片2cと係止爪3cが係合することにより蓋3が外れないようになると共に、係止突片2cと係止爪3cとの係合が解除されることにより蓋3が外れるようにしてある。また、蓋3の内周縁部には蓋パッキン4を嵌装して、鍋本体2と蓋3とをロックしたときに、圧力鍋1の圧力が外部に逃げず、内部の圧力を上昇させることができるようにしてある。
鍋本体側ハンドル10は、鍋本体2の外周壁に溶接などで固着された取付部材(図示せず)にビス(図示せず)で固定してあるとともに、該鍋本体側ハンドル10の上面には、図1,図3,図4、図6〜図8に示されているように、片側端部が開口されたガイド凹溝11が形成されている。
一方、蓋側ハンドル20は、基部を把持部21とするとともに、前部を取付部22として、該取付部22の下面を切欠き、その切欠き部の後部垂下壁23を蓋3の外周側壁3aに当てがって両者をネジ(図示せず)で固定してある。また、蓋側ハンドル20の取付部22には、蓋3に穿設した貫通孔3bと連通する連通孔24を形成してあり、前記蓋3の貫通孔3bと連通孔24との間には、取付部材25でフロート弁61が上下動可能に取付けられている。このフロート弁61は圧力鍋1内の内圧を検出するためのものである。さらに、蓋側ハンドル20の取付部22の先端部の裏面空間と蓋3との間には、後で詳述する安全弁70が設けられている。
上記、フロート弁61は、最上部に設けるキャップ64と、上部に雄ねじを有する段付きの外筒62と、フロート弁61の下端部に設けたパッキン63とを備えている。
前記蓋側ハンドル20の底面には、長手方向に凹溝26が形成されていると共に、該凹溝26に交差して連通した切欠き溝(図示せず)が形成されている。この実施形態では、前記凹溝26内に蓋側ロック機構20Lが嵌装されている。
前記蓋側ロック機構20Lは、伸縮バネ等の第1のバネ31によりフロート弁61の上面に出没させて該フロート弁61の上端を規制すると共に、下部に脚部32を設けた第1スライダー30と、第1スライダー30に嵌装され下部に脚部42を有すると共に、伸縮バネ等の第2のバネ41により常時は蓋3の内部に嵌装された蓋パッキン4を押圧している第2スライダー40とからなっている。
第1スライダー30は、この実施形態では、図9に示されているように、異形の略箱状とした基台部33と、この基台部33の上面に前方へ延設したスライダー本体部34とからなっている。そして、この第1スライダー30のスライダー本体部34の後部に形成したバネ挿入孔38と、蓋側ハンドル20の前部に形成したバネ挿入孔28との間には、前記第1のバネ31を嵌挿し、この第1のバネ31により第1スライダー30が独立して常時前方に押すようにしている。前記第1のバネ31により、スライダー本体部34の先端部に形成した係合部35を前記フロート弁61の被係合部61aに係脱自在に係合できるようにしてある。また、基台部33の上部から底部には空間36を形成し、この空間36内には、図10に示されているような第2スライダー40が、第1スライダー30に対して相互に前後動できるように嵌装されている。すなわち、第2スライダー40の第2のバネ41は、第1スライダー30の脚部32(基台部33)に形成した貫通孔37を貫挿した状態で、第2スライダー40に形成したバネ挿入孔43と、蓋側ハンドル20に形成に形成したバネ挿入孔29との間に嵌挿して、第1スライダー30と第2スライダー40とを前後動できるようにしてある。
第2スライダー40は、この実施形態では、図10に示されているように、柱部44と、柱部44の前部に突出した蓋パッキン4押圧用の押圧部46と、柱部44の左右側より後方に延設した1対のアーム部45、45と、柱部44の下部に垂下した前記脚部42と、前記バネ挿入孔43とを形成している。そして、第2のバネ41は、その前端部を前記バネ挿入孔43に掛け、後端部は、第1スライダー30の基台部33の一部に形成した貫通孔37を経て、蓋側ハンドル20の底面に形成した凹溝26の側壁に形成したバネ挿入孔29に掛架するようにしており、この第2のバネ41により第2スライダー40を独立して常時前方に押して蓋パッキン4を押圧するようにしている。
鍋本体側ロック機構10Lは、鍋本体側ハンドル10の前部上面に形成された前記ガイド凹溝11が担っている。このガイド凹溝11は、第1スライダー30及び第2スライダー40の各脚部32,42が嵌合されて左右・前後方向に摺動され、かつ蓋側ハンドル20内に独立して作動されるように設けられている。そして、このガイド凹溝11は、図1、図3(B)、図4、図6(A)、図7(A)、図8(B)に示されているように、平面視において、両スライダー30,40の脚部32、42が挿入し始める右端部(入口側)位置を入口11aとし、前方の垂直壁は水平断面視で直線状の2つの垂直壁11b、11cとし、両垂直壁11b、11c間に断面傾斜状の傾斜壁11dを連続形成し、前記入口11aから左端部(奥側部)に向けた後方の垂直壁は略L字状の側壁11eが形成されており、該L字状の側壁11eの左端部(奥側部)と前記断面直線状垂直壁11cとの間
を係合部11fとしてあると共に、L字状の側壁11eの入口側位置は第1スライダー30の脚部32の移動を阻止するロック壁11gが形成してある。
前記鍋本体側ロック機構10Lと蓋側ロック機構20Lとが互いに係合することにより、蓋3が鍋本体2に対してロックされ、両者10L、20Lの係合が解除されることにより、蓋3が鍋本体2に対してロック解除される。
なお、本考案で採用した安全弁70は、[0017]で説明したように蓋側ハンドル20の取付部22の裏面空間と蓋3との間に設けているが、その構成の一例を図12と図13に基づいて以下に説明する。
図12は、図11(A)で示したフランジ部71aがない部分の弁ケース71周辺を示した縦断面図、図13は、図11(A)で示したフランジ部71aがある部分の弁ケース71周辺を示した縦断面図である。
なお、図13で弁ケース71に一体形成されたフランジ部71aと蓋3はネジ77と袋ナット78とで締結してある。
そこで、上記構成からなる本考案の圧力鍋の蓋開閉装置の作用について、図1〜図10に基づき以下に説明する。
(1) 図1に示すように、鍋本体2の上部開口部2aを蓋3で被蓋して、蓋側ハンドル20が鍋本体側ハンドル10と離間して重合していない場合には、図2(A)、(B)に示すように、蓋側ハンドル20に設けられた第1スライダー30と第2スライダー40は、それぞれの第1のバネ31、第2のバネ41により各々独立的に前方へ押圧される。すなわち、第1スライダー30の第1のバネ31により、第1スライダー30の先端部の係合部35がフロート弁61の被係合部61aに係合して、フロート弁61の上昇を防止すると共に、第2スライダー40の第2のバネ41により、蓋3の内部に嵌装された蓋パッキン4を蓋3の中心方向に押圧して、圧力鍋1内の蒸気が外部へ放出されるようにしてある。この場合、第1スライダー30の脚部32と第2スライダー40の脚部42は、図4(A)のS1の位置にある。
(2) この図1、図2(A)、(B)の状態から蓋側ハンドル20が鍋本体側ハンドル10と対向して重合するように、蓋側ハンドル20を鍋本体2の周方向に沿って閉方向に回動すると、両ハンドル10,20に設けたロック機構によって、両ハンドル10,20は、最終的には図5に示すように完全に重合する。
図5に示すように、両ハンドル10,20が完全に重合するまでの途中段階においては、前記第1スライダー30の脚部32と第2スライダー40の脚部42は、図4(A)で示すガイド凹溝11内をS2,S3,S4の位置を移動する。例えば、図3(A)、(B)に示すように、第1スライダー30の脚部32と第2スライダー40の脚部42が、鍋本体側ハンドル10のガイド凹溝11の入口11aに挿入し始める(図4(A)のS2参照)。この段階においては、フロート弁61は、図2(A)、(B)と同様に、開弁状態であると共に、蓋パッキン4は第2のバネ41により第2スライダー40の押圧部46で蓋3の中心方向に押圧され開弁状態である。
(3) 更に、蓋側ハンドル20を閉方向に回動すると、図6(A)、(B)に示すように、第1スライダー30の脚部32と第2スライダー40の脚部42は、鍋本体側ハンドル10のガイド凹溝11に沿って摺動し、奥側に挿入(係入)される(図4(A)の11fの位置に移動される。)。より具体的に言うと、第2スライダー40の脚部42がガイド凹溝11の傾斜壁11dを移動することにより第2スライダー40を後方に移動させる。この時、第2スライダー40の後方に配置された第1スライダー30も第2スライダー40と一体的に後方に移動する。このとき、第2スライダー40の脚部42は第2のバネ41の付勢力に抗して後方(鍋本体2と反対方向)に下がると共に、第1スライダー30の脚部32も前記脚部42に押圧されて後方に下がる。その結果、第2スライダー40の脚部42による蓋パッキン4の押圧が解除されて、蓋パッキン4の閉弁状態が保持される(図6(B)参照)と共に、第1スライダー30の係合部35はフロート弁61の上部から後方に移動するため、フロート弁61の上昇防止を解除にすることができる。
(4) 図5に示すように両ハンドル20が完全に重合した場合は、前記図6の如く蓋パッキン4が密閉された状態において、圧力鍋1内が加熱されて圧力がかかる(加圧される)と、図7(A),(B)に示すように、その圧力の上昇によりフロート弁61が上昇し(つまり第1スライダー30の係合部35とフロート弁61の被係合部61aとの係合が解除されるため)、同時に第2スライダー40の押圧部46による蓋パッキン4に対する押圧を解除されて該蓋パッキン4も蓋3の開口部を密閉する。この状態で所要時間にわたり加熱調理される。
(5) 加熱調理が終了し、圧力鍋1内の圧力が完全に大気圧と同圧となり、フロート弁61が降下し開弁状態となったときに、蓋側ハンドル20を鍋本体2の周方向に沿って開方向に回動すると、ロック機構である第1スライダー30と第2スライダー40は、それぞれの第1のバネ31と第2のバネ41の付勢力により前方(蓋3の中心方向)へ移動し、鍋本体側ハンドル10のガイド凹溝11から当該ハンドル10の外方へ移動される。これにより蓋3は鍋本体2から取り外しできるし、逆に取り付けることもできる。
なお、加熱調理が終了し、圧力鍋内の圧力が低下し減圧(常圧)になる前に、蓋3を開けようとして、蓋側ハンドル20を開方向に回動したとき、図8(A)、(B)に示されているように、第2スライダー40は第2のバネ41により蓋3の中央側へ移動して、脚部42の押圧部46が蓋パッキン4を押圧し始める。それと同時に、第1スライダー30の脚部32も第1のバネ31により前方へ移動しようとするが、フロート弁61が上昇して閉弁状態であるので、第1スライダー30の脚部32は前方に移動できない状態で、鍋本体側ハンドル10のガイド凹溝11のL状側壁11eのロック壁11gに当たり、蓋3を開けることができない(図4(B)のS5位置に移動する。)。
本考案の実施形態においては、圧力鍋1内の圧力の異常上昇を防止するため、蓋3の適所に設けた安全弁について、図1、図11(A)、(B)、図12及び図13に示すように、工夫がされている。この安全弁は、図14及び図15に示すような従来の安全弁を改良したものである。
そこで、上記従来の安全弁と、この実施形態で採用した安全弁との構造や効果等の差違について、以下に説明する。
従来の安全弁80は、図14と図15に示されているように、切削加工によって製造されて、上端部に蓋部81aを、下端部に通気口81bを有して蓋3’に設ける円筒状の弁ケース81と、弁ケース81の上部に形成した雄ネジ81cに雌ネジ82aを螺合して結合するナット82と、弁ケース81の空室内に収容されて、円筒状コイルバネ83により、前記通気口81bを閉塞するシリコンパッキンからなる弁体84を下部に設けた弁棒85とからなっている。
なお、図14、図15において、86は蓋部81aの開口部、87は排気口、88は通気口81bの境界面である。
これに対し、本考案の実施形態で採用した安全弁70は、図11(A)、(B)、図12、図13に示されているように、(a) 弁ケース71は、板金曲げ加工で断面コ字状形状の角型(箱形)に形成してある。すなわち、一枚の方形状の金属製板の四辺を折り曲げ加工し、その内の2個所に固定用のフランジ部71a、71aを同体的に設ける。従って、この弁ケース71は、前記フランジ部71a、71aを除いた断面コ字状の四側壁で囲まれた箱形部は、底面を開口した凹状の空室71bとしてある。また、弁ケース71の中央頂部には、弁棒72嵌挿用の挿通穴71cが形成されている。
(b)前記弁棒72は、下部に環状の鍔部72aを形成するとともに、該鍔部72aの下部にシリコンパッキンからなる弁体73を無理嵌め等により密封するための環状凹部72bを形成し、該環状凹部72bより下方を延伸した先端部72cを有する棒状に形成されており、この弁棒72を前記箱型状の凹状の空室71bに上下移動可能に嵌装されている。すなわち、前記弁棒72の環状凹部72bには弁体73を無理嵌め等により水密的に嵌装すると共に、前記環状の鍔部72aの上面と弁ケース71の頂面との間には、逆円錐状のコイルスプリングからならバネ74を掛架している。この状態の弁棒72を弁ケース71の空室71bに嵌装して、その上端部を弁ケース71上部に形成した挿通穴71より突出して抜け止め部75で下方へ脱落しないようにしてある。このようにして、弁ケース71の空室71bには、弁体73付きの弁棒72とバネ74とがセットされる。そして、圧力鍋1内が加圧されていない通常時においては、前記バネ74の付勢力により弁棒72及び弁体73は下動し弁体73が通気口76aを閉塞し閉弁状態である。圧力鍋1内が加熱されて正常な圧力以上に鍋内がなると弁棒72及び弁体73はバネ74の付勢力に抗して上昇し開弁状態となる。図12,図13において、蓋3と前記鍔部72aとが、弁棒72のガタツキを防止する。なお、図12、図13で、76aは圧力鍋1内と連通される通気口である。
(c)上記のように構成された安全弁70は、図11(A),(B)に示されているように、蓋3の適所に表裏両面から組み付けられる。すなわち、図11(A)に示されているように、蓋3の表面から弁ケース71のフランジ部71a、71aをネジ77、77でねじ込むと共に、蓋3の裏面から前記ネジ77、77に袋ナット78、78で締め付けて固定する。この時、弁棒72の先端部72cは弁体73を貫通して、通気口の境界面79より外側(鍋の内部側)に露出している。
本考案に係る安全弁70は、以上の通り構成されているので、図14及び図15に示す従来例の安全弁80と比較して、以下のような利点を有する。
(1) 加工工程数の削減
本考案の安全弁70は、前記(a)で説明したように、弁ケース71を板金曲げ加工で断面コ字状の角型にしたので、従来例の切削加工によるものに比べて、より少ない加工工程数で製作できる利点がある。
これに対し、従来例のアルミの切削加工品は安価に生産できるが、腐食による劣化の可能性があり、耐久性に不安がある。SUS製の切削加工品は頑丈だが、高価である難点がある。本考案のプレス成型であれば、安価に丈夫な安全弁ができる。
(2)組立作業の容易化
本考案の安全弁70は、前記(a)、(c)で説明したように、板金曲げ加工で角型にした弁ケース71の両側のフランジ部71a、71aをネジ77、77と袋ナット78、78で締結する構成としているので、構成部品の組み立てが容易で且つ確実にできる。また、汎用のM5ネジを使用できるので、部品コストの低減と部品調達の容易化にも寄与できる。
これに対し、従来例の安全弁は、[0032]で説明しているように、円筒状の弁ケース81の外周側に形成した雄ネジ81cに、特注のナット82の雌ネジ82aを螺合する構成である。そのため、これによればネジ径が大きいので、両者の組み立てが難しく、ネジがずれたまま斜めに噛みこんで組立られる場合もあった。
(3) 加工不良の削減
本考案の安全弁70は、前記(a)で説明したように、弁ケース71は打ち抜きで製作した板金を曲げ加工で成型するため、切り子が発生することがなく、より安定した密閉性能を実現できる。
これに対し、従来例の安全弁は、弁ケース81を切削加工で製作しているため、円筒状の弁ケース81内に切子が残ることがあり、安全弁の密閉性能に支障を来すことがあった。
(4) ユーザーによる点検作業の容易化
本考案の安全弁70は、前記(b)、(c)で説明したように、弁棒72の先端部72cが、シリコンパッキンからなる弁体73を貫通して、通気口の境界面79より外側に
露出しているため、弁棒72の先端部72cを押して安全弁の作動を確認する点検作業をより容易に行うことができる。
これに対し、従来例の安全弁は、弁棒85の下部に設けた弁体84が通気口の境界面88より内側(上側)に入っているため、弁棒85を押して安全弁の作動を確認する点検作業が容易でなかった。
(5) 弁棒の上下摺動の安定化
本考案の安全弁70は、前記(a)で説明したように、板金部品である弁ケース71の中央頂部に形成した弁棒72挿通用の挿通穴71cに加えて、曲げ加工による弁ケース71の四面の側壁で弁棒72をガイドするので、弁棒72の中心のずれを軽減し、より安定した密閉性能が実現できる。
これに対し、従来例の安全弁は、図14に示すように、円筒状の弁ケース81の上部部分の高さ(ストローク)で弁棒85をガイドしているため、組立ミスや、衝撃などで、弁棒85の中心が通気口81bの中心に対してずれた状態でセットされ、密閉性能に支障を来す場合があった。
(6) 安全弁の小型化
本考案の安全弁70は、前記(b)で記載したように、逆円錐形状のコイルスプリングのバネ74により弁棒72を上下動する構成であり、この逆円錐形状のバネ74の採用により安全弁の全高が低くても、詰まった異物を排出するのに十分なストロークを実現することができる。
(7) 異物排出の容易化
本考案の安全弁70は、その構成からして、図12に矢印で示すように、異物を排出するルートを短くしてより異物が排出され易い構成にできる。すなわち、安全弁70を構成する弁ケース71の空室71bが四角形状であると共に、弁体73が皿状の丸形状であるため、両者で形成する空間が広く、しかも弁ケース71と蓋3との取り付け面は、図12で示すように、フランジ部がない部分には隙間が形成されるので、異物が溜まりにくい上に、洗い易い構造となっている。
これに対し、従来例の安全弁は、図15に矢印で示すように、異物が詰まってから排出するまでのルートが長いという難点があった。すなわち、弁ケース81が円筒形状で弁体84が丸形状であり、しかも弁体84と排気口87との間に液溜まり部があるため、空室が狭く、液が溜まりやすく、異物が溜まり易い。
なお、従来例を示す図14と図15においては、安全弁80は蓋側ハンドル20’の取付部と蓋3’との間に設けたものを示している。
本考案において、蓋側ハンドル20に設けた第1スライダー30と第2スライダー40、鍋本体側ハンドル10に設けたガイド凹溝11等の形状等は、前記実施形態で説明したものに限らず適宜設計変更できる。
また、安全弁70の取付位置は、前記実施形態で説明した個所に限定されず、その他の適宜個所に設けることができる。
1 圧力鍋
2 鍋本体
3 蓋
4 蓋パッキン
10 鍋本体側ハンドル
11 ガイド凹溝
20 蓋側ハンドル
26 凹溝
30 第1スライダー
31 第1のバネ
32 脚部
35 係合部
37 貫通孔
40 第2スライダー
41 第2のバネ
42 脚部
43 バネ挿入孔
46 押圧部
61 フロート弁
61a 被係合部
63 パッキン
64 キャップ
70 安全弁
71 弁ケース
73 弁体
74 バネ
76a 通気口
77 ネジ
78 袋ナット

Claims (1)

  1. 上面にガイド凹溝が形成されて、鍋本体の外周壁に取り付けられた鍋本体側ハンドルと;底面に凹溝が形成されて蓋に設けられた蓋側ハンドルと;蓋側ハンドルの前部と蓋との間に設けられた、鍋本体の内圧を検出するためのフロート弁と;蓋側ハンドルの凹溝に設けられて、第1のバネによりフロート弁の上面に出没させて該フロート弁の上端を規制すると共に、下部に脚部を形成した第1スライダーと;第1スライダーに嵌装されて、第2のバネにより、蓋の内部に嵌装された蓋パッキンを常時は押圧している共に、下部に脚部を形成した第2スライダーとを備え;前記第2のバネは、第1スライダーの脚部に形成した貫通孔と、第2スライダーに形成したバネ挿入孔との間に嵌挿して、第1スライダーと第2スライダーとを前後動できるようにしてあり;
    鍋本体に蓋を被蓋し蓋側ハンドルを閉方向に回動して蓋をロックする時には、前記第1スライダーと第2スライダーの脚部が、鍋本体側ハンドルのガイド凹溝内を摺動し、蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合したときには、前記第1,第2のスライダーの摺動により、圧力鍋内の圧力をフロート弁で検出して該フロート弁が上昇して鍋内を加圧可能とすると共に、蓋の内部に嵌装されている蓋パッキンは第2のバネの付勢力に抗して蓋と鍋本体とを気密に封止する一方;
    蓋側ハンドルと鍋本体側ハンドルとが完全に重合されていないときには、第2スライダーが第2のバネにより蓋パッキンを自動的に蓋の中心方向に押圧して、該蓋パッキンと蓋との間に隙間を形成して鍋本体内に圧力が掛からないようにすると共に、第1スライダーは第1のバネによりフロート弁の上面に出没させフロート弁の上昇を規制して;
    操作レバーを設けることなく、蓋の回動のみの操作で、蓋を鍋本体にロックし又はロックロック解除できるように構成してあることを特徴とする圧力鍋の蓋開閉装置。
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