JP2002156095A - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JP2002156095A
JP2002156095A JP2000354518A JP2000354518A JP2002156095A JP 2002156095 A JP2002156095 A JP 2002156095A JP 2000354518 A JP2000354518 A JP 2000354518A JP 2000354518 A JP2000354518 A JP 2000354518A JP 2002156095 A JP2002156095 A JP 2002156095A
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JP
Japan
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drain
float
drain discharge
lever rod
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000354518A
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English (en)
Inventor
Takanori Nagao
孝憲 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
Original Assignee
Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Steel Co Ltd, Taiyo Ltd filed Critical Taiyo Steel Co Ltd
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Publication of JP2002156095A publication Critical patent/JP2002156095A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が単純で部品点数も少なく、安価に製造
できるとともに、単純な構造であっても自動開閉動作が
確実で、しかも手動による開閉操作も簡単なドレン排出
装置を提供する。 【解決手段】 本体ケース1内の下部にドレンにて浮揚
されるフロート5を設け、このフロートの下面にドレン
弁体8を固定するとともに、ドレン排出口6を貫通する
レバーロッド10をフロートに突設してなり、フロート
と一体にドレン弁体が上下動してドレン排出口を自動的
に開閉し、また本体ケースの外部からレバーロッドにて
フロートを動かしてドレン弁体を手動で開閉操作できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧用フィルタ
等において、ドレンを自動及び手動にて排出することが
できるドレン排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−293793号公報には、手
動排出が可能なオートドレンとして、次のような構造が
開示されている。すなわち、このオートドレンは、ケー
ス内に専用のドレンハウジングを設け、このドレンハウ
ジングの上側に設けたチャンバ内に、ドレン弁体を設け
たピストンを上下摺動自在に嵌装するとともに、このピ
ストンを上方へ付勢するスプリングを設け、チャンバの
外周には、ドレンにて浮揚されてピストンを上下動させ
るフロートを配置し、またドレンハウジングにドレンコ
ックを上下動可能に装着している。そして、このドレン
コックとピストンとを係合させてドレンコックを下動さ
せることにより、ピストンと一体にドレン弁体が下動し
て弁座を開放する構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは構造
が非常に複雑でしかも部品点数が多く、高価になるとと
もに、トラブル発生も多くなる。
【0004】本発明は、構造が単純で部品点数も少な
く、安価に製造できるとともに、単純な構造であっても
自動開閉動作が確実で、しかも手動による開閉操作も簡
単なドレン排出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるドレン排出
装置は、空気圧用フィルタ等の本体内の下部にドレンに
て浮揚されるフロートを設け、このフロートの下面にド
レン弁体を固定するとともに、ドレン排出口を貫通する
レバーロッドをフロートに突設してなり、フロートと一
体にドレン弁体が上下動してドレン排出口を自動的に開
閉し、また本体の外部からレバーロッドにてフロートを
動かしてドレン弁体を手動で開閉操作できるようにした
ものである。
【0006】ドレン排出口から突出したレバーロッドの
突出部分を覆う可撓性のカバーパイプをドレン排出口の
外側に垂設すると、カバーパイプを通じてドレンを排出
できるとともに、カバーパイプの外側からレバーロッド
を持ってフロートを動かすことにより、手を汚すことな
く開閉操作できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を空気圧用フィルタ
に適用した実施形態について詳細に説明する。
【0008】図1は本発明によるドレン排出装置が閉じ
た状態、図2は自動的に開いた状態を示す。これらの図
に示すように、空気圧用フィルタの本体ケース1内に
は、フィルタエレメント2及びバッフルプレート3が配
置され、バッフルプレート3と本体ケース1の底部1a
との間の空間4内に、樽形のフロート5が遊動自在に配
置されている。フロート5は、空間4内に溜まるドレン
にて浮揚できるものであれば、中実と中空のいずれの構
造でもよい。図では中実のものを示してある。フロート
5の大きさは、空間4に比べて小さ過ぎると十分な浮力
が得られないばかりでなく、上下動が不安定になるの
で、空間4の容積に合わせた適度な大きさとする。
【0009】本体ケース1の底部1aの中央には、下方
へ突出する中空突部1bによりドレン排出口6が形成さ
れ、このドレン排出口6の周りに形成された底部1aの
内面凹部が弁座7となっている。
【0010】フロート5の下面中央には、凹部である弁
座7に一部分のみ嵌脱自在に嵌合できる大きさのドレン
弁体8が固定され、このドレン弁体8の下面にパッキン
9が固着されている。
【0011】フロート5の下面中央には、レバーロッド
10が下向きに突設されている。すなわち、レバーロッ
ド10は、フロート5の軸線に沿ってフロート5に一部
分を埋め込まれ、他の部分はフロート5の下面中央から
突出して、ドレン排出口6を貫通している。
【0012】ドレン排出口6を形成している中空突部1
bの外周には、可撓性を有するカバーパイプ11が一部
分を嵌合させて中空突部1bから垂設されている。この
カバーパイプ11は、ドレン排出口6から突出したレバ
ーロッド10の突出部分の全長を覆う長さで、レバーロ
ッド10の下端の膨大部10aは、常にカバーパイプ1
1中に位置する。
【0013】本体ケース1の空間4内にドレンが存在し
ないとき、及び存在してもフロート5を浮揚させるまで
に至らないときは、図1に示すように、ドレン弁体8の
一部分が、凹部である弁座7に嵌った状態でドレン排出
口6を閉じる。
【0014】図2に示すように、空間4内にドレンが溜
まってフロート5を浮揚させると、フロート5は、レバ
ーロッド10がドレン排出口6に案内されることにより
真っ直ぐ上昇し、ドレン弁体8が弁座7から離れてドレ
ンがドレン排出口6及びカバーパイプ11を通じて自動
的に排出される。
【0015】図1に示すように、ドレン弁体8の一部分
が、凹部である弁座7に嵌ってドレン排出口6を閉じて
いるとき、図3に示すように、可撓性のカバーパイプ1
1の外側からレバーロッド10を持ってフロート5を傾
ければ、或いは持ち上げれば、ドレン弁体8が弁座7か
ら離れるので、手動でドレン排出口6を開放してドレン
を排出できる。
【0016】上記の実施形態は空気圧用フィルタ(エア
フィルタ)への適用例であるが、本発明は、フィルタレ
ギュレータ等のその他の空気圧調質機器にも適用可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のドレン排出装置
は、フロートの下面にドレン弁体を固定するとともに、
ドレン排出口を貫通するレバーロッドをフロートに突設
した単純な構造であるため、安価に製造できるととも
に、単純な構造であっても自動開閉動作が確実で、しか
も手動による開閉操作も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気圧用フィルタに適用した本発明の実施形態
で、閉じた状態の断面図である。
【図2】フロートが上昇して自動的に開いた状態の断面
図である。
【図3】手動で開いた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 底部 1b 中空突部 2 フィルタエレメント 3 バッフルプレート 4 空間 5 フロート 6 ドレン排出口 7 弁座 8 ドレン弁体 9 パッキン 10 レバーロッド 10a 膨大部 11 カバーパイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気圧用フィルタ等の本体の底部に設けら
    れたドレン排出口をドレン弁体にて開閉するドレン排出
    装置において、前記本体内の下部にドレンにて浮揚され
    るフロートを設け、このフロートの下面に前記ドレン弁
    体を固定するとともに、ドレン排出口を貫通するレバー
    ロッドをフロートに突設してなり、フロートと一体にド
    レン弁体が上下動してドレン排出口を自動的に開閉し、
    また本体の外部からレバーロッドにてフロートを動かし
    てドレン弁体を手動で開閉操作できるようにしたことを
    特徴とするドレン排出装置。
  2. 【請求項2】ドレン排出口から突出したレバーロッドの
    突出部分を覆う可撓性のカバーパイプをドレン排出口の
    外側に垂設したことを特徴とする、請求項1に記載のド
    レン排出装置。
JP2000354518A 2000-11-21 2000-11-21 ドレン排出装置 Withdrawn JP2002156095A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223586A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Teleflex Medical Inc 自動水除去デバイス及び方法
CN108278407A (zh) * 2018-02-08 2018-07-13 青岛四方庞巴迪铁路运输设备有限公司 一种风缸自动排水阀
WO2019231219A1 (ko) * 2018-05-30 2019-12-05 Lee Junbeom 액체 자동 배출장치

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Effective date: 20080205