JPS58174546A - 耐摩耗性高透磁率磁性合金 - Google Patents
耐摩耗性高透磁率磁性合金Info
- Publication number
- JPS58174546A JPS58174546A JP57057750A JP5775082A JPS58174546A JP S58174546 A JPS58174546 A JP S58174546A JP 57057750 A JP57057750 A JP 57057750A JP 5775082 A JP5775082 A JP 5775082A JP S58174546 A JPS58174546 A JP S58174546A
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- Japan
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- high permeability
- magnetic alloy
- alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主に高透磁率と耐摩耗性を要求される磁気ヘッ
ド等に使用される高透磁率合金に関するものである。
ド等に使用される高透磁率合金に関するものである。
従来から使用されているMOパーマロイある゛いはMo
−0uを含むパーマ四イに対して、近年磁気テープに対
する耐摩耗性を向上させる目的で、IFs −1fi系
合金に周期律表で4、口あるいは6価の元素を添加した
合金が開発されてきている。これらの合金は機構的に母
合金との間に金属間化合物の析出や固溶硬化により耐摩
耗性の向上をはかったものである・ 一方、パーマロイ合金および上記耐摩耗性合金において
、侵入源に固溶する元素(0、Nなど)は磁気特性を劣
化させるものとして、従来出来るだけ低くするような製
造法がとられていた。
−0uを含むパーマ四イに対して、近年磁気テープに対
する耐摩耗性を向上させる目的で、IFs −1fi系
合金に周期律表で4、口あるいは6価の元素を添加した
合金が開発されてきている。これらの合金は機構的に母
合金との間に金属間化合物の析出や固溶硬化により耐摩
耗性の向上をはかったものである・ 一方、パーマロイ合金および上記耐摩耗性合金において
、侵入源に固溶する元素(0、Nなど)は磁気特性を劣
化させるものとして、従来出来るだけ低くするような製
造法がとられていた。
ところが、0と反応し熱力学的に安定な炭化物(lib
o、VQ等)を形成するill、 v、 w等の元素を
含む合金にOをGO:L−GO35%含有させることに
よって炭化物を適度にマトリックス中に分散させると、
交流磁気特性が優秀で、かつ分散炭化物による耐摩耗性
の向上および鋳造状態のインゴットの結晶粒界に炭化物
が適度に析出して粒界を強化し、熱間加工性が大巾に改
良されることが判明し、特公昭56−49986号を出
願した。
o、VQ等)を形成するill、 v、 w等の元素を
含む合金にOをGO:L−GO35%含有させることに
よって炭化物を適度にマトリックス中に分散させると、
交流磁気特性が優秀で、かつ分散炭化物による耐摩耗性
の向上および鋳造状態のインゴットの結晶粒界に炭化物
が適度に析出して粒界を強化し、熱間加工性が大巾に改
良されることが判明し、特公昭56−49986号を出
願した。
本発明は更に研究を重ね、高価な夏1の一部をOuで置
換しても(lii+Ou ) −’75〜90%でかつ
0u−10〜26%を満足すれは、良好な高透磁率がえ
られることを見出した事実に基づくものである。もちろ
ん、この場合でも分散炭化物による耐摩耗性および熱間
加工性の向上が認められる〇 次に本発明の成分限定理由をのべる。
換しても(lii+Ou ) −’75〜90%でかつ
0u−10〜26%を満足すれは、良好な高透磁率がえ
られることを見出した事実に基づくものである。もちろ
ん、この場合でも分散炭化物による耐摩耗性および熱間
加工性の向上が認められる〇 次に本発明の成分限定理由をのべる。
0は炭化物を形成し、耐摩耗性を向上させるのに不可欠
の元素であり、また熱間加工性も向上させる。
の元素であり、また熱間加工性も向上させる。
0は0035%を越えて含有されると初透磁率が低下し
、αOX%以下では耐摩耗性の改善が少ないためα01
−(卸35%に限定する。
、αOX%以下では耐摩耗性の改善が少ないためα01
−(卸35%に限定する。
Ou wm 10〜25%で、(at−)−ou)が7
5%から90%までと限定したのは、Ou$215%を
越え、(Nt+ou)が90%を越えると飽和磁束密度
の低下が大きく、lr1+Quが75%未満では初透磁
率が8000以下と低下してしまう。またOuが10%
未満では相対的にNi量が多く、高価になってしまうた
めである。
5%から90%までと限定したのは、Ou$215%を
越え、(Nt+ou)が90%を越えると飽和磁束密度
の低下が大きく、lr1+Quが75%未満では初透磁
率が8000以下と低下してしまう。またOuが10%
未満では相対的にNi量が多く、高価になってしまうた
めである。
MbSV、Zrは炭化物を生じさせ、耐摩耗性を向上さ
せるために0とともに必須の元素である。Nb”・、1
・ が10%、710%、Zr2%を越えて含有すると1耐
摩純性は向上するが、初透磁串がaooo以下となり高
透磁率を示さなくなり、実用に供しえなくなるのでこれ
以下に限定する。またlb、、VzZrの各々が01%
より少ない含有量では炭化物量が少なく耐摩1性の向上
が期待できないのでこれ以上に限定する。これらの元素
はそれぞれ類似の作用効果を示すので、いずれか111
または2種以上を合計で01〜10%に限定した。
せるために0とともに必須の元素である。Nb”・、1
・ が10%、710%、Zr2%を越えて含有すると1耐
摩純性は向上するが、初透磁串がaooo以下となり高
透磁率を示さなくなり、実用に供しえなくなるのでこれ
以下に限定する。またlb、、VzZrの各々が01%
より少ない含有量では炭化物量が少なく耐摩1性の向上
が期待できないのでこれ以上に限定する。これらの元素
はそれぞれ類似の作用効果を示すので、いずれか111
または2種以上を合計で01〜10%に限定した。
Or、 Moは16−M1合金に添加されると透磁率を
上昇させる元素として市販のPO合金に添加されている
O Orが4%、Moが6%を越えると飽和磁束密度が低下
し、初透磁率が8000以下となってしまうため、Or
4%以下、Mo6%以下に限定した。
上昇させる元素として市販のPO合金に添加されている
O Orが4%、Moが6%を越えると飽和磁束密度が低下
し、初透磁率が8000以下となってしまうため、Or
4%以下、Mo6%以下に限定した。
また脱酸元素としてはBi、M!1、jLj、 Ti、
Mgが一般的に使用されており、81 、Mnは各々
2%以下、ムtTiおよびMgは各々α1%以下が通常
含有される。
Mgが一般的に使用されており、81 、Mnは各々
2%以下、ムtTiおよびMgは各々α1%以下が通常
含有される。
次に本発明の実施例を述べる。
第1表に示す組成の合金を真空溶解マで溶解し得られた
10に9#I4塊の一部からまず熱間加工性用の試験片
を採取した。残りの鋼塊は鍛伸、熱間圧延冷間圧延を施
して板厚α55111に仕上げ、耐摩耗性と磁気特性用
の試験片を採取し、特性を調査した。
10に9#I4塊の一部からまず熱間加工性用の試験片
を採取した。残りの鋼塊は鍛伸、熱間圧延冷間圧延を施
して板厚α55111に仕上げ、耐摩耗性と磁気特性用
の試験片を採取し、特性を調査した。
第1表において本1I3F!A合金をム1〜ワ、比較合
−金としてO無添加材を48%市販PQ相肖合金を扁9
に示す。
−金としてO無添加材を48%市販PQ相肖合金を扁9
に示す。
第2表に諸特性を調査した結果を示す。
熱間加工性は鋼塊から採取した1oφ×10tの試験片
を13200Cに加熱し、相槌式鍛造試験による割れ発
生の有無で判定した。
を13200Cに加熱し、相槌式鍛造試験による割れ発
生の有無で判定した。
第2表には、変形率60%以上で割れを生じない場合を
記号◎で40〜60%の加工で割れを生じない場合は記
号○で、変形率40%以下で割れを場合を記号×で示し
である。
記号◎で40〜60%の加工で割れを生じない場合は記
号○で、変形率40%以下で割れを場合を記号×で示し
である。
材料の耐摩耗性は6’xgozの短冊状試験片を採取し
たのち、110oCで8時間高温焼純を行った。
たのち、110oCで8時間高温焼純を行った。
そしてαf151111:X: 5 gの断面をもつ試
験片を283 /s+e。
験片を283 /s+e。
(J[で移動するす400のエメリーペーパーニu a
r/αの荷重で押しつけ、10分子IIjjl[耗させ
たときの摩耗長さで表わしている。
r/αの荷重で押しつけ、10分子IIjjl[耗させ
たときの摩耗長さで表わしている。
第 1 表
合金査号A1〜7:発明合金
合金番号A8:比較合金(O無添加合金)合金番号鳥9
:市販PO相当合金(比較合金)第 8 表 磁気特性は板厚055111mの板材から33φ×45
φのJTEリングを採取し、1looCで2時間焼鈍を
行ったのち測定した0第2表に示すμmは初透磁率、仰
(α3)lまf−α3mにおける実初透磁率、B1゜は
磁場)1−10(Oe)における磁束密度を表わしてい
る。
:市販PO相当合金(比較合金)第 8 表 磁気特性は板厚055111mの板材から33φ×45
φのJTEリングを採取し、1looCで2時間焼鈍を
行ったのち測定した0第2表に示すμmは初透磁率、仰
(α3)lまf−α3mにおける実初透磁率、B1゜は
磁場)1−10(Oe)における磁束密度を表わしてい
る。
表2より本発明合金のA1〜A7は耐摩耗性と熱間加工
性においてO無添加材(A8]に比べすぐれており、市
販PO相当合金(A9)に比べ、耐摩耗性においてすぐ
れていることが分る。
性においてO無添加材(A8]に比べすぐれており、市
販PO相当合金(A9)に比べ、耐摩耗性においてすぐ
れていることが分る。
以上に述べたように本発明合金はその製造および加工が
容易であり、かつ高い透磁串と耐摩耗性をえることがで
きるので磁気ヘッド用部品材の品質向上および低Ni化
による省資源化の効果は工業的に大きいものである。
容易であり、かつ高い透磁串と耐摩耗性をえることがで
きるので磁気ヘッド用部品材の品質向上および低Ni化
による省資源化の効果は工業的に大きいものである。
手続補正書(自発)
11.(□15目、5.1,9,1
1″F許庁長宮殿
事件の表示
11t7 和5)年 特許願第 57フ50 号’
)l I’l &) 名4’n 耐摩耗性
高S磁率磁性合金補市をする者 277
)l I’l &) 名4’n 耐摩耗性
高S磁率磁性合金補市をする者 277
Claims (1)
- 重量比で(Ni+Ou)が75%〜90%、ただしOu
量は10〜25%とし、0001〜6035% 、およ
びNbα1〜10%、701〜10%、Zr01〜2%
のうちいずれか1種または2種以上を合計で01〜lO
%、更にOr4%以下、Mo6%以下と残部IFeおよ
び脱酸元素および不純物よりなる耐摩耗性高透磁率磁性
合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57057750A JPS58174546A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 耐摩耗性高透磁率磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57057750A JPS58174546A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 耐摩耗性高透磁率磁性合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58174546A true JPS58174546A (ja) | 1983-10-13 |
JPS6128008B2 JPS6128008B2 (ja) | 1986-06-28 |
Family
ID=13064564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57057750A Granted JPS58174546A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 耐摩耗性高透磁率磁性合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58174546A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58150119A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 磁気記録再生ヘツド用高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
-
1982
- 1982-04-07 JP JP57057750A patent/JPS58174546A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58150119A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-06 | Res Inst Electric Magnetic Alloys | 磁気記録再生ヘツド用高透磁率合金およびその製造法ならびに磁気記録再生ヘツド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6128008B2 (ja) | 1986-06-28 |
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