JPS58174382A - 2−オキソ−カルバペナム誘導体 - Google Patents

2−オキソ−カルバペナム誘導体

Info

Publication number
JPS58174382A
JPS58174382A JP57056015A JP5601582A JPS58174382A JP S58174382 A JPS58174382 A JP S58174382A JP 57056015 A JP57056015 A JP 57056015A JP 5601582 A JP5601582 A JP 5601582A JP S58174382 A JPS58174382 A JP S58174382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
reaction
group
give
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57056015A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0240670B2 (ja
Inventor
Kenichi Yamamoto
憲一 山本
Yasuyuki Kato
加藤 保幸
Masazumi Nishino
西野 正純
Takeo Yoshioka
武男 吉岡
Yasutaka Shimauchi
島内 康隆
Tomoyuki Ishikura
石倉 知之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanraku Inc
Sanraku Ocean Co Ltd
Original Assignee
Sanraku Inc
Sanraku Ocean Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanraku Inc, Sanraku Ocean Co Ltd filed Critical Sanraku Inc
Priority to JP57056015A priority Critical patent/JPS58174382A/ja
Publication of JPS58174382A publication Critical patent/JPS58174382A/ja
Publication of JPH0240670B2 publication Critical patent/JPH0240670B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な2−オキソ−カルバペナム誘導体に関し
、さらに詳しくは2式 式中、R1及びR2はそれぞれ独立にアシル基を表わす
か若しくは一緒になってイミド形成残基を表わし、Rs
は置換又は未置換のベンジル基を表わす。
で示される新規な2−オキソ−カルバペナム誘導体に関
する。
ド記式 で示される7−オキソ−1−アザビシクロ〔3・2・O
〕へ7”)−’2−エンー2−カルボン酸骨核を有する
抗生物質(以下刃ルバベネム系抗生物質という)は、一
般に高い抗菌力とβ−ラクタマーゼ阻害活性を有してお
り、従来から発酵法、半合成法、全合成法により各種の
誘導体が製造されている〔例えば、チェナマイシン(ジ
ャーナル・オプ・アンチビオティクス、32巻(197
9年)。
1−12頁、PS−5(同、:、32巻(1979年)
・ぶ:・・ 262〜286頁)、3位及び4位に広範な置換基を有
する誘導体(例えば、特開昭56−5478号公報など
力。また、これらの抗生物質を製造するだめの重要中間
体としては、f記式 %式% 式中、Rは水素原子又はメチル基を表わす。
で示される2−オキソ−アゼチジン誘導体〔テトラヘド
ロン・レターズ440 (1979)、3867〜38
70頁又は、特開昭56−131565号公報参照〕が
知られているが、これらはいずれもカルバペネム骨核の
6位に置換基をもたないか又は炭素−炭素結合を有する
カルバペネム系抗生物質を製造する目的で提供されてい
る。
一方、米国特許第4218459号公報では。
該6位にアシル基により保護されたアミン基を有するカ
ルバペネム系抗生物質及びそれらの製造法が開示されて
いる。しかし、該製造法は、生起する立体異性体の混合
物から、目的とする抗菌活性物質の単離な必須とし、さ
らに高収率で目的物を製造する方法が望まれていた。
本発明者らは、該6位にアミン基を有するカルバペネム
系抗生物質の所期の立体構造を有する選択的な合成を開
発すべく研究した結果、前記2−オキソ−アゼチジン誘
導体の3位のアミン基をイミド型に保持したまま、それ
自体公知のオゾン分解に付することにより、4位置換の
クロチル基の二重結合を酸化開裂してアルデヒドに導け
ること。
さらに、該アル・デヒド体はそれ自体公知の環化反応を
行うことにより9式(11で示される2−オキンー力ル
バペナム誘導体が得られることを見い出し。
本発明を完成した。なお、上記オゾン分解について付言
すれば、生物活性型〔本発明に用いた2−オキソ−アゼ
チジンの場合は、  3(S)、  4(R))は。
2−オキソ−アゼチジン環の3位と4位の置換基の立体
配置がシス←仲目吟であり、3位置換基がアミド基の場
合は、オゾン分解によって生成されるのは、目的とする
アルデヒド体ではなく、アミド基の水素原子とアルデヒ
ドが閉環した式 式中、R1は前記の意味を表わし、Rはエステル残基な
表わす。
で示される化合物が王に生成するため本発明の目的を達
成することができない。
本発明によれば9式(1)の化合物のl(、I及びR2
のアシル基としては1例えば、それぞれ独立にアセチル
、プロピオニル、フチロイル、ベンゾイル、フェニルア
セチル、トリクロロアセチル、モノクロロアセチル若し
くはジクロロアセチル基又は同時に表わす場合にはフタ
リル基を挙げることができるが、6位がアシル基で保護
されたアミノ基を有するカルバペネム系抗生物質を得る
ためには、R1及びR2のアシル基として、それぞれ電
気陰性度の異なる基で1例えば、R1がフェニルアセチ
ル基の場合、R2はトリクロロアセチル基、モノクロロ
アセチル基、又はジクロロアセチル基を選ぶのがよい。
また、R3の置換又は未置換のベンジル基としては、例
tば、ベンジル、p−ニトロベンジル、p−メトキシベ
ンジル、p−ブロムベンジル、ベンズヒドリル、トリチ
ル、フェナシル、又はフタリジル基などを挙げることが
できるが、必要により容易に脱離できるp−ニトロベラ
ジル基又はペン:::11 ズヒドリル基を好適なものとし【挙げることができる。
これらの化合物は9例えば、テトラヘドロン・レターズ
、21巻(1980)、4221−4224頁記載の方
法に準じて2次に掲げる反応スキーム(ただし1式中、
  R’、 R2及びR3は前記の意味を有し、R4は
各種の有機基を表わす。)で示される如く、6位がアシ
ル基で保護されたアミノ基を有し、3位にS−置換基を
有するそれ自体公知のカルバペネム、系抗生物質に導き
得る合成中間体として有用であ1.る。
本発明によれば1式(1)の化合物は例えば、前記テト
ラヘドロン・レターズ、440(1979)。
3867−3870頁に記載の方法に準じて、ペニシリ
ンGよりf記の反応スキーム (a)          (b) (式中、Pcはペニシリンを表わし、Trはトリチル基
を表わす。) の各工程を経て得られた式(a)で示される天然型。
2−オキソ−アゼチジン(3(81,4(R))誘導体
を出発原料として1例えば9丁記反応式に示す合成経路
により合成することができる。
反応式 (1) (ただし2反応式中、  R1”、 R12及びR3は
前記の意味を有する。) 上記反応式に示す各段の単位反応はそれ自体既知のもの
であり、既知の方法で実施することができるが、各段の
反応について簡単に説明すれば次のとおりである。
(a)→(1) 本段階の反応でR1又はR2がそれぞれ独立の基を表わ
す場合は2例えば1式(a)の2−オキソ−アゼチジン
誘導体をR1又はR2で示されるカルボン酸の反応性誘
導体(例えば、該カルボン酸のクロルブロム等のハロゲ
ニド、インプロペニル基の活性エステル又は酸無水物)
と反応させることによりアミド化合物を得た後、さらに
目的に応じて選択される前記の反応性誘導体と、必要に
応じて塩基性。
酸性あるいは塩類触媒などの反応促進剤の存在下に反応
せしめて行うことができ゛る(例えば、持分□。
昭51−33919号公報参照)。
またl  R’又はR2が一緒になってイミド残基な表
わす場合は2例えば9式(a)の化合物なN−アルキロ
キシカルボニルイ■ド化合物と反応させることにより1
式(1)の3位のアミ7基がイミド残基により保護され
た2−オキソ−アゼチジン(以下アゼチジン/ともいう
)誘導体に変えることができる。
本反応はそれ自体公知のアミノ基のイミド化反応を利用
して行うことができる。
(1)→(2) メチル      −  基に変えることができる。こ
の反応はまた2通常のオレフィンの酸化分解反応によっ
ても行うことができる。
(2)→(3) 本段階では2式(2)のアルデヒド誘導体を酸化反応に
付すことにより、アルデヒド基がカルボキシル基に酸化
された(3)の化合物に変える。
この反応は2通常の酸化反応を用いることができるが、
好ましくはクロム酸を用いた5例えば。
Jones酸化などによって行うことができる。
(3)→(4) 本段階では式(3)の化合物をそれ自体公知の炭素−炭
素結合形成反応によってケトエステル体式(4)の化合
物に変えることができる。例えば9式(3)の化合物を
N、N’−カルボニルジイミダゾールと処理して得られ
るイミダゾライドとマグネシウム−モノーp−ニトロベ
ンジルマロネ−4’r:反応サセ一式(4)の化合物を
得ることができる。
(4)→(5) 本段階では上記の如くに得られた式(4)のケトエステ
ル体をオゾン分解、更にメタツリシスすることによって
、アゼチジノンの1位側鎖(メチル−3−メチルブテノ
エート−2−イル)を脱離せしめることによって式(5
)の化合物に変える。
(5)→(6) 本段階では9式(5)化合物をトシルアジドで処理し1
式(6)で示されるジアゾケトエステルに変換せしめる
(6)→(1) 本段階では、カルベンの挿入反応によって閉環し、ビシ
クリル体式(I)の2−オキソーカルバペナウム又は銅
触媒で処理し、又は光照射によってカルベンを生成させ
ることによって行なうことができる。
以上の各反応は、必要により、各反応段階で得、られる
生成物をそれ自体公知の分離手段により精製して用いる
のが好適であり、また、各工程−得られる化合物の立体
配置は保存されたまま式(1)で示される本発明の目的
化合物まで導くことができる。
かくして得られる式(1)の化合物は、前述した如く、
生物活性を発現すための好適な立体配置を有しており、
それ自体公知の3位変換方法により6位にアミン基を有
するカルバペネム誘導体の立体選択的合成中間体として
有用である。
以丁に製造の実施例を示し9本発明をより具体的に説明
する。
実施例1 5(旬、6(S)−3,7−シオキソー6−フタルイミ
ドーl−アザビシクロ〔3・2・0〕へブタン−2−カ
ルボ/酸パラニトロベンジルエステルの製法アミノアゼ
チジノン(4297Fv(1,185mmol )をア
セトン3mlにとかし、  99.41Q(1,183
mmol)の無水N a HCO,を3mlの水にとか
した液を加えた。この混合液にN−カルボエトキシフタ
ルイミド260■(1,183mmol )を加え、−
夜室温でかきまぜた。反応液を塩化メチレン(以後CH
2Cl、と略記する)で希釈し、飽和食塩水で洗浄後。
有機層を無水硫酸す) IJウムで乾燥した。溶媒を留
去したあとシリカゲルカラム(ベンゼンニア七トン〒2
0 : I )で精製し340■(75,2%)の目的
物を得た。
NMFL(CDCI、)δ1.35 (3H,町=CH
−CH5)。
CH3 2,25,2,27(各々3H,S、 =<cII3)
、  2.35(2H+ m、 、 −qシー CH=
) + 3.75 (3H,s、 OCH3)。
4.24 (IH,m、 C−IH)、 5.18 (
2H,m、 −CH−ノ −CH−)、5.42(IH,d、J=5Hz、C−3
H)。
7.60〜7.85 (4H,m、ArH)■几(CH
CI3)   1780(sh)、1765,1725
゜1395fi−1 β−フタルイミド−β−クロチルアゼチジノン(g 1
00 m? (0,262mmol )をCH2Cl、
 20−に溶解し、−78℃に冷却し、5分間オゾンを
通した。過剰のオゾンをN2ガスで除去した。過剰のジ
メチルスルフィドを加え、室温で30分間かきまぜた。
溶媒を減圧留去し、得られた油状物をバイオビーズ (
バイオ・ラッド社製)カラムにかけ。
82.8m9C85,4%)の目的物を得た。
NMR(CDCI、)  δ 2.1?、 2.20(
各々3H,S。
=<瀧)、 2.66〜3.10 (2H,m、 −C
HICHO)。
3.77(3H,s、 0CH8)、  4.73(I
H,m、 C−4H)、  5.50(IH,d、  
J=5H1,C−3H)。
7.62〜7.86 (4H,m、 ArH)、  9
.57 (IH,s。
CHO) IR(CHCI、)  1780(sh)、1760.
1740(s’h)、1725.1390m 工程C: アルデヒド(d73.21v(0,204mmol )
を20m1のアセトンにとかし、水浴下に無水クロム酸
30、67Q (0,306mmo+)と1〜2滴の濃
硫酸を加え、20分間反応させた。反応液をCH2Cl
2で希釈し、砕氷に注いだ。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後、溶媒を留去し、バイオビーズカラム(ベン
ゼン)で精製し、  631179(79,9%)の目
的物を得た。
NMR(CDCI3)  δ 2.20.2.23(各
々3H,s。
Cル ア<c、、)、 2.57 (IH,dd、 J=7.
18Hz。
−CHHCOOH)、2.84(IH,dd、J=7.
18Hz、−CHHCOOH)、3.75(3H,s、
OCR,)。
4.56 (IH,d t、 J=5. 7Hz、 C
−4H)、  5.50(IH,d、J=5Hz、C−
3H)、5.6〜6.3(IH。
m、C00H)、7.6:3〜7.85(4H,m、A
rH)I R(CHCI3)  l 780 (sh)
−1760,1720−1385α−1 フタルイミドカルボン酸1432.81n9(1,12
1mmol)を30+++/THFに溶解し、 N、 
N′−カルボニルジイミダゾール200m9 (1,2
33mmol )の4mlテトラヒドロフラン(以後T
HFと略記する)溶液を加えた。室温で、窒素中、6時
間反応した。
反応液に マグネシウム・モノ−p−ニド−ベンジルマ
ロネート 618.8 ml (1,233mmol 
)の8、6 ml T HF溶液を加え、窒素上室温で
16時間反応した。反応液を150m1のCH,C12
で希釈し。
飽和重曹水と飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧留去し、シリカゲルカラム(ク
ロロホルム)で精製して285.9■(45,3%)の
目的物を得た。
NMR,(CDCI、 )  δ 2.17.2.23
 (各々3H,s。
C几 −くC几)・ 2.90(LH・ dd・J−7p l
 8 Hz・−CHHCO−)、 3.14 (LH,
d d、 J=7,18Hz。
−CHHCO−)、 3.3”6 (2H,s、 −C
OO古−COO−)。
11 3.79(3H,s、0CH8)、4.72(LH,q
、J=5゜7Hz、 C−4H)、 5.05 (2H
,s、 CH2Ar )。
5.56 (IH,d、 J=5Hz、 C−3H)、
 7.46 (2H。
d、 J =9Hz、 ArH)、  7.30〜7.
53 (4H,m。
Ar1I)、8.15 (2H,d、J=9Hz、Ar
H)IR(CHCI、)  1780(sh)、176
0,1720゜1525.1385,1350cm−’
Mass(m/z)  563(M”)工程E: ケトエステル(、g 204 ■(0,362mmol
)を30m1のCH2Cl2にとかし、−78℃に冷却
後、オゾンを10分間通気した。同温度でジメチルスル
フィドを2滴加え、室温まで昇温後(30分反応)。
溶媒を減圧留去した。残留物をTHF2g+/に溶解し
、メタノール15m1と水3tnlを加え、10分間加
熱、還流する。溶媒を減圧留去し、残留物をCH2Cl
2に溶解し、水洗、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、溶
媒を減圧留去・して無色油状物152■(93,1%)
を得た。
NMR(CDCI3)  δ 2.83(IH,dd、
J=7゜18Hz、−C旦H−CO−)、3.30(I
H,dd、J=8.18Hz、−CH旦C0L−)、3
.48(2H,s。
−CO−CH,−COO−)、 4.30 (IH,m
、 J=5゜7.8Hz、C−4H)、5.12(2H
,s、CH,Ar)。
5.43(IH,d、J=5Hz、C−3H)、7.4
2(2H,d、 J=9Hz、 ArH)、 7.66
〜7.88 (4H。
m、ArH)、8.13(2H,d、J=9Hz、Ar
H)IR(KBr)1780,1765,1715,1
520゜1385cIn Mass (rT1//z)   452 (M++1
 )工程F: f            JL ケトエステルI、jj 310 m9 (0,687m
mol )を140meのジメチルホルムアミドにとか
し*  9.Qtxlのアセトニトリルを加えた。トシ
ルアジド271■(1,375mmol )とトリエチ
ルアミ71031119(1,018mmol )を加
え、室温で3時間かきまぜた。反応液をクロロホルムで
希釈し、水洗した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去後シリカ
ゲルカラム(CHC13)で精製し、300119(9
1,5%)の目的物を得た。
rnviR(CDc+3)  δ 3゜10(IH,d
 d、 J=6゜18Hz、−CHHCO−)、3.3
7(IH,dd、J=8.18Hz、−CHHCO−)
、4.37(IH,m、J=5.6.8Hz、 C−4
H)、 5.23(2H,s。
−CH2Ar )、 5.46 (IH,d、 J=5
Hz、 C−3H)。
−:1 6.58(IH,s、NH)、7.38□””(2H,
d、 J=8Hz。
ArH)、7.67〜7.87(,4H,m、ArH)
、8.10(2H,d、J=8Hz、ArH) IR(CHCI3)  2140,1780,1765
゜1720.1525.1390cm’ 工程Gニ ジアゾケトエステル(Jj 380 Tnti (0,
797mmol )を乾燥ベンゼン150m1にとかし
、ロジウムアセテートlO■を加えた。−溶媒の脱気を
行ない、50℃で20分間反応した。反応液を冷却し、
触媒をr別、洗浄したあと、P液と洗液を減圧留去し。
196.8m9(55%)の目的物を得た。
TLCR/値:0.76(シリカゲルTLCメルク)ベ
ンゼン:アセトン−3: 1 (v/v)□ 実施例2 5(5)、6(S)3− C2−ヒドロキシエチル)チ
オ−7−オキソ−6−フタルイミド−1−アザビシクロ
〔3・2・0〕ヘプト−2−エン−2−カルボン酸ナト
リウム塩の製法 工程A: ビシクロケトエステル196.8〜を100117のア
セトニトリル■加え、0℃でジフェニルクロロホスフェ
ート257 mfiJ (0,957mmol )、 
 ジインプロピルエチルアミン1241n9(0,96
1mmol )を加え、30分間反応した。このあと、
2−ヒドロキシエチルメルカプタン74.71n9(0
,957mmol )とジイソプロピルエチルアミン1
24119(0,961+nmol)加え、5℃で一夜
反応した。反応液をCH2Cl2で希釈し、水洗、乾燥
後、シリカゲルカラム(ベンゼン:アセトン−5: 1
 (v/v) )で分離、精製し162.2〜(70%
)を得た。
NMR(CDCl2)  δ 2.93 (2H,t、
 J=6Hz。
−8CH2C)(20H)、2.97(IH,dd、、
r=10゜18Hz、 C−4Hcz)、 3.32 
(IH,dd、 J=8゜18Hz、C−4Hβ)、 
3.42 (2H,t、 J=6Hz。
−8CH2CH20H)、 4.53 (IH,m、 
J=6.8゜10 Hz、 C−5H)、 5.23’
(IH,d、 ’J−14Hz。
CHHA r )、 5.50 (IH,d、 J=1
4Hz、 CHLLAr)。
5.74 (IH,d、 J=6Hz、 C−6H)、
 7.60 (2H,d、J=9Hz、ArH)、7.
36〜7.87(4H。
m、ArH)、8.15(2H,d、J=9Hz、Ar
H)IR(CHCI3)   1795,1780,1
725゜1700(sh)、1525,1385ニー1
T(igh mass (m/z)  509.086
6 (計算値024H,9N、0,8. 509.08
90)(α)”1)’ = −lO8,3°(C1,O
,CHCl、)UV   323,306,271(n
m)工程B: 21m9のバラニトロベンジルエステルを211/のジ
オキサンにとかし、さらに2mlの水を加えた。
この溶液に酸化白金20m9を加え、  4.5kl?
/cdの水素下で2時間反応した。触媒をf別し、F液
を。
■ QAEセファデックス カラムにかけ、θ〜1.OM食
塩水による濃度勾配傾斜法により溶出した。
活性区分をセファデックス(81HP2OAGカラムに
かけ、20%アセトン水で溶出した。活性区分を高速液
体クロマトグラフィーで検出し、凍結乾燥して、5.3
m9の目的物を得た。
NMR(D、0 )  δ 3.00 (2H,t、 
J=61(z。
−8CH2CH,OH)、 3.13 (2H,d、 
J=10)(z。
C−4H)、3.80(2H,t、J=6Hz、−8C
H2CH,OH)、 4.70 (IH,m、 C−5
H,重水との重なり) 、  5.93 (IH,d、
 J=6Hz、 C−6H)。
7.95 (4H,m、 ArH) uv  λ”0=300.5Hm(g 11900)a
x (2)該抗生物質の抗菌活性(各種病原性被検菌に対す
る最小発育阻止濃度) バチルス・ズブチリスATCC66331,56特許出
願人 三楽オーシャン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 (1) 式中、R1及びR2は、それぞれ独立にアシル基を表わ
    すが若しくは一緒になってインド形成残基な表わし、R
    sは置換又は未置換のベンジル基を表わす。 で示される化合物。 2R1及びWがそれぞれ独立にアセチル、グロビオニル
    、ブチロイル、ベンゾイル、フェニルアセチル、トリフ
    ロロアセチル、モノクロロアセチル、若しくはジクロロ
    アセチル基を表わすか、又は−緒になってフタリル基を
    表わす特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3  R’及びR2が一緒になってフタリル基を表わす
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
JP57056015A 1982-04-06 1982-04-06 2−オキソ−カルバペナム誘導体 Granted JPS58174382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57056015A JPS58174382A (ja) 1982-04-06 1982-04-06 2−オキソ−カルバペナム誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57056015A JPS58174382A (ja) 1982-04-06 1982-04-06 2−オキソ−カルバペナム誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174382A true JPS58174382A (ja) 1983-10-13
JPH0240670B2 JPH0240670B2 (ja) 1990-09-12

Family

ID=13015227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57056015A Granted JPS58174382A (ja) 1982-04-06 1982-04-06 2−オキソ−カルバペナム誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58174382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5138050A (en) * 1988-06-30 1992-08-11 Merck & Co., Inc. 6-amido-1-methyl carbapenems
US5395931A (en) * 1988-06-30 1995-03-07 Merck & Co., Inc. 6-amido-1-methyl-2-(substituted-thio)carbapenems

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5138050A (en) * 1988-06-30 1992-08-11 Merck & Co., Inc. 6-amido-1-methyl carbapenems
US5395931A (en) * 1988-06-30 1995-03-07 Merck & Co., Inc. 6-amido-1-methyl-2-(substituted-thio)carbapenems

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0240670B2 (ja) 1990-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5852998B2 (ja) 新規な抗生物質の製法
JPH02231483A (ja) (2□DS)―テトラヒドロ―2α―メチル―6―オキソ―4β―アミノ―2□DH―ピラン―3α―カルボン酸の製造方法
JPS58174382A (ja) 2−オキソ−カルバペナム誘導体
NO148376B (no) Analogifremgangsmaate til fremstilling av terapeutisk virksomme 7-acylamino-3-halogen-cefalosporinforbindelser
EP0237027A2 (en) 6-(Disubstituted amino) carbapenam compounds
JPS59104390A (ja) 1−オキサ−β−ラクタムの製造法
JP3789951B2 (ja) O−n結合を有する糖誘導体及び製造方法
CH637135A5 (en) Cephalosporin derivatives and a process for their preparation
SU703023A3 (ru) Способ получени 3-ацилоксиметил- цефемов
US3960851A (en) Preparation of desacetoxy-cephalosporin sulfoxides from penicillin sulfoxides
JPS6310758A (ja) 光学活性ピロリジン誘導体、その製造方法及びその使用
US3985746A (en) 7-(α-Cyanomethylthio)acetamido-3-cephem carboxylates
JPH0940692A (ja) グリシン誘導体の製造方法
JPH0516432B2 (ja)
HU180930B (en) Process for producing ester-derivatives of halogenovincaminic acid
JPS60152461A (ja) ピロリジン誘導体
JP2959809B2 (ja) 7―アミノ―3―クロロメチル―△▲上3▼―セフェム―4―カルボン酸エステル類の製造法
HU179786B (en) Process for preparing 5,6-dehydro-6-amino-2,2-dimethyl-penem-3-carboxylic acid derivatives
US4835267A (en) Process for the preparation of cephalosporin derivatives
JPH0616667A (ja) ピラゾロ[1,5−aピリジン誘導体の新規製造方法
JPS59176286A (ja) カルバセフエム化合物
JPH039115B2 (ja)
Micetich et al. A Convenient Synthesis of Cephem-1R-sulfoxides
JPH0977770A (ja) 1−アザビシクロ[1.1.0]ブタンの製造法
JPH0499774A (ja) 2―エピデュオカルマイシンaおよびその製造中間体