JPS58174354A - モノニトロフエニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの製造方法 - Google Patents

モノニトロフエニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの製造方法

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JPS58174354A
JPS58174354A JP5748682A JP5748682A JPS58174354A JP S58174354 A JPS58174354 A JP S58174354A JP 5748682 A JP5748682 A JP 5748682A JP 5748682 A JP5748682 A JP 5748682A JP S58174354 A JPS58174354 A JP S58174354A
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小寺 範生
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Tatsuo Kanechika
達夫 金親
Kunihisa Goto
後藤 邦久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モノニトロフェニル−I−ヒドロキシエチル
スルホンの製造方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、セルロース繊維材料の染色番
こ多用されているビニルスルホン型反応染料の重要な中
間体である下式(I)で示すれるアミノフェニル−β−
スルファトエチルスルホンの中間として有用なモノニト
ロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの新規な製
造方法に関する。
従来、式(■)で示されるアミノフェニル−β−スルフ
ァトエチルスルホンは、アニリンに無水酢酸を作用させ
てアセトアニリドとした後、大過剰のクロルスルホン酸
中でスルホニルクロライド化してアセチルアミノベンゼ
ンスルホニルクロライドを得、これを亜硫酸ナトリウム
で還元してスルフィン酸とし、次いでエチレンオキサイ
ドまたはエチレンクロルヒドリンを作用させてアセチル
アミノフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンを得、
これを硫酸中で加水分解すると共に硫酸エステル化する
ことにより製造されている。
あるいは、ニトロベンゼンを大過剰のクロルスルホン酸
中でスルホニルクロライド化してm−二トロベンゼンス
ルホニルクロライトヲ得、これを亜硫酸ナトリウムで還
元して対応するスルフィン酸とし、次いでエチレンオキ
サイドまたはエチレンクロルヒドリンを作用させてm 
−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンを得
、これを鉄粉還元してm−アミノフェニル−β−ヒドロ
キシエチルスルホントシ、次いで硫酸エステル化するこ
とにより製造されている。
しかし上記のいずれの方法もこれを工業的に実施するに
は以下に列挙する種々の問題があり必ずしも工業的に有
利な方法とはいえない。
■ クロルスルホン酸中でのスルホニルクロライド化は
本質的に平衡反応であり、アセチルアミノベンゼンスル
ホン酸の・1、副生を抑えるため大過剰のクロルスルホ
ン酸、が必要である。
■ 上述の過剰クロルスルホン酸の回収が困難で、最終
的には酸性廃液として処理することが必要となる。
■ アセチルアミノベンゼンスルホニルクロライドは不
安定で、収率低下の一因となっている。
■ 亜硫酸ナトリウムによるスルフィン酸への還元は、
スルフィン酸の安定性が低く、従って反応収率が低い。
■ アニリンを出発原料とする場合、最終工程でのアセ
チル基の加水分解で脱離した酢酸とヒドロキシル基との
反応により酢酸エステル体が副生じ純度低下を招き、更
には系内に存在する脱離した酢酸が、反応器材の腐蝕あ
るいは廃水の問題等、大きな障害となる。
このような事情に鑑み、本発明者らは式(Ilで示され
る化合物の工業的有利な製造方法につ!検討シ、モノニ
トロフェニルーβ−ヒト0キシエチルスルフグドを酸化
して得られるモノニトロフェニ□ルβ−ヒドロキシエチ
ルスゝ1 ルホンを還元し、得られるアミノフェニル−β−ヒドロ
キシエチルスルホンを硫酸エステル化して、目的とする
式(I)の化合物とする新規な工程を経る製造方法を見
出し、この新規な製造方法における酸化工程を、より工
業的有利1こ行う方法について詳しく検討した。
従来この酸化方法として、比較的高温で過酸化水素を用
い氷酢酸中で行う方法(P roc 。
Indian 、 Acad 、 Sci 、38巻A
、23〜30(1953) )、過酸化水素を用い重炭
酸す) IJウム水溶液中で行う方法(特公昭43−2
4861号)、次亜塩素酸ナトリウムを用い水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムなどの無機
化合物の水溶液中で行う方法(ドイツ特許第94460
7号)などが知られている。
しかしながらこれらの方法は、それぞれ次のような欠点
を有している。すなわち、氷酢酸中で過酸化水素を用い
酸化させる製造法においては、アセタール化物が副生じ
、その結果モノニトロフェニル−β−ヒドロキシエチル
スルホンの純度および収率は低くなる。
しかも氷酢酸を蒸留により定量的に回収することも非常
に困難である。また反応温度が70〜80℃で、10時
間も要し、工業的・製造法としては有利ではない。
重炭酸す) IJウム水溶液中で過酸化水素を用い酸化
させる方法においては、反応系が不均一なため酸化反応
は円滑に進行せず、保温時間10時間を経過してもかな
りの未反応物あるいは中間生成物であるモノニトロフェ
ニル−β−ヒドロキシエチルスルフオキシドが残存する
。また、45℃を超える反応温度では、過酸化水素の自
己分解が、酸化反応に優先し、生成する前記スルホンの
収率は低い。
さらにまた、系内の不均一性のため発泡管の現象が加わ
り反応を完結せしめる事は極めて困難である。
塩基性無機化合物の水溶液中で、次亜塩素酸を用い酸化
させる製造法においては、反応系が不均一のため25〜
30℃の反応温度では、酸化反応が円滑に進行せず、か
なりの未反応物が残存するので、生成する前記スルホン
の純度および収率は低くなる。これをまた30〜60℃
の反応温度とすれば、酸化反応は容易になるが、高融点
物が副生ずるので好ましくない。
本発明者ラバ、モノニトロフェニル−!−ヒドロキシエ
チルスルフィドを酸化してモノニトロフェニルーβ−ヒ
ドロキシエチルスルホンを高純度、高収率で工業的有利
に製造する方法につき鋭意検討の結果、過酸化水素を用
い特定の反応媒体中で酸化を行うことにより目的が達成
されることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、モノニトロフェニル−β−ヒドロキシ
エチルスルフィドヲ、過酸化水素を用いニトリル類の少
なくとも1種射よび塩基性化合物を含む水性媒体中で酸
化することを特徴とするモノニトロフェニル−β−ヒド
ロキシエチルスルホンの一造方法を提供する。
以下に本発明方法を詳細く説明する。
本発明方法で出発原料として用いられるモノニトロフェ
ニル−β−ヒドロキシエチルスルフィドは如何なる方法
で製造されたものでもよいが、例えば、モノニトロハロ
ベンゼンにアルコール類、N−アルキル置換アミド類等
の有機溶媒中メルカプトエタノールを作用して得られる
、2−または4−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチ
ルスルフィドである。
本発明方法に詔いて用いられるニトリル類は、脂肪族詔
よび芳香族ニトリル類であり、具体的には脂肪族ニトリ
ルとしてアセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニ
トリル、アジポニトリル、ゲルタロニトリルおよび、2
−メチルゲルタロニトリルなどが、また、芳香族ニトリ
ルとしてはベンゾニトリルおよびトルニトリルなどが例
示される。もちろん2種以上の二) IJルの混合物も
使用できる。
なかでもアセトニトリルが好ましく用いられる。
これらのニトリル類は、原料スルフィドの重量当り、0
.5〜10倍量を用いることができる。もちろん10倍
量以上を用いても何らさしつかえはないが、工業的規模
で製造する上で、非能率的であり、また時空効率も履く
なる。好ましい量は、0.5〜6倍量、より好ましい量
は1〜4倍量である。
また、塩基性化合物としては特に制@されるものではな
いが、例えば、水酸化ナトリウムのごときアルカリ金属
の水酸化物、たとえば炭酸ナトリウムのごときアルカリ
金属の炭酸塩、たとえば炭酸水素ナトリウムのとと會ア
ルカリ金属の炭酸水嵩塩、たとえばリン酸lナトリウム
、リン酸水lA2ナトリウムのとときアルカリ金属のリ
ン酸塩、たとえばトリエチルアiンのごとき第3級脂肪
族有機ア文ン、アンモニアなどが用いられ、これらの1
種または2種以上を使用することがで命る。
これらの塩基性化合物の使用量は原料スルフィドに対し
て0.01〜2モル倍、好ましくは0.1〜1モル倍で
ある。2モル倍を越える量は反応系のpHを異常に高ク
シ、原料スルワイドの分解あるいは過酸化水素の自己分
解の増加を招き好ましくない。
本発明方法における水性媒体は、上記したニトリル類、
塩基性化合物セよび水から調製され、その量は、原料ス
ルフィドの重量に対して2〜10倍量、好ましくは3〜
8倍量となるよう適宜混合比率をかえることができる。
10倍以上の量は生産性を低下させることになり効率的
でない。
か−る水性媒体中の塩基性化合物の水溶液の量は、原料
スルフィドの重量に対し0.5倍以上、好ましくは6倍
以下、更に好ましくは1〜4倍量である。
また、水性媒体のpHは7.5〜10.5の範囲が好ま
しく 、pH10,5以上における反応では原料の前記
スルフィドの加水分解が促進されニトロフェノール等が
副生ずる。
また過酸化水素の自己分解が酸化反応に優先0、過酸化
水素の利用効率の上からも好ましくない。またpH7,
5以下における反応では、酸化反応の進行がおそく、特
に中間生成物であるスルフオキシドより目的物であるス
ルホンへの反応が極めておそい。
特に原料スルフィドが2−二トロフェニル−β−ヒドロ
キシエチルスルフィドのときはp)(7,5〜8.5が
、4−ニトロフェニル−!−ヒドロキシエチルスルフィ
ドのトキはpH8,5〜lOが好ましい。
また、この水性媒体中には、出発原料であるスルフィド
の製造時に用いられた有機溶剤が混入してもさしつかえ
ない。
過酸化水素の使用量は、原料スルフィド1モルに対して
2.1〜3:5モル、より好ましくは2.1〜3.0モ
ルである。
反応温度は30〜65℃、好ましくは35〜55℃の範
囲内である。そしてこの好ましい反応温度範囲における
過酸化水素水の滴下所要時間は0.5〜3時間であり、
滴下終了後0.5〜6時間の保温により反応は完結する
反応温度を必要以上番こ上げることは過酸化水素の自己
分解を引きおこすために必らずしも有利とはならない。
本発明の実施形態としては、たとえばニトリルと所定量
の塩基性無機化合物を含んだ水溶液の混合液を反応媒体
とし原料スルフィドを添加後、所望の温度で過酸化水素
液を所定量滴下後見に保温を行なう。
あるいは、原料スルフィドをニトリルに溶解後、所定量
の過酸化水素を添加し、所望の温度で更に所定量の塩基
性無機化合物の水溶液を滴下して反応する。
あるいは、本発明の別の実施形態としては、たとえば上
記ニトリルの水溶液に原料スルフィドを添加後、所望の
温度で過酸化水素液を所定量滴下し、これに並行して系
内のpHを所定の値に保つよう、番こ塩基性化合物を添
加し□1へ 過酸化水素液滴下後も反応が完結するまでpHを所定の
値に保ちながら保温を行なう。
この場合、塩基性化合物は水溶液として添加してもよい
あるいは、原料スルフィドをニトリル溶媒に添加後、所
望の温度で過酸化水素液を所定量滴下し、これに並行し
て系内のpHを所定の値に保つようにあらかじめ水にて
溶解した前記塩基性化合物を滴下し、反応が完結するま
で保温を行なう。
また本発明の実施形態として連続形態をとることができ
る。
本発明方法によれば、モノニトロフェニル−β−ヒドロ
キシエチルスルホンは高純度、高収率で得られるので工
業的に極めて有利に適用することができる。
以下本発明方法を実施例をもって詳細番ζ説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、
実施例中、部および−は夫々重量部、重量−を表わす。
実施例1 2−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド
40部をアセトニトリル120111.6−炭酸水素ナ
トリウム水溶液120部の混合液に添加した。40℃で
309g過酸化水素水57部(2,5モル倍)を1時間
かけて滴下した。滴下終了後、更にこの温度で保温しな
がら反応を追跡したところ、保温2時間で目的rDxル
* ンM 100 %生成し、原料のスルフィドおよび
中間生成物であるスルフオキシドは残存していなかった
反応液よりアセトニトリルを減圧留去した後、更に濃縮
し、冷却p過、乾燥した。
2−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの
白色結晶45部を得た。
収率は961Gであった。
実施例2 2−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド
40部をアセトニトリル8(1,6%炭酸水素ナトIJ
ウム水溶液40部の混合液に添加した。50℃で30−
過酸化水素水57部(2,5モル倍)を1時間かけて滴
下した。滴下終了後見にこの温度で5時間保温した。目
的のスルホンが100 %生成し、原料のスルフィドお
よび中間生成物であるスルフオキシドは残存していなか
った。
反応液よりアセトニトリルを減圧留去した後、更に濃縮
し、冷却−過、乾燥した。
2−ニトロフェニル−!−ヒドロキシエチルスルホンの
白色結晶44部を得た。
収率は95−であった。
実施例3 4−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド
80部をアセトニトリル240m、水80部の混合液に
添加した。
40℃で30嗟過酸化水素水114部(2,5モル倍)
を1時間かけて滴下した。
その間系内のpHをe、o&c維持するため10−炭酸
ナトリウム水溶陣を添加した。
滴下終了後、更に系内のpHを9.0に維持し、、!:
・ なから、同温度で3時間保温した。
この間pHを維持するために要した1〇−炭酸ナトリウ
ム水溶液150部であった。
目的のスルホンが100 ’II生成し、原料のスルワ
イドおよび中間生成物であるスルフオキシドは残存して
いなかった。
反応液よりアセトニトリルを減圧留去した後、更に濃縮
し、冷却濾過、乾燥した。
4−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの
白色結晶88部を得た。
収率は95−であった。
実施例4 2−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド
40部をアセトニトリル120 m、水100部の混合
液に添加した。
40℃で301過酸化水素水57部(2,5モル倍)を
1時間かけて滴下した。
その間、系内のpHを8.3番こ維持するため炭酸ナト
リウムを添加した。
滴下終了後、更に系内のpHを8.3に維持:1:11
: しながら同温度で2時間保温した。
この間pHを維持するために要した炭酸ナトリウムは約
7部であった。目的のスルホンが100 S生成し、原
料のスルフィドおよび中間生成物であるスルフオキシド
は残存していなかった。
反応液よりアセトニトリルを減圧留去した後、更に濃縮
し、冷却−過、乾燥した。
2−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの
白色結晶45部を得た。
収率は96−であった。
実施例5 4−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド
20部をアセトニトリル80部に添加した。45℃で3
011過酸化水素水29部(2,5モル倍)を1時間か
けて滴下した。
その間、系内のpHを9.6番ζ維持するため6優炭酸
す) IJウム水溶液を添加した。
滴下終了後、更に系内のpHを9.6に維持しながら、
同温度で4時間保温した。
原料のスルフィドおよび中間生成物であるスルフオキシ
ドは残存していなかった。
反応液よりアセトニトリルを留去した後、更に濃縮し、
冷却濾過、乾燥した。
4−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの
白色結晶21部を得た。
収率は93%であった。
実施例6 3−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド
20部をアセトニトリル801115.5慢炭酸す) 
IJウム80部の翠合液に添加した。45℃で30−過
酸化水素水29部(2,5モル倍)を1時間かけて滴下
した。
滴下終了後、更にこの温度で4時間保温した。原料のス
ルフィドおよび中間生成物であるスルフオキシドは残存
していなかった。
反応液よりアセトニトリルを留去した後、更に濃縮し、
冷却−過、乾燥した。
3−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの
白色結晶21部を得た。
収率は93チであった。
実施例7 実施例1に記した方法においてアセトニトリルの代わり
にベンゾニトリルを使用する。
保温3時間で目的のスルホンが100−生成し原料のス
ルフィドおよび中間生成物であるスルフオキシドは残存
していなかった。
比較例1  にトリルが存在していない場合)2−二ト
ロフェニルーβ−ヒドロキシエチルスルフィド40部を
6−炭酸水素ナトリウム水溶液240部中に加え、かき
まぜながら40℃で30%の過酸化水素水68部(3モ
ル倍)を1時間かけて滴下した。滴下終了後見にこの温
度で10時間保温したが、原料のスルフィドが70チ残
存し、中間生成物である2−ニトロフェニル−β−ヒド
ロキシエチルスルフオキシドが30%生成しているのみ
で目的のスルホンの生成は見られなかった。
比較例2  (アセトニトリルがない場合)2−ニトロ
フェニル−β−七)’o4ジエチルスルフィド40部を
水120部に加え、かきまぜながら40℃で30−過酸
化水素水68部(3モル倍)を1時間かけて滴下した。
その間、系内のpHを8.3に維持するため10’S炭
酸ナトリウム水溶液を添加した。
滴下終了後、更に系内のpHを8.3に維持しながら同
温度で10時間保温したが、原料のスルフィドが70q
&残存し、中間生成物である2−ニトロフェニル−β−
ヒドロキシエチルスルフオキシドがaOS生成している
のみで目的のスルホンの生成は見られなかった。
比較例2  (塩基性化合物が存在していない場合)4
−ニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフィド4
0部をアセトニトリル120部に加え、更に水80部を
添加した。
50℃で30%過酸化水素水57部(2,5モル倍)を
1時間かけて滴下した。滴下終了後、更にこの温度で7
時間保温したが、原料のスルフィドが80チ残有し、目
的のスルホンの生成は全く見られ1なかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)モノニトロフェニル−β−ヒドロキシエチルスルフ
    ィドを、過酸化水素を用い、ニトリル類の少なくとも1
    種$よび塩基性化合物を含む水性媒体中で酸化すること
    を特徴とするモノニトロフェニル−β−ヒドロキシエチ
    ルスルホンの製造方法。 2)酸化をpH’r、s〜10.5の範囲で行うことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
JP5748682A 1982-04-06 1982-04-06 モノニトロフエニル−β−ヒドロキシエチルスルホンの製造方法 Granted JPS58174354A (ja)

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US06/477,443 US4612394A (en) 1982-04-06 1983-03-21 Process for producing aminophenyl-β-hydroxyethylsulfone
EP83301683A EP0092909B1 (en) 1982-04-06 1983-03-25 Process for producing aminophenyl-beta-hydroxyethylsulfone
DE8383301683T DE3373093D1 (en) 1982-04-06 1983-03-25 Process for producing aminophenyl-beta-hydroxyethylsulfone

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757485A (en) * 1980-09-25 1982-04-06 Nippon Koei Co Ltd Rail point freezing preventing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757485A (en) * 1980-09-25 1982-04-06 Nippon Koei Co Ltd Rail point freezing preventing device

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