JPS58174037A - 防眩装置付アウトサイドミラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車に用いる防眩装置付アウトサイドセ
ラーに関する。

自動車の彼方、側方の外部情報を後を振り向かないで見
ることができるように、運転者の認知しやすい映像とし
て、運転者の見やすい位置に提供するために設けるバッ
クミラーには、自動車の外部のフェンダ−またはドアに
取り付けるアウトサイドミラーと車内の運転者の目の近
くに取り付けるインサイドセラーがある。

ところで、夜間走行時にバックミラーに後続車のヘッド
ライトの照射を受けた場合、ミラーの反射光が目に入り
、運転者が眩惑状態になシやすく、危険である。そこで
、その対策として防眩処置を施すことが望ましい。

従来この処置を施した本のとしては第１図、第２図に示
す防眩インサイドセラーがある。このセラーは、プリズ
ム錠の表面反射と裏面反射の反射率の相違を利用するも
ので、昼間は反射率８５％程度の裏面を使用し、夜間は
反射率約４％の表面を使用して、反射率を２段階に切り
替え、後方の状況を視認する構造になっている。すなわ
ち、車内天井部に設けた防眩インサイドミラー１のミラ
ー２Ｆｉプリズム続で、その表面３は裏面４に対しプリ
ズム再θだけ上下に傾斜させ、裏面４にはτル９ニウム
、銀などの反射率の高い反射！Ｉ５が蒸着しである。

昼間は（第１図）車両後方からの入射光線αのうち裏面
４で反射された反射光＠ｅｔ、が目に入る。

表面３で反射された分は、前記反射光１１ｇ、とは異な
る反射径路の反射光＠ｈとなυ目に入らない。なお、前
記入射光線ｄとは異なる入射角の別の入射光＠Ｉのうち
、表面３での反射光線／、が前記反射光線−６と同様に
目に入るが、両反射光線α、とβ、の反射率には大差が
あり、反射光線β。

の方は大巾に減光されるから、視認する訣像は反射光線
α、によるもののみである。

夜間は（第２図）そのままでは後続車のヘッドライトの
反射光線で運転者は眩惑されるから、これを避けるため
プリズム鏡２を垂直面内で切替え、防眩切替え角−′だ
け前後に回動させる。するとヘッドライトからの入射光
線αのうち、反射率の高い裏面４で反射された分は反射
光線α、となり目に入らず、反射率の低い表面３で反射
され大巾に減光され九弱い反射光１１ａ４のみが目に入
るに過ぎないから眩惑は起らない。なお、この場合は前
記入射光線ａとけいくらか異なる方角Ａからの別の入射
光線βのうち、反射率の高い裏面４での反射光線β２が
前記反射光線α４と共に目に入るが、方角Ａは車両の暗
い天井付近となるように、ミラー２のプリズム角θ及び
防眩切替え角＃Ｉを調整して設定しであるから、反射光
線β、は反射光線ａ４よりも更に弱いものであシ（α４
＞／、　）ｅ　ｔ、たがって運転者には反射光＠ｇ、に
よる映曹のみが視認されることとなる。

しかしながらこのような従来の防眩ミラーはインサイド
ミラーだけであり、アウトサイドミラーには適用されて
いなかった。

それはインサイドミラーの防眩時の入射光線を車両の暗
い天井付近からとるようにできるのに比しアウトサイド
ミラーは車外の比較的明るい光を入射光線としてと沙入
れなくてはならず防眩効果がインサイドミラーに比し余
り期待できないためであった。

この発明は、このような従来のインサイドミラーに用い
られた防眩ミラーをアウトサイドミラーに適用できるよ
うにし、プリズムの厚さが車両に近い内側で最も厚く車
両から遠来かる外側に向って順次薄くなるようにプリズ
ム角を形成するとともに、防眩切替え角は水平面内と・
なるように形成し、防眩時に前記プリズム鋳の裏面で反
射してアイポイントに到達する光は車両ボデー側から入
射するように構成した防眩装置付アウトサイドミラーを
提供することによシ、上記問題点を解決することを目的
としてし）る。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第３図ないし第７図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。

まず構成を説明すると、１１は防眩装置付アウトサイド
ミラーで自動車のドア１２の外側にステー１３を介して
取り付けである。

１４はセラーハウジング、１５＃′ｉ厚さが車両のドア
１２に近い内側で最も厚く車両から遠来かる外側に向っ
て順次薄くなるようにプリズム角θを形成してなるプリ
ズムＩ！、１５ｍは反射膜、１６はプリズム＃！１５を
保持するミラーボデー、１７はこのミラーボデ−１６を
ピボット１８を介して回動向合に支承するブラケットで
、上下に設けた軸１９，２０により前記プリズム錠１５
とともに一体的に水平方向に回動可能にセラーハウジン
グ１４の軸受２１に軸支承されており、かつ先細りに形
成した一端に設けた圧接板２２により前記ミラーハウジ
ング１４の内壁に弾性的に田接されている。２３けこの
ブラケットの圧接板２２の圧接面側に突設したストッパ
ーとなる凸部、２４゜２５は前記ミラーハウジング１４
の圧接板当接面に所定の間隔しを隔てて設けた２個の凹
部である。

前記凸部２３け、防眩を要しないときには前記凹部２４
に嵌合しく第４図）、防眩時には前記凹部２５に嵌合し
て係止するようにしである（第５図）。そして前記２個
の凹部２４と２５の間隔してプリズム＃１５の防眩切替
え角度θ′を規制するようにしである。すなわち、防眩
切替え角度＃Ｉは、防眩時にはプリズム鏡１５の表面２
６で減光された反射光線とともにアイゲイン）Ｐに到達
するプリズム−の裏面２７での反射光線が車両ボデー１
２＠から入射するように調整しである。

次に作用を説明する。

昼間は（第６図）車両後方からの入射光線αのうちプリ
ズム−の裏面２Ｔでの反射光線α、がアイポイン）Ｐに
到達する。表面２６で反射された分は前記反射光線α、
とは異なる径路の反射光線α、となりアイポイントＰを
通らない。＃Ｊ記入射光線σとは別の入射光線βのうち
、プリズム鏡の表面２６での反射光線β、が反射光１ｊ
ｇ、と同梯にアイｌイン）Ｐに到達するが、両反射光＠
町とβ、の反射率には大差があり、後者／、の方は大幅
に減光されるから、視認する峡像は反射光線α。

によるもののみとなる。

ぜ間は（第７図）従来と異なり、プリズム−１５を防眩
切替え角θ′だけ車両ボデー１２＠に向って水平方向に
回動する。これＫより後続車のへラドライＦからの入射
光線αもうち反射率の高い裏面２７で反射された分は反
射光ｌａ、となりアイポイン）Ｐを通過せず、反射率の
低い表面２６で反射され大幅に減光された弱い反射光線
恒、のみがアイポイン）ＰＫ到達するに過ぎないから、
運転者の眩怒は防止できる。前記入射光線αとは異なる
方角Ａ／からの別の入射光線βのうち、反射率の高い裏
面２Ｔでの反射光線β１が前記反射光線α、と共にアイ
ポイントＰに到達しても、方角Ａ′は比較的暗い車両ボ
デー１２側となるようＫ。

プリズム＃１５のプリズム角θ及び防眩切替え角θ′を
設定しであるから、反射光線！、は反射光線α、よりも
更に弱いものとなり（α４〉！、）、したがって運転者
は反射光線β、に妨げられることなく後続車の情報を視
認することができる。

以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
を、プリズム襞を有する防眩ミラーであって、そのプリ
ズム徒の厚さは車両に近い内側で最も厚く、車輌から遠
去かる外側に向って順次薄くな゛るようにプリズム角を
形成するとともに、防眩時には前記プリズ・・千鋳は車
両ボデー側に向って水平方向に回動し、かつプリズム錠
の表面で減光された反射光線とともにアイポイントに到
達するプリズム枦の裏面での反射光は車両ボデー側から
大割するようにその防眩切替え角を調整した防眩ｉｔ付
アウトサイドミラーとしたため、防眩時にも車外の他の
光線に妨げられることなく、後続車の情報を確実に視認
できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の防眩インサイドミラーの昼間時要部説明
図、第２図は第１図の夜間時要部説明図、第３図はこの
発明に係る一実施例の一部省略斜視図、第４図は第３図
のＩ？−■線断面図で昼間時を示す図、第５図は第４図
の夜間時切替え後の場合を示す断面図、第６図は第４図
に示すものの（昼間時）作用説明図、第７図は第５図に
示す本のの（夜間時）作用説明図である。 １１・−防眩装置付アウドサイドミラー１２−車両ボデ
ー １５・−プリズム耕 θ−プリズム角 ２６−プリズム鏡の表面 α１α１．β、−プリズム鋳表面の反射光線２７−プリ
ズム鏡の裏面 σ１．α１β、・・・プリズムＣ裏伍の反射光線Ｐ・・
・アイポイント θ′・・・防眩切替ター角

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プリズム鱗を有する防眩ミラーであって、そのプリズム
   襞の厚さは車両に近い内側で最も厚く。 車両から遠ざかる外側に向って順次薄くなるようにプリ
   ズム角を形成するとともに、防眩時には前記プリズム鏡
   は車両ボデー側に向って水平方向に回動し、かつプリズ
   ム鏡の表面で減光された反射光線とともにアイポイント
   に到達するプリズム−の裏面での反射光は車両ボデー側
   から入射するようにその防眩切替え角を調整したことを
   特徴とする防眩装置付アウトサイドセラー。