JP2000085465A - 防眩機能を備えた広角インナーミラー - Google Patents

防眩機能を備えた広角インナーミラー

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JP2000085465A
JP2000085465A JP10262187A JP26218798A JP2000085465A JP 2000085465 A JP2000085465 A JP 2000085465A JP 10262187 A JP10262187 A JP 10262187A JP 26218798 A JP26218798 A JP 26218798A JP 2000085465 A JP2000085465 A JP 2000085465A
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JP
Japan
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mirror
angle
transparent substrate
wide
inner mirror
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JP10262187A
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English (en)
Inventor
Toru Kanazawa
徹 金澤
Yoshihiro Fujikawa
吉弘 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Murakami Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で防眩効果を得ることのできる広
角インナーミラーを提供することが課題である。 【解決手段】 透明基板及び該透明基板の裏面側に形成
された反射膜からなる鏡面と、該鏡面を固定するフレー
ムと、該鏡面を俯仰方向に傾動可能な傾動機構とを有す
る防眩機能を備えた広角インナーミラーとして構成され
る。透明基板10は、表面側が一定の曲率を有する球面
形状とされ、また、裏面は前記表面側と略同一の曲率を
有する球面形状とされ、更に、表面側の中心部法線と、
裏面側の中心部法線とは若干角度俯仰方向に傾斜してい
る。そして、この透明基板を若干角度傾斜させることに
より、通常状態と防眩状態を簡単に切り換えることがで
き、また広い範囲の映像を視認することができるように
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラー面が凸型球
面形状をなして広角視野よりの映像を取り込むことがで
きる広角インナーミラーに係り、特に、夜間時に後続車
両のヘッドライト光による眩惑を防止可能な防眩機能を
有するインナーミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車、トラック等の車両に搭
載されるインナーミラーは、後方の広い範囲からの映像
を反射させて運転者の視野内に導くために、広角ミラー
を使用したものが多く採用されている。広角ミラーとし
ては従来より、例えば実開昭49−126038号マイ
クロフィルム(以下、従来例1という)に記載されたも
のが知られており、ミラー面を凸型球面形状に構成する
ことにより、より広い範囲よりの映像光を取り込み、こ
れを反射させて運転者の視野に導くことにより死角を無
くし、安全性を向上させている。
【0003】一方、昨今においては、夜間運転時に後続
車両よりのヘッドライト光がミラー面にて直接反射して
運転者の視野内に入ると、眩惑されることがあるので、
これを防止するために防眩機能を有するインナーミラー
が多々使用されている。防眩機能を有するインナーミラ
ーとしては、例えば実開昭54−162049号マイク
ロフィルム(以下、従来例2という)に記載されたもの
が知られている。図7は、該従来例2に記載されたイン
ナーミラーの構成を示す横断面図であり、同図に示すよ
うにこのインナーミラーは、傾斜角度の異なる2枚のミ
ラー101、102を設置し、これらを俯仰方向に傾斜
させることにより、防眩状態と通常状態とを切り換える
ようにしている。即ち、通常時にはミラー102にて反
射された光が運転者の視野内に導かれるので、高い反射
率を得ることができ、夜間時にはこれらのミラーを傾斜
させることにより、ミラー101にて反射された光が運
転者の視野内に導かれることになるので、低い反射率を
得ることができる。従って、夜間時において後続車両よ
りのヘッドライト光による眩惑を防止することができる
ようになる。
【0004】しかし、上記の従来例1に記載されたイン
ナーミラーは、広角ミラーを使用することにより広範囲
の後方視野映像を視認することができるものの、防眩機
能が無いため夜間走行時に後続車両のヘッドライト光に
よる眩惑を防止することができない。また、従来例2に
記載されたインナーミラーでは、レバー操作により通常
状態(通常の反射率とした状態)と防眩状態(反射率を
低下させた状態)とを切り換えることができるものの、
広角ミラーではないので広い後方視野映像を取り込むこ
とができない。更に、該従来例2では、2枚のミラーを
使用する構造であるので、ミラー間に結露が発生するこ
とがあり、視認性が低下する。また、部品点数が多くな
るので構成が複雑となり、コストが高い、重量が大きく
なる等の問題が発生する。
【0005】更に、広角ミラーを有し且つ防眩機能を搭
載したものとして、実開平6−84437号マイクロフ
ィルム(以下、従来例3という)に記載されたものが知
られている。該従来例3では、広角ミラー面にECパネ
ル(エレクトロクロミック素子に直流電圧を印加するこ
とにより光透過率を変化させるパネル)を搭載し、該E
Cパネルに電圧を印加することにより反射率を変化さ
せ、防眩作用を得ることができる。即ち、夜間時に後続
車両よりのヘッドライト光が眩しい時にはECパネルに
対して順方向の電圧を印加して反射率を低下させ、通常
状態に戻したいときには、前記とは反対の方向に電圧を
印加して反射率をもとの状態に戻すことができるので、
容易に防眩状態(夜間運転時の状態)及び通常状態(昼
間運転時の状態)を切り換えることができる。
【0006】しかしながら、従来例3に記載されたもの
は、ECパネルを搭載し、且つ、このECパネルに対し
て順方向、及び逆方向に直流電圧を印加する必要がある
ので電気回路の構成が複雑になり、コスト高になり故障
の発生も多くなるという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
例1には広角のインナーミラーについて記載されている
が、防眩機能が搭載されいないので夜間走行時における
ヘッドライト光による眩惑を防止することができない。
また、従来例2に記載されたインナーミラーは、防眩作
用を得ることができるものの、ミラーを2枚使用する構
成であるので、ミラー間に結露が発生するという問題が
あり、更に、部品点数が多くコスト高になるという欠点
がある。更に、従来例3に記載されたインナーミラー
は、ECパネルを使用することにより防眩機能を発揮す
ることができるが、ECパネルの駆動回路等が必要であ
り、構成が複雑になるという欠点がある。
【0008】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な構成で防眩作用を得ることができ、広範囲の
後方映像を取り込むことができるインナーミラーを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、透明基板及び該透明
基板の裏面側に形成された反射膜からなる鏡面と、該鏡
面を固定するフレームと、該鏡面を俯仰方向に傾動可能
な傾動機構とを有する防眩機能を備えた広角インナーミ
ラーにおいて、前記透明基板は、表面側が一定の曲率を
有する球面形状とされ、且つ裏面は前記表面側と略同一
の曲率を有する球面形状とされ、更に、透明基板の表面
側の中心部法線と、裏面側の中心部法線とは若干角度俯
仰方向に傾斜することが特徴である。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、前記透明
基板の、表面側及び裏面側の曲率半径は、1400mm〜
2200mmの範囲であることを特徴とする。請求項3に
記載の発明は、前記透明基板の表面側の中心部における
法線と、前記裏面側の中心部における法線とのなす角度
は、3°30′〜6°30′の範囲であることを特徴と
する。請求項4に記載の発明は、前記傾動機構の傾斜角
度は5°30′〜8°30′の範囲であることを特徴と
する。
【0011】上述の如く構成された本発明によれば、曲
面形状をなす透明基板を用いて鏡面を形成しているの
で、広範囲の後方視野映像を取り込むことができる。ま
た、透明基板の表面側法線と裏面側法線とが若干角度傾
斜しており、傾動機構によりこの透明基板を傾斜させる
ことができるので、通常時(昼間時)には透明基板の裏
面側にて反射された反射率の高い映像を視認することが
でき、一方、夜間時には透明基板の表面側にて反射され
た反射率の低い映像を視認することができる。従って、
傾動機構により透明基板を傾斜させるという簡単な操作
操作により、通常状態及び防眩状態を切り換えることが
でき、且つ、広角透明基板は球面形状を成しているの
で、防眩機能を発揮すると共に広範囲よりの映像を反射
させて運転者の視野に導入することができるようにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明が適用されたインナ
ーミラーの一実施形態の構成を示す説明図であり、同図
は横断面図を示している。図示のように、このインナー
ミラーは、断面コ字形状のボデー1と該ボデー1内に搭
載された球状ソケット2と、ボデー1の前面側に形成さ
れたリング3により固定された鏡面4と、クリップバネ
5a,5bと、このクリップバネ5a,5b間に配置さ
れたサポート6と、レバー7と、から構成され、車体側
に設置されるステー8先端の球状ピボット9と前記球状
ソケット2が嵌合されて当該インナーミラーはステー8
に固定される。
【0013】従って、このインナーミラーは球状ソケッ
ト2と球状ピボットとの嵌合により、左右方向、上下方
向の任意の角度に傾斜させて固定することができるので
運転者の視野に合った好適な角度設定が可能となる。ま
た、レバー7を前後方向に操作すると、クリップバネ5
a,5bの付勢力によりボデー1全体を一定角度俯仰方
向に傾斜させることができる。即ち、図1はレバー7を
後方に押し込んだ状態を示しており、この場合にはボデ
ー1はやや俯く方向に傾斜し、一方、図2は、レバー7
を手前側に引いた状態を示しており、この場合には、ボ
デー1は若干仰ぐ方向に傾斜することになる(図2では
図1に対して6°30′だけ仰ぐ方向に傾斜してい
る)。
【0014】鏡面4は、ガラスや樹脂等の材質にて形成
される透明基板10の裏面側に、アルミニウム(Al)や
クロム(Cr)等の材質にて形成される反射膜11が配設
されて構成され、後方視野よりの映像を反射させて運転
者の視野に導くものである。図3は、透明基板10の構
成を詳細に示す斜視図であり、同図に示すようにこの透
明基板10は、表面10aが曲率半径1800mmの球面
から切り出した曲面を成し、また、透明基板10の裏面
10bはやはり曲率半径1800mmの球面から切り出し
た曲面を成している。そして、表面10aを形成する曲
面と裏面10bを形成する曲面とは、若干角度傾斜して
いる。具体的には、表面10aの中心部における法線Y
1の方向と、裏面10bの中心部における法線Y2の方
向とは角度4°30′だけ俯仰方向に傾斜している。即
ち、図4のA−A断面図に示されているように、表面1
0aに対して裏面10bは4°30′だけ仰ぐ方向に傾
斜している。
【0015】また、図4に示されるように、透明基板1
0の裏面側には反射膜11が形成されており、透明基板
10及び反射膜11により構成される鏡面4が図1に示
すリング3に固定されてボデー1に搭載される。
【0016】次に、上記の如く構成された本発明の作用
について説明する。図5は、バックミラーを通常状態
(即ち、図1に示したようにレバー7を後方に押し込ん
だ状態)に設定した時の、光の経路を示す説明図であ
り、実線L1にて囲まれる部分は鏡面4の裏面側(即
ち、透明基板10の裏面10b)にて反射されて運転者
のアイポイントEPに導入される視野光を示し、点線L
2にて囲まれる部分は鏡面4の表面側(即ち、透明基板
10の表面10a)にて反射されて運転者のアイポイン
トEPに導入される視野光をそれぞれ示している。な
お、この例では、透明基板10の表面10a及び裏面1
0bの曲率半径を共に1800mmとしており、また、表
面10aの法線と裏面10bの法線とのなす角度を4°
30′としている。
【0017】そして、同図から理解されるように、イン
ナーミラーを通常状態としている場合には、実線L1に
て囲まれる部分がリヤウインド12を経由して鏡面4に
導入され運転者のアイポイントEPに導かれるようにな
っている。また、点線L2にて囲まれる部分は、リヤウ
インド12を通過しておらず、従って、リヤウインド1
2を通過する後方視野光は表面10aにて反射された
後、運転者のアイポイントEPには導入されないことに
なる。即ち、運転者は反射率の高い鏡面4の裏面側にて
反射された光のみを視認することができるので、表面1
0a、裏面10bそれぞれにて反射された光が重複する
ことなく、裏面10b(即ち、反射膜11が搭載されて
いる面)にて反射された光のみを取り込むことができ、
鮮明な後方映像を視認することができる。
【0018】一方、図6はバックミラーを防眩状態(即
ち、図2に示したように、レバー7を手前側に引いた状
態)に設定した時の、光の経路を示す説明図であり、図
5と同様に、実線L1にて囲まれる部分は裏面10bに
て反射されてアイポイントEPに導入される映像の範囲
を示し、点線L2にて囲まれる部分は、表面10aにて
反射され運転者のアイポイントEPに導かれる映像の範
囲を示している。なお、このときの傾斜角度(即ち、図
1に示すレバー7を操作することによるボデー1の傾斜
角度)は6°30′に設定している。
【0019】そして、同図から理解されるように、実線
L1にて囲まれる部分はリヤウインド12を通過してお
らず、従って、リヤウインド12を経て導入される後方
視野映像は鏡面4の裏面側にて反射された後、運転者の
アイポイントEPには導入されない。また、点線L2に
て囲まれる部分はリヤウインド12を経由した光が取り
込まれるので、鏡面4の表面側にて反射された後、運転
者のアイポイントEPに導入されることになる。従っ
て、運転者は鏡面4の表面側によってのみリヤウインド
12を通過して導かれる後方視野映像を視認することが
できるので、映像が重複することなく、且つ、反射率の
低い映像を見ることができる。これにより、後続車両の
ヘッドライトが眩しい場合においてもこれによる眩惑を
防止することができるようになる。
【0020】また、上記した図5、図6に示したアイポ
イントEP、バックミラー、及びリヤウインド12の配
置関係は、標準的な2000CCクラスの乗用車をモデル
として決定しており、この場合には、曲率半径を180
0mm、法線角度を4°30′、ボデーの傾斜角度を6°
30′とすることにより、映像の重複を回避し、後方視
野映像を視認することができた。しかし、実際には、車
両の種類、大きさ等によりインナーミラーの取付位置、
リヤウインドの位置は相違するので、上記した如くの曲
率半径、法線角度、ボデーの傾斜角度の設定では対応で
きない場合がある。そこで、発明者らは種々の車両につ
いて光の経路を鋭意検討した結果、鏡面の曲率半径を1
400mm〜2200mmの範囲、表面4aの法線と裏面4
bの法線とのなす角度を3°30′〜6°30′の範
囲、ボデー1の傾斜角度を5°30′〜8°30′の範
囲で、それぞれを適宜設定すれば、各種の車両におい
て、重複映像を回避した後方視野映像を視認することが
できることを見いだした。
【0021】また、透明基板10の表面10aと裏面1
0bの法線角度を3°30′〜6°30′とすることに
より、色収差を抑えることができるので、鮮明な映像を
得ることができる。更に、鏡面4を曲面とすることによ
り、より広い範囲よりの映像を取り込むことができるの
で、視認性が向上しより一層安全性を高めることができ
るようになる。
【0022】また、防眩機能を有する広角ミラーを1枚
の透明基板及びこれを固定するボデー等にて構成するこ
とができるので、構成が簡単であり部品点数の削減を図
ることができ、ひいてはコストを低減することができ
る。更に、本実施形態のインナーミラーを既存車両に後
付する場合においては、取付後の外観の違和感やビビリ
(車両走行中に小刻みに振動すること)などの問題が発
生しないので、後付用のインナーミラーとしても極めて
好適である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインナー
ミラーでは、透明基板が曲面状に形成されているので、
後方の広い視野よりの映像を取り込むことができ、死角
の少ない安全な運転が可能となる。また、透明基板の表
面側と裏面側は、共に一定の曲率半径の曲面形状を成し
ており、それぞれの中央部における法線は若干角度傾斜
しているので、通常時と防眩時とを切り換えた際には、
表面側にて反射した光と、裏面側にて反射した光とが重
複することが無い。つまり、通常時には、反射率の高い
鏡面の裏面側による反射光のみを導入することができ、
防眩時には、反射率の低い表面側による反射光のみを導
入することができるので、常時好適な明るさの後方視野
像を視認することができる。更に、前記の法線が若干傾
斜していることにより、色収差を抑えることができ、鮮
明な画像を見ることができる。
【0024】また、従来例2で示したように、2枚のガ
ラス基板を使用することなく、且つ、従来例3で示した
ようにECパネルを使用して防眩機能を得るものではな
いので、構成が簡単となり、部品点数を削減できコスト
ダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバックミラーの構成
を示す横断面図であり、レバーを通常状態に設定した様
子を示す。
【図2】本発明の一実施形態に係るバックミラーの構成
を示す横断面図であり、レバーを防眩状態に設定した様
子を示す。
【図3】本発明の主要部分である、透明基板の構成を示
す斜視図である。
【図4】透明基板の横断面図である。
【図5】バックミラーが通常状態とされている時におい
て、後方視野の映像がバックミラーにて反射されて運転
者視野に導かれる様子を示す説明図である。
【図6】バックミラーが防眩状態とされている時におい
て、後方視野の映像がバックミラーにて反射されて運転
者視野に導かれる様子を示す説明図である。
【図7】従来例2に記載された防眩ミラーの構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 ボデー 2 球状ソケット 3 リング 4 鏡面 5a,5b クリップバネ 6 サポート 7 レバー 8 ステー 9 球状ピボット 10 透明基板 11 反射膜 12 リヤウインド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板及び該透明基板の裏面側に形成
    された反射膜からなる鏡面と、該鏡面を固定するフレー
    ムと、該鏡面を俯仰方向に傾動可能な傾動機構とを有す
    る防眩機能を備えた広角インナーミラーにおいて、 前記透明基板は、表面側が一定の曲率を有する球面形状
    とされ、且つ裏面は前記表面側と略同一の曲率を有する
    球面形状とされ、 更に、透明基板の表面側の中心部法線と、裏面側の中心
    部法線とは若干角度俯仰方向に傾斜することを特徴とす
    る防眩機能を備えた広角インナーミラー。
  2. 【請求項2】 前記透明基板の、表面側及び裏面側の曲
    率半径は、1400mm〜2200mmの範囲であることを
    特徴とする請求項1記載の防眩機能を備えた広角インナ
    ーミラー。
  3. 【請求項3】 前記透明基板の表面側の中心部における
    法線と、前記裏面側の中心部における法線とのなす角度
    は、3°30′〜6°30′の範囲であることを特徴と
    する請求項1記載の防眩機能を備えた広角インナーミラ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記傾動機構の傾斜角度は5°30′〜
    8°30′の範囲であることを特徴とする請求項1記載
    の防眩機能を備えた広角インナーミラー。
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