JPS5817288A - パイプ接続装置および接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばカークーラー用配管等のパイプの接続
装置およびその接続方法に係り、特にノ々イゾの廻り止
め手段の瞳良に関する。

従来、カークーラー用配管をコンプレッサ容器等の取付
壁に接続する手段としては、第１図に示すよ５に、取付
壁ＩＫ添接される取付板４のパイプ挿通用孔４ａを貫通
するパイプ２の端末近くに径の大きくなったスプール３
を形成し、このスプール３をノ９イブ挿通用孔４ａの拡
大孔部４ｂに嵌入し、スプール３と取付壁１との間ｌ１
ｃｏリング５を介装するとともに、取付板４をねじ６で
締付ける方法を採っている。そして、パイプ２の廻り止
めとして、第２図に示すように取付板４の拡大孔部４ｂ
およびスプール３を非円形とする方法を採っている。

しかしながらこの種の廻り止め方法では、スプールおよ
び取付板の孔部の加工が容易でないため；スト高となる
という欠点がある。また、ノ々イゾおよび取付板が、ム
１　、　Ｃｕあるいはその合金等の軟質材料で形成され
ている場合には、比較的小さな外力でもパイプおよび取
付板の孔部の形状がくずれ、廻り止めとして充分に機能
しないという欠点もある。

本発明はかかる従来の問題点を岬決するためｋなされた
もので、その目的とするところは、加工が容易でしかも
パイプの軸廻りの回動を有効に防止することができるパ
イプ接続装置および接続方法を提供するにある。

本発明はスプールおよび取付板の軸方向に対向する面間
にスプールおよび取付板より高硬度で小断面積の連結体
を介装し、次いでスプールと取付板とを軸方向に圧接し
てこれらを連結体を介して軸廻りに連結し、次いで取付
板を取付壁に取付けることを特徴とする。

以下本発明実施の態様を図面を参照して説明する。

第３図において、１１は、例えばコンプレッサ容器等の
取付壁であり、この取付壁１１の所要位置にはパイプ１
２の先端部が挿入されるパイプ挿通用孔１１ｍが穿設さ
れている。このパイプ１２は、Ａ１゜Ｃｕあるいはその
合金等の軟質材料で丸筒状に形成され、その先端からや
や内側寄りの′部位には径の拡大されたスプール１３が
一体に成形されている。

このノ臂イゾ１２には、また、中心のノ奢イブ挿通用孔
１４ｍを介して例えばパイプ１２と同材質のドーナツ円
板状の取付板１４がはめられ、前記孔１４ｍのスプール
１３に対向する部位には、スプール１３の軸方向の長さ
、すなわちスプール１３の厚さと同一・寸法の深さを有
する拡大孔部１４ｂが形成されている。そして、取付板
１４は、拡大孔部１４ｂ内にスプール１３を嵌入した状
態でねじ１６を介して取付壁１１に締付は固定され、ま
たスプール１３と取付壁１１との間には、漏れ止め用の
Ｏリン／１５が介装され【いる。

一方、前記孔部１４ｂの軸方向底部とスプール１３の端
面との間には、第３図および第４図に示すようにスプー
ル１３および取付板１４よりも高硬度の材料で形成され
た小断面積の線状付からなる連結体１７がスプール１３
と拡大孔部１４ｂの底部とに半分ずつ食い込んだ状態で
介装され、この連結体１７によりスプール１３と取付板
１４とが軸廻りに相対回動不能に連結されている。この
連結体１７は、例えば第５図に示すように硬質のワイヤ
等を多角形状に折曲して形成され、スプール１３と取付
板１４とは、第６図に示すように連結体１７を介装した
状態で軸方向に圧接されて取付壁１１に固定する前に予
備的に連結されるようになっている。

なお、連結体１７は第５図に示す多角形状に折曲したも
のに限らず、第７図に示すように円環状のものでもよく
、また、第８図に示すよさに直状のものをノ々イゾ１２
の周りに所要本紀するようにしてもよい。いずれにして
も連結体の形状に制限はない。さらに、連結体１７の断
面形状についても、第４図に示すよさに円形のものに限
らず、菱形あるいは三角形等いかなる形状でもよい。た
だし、第７図に示すように連結体１７を円環状にした場
合には、連結体１７をノ９イブ１２に対して偏心させて
配置する必要がある。

次に、接続方法について説明する。

接続に際しては、まず第６図に示すようにスプール１３
と拡大孔部１４ｂの底部との間に連結体１７を配置し、
その後スプール１３と取付板１４とを軸方向にプレス等
で押圧する。すると、スプール１３と取付板１４に比較
して連結体１７は高硬度の材料で形成されているので、
押圧の結果、連結体１７はその各側でスプール１３と拡
大孔部１４ｂの底部とに食い込むととＫなる。そして、
これによりスプール１３、すなわちノ々イブ１２と取付
板１４との間で連結体１７は挾圧されて位置決めされる
。次いで、第６図の組立体の／々イブの先端を取付壁１
１の孔１１息に挿入し、取付板１４を０リング１６を介
してねじ１５で取付壁１１に締付は固定する。すると、
連結体１７は、第４図に示すように取付板１４およびス
プール１３０間で挾圧された状態を保持し、取付板１４
に対しスプール１３は相対回転不能に固定される。

以上説明したように１本発明では、スプールと取付板と
の間に介装した連結体によってノ臂イブの廻り止めを行
なっているので、取付板の孔部およびノ臂イブを非円形
状に加工することを要せず、したがって加工が極めて容
易で量産が可能である。

また、スプールと取付板との間に介装される連結体は高
硬度であるので外力に対して変形が少なく、しかもスプ
ールと取付板に食い込んで取付板に対するノイズの相対
回転を有効に防止する。

一方、本発明では接続装置を形成するにあたって、予め
パイ′プと取付板を組立てるが、この時に連結体を予備
的に食い込み状態で位置決めすることができ、取付板を
取付壁に固定すると自動的に連結体の取付板とノイズス
プールとに対する食い込み状態が維持されるので、接続
作業を容易に行なうと也ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方法を示す断面図、第２図は第１図の右側
面図、第３図は本発明実施の一態様を示す断面図、第４
図は第３図の要部拡大図、第５図は連結体の形状を示す
説明図、第６図はノイズと取付板の予備的組立て状態を
示す断面図、第７図および第′８図は連結体の変形態様
をそれぞれ示す説明図である。 １１・・・取付壁、ｌ１ｍ・・・ノイズ挿通用孔、１２
・・・パイプ、１３・・・スプール、１４・・・取付板
、１４＆・・・パイプ挿通用孔、１４ｂ・・・拡大孔部
、１７・・・連結体。 出願人代理人　　猪　股　　　　清

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、取付壁に添接すべき取付板にパイプ挿通用孔な賞讃
   し、この孔の取付壁側を拡大孔部とし、取付壁には、取
   付板のパイプ挿通用孔と同軸的にパイプ挿通用孔を形成
   し、一方、ノ臂イゾには径の増大したスプールを設け、
   スプールが取付板の前記拡大孔部に嵌合した状態で取付
   壁および取付板のパイプ挿通用孔にパイプを挿通し、取
   付板を取付壁に固定してなるパイプ接続装置において、
   取付板の拡大孔部とスプールのパイプ軸方向に対向する
   両開に、取付板およびスプールより硬度が大きい小断面
   の線状体からなる連結体を介在させ、取付板とスプール
   を軸方向に圧接するととｋよって連結体を取付板および
   スプールに食い込ませたことを特徴とするパイプ接続装
   置。 ２、　　パイプ挿通用孔を有する取付壁と、径の増大し
   たスプールを有するパイプと、スプールを受ける拡大孔
   部な一伺に有するパイプ挿通用孔をもつ取付板とを準備
   し、拡大孔部が取付壁に対向し、かつ拡大孔部にスプー
   ルが嵌入した状態で両パイプ挿通用孔にパイプを挿入し
   、取付板を取付壁に固定するパイプ接続方法において、
   取付板の拡大孔部の軸方向に関しての底壁に、取付板お
   よびスプールより硬度が大きい小断面の線状体からなる
   連結体を当て、次いで、拡大孔部内にパイプのスプール
   を嵌入して、連結体が取付板とスプールの間で仮に保持
   されるよ５にするとともに、取付板とスプールを互いに
   押圧して両者の間で連結体を食い込ませて取付板とパイ
   プを予め組立て、このように組立てられた組立体の取付
   板の拡大孔部側の面から突出するパイプ部分を取付壁の
   パイプ挿通用孔に挿入して取付板七攻付壁に添設し、次
   いで、取付板を取付壁に締付は固定することによって取
   付板とスジ−“ルの間に軸方向挟圧力を発生させ、連給
   体の取付板およびスプールの軸方向対向面一・の食い込
   み状態を保持することを特徴とするパイプ接続方法。