JPS5817141Y2 - シヨツクアプソ−バ - Google Patents
シヨツクアプソ−バInfo
- Publication number
- JPS5817141Y2 JPS5817141Y2 JP16957976U JP16957976U JPS5817141Y2 JP S5817141 Y2 JPS5817141 Y2 JP S5817141Y2 JP 16957976 U JP16957976 U JP 16957976U JP 16957976 U JP16957976 U JP 16957976U JP S5817141 Y2 JPS5817141 Y2 JP S5817141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- piston
- oil
- oil chamber
- shock absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輌用のショックアブソーバ(緩衝装置)に係
り、とくにピストン部の伸側減衰力発生バルブ機構の改
良に関する。
り、とくにピストン部の伸側減衰力発生バルブ機構の改
良に関する。
第1図、第2図に示す従来装置最伸オイルロック機構を
備えたガス封入タイプのショックアブソーバであり、1
は外筒、2は内筒、3は内筒2内に摺動自由に挿入され
油室Aと油室Bとを画成するピストン、4はベースバル
ブに代るオリフィスで伸縮作動時に油室Bと油室Cとの
間で油を流通させる。
備えたガス封入タイプのショックアブソーバであり、1
は外筒、2は内筒、3は内筒2内に摺動自由に挿入され
油室Aと油室Bとを画成するピストン、4はベースバル
ブに代るオリフィスで伸縮作動時に油室Bと油室Cとの
間で油を流通させる。
5はピストンロッドで、外筒1とピストンロッド5の端
部にそれぞれブラケット6.7が取付けられる。
部にそれぞれブラケット6.7が取付けられる。
8は軸受部、9はオイルシール、10は伸側作動時に油
室Aから軸受部8のピストンロッド5との間隙を経てオ
イルシール9側へ洩れた油を油室Cに回収するための還
流通路である。
室Aから軸受部8のピストンロッド5との間隙を経てオ
イルシール9側へ洩れた油を油室Cに回収するための還
流通路である。
そして、ピストンロッド5には油室Aとロッド軸端を連
通ずる連通路11が形成され、この伸側作動時に連通路
11を介して油室Aの油を油室Bに逃がし、このとき連
通路11の端部に設けた伸側減衰弁としてのメインバル
ブ12の絞りにより伸側減衰力を発揮させると共に、連
通路11の開口端11 aが軸受部8に達したときに油
室Aの油の逃げ道を塞いで、いわゆる伸び切り防止のた
めのオイルロックを行う。
通ずる連通路11が形成され、この伸側作動時に連通路
11を介して油室Aの油を油室Bに逃がし、このとき連
通路11の端部に設けた伸側減衰弁としてのメインバル
ブ12の絞りにより伸側減衰力を発揮させると共に、連
通路11の開口端11 aが軸受部8に達したときに油
室Aの油の逃げ道を塞いで、いわゆる伸び切り防止のた
めのオイルロックを行う。
また、第2図に明らかなように、圧側減衰弁として減衰
力を生じるためのリーフバルブ13は、ピストンロッド
5の端部の段付部14とピストン3とによって挾み付け
られ、ピストン3はピストンロッド5の端部に螺合する
ピストンナツト15によって締付は固定される。
力を生じるためのリーフバルブ13は、ピストンロッド
5の端部の段付部14とピストン3とによって挾み付け
られ、ピストン3はピストンロッド5の端部に螺合する
ピストンナツト15によって締付は固定される。
リーフバルブ13は圧側作動時にのみ矢印で示すように
、ピストン3に設けた透孔16を介して油室Bからの油
を油室Aへと流量を規制しつつ流して圧側減衰力を発揮
させる。
、ピストン3に設けた透孔16を介して油室Bからの油
を油室Aへと流量を規制しつつ流して圧側減衰力を発揮
させる。
ところで、前記メインバルブ12は中空状に形成された
ピストンナツト15内に収められ、ピストンナツト15
に固定したガイドロッド17に案内されると共に、閉弁
方向に附勢するスプリング18に圧接している。
ピストンナツト15内に収められ、ピストンナツト15
に固定したガイドロッド17に案内されると共に、閉弁
方向に附勢するスプリング18に圧接している。
19.19は連通孔、20はバルブ室をあられす。
したがって、圧側作動時に油室Bが高圧となるため、テ
゛イスク状のメインバルブ12はピストンロッド5の端
部の弁座部21に圧接して、油室Bの油が連通路11を
介して油室A側に流れるのを防ぎ、逆に伸側作動時は油
室Aの高圧が連通路11を介してメインバルブ12に作
用するので、スプリング18とのバランスに応じて弁座
21から離れ、バルブ室20、連通孔19を介して油室
B側に油を逃がし、所定の減衰力を生じさせる。
゛イスク状のメインバルブ12はピストンロッド5の端
部の弁座部21に圧接して、油室Bの油が連通路11を
介して油室A側に流れるのを防ぎ、逆に伸側作動時は油
室Aの高圧が連通路11を介してメインバルブ12に作
用するので、スプリング18とのバランスに応じて弁座
21から離れ、バルブ室20、連通孔19を介して油室
B側に油を逃がし、所定の減衰力を生じさせる。
しかるにこのようなメインバルブ12の構造では、バル
ブ受圧面積を連通路11の内径に対応して小さく採らざ
るを得す、したがってスプリング18のセット荷重も相
対的に小さくなり、またバルブ開口面積の関係から所定
の減衰流量を確保するにはバルブストロークが大きくな
ってしまう。
ブ受圧面積を連通路11の内径に対応して小さく採らざ
るを得す、したがってスプリング18のセット荷重も相
対的に小さくなり、またバルブ開口面積の関係から所定
の減衰流量を確保するにはバルブストロークが大きくな
ってしまう。
この結果、ある圧力に達するど(これはスプリングのセ
ット荷重やバネ定数によって変わるのだが)バルブが異
常な運動をして、第3図に示すように一定のストローク
の範囲で種々にピストン速度を変えて振動させた場合の
発生減衰力波形に乱れを生じ(図中のピストン速度Vp
:1.0m/Sのときのa部分や圧縮行程から伸長行程
に転するときのb部分)、またバルブのチャタリングな
どによる異音発生の原因にもなっている。
ット荷重やバネ定数によって変わるのだが)バルブが異
常な運動をして、第3図に示すように一定のストローク
の範囲で種々にピストン速度を変えて振動させた場合の
発生減衰力波形に乱れを生じ(図中のピストン速度Vp
:1.0m/Sのときのa部分や圧縮行程から伸長行程
に転するときのb部分)、またバルブのチャタリングな
どによる異音発生の原因にもなっている。
さらに、スプリング18のセット荷重はピストンナツト
15の内面とピストンロッド5の先端面との間隔によっ
て決まり、この場合、ピストンナツト15はピストン3
の締付は具合、換言するとリーフバルブ13の厚さによ
りピストンロッド5との相対位置が変わるので、単独に
スプリング18のセット荷重を決められない。
15の内面とピストンロッド5の先端面との間隔によっ
て決まり、この場合、ピストンナツト15はピストン3
の締付は具合、換言するとリーフバルブ13の厚さによ
りピストンロッド5との相対位置が変わるので、単独に
スプリング18のセット荷重を決められない。
このため、スプリング18のセット荷重を適正値にセッ
トするには、リーフバルブ13の厚みに応じてスプリン
グ18とガイドロッド17の基部面17aとの間に介在
させる間座の枚数、厚みを調整するか、また適宜バネ定
数、バネ長の異るスプリングを選択して介装せねばなら
ない。
トするには、リーフバルブ13の厚みに応じてスプリン
グ18とガイドロッド17の基部面17aとの間に介在
させる間座の枚数、厚みを調整するか、また適宜バネ定
数、バネ長の異るスプリングを選択して介装せねばなら
ない。
リーフバルブ13の厚みにより圧側の減衰力は変化する
ので、使用条件に対応してリーフバルブ13の厚みを変
えることはよくあり、このようなときは、上記の通りメ
インバルブ12側も複雑な調整を行う必要がある。
ので、使用条件に対応してリーフバルブ13の厚みを変
えることはよくあり、このようなときは、上記の通りメ
インバルブ12側も複雑な調整を行う必要がある。
本考案は、このような問題を解決するために提案された
もので、ピストン部に設ける伸側減衰力を発揮させるバ
ルブを、圧側減資力を発揮させるバルブから独立させ、
かつ十分に大きな受圧面積をとれるようにしたショック
アブソーバを提供するものである。
もので、ピストン部に設ける伸側減衰力を発揮させるバ
ルブを、圧側減資力を発揮させるバルブから独立させ、
かつ十分に大きな受圧面積をとれるようにしたショック
アブソーバを提供するものである。
以下実施例を図面にもとづいて説明する。
基本的な構成は第1図に示すものと同一なので、第4図
に示す本考案の要部のみを説明する。
に示す本考案の要部のみを説明する。
図中、3はピストン、5はピストンロッド、11は連通
路、13は圧側減衰弁としてのリーフバルブであって、
これら従来のものと変らない。
路、13は圧側減衰弁としてのリーフバルブであって、
これら従来のものと変らない。
しかして、ノーフバルブ13と共にピストン3を締結す
るためのピストンナツト30は中空筒状に形成され、か
つ中空部31は段階的に内径が増大し、その最小径部に
ネジ32が刻設してあってピストンロッド5にネジ込ま
れる。
るためのピストンナツト30は中空筒状に形成され、か
つ中空部31は段階的に内径が増大し、その最小径部に
ネジ32が刻設してあってピストンロッド5にネジ込ま
れる。
そして中空部31のすくなくとも連通路11の内径より
も大径とした段付膨径部33に、テ゛イスクプレート3
4が摺動自在に挿入されると共に、その下面にリーフバ
ルブ35a、35bがバルブシート36を介して保持さ
れて伸側減衰弁35を構威し、バルブシート36はピス
トンナツト30の開口縁30 aのカシメ等の係合手段
を介してピストンナツト30に固定される。
も大径とした段付膨径部33に、テ゛イスクプレート3
4が摺動自在に挿入されると共に、その下面にリーフバ
ルブ35a、35bがバルブシート36を介して保持さ
れて伸側減衰弁35を構威し、バルブシート36はピス
トンナツト30の開口縁30 aのカシメ等の係合手段
を介してピストンナツト30に固定される。
圧側から伸側に移るときの閉じ遅れを防ぐように、スプ
リング37がディスクプレート34をバルブシート36
側に附勢している。
リング37がディスクプレート34をバルブシート36
側に附勢している。
テ゛イスクプレート34にはそのフランジ部34 aに
通孔38が配設してあり、かつ通孔38の下面とノーフ
バルブ35 aとの間に所定の間隙を得るようにディス
クプレート34の中央下面には円座部39が突設される
。
通孔38が配設してあり、かつ通孔38の下面とノーフ
バルブ35 aとの間に所定の間隙を得るようにディス
クプレート34の中央下面には円座部39が突設される
。
また、リーフバルブ35 a 、35 bは必要に応じ
てその枚数を変えることができ、枚数を増すほど減衰力
は強まる。
てその枚数を変えることができ、枚数を増すほど減衰力
は強まる。
リーフバルブ35a、35bの中央には通孔40が形成
してあり、連通路11側が高圧となる伸側作動時は、点
線で示すようにリーフバルブ35 a 、35 bがた
わんで伸側減衰弁35が開弁し、油室B側に油を流す。
してあり、連通路11側が高圧となる伸側作動時は、点
線で示すようにリーフバルブ35 a 、35 bがた
わんで伸側減衰弁35が開弁し、油室B側に油を流す。
以上のように構威しであるので、ピストンロッド5が伸
長する伸側作動時は、リーフバルブ13が閉じるので油
室Aの油はピストンナツト30内のノーフバルブ35
a 、35 bを介して流量を規制されつつ油室B側に
流入し、このとき所定の伸側減衰力を発揮する。
長する伸側作動時は、リーフバルブ13が閉じるので油
室Aの油はピストンナツト30内のノーフバルブ35
a 、35 bを介して流量を規制されつつ油室B側に
流入し、このとき所定の伸側減衰力を発揮する。
つまり、連通路11を介してテ゛イスクプレート34の
通孔38からリーフバルブ35 a 、35 bに高圧
が作用すると、リーフバルブ35 a 、35 bは点
線で示すようにわん曲してディスクプレート34の下面
との間にできた環状間隙から油を油室B側に流すのであ
り、この環状間隙の断面積に応じて減衰圧力が決定され
る。
通孔38からリーフバルブ35 a 、35 bに高圧
が作用すると、リーフバルブ35 a 、35 bは点
線で示すようにわん曲してディスクプレート34の下面
との間にできた環状間隙から油を油室B側に流すのであ
り、この環状間隙の断面積に応じて減衰圧力が決定され
る。
この場合、リーフバルブ35 a 、35 bの直径は
連通路11の内径に比して十分に大径とする・二とがで
き、したがってバルブ受圧面積も第2図に示した従来の
メインバルブ12に比べて大きく採れ、このためリーフ
バルブ35 a 、35 bのバネ定数もピストンの高
速作動時に異常振動を誘発しない程度に大きく設定でき
る。
連通路11の内径に比して十分に大径とする・二とがで
き、したがってバルブ受圧面積も第2図に示した従来の
メインバルブ12に比べて大きく採れ、このためリーフ
バルブ35 a 、35 bのバネ定数もピストンの高
速作動時に異常振動を誘発しない程度に大きく設定でき
る。
圧側作動時では、伸側減衰用のリーフバルブ35a、3
5b及びディスクプレート34は、油室B側の圧油に押
されてスプリング37を縮めながら段付膨径部33の眉
に圧接し、フランジ部の通孔38は閉塞される。
5b及びディスクプレート34は、油室B側の圧油に押
されてスプリング37を縮めながら段付膨径部33の眉
に圧接し、フランジ部の通孔38は閉塞される。
このとき、リーフバルブ35 a 、35 bの外周と
ピストンナラ) 30の内周面との間隙から若干の作動
油が連通路11側に流出すことも考えられるが、間隙が
小さいため流量は微量でありほぼ完全に油を遮断すると
言ってもよい。
ピストンナラ) 30の内周面との間隙から若干の作動
油が連通路11側に流出すことも考えられるが、間隙が
小さいため流量は微量でありほぼ完全に油を遮断すると
言ってもよい。
一方、ピストン3に設けた圧側減衰用のリーフバルブ1
3は透孔16を介して油室Bからの高圧が作用すること
によりその外周が撓んで押開かれ、この開度に応じた圧
側の減衰力を生じつつ油室A側に油を流す。
3は透孔16を介して油室Bからの高圧が作用すること
によりその外周が撓んで押開かれ、この開度に応じた圧
側の減衰力を生じつつ油室A側に油を流す。
なお、伸側減衰弁35にリーフバルブ35 a 、35
bデイスクプレート34を押圧するスプリング37を介
在させるのは、段付膨径部33の軸方向長さが予め決め
られているのに対し、リーフバルブ35a、35bの枚
数を必要に応じて変化させることがあってディスクプレ
ート34を含めた厚みが可変的なのを吸収するためでも
ある。
bデイスクプレート34を押圧するスプリング37を介
在させるのは、段付膨径部33の軸方向長さが予め決め
られているのに対し、リーフバルブ35a、35bの枚
数を必要に応じて変化させることがあってディスクプレ
ート34を含めた厚みが可変的なのを吸収するためでも
ある。
。次に他の実施例を説明すると、第5図の例は、
圧側減衰用のリーフバルブ13の代りにオリフィス45
を設けたもので、図示するように、リーフバルブ35
a 、35 bと段付膨径部33との間に軸方向に延び
るオリフィス溝45を形成し、かつ段付膨径部33の肩
部46にこのオリフィス溝45と連通する通油溝47を
設けて連通路11側にオリフィス溝45を連通させであ
る。
圧側減衰用のリーフバルブ13の代りにオリフィス45
を設けたもので、図示するように、リーフバルブ35
a 、35 bと段付膨径部33との間に軸方向に延び
るオリフィス溝45を形成し、かつ段付膨径部33の肩
部46にこのオリフィス溝45と連通する通油溝47を
設けて連通路11側にオリフィス溝45を連通させであ
る。
このため、伸側減衰力は上記の第4図の場合と同じであ
るが、圧側作動時には油室Bの高圧によりリーフバルブ
35 a 、35 b及びディスクプレート34がスプ
リング37に抗して肩部46に圧接すると、リーフバル
ブ35 bとバルブシート36との間隙がオリフィス溝
45と連通ずるため、油室Bの油はオリフィス溝45、
通油溝47を介して連通路11から油室Aに流れること
になり、オリフィス溝45の通過流量の規制にもとづき
所定の圧側減衰力が得られる。
るが、圧側作動時には油室Bの高圧によりリーフバルブ
35 a 、35 b及びディスクプレート34がスプ
リング37に抗して肩部46に圧接すると、リーフバル
ブ35 bとバルブシート36との間隙がオリフィス溝
45と連通ずるため、油室Bの油はオリフィス溝45、
通油溝47を介して連通路11から油室Aに流れること
になり、オリフィス溝45の通過流量の規制にもとづき
所定の圧側減衰力が得られる。
なお、スプリング37の設定荷重によってリーフバルブ
35 bとバルブシート36との間隙を調整し、これに
よって減衰特性を変えることもできる。
35 bとバルブシート36との間隙を調整し、これに
よって減衰特性を変えることもできる。
また、第6図の例は、テ゛イスクプレート34の中央部
に通孔49を設け、この通孔49を開閉するるディスク
バルブ50をスプリング37を介してディスクプレート
34に圧着するようにしたもので、伸側作動時は前述例
と同じだが圧側作動時には、通(L49を介して油室B
からの高圧がディスクバルブ50に作用すると、スプリ
ング37とのバランスに応じて該バルブ50が開き、連
通路11側に高圧油をバルブ開度に応じて流し圧側減資
力を生じる。
に通孔49を設け、この通孔49を開閉するるディスク
バルブ50をスプリング37を介してディスクプレート
34に圧着するようにしたもので、伸側作動時は前述例
と同じだが圧側作動時には、通(L49を介して油室B
からの高圧がディスクバルブ50に作用すると、スプリ
ング37とのバランスに応じて該バルブ50が開き、連
通路11側に高圧油をバルブ開度に応じて流し圧側減資
力を生じる。
減衰力の調整は支プリング37のセット荷重を変えるこ
とによって行うことができる。
とによって行うことができる。
本考案は以上のようであるから、伸側減衰弁としてのリ
ーフバルブの受圧面積及び開口面積を十分に大きくでき
、かつ圧側の減衰弁とは独立してバネ定数などの設定が
できるので圧縮行程から伸側行程に転する時の減衰力の
乱れもなく、また、例えば第7図に示すように、ピスト
ンの高速作動時においてもバルブの運動特性が安定し、
異常振動や異音の発生を未然に防止できる一方、伸側減
衰弁の独立調整により減衰力の設定が極めて容易かつ正
確に行えるようになった。
ーフバルブの受圧面積及び開口面積を十分に大きくでき
、かつ圧側の減衰弁とは独立してバネ定数などの設定が
できるので圧縮行程から伸側行程に転する時の減衰力の
乱れもなく、また、例えば第7図に示すように、ピスト
ンの高速作動時においてもバルブの運動特性が安定し、
異常振動や異音の発生を未然に防止できる一方、伸側減
衰弁の独立調整により減衰力の設定が極めて容易かつ正
確に行えるようになった。
第1図は従来装置の断面図、第2図は同じくピストン部
の拡大断面図、第3図は従来装置同一ピストンストロー
クにおいて種々にピストン速度を変化させたときの発生
減衰力をあられすの減衰特性線図、第4図は本考案の第
1の実施例の要部の拡大断面図、第5図、第6図は第2
、第3実施例のそれぞれ断面図、第7図は本考案の同一
ピストンストロークにおいて種々にピストン速度を変化
させたときの発生減衰力をあられす減衰特性線図である
。 2・・・・・・内筒、3・・・・・・ピストン、5・・
・・・・ピストンロッド、8・・・・・・軸受部、11
・・・・・・連通路、13・・・・・・リーフバルブ、
30・・・・・・ピストンナツト、31・・・・・・中
空部、33・・・・・・段付膨径部、34・・・・・・
ディスクプレート、35・・・・・・伸側減衰弁、35
a 、35 b・・・・・・リーフバルブ、36・・
・・・・バルブシート、37・・・・・・スプリング、
45・・・・・・オリフィス、47・・・・・・通油溝
、49・・・・・・通孔、50・・・・・・ディスクバ
ルブ。
の拡大断面図、第3図は従来装置同一ピストンストロー
クにおいて種々にピストン速度を変化させたときの発生
減衰力をあられすの減衰特性線図、第4図は本考案の第
1の実施例の要部の拡大断面図、第5図、第6図は第2
、第3実施例のそれぞれ断面図、第7図は本考案の同一
ピストンストロークにおいて種々にピストン速度を変化
させたときの発生減衰力をあられす減衰特性線図である
。 2・・・・・・内筒、3・・・・・・ピストン、5・・
・・・・ピストンロッド、8・・・・・・軸受部、11
・・・・・・連通路、13・・・・・・リーフバルブ、
30・・・・・・ピストンナツト、31・・・・・・中
空部、33・・・・・・段付膨径部、34・・・・・・
ディスクプレート、35・・・・・・伸側減衰弁、35
a 、35 b・・・・・・リーフバルブ、36・・
・・・・バルブシート、37・・・・・・スプリング、
45・・・・・・オリフィス、47・・・・・・通油溝
、49・・・・・・通孔、50・・・・・・ディスクバ
ルブ。
Claims (1)
- 1.内筒に摺動自由に収めたピストンを介して油室A、
Bを区画形威し、ピストンロッドに形成した連通路を介
して上記油室A、Bを連通させると共に、この連通路に
面してピストンナツトに伸側減衰弁を配置してなるショ
ックアブソーバにおいて、ピストンをピストンロッドに
固定する中空状のピストンナツトの内面に、連通路に接
続してすくなくとも連通路の内径よりも大径の段付膨径
部を形成し、この段付膨径部に摺動自在に収めたテ゛イ
スクプレートと、固定的に収めたバルブシートとの間に
リーフバルブを介設して伸側減衰弁を構成してなるショ
ックアブソーバ。 2、ディスクプレート及びリーフバルブをバルブシート
に圧接するように作用するスプリングを、ピストンナツ
トとディスクプレー1間に介装した実用新案登録請求の
範囲第1項に記載のショックアブソーバ。 3、リーフバルブを並列的にかつ減衰力の大きさに応じ
て重合するようにした実用新案登録請求の範囲第2項に
記載のショックアブソーバ。 4、段付膨径部の内周面に軸方向に延びるオリフィスを
形成し、かつその肩部にオリフィスと連通ずる通油溝を
形成し、圧側作動時にリーフバルブの変位に伴い、オリ
フィスを介して油室Bを油室Aに連通して圧側減資力を
生じさせるようにした実用新案登録請求の範囲第2項に
記載のショックアブソーバ。 5、ディスクプレートに通孔を設けると共に、該通孔を
開閉するディスクバルブを設け、このディスクバルブを
スプリングで閉弁方′向に附勢し、圧側作動時にスプリ
ングに抗してディスクバルブを開き油室Bと油室Aを連
通して圧側減衰力を生じさせるようにした実用新案登録
請求の範囲第2項に記載のショックアブソーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16957976U JPS5817141Y2 (ja) | 1976-12-17 | 1976-12-17 | シヨツクアプソ−バ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16957976U JPS5817141Y2 (ja) | 1976-12-17 | 1976-12-17 | シヨツクアプソ−バ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5385490U JPS5385490U (ja) | 1978-07-14 |
JPS5817141Y2 true JPS5817141Y2 (ja) | 1983-04-07 |
Family
ID=28777165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16957976U Expired JPS5817141Y2 (ja) | 1976-12-17 | 1976-12-17 | シヨツクアプソ−バ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817141Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-17 JP JP16957976U patent/JPS5817141Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5385490U (ja) | 1978-07-14 |
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