JPS5817020Y2 - 鋼片等の反転装置 - Google Patents

鋼片等の反転装置

Info

Publication number
JPS5817020Y2
JPS5817020Y2 JP1979175907U JP17590779U JPS5817020Y2 JP S5817020 Y2 JPS5817020 Y2 JP S5817020Y2 JP 1979175907 U JP1979175907 U JP 1979175907U JP 17590779 U JP17590779 U JP 17590779U JP S5817020 Y2 JPS5817020 Y2 JP S5817020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reversing device
steel
reversing
crane
orthogonal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979175907U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5692664U (ja
Inventor
上村一夫
多木俊男
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP1979175907U priority Critical patent/JPS5817020Y2/ja
Publication of JPS5692664U publication Critical patent/JPS5692664U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5817020Y2 publication Critical patent/JPS5817020Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼片等の反転装置に係り、詳しくは鋼片等をク
レーン等を利用して、チェーン反転機で反転させる反転
装置に係る。
一般に、分塊圧延機や連続鋳造機から製造される鋼片は
、グラインターマシンやスカーファ−マシンによって疵
の発生部分について、手入れが行なわれている。
この手入れはそれぞれのマシンによって鋼片の表裏面に
つき行なわれるため、伺んらかの反転装置を必要とする
この点から、鋼片の反転には各種の反転設備が提案され
、例えば、鋼片を上下のテーブルの間に挿入し回転させ
る装置や、フォーク型レバーで鋼片をつかんで回転させ
る装置等が提案されている。
しかし、いずれの装置もコストが高いほか、鋼片の反転
場所が固定されて好ましくない。
この点から、建屋の上方にクレーン設備が存在すること
を利用し、このクレーンにチェーン反転機を取付けて成
る反転装置も提案されている。
例えば、第1図は従来例に係るクレーンにチェーン反転
機を取付けた反転装置の正面図であって、フック16は
クレーン(図示せず)から吊下され、所定寸法の細長い
建材12に取付けた金具15にフック16が係合されて
いる。
また、該梁材12の両側に回転自在に一対のスプロケッ
ト13 a、、、、、。
13bを取付け、各スプロケット13a、13bにチェ
ーン14a、14bを掛け、各スプロケット13 a
s 13 bは回転軸18で支承されるとともに、回転
軸18は軸受17で支承され、更に、回転軸18は駆動
モータ20によって駆動される。
この反転装置によって鋼片Wを反転させる場合は、スキ
ッド上に置かれた鋼片Wに手作業により一対のチェノ1
4a、14bを掛けてから、クレーン等で持ち上げ、そ
の後、モータ20を駆動して鋼片Wを上昇させ、空中で
反転させる。
この反転作業装置は反転場所が任意に選択でき、鋼片等
のハンドリング時にも使用でき、その上、他の反転装置
に比べて安価であるところでは優れている。
しかしながら、この反転装置では鋼片等にチェノを出し
入れする作業は入手で行なっており、スラブヤードの安
全上又は効率化の上で障害になっている。
本考案は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、鋼片
に対してチェノ等をかける所謂玉掛作業をクレーンのオ
ペレーター等によって自動的に遠戚できる反転装置を提
案する。
すなわち、本考案はクレーン等に係合して支承される梁
材に対し、その長手方向で接近若しくは離間するよう一
対の無終端チェンを設け、これら各チェノは無荷重状態
では広がり鋼片を吊り上げたときには閉じるよう構成し
て成ることを特徴とする。
以下、図面によって本考案の実施態様について説明する
まず、第2図ならびに第3図はそれぞれ本考案の一つの
実施例に係る反転装置の正面図と側面図であり、梁材1
2の上部に一対の係止具15を突設し、これら係止具1
5を介してクレーンのフック16に係合させる。
この梁材12の長手方向に沿って一対のチェノ14は接
近若しくは離間するよう構成する。
この接近若しくは離間する機構は倒れにも構成できるが
、通常は次の通りに構成するのが好ましい。
すなわち、梁材12の両側に沿って走行用レール21を
敷設し、走行レール21に沿って走行用台車22の車輪
30を転動させ、その車輪30は走行用モータ23によ
り駆動するよう構成する。
この場合、走行用モータ23にはスプロケット24を連
結し、このモータ23の回転はチェノ25ならびにスプ
ロケット26を介してシャフト31に伝達させる。
シャフト31はカップリング28を介して2つに分け、
これら2つのシャフト31はそれぞれベアリング27で
支承し、各シャフト31にはそれぞれ左右対称に逆ネジ
28a。
28bを形成する。
また、各ネジ28a 、28bは台車22内のナツト2
9に螺合し、このため、シャフト31が回転すると、介
台車22が接近若しくは離間する。
従って、各台車22にチェノ14を取付けると、容易に
これらは接近若しくは離間するよう構成できる。
次に、上記構成の各チェノにおいて無荷重時、つまり、
鋼片を吊り上げないときにはこれらチェノが拡がり、ま
た、鋼片を吊り上げたときには閉じるよう構成する。
すなわち、各台車22にはそれぞれ横梁36を取付け、
横梁36の下側にはレバー34を介して直交部材32を
取付ける。
この直交部材32は略々直角状に折曲げられて成るもの
であって、端のチェン把持部38によってチェノ14を
内側から把持し、他端には重り39が取付けられ、折曲
部がピン33を介してレバー34の下端に対して回転自
在に取付けられている。
従って、後記の如く、鋼片Wを吊り上げる前には、チェ
ノ14には全く荷重がかからないため、各直交部材32
は重り39によってチェノ14が拡げられるよう把持部
38が回転する。
また、レバー34ならびに直交部材32が鋼片の長手方
向の力を受けたときに逃げられるように、ピン37なら
びにクレビス35によってレバー34は横ビーム36に
取付けている。
このように構成すると、直交部材32ならびに重り39
の作用により、無荷重状態では各チェノ14が広がり、
銅皮Wを吊り上げたときは各チェノ14が閉じる。
なお、各チェノ14はそれぞれ反転用減速機付モータ2
0によってスプロケット13を介して回転する。
次に、上記構成の反転装置の使用態様を通じてその効果
を説明すると、次の通りである。
まず、各チェノ14は鋼片Wを吊り上げる前は、第3図
で実線で示す状態の如く広がっており、待機している。
次に、一対のチェノ14が鋼片Wの長さ以上になるまで
走行台車22を移動させてから、鋼片Wが三角形状に広
がったチェノ14内に入るまで、クレーンで巻き上げる
(第3図参照)。
続いて、一対の走行台車22は互いに接近させ、各チェ
ノを所定の位置まで移動してから、クレーンによって巻
き上げる。
この状態では各チェノ14は荷重をうけるため、鋼片W
とチェノ14との関係は第3図の鎖線の状態になる。
この際、各チェノ14には鋼片Wの自重によって強力な
テンションが加わり、直交部材32はピン33を中心に
回転し、安定した位置で止まる。
その後、反転用モータ20を回転すると、各チェノ14
はある位置で第3図の点線状態になり、反転できる。
この時、チェン把手部38は上方にあがっているため、
鋼片Wと干渉することはない。
なお、直交部材32を回転させるために、重り39を用
いたが、このかわりにバネ等を使ってもよい。
また、走行台車はナツトとネジで接近若しくは離間する
ほかラックピニオンで行なってもよいO
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係るクレーンにチエン反転機を取付け
た反転装置の正面図、第2図ならびに第3図はそれぞれ
本考案の一つの実施例に係る反転装置の正面図と側面図
である。 符号12・・・・・・梁材、13a 、13b・・・・
・・スプロケット、14a、14b・・・・・・チェノ
、15・・・・・・金具、16・・・・・・フック、1
7・・・・・・軸受、18・・・・・・回転軸、20・
・・・・・モータ、21・・・・・・走行用レール、2
2・・・・・・走行用台車、23・・・・・・走行用モ
ータ、24・・・・・・スプロケット、25・・・・・
・チェノ、26・・・・・・スプロケット、27・・・
・・・ベアリング、28a。 28b・・・・・・ネジ、28・・・・・・カップリン
グ、29・・・・・・ナツト、30・・・・・・車輪、
31・・・・・・シャフト、32・・・・・・直交部材
、33・・・・・・ピン、34・・・・・・レバー、3
5・・・・・・クレビス、36・・・・・・横梁、37
・・・・・・ピン、38・・・・・・把手部、39・・
・・・・重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クレーン等に係合して昇降される梁材の長手方向に互い
    に接近若しくは離間する一対の無終端チェンを設けてな
    る鋼片等の反′転装置において、これら各チェノの一部
    を一端で把持し直角状に折曲げられた直交部材と、これ
    ら各゛直交部材をその折曲点で回転自在に支持するレバ
    ーと、前記各直交部材の他端に設けられた重りとを具え
    て成る鋼片等の反転装置。
JP1979175907U 1979-12-18 1979-12-18 鋼片等の反転装置 Expired JPS5817020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979175907U JPS5817020Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 鋼片等の反転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979175907U JPS5817020Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 鋼片等の反転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5692664U JPS5692664U (ja) 1981-07-23
JPS5817020Y2 true JPS5817020Y2 (ja) 1983-04-06

Family

ID=29686554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979175907U Expired JPS5817020Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 鋼片等の反転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5817020Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040610Y2 (ja) * 1982-05-17 1985-12-07 政雄 東野 織機の杼箱交換装置に於ける切り換え具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320260A (en) * 1976-08-07 1978-02-24 Kobe Steel Ltd Apparatus for inverting heavy articles
JPS5334260A (en) * 1976-09-11 1978-03-30 Fukutan Koueki Kk Hanging beam device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320260A (en) * 1976-08-07 1978-02-24 Kobe Steel Ltd Apparatus for inverting heavy articles
JPS5334260A (en) * 1976-09-11 1978-03-30 Fukutan Koueki Kk Hanging beam device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5692664U (ja) 1981-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110562855B (zh) 一种安全制动双梁起重机
US5366171A (en) Vehicle mounted reel lifting, driving and braking apparatus
JPS5817020Y2 (ja) 鋼片等の反転装置
CN113023557A (zh) 自夹持夹爪、上下料装置及自夹持夹爪的使用方法
CN107344703B (zh) 一种便携式装卸车
CN210619925U (zh) 一种建筑施工用物料提升装置
CN115650041A (zh) 一种城市轨道交通电客车转向架的检测维护工作台
CN210823772U (zh) 一种集装箱开门助力装置
JP3624061B2 (ja) 配管材運搬用台車
US2945608A (en) Coil lifting and positioning mechanism
JPS583822Y2 (ja) ロ−ルリフタ−装置
KR100519473B1 (ko) 코일형 스크랩 처리용 시스템
CN212500438U (zh) 一种电缆井盖板搬运车
CN219924534U (zh) 搬运装置
JP3304890B2 (ja) トンネル用セグメント搬送装置
CN219408972U (zh) 铜带清洗线的卸卷小车
CN211304492U (zh) 一种汽车冲压模具吊取装置
CN215711139U (zh) 自夹持夹爪及上下料装置
JPS6030293Y2 (ja) 旋回桁を備えたクレ−ン
JP3002906U (ja) 林内作業車
JP2549368Y2 (ja) 簡易荷物運搬機
SU1710482A1 (ru) Грузоподъемное средство
JP3376441B2 (ja) スラブバリ除去装置とその方法
JPS6320709Y2 (ja)
JPS5831827A (ja) 搬送車輛積載物の搬送装置