JP3304890B2 - トンネル用セグメント搬送装置 - Google Patents
トンネル用セグメント搬送装置Info
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Description
ント搬送装置に関する。
は、トンネル内に配設されたレールを往復走行する走行
本体部と、巻上機と、該巻上機にて昇降する昇降ブロッ
クとを備え、昇降ブロックの下端に回転可能に枢着され
た下方開口コの字型の連結ブロックをセグメントに突設
された吊り金具に嵌合させ、連結ブロックと吊り金具に
各々設けられた孔にピンを差し込んで連結してセグメン
トを吊下げ搬送するようにしていた。
うな従来のセグメント搬送装置では、人手によって連結
ブロックと吊り金具とを一々連結したり切り離したりす
る手間がかかっていた。また、トンネル内の幅は狭いた
めセグメントを長手方向に向けて搬送するが、下ろす前
には人手によってセグメントを90°回転させて方向変換
させねばならず面倒であり、さらに、方向変換の際にセ
グメントが振れるため危険であった。
かつ、安全に作業が行い得るトンネル用セグメント搬送
装置を提供することを目的とする。
めに、本発明に係るトンネル用セグメント搬送装置は、
トンネル内に配設されたレールを往復走行する走行本体
部と、巻上機と、該巻上機にて昇降する昇降ブロックに
設けられたセグメント掴持部とを備え、該セグメント掴
持部が、水平状軸心廻りに回転可能に設けられると共に
左右逆ネジ部を有するスクリューシャフトと、該スクリ
ューシャフトを正逆回転させるモータと、該スクリュー
シャフトの上記左右逆ネジ部に各々螺合すると共に上記
スクリューシャフトの正逆回転にて相互に接近・離間す
る一対のナット部と、一対の該ナット部に各々連設され
た一対のチャック部とを備え、セグメントに突設された
吊り金具のヘッドを一対の上記チャック部にて掴持して
吊下げ搬送するように構成したものである。
鉛直状軸心廻りに回転可能に設けると共に、該昇降ブロ
ックにセグメント掴持部を回転させる旋回モータを設
け、さらに、回転時に吊下げたセグメントの幅方向両端
面に近接乃至当接して振れを防止する複数の振止めアー
ムをセグメント掴持部に設けたものである。
づき、本発明を詳説する。
ント搬送装置の実施の一形態を示し、このセグメント搬
送装置は、トンネル内に配設されたレール1を往復走行
する走行本体部2と、走行本体部2に連結された巻上機
3と、巻上機3にて昇降する昇降ブロック4と、昇降ブ
ロック4に設けられたセグメント掴持部5とを備え、図
4に示すような円弧状のセグメントSを搬送するもので
ある。
と、走行本体部2は、レール1を転動走行する複数個の
車輪6…を有すると共に、モータ7にて回転するピニオ
ンギア8を有し、レール1の下面に設けられたラック部
材9にピニオンギア8を噛合させつつ正逆回転させて前
進・後退するようにしている。
を走行する複数個の車輪6…を有する従動部10が設けら
れると共に、走行本体部2と従動部10とが連結部材11に
て連結されており、走行本体部2の前進・後退に伴って
従動部10が前進・後退する。そしてこの従動部10は、フ
レーム12に取付けられた巻上機3と、チェーン13や滑車
部材14…(ロードシーブ)を介してフレーム12に昇降可
能に連結された昇降ブロック4と、昇降ブロック4に鉛
直状軸心廻りに回転可能に設けられたセグメント掴持部
5とを備えるものである。
ロック本体15の下方に鉛直状軸心廻りに回転可能に設け
られた第1鎖車16と、減速手段等を介して第1鎖車16を
間欠的に回転駆動させる旋回モータ37と、を備えてい
る。
が横倒E字型の取付枠17と、取付枠17の3枚の下垂板部
18…に水平状に挿通された一対のガイド杆19,19と、一
対のガイド杆19,19の間に水平状かつ回転可能に設けら
れると共に左右逆ネジ部20,20を有するスクリューシャ
フト21と、取付枠17に取付けられてスクリューシャフト
21を正逆回転させるモータ22と、スクリューシャフト21
の左右逆ネジ部20,20に各々螺合される一対のナット部
23,23と、一対のナット部23,23に各々連設された一対
のチャック部24,24と、を備えている。
転軸25が突設されると共に、この回転軸25に第2鎖車26
が固着されている。そして、回転軸25の上端を昇降ブロ
ック4のブロック本体15にて鉛直状軸心廻りに回転自在
に保持し、かつ、第2鎖車26と第1鎖車16とをローラチ
ェーン27にて懸架することにより、旋回モータ37を駆動
させてセグメント掴持部5を鉛直状軸心廻りに回転させ
るように構成している。なお、31はカバー部材である。
に設けられた一対のチャック部24,24は、ガイド杆19,
19を挿通する孔部を有すると共に、下部には相対向する
凹部28,28が夫々設けられている。そして、モータ22に
てスクリューシャフト21を水平状軸心廻りに回転させる
ことによって、ナット部23,23を介してチャック部24,
24相互を略水平方向に接近・離間させ、かつ、近接させ
た一対の凹部28,28にて下方開口蟻溝状の凹所を形成す
るように構成している(図5参照)。
付枠17に4本の振止めアーム29…が設けられている。こ
の振止めアーム29は略への字型に形成され、ガイド杆19
及びスクリューシャフト21と直交する方向に突設されて
おり、その下端内面側にはゴムなどの弾性体30が付設さ
れている。
メントSには吊り金具33が突設されている。この吊り金
具33は、その一端側に設けられた雄ネジ部34を、セグメ
ントSの内面32に設けられた雌ネジ部に螺着され、他端
側に設けられた膨出状のヘッド35を外部突出状とされて
いる。
は、セグメント掴持部5の一対のチャック部24,24を離
間させた状態で昇降ブロック4を下降させ、図5と図6
に示す如く、チャック部24,24を相互に接近当接させて
吊り金具33のヘッド35を掴持する。即ち、チャック部2
4,24の凹部28,28にて形成された下方開口蟻溝状の凹
所に吊り金具33のヘッド35が収納される。またこのと
き、セグメント掴持部5に設けられた4本の振止めアー
ム29…の弾性体30…がセグメントSの幅方向端面36,36
に近接乃至当接した状態となっている。
ロック4を上昇させ、走行本体部2と共に従動部10を前
進させてセグメントSを吊下げた状態で搬送する。この
とき、セグメントSを長手方向に向けて(セグメントS
の幅方向端面36,36を左右へ向けた状態で)搬送する。
その後、同図(ロ)(ハ)に示すように、所定位置まで
搬送したところでセグメント掴持部5を90°回転させて
方向変換し、昇降ブロック4を下降させてセグメントS
を(シールドマシン等に)載置し、チャック部24,24相
互を離間させて吊り金具33を放出する(図2参照)。
ト搬送装置は、セグメントSの吊り金具33を自動的に掴
持・放出することができると共に、吊下げ保持したセグ
メントSを自動的に方向変換させることができる。ま
た、振止めアーム29…によって回転時にセグメントSが
振れないので安全である。
に記載する効果を奏する。
された吊り金具33を一対のチャック部24,24にて自動的
に掴持・放出することができるので、人手が省け、能率
良くセグメントSの搬送作業を行うことができる。
メントSを自動的かつ迅速に方向変換することができ
る。また、方向変換の際に振止めアーム29…にてセグメ
ントSの振れを防止できるので、安全に作業を行うこと
ができる。
断面側面図である。
断面正面図である。
説明図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 トンネル内に配設されたレール1を往復
走行する走行本体部2と、巻上機3と、該巻上機3にて
昇降する昇降ブロック4に設けられたセグメント掴持部
5とを備え、該セグメント掴持部5が、水平状軸心廻り
に回転可能に設けられると共に左右逆ネジ部20,20を有
するスクリューシャフト21と、該スクリューシャフト21
を正逆回転させるモータ22と、該スクリューシャフト21
の上記左右逆ネジ部20,20に各々螺合すると共に上記ス
クリューシャフト21の正逆回転にて相互に接近・離間す
る一対のナット部23,23と、一対の該ナット部23,23に
各々連設された一対のチャック部24,24とを備え、セグ
メントSに突設された吊り金具33のヘッド35を一対の上
記チャック部24,24にて掴持して吊下げ搬送するように
構成したことを特徴とするトンネル用セグメント搬送装
置。 - 【請求項2】 昇降ブロック4にセグメント掴持部5を
鉛直状軸心廻りに回転可能に設けると共に、該昇降ブロ
ック4にセグメント掴持部5を回転させる旋回モータ37
を設け、さらに、回転時に吊下げたセグメントSの幅方
向両端面36,36に近接乃至当接して振れを防止する複数
の振止めアーム29…をセグメント掴持部5に設けた請求
項1記載のトンネル用セグメント搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23047798A JP3304890B2 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | トンネル用セグメント搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23047798A JP3304890B2 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | トンネル用セグメント搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000064798A JP2000064798A (ja) | 2000-02-29 |
JP3304890B2 true JP3304890B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=16908431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23047798A Expired - Fee Related JP3304890B2 (ja) | 1998-08-17 | 1998-08-17 | トンネル用セグメント搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304890B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109625198A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-16 | 上海海洋大学 | 一种自供电海洋垃圾回收装置 |
CN110375162A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-10-25 | 烟台三新新能源科技有限公司 | 一种射频通信设备调节机构 |
-
1998
- 1998-08-17 JP JP23047798A patent/JP3304890B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000064798A (ja) | 2000-02-29 |
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