JPS58169595A - 紙塗被液の製造方法 - Google Patents

紙塗被液の製造方法

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JPS58169595A
JPS58169595A JP4934782A JP4934782A JPS58169595A JP S58169595 A JPS58169595 A JP S58169595A JP 4934782 A JP4934782 A JP 4934782A JP 4934782 A JP4934782 A JP 4934782A JP S58169595 A JPS58169595 A JP S58169595A
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weight
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coating
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中田 幸次郎
遠藤 恭延
彰友 寺田
林 一将
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Shizuoka Prefecture
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薄紙,厚紙,板紙などの紙の白色度,平滑度
,隠べい力,光沢,インキ受理性などを改良する紙塗被
液の製造方法に関する。さらに詳しく社9本発明社、高
固形分濃度であるにもかかわらず低粘度の紙塗被波を製
造する方法に関する。
従来の紙塗被液は主として次の工程を経てsnされる: (1)  酸化澱粉、アミノ燐酸エステル化澱粉、ヒド
ロキシエテル澱粉などの澱粉約30重量%と水約70重
鳳%とを含有する澱粉スラν一をjlIIIj糊化タン
クにて70@C以上のmI!ILのもとて約20〜30
分間加熱しm化して約20−80重量%濃度の糊化澱粉
を得るか、あるいti、澱粉スラリーを酵素によル糊化
して約lθ〜35g6濃度の酵X笈性娠粉を得ること。
(2)  顔料として例えにクレー70][jlmと水
30菖鳳部とを顔料分散タンクにて混合し餉料水性分散
妓を軸装すること、および (3)  上記糊化澱粉スラリーを倫被波IIIIAI
l!檜にて上記顔料分散液に混合すること。
このような従来法においては、澱粉を糊化するために多
産の水が必要である。その水のために。
塗被液の固形分濃度が低くなる。過剰の水を塗被紙の8
m過程で除去するには、乾燥用の熱エネルギーの消費が
大きい。しかも、乾燥設備やその設置空間が必要である
ため9着しく経費を要する。
澱粉を糊化するために行われる加熱もまた著しいエネル
ギー消費となる。
澱粉の糊化用水を少瓢にする試みとして、−料の存在下
で澱粉を糊化することや酵素で変性することが例えばJ
am@s p、 (:a−・1.!e rP@jp a
鳳dPす・「。
Chemistry  &  (h@m1oal  T
echnology  J  tel、  2.   
P。
1020−1025(1952)K開示されている。ま
た、塗被液に用いられる全水鳳のもとて澱粉を酵素で変
性し変性後の澱粉に顔料を添加することも上記文献に開
示されている。いづれの方法も多鳳の水を加熱せねにな
らないことおよび使用前にタンク全体を冷やして澱粉と
顔料との温度を下げねとならないという重大な欠点を有
する。
本発明の目的は、粉状もしくは1粒状の乾蛎!澱粉を顔
料水性分散液に直接添加することKよシ。
高固体濃度であシながら低粘度の塗被液の製造方法を提
供することにある。本発明のさらに他の目的社、使凡澱
粉が顔料の冷水分散液に可溶でかつ糊化するために糊化
月設輛も糊化用加熱も不要な冷水可溶性澱粉含有塗被液
の製造方法を提供することにある。本発明のさらに他の
目的は、高す形分濃度の故に紙K11l布するとき乾燥
に必要な熱エネルギーが少くてすむ壕被液の製造方法を
提供することにある。本発明のさらに他の目的は、N製
時間が著しく 燥zm被液の製造方法を提供することに
ある。
以下に本発明を説明する。
本発明の塗被液は、冷水可溶性澱粉を顔料分散液に粉状
また#′i顆粒状粉末のまt直接添加するととによn*
*される。澱粉は冷水可溶であるため。
顔料分散液中の水を利用することができしかも加温する
ことなく溶解する。粉末をi**添加するために、得ら
れる塗被液は高濃度である。高濃度であるにもかかわら
ず、この塗被数社流動性に富みかつ粘度が低い。高濃度
でかつ低粘度のゆえに。
紙への塗布工程において以下のような効果を生ずる二 (畠) コーティング装置のブレード刃先きにおいて正
常な塗被波フローが保たれる; (b)  ブレード刃先きの良好なりリーニングが來さ
れる; (C)  原紙層中への選択吸収が防止されるため。
条跡トラブルやロールパターンが塗被紙上に発生しない
蟇 (ψ 得られる塗被紙は優れた平滑性、−べい力。
光沢、インキ受理性などを1する;そして(6)  流
動性の改良にともなって、エアーナイフコータで一般に
生じやすい七トA/(塗ルむら)が改善される。
本発明において用いる冷水可溶性澱粉と祉り、B。
201j1%以下の酵素変性澱粉、α化澱粉、焙焼デキ
ストリン、澱粉誘導体などの冷水可溶となるように処理
され友澱粉をいう。酵素変性澱粉は。
とうもろこし、ワキシー龜とうもろこし、馬鈴薯。
せ薯、小麦、米、タピオカ、デコ゛やその澱粉誘導体な
どに白米する澱粉スラリーを所定の濃度とpHKIII
Iして後、直−7ミラーセやその他の酵素を用いて液化
反応を行い1次いで、加熱(例えに。
110−150”C) を九は酸粂よシ酵素を不活性化
し。
これを乾燥して得られたものである。この酵素変性澱粉
は、粉状またtie粒状であシ、水分20重ji96以
下、粗飯白2.0重II%以下、粗鮨肪i、o重量%以
下、粗繊維1,01ji96以下、粗灰分1.0重態%
以下、 D、E、2 G電量%以下、そして30重量%
分散波の粘度が3000 aP m下という物性錬を自
する。特に、D、E、aa〜12重j1%であるものが
望ましい。D、に、が8重j1%を下まわると粘度が高
くなル粉末添加をすることはできても塗被掖全体の粘度
が高くなって紙への塗工が困難となる。
D、E、が12xL鰍%を上まわると鍮粉粒子は低分子
になる丸め粘度が低くなルm被歇の流動性は良くなるが
接着強度が低くなる。
α化酸粉は、前記澱粉もしくはその澱粉誘導体のスラリ
ーを加熱糊化、乾燥して得られる麹粉をいう。このうち
、ワキシー櫨とうもろこしからのα化澱粉は、老化が少
なく水に易溶なため、特K。
望ましい。
焙焼デキストリンは、前記澱粉やその澱粉躬導体をその
ままあるいは酸を加えて高温で焙焼して得られるものを
いう。澱粉誘導体は、エーテル化。
エステル化され、あるいはその他薬品と反応して官能基
を形成し、冷水可溶としたものをいう。
本発明によシ得られる塗被波は、顔料100重一部と、
冷水可溶性澱粉1〜501!h部を、水とを含有する。
必要に応じて耐水ト化剤を10重量部以下の嵐で使用す
る。顔料の例として社、塗被紙の製造に一般に用いられ
るカオリン、クレー、りpり、硫酸バリウム、硫酸力〜
シウム、巌−カルシウム、ナチンホワイト、水酸化アル
ミニウム、二酸化チタン、亜硫酸カルシウム、酸化亜鉛
などかあシ、その一種もしくは二種以上が適宜の割合で
混合され用いられる。顔料分散液の調製には分散剤が用
いられ得る。その例としては、顔料の分散剤tして一般
に用いられるポリアクリル酸ナトリウム、リグニンスル
ホン酸ナトリウム、リン酸塩。
オレフィン無水マレイン酸共重合体、クエン酸ナトリク
ム、コハク酸ナトリウムなどかあル、その一回もしくは
二種以上が必要に応じて使用される。
耐水化剤としては9例えば、シア〃辷デヒド化金物、ボ
リア〜キレンユリアまたはポリアミドユリア、ホルムア
ルダヒトま九はN−メチロール化金物もしくはその初期
綜合物、エポキシ化合物がある。ジアルデヒドは9例え
ばグリオキザール。
ダfi/ターρアルデヒドである。プリアルキレンユリ
アとは2例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンペンタミン。
イミノビスプロピルアミンなどのポリアルキレンポリア
ミンと尿素上の脱アンモ°ニア反応によって*iされる
。ポリアミドユリア鉱2例えば、アジピン酸、7りlv
wlなどのシカ〜ボン酸とポリアルキレンポリアミンを
縮合して得られたポリアミドと尿素とを反応させること
によりa造される。N−メチロ−ρ化合物は0例えば、
トリメテロ−pメラミン、トリメチロールメラミンのジ
メチルエーテルなどの・メチロ−p化メラミン蟇部分ア
ル千〃化メチロールメラミン1メチロ−〜化尿素Iジメ
チロールエチレン尿素、ジメテローμグリオキシモノユ
リアなどのメチロ−〃化環状尿素である。
その初期縮合体とは、上記N−メチロ−〃化合物を水溶
性が失われない程度にまて綜合して得られたものである
。エポキシ化合物とは、例えば、グリセロ−yポリグリ
シN14/エーテル、トリメチル10バノーρポリグリ
シジルエーテ/I/、ジグリセローA/ポリグリシジ〜
エーテ〜、ンルビトールポリグリシシ〜エーテルである
本発明によシ得られる塗被波祉、さらに1合成!M脂ラ
テックスを含有し得る。合成樹脂ラテックスは、に料結
合能力2紙との接着力、塗被紙の耐水性及び光訳などを
向上させるものであル、その例七しては、スチレン・ブ
タジェン共重合体、メチルメタアクリレート・ブタジェ
ン共重体などのVエン系重合ラテックスtアクリA/#
エステルおよび/またはメタアクリル酸エステルの重合
体tた社共重合体などのアクリル系重合体ラテックス多
X f レン・酢酸ヒニル共重合体などの酢酸ビニル系
重合体ラテックス蓼あるいはこれら各種重合体の官能基
変性重合体ラテックスがある。これらを単独もしくは二
s以上を混合して用いる。
この塗被mFi、さらに、一般に用いられる分散剤、流
動変性剤、消泡剤、染料、潤滑剤、耐水化剤、保水剤な
ど各回の助剤を含有し得る。
本発明を実施例にもとづきさらに詳述する。
*施例1 とうもろこしil粉製造工程のほぼ最終工程における澱
粉孔数をボーメ20度の濃度に調整した。
次いで、消石灰を加えてpHを6〜7に調整した。
これに腐−アミラーゼ(大和化成、  1000ユニツ
ト/f)を対澱粉(無水に換算)に約0.3重鳳%添加
し、約90@Cで加熱糊化し、酵素敲化反応を行った。
酵素液化反応は約90”Cで2時間行った。
9丁型の酵亀液化反応の終了後、  125”C筐て加
圧・加熱し酵素を不活性化した。得られた酵嵩変a澱粉
含自の糊液を噴霧乾燥した。ついで、噴霧乾燥粉体を2
0メツシユの篩を通して少量の凝塊物を除去し喪。生成
し九酵素変性澱粉の品質および物性値を珀1表にボす。
4 1  表 実施例■ (〜 7ON麺%顔料分散液の!I製 !IiI料としCAlカオリンCEMC社IQ、uw−
90) 100重鳳重鳳分散剤としてポリアクリル酸ソ
ーダ0.21il1部をコーレス分散機を用いて水に分
散し、固形分濃度が7011jlの顔料分散液を11製
し丸。
(リ 塗wI故の調製 実施例Iでall製し九顧粒粉末澱粉20重態部を70
]1jk51力オリン分散液に室温にて攪拌しつつms
、ib加し友。得られた混合物を559 Kpmで20
分間攪拌し糊化した。次いで、カレンダー加工側滑剤で
あるステアリン酸カルシウムを添加シ、すらに30分間
熟成して隷被液を11製した。その組成を以下に示す。
カオリン(UW−90)     100重鳳重鳳リア
クリρ酸ンーダ     0.21鳳部デンプン(固形
分)       201j1mlステアリン酸カルシ
ウム    1.51iji部上記塗被液を米坪j16
8 y/’m”の原紙に。
RoD、S、 Lab@ra$ery Coa*tng
 Rodを使用して片面塗工した。塗工後直ちに熱風乾
燥機中で105°0゜3分間乾燥し友。自利ローy製ス
ーパーカレンダーを使用し、温度ss@c、線圧100
Kf/aの条件で、3圓カレンダー処理した。得られた
片面塗被紙を24時間、温度20°C2湿度65%の条
件下で■湿し、m被紙の性質の測定に供した。結果を9
2表に示す。
(→ 対照塗被液のIIIIl! 市販アミノ燐酸エステル化澱粉に水を加え。
es@cにて20分間加熱し溶解させて30重魚形濃度
の糊液KIi*した。これを30°Ck冷却後。
70重量%カオリン分散散に添加して前記(b)と同様
の手順を経て対照塗被液を得た。これを用いて前記(→
と両様な手順を経て屑wA塗被紙を得た。結果を比較例
Iとしてj12表に示す。
実施例厘 実施例1て寿た酵素度性澱粉の顆粒粉末を50”cg)
温水に溶かして30重態形濃度の糊液に廁製した。これ
を実施例■て得た70重量%カオリン分散歇に添加し、
実施例■と同様にして塗被液を得た。この塗被液を用い
て実施例■と同様にして塗1&紙を得た。結果を亀2表
kかす。
実施例y 実施例Iで得た#素度性澱粉の組粒粉末を、あらかしめ
50”Cに加温した実施例■の70菖諷%カオリン分散
液に攪拌しつつ直接添加し鋏tit実施例■と同様にし
て塗被液を得た。この塗被液を用いて実施例紅と同様に
して塗!!紙を得た。結果を納2表に示す。
第2表から明らかなように、実施例■、膓、Wは比較例
1よル固形分濃度が高いに4かがゎらず粘度が低く、高
剪断流動性が改善されている。保水性位比較例Iと同等
である。塗被紙の表向強度か比較例■よシ低i。実施例
u!胆、Wによる酵素変性澱粉の顔料分散液への添加方
法のうち、澱粉を室温の顔料分散波へ直接添加する実施
例■の方性か最も合理的で簡便であることがわかる。
実施例マ m被紙の表向強度を向上させるために、接着剤として澱
粉の他にさらに変性スチレン・ブタジェン共重合ラテッ
クスを併用した。澱粉と販ラテックスとでなる接着剤2
01J1部を70]1jlもカオリン分散液1001[
JIIISk対して用iた。酵素変性澱粉の1粒粉末を
接着剤の全員に対し75〜15重j1%の範囲にわたっ
て70重量%カオリン分散1&に直接添加した。次いで
、該ラテックスを接着剤の全jlK対し25〜85重鳳
%の重態にゎたりて添加し混合した。得られた混合物に
ステアリンMI II # シ9ムを添加したL アン
モニア水rpusに!#賑した。希釈水を加えて固形分
濃度50重態%の塗被液を得た。その組成を以下に本す
カオリン(UN−90)       1001i[1
[ISポリアクリル酸ソーダ     0.21鳳部ス
テアリン酸力yシクム    IJ重重態アンモニア水
           適量上記塗被液を用い、実施例
■と同様にして塗被紙を得た。結果を第3表に示す。対
照塗被液は。
実施例■の比較例Iに用いた301i鰍%アミノ燐酸ニ
スfル化澱粉の@敬を70重魚形カオリン分散#L′I
lc添加し後は該実施例マと同様な手順を通して■餉し
た。この対照塗被液を用いて、同様に。
**塗被紙を得た。結果を比較例■として亀3表に示す
第3表から、実施例マの塗被液の固形分濃度が対照とほ
ぼ同一であるにもかかわらず、その粘度は対照に比較し
て著しく低いことがわかる。高剪断流動性も改善され、
塗工性も良好である。ラテックスの使用は保水性を低下
せしめ、ラテックスの配合比が増加するほどその傾向が
大きい。塗被紙の性質の一つである白紙光沢紘対組よル
も5〜10ポイント高く、大巾に改良されている。塗被
紙の印刷適性を示し同時にインキ受理性を評価するに&
Nインキ試験は、対照よシわずかに優れてiる。印刷光
沢祉ラテックスの配合割合が50%以上において同等で
ある。167表面強度およびR1印刷強度はいづれもラ
テックスの配合割合が50%以上において同等である。
実施例1 本実施例ては、塗被紙の耐水性を改良するべく。
耐水化剤の効釆を検討した。塗被波は、酵素変性澱粉の
―粒粉末を実施例■と同様に70重態形カオリン分散液
に添加し調製した。接着剤としてこの澱粉に加えて実施
例マと同様にラテックス(JSR406fj2)を用h
fc。耐水化剤を用いた点が実施例マとは異なる。耐水
化剤としてiメラミン系轡&(住友化学工業製:スミレ
ンンレジン#613)を用iた。得られた塗被液の組成
は以下のとお〉であった: カオリン(UW−90)     100重量部ポリア
クリμ酸ンーダ     0.2重置部j1  粉(向
彫分)        10重量部5テツクス(JSR
#0692)   10重量部ステアリン酸カルシウム
         1.5重量部メラミン樹脂(スミレ
ツツレジン$613 ) 5−1!1重員%(耐水化剤
)              (澱粉に対して)アン
モニア水           適量この塗被液を用い
て塗被紙を得、品質の評価を行った。その結果を1#4
表に示す。対照の塗被液につ゛いては、耐水化剤メラミ
ン果樹1M(スミレツツレジン#613)を使用し九こ
と以外は実施例Vの対照と同じである。対照の塗被液お
よび塗被紙に関する試験結果は、比較例厘処法lとして
第4表に示される。
実施例璽 実施例■の塗被液の耐水化剤としてのメラミン系樹脂の
代ルにエポキシ系樹mc長瀬化成製:デナコーμ@pc
−1ook)を用いた他は、すべて実施例■と同様であ
った。結果を第4表に示す。対照の塗被液および塗被紙
に関する試験語11比較例朧処法2として第4表に示さ
れる。
第4表から明らかなように、塗被紙の耐水性紘耐水化剤
としてエポキシ系樹脂を用りたとき対照とほぼ同等であ
る。耐水化剤をしてメラミン系樹脂を用い丸場合でも塗
工7日後には十分な耐水性をボす0 実施例1および【 塗被波の接着剤の鳳および調製時に必要な希釈水の効果
について検討した。
実施例1で社、実施例Iの酵素変性澱粉の顆粒粉末35
重量%と実施例マで用いたラテツクフ65重鳳%をでな
る接着剤15重量部をカオリン100tt部に対して用
いた。塗被波の調製は、この澱粉を実施例■と同様に7
0]ijt%カオリン分散波に直接添加し9次いで実施
例■の処決5と同様に行った。次いて、希釈水を添加し
て固形分濃度を62重量%とし九塗被液と、希釈水を全
く用いないで67.7重態%の高固形分濃度を示す塗被
液とを得え、仁れら塗被液の組成は以下のとおシであつ
九: カオリン(tyw−10)     門001j1部ギ
リアクリ〜酸ンーダ     0.2重量部ステアリン
酸力pシウム    1,5重量部アンモニア水   
        過電この塗被液およびこれを用いて得
た塗被紙の品質を第5表に示す。対[111被歇は接着
剤15重態部をカオリン100tt部に対して用iる他
社実施例゛■の対照(比較例りと同様に市販のアミノ燐
酸ニス7−A/化澱粉の30重量961i波を70重量
%カオリン分散波に添加し実施例1のj[(比較例!処
決2)と同様にしてIli製した。希釈水を全く使用し
ない場合にはこの対照塗被液の固形分濃度は62.6重
量96であった。この対照については比較例夏処決とし
て第5表にボされる。
実施例■で社、接着剤15重j1部の代DK20重量部
を用いた点だけが実施例璽と異なる。希釈水を用いたと
きの塗被波は固形分濃度が62重鳳、%であシ、希釈水
を用いなかったときの塗被液は固形分濃度が67.4重
IIkg6であ?た。この塗被液の組成鉱以下のとおル
であった: カオリン(UN−90)     10000重量リア
クリル酸ンーダ     0.21鳳部澱 粉    
        20重鳳部ラテックス ステアリン酸カルシウム    l、5m′1/に部エ
ポキシ系樹脂         5重Jii%(ブナコ
ールarc−1000)     (澱粉に対して)ア
ンモニア水           適量塗被液およびこ
れを用いて得た塗被紙の品質を!!5表にボす。対照の
塗被液は、接着剤15重量部の代!DK20重漱部を用
いる他はすべて上記比2として第5表に示す。
第5表は、零発例の塗被液が高固形分濃度であるにもか
かわらず低粘度であることを示している。
保水性も改良されている。同一固形分濃度であれば高剪
断流動性の改善が認められる。また、プレードコーダー
による塗工性も良好で、塗工時のストリーク、スクラッ
チ紘全く発生しなかった。塗被紙の性質及び印刷適性に
ういても比較例と略同等である。
実施例l 1tji!!の来に例におけると同様の手順によシ第6
表上段にηく□す組成の塗被液を得た9゜これをテスト
プラントパーコーターにて塗工速度70Kn7分で塗被
用原紙に鮎布した。得られた塗被紙の両面の各々の塗工
麓は固形で11ノ、偏3でありた。乾燥後この塗被紙を
スーパカレンダー処理した。塗被液の性質、操業性およ
び塗被紙の品質を第6表中段の下校にボす。対敵の塗被
歇#′i澱粉としてアミノ燐酸エステy化澱粉を用いノ
ここと以外は実施例Xと同一である。これを比較例Vと
して同様に第6!!に示す。
第6表から、塗被液の粘度および高剪断流動性が向上し
ていることがわかる。テストプラントパーコーターにお
ける塗工性においてはストリーク。
スクラツチ等の条跡トラブルは全く発生しなかつ九。塗
被紙品質においては特に白紙光沢が優れている。
次に、実施例I及び比較例マの紙塗被液を用iてテスト
プラントパーコーターによ多試作された塗被紙に下記条
件で実機印刷を行なった。印刷時の作業性、ピンキング
、紙粉の発生状況、印刷品質、その他の総合的評価を1
17表にボす。
第7表 石7表は1本発明の紙塗被液によ〉試作された塗被紙が
印刷総合評価て最も優れてiることをボしている。
印刷条件 1、印刷機   ローランドレコードRZK a型 2
色機2、テスト版 富士写真フィルム@ GAP−I1
1ブランケット金勤社(株) 85300Wエアーブラ
ンケツトセミハード仕立て 4、インキ  大日本インキ@) ニューチャンピオンスーパーアペックス Sタイ15、
刷 IIA   藍−紅 6、湿し水  工場用水子HPム 5%に大日本インキ
(株)DM−78を O,S *添加 7、印 圧  版胴上ブランケット胴との線圧15/l
0QIIIブクンクツト胴と圧胴との線圧1s/l0Q
III8、印刷速度 s、ooo枚/時 9、刷枚数  2,009枚 実施例1 冷水可溶性澱粉として市販のワキシー直を用いた。塗被
液の組成を下記にボす。
カオリン(UW−90)     100重量部ポリア
クリル酸ソーダ     0.2重臘部澱 粉    
        5.6重態部ラテックス(JSR#0
692)   10.4重態部ステアリン酸カルシウム
      1.5重量部実施例T1七同橡な手順を経
て塗被紙を得た。その測定結果を第8表kかす。封蝋の
塗被液について杖、比較例Iと同様の手編で糊化溶解し
た市販アミノ燐酸エステル化澱粉の糊液を実施例1のワ
キシーαの代わルに用いたこと以外は、実施側蓋と同じ
である。対組の塗被液に関する測定結果を比較例1とし
て第8表に示す〇 第 811 実施側層 冷水#1IJs性鍮粉として、焙焼デキストリンを用i
た。61%硝酸を水で15倍に希釈した。これを純硝酸
として0.5%の割合でとうもろこし澱粉KJl!加混
合し、水分22%の澱粉を得た。この澱粉をso”cで
予備乾燥し水分5%とし友。ついで。
この澱粉を180’″Cで8時間加熱し冷水に可溶な焙
焼デキストリンを得良。この澱粉を粉末添加して得られ
た塗被液の組成を下記にボす。
カオリン(UN−90)     100重麓ツボリア
クリル酸ソーダ     0.21麓部澱 粉    
         7重量部2テy9x (JIl$0
692)    13klk部耐水化剤(エポキシ系樹
脂)   0.35重置部ステアリン酸カルシウム  
  1.51[鳳部アンモニア水          
 適鳳上記倫被液を用iて得られ木塗被紙の性質と印刷
適性を第9表に示す。
実施例X鳳 冷水相溶性澱粉として澱粉跣導体を用いた。市販の置換
110.1のエーテル化澱粉(ヒドロキシプロピルスタ
ーチ)(三和澱粉工業株式会社の商品名サン/(= f
i/L  1 ) 乳6を用いた。α−1ミクーヤの添
加鳳が0.1重t%であることおよび蔽化反応時間が1
0分であることを除いて紘実施“例Iと同様な手順によ
、9.D、Ic、2のエーテル化澱粉の冷水可溶性物質
を得た。次いて、この澱粉を用いて上記実施側層と同じ
組成の塗被液を調製した。
その塗被液の性質と、その液を用いて得た塗被紙の性質
および印刷適性を第9表に示す。対照塗被液としては、
実施例XfMの澱粉の代わ)に市販アミノ燐酸澱粉糊波
を用いた。これを比較例■として第9表に示す。
第9表 上記の各表における測定法は以下のとお→であるO ■ 粘度測定は東京針製製BL型粘度計便月25@(,
60rpmでの絢定値、im製直後とれ塗被組成物の調
製直後の粘度をかしs24時間後をは調製後24時間経
過後の測定値を示す。
■ 熊谷j1m製バーキュレス酒高剪断粘度計8800
 rPm又は4400 rPIn時のトルク値の読み。
X 10’ dya@−x ■ 保水度はKM、04法により、A6の濾紙を用いて
判定した。
■ 村上式光沢度針、入射角75@での純定値。
■ 村上式ハンター光度針によるブルーフイルターでの
測定値。
■ 村上式ハンター光度計によるグリーンフィルターで
の測定値。
■ 王研式平滑試験機による測定値。
■ スムスター平滑度試験機による測定値。
■ 王研式透気度試験機による測定値。
Cスムスター透気度試験機による測定値。
■ K&Nインキによル白色度低下率で示した。
@ R1印刷テスターによるベタ刷シ面の入射角751
′での光沢度。
Q  R1印刷テスターによるペタ刷シ面の大日本スク
リーン製濃度針による反射濃良の測定値。
@  IGT印刷適性試験機での測定値。
・ 11印刷テスターを使用して印刷時の紙むけ抵抗性
を測定し目視で評価。
(劣)1〜5(優) Q  RE印刷テスターを使用し、コート面に給水ロー
ルで水を付着させ、後印刷し2紙むけ抵抗を測定し目視
で評価。
(劣)1〜5(優) ・ テーパー社製摩耗試験機を使用してコート面に10
−の蒸留水を滴下し、250Fのゴム輪(片輪)K!1
0〜20回転湿潤コート面を摩擦し、摩IIWiを蒸留
水で2回−い流して100 mlに希釈した。これを手
聞式光電比色針によシ透過率を識定して試料から除去さ
れた塗料の麓を間接的に計量した藏定値。
0 熊谷5lsa+テスト用高速枚葉プレードフーター
を使用して600m/分のスピードで塗工し。
塗被拘を目視で評価した。
Oテストプラントパーコーターを使用して連続塗工し、
塗被面を目視で評価した。
なお、相対的な評価は下記5#@で評価した。
[有]:極めて優れている 0:優れている O:良い △:普通 ×:島i 以上 代理人 弁理士 … 本 秀 策

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少くとも顔料、接着剤および水を含有する紙塗被液
    の製造方法において、該接着剤として粉状または顆粒状
    の冷水可溶性澱粉1〜50重量部を、顔料100重量部
    を含有する顔料水性分叡献へ粉状または顆粒粉末のまま
    直1m2駆加する工程を包含する紙塗被液の製造方法。 2゜前記冷水可溶性澱粉がり、 E、 20以下の酵素
    変性麹粉、a化澱粉、焙焼デキストリンおよび鍮粉誌導
    体からなる群から選択される少なくとも1つである前記
    特許請求の範囲#I1項に記載の方法。 3、前記接着剤として前記冷水可溶性澱粉の他に9合成
    樹脂ラテックスを併用する前記特許111求の範囲船1
    項に記載の方法。 4、 さらに耐水化剤を10重jls以下使用するlI
    J記特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、前記耐水化剤がジアルデヒド化合物、4!リアルキ
    レンユリア、ポリアミドユリア、ホルムアルデヒド、N
    −メチロール化合物#Nメチロール化金物の初期縮合体
    およびエポキシ化合物からなる群から選択される少なく
    とも1つである前記特許請求の範囲第4項に記載の方法
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