JPS58169529A - 結束紡績装置における糸継装置 - Google Patents

結束紡績装置における糸継装置

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JPS58169529A
JPS58169529A JP4773882A JP4773882A JPS58169529A JP S58169529 A JPS58169529 A JP S58169529A JP 4773882 A JP4773882 A JP 4773882A JP 4773882 A JP4773882 A JP 4773882A JP S58169529 A JPS58169529 A JP S58169529A
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JP
Japan
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fiber bundle
yarn
fluid
passage
swirling flow
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Application number
JP4773882A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Horiuchi
堀内 光範
Kazuo Shimizu
和夫 清水
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H15/00Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing
    • D01H15/002Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing for false-twisting spinning machines

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は結束紡績における糸継ぎに関する。
連続して供給される繊維束を加熱通路内に導入して進行
させ、該加熱通路内において繊維束の進行方向に向う分
速度と繊維束の進行方向の周りに   。
回転する分速度とを有する流体を繊維束に作用せしめて
糸条を形成し捲取るようにした紡績法゛は結東紡績とし
て知られており、近時急速に発達してその糸条の紡出速
度は150 m/seaに達している。
結束紡績における糸継ぎは、結束糸の中心部が殆んど無
撚状態であるところから、手作業による糸継ぎも、機械
化による糸継ぎも極めて困難である0 本発明はかかる結束紡績における糸継ぎを極めて簡単に
行い得るようにすることを目的とする。
また本発明は糸継ぎに際して糸切れ部分の前後の糸条に
無撚の部分を生ぜず糸の強さにむらを生じさせないこと
を目的とする。
即ち本発明は、繊維束を把持し供給する供給ローラと該
繊維束を引出す引出ローラとの間に繊維束を通過せしめ
る通路を形成した加熱装置を配設し、該加熱装置の通路
壁に繊維束の進行方向に向う分速度と繊維束の進行方向
の周りに回転する分速度とを有する第1の旋回流、を形
成すべき第1の流体噴出ノズルを形成し、前記旋回流に
より繊維束に加熱作用を与えるとともに形成された糸条
を歪取るようにした結束紡績装置において、前記加熱装
置の引出口−2側端部に近接した位置に前記繊維束の進
行方向と反対方向の分速度と前記第1の旋回流の回転方
向と反対方向に回転する分速度とを有する第2の旋回流
を形成すべき第2の流体噴出ノズルを形成するとともに
、第2の流体噴出ノズルを圧力流体源に開閉弁を介して
連結せしめ、前記加熱装置に形成した第1の流体噴出ノ
ズルと第゛2の流体噴出ノズルとの間の前記通路壁に流
体吸出口を形成して前記通路に開口せしめるとともに、
該流体吸出口を負圧流体源に接続せしめ、かつ前記加熱
装置の前記繊維束の進行方向に垂直に前記流体吸出口と
対向する前記通路壁より少くとも前記通路の中心部に達
する所定幅の切欠部を形成したことを特徴とするもので
ある。
図面に示す実施例について説明すれば、第1図は本発明
を適用した1ユニツトの結束紡績装置の概要を示すもの
であって、機台1にはドラフト装置5、デフレクション
ローラ4、加熱装置5、引出ロー77.7’、酸振りロ
ーラ8および捲取シ用ボビンを支承するアーム10が設
けられている。
床に置かれたケンス2からドラフト装置3に供給される
スライバAは、ドラフト装置乙によりドラフトされ、そ
のフロントボトムローラ3′およびフロントトップロー
ラ5“よシ繊細束として送り出されるとともに、フロン
トボトムローラ3′の表面速度にはは同一の表面速度で
強制駆動されているデフレクションローラ4により進行
方向を曲けられて加熱装置5に形成された加熱通路6円
に尋人され、後述するように加熱作用を受けて一対の引
出ローラ7.7′により引出され、糸条Bに形成されて
綾振りロー28を経てボビン上にチーズ9に捲きとられ
る。
加熱装置5は第2図に断面で示すように、ドラフト装置
3に近接する側の端部はフロントボトムローラ3′およ
びデフレクションローラ4の表面にほぼ平行する形状の
端壁と該端壁に開口する円錐形に刻設された開口部5′
を有する。加熱装置の中心部には、前記開口5′に一端
を開口する断面円形の加熱通路6が形成されており、該
通路6は、所定直径の主通路部11の一端に該主通路部
11より小径の絞9部12を接続して前記開口部5′に
連通し、主通路部11の他端には両次直径を拡大してy
Jam装&5の一側面から切シ欠いた切欠部14に開口
する拡大通路部15が接続され、前記絞り部12;主通
路11、拡大通路部1−5を同軸的にかつ段付形状に連
結した形状をしている。前記加熱装置5の他端には加熱
通路6内の繊維束の進行方向に垂直に刻設された所定幅
の切欠部14により区画された部分に加熱通路6と同軸
的に通路15が形成されている。そして繊維束はドラフ
ト装置3のフロントボトムローラ6′、フロントトップ
ローラ3″の把持から離れた後フロントボトムローラ5
′の周面から一定の距離隔たったデフレクションローラ
4の周面に接触して加熱通路6および通路15をその中
心軸に沿って進存し、引出ロー27゜7′に把持されて
引出される0 加熱装置5には通路6の中心軸を中心とした譲状の室1
6が形成され、数量16より繊維束の進行方向に向い、
かつ通路6の中心軸を含む面に傾斜し、前記主通路部1
1の円筒壁には前記中心軸に関して所定の童で偏心して
外接するように開口した第1の流体噴出ノズルとしての
加熱用噴出ノズル17が複数個等間隔に穿設されており
(第3a図参照)、給気口18より圧力空気を室16に
供給するときは、加熱用噴出ノズル17より噴出する空
気は、加熱通路6内に、繊維束の進行方+i=」に向う
分速度と、加熱通路6の中心軸の周りに所定の回転方向
に回転する分速度とを有する旋回流(以下第1の旋回流
という)を形成する0この第1の旋回流はフロントボト
ムローラ3′およびフロントトップローラ6“から扁平
なリボン状で送り出された繊維束に加熱通路6の中心軸
に沿って引出ロー27.7′方向に進行せしめる作用と
、前記中心軸の周りに加熱する作用とを付与する0リボ
ン状の繊維束は不連続体であるから、その中心部を形成
する主繊維東部がデフレクションローラ4によりリボン
状の繊維束に与えられる適宜の犀擦による把持端と第1
の旋回流の作用部との間において仮撚作用を受けてもリ
ボン束の表面耳部繊維は中心部より少い撚りを受け、第
1の旋回流と引出ローラ7.7′による把持部と第1の
旋回流の作用部との間で解撚されるときは°、前記中心
部を形成する主繊維東部の解撚トルク作用によシ撚数の
少い表面耳部の繊維は本撚りを与えられ糸条を形成する
これが結束紡績の理論と解される。
ところで第2図および第5し≠図に明らかなように、本
発明においては通路15の中心軸の周りに環状の室19
が形成され、数量19よシ通路15の中心軸を含む面に
投影した角度が中心軸に垂直な面に関し前記糸条の進行
方向に対し反対方向に0〜10度の角度をなし、かつ前
記噴出ノズル17とは反対方向に由心軸に関して所定の
量だけ偏心した、通路15の円筒壁に開口する第2の流
体噴出ノズルとしての糸継用噴出ノズル20が複数個等
間隔に穿設されてお9、給気口21よシ圧力空気を室1
9に供給するときは導路15の中心軸の周りに前記第1
の旋回流と反対の回転方向の旋回流(以下第2の旋回流
という)を発生する0また前記切欠部14は加熱通路6
のはぼ中央Sまたは対向する通路壁に達する程度に刻設
されており、該切欠部14に対称の位置に吸出口として
の吸気口22が加熱通路6および通路15と連通するよ
うに穿設されており、該吸気口22を負圧源に連通せし
めるときは、前記第2の旋回流は糸継用噴出ノズル20
の傾斜または吸気口22の負圧により糸条の進行方向と
反対方向の分速度を有することとなる。
また第2図および第5b図に示すように、加熱装置5に
はさらに加熱通路6の中心軸を中心とする環状の室25
が形成されており、数量25より繊維束の進行方向に向
い、かつ通路6の中心軸を含む面に投影した角度が第1
の噴出ノズル17の角度とほぼ同じ傾斜を示し、前記拡
大通路部15の円錐面状周壁には前記中心軸に関しては
、前記加熱用噴出ノズル17の偏心量に比して極めて少
ない量で同一方向に箒小て開口する繊維束推進用噴出ノ
ズル24が、複数個等間隔で穿設されており、給気口2
5より圧力空気を室25に供給するときは前記噴出ノズ
ル24より繊維束の進行方向に向う分速度と、第1の旋
回流と同一の回転方向でかつ第1の旋回流の回転方向分
速度より小なる回転方向分速度とを有する旋回流(以下
第3の旋回流という)を拡大通路部16内に形成する0
そこで結束紡績において第1の旋回流を繊維束に作用さ
せて紡績を行っている間に糸切れを検知したときは、給
気口21より圧力空気をi19に送り糸継用噴出ノズル
20より噴出せしめて通路15内に第2の旋回流を形成
するとともに、吸気口22を負圧源に連通せしめて吸気
口22より空気を吸出せしめるとともに、チーズ9に俺
取られている糸条Bの糸切れ端を通路15の端部に直接
臨ませるとき線、糸条Bの糸切れ端は第2の旋回流によ
り通路15内に吸引され、該旋回流の回転方向分速度に
より繊維束の加熱回転方向と逆方向の回転を与えられな
がら吸気口22に吸出される空気流に達する〇一方ドラ
フト装置6のフロントボトムローラ3′およびフロント
トップクーラ6″に把持されている繊維束の糸切れ端は
第1の旋回流によって進行せしめられて1気口22に吸
出されているので、繊維束の糸切れ端と糸条の糸切れ端
とは互いに反対方向に回転せしめながら吸気口22より
吸出される空気流中において互いの繊維が絡み合い、糸
継ぎが行われる。
糸継ぎが行われたのを確認して糸継ぎ用噴出ノズル20
への圧力を気の供給を止めるときは、第1の旋回流の繊
維束に対する作用により、結束紡績が再開される。前記
糸継ぎの際には、繊維束および糸条の糸切れ端は殆んど
無撚の状態で絡み合わされ、また絡み合わない繊維は吸
気口22より吸出され排出されるから、糸継ぎ点の前後
における糸条に無撚の部分や太さの著るしい変化を生ず
ることがないから、糸の強さにむらを生ずることはない
また糸切れが検知された際に前記糸継用噴出ズル20か
らの第2の旋回流の発生および吸気口22からの吸出空
気流の発生と同時に、前記給気口18より加熱用噴出ノ
ズル17への圧力空気の供給を止め、第1の旋回流の瘉
成を停止せしめ、かつ給気口25より繊維束推進用噴出
ノズル24に圧力空気を供給して第6の旋回流を発生せ
しめるときは、繊維束の糸切れ端の回転が第1の旋回流
により回転せしめられる場合より低回転であるので、糸
継ぎをより円滑に行わせることができる。
第4図は本発明の加熱装置に第1ないし第6の旋回流お
よび吸引空気流を発生せしめる配管噛、第5図はその電
気的制御回路図を示す。
図において加熱用噴出ノズル17への給気口18は管2
6、電磁切換弁27を介してコンプレッサ28の吐出側
に連通され、繊維束推進用噴出ノズル24への給気口2
5および糸継用噴出ノズル20への給気口21はそれぞ
れ管29の分岐管30゜51に接続され、管29は電磁
切換弁52を介してコンプレッサ55の吐出側に連通さ
れる。吸気口22には管54、電磁切換弁55を介して
プロア36の吸入側が接続される。第4図は本発明を適
用した1ユニツトの配管のみを示しており、1図中符号
57,58.59は前記管26,29.34を他のユニ
ットに接続する接続部會示す。また電磁切換弁27はソ
レノイド41(第5図)に通電されたときに閉じ、常時
は開状態にあるもので必シ、電磁切換弁32.35はそ
れぞれのソレノイド42.4!l(第5図)に通電され
たときに開き、常時は閉状態にある0 機台1には糸切検知レバー44(第1図)が常法によシ
設けられ、糸切れを検知したとき糸切検知スイッチ45
を閉じる0またアーム10の先端には糸継スイッチ47
が、機台1には糸粘光了スイッチ48が設けられ、糸継
スイッチ47は糸継操作時に閉じられ、糸継完了スイッ
チ48は糸継完了時に閉じられるように操作される。
第5図において、糸継スイッチ47と糸継完了スイッチ
48は第1の電磁継電器49とともに電源に直列に接続
され、前記糸継スイッチ47には第1の′に磁′h、電
器RY工のa接点49′が並列に接続されて自己保持さ
れるようになっている。糸切慣知スイッチ45は前記第
1の電磁継電器RY工のb接点49#および褐2のt磁
継電器50に直列に電源に接続され、電磁開閉弁27の
ソレノイド41は第2の電磁継電器50のa接点50′
と直列に゛峨諒に接続され、第2の電磁継電器50の已
接点5fは限時開放継電器51に直列に電源に接続され
、電磁開閉弁52.!15のそれぞれのソレノイド42
゜43は互いに並列にかつ前記限時開放継電器51の接
点51′に直列に電源に接続されている。ここに限時開
放継電器51は該継電器51に通電されるときは直ちに
接点51′を閉じるが、通電が絶れたときは1秒以下の
適宜な時間遅れの後接点51′を開放する性質のもので
ある。
第1図に示す装置が結束紡績中は糸切検出スイッチ45
および糸継スイッチ47は開放されているから電磁継電
器49.50のコイルは励磁されておらず、かつソレノ
イド41,42.45にも通電されていないから、電磁
開閉弁27は開、電磁開閉弁52.55は閉の状態にあ
り、コンプレッサ28からの圧力空気は管26、給気口
1Bを経て室16に供給され、加熱用噴出ノズル17よ
り噴出して第1の旋回流を加熱通路6に形成し、糸条B
を形成せしめている。このとき第2および第3の旋回流
および吸出空気流は発生していない。
この状態の概叢を第6a図に示す。
糸切れが生ずると糸切検知レバー44が動作し、糸切検
知スイッチ45が閉じる0そこで第2の′醒磁継電器5
0のコイルが励磁されa接点50’ 、 50”を閉じ
、電磁開閉弁27のソレノイド41および限時#電器5
1のコイルを励磁する。限時継電器51のコイルの励磁
により直ちに接点51′が閉じるので電磁開閉弁52.
55のソレノイド42゜46を励磁する。かくて電磁開
閉弁27は閉状態、電磁開閉弁32.35は開状態に変
換されるから管26への給気は停止し、f29にコンプ
レッサ35の圧力空気が供給され、給気口21、室19
に供給された圧力空気は糸継用噴出ノズル20から、ま
た給気口25、室23に供給された圧力空気は繊維束推
進用噴出ノズル24からそれぞれ噴出せしめられ、また
吸気口22は管64を介してブロア66に接続されるの
で、第1の旋回流は止み、第2および第5の旋回流が発
生するとともに給出を気流が発生する0 従って加熱通1186の綾部12から導入された繊維束
は第5の旋回流の作用を受けるが、第5の旋回流は繊維
束推進用噴出ノズル24の中心軸に関する偏心が僅かで
あるので主として繊維束を引出す作用を行い、繊維束を
回転させる作用は僅かである。従って綾部12から加熱
通路6内に導入された繊維束は糸条に形成されることは
女く、断面が円形に近い不連続のままの繊維束となり吸
気孔22より吸出される。この状態は第6b図に示され
ている。
糸継ぎを行うにはチーズ9より糸条Bの糸端を第6C図
のように引き出しz6a図に示すように、加熱装置5の
通路15の開口端部に臨ませる。この糸端は糸継用噴出
ノズル20より噴出される第2の旋回流の作用を受け、
前記繊維束の回転方向の回転力が作用されるとともに加
熱通路6側へ吸引され、吸気孔22に吸引される。ここ
に繊維束および糸条の糸端は吸出空気流中で互いに反対
方向に回転しながら絡みつき、糸継が行われる。
糸継が完了す乏と゛チーズ9は綾振りローラ8と接触せ
しめられ糸条の鉋取りを開始される0このとき糸継スイ
ッチ47を押すと糸継スイッチ47の閉路により第1の
電磁継電器49のコイルが励磁され0、そのa接点49
′の閉路により自己保持されるとともに、該継を器49
のb接点49“の開路により第2の電S継電器50の励
磁は断たれ、該電′m緬電器50のa接点50’ 、 
50“は開路する、から、電磁開閉弁27はソレノイド
41の消磁によって開状態となって加熱通路6内に加熱
用噴出ノズル17からの第1の旋回流を発生させ、その
後僅かの時間経過後限時継電器51の接点51′は開路
されて第2および第5の旋回流と吸出空気流とを停止せ
しめる。糸条Bはチーズ9に捲取られ、引出ローラ7′
の上面に接する。この状態を第6e図に示す。
かくて第1の旋回流により加熱装置5の加熱通路6内で
糸条の形成が再開され、糸条Bのチーズ9への捲取りに
よ多糸条Bの張力が復元すると、載嵌りローラ8の綾振
り作用により糸条Bは引出ロー27′の上面を軸方向に
振動するに至9、該ローラ7′の軸方向一端部の外周縁
に形成されたノツチ(図示せず)によって公知のごとく
引出ローラ7.7′間に自動的に引込まれ、同時に糸切
検知レバー44に動作して該レバー44を復元させ、糸
切検知スイッチ45を開路させる。次いで糸継完了スイ
ッチ48を押すと第1の電磁継電器49は電源との接続
を断たれそのa接点49′は開路して第5図の原状°に
復する。
なお上記の装置においては吸気口22よりの液出空気流
を糸継ぎ時のみに発生せしめているが、装置の簡素化と
コストの低減のためには電磁弁65を廃して常時吸出空
気流を形成せしめておいて差支えなく、また糸条の太さ
く1fJIt1番手)によっては繊維束推進用噴出ノズ
ル24を全廃して第1の旋回流のみで糸条形成と糸継ぎ
を行わせることも可能でめる0 本発明は、繊維束を把持し供給する供給ローラと該繊維
束を引出す引出ローラとの間に繊維束を通過せしめる通
路を形成した加熱装置を配設し、該加熱装置の通路壁に
繊維束の進行方向に向う分速度と繊維束の進行方向の周
りに回転する分速度とを有する第1の旋回流を形成すべ
き第1の派体噴出ノズルを形成し、前記旋回流により繊
維束に加熱作用を与えるとともに形成された糸条を捲取
るようにした紡績装置において、前記加熱装置の引出ロ
ーラ仙端部に近接した位置に前記繊維束の進行方向と反
対方向の分速度と前記第1の旋(ロ)流の回転方向と反
対方向に回転する分速度とを有する第2の旋回流を前記
通路内に形成すべき第2の流体噴出ノズルを前記通路壁
に形成するとともに、第2の流体噴出ノズルを圧力流体
源に開閉弁を介して連結せしめ、前記加熱装置に形成し
た前記第1の流体噴出ノズルと第2の流体噴出ノズルと
の間に前記通路壁に流体吸出口を形成して前記通路に開
口せしめるとともに、該流体吸出口を負圧流体源に接続
せしめ、かつ前記加熱装置の前記繊維束の進行人肉に垂
直に前記流体吸出口に対向する前記通路壁より少くとも
前記通路の中心部に達する所定幅の切欠部を形成した、
ものである。従って、1+ 糸切れが発生した場合には供給ローラから供給される繊
維束は前記流体吸出口に吸引され、該繊維束の糸切れ端
の繊維は不連続体であるから11Mは解離して負圧流体
源に吸引され、従って供給口〜うから供給される供給側
の繊維束の糸切れ端は、紡績装置の運転継続中または停
止中を問わず、常に流体吸出口の内部に存在することと
なる。
そこで前記開閉弁を介して第2の流体噴出ノズルを圧力
流体源に接続して加熱装置の引出ローラ側端部に近接し
た位置において加熱装置の通路内に第2の旋回流を形成
せしめ、捲取り側の繊維束の糸切れ端を前記通路の引出
ローラ側端部より該通路に挿入すると、捲取側の繊維束
の糸切れ端は第2の旋回流の有する前記繊維束の進行方
向と反対方向の分速度により前記通路内に吸引されると
ともに前記流体吸出口内に吸引され、供給側の繊維束の
糸切れ端と合流する。そして供給側の糸切れ端には第1
の旋回流による旋回力が加えられ、捲取り側の糸切れ端
には第1の旋回流の回転方向と反対方向の旋回、力が加
えられるから、両糸切れ端の繊維束の不連続な繊維は流
体吸出口内の空気流中で互いの繊維が絡み合って糸継ぎ
が行われる。
しかも本発明においては前記加熱装置の前記繊維束の進
行方向に垂直に前記流体吸出口に対向する前記通路壁よ
り少くとも前記通路の中心部に達する所定幅切欠部が形
成されているから、前記糸継ぎが行われている間に第1
の旋回流と第2の旋回流とが相互に干渉することなく、
それぞれ独立に供給1M+1または捲取り側の糸切れ端
の繊維束に作用するから、繊維の絡み合いは確実に行わ
れる。
糸継ぎが行われたことが確認されれば前記開閉弁を閉じ
て第2の旋回流を止め、第1の旋回流の繊維束に対する
作用によシ結束紡績が再開されるものである。
従って本発明によれは、捲取り側の糸切れ端の繊維束は
第2の旋回流の作用で加熱装置の通路内に吸引されて流
体吸出口において供給側の糸切れ端の繊維束と合流し、
しかも・余剰の繊維は負圧流体源に吸引されるから、糸
継ぎをしだ糸条に太さむらを生ずることなく、また流体
吸出口内で合流した供給側および捲取り側の糸切れ端は
互いに反対方向の旋回力r与えられているから、短時間
にかつ確実に相互の繊維が絡み合わされ、無撚の部分や
撚りのむらを生せしめることなく、十分な糸強度を保つ
糸継ぎを行わせることができる。
また本発明は結束紡績において初めて手作業による糸継
ぎを可能にするとともに、自動糸継を極めて容易にする
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例装置を示すものであって、第1図
はその概要図、第2図はその加熱装置の断面図、第5a
図ないし第6C図はそれぞれ本発明による第1ないしv
g3の旋回流を形成する部分のそれぞれの透視図、第4
図は空気配管図、第5図はその電気的制御回路図、第6
a図ないし第6e図は第1図に示す装置の各段階におけ
る作動図をそれぞれ示したものである。 なお図中 5はドラフト装置 4はデフレクションローラ 5は加熱装置 6はその加熱通路 14は切欠部 17は加熱用噴出ノズル 20は糸継用噴出ノズル 22は吸気口 24は繊維束推進用噴出ノズル 27.52.55は電磁開閉弁 28.33はコンプレッサ 36はプロア をそれぞれ示すものである0 特許代理人 株式会社 豊田自動絨機製作所第  II
m *2g 第3a図 第3b図 館3゜図 第  4wJ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維束を把持し供給する供給ローラと該繊維束を
    引出す引出ローラとの間に繊維束を通過せしめる通路を
    形成した加熱装置を配設し、該加熱装置の通路壁に繊維
    束の進行方向に向う分速度と繊維束の進行方向の周9に
    回転する分速にとを有する第1の旋回流を形成すべき第
    1の流体噴出ノズルを形成し、前記旋回流により繊維束
    に加熱作用?与えるとともに形成された糸条を捲取るよ
    うにした結束紡績装置において、 前記加熱装置の引出ローラ側端部に近接した位置に前記
    繊維束の進行方向と反対方向の分速度とnIJ記第1の
    旋回流の回転方向と反対方向に回転する分速度とを有す
    る第2の旋回流を形成jべき第2の流体噴出ノズルを形
    成するとともに、縞2の流体噴出ノズルを圧力流体源に
    開閉弁を介して連結せしめ、 前記加擲装置に形成した第1の流体噴出ノズルと第2の
    流体噴出ノズルとの間の前記通路壁に流体吸出口を形成
    して前記通路に開口せしめるとともに、該流体吸出口を
    負圧流体源に接続せしめ、かつ前記加熱装置の前記繊維
    束の進行方向に垂直に前記流体吸出口と対向する前記通
    路壁より少くとも前記通路の中心部に達する所定幅の切
    欠部を形成したことを特徴とする結束紡績装置における
    糸継装置。
  2. (2)前記流体吸出口は開閉弁を介して前記負圧流体源
    に接続せしめられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の結束紡績装置における糸継装置。
JP4773882A 1981-09-28 1982-03-25 結束紡績装置における糸継装置 Pending JPS58169529A (ja)

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DE19823235769 DE3235769A1 (de) 1981-09-28 1982-09-28 Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines faserbuendel-garnes

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63275729A (ja) * 1987-05-01 1988-11-14 Toray Eng Co Ltd 結束紡績機
WO1991002834A1 (en) * 1989-08-24 1991-03-07 Ngs Boki Kabushiki Kaisha Production method and apparatus of excellent spinning yarns

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