JPS581683B2 - 耐衝撃性樹脂の製造方法 - Google Patents

耐衝撃性樹脂の製造方法

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JPS581683B2
JPS581683B2 JP53041080A JP4108078A JPS581683B2 JP S581683 B2 JPS581683 B2 JP S581683B2 JP 53041080 A JP53041080 A JP 53041080A JP 4108078 A JP4108078 A JP 4108078A JP S581683 B2 JPS581683 B2 JP S581683B2
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butadiene
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暁 池田
明 神谷
隆夫 森川
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐衝撃性、特に低温において優れた衝撃強度を
有するとともに、高温においても著しく改良された成形
加工時の熱安定性を有し、さらに有機溶剤を含む塗料を
塗布した際も優れた耐衝撃性を保持する耐衝撃性樹脂の
製造方法に関するものである。
ジエン系ゴム質重合体ラテックスにビニル芳香族化合物
とビニルシアン化合物の単量体混合物をグラフト重合さ
せることにより耐衝撃性樹脂が得られることは公知であ
り、これはABS樹脂として広く用いられている。
ABS樹脂の耐衝撃性をより優れたものにするためには
、ABS樹脂のバツクボーンとなるべきゴム質重合体ラ
テックスの特性がきわめて重要な要素となっており、こ
れについて従来、数多くの研究がなされている。
例えば特公昭39−3991号公報には、平均粒子径が
0.2μ以上の粒子からなり、かつゲル含量が75%以
上であるゴム質重合体ラテックスに50重量%以上がス
チレンからなる単量体混合物をグラフト重合させる方法
が記載されている。
また特公昭49−5732号公報には、平均のラテック
ス粒子の直径d50=0.3μ以上で粒子の大きさの分
布(△d90−10)がほぼ0.3μ以上、好ましくは
0.5μ以上にわたる広い分布を有するポリブタジエン
ラテックスを用いる方法が記載されている。
一方、特公昭47−13779号公報には、ゴム質重合
体として少なくとも1種はゲル含量70%以上、膨潤指
数30以下の高ゲル含量ゴム重合体と、他の少なくとも
1種はゲル含量50%以下、膨潤指数90以上の低ゲル
含量ゴム質重合体からなる少なくとも2種類のゴム質重
合体を混合し、ゲル含量45〜75%、膨潤指数25〜
90に調整したものを用いることが記載されている。
どれらの方法によれば、優れた衝撃強度を有するABS
樹脂が得られることは事実ではあるが、今なお、次の様
な問題点のすべてを解決したものを得るまでには至って
いない。
すなわち、(1) 通常の温度条件下に比べ、低温例え
ば−30℃の条件下では衝撃強度の低下が大きい。
(2)高温度、例えばシリンダ一温度が280℃以上の
温度条件で射出成形を行なうと、成形品の表面光沢が著
しく悪くなり、ABS樹脂の持つ品質特徴の一つである
表面光沢がなくなってしまう。
このため射出成形する場合に成形温度の上限が制約され
る。
(3)ABS成形品の表面を有機溶剤を含んだ塗料で塗
装すると、衝撃強度が大巾に低下する。
ABS樹脂の低温衝撃強度を高めるためには、例えばゴ
ム質重合体のゲル含量を下げたり、樹脂中のゴム含有量
を上げる方法があるが、いずれの方法によっても樹脂の
光沢が低くなったり、硬度が低下するため、双方の性能
の低下を嫌う分野では好ましい方法ではない。
また近年のABS成形業界においては、省資源やコスト
ダウンのために、成形品を薄肉化したりホットランナー
成形することが常識化している。
その結果、高温度の射出成形機内での樹脂の滞留時間が
長くなったり、成形温度をこれまでの条件よりも高くし
て成形するなど、ABS樹脂にとって益々厳しい熱履歴
が加えられるため、熱安定性の優れたABS樹脂が必要
とされている。
ABSの熱安定性を上げるために各種の熱安定剤が加え
られるが、根本的解決には至っていない。
さらに、ABS樹脂を自動車の外装部品などにして屋外
で使用する分野では耐候性が要求されるが、ジエン系の
ゴム質重合体を使用するかぎり、耐候性を持たせること
は困難であるので、衝撃強度の初期値の低下を覚悟の上
で、ABS樹脂部品の表面を塗装して使用しているのが
実情である。
ABS樹脂製品に有機溶剤系塗料に対する抵抗性を持た
せるためには、樹脂中にアクリロニトリル含有量を多く
するとか、分子量を高くするといった方法がとられてい
るが、いずれも加工性が悪くなる問題がある。
これらABS樹脂が今なお持っている問題、すなわち低
温における衝撃強度の低下、高温成形条件下における表
面光沢の低下、および塗装による衝撃強度の低下などす
べて解決するために、本発明者らは、グラフト重合に用
いるゴム質重合体の種類と、粒径に応じたゲル量とがき
わめて重要であることに着目し、鋭意研究した結果、高
ゲルで著しく狭い粒径分布を有するブタジエン系重合体
ラテックスと、低ゲルできわめて大きな粒径を有するブ
タジエン系重合体ラテックスとを混合使用することが相
乗効果的に作用し、高い低温衝撃強度、良好なる高温成
形性および表面光沢を有し、かつ塗装後も優れた耐衝撃
性を有するABS樹脂が得られ本ことを見出し、本発明
に到達した。
すなわち本発明は、ゲル含量が60%以上で、粒子の7
0%以上が粒子径1730〜4400Åの範囲に存在す
るきわめて狭い粒径分布を有するブタジエン系重合休ラ
テックス50〜90重量%(固形分として)好ましくは
60〜90重量%と、ゲル含量が70%以下でかつ粒子
の50%以上が粒子径4400Å以上の粒子を含む大粒
径ブタジェン系重合体ラテックス10〜50重量%(固
形分)、好ましくは10〜40重量%の混合ラテックス
の存在下に、モノビニル芳香族化合物とビニルシアン化
合物からなる単量体混合物をグラフト重合することを特
徴とする耐衝撃性樹脂の製造方法に関するものである。
本発明において特に重要なことは、グラフト重合に用い
るゴム質重合体ラテックスとして、(1)ゲル含量が6
0%以上でかつ粒子の70%以上が粒子径1730〜4
400Åの範囲に存在する著るしく狭い粒子径分布を有
し、かつ高ゲル含量のブタジエン系重合体ラテックスと
、(2)ゲル含量が70%以下でかつ粒子の50%以上
が粒子径4400人以上のきわめて大きな粒子径を含み
、かつ低ゲル含量のブタジエン系重合体ラテックスを混
合使用する点にある。
上記ブタジエン系重合体(1)および(2)において、
(2)の混合割合が10重量%(固形分)未満の場合に
は、得られる樹脂の衝撃強度が低くなり、50重量%(
固形分)を越えると得られる樹脂は高温度で成形した場
合に表面光沢が悪くなる。
ブタジエン系重合体ラテックス(1)のゲル含量が60
%より低いと得られる樹脂の硬度が低くなり、かつ高温
度で成形した場合に光沢度が不充分である。
また、粒子の70%以上が粒子径1730〜4400Å
の範囲に入らない場合はブタジエン系重合体ラテックス
(2)と混合しても衝撃強度の相乗効果が不充分である
一方、ブタジエン系重合体ラテックス(2)のゲル含量
が70%を越えたり、粒子径4400Å以上の粒子を5
0%以上を含まない場合は、ブタジエン系重合体ラテッ
クス(1)と混合した場合に衝撃強度が低くなる。
ブタジエン系重合体ラテックス(1)及び(2)として
は、ブタジエン単独重合体およびブタジエン−スチレン
共重合体、ブタジエンーアクリロニトリル共重合体など
のブタジエン系共重合体を使用できるが、低温での衝撃
強度が優れたものを得るにはブタジエン単独重合体が好
ましい。
これらのブタジエン系重合体ラテックスを製造するにあ
たっては、通常の乳化重合方法を任意に採用することが
できる。
粒子径分布を目的の範囲に調節するためには、重合時に
単量体/重合水比乳化剤量、電解質量等を必要に応じて
変更すればよい。
大粒子径のブタジエン系ラテックスを得るためには、必
要ならば上記の方法に加えて粒子径肥大化方法として (i)ブタジエン系重合体ラテックスを冷媒凍結後再び
溶解させる方法、 (ii)ブタジエン系重合体ラテックスに電解質を加え
る方法、 (iii)ブタジエン系重合体ラテックスのpHを低く
する方法、 (iv) ブタジエン系重合体ラテックスに剪断力を加
える方法、 などを併用してさらに効果を確実にすることができる。
本発明において、これらの混合ラテックスにグラフト共
重合させる単量体は、ビニル芳香族化合物とビニルシア
ン化合物などのビニル単量体混合物である。
ビニル芳香族化合物としては、スチレン、アルファメチ
ルスチレン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチレンなど
であり、これらは2種以上を混合して使用することも可
能である。
またビニルシアン化合物としては、アクリロニトリル、
メタクリロニトリルなどであり、2種以上を混合しても
よい。
必要に応じてこれら単量体と混合してアクリル酸エステ
ルおよびメタクリル酸エステル単量体を使用することが
でき、該単量体としてはアクリル酸およびメタクリル酸
のメチル、エチル、プロピル、ブチル及びフエニルエス
テル類があげられる。
本発明における単量体混合物で特に好しいのはスチレン
とアクリロニトリルの混合物である。
この単量体混合物中のビニル芳香族化合物とビニルシア
ン化合物の混合割合は、ビニル芳香族化合物が50〜9
0重量%、好しくは60〜80重量%の範囲である。
グラフト共重合は、混合ブタジエン系重合体ラテックス
10〜60重量部(固形分)に対し、単量体混合物40
〜90重量部を使用するのが好ましい。
混合ブタジエン系重合体の量がグラフト共重合物に対し
て10重量部以下では耐衝撃性の劣った樹脂しか得られ
ない。
また60重量部以上になると、粉体としてグラフト共重
合体を回収することが困難となる上に、高温度で成形し
た場合に樹脂の表面光沢が悪くなる。
グラフト共重合における単量体混合物の添加方法として
は、一般に、重合開始時に全量を添加する方法、2回以
上に分割して添加する方法、一部または全量を連続的に
添加する方法などがあるが特に本発明で得られる樹脂の
特徴をより優れたものにするには、単量体混合物を2回
以上に分割して添加する方法と、単量体混合物の一部ま
たは全量を連続的に添加する方法が好ましい。
また、グラフト重合の開始剤としては、クメンハイドロ
パーオキシド、ジイソグロピルベンゼンハイドロパーオ
キシド、パラメンタンハイドロパーオキシド等で代表さ
れる有機ハイドロパーオキシド類と含糖ピロリン酸処方
、スルホキシレート処方等で代表される還元剤との組合
せによる酸化還元系の開始剤、さらに過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩、アゾビスイソブチ
ロニトリル、ペンゾイルパーオキシド、ラウロイルパー
オキシドなどを任意に使用することができる。
特に本発明においては、クメンハイドロパーオキシド、
ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキシド、バラメ
ンタンハイドロパーオキシド等で代表される有機ハイド
ロパーオキシド類の酸化剤と含糖ピロリン酸処方、スル
ホキシレート処方等で代表される還元剤との組合わせが
好ましい。
分子量調節剤としては、ノルマルオクチルメルカプタン
、ノルマルドデシルメルカプタン、ターシャリードデシ
ルメルカプタン、メルカプトエタノール等のメルカブタ
ン類およびクロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素などを使用することができる。
乳化剤としては、ロジン酸カリウム、ロジン酸ナトリウ
ム等のロジン酸塩、オレイン酸カリウム、オレイン酸ナ
トリウム、ラウリシ酸カリウム、ラウリン酸ナトリウム
、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム等の
脂肪酸のアルカリ金属塩およびラウリル硫酸ナトリウム
などの脂肪族アルコールの硫酸エステル塩、さらにドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルアリ
ルスルホン酸等いずれも使用することが可能である。
このようにして得られたグラフト共重合体は、単独で使
用できることはもちろんであるが、必要に応じて市販さ
れているアクリロニトリルースチレン共重合体(AS樹
脂)および安定剤、滑剤等を混合し、混合ブタジエン系
重合体が樹脂組成物中に10〜30重量%をしめるよう
に使用することも可能である。
次に実施例を参照しながら一層具体的に説明するが、本
発明はその主旨を越えないかぎり、これらの実施例に限
定されるものではない。
なお、実施例中の%および部は各々重量%および重量部
を意味する。
また、ラテックス粒子径の分布は、アルギン酸ナトリウ
ムを用いるクリーミング法により測定したものである。
ゲル含量は、ラテックスを凝固、乾燥させた後、トルエ
ンに室温(20℃)で20時間溶解させた後、100メ
ッシュ金網で濾別した不溶解分の重量%を意味する。
実施例1、比較例1 ポリブタジエンラテックス(A)を次の方法で製造した
(部) ブタジエン 100(部) 蒸留水 150ロジン
酸カリウム 2.0水酸化カリウ
ム 0.1ノルマルドデシルメ
ルカプタン 0.2過硫酸カリウム
0.3上記混合物を耐圧反応器に仕込み
45℃で重合を開始する。
さらに重合転化率に応じて反応温度を上げ、最終的には
70℃、80時間で転化率90%に達した。
重合終了後未反応ブタジエンを水蒸気蒸留で除去し、ポ
リブタジエンラテックス(A)を得た。
ラテックス(A)のゲル含量及び粒子径分布は次の通り
である。
ゲル含量 80.4%粒
子径分布Å 6600以上 3.8%44
00〜6600 2.4 3100〜4400 3.5 2100〜3100 63.1 1730〜2100 18.5 1470〜1730 7.3 1470以下 1.4 ポリブタジエンラテックス(B)を次の方法で製造した
ブタジエン 100 (部)蒸留
水 100 ロジン酸カリウム 1.0水酸化カリウ
ム 0.15ノルマルドデシルメルカ
プタン 0.5過硫酸カリウム 0
.2上記混合物を耐圧反応器に仕込み45℃で重合を開
始する。
転化率40〜50%で撹拌数をあげ約1時間反応を継続
する。
その後撹拌数をもとにもどしロジン酸カリウム1.0部
を添加し、転化率に応じて反応温度を上げ、最終的には
65℃、70時間で転化率65%に達した。
重合終了後未反応ブタジエンを水蒸気蒸留で除去しポリ
ブタジエンラテックス(B)を得た。
ラテックス倒のゲル含量及び粒子径分布は次の通りであ
る。
ゲル含量 48.1%粒子
径分布Å 6600以上 70.4%4400
〜6600 4.1 4400以下 25.5 ゲル含量、粒径分布とも本発明の範囲内にある上記ポリ
ブタジエンラテックス(A)および(B)を使用して次
に示すグラフト重合反応を行なった。
ポリブタジエンラテックス(A) 38 (部)(固
形分) ポリブタジエンラテックス(B) 2(固形分) スチレン 21アクリロニト
リル 9ターシャリードデシルメル
力 0.2ブタン ロジン酸カリウム 1.0水酸化カ
リウム 0.03水(ラテックス
中の水を含む) 120 上記混合物をジャケットおよび撹拌機付きの反応器に仕
込み、窒素で内部の空気を置換したのち、ジャケットを
70℃にコントロールしなから内温を40℃に昇温して
水10部に溶解したピロリン酸ソーダ0.3部デキスト
ローズ0.3部、硫酸第一鉄0.006部とクメンハイ
ドロパーオキサイド0.1部を添加し反応させた。
反応を開始してから1時間後に、下記の混合物を2時間
にわたって連続的に添加し、重合率989%のグラフト
重合体ラテックスを得た。
スチレン 21 (部)アクリ
ロニトリル 9 ターシャリードデシルメルヵプ 0.2 (部)タ
ン ロジン酸カリウム 1.0水酸化カリウ
ム 0.03クメンハイドロパーオキ
サイド 0.1水
40以下同様にして第1表に従ってポリブタジエンラテ
ックス(A)と(B)の混合比を変えて、グラフト重合
反応を行った。
これらのグラフト重合体ラテックスに老化防止剤として
2・6−ジーターシャリーブチルパラクレゾール0.5
部を添加した後、凝固、水洗、乾燥してグラフト重合体
粉末を得た。
次いで、このグラフト重合体粉末60部と市販されてい
るAS樹脂(三井東圧製LITAC120BC)40部
およびエチレンビスステアリルアミド1.0部を添加混
合した後、40mm押出機を用い200℃でペレット化
し、さらに次に示す方法で試験片を成形し、物性を測定
した結果を第1表に示す。
衝撃強度は5オンス射出成形機を用い、200℃で試験
片を成形し、ASTM−D256に従い23℃および−
30℃の温度条件下で測定した。
ロツクウエル硬度は、衝撃強度と同様に試験片を成形し
、ASTM−D785に従って測定した。
塗装した場合の衝撃強度は、1オンス射出成形機を用い
230℃で厚さ1/8インチのノツチないしアイゾット
衝撃強度測定用試験片を成形した後、塗料(アクリライ
ン66E、藤倉化成KK商品名)とシンナー(アクリラ
インシンナー1型、藤倉化成KK商品名)の1対1の混
合物をスプレーガンで塗膜厚さが均一に30μになるよ
うに塗装したものを−30℃の温度条件下で測定した。
また、光沢度の測定は、5オンス射出成形機を使用して
200℃で成形した試験片と、280℃の温度でシリン
ダー内に15分間滞留させたのち成形した試験片につき
、ASTM−D523に従って測定した。
上表によると、グラフト共重合に使用する場合ラテック
スにおいて、(B)の量が10%未満においては衝撃強
度が低く、50%をこえると高い温度で滞留した場合に
成形品の表面光沢が悪くなることがわかる。
従って、混合ラテックスの組成は、ラテックス(A)5
0〜90重量%、ラテツクス(B)10〜50重量%の
範囲に調節する必要がある。
実施例2、比較例2 ゲル含量、粒子径分布ともに本発明の範囲内にある前記
ポリブタジエンラテックス(A)および(B)を使用し
て、次に示すグラフト重合を行なった。
(部) ポリブタジエンラテックス(A) 14(固形分) ポリブタジエンラテックス(B) 6(固形分) スチレン 28アクリロニ
トリル 12ターシャリドデシルメ
ルカプタン 0.25ロジン酸カリウム
1.5水酸化カリウム
0.08(部) 水(ラテックス中の水を含む) 150上記混合物
をジャケットおよび攪拌機付き反応器に仕込み、窒素で
内部の空気を置換したのち、ジャケットを70℃にコン
トロールしなから内温を40℃に昇温して、水10部に
溶解したピロリン酸ソーダ0.35部、デキストローズ
0.35部、硫酸第一鉄0.009部とクメンハイドロ
パーオキシド0.15部を添加し反応させた。
反応を開始してから1時間後に下記の混合物を2時間に
わたって連続的に添加し、重合率96.5%のグライト
重合体ラテックスを得た。
(部) スチレン 28アクリロ
ニトリル 12ターシャリドデシ
ルメルカプタン 0.25ロジン酸カリウム
0.5水酸化カリウム
0.05クメンハイドロパーオキシ
ド 0.1水
50以下同様にして第2表に従ってポリブタ
ジエンラテックス(A)/(B)の混合比を変えてグラ
フト重合反応を行った。
これらグラフト重合体ラテックスに老化防止剤として2
・6−ジタ−シャリーブチルパラクレゾール0.5部を
添加した後、凝固、水洗、乾燥してグラフト重合体粉末
を得た。
これにスチレンビスステアリルアミド1.0部を添加混
合した後、40mm押出機を用い、200℃でペレット
化し実施例1と同様の方法で試験片を成形し、物性を測
定した結果を第2表に示す。
この結果から、グラフト共重合に使用する混合ラテック
スにおいて(B)の量が10%未満の場合には衝撃強度
が低く、また50%をこえると高い温度で滞留成形した
場合、成形品の表面光沢度が著るしく低下することがわ
かる。
従って混合ラテックスの組成は、ラテックス(A)50
〜90重量%、ラテックス(B)が10〜50重量%の
範囲に調節することが本発明の目的を達するために必要
である。
実施例 3 ゲル含量及び粒子径分布ともに本発明の範囲内にあるポ
リブタジエンラテックス(C)を次の方法で製造した。
実施例1のポリブタジエンラテックス(A)の製造方法
において、ノルマルドテシルメルカプタン0.3部に変
更する以外はポリブタジエンラテックス(A)と同様の
方法で重合を行い、最終的には70℃、75時間で転化
率88%に達した。
重合終了後未反応ブタジエンを除去しポリブタジエンラ
テックス(C)を得た。
ポリブタジエンラテックス(C)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 72.1(%)粒
子径分布(A) 6600以上 8.1(%)
4400〜6600 2.9 3100〜4400 4.8 2100〜3100 52.0 1730〜2100 16.1 1470〜1730 8.5 1470以下 7.6 ポリブタジエンラテックス(C)70重量%(固形分)
と実施例1で使用したポリブタジエンラテツクス(B)
の30重量%(固形分)との混合ラテックスを用いて、
第1表のNo.4と全く同じ方法にてグラフト重合体を
製造し、物性を測定した結果を第3表のA13に示す。
実施例 4 ゲル含量及び粒子径分布ともに本発明の範囲内にあるポ
リブタジエンラテックス(D)を次の方法で製造した。
実施例1のポリブタジエンラテックス(A)の製造方法
においてノルマルドデシルメルカプタンを0.4部に変
更する以外はポリプタジエンラテックス(A)と全く同
様の方法で重合を行い、最終的には70℃、75時間で
転化率89%に達した。
重合終了後、未反応プタジエンを除去しポリブタジエン
ラテックス(D)を得た。
ポリブタジエンラテックス回のゲル含量及び粒子径分布
は次の通りである。
ゲル含量 64.0(%)粒
子径分布(Å) 6600以上 6.9(%)
4400〜6600 2.4 3100〜4400 4.2 2100〜3100 56.1 1730〜2100 19.5 1470〜1730 6.6 1470以下 4.3 実施例3で用いたポリブタジエンラテックス(C)に代
え、ポリブタジエンラテックス(D)を用いる外は実施
例3と同じ方法でグラフト重合体を製造し、物性を測定
した結果を第3表の腐14に示す。
比較例 3 ゲル含量が、本発明の範囲外にあるポリブタジエンラテ
ックス(E)を次の方法で製造した。
実施例1のポリブタジエンラテックス(A)の製造方法
において、ノルマルドデシルメルカプタンを0.6部に
変更する以外はポリブタジエンラテックス(A)と同様
の方法で重合を行い、最終的には75℃、78時間で転
化率92%に達した。
重合終了後、未反応ブタジエンを除去しポリブタジエン
ラテックス(E)を得た。
ポリブタジエンラテックス(E)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 54.1(%)
粒子径分布(Å) 6600以上 5.7(%
)4400〜6600 3.5 3100〜4400 4.3 2100〜3100 48.7 1730〜2100 26.5 1470〜1730 8.7 1470以下 2.6 ゲル含量が本発明の範囲外にあるポリブタジエンラテッ
クス(E)と実施例1で用いたポリブタジエンラテツク
ス(B)との混合ラテックスを用いて、第1表のNo.
4と全く同じ方法でグラフト重合体を製造し、物性を測
定した結果を第3表のNo.15に示す。
比較例 4 粒子径分布が本発明の範囲外にあるポリブタジエンラテ
ックス(F)を次の方法で製造した。
実施例1のポリブタジエンラテックス(A)の製造方法
において、ロジン酸カリウムを3.0部、蒸留水を18
0部にする以外はポリブタジエンラテックス(A)と同
様の方法で重合を行い、最終的には65℃、52時間で
転化率90%に達した。
重合終了後、未反応ブタジエンを除去しポリブタジエン
ラテックス(F)を得た。
ポリブタジエンラテックス(F)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 82.6(%)粒子
径分布 6600以上 11.5(%)4400
〜6600 4.2 3100〜4400 9.9 2100〜3100 28.4 1730〜2100 19.0 1470〜1730 9.7 1470以下 17.3 粒子径分布が本発明の範囲外にあるポリブタジエンラテ
ックス町と実施例1で用いたポリブタジエンラテックス
(B)との混合ラテックスを用いて第1表の7164と
全く同じ方法でグラフト重合体を製造し物性を測定した
結果を第3表のNo.16に示す。
第3表から明らかなように、本発明で限定するポリブタ
ジエン系ラテックス(A)のゲル含量が、60%より低
いと、粒径分布は満足していても、得られた樹脂の硬度
が低くなり、また、高温で滞留成形すると光沢が低くな
る(No.15)。
一方、粒径分布が本発明で限定した値より巾が広い場合
にはゲル含量は満足していても、衝撃強度の相乗的向上
効果が小さくなることは明らかである(No.16)。
実施例 5 ゲル含量及び粒子径分布ともに本発明の範囲内にあるポ
リプタジエンラテックス(G)を次の方法で製造した。
ポリブタジエンラテックス(B)の製造方法において、
ノルマルドテシルメルカプタンを0.3部に変更する以
外ポリブタジエンラテックス(B)と同様の方法で重合
を行い、最終的には65℃、73時間で転化率70%に
達した。
重合終了後、未反応ブタジエンを除去しポリプタジエン
ラテックス(G)を得た。
ポリブタジエンラテックス(G)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 68.2(%)粒
子径分布(Å)6600以上 62.4(%)4
400〜6600 4.7 4400以下 32.9 ゲル含量、粒子径分布とも本発明の範囲内にある大粒径
ポリブタジエンラテックス(G)30重量%(固形分)
と実施例1で用いたポリブタジエンラテックス(A)7
0重量%(固形分)との混合ラテックスを用いて第1表
のNo.4と全く同一の方法にてグラフト重合体を製造
し、物性を測定した結果を第4表のNo.17に示す。
実施例 6 ゲル含量及び粒子径分布ともに本発明の範囲内にあるポ
リブタジエンラテックス(H)を次の方法で製造した。
ポリブタジエンラテックス(B)の製造方法においてロ
ジン酸カリウムを1.5部に変更する以外ポリブタジエ
ンラテックス(B)と同様の方法で重合を行い最終的に
は65℃、62時間で転化率64%に達した。
重合終了後未反応ブタジエンを除去し、ポリブタジエン
ラテックス(H)を得た。
ポリブタジエンラテックス(H)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 52.0(%)粒
子径分布(Å)6600以上 48.1(%)4
400〜6600 6.4 4400以下 45.5 実施例5で用いたポリブタジエンラテックス(G)に代
えポリブタジエンラテックス日を用いる以外は実施例5
と同じ方法でグラフト重合体を製造し、物性を測定した
結果を第4表のNo.18に示す。
比較例 5 ゲル含量が本発明の範囲外にあるポリブタジエンラテッ
クス(I)を次の様な方法で製造した。
ポリブタジエンラテックス(H)の製造方法において、
ノルマルドデシルメルカプタンを0.1部に変更する以
外ポリブタジエンラテックス(H)と同様の方法で重合
を行い、最終的には65℃、67時間で転化率66%に
達した。
重合終了後、未反応ブタジエンを除去し、ポリブタジエ
ンラテックス(I)を得た。
ポリブタジエンラテックス(I)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 75.6(%)粒
子径分布代 6600以上 53.0(%)44
00〜6600 9.1 4400以下 37.9 実施例5で用いたポリブタジエンラテックス(G)に代
え、ゲル含量が本発明の範囲外にある大粒径ポリブタジ
エンラテックス(I)を用いる以外は、実施例5と同じ
方法でグラフト重合体を製造し、物性を測定した結果を
第4表のNo.19に示す。
比較例 6 粒子径分布が本発明の範囲外にあるポリブタジエンラテ
ックス(J)を次の方法で製造した。
ポリブタジエンラテックス(B)の製造方法に於て、ロ
ジン酸カリウムを1.5部、蒸留水150部に変更する
以外、ポリブタジエンラテックス(B)と同様の方法で
重合を行い、最終的には60℃、64時間で転化率59
%に達した。
重合終了後、未反応ブタジエンを除去しポリブタジエン
ラテックス(J)を得た。
ポリブタジエンラテックス(J)のゲル含量及び粒子径
分布は次の通りである。
ゲル含量 45.2(%)粒
子径分布(Å) 6600以上 34.7(%)
4400〜6600 11.2 4400以下 54.1 実施例5で用いたポリブタジエンラテックス(G)に代
え、粒子径の分布が本発明の範囲外にあるポリブタジエ
ンラテックス(J)を用いる以外は、実施例5と同じ方
法でグラフト重合体を製造し、物性を測定した結果を第
4表のNo.20に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゲル含量が60%以上で、粒子の70重量%以上が
    粒子径1730〜4400Åの範囲に存在する狭い粒径
    分布を有するブタジエン系重合体ラテックス50〜90
    重量%(固形分)とゲル含量が70%以下で粒子の50
    重量%以上が粒子径4400人以上の大粒径ブタジエン
    系重合体ラテックス10〜50重量%(固形分)の混合
    ラテックスの存在下に、ビニル芳香族化合物とビニルシ
    アン化合物からなる混合物をグラフト重合することを特
    徴とする耐衝撃性樹脂の製造方法。 2 混合ブタジエン系重合体ラテックス10〜60重量
    部(固形分)に対し、50〜90重量%がモノビニル芳
    香族化合物からなる単量体混合物40〜90重量部をグ
    ラフト重合することを特徴とする特許請求範囲第1項記
    載の製造方法。 3 混合ブタジエン系重合体ラテックスに、単量体混合
    物を2回以上に分割添加してグラフト重合することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4 混合ブタジエン系重合体ラテックスに、単量体混合
    物の一部もしくは全量を連続的に添加してグラフト重合
    することを特徴とする特許請求範囲1項記載の製造方法
    。 5 グラフト重合開始剤として有機ハイドロパーオキサ
    イドと還元剤の組合せを使用することを特徴とする特許
    請求範囲第1項記載の製造方法。
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