JPS58165901A - 超音波振動切削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超音波振動切削装置に関するものである。

従来の此種装置は第１図に示すように、先端に切削用刃
物１を有する超音波振動用切削バイト２後端に超音波振
動子３を取付け、超音波振動用切削バイト２の振動の節
の部分にフランジ４を設けて支持する構成になっていた
。

前記のように振動方向と同一軸上に超音波振動付与装置
である超音波振動子を設けているため、全体の長さが長
くなる欠点があった。又超音波駆動力を大きくする場合
、複数個の振動子を設置することが難しいため、超音波
駆動力は１個の超音波振動子の許容力で制限されてしま
う欠点があった。

本発明は前記従来の欠点に鑑み、振動方向と振させるこ
とを可能にした超音波振動切削装置を提供するのが目的
である。

本発明の構成を第２図以下に示す実施例に基き詳細に説
明すると、先端に切削用刃物１を有する　　゛縦振動す
る超音波振動用切削バイト（以下切削バイトと略称する
）２の縦振動の節の位置２個所上下を、夫々一対の縦振
動共振支持器５ａ　＋　５ｂ　。

５ｃ　、５ｄで支持する。各縦振動共振支持器５け第３
図に示すように、縦振動の節の部分両側に段部６を設け
て支持部７側の巾を広くして支持固定できるように形成
し、支持面側に支持溝８を設けて切削バイト２を支持す
るようにする。尚、各縦振動共振支持器５は切削バイト
２の縦振動周波数と等しい周波数で振動するように設計
する。

又、各縦振動共振支持器５の反支持溝７側には夫々超音
波振動子４ｍ、４ｂ、４ｅ、４ｄを固定する。

本実施例は前記のように構成したもので、図示を省略し
た電気信号発生装置からの切削バイト２の縦振動周波数
に等しい電気信号を一つの超音波振動子４ａに印加する
と、超音波振動子４ａは電気信号周波数に等しい周波数
で縦振動することになる。この振動は縦振動共振支持器
５に伝えられて、切削バイト２へ伝えられる。

縦振動共振支持器５は切削バイト２の縦振動の節の部分
に位置しているため、切削バイト２は縦動 振が励振されることになる。この動作を第４図に爪 より説明すると、Ｘ方向に縦振動する物体のＸ方向の長
さと、Ｙ方向の長さの比を適当に選ぶことにより、Ｘ方
向の縦振動の節の位置がＹ方向の厚み振動の腹の位置と
する現象を顕著に得ることができる。図中の矢印は、Ｘ
方向に縮んだ時にはＹ方向の厚みに関しては膨らむこと
を示すものであり、破線で示したものはその時の振動モ
ードを示す。

尚、前記説明においては、１つの超音波振動子４ａに印
加するように説明したが、他の超音波振動子４ｂ、４ｃ
、４ｄに印加することにより超音波駆動力を増加させる
ことができる。尚、この際には、振動を打ち消し合わな
いように、電気信号の位相を考慮するか、超音波振動子
の振動特性を考慮する必要がある。

又、縦振動共振支持器に段部を受けて固定支持せしめる
ように説明したが、これは重荷重の切削にに対処させる
ためで、段部ではなく、節部をフランジで固定支持する
ようにしてもよいものである。

本発明は前記のような構成、作用を有するもので、切削
バイトの振動方向と異なる方向から振動付与を行ってい
るので、全体の長さを短かくすることができる。

又、振動付与を行う縦振動共振支持器で切削バイトの振
動の節を支持しているので、必要に応じて節部分の支持
に超音波付与を増加させることによシ、超音波駆動力を
増大させることができる。

更に又、縦振動共振支持器の節を固定支持することによ
り、重荷重の切削に使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の超音波振動切削装置の平面図、第２図は
本発明に係る超音波振動切削装置の一実施例を示す側面
図、第３図は節の部分で切断した断面図、第４図は振動
モデル図である。 尚、図中２は超音波振動用切削バイト、４　（４ｍ。 ４ｂ　ｅ　４ｃ　、４ｄ）は超音波振動子、５　（５，
ａ　ｒ５ｂ　、５ｅ　、５ｄ）は縦振動共振支持器であ
る。 第１図 第４図 ↑

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）縦振動する超音波振動用切削バイトの縦振動節部
   を１対の縦振動共振支持器で支持し、この縦振動共振支
   持器の少なくとも１つに超音波振動子を設けたことを特
   徴とする超音波振動切削装置。
2. （２）縦振動共振支持器の縦振動節部を固定支持するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項の超音波振動切削
   装置。