JPS58165877A - パチンコ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロコンピュータなどの電子回路によって
総合的に制御されるパチンコ機に関する。

従来のパチンコ機は、セーフ玉に対する出玉数の制御な
ど、一部に電子制御システムを含むにしても、ｉｔとん
どを機械的な制御によって行っておシ、このため、構造
が非常に複雑で、しかも故障や誤動作が起き易いという
欠点があった。

本発明はこのような問題を解決するために提案されたも
ので、マイクロコンピュータなどの電子回路で一括的に
集中制御することによシ、玉補給、出玉コントロールな
どを正確かつ迅速に行い、しかも機械的作動部分を大巾
に削減して構造の簡略化とコスト低減をはかったパチン
コ機を提供することを目的とする。

以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図はパチンコ機の裏側を示すもので、１は補給玉コ
ントローラ、２は出玉コントローラ、３はセーフ玉（計
数）センサ、４はアウト玉（計数〕センサをそれぞれ示
す。

補給玉コントローラ１は土タンク５の正方に設置され、
上タンク５内の玉数か所定以下に減ったときに、図示し
ない玉供給系路から補給玉を導入する。３０は上タンク
５の補給玉が満タン状態であることを検出する上限セン
サ、３１は同じく最小限であることを検出する下限セン
サ、３２は完全に空に近い状態であることを検出する玉
切れセンサである。

上タンク５の下部に接続する案内樋６の途中に出玉コン
トローラ２が介装される。出玉コントローラ２はセーフ
玉センサ３が出力する毎に、予めプリセットされた所定
数の玉出しを行うもので、出玉はホッパ７で受け、出玉
樋８Ａ、８Ｂを通って上皿９と下皿１０に導き出される
。

なお、上皿９、下皿１０はそれぞれノ４チンコ機の前面
にも開口し、プレーヤーが自由に出玉を取シ出させるよ
うになっている。

下皿１０にまず玉が溜まシ、これがいっばいになると上
皿９に溜まるように案内弁１１が設けである。１２はセ
ーフ玉を受ける受樋で、いわゆる尚シ玉となった全ての
セーフ玉を集めてセーフ玉センサ３へと導く。

１３はいわゆるはずれ玉であるアウト玉を受ける受樋で
、同じく全てのアウト玉を集めてアウト玉センサ４を通
過させる。

“なお、アウト玉は再び図示しない循環系路を経由して
上方へ補給玉として戻される。

第２図を参照しながら、補給玉コントローラ１と出玉コ
ントローラ２の具体的構造について説明する。

回転軸１５にはブレーキドラム１６が一体的に固着され
るとともに、正送シ歳車１７が設けられる。

歯車１７は玉の形状に合せて半円形の歯部１７Ａが形成
され、ガイド枠１８にその歯部１７Ａを臨ませて配置さ
れる。

したがって、歯車１７が１ステップ回転する毎に玉が１
個づつ送シ込１れるのだが、ガイド枠１８゛は傾いて（
あるいは垂直）設けることにょシ、玉　　１は重力で落
下するように付勢される。

ブレーキドラム１６の外側には、電磁石１９ＶＬ　３− ｘｂ作ｍするブレーキアーム２０（７）パッド２３が配
設され、通常はスプリング２１によりドラム１６を保持
する。

磁性材からなるブレーキアーム２ｏは、図示しない基枠
に取付けられる支持枠２２にビン結合され、電磁石１９
の励磁によりスズリング２１に抗して吸着されてブレー
キ解除する。

電磁石１９には後述するコントロールユニットからの励
磁信号が入力し、これによりブレーキを解除すると歯車
１７を回わしつつ玉が落下する。

とのようにブレーキ解除に信号を必要とするため、停電
時などはブレーキがかかったままとなシ、玉出しが行わ
れることはない。

回転軸１５には計数センサ２５の穴明き円板２６が取付
けられ、との穴明円板２６を挾んで発光ダイオード２７
とフォトトランジスタ２８とが対設される。

円板２６の外周に形成した透孔２９は、歯車】７の歯部
１７Ａと同一間隔で同一数形成され、歯車１７が回転す
るのに伴って、発光ダイオード２７４− からの光を透孔２９が通すたびにフォトトランジスタ２
８がこれを感知する。

したがって計数センサ２５の出力は歯車１７を回わしつ
つ流れ出た玉数に等しいパルスとなる。

補給玉コントローラ１と出玉コントローラ２とはこのよ
うに構成されているが、セーフ玉センサ３とアウト玉セ
ンサ４とは、第２図においてブレーキ部分がない構造と
なっておシ、通過する玉数を正確に計数する。

次に、上記各コントローラの作動を集中的に電子制御す
るシステムにつき、第３図にもとづいて説明する。

４０Ｊ−ｊ上タンクコントロールユニットであシ、補給
玉コントローラ１の制御を行う。

４１はフリップフロップなどで形成された補給判別回路
で、上限センサ３０からの玉有シ信号すと、下限センサ
３１からの玉無し信号Ｃにもとづいて、玉無し信号Ｃが
入力すると、玉補給信号Ａをアンド回路４２を介して補
給玉コントローラ１（電磁石１９）に出力し、また玉補
給が行われて上限センサ３０が玉有り信号すを出力する
と、玉補給信号Ａは消失する。

なお、アンド回路４２には、後述するカウンタユニット
６０からの、出玉コントローラ２のロック不良信号Ｑが
インバータ４３を介して入力するため、ロック不良時に
は玉補給信号Ａが出力されても、補給は行われない。

この補給玉の玉数は補給玉コントローラ１に設けた計数
センサ２５からの信号ａとして、図示しないカウンタに
玉供給総数を演算するために出力される。

アンド回路４４は玉補給信号Ａと計数信号ａのインバー
タ４６を介しての出力ａをみて、補給信号が出ているに
もかかわらず計数信号ａが出力されないときにタイマ４
５に出力し、タイマ４５は一定時間以上この状態が継続
したときは、補給玉コントローラ１が玉補給不良状態に
あるとして、警報信号Ｓを出力する。

これＫよシ、音声表示やランプあるいはブザーなどを作
動させて、係員に知らせる。

また、アンド回路４７は、玉補給信号Ａのインバータ４
８を介しての反転信号Ａと、計数信号ａをみて、玉補給
信号がないにもかかわらず玉が補給されているときに、
補給玉コントローラ１がロック不良状態にあると判別し
て、上記と同様に警報信号Ｔを出力する。

このようにして、上タンク５は補給玉コントローラ１を
介して常に適量の補給玉で満たされるので、プレーの支
障になる玉切れは生じない。

ただし、何尋かの原因で上タンク５の貯溜玉が玉切れ状
態になったときは、玉切れセンサ３２からの玉切れ信号
Ｃ′によシ、モノマルチなどの判別回路４９が玉切れ信
号Ｕを出力し、これにもとづいて玉切れ表示が行われる
。

５０は出玉コントローラ２の作動を制御するコントロー
ルユニットでセーフ玉カウント部５１と、出玉制御部５
２とから構成される。

セーフ玉カウント部５１は、セーフ玉センサ３からの信
号ｅが入力する毎に出玉制御部５２へ出力する。

　７− 出玉制御部５２はセーフ玉カウント部５１からの信号ｅ
／が入力すると、グリセツタ５３によシ予めセットされ
た出玉数に対応する玉出信号りを出玉コントローラ２に
出力する。

グリセツタ５３は１回の出玉数が、例えば１０゜１１・
１２．１３．１５個と機種によって異る場合に、それに
合せてセットするものである。

出玉制御部５２はノリセットカウンタなどで構成され、
セーフ玉信号ｅ′の入力をトリガして、出玉コントロー
ラ２の作動により計数された出玉数信号ｄがグリセット
値と一致するまで、出玉コントローラ２の電磁石１９へ
励磁信号（玉出信号）を出力する。

前述のように、出玉コントローラ２は、電磁石１９の励
磁中はブレーキが解除され、歯車１７を回わしつつ玉が
出され、消磁されるとスプリングブレーキがかかり、玉
出しが終る。

玉出しにはある程度時間がかかるが、この間に次々とセ
ーフ玉が入ることもある。

セーフ玉カウント部５１は、出玉制御部５２が　８− 玉出信号りを出力している間は、次のセーフ玉信号ｅ′
が出玉制御部５２に送出されないようになっている。

次に、カウンタユニット６０は、出玉総数を計数したシ
、出玉コントローラ２の故障を判断１〜で警報を出力す
るもので、この実施例では、出玉コントローラ２からの
出玉数信号として、ｄｌとｄｔが一致回路６１に入力す
る。

この場合、出玉コントローラ２と直列に出玉数を計数す
るセンサを設けておき、出玉数に唄りがないかをチェッ
クするもので、それぞれの計数信号ｄ、とｄｔとが一致
していれば、その信号を出玉数信号ｄとして、アンド回
路６２を介してカウンタ６３に出力する。カウンタ６３
はアウト玉センサ４からのアウト玉信号ｆと出玉数の差
し引きを積算してこれを表示回路（図示せず）等に出力
する。

プお、アンド回路６２はｄｌとｄｔが一致するときにＯ
Ｎとなる一致回路６１の出力によシグートを開き、カウ
ント値ｄ、を出玉数信号ｄとして取シ出す。

またｄ、とｄ、とが一致していないときは、計数ミスな
どを含めて何等かの故障であるから、故障信号Ｎを出力
する。

この−数回路６１は出玉コントローラ２の自己チェック
のために設けたもので（たたし、第１図には出玉コント
ローラ２のみ開示してあシ、これと直列の計数センサは
示していない）、絶対の必須条件ではない。

アンド回路６４は出玉コントローラ２のロック不良を判
別するもので、前述の玉出信号りのインバータ６５を介
しての出力りと、出玉数信号ｄをみて、玉出信号りが出
力されていないにもがかわらず玉が出ているときは、ロ
ック不良であるとして警報信号Ｑを出力する。

また、アンド回路６６＃′ｉ出玉コントローラ２の玉出
不良を判別するもので、玉出信号りとインバータ６７を
介しての出玉数信号ｄをみて、玉出信号りがあるにもか
かわらず玉が出ないときに警報信号Ｒを出力する。

ナオ、これら警報信号Ｑ、Ｈによって、音声、ラングな
どの表示を行い故障を知らせることは前述した上タンク
コントロールユニットの場合と同様である。

６８は出玉コントローラ２がロック不良を起こしたとき
に、その間に出玉コントローラ２がら流出する玉数をカ
ウンタ６３の出力をみて記憶するメモリであシ、故障に
よシネ当に出た出玉数をチェックするものである。

次に７０はプリセットカウンタなどからなる出玉制限ユ
ニットであシ、いわゆる打止めを行う。

打止め予定数を自由に決められるプリセッタ７１からの
入力によシ、前記カウンタ６３の出力をプリセット値と
比べて、この値に達した時点で打止め信号Ｖを出力する
。

打止め信号Ｖは、前記した出玉制御部５２にも送出され
、この信号Ｖが入ったときは、出玉制御部５２は玉出信
号りを出力するのを停止する。

また、打止め信号Ｖによ＃）尚該ノ母テンコ機の作動の
終了を知らせる。

なおアンド回路７２は打止信号Ｖと出玉数信号ｄとをみ
て、打止中にもかかわらず玉出しされているときに警報
信号Ｗを発して、出玉コントローラ２のロック不良を知
らせる。

第１図における上皿満杯検出センサ３４からの信号ｇに
よシ、異常停止ユニツ）８０は警報信号Ｙを出力し、例
えばラングを点灯させるとともに、玉打機（図示せず）
の作動を停止させる。

上皿９の上方まで玉が溜ったときは、正常なプレーがで
きないので、プレーヤーに玉抜きを促すのである。この
回路は他から独立しておシ、プレーヤーが玉を取り除け
ば、即座にグレーを再開することができる。

なお本発明では、この他に、磁気センサが機械の裏面の
数個所に設けてあシ、前面に強力な磁気を感知したとき
は磁気信号を出力する。

この磁気信号がタイマなどで設定された所定時間以上に
わたると、例えば上記異常停止ユニット８０を介して玉
打機に作動停止信号Ｙが入力するようにする。

次に第４図は、裏面構造の他の実施例を示すもので、出
玉コントローラとして２Ａ　、　２　Ｂの２つが並列に
設けてあシ、出玉遅れを防いで迅速な玉出しを行う。

なお出玉コントローラ２Ａ　、　２　Ｂは垂直に玉が流
下するようにするが、その上流の案内樋６Ａ。

６Ｂは、半円形に形成され、玉の流れ過ぎを防ぎつつ、
円滑な玉出しが行えるようになっている。

９１は案内樋６Ａ、６Ｂの上流の玉の流れを円滑にする
玉整理ロッド、９２．９３は出玉時に落下圧に打たれて
鳴るベルである。

以上説明したように、本発明によれば、全自動で補給圧
の制御、出玉の制御を行うことができ、構造の大巾な簡
略化に伴う故障の発生率の低減とコストダウンがはかれ
る。しかも補給圧コントローラ、出玉コントローラの作
動不良をチェックする機能をもたせたので、安全性が非
常に高く誤動作にもとづくトラブルを未然に防止できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はパチンコ機の裏面構造を示す概略構成図、第２
図は出玉コントローラの斜視図、第３図はコントロール
ユニットのブロック回路図、第４図は他の実施例の概略
構成図である。 １、・・補給圧コントローラ、２・・・出玉コントロー
ラ、３・・・セーフ玉センサ、４・・・アウト玉センサ
、５・・・上タンク、６・・・案内樋、８Ａ、８Ｂ・・
・出玉機、９．１０・・・上皿、下皿、１７・・・圧送
シ歯車、１９・・・電磁石、２０・・・ブレーキアーム
、２５・・・計数センサ、３０・・・上限センサ、３１
・・・下限センサ、３２・・・玉切レセンサ、４０・・
・上タンクコントロールユニット、５０・・・出玉コン
ト、ロールユニット、６０・・・出玉カウンタユニット
、７０・・・出玉制限ユニット。 １５−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上タンクの貯溜玉レベルを検出するセンサと、上タンク
   に補充玉を計数しながら導入する補給玉コンドローラド
   、セーフ玉を検出するセーフ玉センサと、士タンクから
   の貯溜玉を計数しなから当シ玉として送シ出す出玉コン
   トローラと、上記レベル検出センサの出力にもとづき上
   タンクに定量の玉が溜まるように補給玉コントローラを
   駆動する回路と、この補給玉コントローラの作動不良を
   玉補給信号と玉計数信号とから判別する回路と、上記セ
   ーフ玉センサからの出力が入る毎に予め設定した数だけ
   玉を送シ出すように出玉コントローラを駆動する回路と
   、出玉コントローラの作動不良を玉出信号と玉計数信号
   とから判別する回路とを備えたことを特徴とする・臂チ
   ンコ機。