JPS58165844A - ドレ−ン可能な集収嚢体−フイルタ−組合せ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 背景および従来技術 米国特許竿先２ざＯ，ダタざ号および第３，０３９．１
ｌＡ１号明細書には、患者が長期間（普通は１〜７日間
）Ｎ用することができ、従って定期的にドレーンを必要
とする、尿道造痩または回腸造痩用の器具が開示されて
いる。この器具は、長期間のドレーン可能な嚢体におい
て、フィルターが液体または固体により塞がれ、嚢体か
らのガスの流れを妨げ、その壁部を損傷させ、患者の皮
膚に対する接着剤の封止を分離させ、フィルター要素の
回転またけ内部を通る漏れを生じさせる危険性のため、
例えば米国特許第３．Ｏｊ　４ｔ、０　？　／号。

第３．４１３９．Ａ　７７号、第３．７ｊデ、コロ０号
および第！Ｉ、、２０　Ｊ、１ＩＩＩｋ号明細書に示さ
れたドレーン不可能な短期間の嚢体に時に見られる排気
部およびフィルター装置は普通には備えていない。その
ため圧従来のドレーン可能な嚢体の使用者は、排出ボー
トを開放し、嚢体を皮膚面に封着している接着剤パッチ
の一部を剥がし、或はピンその他により嚢体に孔をあけ
て、定期的に嚢体を収縮させねばならないが、この操作
は非常に面倒で、別の不都合や困難を惹起する。排出ボ
ートを開放して嚢体を収縮させる場合、使用者は。

一体から液が漏れることに対して準備しなければならな
い。接着剤パッチの一部を剥がすことによった場合は、
取外した部分の再取付けが困難になり、壁部に孔をあけ
た場合は、テープまたは他の適轟な手段によって孔を封
止しなければならない。これらの手順は１人工屡を有す
る人が正常な活動を中断し、癒着が嚢体に至っているか
を見出し、ガスの築成を緩和し、臭気や流体および固体
の流出による不快や困惑を防止するために嚢体を再封着
することが必要である。

排気式の嚢体に関する他の特許としては、米国特許第３
．Ｏｊ　Ａ；、３４　ｆ号、第コ、ｏｓダ、５３３号、
第２、に！；！、θｇ６号、第３．９３シアコア号およ
び第ダ、２１．ＪｒｑＳ号がある。

発明の要旨 Ｃの発明の主な態様は１通常使用時において基土に対し
有効に保瞳された自動排気脱臭フィルター組立体を備え
たドレーン可能な巣状嚢体を提供することにある。その
結果として、発生ガスを逃がすために人工屡を有する人
が嚢体を定期的に開孔、穿刺或いは部分的に取外す目的
で、正常な活動（睡眠を含む）を妨げられないようにし
たドレーン可能な巣状器具が実現される。

この発明の別の態様は、フィルターがその脱臭効果を失
なった時に容易に迅速に交換可能な脱臭フィルターを備
えた排気式のドレーン可能、ｊ な巣状嚢体を提供することにある。フィルターが容易に
除去或いは交換されるにも拘らず、ホ（ｌ／） ルダー中に一旦配設されたフィルター要素は、流出する
ガスがフィルターをバイパスする可能性をほぼ完全に排
除するしかたで有効に保持される。

要約すると、巣状器具は、熱可塑性合成材料の前方ない
し外側壁と、後方ないし内側壁と。

その間の中間障壁とを有する嚢体であり、全部の壁部は
、中間障壁により隔だてられた一対の隣接する室をもっ
た嚢体を形成するように、その重ね合わされた周縁部に
沿って封着されている。後方壁は嚢体の垂直中心線に沿
って設けられた屡開口を有し、接着剤固定手段は嚢体を
患者に封着するためにこの開口の回りに延長している。

膚開口から横方向に隔てられ、嚢体が垂直に支持された
状態で痩開口よりも高くない位置において、小孔が中間
障壁中に形成され、ガス排出ボートは障壁中の該小孔か
ら横方向に隔てられた位置において前方壁に形成される
。そのために腐開口を経て嚢体に入るガスは、一方の室
を通って横方向に流れ、中間障壁の小孔を（／コ　） 通り１次に横向きに反対方向に次の室を通り。

ガス排出ボートを経て流れねばならない。臭気吸収フィ
ルター要素は、ガス排出ボートのところでホルダー中に
除去可能に取付けられている。

壁部の開口が隣接壁部により嚢体の使用中に塞がれるこ
と、一般的には壁部が互に膠着することを防止するため
に、壁部の選定された表面域に浮出し状の幾何学的形状
パターンが形成されている。そのほかに、中間障壁がフ
ィルター要素と係合してフィルター要素を通るガスの流
れを妨げないように、前方壁のガス排出ボートにおいて
フィルターホルダーに円弧状のスペーサーが配設されて
いる。この発明の好ましい実施態様によれば、このスペ
ーサーは、幾何学的交叉パターンに配列されたリブから
成り、これらのリプは、フィルター要素から嚢体の下部
に排出物がドレーンされることを促進するように形成さ
れる。交叉リプの格子は、１つのフィルター要素の排除
または交換が望まれる場合に格子の前方（または外方）
への撓みを助長するように形成されている。

交換可能なフィルター要素は、活性炭または他の適当な
脱臭材を含有する弾性多孔質ディスクである。このディ
スクはホルダー中に固定してあり、このホルダーは、嚢
体の前方壁に周囲を封着した環状本体部分と、この本体
部分に一体的に結合した保持リング部分とを備えている
。

本体部分と保持リング部分は可撓性の熱可塑性材料でつ
くられ１弾性フィルター要素をホルダー中の所定位置に
固定するために、互に相対してスナップ式に結合される
。本体部分中に中心孔があり、上述したスペーサーリプ
は本体部分と一体的に成形され、小孔に跨座し、フィル
ター要素を保持すると共に、フィルター要素と中間障壁
（膜）とが直接に接触しないようにする。

本体部分とリング部分とがヒンジにより互に連結されて
いるので、使用者は、リング部分が偶然脱落したり、汚
損、破壊または紛失したりするおそれなしに、ホルダー
を開放し、フィルター要素を取出して交換することがで
きる。好ましい実施態様によれば、本体部分とリング部
分とは別々に成形され１本体部分が嚢体の前方壁にヒー
トシールされた後においてのみ互にヒンジ連結される。

この構成によれば、製造が容易になるだけでなく、使用
者は、リング部分を回動させ、ホルダーの開閉用の舌状
部分を位置決めできるため、右手操作または左手操作に
好都合な位置に舌状部分を位置させることができる。

この発明のその他の特徴、利点および目的は。

以下の説明および図面を参照することによって一層明ら
かとなるであろう。

（／３　） 図において、符号１０は一般にドレーン可能な果状嚢体
ないし袋体に付けられ、後方壁ないし内側壁／／と、紡
方壁ないし外側壁／２と、中間障壁１３とを有し、これ
らは全て熱可塑性プラスチックの膜である。これらの壁
部は同じ寸法とすることができ、第１図に示す関係にお
いて並設され、その上部縁および側部縁は第Ｓ図に符号
／ＩＩで示すように互にヒートシールされている。嚢体
１０の下端部はテーパー状になり、排出開口ｌＳに終っ
ている。壁／／、／コはノツチないし凹所／！；＆、／
！ｂを有し、その間の壁１３はノツチを有していない。

これは使用者が嚢体ｌＯをドレーンするために壁を広げ
、必要ならばドレーン操作後に嚢体ｉｏの下端部の内面
を清掃する助けになる。嚢体ｉｏの下端部は使用時に適
宜のクランプ装置、例えばフランの米国特許第３．Ｓコ
３．ｓ３’１号明細書に記載された閉止体により閉止す
る。別の方法として弁付きドレーン組立体例えばジェン
ソンの米国特許第ｑ、、２ｔθ、４ｔ９１号明細書に記
載された組立体を嚢体（１６） １０の下端部に配設してもよい。

嚢体１０の膜材料は、気体及び液体を透過しない有効な
熱可塑性材料、例えば適宜の障壁材料を裏打ちしたポリ
オレフィン膜としてよい。

特に適切な材料は、ポリ塩化ビニリデンの間延の層或い
はコアと一緒に押出し成形した低密度ポリエチレンであ
る。この材料は米国ミシガン州ミツドランド所在、ダウ
・ケミカル・カンパニーから商品名「サラネツクス」で
市販されている。

嚢体１０の後方壁／／は、普通の医療用感圧接着剤（図
示しない）を塗布した痩受は用の開口／Ａを備えている
。パンチ１７の後面上の接着剤皮膜は除去可能な裏打ち
シート／ｇにより保護され、シートｌｔは適用時にパッ
チｌりから剥がされる。図示した例では、パッチ／りと
嚢体１０の後方壁／／との間に弾性ガスケットリング１
９が介在されている。弾性ガスケットリング１９の目的
は、痩の周りに有効なシールを形成することにある。屡
、受は用の開口１６、パッチ間、ガスケットリング／９
およびベルト状とし得る取付は手段の詳細は周知であり
、−例として米国特許第グ、２　／　、７．Ｆ　、ｔ　
ｆｆ号、第３．ｇココ、ｔｏＩＩ号、Ｍ　３．りＳり、
２１．０号および第３．ｊ２３，５３グ号明細書に開示
されており、その説明が本明細書ζこ関連して参照され
る。これら特許の特徴はこの発明に直接関係する部分で
はないため、ここでは特に説明は行わない。

痩受は用の開口１６は後方壁／／の上部にその壁／／の
垂直中心線に沿って配設される。第１〜３図において、
中間障壁／３は、小孔コＯを有し、この小孔２０は障壁
／３の上部に、また開口ｌ乙の上側方に配設されている
。開口１６および小孔２０は整列されてなく、小孔２０
は比較的小さく、しかも開口ｌ乙の上側方にあることに
より、屡受は用の開口１６を経て袋体ｌθ中に排出され
る流体（および半固体物質）は小孔２０を通過し難くな
り、後方壁ｌ／と中間障壁１３との間の後部隔室２／（
第３図参照）の下部中に落下する。しかし、気体は後方
室、２／中において上側方に容易に流れ、小孔２０を経
て前方室２２中に流入する。

前方壁１２は、障壁１３の小孔２０とほぼ同じ高さにガ
ス排出ポート２３を有しているが、袋体１０の反対側の
縁部の近傍にある。そのため、小孔コθを通過するガス
は、前方室ココを側方に通過して排出ポート２３に到達
しなければならない。開口ｌ乙に入る気体が小孔コ０お
よびポート２３を通過するために従うべき蛇行した通路
と、ポート２３から排出される前にガスが進入して膨張
される室２／、λコの大きさとは、ポートコ３において
前方壁ｌコに取付けたフィルター組立体ＩＧ’を破損さ
せることがあるサージを防止し、有効なガス濾過作用お
よびベント作用を促進する。更に、液体または半固体物
質が小孔コＯを通って前方室２２にたまたま流入した場
合には、袋体ｉｏの一側の近傍において障壁１３に形成
した小孔２０と嚢体１０の反対側の側部縁の近傍におい
て前方壁／２中に形成した排出ポート２３との間の横の
間隔のため、上記物質がポートコ３およびフィルター組
立体２’ｌに到達する可能性は著しく減少する。

この物質は室２１，２／中において下方に流れ、これら
の室２２，２／の下部に集められ、クランプ手段（図示
しない）を嚢体１０の開放した下端部から除去した際に
、嚢体１０の複式の室からドレーンされる。

フィルター組立体２グは、第１図１こ示すように、基本
的に、フィルターホルダー２５およびフィルター要素コ
ロから成っている。フィルターホルダー、２Ｓは本体部
分コアと保持リング部分２ｇとを有し、これらの部分２
７．２１はヒンジストラップ２９により互に連結されて
いる。

本体部分、２７は、中心孔３１を備えた底部壁３０を有
し、この中心孔のところに、第Ａ、？図に最も良く示す
ように格子パターンに互にほぼ直交する一体のリブ３λ
、３３がある。ここで、コ組のリブ３コ、３３は同一平
面内に延長してはいない。すなわちリブ３コはリブ３３
の前方にある。そのためリブＪ３は、フィルター要素（
コ０） ２６と接触しているリブ３コによりフィルター要素２乙
の後方に隔って配置されている。また、リブ３３は円弧
状の（また横方向に丸味をもった）後面、３．１Ｅｈを
有し、これらの後面は、ポート２３の回りに、前方壁１
２の後面の後方、並びに底部壁３０の後面の充分後方に
突出している（第３．７図）。リブ３３の後面が長手方
向および横方向に湾曲しているため、これらのリブが嚢
体１０の中間障壁、２Ｊを損傷させたり、それに付着し
たりするおそれはない。従って、リブ、３２．３３は、
中間障壁／３がフィルター要素２６と係合してポート、
２３を塞ぐことを阻止するようスペーサとしての役目も
する。また、これらスペーサとしてのリブ３２，３３は
、フィルター要素２乙を支持してフィルター要素２６が
ポート２３を通って後方に移動することを阻止すると共
に、リブ３２，３３はポート２３およびフィルター要素
コロを通るガス通路が塞がれることを有効に防止すると
同時に、液体および半固体物質が前方室、２２中におい
て排出用のボートコ３およびフィルター要素２Ａから離
れるように下方にドレーンされることを許容する。

このドレーン作用は、２組のリブ３２，３３が同一平面
内でなく、互に隣接した平行面に沿って延長しているこ
と＼、一方の組のリブが長手方向の円弧状の後面３３ａ
を有し、これらの後面が全長に亘リポート２３の回りに
おいて前方壁１２の内面の充分後方に隔てられているこ
ととにより促進される。格子の間隙ないし通孔中にトラ
ップされることがある流動可能な排出物は、リブＪ、２
　、　、？Ｊが第７図に示す配向となった時に、大体水
平または垂直の方向に自由に排出される。しかし、この
ドレーン作用が生ずるためにリブ、ｊ２　、３３を上述
のように配向させることは必ずしも必要ではない。リブ
３３が垂直または水平に、或は垂直と水平との間の成る
角度に延長するように格子を配向させた場合に、有効な
ドレーン作用が行われ、従づて嚢体／θの前方壁１２に
ホルダー２５を固定する時点で特別のリブ配向を選定す
る必要はないことが注意される。

本体部分コアの底部壁３０は、環状のヒートシール線ま
たはヒートシール領・域３ｑにより前方壁／２に固定さ
れている。そのため嚢体１０の前方壁／２の排出ポート
２３を経て前方室ココから逃がれるガスは、ホルダーコ
５の本体部分２７の中心孔３１を通過せねばならない。

第７図を参照して、円弧状のリブ３３の先端Ｊ、？ｂは
、中心孔３１を画定する底部壁３０の狭い面の手前で終
端している。横方向のリブ３２のみが中心孔３１に完全
に跨座している。

この構造のため、中心孔３１の内部からの排出物のドレ
ーン作用が促進されるだけでなく、中心孔３１中におい
ての格子体の限定された前後方向の撓みが許容される。

この撓みは後述するようにホルダー２５からフィルター
要素２Ａを手で放出する際に有用である。

ホルダー−５の本体部分２７は、環状フランジ３Ｓも有
し、フランジ３Ｓは底部壁３０から前外方に突出し、デ
ィスク状のフィルター要素２ｔを受けいれるための室な
いし凹所３６を底部壁３θと共に限定している。第３図
に示すように、後方および径方向外方に突出するフラン
ジ３５は、保持リング部分２ｇ中に形成された環状通路
３りに収納可能である。保持リング部分２ｇは閉位置で
は、前方壁部分３ｇと、一対の内側および外側の同心壁
部分３ｑ、ａｏとを備えている。これらの壁部分により
限定された環状通路３７は、保持リング部分コｇがクラ
ンプされた位置すなわち閉位置にある時に前方および径
方向外方に延長する（第５図参照）。保持リング部分２
ｔをフランジ３５から引離すには、フランジ３ｊおよび
壁部分ｑθの変形が必要である。そのためにリング部分
コｔと本体部分コクとの間にスナップ式の係合部が設け
られ、リング部分ＡＩと本体部分コクとの分離は、これ
らのプラスチックス製の部分を変形させるに足るだけの
力によって行われる。この力に対する反抗は、部分コク
、コｔの意図されない分離を防止するには充分大きいが
、意図された分離は、（ユリ。

舌状部分Ｉｌｌ、４／３を掴み、保持リング部分２にの
壁部分ｔｉｏに前外方に向かう力を加え、本体部分コク
は運動しないように拘束して、本体部分、２７の係止フ
ランジから保持リング部分２ｇを剥ぎ取ることによって
、容易に実現される。

図示した例ではホルダー２５は、２つの部分により形成
され、これらの部分は、排出ポート２３の回りにおいて
嚢体１０の前方壁／２に底部壁３０をシールした後に、
互に対して接合される。この構造は第６図に最も良く示
されている。ヒンジストラップ２９は狭いスナップリン
グぐコに連結してあり、スナップリングＩ１．２の寸法
は、底部壁３０のすぐ近傍においてフランジ３ｓの回り
にきつく嵌合するように定められている（第５図参照）
。スナップリングｔ１．２をその最終位置にスナップ式
に嵌合させるには、スナップリングＦｕを少し伸ばすか
、フランジ３Ｓを変形させるか或はこれら両方の処置を
取るかしなければならない。この取付けは、スナップリ
ンググーと一体的に形成した径方向の舌状部分ダ３によ
って容易になる。

ホルダー２５を２部分から成る構造としたので、製造が
簡単になり、画部分を完全に組立てた後に（第６図の矢
印ｕｐに示した方向に）フランジ３Ｓおよび底部壁３０
に関してスナップリングダコを回転させることも可能に
なる。この回動は舌状部分ダ３を１つの円周方向または
それと反対の円周方向に付勢することによって行われる
。従って、スナップリングＩＩ２およびこれと一体に成
形された保持リング部分２ｇは、使用者がホルダーコＳ
の開閉にとって最も便利と感する位置に回動させること
ができる。第２図かられかるように、舌状部分’ＩＩ、
ｌＩ３は、ホルダー２５を閉じた時に、同一の角度配向
を示さないため、使用者は舌状部分Ｉｌｌ、４Ｉ３の各
々を同時に容易に掴んで保持リングコｔを開放位置と閉
止位置との間に移動させることができる。

フィルターホルダーコｊは、可撓性、靭性および耐久力
についての要件を満たすものなら、どんな適当な合成材
料から出来ていてもよい。

ポリエチレンは有効なことがわかっているが、それ以外
の熱可塑性材料、例えばポリプロピレン又はポリ塩化ビ
ニルを用いてもよい。

ディスク状のフィルター要素２Ａは多孔性であり、繊維
構造でも、連続気泡型発泡プラスチックスでもよい。好
ましい実施例によれば上述のディスクは、ベント作用お
よびフィルター作用の他に、フィルター要素２Ａを通過
する気体の脱臭用の吸着材、例えば活性炭も含有してい
る。微細に分割した活性炭をラテックス結合材により被
着した熱可塑性繊維（フィブリル化ポリエチレン）から
成るフィルター要素の構造の詳細については、米国特許
第１１，２　？　’ｌ、ｔダを号明細書を参照されたい
。理想的には、フィルター要素コロの両面は、本明細書
中参照した上述の米国特許第９．．２７　’Ｉ、ｇ　９
　ｆ号明細書に記載された形式の適当の気体透過性で耐
水性の障壁材料層＜ｚり。

ダ６により被覆される。

変形自在な弾性のフィルター要素２Ａの寸法は、未圧縮
すなわち未変形の状態でその直径がホルダー２５の室３
Ａの最小直径よりも少し大きくなるように定められてい
る。第Ｓ図に示すように、室３６の入口の、フランジ３
Ｓの内面Ｊ５ａは、内側後方にテーパー状になっている
。

フィルター要素２乙の直径は室３６の最大直径よりも小
さいが、底部壁３０のすぐ近くにある室３６の大体円筒
状の部分よりも大きい。そのために使用者は室３６の広
い入口にフィルター要素、２Ａを容易に挿入することが
できる。次に、保持リング部分２ｇをその閉位置に移動
させると、保持リング部分２ｇの壁部分３９は、弾性フ
ィルター要素、ｌＡの周囲部分と強制的に係合し、フィ
ルター要素２Ａを室３６の小径部分中に押入れる。フィ
ルター要素、２乙の外周部と７ランジ３！ｒの小径内面
との間に有効なシールを形成する径方向内側への圧縮力
がフィルター要素２乙に加えられる。

成るフィルター要素を取除こうとする場合には、使用者
は単に保持リング部分ＡＩを本体部分２７のフランジか
ら離脱させ、保持リング部分、２ｇを開放位置に揺動さ
せ、次に嚢体１０の後方壁／／に前方に向う指（通常は
親指）の力を加え、中心孔３１中においてリブ３．２　
、３３の格子を撓ませ、フィルター要素２６を室３Ｓ中
において前方に移動させる。次に、フィルター要素、２
乙の縁部を指の間に挾んでフィルター要素２６をホルダ
ー２５の室３Ａから取出すことができる。

中間障壁／３は、第１５図に示すように、その内面およ
び外面に沿って浮出し域／３＆、／３ｂを有している。

浮出し域／３ｔＬ　、　／３ｂは小孔２０を囲み、開口
／Ａ及び排出ポート２３の境界を越えて延長している。

幾何学的な凹凸形状のため、障壁層１３と壁１／、／；
１の上部との間の面接触は、痩受は用の開口／６からガ
ス排出ボートコ３にガスが嚢体１０を通り移動するこき
を妨げない。ここで、浮出し域／３＆、１．）ｂは、中
間障壁／３の外側限界の少し手前で終り、袋体ｌθの前
方壁７．２および後方壁／／に対するヒートシールのた
めの狭い扁平な境界域グ９が形成されている。

図示した実施例において、パターン状の浮出し域１３ａ
、／３ｂは、中間障壁／３の前面および後面上にある。

所望ならば同様の浮出し域を前方壁／、２の内面に形成
してもよく、この場合は中間障壁１３の浮出し域は廃止
してもよい。いずれにしても、前方室、２２の上部にあ
る壁／２゜／３の対向表面上に浮出し域を形成し、これ
らの表面が互に対し封着或いは膠着して、小孔ユ０から
排出ボート２３に至るガス流を阻止することのないよう
にすべきである。また、図示した例では中間障壁／３の
長さく高さ）は、後方壁／／および前方壁１２とほぼ間
延であるが、所望ならば、中間障壁１３の下部を排出開
口１５の充分上方に終端させてもよい。この構成には、
多少の浸出物が室２１から障壁／３の下方を通り室ココ
に到達し得るという難点がある。

この難点は、必要とみなされれば、フィルター組立体２
ダを支間する壁部（すなわちこの例では帥方壁／コ）に
中間障壁１３の下部縁を直接にヒートシール或は他の方
法でシールし、室２／。

２コの間の只１つの（または少なくとも主要な）通路が
上部の小孔：ｌＯを通る経路であるようにすることによ
って克服される。

この発明は上述した実施例のほかにもいろいろと変更し
て実施でき、上述した特定の構成は単なる例に過ぎず、
この発明を限定するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるドレーン可能な嚢体−フィルタ
ー組立体の分解斜視図、第２図は嚢体の前面側の立面図
、第３図は嚢体の後面側すフィルター組立体の各部を示
す拡大分解斜視図、第７図はフィルタ４立体のホルダー
のスペーサーとじて用いるリブの構造を示すための部分
的　　　　　”な斜視図である。 １０・・集取嚢体、／／・・後方壁、１２・・前方壁、
１３・・中間障壁、／３ｔＬ、／３ｂ・・浮出し域、／
Ａ・・痩受は用の開口、２０・・小孔、２３・・ガス排
出ポート、２Ｓ・・フィルターホルダー、２Ａ・・フィ
ルター要素。 １３コ　）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　熱可塑性フィルムの前方壁、後方壁および中間の障
   壁を有し、該前方壁、後方壁および障壁は、該障壁によ
   り隔てられた一対の隣り合う室を備えた嚢体を形成する
   ように縁部において互にシールされ、該後方壁の垂直中
   心線に大体沿って該後方壁に屡受は用の開口を形成し、
   ほかに使用者の口周囲部分とシール係合するように該後
   方壁により形成された接着剤シール手段と、痩受は用の
   該開口から横方向に隔置されて嚢体が垂直に支持された
   状態で該開口よりも低くない個所に配設された該中間障
   壁中のベント孔と、該ベント孔から横方向に隔たった個
   所において該前方壁に形成したガス排出ボートと、フィ
   ルター要素と。 該ガス排出ボートにおいて該フィルター要素を支持する
   支持手段と、を具備し、該前方壁。 後方壁および中間障壁のうち少なくとも１つは、屡受は
   用の該開ロ、ベント孔および排出ボートがある嚢体の領
   域において浮出し状とし、該前方壁、後方壁および中間
   障壁が互に　　　　゛膠着して該室を通るガス流が妨げ
   られることのないようにした人工婆用嚢体。 λ　中間障壁を浮出し状とし、その浮出しが中間障壁の
   両側の表面の凹凸パターンである特許請求の範囲第１項
   記載の嚢体。 ３　排出ボート中にフィルター要素を支持する支持手段
   が、該排出ボートの周囲において前方壁に外部から固定
   したフィルターホルダーを有する特許請求の範囲第１項
   記載の嚢体。 タ　フィルターホルダーはスペーサ一手段ヲ有し、この
   スペーサ一手段は排出ボートを経て後方に突出し且つ中
   間障壁と係合し、該中間障壁がフィルタ一手段と係合し
   て該排出ボートおよびフィルター要素を通るカス流を妨
   げることを阻止する特許請求の範囲第３項記載の嚢体。 よ　スペーサ一手段は複数のリブを有し、これらリブが
   フィルターホルダーにより形成されていて前方壁を越え
   て後方に排出ボートを経て突出した特許請求の範囲第ダ
   項記載の嚢体。 ６　フィルターホルダーは本体部分を有し、該本体部分
   は排出ボートの回りにおいて前方壁に封着され且つフィ
   ルター要素を取外し自在釦受けいれる前方に指向する凹
   所を限定し。 該本体部分はフィルター要素を支持するように排出ボー
   トを横切って延びる格子を形成するリブを有し、該スペ
   ーサ一手段は少なくともいくつかのリブの後方延長部分
   から成る特許請求の範囲第を項記載の嚢体。 ７　１Ｊプの後方延長部分を円弧状とした特許請求の範
   囲第６項記載の嚢体。 と　格子のリブを、互に対しほぼ直角に延びる複数の群
   として形成し、１つの群のリブのみに円弧状の後方延長
   部分を形成した特許請求の範囲第７項記載の嚢体。 ２　成る１つの群のリブの両端は、排出ボートの周囲部
   分から自由に隔てられ、フィルターホルダーは可撓性プ
   ラスチック製とし、他の群のリブを撓ませる力が加えら
   れた時に格子がボート中において前後に撓むようにした
   特許請求の範囲第３項記載の嚢体。 １０　１つの群のリブの円弧状後方延長部分が排出ボー
   トの回りにおいて嚢体の前方壁の後面の後方に隔てられ
   た後面を特徴とする特許Ｗ求の範囲第ｇ項またけ第を項
   いずれか記載の嚢体。 ／／　各群のリブが隣り合う平行面に沿って延長し％　
   ７つの群のリブは他の群のリブの後面の実質的に後方に
   隔てられた後面を形成し、該他の群のリブは該７つの群
   のリブの前面の実質的に前方に隔てられた前面を有する
   特許請求の範囲第５項またけ第を項いずれか記載の嚢体
   。 １２　　フィルターホルダーが本体部分と係合して１つ
   のフィルター要素を凹所中に保持する可撓性の保持リン
   グ部分を有する特許請求の範囲第６項記載の嚢体。 １３　　保持リング部分と本体部分とを互にヒンジ止め
   Ｋより連結した特許請求の範囲第１−項記載の嚢体。 超　フィルター要素の回りに延長して前方に突出する環
   状フランジを本体部分圧配設し、きついが解放可能に該
   環状７ランジを受けいれる環状通路をリング部分忙配設
   した特許請求の範囲第７３項記載の嚢体。 ／よ　フィルター要素が弾性で且つ円形の輪郭をもち、
   このフィルター要素は無変形状態では本体部分の凹所の
   最小直径よりも少し大きな直径をもつことにより、フィ
   ルターホルダー中に固定された時にフィルター要素が径
   方向圧縮状態になるようにした特許請求の範囲第１グ項
   記載の嚢体〇 ／乙　保持リング部分は径方向に突出する一体の舌状部
   分を、ヒンジ止めされた保持リング部分を閉位置に出入
   させるために有している特許請求の範囲第７ｊ項記載の
   嚢体。 ／Ｚ　本体部分は、保持リング部分が閉位置と開位置と
   の間において移動する際に本体部分を拘束するために径
   方向に突出する一体的な舌状部分を有し、該リング部分
   および本体部分の舌状部分は該リング部分が閉位置にあ
   る時に相互に対し角度的に整合されていない特許請求の
   範囲第１６項記載の嚢体。 Ｅ　フィルターホルダーの本体部分は、フランジの回り
   に延長し且つ７ランジにより保持されたスナップリング
   を有し、該スナップリングは保持リング部分と一体的に
   成形されてその間に延びる一体のヒンジストラップ釦よ
   り連結されている特許請求の範囲第１＋項記載の嚢体。 ／９　熱可塑性フィルムの前方壁、後方壁および中間の
   障壁とを有し、該前方壁、後方壁および障壁は、該障壁
   により隔てられた一対の隣り合う室を備えた嚢体を形成
   するように縁部において互にシールされ、上記後方壁の
   垂直中心線に大体沿って該後方壁に膚受用の開口を形成
   し、ほかに使用者の口周囲部分とシール係合するように
   該後方壁により形成された接着剤シール手段と、屡受は
   用の該開口から横方向に隔置されて嚢体が垂直に支持さ
   れた時において該開口よりも低くない個所に配設された
   該中間障壁中のベント孔と、該ベント孔から横方向に隔
   たった個所において該前方壁に形成したガス排出ボート
   と、フィルター要素と、該ガス排出ボートの回りにおい
   て該前方壁に外部から封着されてフィルター要素を該ガ
   ス排出ボートに取外し可能に支持するフィルターホルダ
   ーとを具備する人工要用嚢体Ｏ 〃　フィルターホルダーはスペーサ一手段を有し、こ゛
   のスペーサ一手段は排出ボートを経て後方に突出し且つ
   中間障壁と係合し、該中間障壁がフィルタ一手段と係合
   して排出ボートおよびフィルター要素を通ｇガス流を妨
   げることを阻止する特許請求の範囲第１９項記載の嚢体
   。 ２／　スペーサ一手段は複数のリブを有し、これらリブ
   はフィルターホルダーにより形成され且つ嚢体の前方壁
   を越えて後方に排出ボートを経て突出した特許請求の範
   囲第一０項記載の嚢体。 −フィルターホルダーは本体部分を有し、該本体部分は
   排出ボートの回りにおいて前方壁に封着され且つフィル
   ター要素を取外し自在に受けいれる前方に指向する凹所
   を形成し。 該本体部分は、排出ボートを横切って延長する格子を形
   成するように互に対しほぼ直角に延びる複数の群として
   配列されたリブを有し。 スペーサ一手段は少なくともいくつかのリブの後方延長
   部分から成る特許請求の範囲第２０項記載の嚢体。 ｎ　上記後方延長部分が後方に指向する滑らかな輪郭の
   円弧面を形成する特許請求の範囲第　　　　　・−二項
   記載の嚢体。 −に１つの群の各リブの全長に沿った円弧面の後方限界
   を、排出ボートの回りの嚢体の前方壁の内面よりも後方
   に隔てた特許請求の範囲第２３項記載の嚢体。 と　７つの群のリブが他の群のリブにより支持され、端
   面が排出ボートの周部分から自由に隔てられ１本体部分
   は可撓性ポリマー材料製とし、該他の群のリブを撓ませ
   る力が加えられた時に格子が排出ボートに関し前後方向
   に撓み得るようにした特許請求の範囲第：１１項記載の
   嚢体。 ム　他の群のリブを１つの群のリブの前方に配置し、該
   他の群のリブはフィルター要素と係合し得る前面を有し
   、Ｃれによりフィルター要素を支持してこのフィルター
   要素を該７つの群のリブの前面から隔てる特許請求の範
   囲第、２１Ｉ項またけ第、２５項いずれか記載の嚢体。 ｐ　本体部分と係合してフィルター要素を凹所中に保持
   する可撓性の保持リング部分をフィルターホルダーが有
   する特許請求の範囲第ココ項記載の嚢体。 ！　保持リング部分と本体部分とを互にヒンジにより連
   結した特許請求の範囲第、２７項記載の錘体。 、２９　　前方に突出してフィルター要素の回りに延長
   する環状フランジを本体部分に配設し、該環状フランジ
   をきつく且つ解放可能に受けいれる環状通路を保持リン
   グ部分に配設した特許請求の範囲第２ｇ項記載の嚢体。