JPS58164567A - 異項環チオ−ル化合物とその製法 - Google Patents

異項環チオ−ル化合物とその製法

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JPS58164567A
JPS58164567A JP57047846A JP4784682A JPS58164567A JP S58164567 A JPS58164567 A JP S58164567A JP 57047846 A JP57047846 A JP 57047846A JP 4784682 A JP4784682 A JP 4784682A JP S58164567 A JPS58164567 A JP S58164567A
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ether
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D257/00Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D257/02Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D257/04Five-membered rings
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は異項環スルフヒドリル化合物、とくに/−(
ユーヒドロキシエチル)−3−/H−テトラ゛I−ルチ
オールの高収率で安全な製法とその合成中間体に関する
この目的化合物は特開昭3/−乙と5gg1.52〜3
3692号明細書などにより公知となっている。しかし
、前記二文献記載の製法を追試したところ、収率は極め
て低いことが判明した。種々の改良を試みた結果、ヒド
ロキシ基をエーテルの形で保護すれば、収率が9θ%近
くまで向上することを発見し、この発明として完成した
ものである。
この発明の実施に用いる原料物質であるN−(ユーヒド
ロキシエチル)ジチオカルバ2ン酸エステルは公知であ
るが、これを常法によりエーテルの形で保護した化合物
は新規化合物である。この保護はアシ化水素塩の塩基性
や反応性に耐えるために行なうもので、さらに好ましく
は緩和な条件下に脱保護できる保護基を選択する。代表
的な保護基のうち、このような条件に該当するものは。
たとえば直鎖1分枝、環状または部分環状のアルキル、
アラルキル、アリール、 異項iアルキル。
オルカッシリル、オルガノスタニルなどがあり。
いずれも不飽和結合、異原子、置換基を有していてもよ
い。
テトラゾール環の閉環には前記のようなヒドロキシ保護
N −(2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン酸メ
チルを極性溶媒中、アジ化水素\\\\の塩と約/jθ
°Cまでの温度で反応させれば容易に製造できる。反応
は通常、/〜/θ時間程時間路了する。
反応生成物は反応液から濃縮1分配、抽出、洗浄、吸着
、溶離、結晶化、乾燥などによって分離。
精製をすることができる。
このようにして製造した。ヒドロキ7基をエーテルノ形
で保護シた/−(,2−ヒドロキシエチル)−3;−/
H−テトラゾールチオールは新規化合物である。これを
脱保護するときは、要すれば不活性溶媒中で、水の存在
下に酸を作用させるか。
水の不在下にルイス酸を作用させる方法、加水素分解、
その他の脱保護法を適用する。酸としては。
ン酸などを選択することができる。この反応は。
反応温度−2θ〜15θ°Cの場合6通常3θ分ないし
70時間で終了する。不活性溶媒としては。
水の存在するときは極性溶媒を用いるが、水不在下のと
〜は非極性溶媒を用いた万がよいこともある。
前記両反応の反応条件は反応が円滑に進行するものを示
したもので1反応の必須要件を示しているものではない
。両反応に用いる工業用溶媒としては、炭化水素、ハロ
ゲン化炭化水素、エーテル。
ケトン、エステル、アミド、アルコール、ニトリルなど
の系列に属する有機溶媒や水など、およびそれらの混合
物を例示できる。試薬は通常、原料に対して/〜/θモ
ル当量作用させる。反応は。
要すれば、窒素など不活性気体の導通下に実施してもよ
い。
このようにして製造した生成物はセファロスポリン系抗
生物質や農薬の原料として有用である。
以rに実施例を示して、この発明の詳細な説明オる。
各実施例においで、濃縮は通常、減圧下に有機溶媒がす
くするまで行1(い、乾燥には実験の都合上、硫酸ナト
リウムまたは硫酸マグネ791人を用いる。NMRテー
タ中、J値は結合定数を示し、lIz値で表した。
参考例 エタノールアミン30に11f/をエタノール37θm
lと水30 telとの混液にとかし、トリエチルアミ
ノ乙θ6gを加える。これに二硫化炭素1lsyを15
°Cで加え、7時間かき1ぜる。さらによう化メチルざ
0gを/j°Cで加え、3g分間かきまぜる。反応液を
減圧濃縮し、残渣に水3!;Oslとヘキサノを加え、
ふりまぜたのち、水ノーを分離する。
水層に燐(jli l !; tttlを加え、塩析条
件下に酢酸エチルで抽出する。溶媒を留去すればN−(
2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン酸メチルト/
7yを得る。
NMR:δ(CDC713)2.63(s 、3H)、
Q73−3θJ’ (m 。
/H)、J、6θ〜’A/ 7 (br s 、 II
H) 、 73θ〜ざ/7(m 。
/H)。
実施例/ N−(2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン酸メチ
ル♂/71をジクロロメタン3θθyttlにとかし、
これにジヒドロビランまqgと1)−)ルエノスルホン
酸−水和物/θyを加えて7時間かきまぜる。反応液を
炭酸水素ナトリウム水中にあけ、ふ11ぜたのち、有機
溶媒層を分離し、減圧下に留去すればN −(,2−(
2−テトラヒドロピラニル)オキシエチル〕ジチオカル
バミン酸メチル729gを得る。
IR:+yCH” 3360CIM  。
NMR:δ(CDC1い /33〜。2、θ0(m、乙
H) 、 2.乙3(8゜3H)、3.’17〜’A/
7(s 、乙H’)、1A33〜IA乙7(m 、 /
H)、730〜133(m、/H’l。
実施例2 N−(2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン酸メチ
ル739をピリジン1AOtn/にとかし、塩化トリフ
ェニルメチルt3flを加え、室温に一夜放置する0反
応液を水中に注ぎ、酢酸エチJしで抽出する。抽出液を
希塩酸と水で洗い、溶媒を留去したのち、残渣をジクロ
ロメタン−エーテル混液カら再結晶すればN−(2−ト
リフェニルメトキシエチル)ジチオカルバミン酸メチル
/’A739を得る。
謂lb、/33〜/≠θ°C9 NMR:δ(CIXII3) 2.40(s、3H)、
3.33(L、コH,J=3;’)、36θ〜弘θ7(
m、2H)、7θ7〜763(nl、/6H’)。
(以下余白) 実施例3 N−(2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン酸メチ
ル4’、 3 flをジクロロメタン20 mlにとが
し、加圧管に入れ、内温を−jθ°C〜−6θ°Cとシ
、イソブチン30dを導入する。これに濃硫酸θ/Ml
を加え、密栓したのち徐々に室温まで温め。
さらに17時間放置する。反応液をジクロロメタンと0
.5%水酸化ナトリウム水の混合物に注入し。
ふりまぜたのら、有機層を分取する。これを水洗。
乾燥したのち、濃縮乾固すればN −(,2−t−ブト
キシエチル)ジチオカルバミン酸メチルを得る。
NMR:δ(CDCI、)  /、2(s、9H)、2
乙3(s、3H)、3J3(t 、2H,J=Lt) 
、3.73〜44θJ(m、、、2H)。
実施例グ N−[2−(,2−テトラヒドロピラニル)オキシエチ
ル]ジチオカルバミン酸メチル/291をエタノール3
Vθmlにとかし、ナトリウムアジド3 、r、 、t
 f含有水22θmlを加えて2t時間加熱還流する。
反応液を減圧濃縮し、残留物に水と酢酸エチルとを加え
てふりまぜたのち、水層を分取する。水層をりん醋酸性
とし、酢酸エチルで抽出する。溶媒を減圧濃縮すれば/
−[,2−(2−テトラヒドロピラニル)オキシエチル
]−3;−/H−テトラゾールチオール1ooyを得る
NMR:δ(CDCI a )  /、 3J〜/、1
7 (rn 、IH) 、−14’ 0〜lAJ’7(
m、7H)、/、2.5′7〜/j、/A(m、/H)
実施例j N−(,2−トリフェニルメトキシエチル)ジチオカル
バミン酸メチル2/、73f、ナトリウムアンド’A3
1.エタノールコ20m1および水ざθmlを混合し、
溶液を2時間加熱還流する。反応液を減圧濃縮し、残留
物に水と酢酸エチルを加え、ふりまぜたのら、水層を分
取する。これをりん酸々性とし、酢酸エチルで抽出する
。抽出液を水洗。
乾燥し、濃縮する。残留物をジクロロメタン−ヘキサン
混液から再結晶すれば/−(2−1−!jフェニルメト
キシエチル)−j−/H−テトラゾールチオール/44
739を得る。
を、 133〜13弘j″C NMR:δ(CD、C0CD、?)   3.、!fθ
(t、2H,J二j)。
4t、413 (L 、、2H,J−3; ) 、 t
、97〜74t3(1,+rs 、、/!;H)。
実施例6 ゛ N−(,2−1−ブトキシエチル)ジチオカルバミン酸
メチル/、 、4 fをエタノール/乙Mlにとかし。
ナトリウムアジドθ乙θ2gを水jMtにとかして加え
、混液を3.3時間還流する。室温まで冷却し。
水と酢酸エチルの混合物に注入し、ふりまぜたのち、水
層を分取する。これを3N−塩酸でpH2とし、酢酸エ
チルで抽出する。抽出液を食塩水で洗い、乾燥したのち
減圧濃縮すればl〜(2−t〜ブトキシエチル) −、
t−/H−テトラゾールチオール/、 3 / Iをう
る。
NMR:δ(CDCIJ)  /、−2(s 、9H)
 、”ざ’7(t、2H。
J−425)、44Q7(t、2H,J=123)、/
/、l’7(S。
/H)。
実施例7 /−[2−(2−テトラヒドロピラニル)オキシエチル
]−3−/H−テトラゾールチオ〜ル23fをアセトン
100txiにとかし、、2N−塩酸2θmlを加え、
室温で2時間かきまぜる。反応液を減圧濃縮し、残留物
を水でうすめ、エーテルで抽出する。抽出液を濃縮して
得た残留物を酢酸エチル−ヘキサン混液から再結晶すれ
ば/−<2−ヒドロキシエチル)−!;−/H−テトラ
ゾールチオール12.39をうる。
甲、 136〜13グC IR: v”””  32!;OCM ’llaX NMR:δ(CD、C0CDい  1A02(t、2H
,J二S)。
II−qθ(t 、2H、J=j) 、 7.33〜5
i、33(rn、/H)。
実施例g /−(2−1−リフェニルメトキシエチル)−j−/H
−テトラゾ−ルチオール3 、!i’、 、lr 9を
1%塩酸含有メタノール100tatにとかし、室温で
S時間かきまぜる。反応液を減圧濃縮し、残留物をトテ
ルにとかし、炭酸ナトリウム水で抽出する。
抽出水層を塩酸酸性とし、再びエーテルで抽出する。抽
出液を濃縮乾固すれば/−C2−ヒドロキシエチル)−
5−/1(−テトラゾールチオール/ /、ざgを得る
実施例9 かし、o′cに冷却し、/−(,2−t−ブトキシエチ
ル)−3−/H−テトラゾールチオール02θ2ytx
ジクロロメタン2ytlにとかして加え、室温にて3時
間かきまぜる。反応液を3N−塩酸10tttlと酢酸
エチル20 mlの混合物に注入し、ふりまぜたのち、
有機層を分取する。これをj%水酸化ナトリウム水で抽
出する。抽出液を塩酸酸性とし。
再び酢酸エチルで抽出する。抽出液を減圧濃縮すれば1
−(2−ヒドロキシエチル)−,5’−/H−テトラゾ
ールチオールを得る。
駅、133〜136°C6 実施例IO /−[2−C2−テトラヒドロピラニル)オキシエチル
]−j−/)1−テトラゾールチオール23gを炭酸水
素ナトリウム塩グgを含有する水12θmlにとかし、
減圧濃縮する。残留物をエーテル−ヘキサン混液から結
晶化させれば/−12−(2−テトラヒドロピラニル)
オキシエチル] −j−/H−テトラゾールチオール・
ナトリウム塩23.Syを得る。
撃、 777〜lざ0°C NMR:δ(CD30D)  /、33〜Z9θ(■1
1乙H)、3.33〜lA3J(m、、2H)、44θ
J(t、、2H,J−g)、444!?(1゜2H,J
=6)、≠!;0−’A7θ(m 、 / H)。
手続補正書(6釦 昭和58年 1月20日 特許庁長官 殿 ]、i!件の表示 昭和57年特許願第47846号 2、発明の名称 異項環チオール化合物とその製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 住所 大阪市福島区鷺叶5丁目12番4号〒553塩野
義製薬株式会社 特許部 (電話06−458−5861) 5補正の対象 発明の詳細な説明の欄 乙補正の内容 (1)明細書筒6頁第j行目の「ピランsti y」の
記載を「ピラン5ti−Bと訂正する。
(2)同第13頁第5行目の次に、実施例//〜/3を
挿入する。
c以下余白) 実施例// (1)N−(,2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミ
ン酸メチルエステル73/3fとエトキシエチレン19
2.露1の混合物を氷冷し、かきまぜながらトルエン−
11−スルホン酸−水和物93M&を加える。室温で3
θ分間かきまぜたのち、均一な反応液にトリエチルアミ
ンgμを加え、減圧濃縮すればN−[2−(/−エトキ
シエトキシ)エチル]ジチオカルバミン酸メチルエステ
ル2.’/−fを得る。
収率:9j/% (2)N−(2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン
酸メチルエステル/3/39とイソブトキシエチレンl
!;9mlの混合物にトルエン−p−スルホン酸−水和
物93M11を加え、3θ分間かきまぜる。これにトリ
エチルアミンざIを加え、減圧濃縮fればN−[,2−
(/−イソブトキシエトキシ)エチル]ジチオカルバミ
ン酸メチルエステルを得る。
(3)N−(2−ヒドロキシエチル)ジチオカルバミン
酸メチルエステル13;/31とニーメトキシプロペン
192m1の混合物にトルエン−■)−スルホン酸−水
和物93111)を70°Cで加える。7時間のち、ト
リエチルアミン7滴を加え、減圧濃縮すればN−E2−
(2−メトキシイソプロポキシ)エチル]ジチオカルバ
ミン酸メチルエステルを得る。
各生成物の物理定数は表n−/に示す。
実施例12 実施例グル乙と同様に表I−/の条件下に反応させれば
、それぞれ対応するテトラゾールチオール誘導体を製造
することができる。生成物の物理定数は表II−/の通
りである。
(以下余白) 実施例/3 実施例7〜gと同様にして表I−2の条件下に脱保護を
すれば/−(2−ヒドロキシエチル)テトラゾール−5
−チオールを得る。課13乙〜β7°C0 (以下余白)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒドロキシ基をエーテルの形で保護したN−(2
    −ヒドロキシエチル)ジチオカルバ2ン酸エステルにア
    ジ化水素の塩を作用させて、ヒドロキシ基を保護した/
    −(ユーヒドロキシエチル)−j−/H−テトラゾール
    チオールを製造オろ異項環チオール化合物の製造方法。
  2. (2)ヒドロキシ基をエーテルの形で保護したN−(ユ
    ーヒドロキシエチル)ジチオカルバミン酸エステル。
  3. (3)とドロキシ基をエーテルの形で保護した/−(ユ
    ーヒドロキシエチル)−5−/H−テトラゾールチオー
    ルまたはその塩。
  4. (4)請求項(3)の化合物を脱保護して/−(ユーヒ
    ドロキシエチルトづ−/H−テトラゾールチオールとす
    る原料物質として使用する用途。
JP57047846A 1982-03-24 1982-03-24 異項環チオ−ル化合物とその製法 Granted JPS58164567A (ja)

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