JPS5816388A - 硬貨計数機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬貨計数機の単位時間当りの処理枚数の拡大
と、それにともなう精度の高い設定枚数の計数を制御す
る装置を提供するものである。

従来の硬貨計数機に於ては、選別計数コースが７つであ
った為、゛単に処理速度を上げようと、回転円盤及び搬
送ベルトの搬送スピードを上げても種々の問題があった
。

より詳細に述べれば、特に選別、計数を同時に行なう選
別計数コースにあっては指定されたる硬貨と、それより
も小径硬貨が選別計数コース上に搬送ベルトに依り取込
まれ、目白押し、あるいは鈴なりに選別計数コースを搬
送されて行き乍ら、径の小さいものは搬送途中選別用の
開口部より落下し、所定の金種のみが計数される様にな
っている。しかるに大径小径の硬貨の取込まれた速度が
速いと、径の小さい硬貨は、その前後にある所定の硬貨
に挾まれ、所謂ブリッジ状態となり、選別用の開口部よ
り落下せず選別計数コースを通過してしま吃、所定の硬
貨の枚数内に小径の輿種硬貨が加算されてしまうという
事がしばしば惹起していた。

更に１単位時間当りの魁理孜数の増加に伴い、設定枚数
で計数を正確に中止する事が計数機や設定枚数での停止
等の作動が機械的に困囃になると同時に高速な為、例え
ば搬送ベルト等の回転部材の疲労も劇しくなり耐久性に
欠け、高速運転の為騒音が高いなどの欠点を有するもの
であった。

本発明は１別計数コースを複数にする事により単位時間
当りの処理枚数の増加と計数の確実性、選別計数コース
がｌｌ！数である為、各選別計数コースの硬貨処理速度
は比較的低速ですみ、小径硬貨の飛び越し、ブリッジ障
害がなくなり、設定数数の精度を高くし、耐久性、静粛
性が得られる。なお設定枚数の計数近傍に於ては選別計
数コースの７つを除き他の選別計数コースの搬送計数を
停止させることにより計数の精度を得ることもできる。

次に、本発明の一実施例として示した選別計数コースが
２本の例の図面に依り詳細に説明することとす４゜ 第１図の回転円盤１の回転に依り円盤の外ａ２に沿って
順次並べ整列された処理硬貨は、固定選別ガイド３．３
′と移動選桶ガイド４．４′によって硬貨通路５．５′
の幅を計数する硬貨の径に応じて規制せられ且つ一対の
グー！ｊ−６，６と６′、６′との間に張架せられた搬
送ベルト７．７′により摺動搬送されて行く◇ ここで、固定選別ガイド３と移動選別ガイド４並びに搬
送ベルト７等より成る第１選別計数コースを＾となし、
同様に３′と４′並びに７′等より成る第２選別計数コ
ースを８とする。

硬貨の搬送途中に硬貨通路５．５′内に形成された開口
部８．８′より径の小さい硬貨は落下しシュート（図示
せず）で外に選別投出され、所定の硬貨は硬貨通路５．
５′の最終端まで優遇され所定枚数の集積を行なう集積
筒９或は布袋等の包装部に取出される。

前記移動選別ガイド４．４′にはガイド俸１２．１２′
が夫々取付けられ、これらガイド俸１２．１２′は各々
λ対ずつある、案内ロー９−１３．１３′に挾持され左
右に対称的に移動出来る様になって居り、各ガイド俸１
２．１２’の上には夫々引張バネ１４．１４’が張架さ
れて居り、この引張ノ々ネ１４．１４’は移動選別ガイ
ド４．４′上の引っ掛はピン１５．１５’に掛けられて
いる。

更に移動選別ガイド４．４′にはローラー保持金具１６
２＞　１６ａが各取付けられ、これに接触ローラー１ｇ
、１６’が回転自在に設けられ、この接触ローツー１６
．１６’は直径方向に対称の形状をした調整カム１７に
前記引張りバネ１４．１４’により圧接されている。

調整カム１７には、前記対称即ち同じパターンのキデ建
が、夫々１ｔｏＯ反転した位置にあり、これが回転する
と移動選別ガイド４．４′が同幅移動し同時に、２本の
硬貨通路５．５′の幅が決定される。しかして調整カム
１７の軸１８は金種設定ノブ（図示せず）に連動してい
る。

硬貨搬送の動力は夫々第１、第２の選別計数コース＾、
Ｂ用の動力彎−ターよりベルト（共に図示せず）で、各
駆動プーリー１９．１９’に伝えられ一対のグーリ−６
，６’の一方を回転させて搬送ベルト７．７′を駆動す
る。

各選別計数コースＡ、Ｂの終端には前記の如く計数セン
サ１０．１０’及びストッパ例えばロータリーソレノイ
ドストツ／＃１１％１１’が装着されていて計数センサ
１０．１０’は硬貨の枚数を計数し、その直後に配置さ
れているロータリーソレノイド９ストツ／ｆ１１、ｌｌ
’は、円柱を二つに割った残り半分が、その中心線を中
心にりＱＯ回転し、硬貨の流れを止めたり流れる様に動
作する０換言すれば火柱部分面が固定選別ガイド３．３
′の内縁と平行であれば硬貨搬送が行なわれ、菅−タリ
ールノイドストツ／＃１１．１１’がりＯ０回転する事
で火柱部分面がコースと垂直に交わると、硬貨の流れを
止め計数が停止される。

このような構成より成り、今回転円盤１上に硬貨を供給
すると、回転円盤１の高速回転で硬貨は遠心作用を受け
て外１１２の内面に沿って一列状に整列されて回転円盤
１の回転方向に回動する。この内面に沿う一列の硬貨は
第１選別計数コース＾内にほぼ導入されるが導入されな
かった分や上記内面に沿う一列の内側を回動する硬貨は
第１選別計数コースＡ内に導入されずに第２選別計数コ
ースＢにおいて導入される。このように同時に傭数即ち
実施例では２組の選別計数コース＾、Ｂにて操作が行な
われて速度その他の条件が同一としてもほぼ２倍の作業
能率が得られる。

このようにＩｌ数本の選別計数コースを設けた場合被数
個所で同時に選別計数することになり１．設定枚数をカ
ウントするための制御手段としては例えば第２図に示し
た如き電気的手段が好ましい。

即ち前記実施例で両方の計数量が設定枚数に近くなると
一方のストツノｆが作動して計数を停止し爾後は７つの
選別計数コースのみを用いて設定枚数まで搬送を行なう
ものであって、前記計数センサ１０．１０’の合計が設
定枚数近くなったとき一方の計数セン？１０′の第２選
別計数コースの動作を停止して第１選別計数コースＡの
みで設定枚数までを計数する場合を説明する。

各、選別計数コース＾、Ｂの後端ＫＩＮ段された計数セ
ンサ１０．１０’上を硬貨が通過する事により発生した
信号は夫々カウンターＣＳＣ’に入カカクントされた後
、後段の加算ユニット＾ＯＯにて加算される。

ここで、スイッチＳは単に投入された硬貨を全て計数し
尽くすか、あるいは設定された枚数で停止するかを選択
するスイッチであり、開の状態で単なる計数、閉で設定
枚数での停止を意味する。

今、スイッチＳが開の状態ではプリセットエニン）ＰＵ
よりの信号は搬送ベル）７．７’の駆動用のモーターＭ
、Ｍ’及びストン／９１１．１１′の駆動用の四−タリ
ーソレノイド５ｏｂ−／及び５ｏＡ−／’に入力されな
いので、これらは始動されたままであり、投入された枚
数を数え尽くす事となる。

スイッチＳが閉じられた場合は、プリーツトエニッ）Ｐ
Ｕに竜ツトされた所定の設定牧歌と、実際に計数し加算
、ｚ＝ット＾ＯＤより出力される信号とが減算比較エニ
ン）Ｓυ８により減算比較されて出力され、更に選別計
数ブースＢによる動作を所定のプリセットされた牧歌の
何数手前で停止させるかと云う枚数６枚が記憶された停
止数量記憶ユニットαと、設定枚数と計数枚数の差が０
枚と記憶された０枚記憶ユニットｏがあり、夫々の出力
が＾ＮＤゲート＾０、＾２に入力されている。

（ここで設定枚数の手前６枚と云うのは、実際の計数速
度で規定されるのであって、仮に計数速度が非常に連い
場合は、設定枚数のかなり手前で選別計数コースＢを停
止させ、選別計数コースＡのみで確実に計数する必要が
生ずる為必然的にαが大きくなり、逆に比較的低速の場
合は小さくても良い、と云う様に機械の使用状況により
任意に設定出来る枚数である。）今、減算比較ユニット
ＳＵＢよりの出力が丁度α枚となるとＡＮＤゲートＡ２
の入力は両端ともＨ（ハイ）ＫｌモーターＭ′及びロー
タリーソレノイド５ｏｔ−ａが作動し、硬貨の流れを止
め計数がストツノされる。

この時、＾ＮＤダート＾、の出力はＬ（ＣＩ−）である
ので号−ターＭ及びロータリールノイド５ｏｂ−／は停
止作動せず計数を継続する。

更に計数が進み設定牧歌と計数枚数の差がＯＫなると０
枚記憶ユニット０と減算比較ユニットＳｕｅからの信号
が夫々Ｈ（−Ｉ−イ）となりＡＮＤｐ−）＾、の出力は
ＨＫなり前記と同様モーターＭ及びロータリーソレノイ
ド５ｏＡ−／を停止させ設定枚数が確実に得られる事と
表る。又硬貨の搬送停止は、ロータリーソレノイドのみ
でも可能であり、モーターＭＳＭ’を停止させずとも計
数停止は行ない得るとともに、計数停止と同時に毫−タ
ーＭＳＭ’を逆転させてもよい。

当然の事乍ら、各モーターＭＳＭ’は停止させずとも搬
送ベルトは硬貨との接触を離れしかもロータリールノイ
ドで硬貨の流れを停止しても結果は同様である。又モー
ターＭ、Ｍ’を逆転させてもよい。

なお、本実施例においては選別針数コース＾、８を平行
に配設したが、複数の選別針数コースを平行で表〈配設
、し得ることもできることは明らかである。

上記、具体例で見る如く、本発明は選別は兎も角少なく
とも計数コースを複数とし、それを前述の如く制御する
事に依り単位時間当りの計数処理枚数の増加、静粛性、
耐火度の向上が同時に得られると云う、着しい効果を発
揮するものである。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の実施例を示したもので、第１図は平
ＮＦ図、第２図は計数装置を示すブロック図である。 符号、１・・・・・回転円盤、３．３′・・・・・固定
道別ガイド、４．４’・・・・・移動選別ガイド、５．
５′・・・・・硬貨通路、７．７′・・・・・搬送ベル
ト、１０．１０’・・・・・計数センサ、１１．１１′
・・・・・ストッパー、１７・・・・・調整カム。 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／、　硬貨計数機に於て、１つの回転円盤の外泊に固定
   選別及び移動選別ガイドと搬送ベルトと計数センサー及
   び計数停止用ストッパーとより成る選別計数コースを複
   数有する事を特徴とする硬貨計数機。 ユ　複数の選別計数コースと、これら複数の選別計数コ
   ースに配設された計数センサーからの信号を加算する加
   算手段と硬貨設定枚数と計数枚数とを減算比較する減算
   比較手段と、停止させるべき枚数を記憶する記憶手段と
   前記減算比較手段に依って比較された結果が前記記憶手
   段に記憶されている枚数値と一致した時、１つの選別針
   数コースを除き他の選別コースを停止させる信号を出力
   するｐ−）手段とから成る制御装置を有する事を特徴と
   する硬貨計数機。