JPS58163127A - ヒユ−ズ用材 - Google Patents

ヒユ−ズ用材

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JPS58163127A
JPS58163127A JP4683582A JP4683582A JPS58163127A JP S58163127 A JPS58163127 A JP S58163127A JP 4683582 A JP4683582 A JP 4683582A JP 4683582 A JP4683582 A JP 4683582A JP S58163127 A JPS58163127 A JP S58163127A
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JP
Japan
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fuse
materials
present
type
stress corrosion
Prior art date
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Application number
JP4683582A
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English (en)
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JPH029097B2 (ja
Inventor
大 河村
正史 衣斐
誠司 熊谷
安斉 与一
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Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒユーズに使用されるヒユーズ用材に関するも
のである。
ヒユーズは配線や電気器具が短絡や過負荷によって過大
電流が流れたとき、それらが焼損するのを防止するだめ
のものである。
ヒユーズ用材としては小電流用にはPbとSn の合金
また、これにB1、C(1等を含んだいわゆる5n−P
b系合金が、大電流用にはCu、黄銅、i、Zn等が用
いられる。
本発明は、比較的大電流用でかつ高融点で溶断するヒユ
ーズ用材に関するものでヒユーズ性能としての、溶断時
間のバラツキを少なくし、耐久性能を向上させ、かつ周
囲に与える熱的悪影響を極力少なくし、また接続用挟持
形メス端子と一体構造が可能とした等を特徴とするもの
である。
従来、この種の比較的大電流用でかつ高融点で溶断する
ヒユーズ用材は、次の如き幾多の欠点を有していた。
(1)  ヒユーズ用材は通電電流により発生するジュ
ール熱により徐4に温度が上昇しやがて赤熱状態となっ
た後溶断するわけであるが、従来のこの種のヒユーズ用
材においては、通電開始から溶断に至るまでの時間が界
囲気温度、使用条件等による影響を受けやすく溶断時間
を安定的に確保することは困難であった。
(2)従来の高融点ヒユーズ用材は、赤熱状態が比較的
長時間継続した後、溶断する場合がほとんとてあって、
その場合には赤熱状態が長時間保持されることによる発
生熱量によりヒユーズの構成部品やヒユーズの周囲に多
用されている樹脂等を全 焼損せしめ、安静性を著しく低下させ実用上の使用は不
可能であった。
(3)  ヒユーズ月利は比較的高電流が通電した際に
は即座にその電流を遮断しなければならないが、その場
合ヒユーズ用材は金属蒸気を多量に発生する場合が多く
、電流遮断後の絶縁抵抗に悪影響を及ぼしたり、まだそ
の金属蒸気自身がその周囲に腐食等の悪影響を及ぼすこ
とがあり、信頼性の面で注意が必要であった。
(4)  ヒユーズは通常時定格電流値以下の電流が繰
返し流れるがその際にはヒユーズ用材に応力腐食割れ性
がある場合には長期間の繰返し使用により応力腐食割れ
が起因してヒユーズの破断に至らしめる事がある。特に
ヒユーズ構成材としての樹脂等が発散する雰囲気ガスに
より応力腐食割れに拍車をかけ何ら異状がないのにヒユ
ーズが切れるといっだ不具合いが発生することもあった
(5)また従来のヒユーズ月利は融点、導電率等、ヒユ
ーズ本来の特性に重点を置き検討されてきて強度面での
検討が充分性なわれていなかった事もり、メス端子を具
備する場合には別材料にて゛メス端子を製作しそれをヌ
ボット溶接、リベッ1−かしめ等の接続固定手段を用い
て一体と成していたのが現状である。
発明者らは以上の事項を全て満たすために、鋭意研究し
た結果、Fe O,5〜8.5 %、P O,01〜0
.15係、ZnO,01〜1.0係、Cu残部の成分を
有するヒユーズ用材を見い出したのである。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものでFe O
,5〜8.5 %、P O,01〜0.15 %、zn
 0.01−1.0%、Cuが実質的に残部のCu合金
であるが、B、Mg、A3Si、Mn、 Co、 Ni
、Ag、zr、Sn等を一種又は二種以上を0.5係以
下含有しても本発明のヒユーズ用材に本質的な悪影響を
与えない。
本発明のCu合金は鋳造、鍛造、押出し、熱間圧延、冷
間圧延、引抜き、線引き、プレスなどの加工手段を適用
でき所定の素材あるいは部品に容易に製造でき、ヒユー
ズと挟持形メス端子の特性として適度な融点、導電率、
強度、伸びを確保したものである。
特に板条の素材にした後切断、プレスを行なう場合、板
条の累月は伸銅の一般的設備を用いて製造することが可
能である。
ついで、この発明の成分範囲を上述の通りに限定した理
由を説明する。
(a、) Fe Fe成分は、赤熱後の溶断性を向上させるとともに応力
腐食割れを発生させることなく強度を大きくするが、0
.5%未満ではその効果はなく 8.5 %を越えると
導電性を害するのでその含有量を0.5〜3.5係に定
めた。
(t)) P P成分は、赤熱後の溶断性向上と素材を製造する場合の
溶解工程での脱酸剤として有効であるが、0.014未
満ではその効果はなく、0.15係を越えて含有すると
導電率が低下するとともに脱酸能力も飽和するので、含
有量を0.01〜0.15 %に定めた。
(c) Zn Zn成分は、強度ならびに素材を製造する場合の溶解工
程での脱酸剤および脱ガヌ剤として有効であるが、0.
014未満ではその効果はなく、1.0%以上を越えて
含有すると導電性と耐応力腐食割れ性を損うとともに、
ヒユーズ用材の溶断の際に金属蒸気が多くなるのでその
含有量を帆01〜1.0係に定めだ。
つぎに本発明の一実施例を説明する。
低周波溝型溶解炉を用いて所定の化学成分に調整した後
、半連続鋳造法により厚さ150ffπ×幅400Wa
X長さ1500IImのケークを得、熱間圧延にて厚さ
11問にし、表面ヌケール除去の面削を片面0.5騎づ
つ両面について行ない、冷間圧延、焼鈍、酸洗を繰返し
厚さ0.3間の条を得た。次にプレスにより第1図に示
す所望の部品に打抜き成形した後、第2図に示すヒユー
ズを製造し、供試品としだ。
あわせて市販の比較材も供試料とした。
第1図に示す打抜き成形した供試品は、ヒユーズのエレ
メントを成すもので、可溶部■とその両端に連設された
接続用挾持形メス端子■■′が一体的に形成されていて
不安定な接続箇所がなく電気的にも強度的にも信頼性の
高いものである。
また、第2図に示す供試品は、第1図のヒユーズエレメ
ントに吸熱作用のある士ラミック■を接着し、それらを
樹脂製ハウジング■の中に挿入した後上部に透明カバー
■を装着したところのヒユーズ体である。樹脂製ハウジ
ング■の底面には、接続用挾持形メヌ端子の開口部■■
′に相対する部分に、相手側板形オス端子の受入口■■
′が設けられ相手板形オス端子を樹脂製ハウジング■の
受入口■■′を貫通させ、挾持形メス端子■■′の開口
部■■′内に挿入させることによりその回路が接続する
とともに異状時の保護を可能ならしめるものである。
各供試料およびその物性、ヒユーズ性能等を表1に示す
。なお、物理的及び機械的性質と応力腐食割れは条から
試験片を採取し測定をした。尚応力腐食割れについては
素材を直角曲げ後、日本伸銅協会標準TBMA TOO
OI −1975r銅及び銅合金の伸展材のアンモニア
試験法」により試験を行なった。この試験結果を表1に
示す。
4ぐ 表1の結果から、本発明合金は、ヒユーズ用材として全
ての要求性能を満足するばかりでなく、接続用挟持形ノ
ス端子としての性能も満足し、かつ周辺部への熱的影響
も少ないことが明らかである。一方、市販のCu合金は
部分的に要求特性を満足するに過ぎない。
以上の結果から、本発明合金はヒユーズ用材として最適
であり、保安上からも世に益する所が顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明材を使用してプレス成形したヒユーズ
エレメントの一実施例の斜視図、第2図は本発明材を使
用したヒユーズエレメントをハウジングに挿入したヒユ
ーズ体の縦断面図である。 1、可溶部    2.接続用挟持形メス端子3、開口
部    4.透明カバー 5セラミツク  6樹脂製ハウシンク 7、受入口 特許出願人 太平洋精工株式会社 王”1m極金瓢不未入を紅 °17′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Fe O,5〜8.5 %、P O,01〜0.15 
    %、Zn o、01〜1.0係、Cu残部の成分を有す
    るヒユーズ用材。
JP4683582A 1982-03-23 1982-03-23 ヒユ−ズ用材 Granted JPS58163127A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4683582A JPS58163127A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 ヒユ−ズ用材

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JP4683582A JPS58163127A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 ヒユ−ズ用材

Publications (2)

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JPS58163127A true JPS58163127A (ja) 1983-09-27
JPH029097B2 JPH029097B2 (ja) 1990-02-28

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ID=12758389

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63119124A (ja) * 1986-11-06 1988-05-23 内橋エステツク株式会社 温度ヒユ−ズ
DE3804916A1 (de) * 1987-04-06 1988-10-27 Yazaki Corp Material fuer sicherungen
JP2002260518A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Dowa Mining Co Ltd ヒューズ用亜鉛合金およびヒューズとその製造方法

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JPH029097B2 (ja) 1990-02-28

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