JPS58158609A - 光フアイバケ−ブル防水成端部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ルの防水成端部に関するものである。

通信ケーブル線路には、外部の温度変化によって生じた
水滴が流入したり、事故等によってケー・プルが切断さ
れたとき、水が隣接区間のケーブル内に流れ込むのを防
ぐため、地下と架空の７境いや、ケーブル接続部々とに
、防水壁が設けら力，ることか多い。

従来、この種の防水壁は、ケーブルの中間部またはケー
ブル端末の成端部に、ポリウレタンやエポキシ等の樹脂
を用いて作Ｍされている。

第１図は、エポキシ樹脂を用いた従来の防水成端部の一
例の断面図であって、■は光ファイバヶ１。

−プル、２は光フアイバ心線、８はダムスリーブ、４Ｖ
ｉ．エポキシ樹脂、５はダムスリーブとケーブル外被の
接続部である。このように樹脂を用いて作る成端部は、
樹脂が硬化する前の液体のうちに注入すれば、元ファイ
バ心線の間隙に流れ込んで固着するため容易に作製でき
る特徴があるが、心線数が多心になればなるほど心線間
隔が小さくなるので、その間隙に樹脂を充てんするのが
困難となり、気泡や空隙が生じて、防水壁としての機能
を得るのがむずかしいという問題があった。

光フアイバケーブルの場合は、特に光フアイバ心線が機
械的に弱いので、樹脂硬化時や堪５ｆ皆化時に生じる大
きな伸縮によって、悪影響を受けるという間叩があった
。

こね、らの欠点を補うべく様々な考案が外されているが
、樹脂は注入状態や硬化条件など微妙な違いがあると、
作製した製品の性能に大きな差異が生じ易いという本質
的な問題を有するので、佑定して信頼性のある防水壁が
得られないという次点があった。

本発明は、これらの欠点を解決するため、樹脂を一切用
いずに、あらかじめ均等に作られた簡牟な構造のゴム部
品を用いて、メカニカルな方法で防水壁を構成したもの
であり、その目的は多心醒を収容した光フアイバケーブ
ルにおいて、光フアイバ心線に悪影響を与えることなく
、均一で高信頼な防水壁を得ることにある０以下図面に
より本発明の詳細な説明する。

第２図（ａｌは本発明による光フアイバケーブル防水成
端部の実施例の断面１ン１１第２１図（ｂｌは第２図（
ａｌのＡ　−Ａ／における断面図であって、６けスリッ
ト付きゴムチューブ、７けＵ字形溝付き円筒部材、８は
シール拐、９は０リング付きゴムチューブ、１０は締付
はリング、１１は押え金具、１２はＯリングである。

第３図は第２図におけるスリット付きゴムチューブ６の
部品の斜視図であって、６−１はスリット、第４図はＵ
字形溝付き円筒部材の部品の斜視図であって、７−　Ｉ
ＦｉＵ字形溝、第５図り、０リング付きゴムチューブ９
の部品の断面図であって、９−１はノズル部、９−２は
Ｏリング部である。

スリット付きゴムチューブ６の内径は、光ファイバ心線
２の外径と同じかもＬ　＜’は若干小さくなっており、
九ファイバ心線に取り付けるときは、スリット６−１を
拡げてファイバ心線に挾み込む。

スリット付キコムテユープ６の材質は、エナレングロビ
レンゴムなどの加硫ゴムが適しており、防水機能を持た
せるため、ゴム級朋は８０〜６０（ＪＩＳＡ）、寸法は
外径２〜４間φ、長さ２０〜４０關が適当である。

Ｕ字形溝付き円筒部材７は、ゴム、プラスチック、金属
等いずれでもよく、スリット付きゴムチューブ６よすも
硬質の材料を用いる。Ｕ字形溝の大きさは前記スリット
付きゴムチューブの外径と同じかまたは若干小さめにで
きており、スリット付きゴムチューブをはめ込んで保持
できるように々っている。

この成端部は光ファイバ心線２にスリット付きゴムチュ
ープロをはめ込み、そのスリット付きゴムチューブをス
リットがＵ字形茜の内側となるようにしてＵ字形溝付き
円筒部材に再度はめ込み、その外周にシール材８を巻き
付け、シール材８の外周にＯリング付きゴムチューブｆ
被ぜ、０リング（ｌゴムチューブのノズル部の外周から
締付はリングで押え付けることにより、元ファイバ心線
間の気密を保つ構造となっている。

前記構造で、光フアイバ心線にはめ込んだスリット付き
ゴムチューブ６をＵ字形溝に入れるときは、事前にＵ字
形溝内にシール材８全鴎〈内張すしておくか、もしくは
スリット付きゴムチューブプのｌＡ、　８にシール材８
を薄く巻き付けてからＵ字形溝に入れれば、スリット勾
きゴムチューブ６トＵ字形溝ｒ４）の水密性が官らに向
上する。

なお、０リング伺きゴムチューブの内径は、前記シール
材を巻き付けたときの外径よりも若干小さくできておシ
、０リング付きゴムチューブをシール材の外周に被せる
ときけ、治具を用いてチューブ内径を拡大して被せる。

シール材８の材質は粘着性のある軟質ゴムであり、各部
材間に間隙が生じるのを防ぐ。オた０リング付きチュー
ブの材質はスリット付きゴムチューブと同じ材質かもし
くは若干軟らかいゴム′＠を用いる。締付はリングの材
料はゴム、プラスチック、金属いずれでもよい０ 次に第２図に示した実施例の応用例を示す。

第６図は、心線数が増えた場合に対応して２層に心線を
収容した成端部の実施例の卯、２図ｆａｔの八−Ａ′に
相当する断面図であって、１３はＵ字形溝伺きシートで
ある。

２１７図はＵ字形溝伺きシートの部品の斜視図である。

Ｕ字形溝付きシート１８はＵ字形溝およびその材質がＵ
字形溝付き円筒部材７とほぼ同じであり、シート端面ば
丸く巻き付けたときの合わせ目に段差が生じないように
バイアスカットになっている。

次に第８図はテープ形光ファイバ心線に対する実施例の
埴２図ｆａｔのＡ−Ａ’に相当する断面図であり、１４
はテープ形光ファイバ心線、１５け角形ゴムチューブ、
１６は角形溝付き円筒部材である０第９図は第８図にお
ける角形ゴムチューブの部品の斜視図、第１０図は第８
図に用いる角形溝付き円筒部拐の部品の斜視図である。

それぞれテープ形光ファイバ心線に合わせた形状として
いる。この成端部においても、第６図と同様、心線数に
合わせて多層構造にすることはもち論可能である。

以上説明したように、本発明の光フアイバケーブル防水
成端部は、次に列挙する利点がある。

（１）光フアイバ心線に対して軟質のゴムチューブ全適
用し、その長さも２０〜４０　ｖｎｒｎ程肝と鉛く、軟
らかに光フアイバ心線を把握して水蜜を保つので、光フ
ァイバの特性に悪影響を与えない。

（２）光ファイバ６緋にはめ込むゴムチューブにはスリ
ットが設けてあり、またＵ字形溝付き円筒部材のＵ字形
溝にはめ込んで水蜜を得る構造であるので、光ファイバ
６脚１本１本を穴に通したりする必要がなく、組立作業
性が良い。

（３）　　あらかじめ成形品として作られたゴムチュー
ブとＵ字形溝付き円筒部拐を水密用部品として用い、メ
カニカルに組立てる構造であるので、完成した製品の性
能に“°バラツキ゛′が少なく、均一で高信頼な防水成
端部を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の防水成端部の断面図、第２図［ａｌは本
発明による光フアイバケーブル防水成端部の実施例の断
面［ン１、第２図ｆｂｌは第２図（ａｌ　〕Ａ　−Ａ’
における断面図、第８図、第４図および第５図はそれぞ
れ第２図に用いたスリット付きゴムチューブ６、Ｕ字形
溝付き円筒部拐７、Ｏリング句きゴムチューブ９の部品
図、第６図は心線に対応して２層に収容した成端部の実
施例の断面図、第７図は第６図で用いたＵ字形溝付きシ
ートの部品の斜稈図、第８図はテープ形光ファイバ心線
に対するｈ１７１００実施例の断面図、筑９図および編
】０１ン１はそれぞれ酸８図で用いる角形ゴムチューブ
Ｕ字形溝付き円筒部材の部品の斜視図である。 １・・・光フアイバケーブル、２・・・光ファイバ心ｆ
Ｈ１３・・・ダムスリーブ、４・・・エポキシ樹脂、５
・・ケーブル外級接続部、６・・・スＩＪット伺きゴム
チューブ、６−１・・・スリット、７・・・Ｕ字形溝付
き円筒部材、７−１・・・Ｕ字形溝、８・・・シール材
、９・・・０リング付きゴムチューブ、９−１・・・ノ
ズル部、９−２・・・Ｏリング部、１０・・・締付はリ
ング、１１・・・押え金具、１２・・・Ｏリング、１８
・・・Ｕ字形溝付きシート、１４＋・・・テープ形光フ
ァイバ必勝、１５・・・角形ゴムチューブ、１６・・・
角形溝付き円筒部材。 竺ＩＦ”１ 第８図 第４図 −５′：＝図 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　光フアイバ心線の径と同じかもしくはわずかに小さ
   な内径を有し、かつ、丸めることにより形成される円周
   の上に１箇所のスリットが設けられたゴムチューブと、 このゴムチューブが挿入できるＵ字形の溝を複数個有す
   る円筒部材と、 この円筒部材の外周に移せられた軟質のゴムシール材お
   よびＯリング付きゴムチューブとからなり、 前記Ｏリング付きゴムチューブの外周から、金属または
   プラスチック製リングで締めつけるように構成されてい
   ることを特徴とする元ファイバケーブル防水成端部。