JPS58157784A - 光学活性な〔s〕−(+)−2−アセチル−7−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフランの製造法 - Google Patents
光学活性な〔s〕−(+)−2−アセチル−7−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフランの製造法Info
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- JPS58157784A JPS58157784A JP57042145A JP4214582A JPS58157784A JP S58157784 A JPS58157784 A JP S58157784A JP 57042145 A JP57042145 A JP 57042145A JP 4214582 A JP4214582 A JP 4214582A JP S58157784 A JPS58157784 A JP S58157784A
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- C07D407/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00
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- C07D407/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D301/00—Preparation of oxiranes
- C07D301/02—Synthesis of the oxirane ring
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D307/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D307/77—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D307/78—Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
- C07D307/86—Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with an oxygen atom directly attached in position 7
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式(I):
で表わされる(S)−(十) −2〜アセチル−7−(
2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフラン(以下、S
預BFという)の新規な製造法に関する。
2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフラン(以下、S
預BFという)の新規な製造法に関する。
本発明の製造法によりえられる5KBFは4411々の
光学活性な有機化合物の合成中間体、とくにβ−アドレ
ナリン作働神経遮断剤(以下、β−ブロッカ−という)
として心臓病(不整脈、狭心症など)や島血圧症などの
予防ならびに治療および緑内障の治療などにきわめて有
用な〔S〕−(−)−2−アセチル−7−(2−ヒドロ
キシ−6−イツブロビルアミノブロボキシ)ベンゾフラ
ン塩酸塩(一般名: (S)−(−)−ベフノロール塩
酸塩)の合成中間体として重要である(特公昭50−2
0 、063号公報参照)。
光学活性な有機化合物の合成中間体、とくにβ−アドレ
ナリン作働神経遮断剤(以下、β−ブロッカ−という)
として心臓病(不整脈、狭心症など)や島血圧症などの
予防ならびに治療および緑内障の治療などにきわめて有
用な〔S〕−(−)−2−アセチル−7−(2−ヒドロ
キシ−6−イツブロビルアミノブロボキシ)ベンゾフラ
ン塩酸塩(一般名: (S)−(−)−ベフノロール塩
酸塩)の合成中間体として重要である(特公昭50−2
0 、063号公報参照)。
H
で表わされる特異骨格を有しており、したがって不斉炭
素原子(*印を付した炭素原子)を中心とする光、学異
性体が存在する。従来から知られている多くのβ−ブロ
ッカ−においては、〔S〕−立体配置を有する光学活性
体(以下、8体という)はその鏡像異性体(以下、R体
という)やラセミ体にくらべて薬理活性が高いといわれ
ている(たとえばylMed、 Ohem、111%
1118(1968)参照)。ベフノロール塩酸塩もそ
の例外ではなく、たとえはイヌにおけるイソプロテレノ
ールの心収縮力増強に対する拮抗作用を調べた試験では
、8体はR体にくらべて約40倍という高い活性が認め
られている。したがってベフノロール塩酸塩を従来のご
ときラセミ体としてよりも18体として提供しうる合成
中間体、すなわち5KBFを選択的に、簡便でかつ収率
よくうる製造法の開発が要求されている。
素原子(*印を付した炭素原子)を中心とする光、学異
性体が存在する。従来から知られている多くのβ−ブロ
ッカ−においては、〔S〕−立体配置を有する光学活性
体(以下、8体という)はその鏡像異性体(以下、R体
という)やラセミ体にくらべて薬理活性が高いといわれ
ている(たとえばylMed、 Ohem、111%
1118(1968)参照)。ベフノロール塩酸塩もそ
の例外ではなく、たとえはイヌにおけるイソプロテレノ
ールの心収縮力増強に対する拮抗作用を調べた試験では
、8体はR体にくらべて約40倍という高い活性が認め
られている。したがってベフノロール塩酸塩を従来のご
ときラセミ体としてよりも18体として提供しうる合成
中間体、すなわち5KBFを選択的に、簡便でかつ収率
よくうる製造法の開発が要求されている。
従来・β−ブロッカ−の8体をうるための代表的な方法
としては1 (1)光学分割法、 (2) (D)−マンニトールを不斉原料としてその不
斉炭素を目的化合物中に組み込む方法 などがよく知られている。(1)の光学分割法は分割剤
の入手に難点を有するため、工業的製造を指向するばあ
い、(2)のマンニトールを利用する方法の方がすぐれ
ており、その検討が数多くなされてきている。本発明者
らも同様の目的に沿つて、まったく新しい手法でもって
(D)−マンニトールの不斉炭素を組み込んた5FiB
Fを合成しうる有用性の高い製造法について種々研究を
行なってきた。
としては1 (1)光学分割法、 (2) (D)−マンニトールを不斉原料としてその不
斉炭素を目的化合物中に組み込む方法 などがよく知られている。(1)の光学分割法は分割剤
の入手に難点を有するため、工業的製造を指向するばあ
い、(2)のマンニトールを利用する方法の方がすぐれ
ており、その検討が数多くなされてきている。本発明者
らも同様の目的に沿つて、まったく新しい手法でもって
(D)−マンニトールの不斉炭素を組み込んた5FiB
Fを合成しうる有用性の高い製造法について種々研究を
行なってきた。
従来の当該技術分野における先行技術の特徴は1(D)
−マンニトールからえられる種々の光学活性な反応試剤
たとえば(R)−もしくは(S) −エピクロルヒドリ
ン(特公昭46−46,775号公報参照))(R)−
もしくは(S)−メシルオキシメチルオキシ5 ン(J
、 Am、 Ohem、 Soc、 1Qj、3666
(1979)参照)または伸)−もしくは(S)−6
−)シルオキシ−1,2−プロパンジオールアセトニド
(%開閉50−77.631号公報参照)などを塩基性
条件下で7工−ル性化合物と反応させることにある。す
なわちこれら先行技術は、いずれも反応中に生ずるフェ
ノキシトアニオン(ArO■)と前記反応試剤中の脱離
基(ハロゲン原子、メシルオキシ基、p−トルエンスル
ホニルオキシ基なト)トが求核的に置換されることを利
用したものである。しかしながら、5EEFの製造にそ
のような求核置換反応を応用すると1比較的強い塩基性
条件が採用されるためか、目的とする置換反応成績体が
収率よくえられがたい。
−マンニトールからえられる種々の光学活性な反応試剤
たとえば(R)−もしくは(S) −エピクロルヒドリ
ン(特公昭46−46,775号公報参照))(R)−
もしくは(S)−メシルオキシメチルオキシ5 ン(J
、 Am、 Ohem、 Soc、 1Qj、3666
(1979)参照)または伸)−もしくは(S)−6
−)シルオキシ−1,2−プロパンジオールアセトニド
(%開閉50−77.631号公報参照)などを塩基性
条件下で7工−ル性化合物と反応させることにある。す
なわちこれら先行技術は、いずれも反応中に生ずるフェ
ノキシトアニオン(ArO■)と前記反応試剤中の脱離
基(ハロゲン原子、メシルオキシ基、p−トルエンスル
ホニルオキシ基なト)トが求核的に置換されることを利
用したものである。しかしながら、5EEFの製造にそ
のような求核置換反応を応用すると1比較的強い塩基性
条件が採用されるためか、目的とする置換反応成績体が
収率よくえられがたい。
ラセミ体の2−アセチル−7−(2,6−エポキシプロ
ポキシ)ベンゾフランを製造するばあいまたとえば弱塩
基性物質であるピペリジン塩酸塩を塩基触媒に用いて式
(■): H で表わされる2−アセチル−7−ヒトロキシベンゾ7ラ
ンと大過剰の(±)−エピクロルヒドリンとを反応させ
る方法がとられてきている(特公昭50−20,066
号公報参照)。しかしながらこの方法をEJeBFの製
造に適用することは高価な光学活性体(たとえば光学活
性エピクロルヒドリン)を大意に消費することとなり、
工業的製造法とはいい難い。したがってS]IBFの製
造にあたっては、従来から実施されてきている求核置換
反応を利用した方法に代るまったく別の反応方法、たと
えば反応が終始中性条件付近に保たれているといった緩
和な条件下で反応が進行しうるような方法を利用するこ
とが理想的である。
ポキシ)ベンゾフランを製造するばあいまたとえば弱塩
基性物質であるピペリジン塩酸塩を塩基触媒に用いて式
(■): H で表わされる2−アセチル−7−ヒトロキシベンゾ7ラ
ンと大過剰の(±)−エピクロルヒドリンとを反応させ
る方法がとられてきている(特公昭50−20,066
号公報参照)。しかしながらこの方法をEJeBFの製
造に適用することは高価な光学活性体(たとえば光学活
性エピクロルヒドリン)を大意に消費することとなり、
工業的製造法とはいい難い。したがってS]IBFの製
造にあたっては、従来から実施されてきている求核置換
反応を利用した方法に代るまったく別の反応方法、たと
えば反応が終始中性条件付近に保たれているといった緩
和な条件下で反応が進行しうるような方法を利用するこ
とが理想的である。
本発明者らは1叙上のごとき制限された条件を満たす一
方法として1一般に7エノール類とアルコール類とを適
当な有機溶媒中・トリフェニルホスフィン(Ph5P
)およびジアルキルアゾジカルボン酸エステルを用いて
酸化−還元的ニ脱水縮合反応させる方法を利用すること
を思いつき、5KBFの製造に応用したところ、5KB
Fを高収率でうることができることを見出し、本発明を
完成するにいたった。
方法として1一般に7エノール類とアルコール類とを適
当な有機溶媒中・トリフェニルホスフィン(Ph5P
)およびジアルキルアゾジカルボン酸エステルを用いて
酸化−還元的ニ脱水縮合反応させる方法を利用すること
を思いつき、5KBFの製造に応用したところ、5KB
Fを高収率でうることができることを見出し、本発明を
完成するにいたった。
すなわち本発明は九式(II) :
h
で表わされる2−アセチル−7−ヒドロキシベンで表わ
される(R)−グリシドールとを不活性有機溶媒中で1
トリフェニルホスフィンおよびジアルキルアゾジカル
ボン酸エステルの存在下、酸化−還元的に脱水縮合させ
ることを特徴とする5KBPの製造法に関する。
される(R)−グリシドールとを不活性有機溶媒中で1
トリフェニルホスフィンおよびジアルキルアゾジカル
ボン酸エステルの存在下、酸化−還元的に脱水縮合させ
ることを特徴とする5KBPの製造法に関する。
本発明の製造法の原料に用いる式(■)で表わされる化
合物はオルトバニリンから容易にえられ、また式(11
)で表わされる(R)−グリシドールは(D) −マン
ニトールから比較的短工程でえられる。反応に際しては
、式(Il)で表わされる化合物1当量に対して(R)
−グリシドール約1〜1.5当1=t−用いるが1無脇
この範囲のみに限定されるものではない。また反応試薬
として用いられるトリフェニルホスフィン(式(V): で表わされる化合物)およびジアルキルアゾジカルボン
#1(一般式(■): RO2ON = N002R(W ) (式中1Rは好ましくは炭素数1〜4)で表わされる化
合物)の使用量は、それぞれ用いられた(R)−グリシ
ドールと当量(すなわち1式(1■)で表わされる化合
物1当量に対して約1〜1.5当置)で用いるのが好ま
しい。
合物はオルトバニリンから容易にえられ、また式(11
)で表わされる(R)−グリシドールは(D) −マン
ニトールから比較的短工程でえられる。反応に際しては
、式(Il)で表わされる化合物1当量に対して(R)
−グリシドール約1〜1.5当1=t−用いるが1無脇
この範囲のみに限定されるものではない。また反応試薬
として用いられるトリフェニルホスフィン(式(V): で表わされる化合物)およびジアルキルアゾジカルボン
#1(一般式(■): RO2ON = N002R(W ) (式中1Rは好ましくは炭素数1〜4)で表わされる化
合物)の使用量は、それぞれ用いられた(R)−グリシ
ドールと当量(すなわち1式(1■)で表わされる化合
物1当量に対して約1〜1.5当置)で用いるのが好ま
しい。
本発明の製造法を反応式で表わせばつぎのごとく表現で
きる。
きる。
H
(n) (Ill)(IJ
反応は通常不活性ガス(チッ素ガス、アルゴンガスなど
)算囲気下1乾燥した不活性有機溶媒(たとえばテトラ
ヒドロフラン、クロロホルム、ベンゼンなど)中で行な
われる。仕込順序はとくに限定されないが、好ましくは
式偵)で表わされる化合物1〔R〕−グリシドール1
トリフェニルホスフィンなその順で有機溶媒中に溶解せ
しめたのち1攪拌下にジアルキルアゾジカルボン酸を徐
々に滴下する方法が適当である。反応温度は通常−20
〜50°0為好ましくは0〜20°0とされ、ジアルキ
ルアゾジカルボン酸を滴下終了後同温度にて約1〜5時
間撹拌することにより反応を完結させることができる。
)算囲気下1乾燥した不活性有機溶媒(たとえばテトラ
ヒドロフラン、クロロホルム、ベンゼンなど)中で行な
われる。仕込順序はとくに限定されないが、好ましくは
式偵)で表わされる化合物1〔R〕−グリシドール1
トリフェニルホスフィンなその順で有機溶媒中に溶解せ
しめたのち1攪拌下にジアルキルアゾジカルボン酸を徐
々に滴下する方法が適当である。反応温度は通常−20
〜50°0為好ましくは0〜20°0とされ、ジアルキ
ルアゾジカルボン酸を滴下終了後同温度にて約1〜5時
間撹拌することにより反応を完結させることができる。
本発明の製造法によれば1反応系が終始中性条件付近に
保たれるため1反応物や生成物の分解が少な()SBf
BFを高収率でうることができる。
保たれるため1反応物や生成物の分解が少な()SBf
BFを高収率でうることができる。
また本発明の製造法によれば1脱水反応が(R) −グ
リシドールの1級水酸基で選択的に進行するため、危惧
されるラセミ化が少なく、高い光学純度を有するS]I
tBFをうることができる。
リシドールの1級水酸基で選択的に進行するため、危惧
されるラセミ化が少なく、高い光学純度を有するS]I
tBFをうることができる。
つぎに参考例および実施例をあげて本発明の製造法をよ
り詳細に説明するが、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
り詳細に説明するが、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
参考例1
((R)−グリシドールの製造)
(D)−マンニトールから常法(たとえば、J。
Org、 Ohem、、43.4877(1978)参
照)にしたがって製造された(R)−3−p−)シルオ
キシ−1,2−プロパンジオール62.79を乾燥メタ
ノール100m/および乾燥エーテル5Qm/に溶解し
、水冷下に金蜆ナトリウム5.49を徐々に加え、その
まま水冷下にて1時間攪拌した。反応終了後、反応液を
減圧下で濃縮し1残渣にエーテル200m4を加え1不
溶物を濾過して除いたそのP液を減圧下で濃縮し)残渣
にエーテル100m1を加え、不溶物を濾過して除いた
。さらにP液を減圧下で濃縮し、残渣にクロロホルム1
00m/、を加え1不溶物を濾過して除いた。F液を減
圧下で濃縮して目的の(R)−グリシドール14.49
をfJ+[色の油状物としてえた(収率89%)。
照)にしたがって製造された(R)−3−p−)シルオ
キシ−1,2−プロパンジオール62.79を乾燥メタ
ノール100m/および乾燥エーテル5Qm/に溶解し
、水冷下に金蜆ナトリウム5.49を徐々に加え、その
まま水冷下にて1時間攪拌した。反応終了後、反応液を
減圧下で濃縮し1残渣にエーテル200m4を加え1不
溶物を濾過して除いたそのP液を減圧下で濃縮し)残渣
にエーテル100m1を加え、不溶物を濾過して除いた
。さらにP液を減圧下で濃縮し、残渣にクロロホルム1
00m/、を加え1不溶物を濾過して除いた。F液を減
圧下で濃縮して目的の(R)−グリシドール14.49
をfJ+[色の油状物としてえた(収率89%)。
沸 点 : 70°o/15mmH9〔α〕信4:
+16.5°(05,8B、OHO/3)元素分析値
: 03H602(分子量74.05として)理論値
(%) : 04B、65 H8,11実測値(灼:
048.6D H7,90核磁気共鳴スペクトル(
測定溶媒:■O13、内部標準: TMS ) :δ値
2−75(2EN m)z 6−16(IH% m))
6−55(IH% dd))+95(IH% da)p
pm実施例1 (8EBXlの製造) 2−アセチル−7−ヒドロキシベンゾフラン17.69
)(R)−グリシドール9.69およびトリフェニルホ
スフィン64.19を乾燥テトラヒドロ7ラン150m
/に溶解させ、チッ素ガス雰囲気下1氷冷して内温を2
000以下に保ちながらジエチルアゾジカルボン酸エス
テル22.69を約60分間にわたり滴下した。滴下終
了後110〜20°0にて6時間攪拌を行なって反応を
完結させた。つきに溶媒を減圧下に留去し為残渣にジエ
チルエーテル100m1を加え、冷却して析出する沈殿
物をp別した。P液を減圧下で濃縮し1えられた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:塩化
メチレン/n−ヘキサン/エーテル−=4/6/1)に
より精製して純粋な目的化合物18.5ノ(収率80%
)をえた。このものはさらにベンゼン−n−ヘキサン(
1:5)/M合溶媒から再結晶して分析に供した。
+16.5°(05,8B、OHO/3)元素分析値
: 03H602(分子量74.05として)理論値
(%) : 04B、65 H8,11実測値(灼:
048.6D H7,90核磁気共鳴スペクトル(
測定溶媒:■O13、内部標準: TMS ) :δ値
2−75(2EN m)z 6−16(IH% m))
6−55(IH% dd))+95(IH% da)p
pm実施例1 (8EBXlの製造) 2−アセチル−7−ヒドロキシベンゾフラン17.69
)(R)−グリシドール9.69およびトリフェニルホ
スフィン64.19を乾燥テトラヒドロ7ラン150m
/に溶解させ、チッ素ガス雰囲気下1氷冷して内温を2
000以下に保ちながらジエチルアゾジカルボン酸エス
テル22.69を約60分間にわたり滴下した。滴下終
了後110〜20°0にて6時間攪拌を行なって反応を
完結させた。つきに溶媒を減圧下に留去し為残渣にジエ
チルエーテル100m1を加え、冷却して析出する沈殿
物をp別した。P液を減圧下で濃縮し1えられた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:塩化
メチレン/n−ヘキサン/エーテル−=4/6/1)に
より精製して純粋な目的化合物18.5ノ(収率80%
)をえた。このものはさらにベンゼン−n−ヘキサン(
1:5)/M合溶媒から再結晶して分析に供した。
融 点: 74.6°0
元素分析値: 013H1204(分子量:252.1
5として)理論値(%): 067.24 H5,
17実測値(%):067.20 H5・19〔α
〕腎:+27.6°(01,0[1、MθOH)質量ス
ペクトル: (m/e )2.62(M”))202s
1891176)16 i核磁気共鳴スペクトル(O
DO13%内部標準TMS):δ2.59(3H,+3
)12.78〜6.02(2HXm)λ5.66〜6.
58(IH,m)−4−11〜4−28(IHldd)
、4.45〜4.62(LH% ad))7.06〜7
.43F−4H)m)ppm実施例2 ジイソプルピルアゾジカルボン酸エステル26.69を
反応試薬に用いたほかは実施例1と同様にして実験を行
ない、目的物をえた。
5として)理論値(%): 067.24 H5,
17実測値(%):067.20 H5・19〔α
〕腎:+27.6°(01,0[1、MθOH)質量ス
ペクトル: (m/e )2.62(M”))202s
1891176)16 i核磁気共鳴スペクトル(O
DO13%内部標準TMS):δ2.59(3H,+3
)12.78〜6.02(2HXm)λ5.66〜6.
58(IH,m)−4−11〜4−28(IHldd)
、4.45〜4.62(LH% ad))7.06〜7
.43F−4H)m)ppm実施例2 ジイソプルピルアゾジカルボン酸エステル26.69を
反応試薬に用いたほかは実施例1と同様にして実験を行
ない、目的物をえた。
収量17.49(収率75%)
融 点 : 74.5°0
元素分析値: 013H1204(分子量232.1
3として)理論値(%) : 067.24 H5
,17実測値(灼: 067.3D H5,15〔α
〕背:+27.6°(01,00% MθOH)特許出
願人 科研薬化工株式会社 手続補正書(自発) 1事件の表示 昭和57年特許願第42145@ 2発明の名称 光学活性なしSコ−(+)−2−アセチル−7−(2,
3−1ボキシブOボキシ)ベンゾフランの製造法3補正
をする者 事件との関係 特 許 出 願 人任 所 東
京都中央区日本橋本町4丁目71地名 称 科研薬化
工株式会社 代表者 大 森 保 4代理人 〒540 5補正の対象 〈1〉 明細書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の内
容 (1) 明細書3頁11行の「ブロッカ−は」を[ブロ
ッカ−の多くは]と補正する。
3として)理論値(%) : 067.24 H5
,17実測値(灼: 067.3D H5,15〔α
〕背:+27.6°(01,00% MθOH)特許出
願人 科研薬化工株式会社 手続補正書(自発) 1事件の表示 昭和57年特許願第42145@ 2発明の名称 光学活性なしSコ−(+)−2−アセチル−7−(2,
3−1ボキシブOボキシ)ベンゾフランの製造法3補正
をする者 事件との関係 特 許 出 願 人任 所 東
京都中央区日本橋本町4丁目71地名 称 科研薬化
工株式会社 代表者 大 森 保 4代理人 〒540 5補正の対象 〈1〉 明細書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の内
容 (1) 明細書3頁11行の「ブロッカ−は」を[ブロ
ッカ−の多くは]と補正する。
以上
(2)
621
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式(IT) : H で表わされる2−アセチル−7−ヒドロキシベンゾフラ
ンと式(川): で表わされる(R)−グリシドールとを不活性有機溶媒
中で、トリフェニルホスフィンおよびジアルキルアゾジ
カルボン酸エステルの存在下1酸化−還元的に脱水縮合
させることを腸徴とする式(I): で表わされる[:’5)−(+)−2−アセチル−7−
(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフランの製造法
。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57042145A JPS58157784A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 光学活性な〔s〕−(+)−2−アセチル−7−(2,3−エポキシプロポキシ)ベンゾフランの製造法 |
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