JPS58157054A - 鉛蓄電池極板用基板の製造方法 - Google Patents
鉛蓄電池極板用基板の製造方法Info
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- JPS58157054A JPS58157054A JP57038996A JP3899682A JPS58157054A JP S58157054 A JPS58157054 A JP S58157054A JP 57038996 A JP57038996 A JP 57038996A JP 3899682 A JP3899682 A JP 3899682A JP S58157054 A JPS58157054 A JP S58157054A
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- JP
- Japan
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- lead
- substrate
- acid battery
- thin plate
- arsenic
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/64—Carriers or collectors
- H01M4/66—Selection of materials
- H01M4/68—Selection of materials for use in lead-acid accumulators
- H01M4/685—Lead alloys
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉛合金薄板を機械加工方式により鉛蓄電池極板
用基板を製造する方法の改良に関するものである。
用基板を製造する方法の改良に関するものである。
従来鉛蓄電池用格子基板祉鉛に4〜8重量%程度のアン
チモンを含有せしめた鉛−アンチモン系合金が使用され
ている。この合金は鋳造性に優れ且つ格子基板として十
分な機械的強度を有しているが、電解液中においてアン
チモンが溶出して、これが陰極板の表面に析出し、この
析出により自己放電が促進されて電池容量が低下すると
共に充電に際しては充電完了の附近において又は過充電
状態において電流の流量が大きくなり、そのために電解
液中の水が容易に分解して所謂カッシングをおこし、そ
の結果セル内の電解液液面が規定以下に低下するため、
たえずこの液面を点検して必要に応じて補水を行わねば
ならないという欠点があった。
チモンを含有せしめた鉛−アンチモン系合金が使用され
ている。この合金は鋳造性に優れ且つ格子基板として十
分な機械的強度を有しているが、電解液中においてアン
チモンが溶出して、これが陰極板の表面に析出し、この
析出により自己放電が促進されて電池容量が低下すると
共に充電に際しては充電完了の附近において又は過充電
状態において電流の流量が大きくなり、そのために電解
液中の水が容易に分解して所謂カッシングをおこし、そ
の結果セル内の電解液液面が規定以下に低下するため、
たえずこの液面を点検して必要に応じて補水を行わねば
ならないという欠点があった。
従って近時アンチモン含有量を2〜3質量%程度に減じ
た鉛−アンチモン系合金からなる格子基板を使用したメ
ンテナンスフリー電池が開発されているが、この合金を
使用した基板においても自己放電及び充電完了時の電流
値がそれ程小さくならないものであった。
た鉛−アンチモン系合金からなる格子基板を使用したメ
ンテナンスフリー電池が開発されているが、この合金を
使用した基板においても自己放電及び充電完了時の電流
値がそれ程小さくならないものであった。
又アンチモンを含有しない代表的合金に鉛−カルシウム
系や鉛−ストロンチウム系があるが、この種の合金は連
続鋳造による製条の生産性が低い。このためメンテナン
スフリー電池基板用合金として特公昭55−3421号
公報によれば鉛−すず−ヒ素系合金が提案されているが
、この種の合金は機械的強度の点で問題を生ずるもので
あった。
系や鉛−ストロンチウム系があるが、この種の合金は連
続鋳造による製条の生産性が低い。このためメンテナン
スフリー電池基板用合金として特公昭55−3421号
公報によれば鉛−すず−ヒ素系合金が提案されているが
、この種の合金は機械的強度の点で問題を生ずるもので
あった。
本発明はメンテナンスフリー用電池における機械加工方
式により形成される格子基板について尚強度にして耐食
性−に優れ且つ生産性が良好な基板の製造方法を提供せ
んとするものである。
式により形成される格子基板について尚強度にして耐食
性−に優れ且つ生産性が良好な基板の製造方法を提供せ
んとするものである。
即ち本発明方法は鉛合金薄板を機械加工方式により鉛蓄
電池極板用基板を製造する方法において、0.04〜1
.0重量%の砒素と、0.04〜1.5重量%の錫と、
残部鉛とからなる鉛合金薄板を205〜300℃に加熱
した後、急冷することを特徴とするものである。
電池極板用基板を製造する方法において、0.04〜1
.0重量%の砒素と、0.04〜1.5重量%の錫と、
残部鉛とからなる鉛合金薄板を205〜300℃に加熱
した後、急冷することを特徴とするものである。
本発明における鉛合金薄板をうるにおいて、砒素を含有
せしめることにより該薄板の機械的強度並に生産性を向
上せしめるものであり、その含有量を0.04〜1.0
重量%(以下%とあるは重量%を示す)と限定した理由
は、0.04%未満の場合には上記の機械的強度並に生
産性の向上は認められないものである。又1.0%を越
した場合には薄板の機械的強度並に生産性が1.O%の
場合に比して変らないと共にコスト高になる。更に連続
鋳造圧延にて形成された薄板条の端面にひび割れが発生
するおそれがある。
せしめることにより該薄板の機械的強度並に生産性を向
上せしめるものであり、その含有量を0.04〜1.0
重量%(以下%とあるは重量%を示す)と限定した理由
は、0.04%未満の場合には上記の機械的強度並に生
産性の向上は認められないものである。又1.0%を越
した場合には薄板の機械的強度並に生産性が1.O%の
場合に比して変らないと共にコスト高になる。更に連続
鋳造圧延にて形成された薄板条の端面にひび割れが発生
するおそれがある。
又錫を含有せしめることにより連続鋳造圧延による薄板
条の生産速度を向上せしめ且つ該薄板の耐食性差に機械
的強度を向上せしめるものであり、その含有量を0.0
4%未満の場合には耐食性並に機械的強度の向上はえら
れず且つ生産性速度も低下する。又1.5%を越えた場
合には耐食性差に生産性速度が1.5%の場合とほとん
ど同様であり且つ機械的強度が低下し、コスト高になる
ためである。
条の生産速度を向上せしめ且つ該薄板の耐食性差に機械
的強度を向上せしめるものであり、その含有量を0.0
4%未満の場合には耐食性並に機械的強度の向上はえら
れず且つ生産性速度も低下する。又1.5%を越えた場
合には耐食性差に生産性速度が1.5%の場合とほとん
ど同様であり且つ機械的強度が低下し、コスト高になる
ためである。
又本発明において薄板の加熱温度を205〜300℃に
限定して加熱した後急冷する理由は、該薄板に時効硬化
を附与せしめるためであり、加熱温度を205℃未満に
した場合には時効硬化が認められないものであり、又3
00℃以上に加熱した場合は薄板が軟化溶融するおそれ
がある。
限定して加熱した後急冷する理由は、該薄板に時効硬化
を附与せしめるためであり、加熱温度を205℃未満に
した場合には時効硬化が認められないものであり、又3
00℃以上に加熱した場合は薄板が軟化溶融するおそれ
がある。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例(1)
Pb−0.6%、Sn−As−合金においてAsの含有
量を種々変化せしめた合金について連続鋳造圧延法によ
り厚さ1mmの薄板を作成し、TQ=200℃、250
℃及び280℃において2時間加熱後、水中に入れて急
冷し室温にて3日間放置したものをエキスバンド加工し
、厚さ0.9mmの極板用基板を作った。またエキスバ
ンド加工前の薄板から成る試料について引張速度1.6
×10−58−1にて引張試験を行って求めた降伏応力
σ0.2を、Pb−0,68n合金の0.2にて割った
比を示すと第1図−Aに示す如くである。
量を種々変化せしめた合金について連続鋳造圧延法によ
り厚さ1mmの薄板を作成し、TQ=200℃、250
℃及び280℃において2時間加熱後、水中に入れて急
冷し室温にて3日間放置したものをエキスバンド加工し
、厚さ0.9mmの極板用基板を作った。またエキスバ
ンド加工前の薄板から成る試料について引張速度1.6
×10−58−1にて引張試験を行って求めた降伏応力
σ0.2を、Pb−0,68n合金の0.2にて割った
比を示すと第1図−Aに示す如くである。
第1図−Aより明らかの如くTQ=2200℃において
は急冷による時効硬化は認められないが、TQ=250
℃及び280℃においては急冷による時効硬化が顕著に
表われ、機械的強度が著しく向上した。
は急冷による時効硬化は認められないが、TQ=250
℃及び280℃においては急冷による時効硬化が顕著に
表われ、機械的強度が著しく向上した。
又上記の薄板についてその平均生産速度をPb−0.6
%Snの平均生産速度で割った比を示すと第1図−Bの
如くである。
%Snの平均生産速度で割った比を示すと第1図−Bの
如くである。
第1図−Bから明らかの如くAsの含有量の増加に伴っ
て生産速度比の向上が見られ、Asの含有量が0.5%
以上ではその生産速度の勾配がゆるやかになった。
て生産速度比の向上が見られ、Asの含有量が0.5%
以上ではその生産速度の勾配がゆるやかになった。
実施例(2)
Pb−0.335As−Sn合金においてSnの含有量
を種々変化せしめた合金について、連続鋳造圧延法によ
り厚さ0.9mmの薄板を作成し、TQ=200℃、2
15℃及び290℃に2.5時間加熱し、そのまま水中
に入れて急冷した後室温にて5時間放置したものを実施
例(1)と同様エキスバンド加工し基板を形成した。ま
たエキスバンド加工前の薄板から成る試料について引張
速度8.3X104S−1にて引張試験を行って求めた
降伏応力σ0.2をPb−0.35As合金のσ0.2
で割った比を示すと第2図−Aの如くである。
を種々変化せしめた合金について、連続鋳造圧延法によ
り厚さ0.9mmの薄板を作成し、TQ=200℃、2
15℃及び290℃に2.5時間加熱し、そのまま水中
に入れて急冷した後室温にて5時間放置したものを実施
例(1)と同様エキスバンド加工し基板を形成した。ま
たエキスバンド加工前の薄板から成る試料について引張
速度8.3X104S−1にて引張試験を行って求めた
降伏応力σ0.2をPb−0.35As合金のσ0.2
で割った比を示すと第2図−Aの如くである。
又上記薄板についてその平均生産速度をPb−0,35
Asの平均生産速度で割った比を示すと第2図−Bの如
くである。
Asの平均生産速度で割った比を示すと第2図−Bの如
くである。
実施例(3)
Pb−0.8%As−Sn合金においてSnの含有量を
種々変化せしめた合金について、連続鋳造法により厚さ
0.9mmの薄板を作成し、これをエキスバンド加工し
て厚さ0.8mmの基板を作成した。またエキスバンド
加工前の薄板の腐食試験における腐食による質量減を、
Pb−0.8As合金条の腐食による質量減で割った比
を示すと第3図の如くである。
種々変化せしめた合金について、連続鋳造法により厚さ
0.9mmの薄板を作成し、これをエキスバンド加工し
て厚さ0.8mmの基板を作成した。またエキスバンド
加工前の薄板の腐食試験における腐食による質量減を、
Pb−0.8As合金条の腐食による質量減で割った比
を示すと第3図の如くである。
まず、腐食試験条件は比重1.260(20℃)の電解
液中に試料を浸漬して0.5A(A)で350Hr通電
した後、これを取出し腐食による質量減を測定したもの
である。
液中に試料を浸漬して0.5A(A)で350Hr通電
した後、これを取出し腐食による質量減を測定したもの
である。
第3図より明らかの如くSn含有量が0.9〜1.0%
にて腐食量が最小となることが認められた。
にて腐食量が最小となることが認められた。
以上詳述した如く本発明方法によれば合金においてSb
を全く含有していないため自己放電は極めて小さく、し
かも機械的強度、腐食性が優れていると共に合金薄板の
生産速度が著しく向上する等顕著な効果を有する。
を全く含有していないため自己放電は極めて小さく、し
かも機械的強度、腐食性が優れていると共に合金薄板の
生産速度が著しく向上する等顕著な効果を有する。
第1図乃至第3図は本発明方法における合金薄板の特性
を示すものであり、第1図(A)はAs含有量と時効硬
化比との関係曲線図、第1図(B)はAs含有量と生産
速度比との関係曲線図、第2図(A)はSn含有量と時
効硬化比との関係曲嶽図、第2図(B)はSn含有量と
生産速度比との関係曲線図、第3図はSn含有量と質量
減比との関係曲線図である。
を示すものであり、第1図(A)はAs含有量と時効硬
化比との関係曲線図、第1図(B)はAs含有量と生産
速度比との関係曲線図、第2図(A)はSn含有量と時
効硬化比との関係曲嶽図、第2図(B)はSn含有量と
生産速度比との関係曲線図、第3図はSn含有量と質量
減比との関係曲線図である。
Claims (1)
- 0.04〜1.0重量の砒素と、0.04〜1.5重量
%の錫と、残部鉛とからなる鉛合金板を205〜300
℃に加熱した後急冷したのち機械加工し極板用基板を形
成することを特徴とする鉛蓄電池極板用基板の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57038996A JPS58157054A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 鉛蓄電池極板用基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57038996A JPS58157054A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 鉛蓄電池極板用基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157054A true JPS58157054A (ja) | 1983-09-19 |
JPH0147862B2 JPH0147862B2 (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=12540738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57038996A Granted JPS58157054A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 鉛蓄電池極板用基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157054A (ja) |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP57038996A patent/JPS58157054A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0147862B2 (ja) | 1989-10-17 |
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