JPS5815623Y2 - 水冷エンジンにおける冷却装置 - Google Patents

水冷エンジンにおける冷却装置

Info

Publication number
JPS5815623Y2
JPS5815623Y2 JP1976158994U JP15899476U JPS5815623Y2 JP S5815623 Y2 JPS5815623 Y2 JP S5815623Y2 JP 1976158994 U JP1976158994 U JP 1976158994U JP 15899476 U JP15899476 U JP 15899476U JP S5815623 Y2 JPS5815623 Y2 JP S5815623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow
cooling water
engine
hollow shaft
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976158994U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5375640U (ja
Inventor
小竹一男
小林智夫
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP1976158994U priority Critical patent/JPS5815623Y2/ja
Publication of JPS5375640U publication Critical patent/JPS5375640U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5815623Y2 publication Critical patent/JPS5815623Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてコンバイン、農用トラクタ等の農機
に搭載して用いる水冷エンジンの冷却装置に関する。
本考案の自的とするところは、多数の中空羽根を有する
横断流ファンの軸芯に中空軸を設け、前記中空羽根の一
端と前記中空軸の一端を中空部を介して連通させると共
に、前記中空軸の他端をウォータジャケットに、且つ前
記中空羽根の他端をアウトレットホースに夫々連通させ
、筐た前記中空軸内部にスクリューを内挿させ、前記中
空軸のスクリューを介して中空部に送る冷却水を前記の
各中空羽根に遠心分配して冷却水を循環すせるもので、
前記横断流ファンの吸排塵作用によって塵埃の詰り及び
付着などを無くして特別の防塵装置を不要とし、塵埃の
堆積によるエンジンの過熱などを防いで適正に冷却し得
ると共に、前記中空部及び中空軸及び中空羽根によって
横断流ファンを簡潔な構成にして希望する形状に構成し
得、冷却水循環に最も適したエンジン外側の任意の位置
に前記横断流ファンを取付は得、特に中空軸のスクリュ
ーによってエンジン内部の冷却水を取出して中空部に送
るので、特別のポンプ装置を介することなくエンジンの
冷却水を前記ファンに簡単に送給し得、且つ前記中空部
の冷却水をこの回転遠心作用によって各中空羽根に強制
分配するので、前記中空軸の冷却水送給能率を一層向上
させ得、前記中空部及び中空軸を用いてエンジンの冷却
水を強力に循i3ぜ得るようにした水冷エンジンにおけ
る冷却装置を提供しようとするものである。
以下、本考案の実施例としてコンバインに搭載した水冷
エンジンを例にあげて説明する。
第1図は本考案に係る水冷エンジンを搭載したコンバイ
ンの側面図、第2図はその平面図で、左右の走行うロー
ラ1.1の上方における機台2上部ニ、水冷エンジン3
および脱穀機4を搭載し、機台2の前部に分草板5およ
び刈刃6を有する刈取装置7と、殻稈引起装置8および
上部搬送装置9などを装設したものである。
筐た、符号10は下部搬送装置、11は縦搬送装置であ
って、その終端部は殻稈挾扼移送装置12のフィードチ
ェーン13始端部にのぞ筐せてあり、前記殻稈挾扼移送
装置12はフイードチェン13と挾扼杆14とから構成
し、脱穀機4の扱口に沿って設けたものである。
さらに、脱穀機4の後方には脱穀後の殻稈つ筐り排藁を
切断するための排藁切断装置15を、筐た右側方には一
番口から精粒な取り出す揚穀コンベア装置16をそれぞ
れ装設している。
しかして、前記水冷エンジン3は第3〜5図に明瞭に示
すようにエンジンブロック11内にウォータジャケット
18を形成すると共に、該エンジンブロック17の前部
に冷却水ポンプ19をセットボルト20.20.によっ
て取り付け、ラジェータ21で冷却させた冷却水をエン
ジン3内に導びき、該エンジン3の熱を奪い取ったウォ
ータジャケット18内の冷却水を、前記冷却水ポン11
90強制循環作用で、アウトレットホース22を介して
コンデンスタンク23へ還流するように構成したもので
、この冷却水ポンプ19は冷却水ポンプ軸240回転に
よって作動するものであり、該軸24は1対の傘歯車2
5.26、軸27、グー!j28j29.30に掛は渡
したタイミングベルト31等を介してクランクシャフト
(図示せス)と連動させたものである。
さらに、前記冷却水ポンプ19の内部構造について説明
すると、前記エンジンブロック17にケデシング33.
34を取付け、該ケーシング33゜34内に横断流ファ
ン35を軸架し、該ファン35を前記冷却水ポンプ軸2
4と連動連結させる。
前記横断流ファン35は上部の小径中空部36と、下部
の大径円板部37と、それらの中心部に軸受38で軸支
させた中空軸39と、前記中空部36と円板部37との
周縁部分に張架した多数の中空羽根40.40・・・と
を有し、さらにそれらの中間部には前記各羽根40.4
0・・・の補強を兼ねる円板状の伝熱体41を取り付け
ている。
また、前記中空軸39の内部には冷却水の流動な円滑に
するためのスクリュー42を挿設している。
さらに、前記ケーシング34から羽根40.40の下端
に臨1せてシール部材43を取り付ける一方、該ケーシ
ング34の一側に吸気口34aを、筐た他側に排気0.
34bをそれぞれ形成している。
上記のよ、うに構成したので、エンジン3を駆動すると
、その内部に設けたクランクシャフト(図示せず)が回
動し、タイミングベルト31、プーリ30.29.28
、軸27、傘歯車26.25およびポンプ軸26を介し
て横断流ファン35を第5図の矢印方向へ回転させ、こ
のためラジェータ21で冷却された冷却水は該ラジェー
タ21よりエンジン3内に導びかれ、エンジン3の熱を
奪い取った後に、ウォータジャケット18より、前述の
ようにポン1190強制循環作用によりアウトレットホ
ース22を介してコンデンスタンク23へ還流し、以下
斯る作用を繰り返すものである。
前記冷却水ポンプ19内においては、冷却水はウォータ
ジャケット18から中空軸39内を介して上部の中空部
36に至った後に、羽根40.40の内部を介してホー
ス22に送り出されるのである。
しかも、横哨流ファン350回転作用により吸気口34
aから吸引された冷却風が排気口34bへ向けて流動す
るため、、前記ラジェータ21内の冷却水を良好に冷却
し得るのである。
以上のように本考案の水冷エンジンにおける冷却装置は
、多数の中空羽根40・・・を有する横断流ファン35
の軸芯に中空軸39を設け、前記中空羽根40の一端と
前記中空軸39の一端を中空部36を介して連通させる
と共に、前記中空軸39の他端をウォータジャケット1
8に、且つ前記中空羽根40の他端をアウトレットホー
ス22に夫夫連通させ、普た前記中空軸39内部にスク
リュー42を内挿させ、前記中空軸39のスクリュー4
2を介して中空部36に送る冷却水を前記の各中空羽根
40・・・に遠心分配して冷却水を循環すせるもので、
前記横断流ファン35の吸排座作用によって塵埃の詰り
及び付着などを無くして特別の防塵装置を不要にするこ
とができ、塵埃の堆積によるエンジン3の過熱などを防
いで適正に冷却できると共に、前記中空部36及び中空
軸39及び中空羽根40・・・によって横断流ファン、
35を簡潔な構成にして希望する形状に構成でき、冷姉
水循環に最も適したエンジン3外側の任意の位置に前記
横断流ファン35を取付けることができ、特に中空軸3
9のスクリュー42によってエンジン3内部の冷却水を
取出して中空部36に送るので、W別のポンプ装置を介
することなくエンジン3の冷却水を前記ファン35に簡
単に送給でき、且つ前記中空部36の冷却水をこの回転
遠心作用によつて各中空羽根40・・・に強制分配する
ので、前記中空軸39の冷却水送給能率を一層向上させ
ることができ、前記中空部36及び中空軸39を用いて
エンジン3の冷却水を強力に循環すせることができて頗
る実用的である等の顕著な効果を奏するものである。
本考案は上記の実施の態様以外に種々の態様が推考され
る。
例えば、実施例において全羽根を中空としたが、これは
部分約1た1本毎その他の配列にすること、上部の中空
部36より下部の円板部37..を大径にして流れを促
進させたが、□これを上下同一径にすること、 中空軸内部にスクリューを設ける代わりに、中空部36
に遠心ポンプ状のフィンを付けた′、゛す、円板部37
に他の部材をつけること、 中空羽根にフィンを付けることは勿論、円板部37を数
本のスポーク状のもので遠心ポンプにすること、 このように数多くの態様が推考されるが、これらのもの
は初記の目的を達成でき、かつ前項の範囲から離脱され
ない限り、全て本考案に含有されるものと解さなければ
ならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷却装置を具備したコンバインの
側面図、第2図は第1図の平面図、第3図はエンジン部
分の側面図、第4図は冷却水ポンプの拡大断面図1.第
5図は第4図V−V線における簡略断面図である。 3・・・・・・エンジン、21・・・・・・ラジェータ
、35・・・・・・横断流ファン、40・・・・・・中
空羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の中空羽根40・・・を有する横断流ファン35の
    軸芯に中空軸39を設け、前記中空羽根40の一端と前
    記中空軸39の一端を中空部36を弁上て連通させると
    共に、前記中空軸39の他端をウォータジャケット18
    に、且つ前記中空羽根40の他端をアウトレットホース
    22に夫々連通させ、筐た前記中空軸39内部にスクリ
    ュー42を内挿させ、前記中空軸39のスクリュー42
    を介して中空部36に送る冷却水を前記の各中空羽根4
    0・・・に遠志分配して冷却水を循環すせるように構成
    したことを特徴とする水冷エンジンにおける冷却装置。
JP1976158994U 1976-11-26 1976-11-26 水冷エンジンにおける冷却装置 Expired JPS5815623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976158994U JPS5815623Y2 (ja) 1976-11-26 1976-11-26 水冷エンジンにおける冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976158994U JPS5815623Y2 (ja) 1976-11-26 1976-11-26 水冷エンジンにおける冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5375640U JPS5375640U (ja) 1978-06-23
JPS5815623Y2 true JPS5815623Y2 (ja) 1983-03-30

Family

ID=28766954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976158994U Expired JPS5815623Y2 (ja) 1976-11-26 1976-11-26 水冷エンジンにおける冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5815623Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3424234A (en) * 1963-01-02 1969-01-28 Nikolaus Laing Rotary heat exchangers

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3424234A (en) * 1963-01-02 1969-01-28 Nikolaus Laing Rotary heat exchangers

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5375640U (ja) 1978-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7946368B2 (en) Agricultural machine having dedicated multi-section fan unit
US3220170A (en) Vegetation mower and blade
CA2554178A1 (en) Straw chopper with fan having enhanced air flow in an agricultural combine
JPS5815623Y2 (ja) 水冷エンジンにおける冷却装置
US3572346A (en) End feed arrangement
JPH0143526Y2 (ja)
US3612711A (en) Winnowing blower
CN105980683A (zh) 用于农业机械的冷却系统和空气输送系统
JP3425677B2 (ja) 移動農機の防塵装置
JPS6332615Y2 (ja)
JP2579567Y2 (ja) コンバインのエンジン装置
JPH0119652Y2 (ja)
JPH0856454A (ja) 移動農機
JP2521005Y2 (ja) 汎用コンバインの脱穀装置
JP2574549Y2 (ja) コンバインのミッション冷却装置
JP3291579B2 (ja) コンバイン
JP2594279Y2 (ja) 農作業機
JP2579566Y2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP3552909B2 (ja) 脱穀装置の唐箕
JP2001317422A (ja) コンバイン
JPH0437406Y2 (ja)
JP2014209916A (ja) コンバイン
JP2832707B2 (ja) コンバイン
JPH0647224Y2 (ja) ブロワー付芝刈機
JPH0454765Y2 (ja)