JPS58156136A - 換気口用消音装置 - Google Patents

換気口用消音装置

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JPS58156136A
JPS58156136A JP57037277A JP3727782A JPS58156136A JP S58156136 A JPS58156136 A JP S58156136A JP 57037277 A JP57037277 A JP 57037277A JP 3727782 A JP3727782 A JP 3727782A JP S58156136 A JPS58156136 A JP S58156136A
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JP
Japan
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room
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chamber
wall
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JP57037277A
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JPH0260944B2 (ja
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Tohei Ito
伊藤 東平
Masanao Owaki
雅直 大脇
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Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/24Means for preventing or suppressing noise

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、室外騒音が換気口から室内に侵入することを
防止するための換気口用消音装置に関する。
建物の窓等の遮音性能の向上に伴ない、新たに建物に設
けられた換気口から室内に侵入する騒音の問題が提起さ
れている。
こめ騒音問題の解決を図るべく、換気筒の内周面に吸音
材を配置し、該吸音材によって騒音を吸収しようとする
試みが提案されておシ、また、吸音材による吸音効果を
高めるために換気筒内にその室外側開口より室内側開口
に至る迷路を形成し、この迷路の壁面に吸音材を配置す
ることが提案されている。
しかしながら、吸音材は高い周波数の騒音に対しては高
い消音効果を示すが、125〜400 Hzという低い
周波数の騒音に対しては消音効果を示さず、主としてこ
の吸音材による音の、エネルギー吸収作用に依存してい
た従来の前記消音装置では、吸音材が組み込まれた換気
筒の共振等によって、逆に前記した低周波の騒音が拡大
して室内に伝えられることがあシ、従来の前記消音装置
によっては充分な消音効果を得ることができなかった。
本発明の目的は、広い周波数帯域の騒音が室内に侵入す
ることを防止し得る換気口用消音装置を提供することに
ある。
従来の前記消音装置が主として吸音材による音のエネル
ギー吸収作用に依存していたことに対し、本願発明は、
基本的には、通路を介して互いに連通された部屋を伝帳
する音波は前記部屋において拡大されその音のエネルギ
ー密度が希薄化されることにより消音される、という原
理に基づく。
本願発明によれば、建物の換気口に配置される消音装置
であって、通路を介して互いに連通された複数の部屋を
備え、最初の部屋は室外側開口を介して大気に通じまた
最後の部屋は室内側開口を介して通じることを特徴とす
る換気口用消音装置が提供される。
本発明が特徴とするところは、図示の実施例に沿っての
以下の説明によシ、さらに明らかとなろう。
本発明に係る換気口用消音装置10の原理を第1図に沿
って詳細に説明すると、前記消音装置10は通路12を
介して互いに連通された複数の部屋14(14a、14
b)を備え、図示の例では第1の部屋14aおよび第2
の部屋14bが示されている。
第1の部屋すなわち最初の部屋14aは、室外側開口1
6を介して大気に通じ、また第2の部屋14bは室内側
開口18を介して室内に通じている。屋外の騒音等の音
波が前記開口16を経て部屋14a内に伝わると、この
音波は部屋14a内で拡大され、続いて通路12を経て
部屋14b内に伝わると、通路12で縮小された音波は
再び部屋14b内で拡大される。この音波の拡大毎に、
該音波はその膨張によってそのエネルギーを減少する。
その結果、前記消音装置1oの前記開口16から前記開
口18を経て前記室内に侵入する騒音を効果的に消去す
ることができる。
前記開口18を図示のとおシ前記通路12の軸線方向と
角度をなす方向に設け、さらに通路12から第2の部屋
14b内を前記開口18へ向けて進行する音波の進行方
向の正面に位置する壁2゜から通路12側へ距離dを設
けることにょシ、前記した膨張による消音機能に加えて
、前記壁20での反射波を利用した共鳴による消音機能
を前記消音装置10に付与することができ、一層効果的
に騒音を消去することができる。
また、前記開口18と壁20との距離dを変えることに
よシあるいは第1図に破線で示されているように通路1
2の両端を該通路が開放する各部屋14a、14bに突
出させることにより、騒音の周波数に対する挿入損失特
性(消音特性)を変えることができ、これによシ所望の
消音特性を得ることができる。
さらに、前記部屋14a、14bの内壁面に吸音材を配
置することができ、この吸音材による吸音機能をも付加
することができる。
本発明に係る換気口用消音装置1oは、第2図および第
3図に示されているように、建物の壁体22に設けられ
た換気筒24に関連して配置されている。換気筒24の
室内側開口には、従来よく知られたガラリ26が設けら
れ、換気筒24の室外側開口に前記消音装置1oが取シ
付けられてぃる。
前記消音装置10は、第1図に示した、通路12および
該通路を介して連通する部屋14&。
14bを区画するための箱28から成シ、該箱は、例え
ば、幅、高さおよび奥行がそれぞれ300m”、150
mmおよび100mmの寸法を有する。箱28内には、
該箱内を前記部屋14a、14bに分離するための隔壁
30が、箱28の一側28aよシ他側28bに向けて前
記箱28内を横切って伸び、その先端が箱28の前記他
側28bに間隙をおく。
この間隙により、両部屋14a、14bを連通する前記
通路12が規定されておシ、該通路の各端面は隔壁30
の面に一致する。
箱28の下部には、前記通路12が設けられた側と反対
の側に偏倚して位置する室外側聞口16が設°けられて
おシ、該開口を介して第1の部屋すなわち最初の部屋1
4aは大気に連通ずる。また、箱28の上半部すなわち
第2の部屋14bの周壁を規定する部分には、前記通路
12の軸線方向に90度の角度をなす室内側開口18が
設けられている。開口18は、換気筒24の前記室外側
開口に一致し、これによシ第2の部屋すなわち最後の部
屋14bは前記室内に連通ずる。
第2図および第3図に示す例では、第2の部屋14bを
取り囲む壁は、グラスウールから成る均一厚さの吸音材
32によって覆われている。′tた、前記開口18は、
前記−側に位置する壁20を覆う吸音材32の表面から
前記通路12の側へ距離d例えば40濶を隔てている。
前記消音装置10では、第1図に沿っての説明から明ら
かなように、室外から前記開口16を経て第1の部屋1
4a内に伝えられた音波は、第1の部屋14a内で拡大
され、続いて通路12で縮小された後、再び第2の部屋
14b内で拡大されることにより、エネルギーを減少す
る。
また、通路12を経て第2の部屋14b内を前記開口1
8へ向けて進行する音波の一部は、その進行方向の正面
に位置する壁20によシ反射されることから、その反射
波により共鳴現象が生じる。
この共鳴現象によって前記音波は、さらにそのエネルギ
ーを減少させ、さらに第2の部屋14bの壁面に設けら
れた吸音材32によってエネルギーを減少させる。
その結果、前記消音装置10によれば、高い消音効果を
得ることができ、前記換気筒24を経る空気の流通を阻
止することなく該換気筒から前記室内に侵入しようとす
る騒音を阻止することができる。
第4図は、本発明に係る前記消音装置の消音特性を示す
グラフであシ、横軸は騒音の周波数Hzを示し、また縦
軸は音響透過損失(dB)を示す。
前記グラフに符号34で示された特性線は、第2図およ
び第3図に示したように第2の部屋すなわち最後の部屋
14bを取シ囲む壁の内面のみを吸音材32で覆った場
合の消音特性を示す。また、符号36で示された特性線
はさらに第1の部屋すなわち最初の部屋14aを取り囲
む壁の内面をも前記したと同様な吸音材で覆った場合の
消音特性を示す。また符号38で示された特性線は両部
屋14J14bを取)囲む前記壁を前記吸音材で覆わな
い場合の消音特性を示す。
前記グラフの特性線、特に特性線38が示すところから
明らかなように、前記吸音材を用いることなく、125
〜400 Hzの低周波領域をも含む広い範囲の騒音を
も効果的に低減することができ、また前記吸音材を用い
ることによυ高周波領域の騒音を一層効果的に低減する
ことができる。
前記部屋14a、14bを横方向に整列して形成するこ
ともできるが、コンパクト化の上では、第2図および第
3図に示したように、両部屋14a。
14bを上下方向に積層状に形成し、両部屋14a。
14bをその一側に位置する通路12で連通することが
望ましい。
また、消音効果を高めるために、第1および第2の部屋
14a、14bとの間に、前記したと同様な通路を介し
て互いに連通ずる多数の部屋を必要に応じて挿入するこ
とができ、第1図について説明したように前記通路12
0両端部を前記部屋14a、14bに突出させることが
できる。
前記距離dを零とすることができるが、この距離dを零
とした場合には共鳴現象による消音効果が低減すること
から、図示の実施例のとおシ、゛零以上のある値dを設
定することが望ましい。この距離dを可変とするために
、前記開口18を箱28に対してすなわち最後の部屋1
4bに対して変位可能とし、あるいは壁20を変位可能
とすることができ、前記距離dの調節によって消音特性
を調整することができる。この調整に際し、壁20を変
位した場谷、部屋14bの容積が変化し、この容積変化
が共鳴現象に影響を及ぼすことがら、これを防止する上
で前記開口18を変位可能とすることが好ましい。
また、前記した共鳴現象による消音機能および吸音材に
よる吸音機能を高める上で、前記部屋14a、14bを
区画するすなわち規定する壁を、前記壁20を除き、吸
音材で覆いかつ前記壁2゜の内面を反射が生じやすい平
担な鏡面とすることができる。
本発明によれは、前記したように、基本的には音波の膨
張によって消音を図ることがら、換気口の通気性を損な
うことなく該換気口から室内に侵入しようとする低周波
から高周波に至る広い周波数領域の騒音を効果的に消音
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る消音装置の原理を示す概略図であ
り、第2図は本発明に係る消音装置の横断面図であり、
第3図は第2図に示した線3−3に沿って得られた断面
図であり、第4図は本発明に係る消音装置の消音特性を
示すグラフである。 12:通 路、     14a:最初の部屋、14b
:最後の部屋、  16:室外側開口、18二室内側開
口、 20:音波の進行方向正面に位置する壁、24:換気口
、     32:吸音材。 代理人 弁理士松永宣行 第1図 第2図 2ら 第3図 第4図 用板11に−(Hz)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物の換気口に配置される消音装置であって、壁
    によって区画されかつ通路を介して互いに連通された複
    数の部屋を備え、最初の部屋は室外側開口を介して大気
    に通じまた最後の室は室内側開口を介して室内に通じて
    いる換気口用消音装置。
  2. (2)前記室内側開口が前記通路の軸線方向に対して角
    度をなす方向にありしかも前記通路から前記室内側開口
    へ向けて進行する音波の進行方向の正面に位置する壁か
    ら該通路側へ隔てられた位置にある特許請求の範囲第(
    1)項に記載の装置。
  3. (3)前記部屋を区画する壁は吸音材を備える、特許請
    求の範囲第(1)項に記載の装置。
  4. (4)前記部屋を区画する壁は、前記通路から前記室内
    側開口へ向けて進行する音波の進行方向の正面の前記壁
    を除き、吸音材を備える、特許請求の範囲第(1)項に
    記載の装置。
  5. (5)前記通路の各端面は該通路が配置された壁の面と
    一致する、特許請求の範囲第(1)項に記載の装置。
  6. (6)前記通路の各端部は該通路が配置された壁から突
    出する、特許請求の範囲第(1)項に記載の装置。
  7. (7)前記通路から前記室内側開口へ向けて進行する音
    波の進行方向の正面に位置する壁は平担な内面を有する
    、特許請求の範囲第(1)項に記載の装置。
  8. (8)前記室内側開口は、前記通路から該開口へ向けて
    進行する音波の進行方向の正面に位置する壁迄の距離を
    可変とすべく、前記最後の部屋に対しての相対変位が可
    能である、特許請求の範囲第(1)項に記載の装置。
  9. (9)前記通路から前記室内側開口へ向けて進行する音
    波の進行方向の正面に位置する壁は変位可能である特許
    請求の範囲第(1)項に記載の装置。
JP57037277A 1982-03-11 1982-03-11 換気口用消音装置 Granted JPS58156136A (ja)

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JPH0260944B2 JPH0260944B2 (ja) 1990-12-18

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