JPS5815514A - 被覆用樹脂組成物 - Google Patents
被覆用樹脂組成物Info
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- JPS5815514A JPS5815514A JP11294881A JP11294881A JPS5815514A JP S5815514 A JPS5815514 A JP S5815514A JP 11294881 A JP11294881 A JP 11294881A JP 11294881 A JP11294881 A JP 11294881A JP S5815514 A JPS5815514 A JP S5815514A
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- Japan
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- polymerizable monomer
- weight
- containing polymerizable
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐候性および耐薬品性にすぐれた被覆用樹脂組
成物に関するものである。
成物に関するものである。
近年、アクリル系樹脂は熱硬化型あるいは熱可塑型の塗
では多大の努力を払って研究がなされている。
では多大の努力を払って研究がなされている。
ところで、かかるアクリル系樹脂に対しては必要な硬度
を得るための手段として、通常は当該樹脂の樹脂形成成
分の一つとして、スチレン系単量体を用いたり、あるい
はC5〜C4といった炭素数の小さいアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステルを用いている。
を得るための手段として、通常は当該樹脂の樹脂形成成
分の一つとして、スチレン系単量体を用いたり、あるい
はC5〜C4といった炭素数の小さいアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステルを用いている。
しかしながら、このスチレン系単量体を用いると耐紫外
線性が低下するし、低級(メタ)アクリル酸エステルを
用いると耐薬品性や光沢などが不良となる上、他樹脂と
の相溶性、とくにメラミン樹脂との相溶性が不良となる
などの欠点があった。
線性が低下するし、低級(メタ)アクリル酸エステルを
用いると耐薬品性や光沢などが不良となる上、他樹脂と
の相溶性、とくにメラミン樹脂との相溶性が不良となる
などの欠点があった。
しかるに、本発明者らはかかる従来技術における上述し
た如き欠点を排除して業界の要望に沿った塗料を得るべ
く鋭意研究した結果、特定の不飽和酸−水添ビスフェノ
ール付加物を樹脂形成成分の一つとして用いることによ
り目的とする被覆用樹脂組成物が得られることを見出し
て、本発明を完成させるに到った。
た如き欠点を排除して業界の要望に沿った塗料を得るべ
く鋭意研究した結果、特定の不飽和酸−水添ビスフェノ
ール付加物を樹脂形成成分の一つとして用いることによ
り目的とする被覆用樹脂組成物が得られることを見出し
て、本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は一般式
で示される重合性単量体伍)5〜60重量%と、水酸基
含有重合性単量体、エポキシ基含有重合性単量体または
カルボキシル基含有重合性単量体rB) 5.−y5
0重量膚と、その他の重合性単量体(C)10〜90重
量膚とを全重合性単量体蓋が100重量%となるように
重合させて得られる共重合体と硬化剤とを必須の成分と
して含んで成る、とくに耐候性および耐薬品性にすぐれ
た被覆用樹脂組成物を提供するものである。
含有重合性単量体、エポキシ基含有重合性単量体または
カルボキシル基含有重合性単量体rB) 5.−y5
0重量膚と、その他の重合性単量体(C)10〜90重
量膚とを全重合性単量体蓋が100重量%となるように
重合させて得られる共重合体と硬化剤とを必須の成分と
して含んで成る、とくに耐候性および耐薬品性にすぐれ
た被覆用樹脂組成物を提供するものである。
ここにおいて、まず上記重合性単量体(A)として代表
的なものには水添ビスフェノールもしくはジメチロール
シクロヘキサンのフマル酸またはマレイン酸モノエステ
ルあるいは(メタ)アクリル酸エステルがある。
的なものには水添ビスフェノールもしくはジメチロール
シクロヘキサンのフマル酸またはマレイン酸モノエステ
ルあるいは(メタ)アクリル酸エステルがある。
次に、前記した各種の官能基含有重合性単量体(B)の
うち、水酸基含有重合性単量体としては公知慣用のもの
ならすべて使用することができるが、そのうちでも特に
代表的なものを例示すれば、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
トまたはアリルアルコールなどがあり、さらには(メタ
)アクリル酸などのカルボキシル基を「カーデュラEJ
(オランダ国シェル化学社製品)のようなモノエポキシ
化合物で以て付加反応せしめて得られるものなどであり
、これらは単独であるいは二種以上を適宜組み合わせて
用いることができる。
うち、水酸基含有重合性単量体としては公知慣用のもの
ならすべて使用することができるが、そのうちでも特に
代表的なものを例示すれば、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
トまたはアリルアルコールなどがあり、さらには(メタ
)アクリル酸などのカルボキシル基を「カーデュラEJ
(オランダ国シェル化学社製品)のようなモノエポキシ
化合物で以て付加反応せしめて得られるものなどであり
、これらは単独であるいは二種以上を適宜組み合わせて
用いることができる。
5−
エポキシ基含有重合性単量体として代表的なものを例示
すれば、(メタ)アクリル酸グリシジルまたは(メタ)
アクリル酸メチルグリシジルなどがあり、カルボキシル
基含有重合性単量体として代表的なものを例示すれば、
(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸ま
たはイタコン酸などがあり、さらにはフマル酸、マレイ
ン酸もしくはイタコン酸などのモノエステル類などがあ
る。これらは単独であるいは二種以上を併用することが
できる。
すれば、(メタ)アクリル酸グリシジルまたは(メタ)
アクリル酸メチルグリシジルなどがあり、カルボキシル
基含有重合性単量体として代表的なものを例示すれば、
(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸ま
たはイタコン酸などがあり、さらにはフマル酸、マレイ
ン酸もしくはイタコン酸などのモノエステル類などがあ
る。これらは単独であるいは二種以上を併用することが
できる。
さらに、前記したその他の重合性単量体(C)として代
表的なものには(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ
)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸ラウリル;スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ジメチルスチレン:
(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、ブ6− トキシメチル(メタ)アクリルアミド;マレイン酸ジメ
チル、フマル酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、フマル
酸ジブチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル
;または(メタ)アクリロニトリルなどがあるが、前記
した重合性単量体cA)および各種の官能基含有重合性
単量体(B)と重合性を有するものであればすべて使用
することができる。これらは単独であるいは二種以上を
適宜組み合わせて使用することができる。
表的なものには(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ
)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸ラウリル;スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ジメチルスチレン:
(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、ブ6− トキシメチル(メタ)アクリルアミド;マレイン酸ジメ
チル、フマル酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、フマル
酸ジブチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル
;または(メタ)アクリロニトリルなどがあるが、前記
した重合性単量体cA)および各種の官能基含有重合性
単量体(B)と重合性を有するものであればすべて使用
することができる。これらは単独であるいは二種以上を
適宜組み合わせて使用することができる。
なお、前記した各種の官能基含有重合性単量体(B)の
うち、水酸基含有重合性単量体を用いる場合にはこれと
エポキシ基含有重合性単量体とを併用することもできる
し、さらにはカルボキシル基重合性単量体とを併用する
ことができるし、他方、エポキシ基含有重合性単量体を
用いる場合にはこれと水酸基含有重合性単量体とを併用
することもできる。
うち、水酸基含有重合性単量体を用いる場合にはこれと
エポキシ基含有重合性単量体とを併用することもできる
し、さらにはカルボキシル基重合性単量体とを併用する
ことができるし、他方、エポキシ基含有重合性単量体を
用いる場合にはこれと水酸基含有重合性単量体とを併用
することもできる。
以上に掲げた各重合性単量体の使用量としては、単量体
fA)は全重合性単量体を基準として5〜60重量%、
好ましくは10〜50重−msなる範囲内が適当であり
、5重量%未満であると、得られる塗膜の劇候件、硬度
および耐薬品性が低下するようになり、逆に、60重量
%な超えるときは塗膜の可撓性が低下するようになるの
で、いずれも適消ではない。
fA)は全重合性単量体を基準として5〜60重量%、
好ましくは10〜50重−msなる範囲内が適当であり
、5重量%未満であると、得られる塗膜の劇候件、硬度
および耐薬品性が低下するようになり、逆に、60重量
%な超えるときは塗膜の可撓性が低下するようになるの
で、いずれも適消ではない。
また、単葉体(B)の使用量は5〜50重量膚、好まし
くは10〜60重fチなる範囲内が適当であり、5重量
膚未満であるときは塗膜の耐候性、硬度および耐溶剤性
が低下することになり、逆に、50重量%を超えるとき
は耐水性が低下するようになる。
くは10〜60重fチなる範囲内が適当であり、5重量
膚未満であるときは塗膜の耐候性、硬度および耐溶剤性
が低下することになり、逆に、50重量%を超えるとき
は耐水性が低下するようになる。
さらに、その他の重合性単量体(C)の使用量は10〜
90重f−なる範囲であるが、これらの(A)とfB)
とFC+からなる重合性単量体の総量を100重量%と
するものであることは勿論である。
90重f−なる範囲であるが、これらの(A)とfB)
とFC+からなる重合性単量体の総量を100重量%と
するものであることは勿論である。
これらの各重合体性単量体(A)、(Blおよび(C)
’f用いて本発明組成物の一成分である前記共重合体を
得るには、公知慣用の重合方法がそのまま適用できるが
、就中、溶液重合法によるのが好適であり、特にこの重
合法が採用できる。
’f用いて本発明組成物の一成分である前記共重合体を
得るには、公知慣用の重合方法がそのまま適用できるが
、就中、溶液重合法によるのが好適であり、特にこの重
合法が採用できる。
而して、この溶液重合は通常、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼンもしくはエチルシクロヘキサンの如き炭化
水素系溶剤;n−ブタノールの如きアルコール系溶剤;
酢酸ブチルの如きエステル系溶剤:あるいはメチルエチ
ルケトンの如きケトン系溶剤の単独または二種以上の混
合溶剤中で、常温から200℃までの温度で、2〜30
時間重合反応せしめるのが適当であり、とのさいベンゾ
イルパーオキサイドもしくはジーtartブチルパーオ
キサイドの如き過酸化物、あるいはアゾビスインブチロ
ニトリルの如きアゾ化合物などの1合開始剤が用いられ
るし、さらに公知慣用のレドックス系触媒も用いること
ができる。また必要に応9− じて、ラウリルメルカプタンまたはチオグリコール酸オ
クチルなどの連鎖移動剤な用いて分子量を調整ないしは
調節することもできる。
チルベンゼンもしくはエチルシクロヘキサンの如き炭化
水素系溶剤;n−ブタノールの如きアルコール系溶剤;
酢酸ブチルの如きエステル系溶剤:あるいはメチルエチ
ルケトンの如きケトン系溶剤の単独または二種以上の混
合溶剤中で、常温から200℃までの温度で、2〜30
時間重合反応せしめるのが適当であり、とのさいベンゾ
イルパーオキサイドもしくはジーtartブチルパーオ
キサイドの如き過酸化物、あるいはアゾビスインブチロ
ニトリルの如きアゾ化合物などの1合開始剤が用いられ
るし、さらに公知慣用のレドックス系触媒も用いること
ができる。また必要に応9− じて、ラウリルメルカプタンまたはチオグリコール酸オ
クチルなどの連鎖移動剤な用いて分子量を調整ないしは
調節することもできる。
また、かかる共重合体の製造時あるいは製造後において
、該共重合体を不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂
、エポキシ樹脂あるいは天然もしくは合成脂肪酸などで
変性せしめることもできる。
、該共重合体を不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂
、エポキシ樹脂あるいは天然もしくは合成脂肪酸などで
変性せしめることもできる。
本発明組成物はかくして得られた共重合体と、さらにそ
の硬化剤とを必須の成分として含んで成るもので、かか
る構成になる組成物は、常温乾燥により、あるいは焼付
により諸性能に゛すぐれた硬化塗膜ケ得ることができる
。
の硬化剤とを必須の成分として含んで成るもので、かか
る構成になる組成物は、常温乾燥により、あるいは焼付
により諸性能に゛すぐれた硬化塗膜ケ得ることができる
。
ここにおいて、前記(B)成分として水酸基含有重合性
単量体を用いた場合に門も好ましい硬化剤としては、こ
の水酸基と反応性を有するもの(水酸基反応性硬化剤)
であるが、そのうちでも代表的なものを例示すればアミ
ノ樹脂または10− ポリイソシアネートなどがあり、前者に属するものとし
てはメラミン、尿素もしくはベンゾグアナミンなどの如
きアミノ化合物の一種あるいは二種以上の混合物をホル
ムアルデヒド供給物質、たとえばホルマリン、パラホル
ムアルデヒドまたはへキサメチレンテトラミンと反応さ
せて得られる縮合物、およびかかる縮合物に低級匈1〜
C4)アルコールを反応させて得られるエーテル化物な
どがあり、後者に属するものとしてはトリレンジイソシ
アネート、キシレンジイソシアネートまたはへギサメチ
レンジイソシアネートなどの如きジイソシアネート類を
、グリセリン、トリメチロールプロパンまたはペンタコ
ニリスリトールなどの如き多価アルコール中の水酸基に
伺加せしめて得られるポリイソシアネート類およびかか
る付加ポリイソシアネート中のイソシアネート基を、フ
ェノール、オキシムまたはメタノールなどの如き公知慣
用のブロック化剤でブロック化せしめて得られるブロッ
ク・ポリイソシアネートなどがある。
単量体を用いた場合に門も好ましい硬化剤としては、こ
の水酸基と反応性を有するもの(水酸基反応性硬化剤)
であるが、そのうちでも代表的なものを例示すればアミ
ノ樹脂または10− ポリイソシアネートなどがあり、前者に属するものとし
てはメラミン、尿素もしくはベンゾグアナミンなどの如
きアミノ化合物の一種あるいは二種以上の混合物をホル
ムアルデヒド供給物質、たとえばホルマリン、パラホル
ムアルデヒドまたはへキサメチレンテトラミンと反応さ
せて得られる縮合物、およびかかる縮合物に低級匈1〜
C4)アルコールを反応させて得られるエーテル化物な
どがあり、後者に属するものとしてはトリレンジイソシ
アネート、キシレンジイソシアネートまたはへギサメチ
レンジイソシアネートなどの如きジイソシアネート類を
、グリセリン、トリメチロールプロパンまたはペンタコ
ニリスリトールなどの如き多価アルコール中の水酸基に
伺加せしめて得られるポリイソシアネート類およびかか
る付加ポリイソシアネート中のイソシアネート基を、フ
ェノール、オキシムまたはメタノールなどの如き公知慣
用のブロック化剤でブロック化せしめて得られるブロッ
ク・ポリイソシアネートなどがある。
また、前記(Bl成分としてエポキシ基含有重合性単量
体を用いた場合に最も好ましい硬化剤としては、このエ
ポキシ基と反応性を有するもの(エポキシ基反応性硬化
剤)であるが、そのうちでも代表的なものを例示すれば
多塩基酸類、多価アミン類などがある。
体を用いた場合に最も好ましい硬化剤としては、このエ
ポキシ基と反応性を有するもの(エポキシ基反応性硬化
剤)であるが、そのうちでも代表的なものを例示すれば
多塩基酸類、多価アミン類などがある。
多塩基酸類として代表的なものにはコノ・り酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、1,10−デカンニ酸もしくはブラ
シル酸:あるいは無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸もしくはトリメ
リット酸などがあり、多価アミン類として代表的なもの
にはへキサメチレンジアミンもしくはトリエチレンテト
ラミンの如き脂肪族ポリアミン;アミノエチルピペラジ
ンもしクハシクロヘキシレンアミンの如き脂環族ポリア
ミン;メタフェニレンジアミンもしくはジアミノジフェ
ニルメタンの如き芳香族ポリアミン;ポリアミド樹脂、
あるいはエポキシ樹脂のアミンアダクトなどがある。
ン酸、セバシン酸、1,10−デカンニ酸もしくはブラ
シル酸:あるいは無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸もしくはトリメ
リット酸などがあり、多価アミン類として代表的なもの
にはへキサメチレンジアミンもしくはトリエチレンテト
ラミンの如き脂肪族ポリアミン;アミノエチルピペラジ
ンもしクハシクロヘキシレンアミンの如き脂環族ポリア
ミン;メタフェニレンジアミンもしくはジアミノジフェ
ニルメタンの如き芳香族ポリアミン;ポリアミド樹脂、
あるいはエポキシ樹脂のアミンアダクトなどがある。
さらに、前記(B)成分としてカルボキシル基含有重合
性単量体を用いた場合に最も好ましい硬化剤としては、
このカルボキシ基と反応性を有するもの(カルボキシル
基反応性硬化剤)があるが、そのうちでも代表的なもの
を例示すれば多価エポキシ化合物もしくはエポキシ樹脂
の如きエポキシ基含有化合物をはじめとして、アミノ樹
脂などがあり、エポキシ基含有化合物として代表的なも
のには多価アルコール類もしくは多価フェノール類のジ
グリシジルエーテル;多価カルボン酸のジグリシジルエ
ステル;あるいはトリ(メチル)グリシジルイソシアヌ
レート、あるいは(メチル)グリシジル(メタ)アクリ
レートの共重合体などかあ13− の好ましい固形分重量比は前者の40〜95重量部に対
し後者の60〜5重量部となる割合である。
性単量体を用いた場合に最も好ましい硬化剤としては、
このカルボキシ基と反応性を有するもの(カルボキシル
基反応性硬化剤)があるが、そのうちでも代表的なもの
を例示すれば多価エポキシ化合物もしくはエポキシ樹脂
の如きエポキシ基含有化合物をはじめとして、アミノ樹
脂などがあり、エポキシ基含有化合物として代表的なも
のには多価アルコール類もしくは多価フェノール類のジ
グリシジルエーテル;多価カルボン酸のジグリシジルエ
ステル;あるいはトリ(メチル)グリシジルイソシアヌ
レート、あるいは(メチル)グリシジル(メタ)アクリ
レートの共重合体などかあ13− の好ましい固形分重量比は前者の40〜95重量部に対
し後者の60〜5重量部となる割合である。
かくして得られた組成物はそのままで塗料となすことも
できるし、そのほかに公知慣用の各種の添加剤を添加配
合させた形で塗料となすこともできる。
できるし、そのほかに公知慣用の各種の添加剤を添加配
合させた形で塗料となすこともできる。
本発明組成物から得られた塗料は鋼、アルミニウムなど
の金属を被覆するのに主として用いられる。本発明組成
物は金属基体にそのまま塗装してもよいが、予めかかる
基体上に下塗り塗料を施しておき、その上に塗装するよ
うにしてもよい。このさいの下塗り塗料としては、通常
使用されているような、エポキシエステル系、ポリブタ
ジェン系またはアミノアルキド系などの電着プライマー
;あるいはアミノアルキド系、エポキシエステル系また
はフェノールアルキド系などの溶剤型プライマーの如き
、いわゆるプライマー用塗料が用いられる。
の金属を被覆するのに主として用いられる。本発明組成
物は金属基体にそのまま塗装してもよいが、予めかかる
基体上に下塗り塗料を施しておき、その上に塗装するよ
うにしてもよい。このさいの下塗り塗料としては、通常
使用されているような、エポキシエステル系、ポリブタ
ジェン系またはアミノアルキド系などの電着プライマー
;あるいはアミノアルキド系、エポキシエステル系また
はフェノールアルキド系などの溶剤型プライマーの如き
、いわゆるプライマー用塗料が用いられる。
14−
そして、本発明組成物を用いて得られる塗料はスプレー
塗装、ローラーコーティング、浸漬コーティングまたは
靜!塗装法などの公道慣用の方法により上述した如き基
体に塗装され、次いで加熱硬化させることにより塗膜を
得る。
塗装、ローラーコーティング、浸漬コーティングまたは
靜!塗装法などの公道慣用の方法により上述した如き基
体に塗装され、次いで加熱硬化させることにより塗膜を
得る。
かくして得られた塗膜は耐候性および耐溶剤性にすぐれ
るものであり、主として外装建材用、車輛用あるいは金
属機器用など、とくに屋外で使用される基体に用いられ
て優秀な耐候性を示すものである。
るものであり、主として外装建材用、車輛用あるいは金
属機器用など、とくに屋外で使用される基体に用いられ
て優秀な耐候性を示すものである。
次に、不発8Aヲ実施例および比較例により具体的に説
明するが、以下において部およびチは特に断わりのない
限りは、すべて重量基準であるものとする。
明するが、以下において部およびチは特に断わりのない
限りは、すべて重量基準であるものとする。
実施例1〜6および比較例1〜5
温度計、攪拌装置および還流冷却器を備えたフラスコに
キシレン 700部、n−ブタノール 300部および
ジ〜tert−ブチルパーオキサイド 10部を仕込ん
で120℃に加熱し、第1表に記載された重合性単量体
混合物の1. OO0部とさらにアゾビスイソブチロニ
トリルの10部とから成る混合物を5時間を要して滴下
し、さらに同温度に10時間保持させて樹脂溶液を得た
。
キシレン 700部、n−ブタノール 300部および
ジ〜tert−ブチルパーオキサイド 10部を仕込ん
で120℃に加熱し、第1表に記載された重合性単量体
混合物の1. OO0部とさらにアゾビスイソブチロニ
トリルの10部とから成る混合物を5時間を要して滴下
し、さらに同温度に10時間保持させて樹脂溶液を得た
。
各実施例および比較例で得られた各種の樹脂溶液(固形
分: 50%)を用いて、第2表に示されたような配合
により塗料化を行なった。
分: 50%)を用いて、第2表に示されたような配合
により塗料化を行なった。
18−
各側のうち、実施例1〜4および比較例1〜3の場合は
14’O℃の温度で30分間焼付けを行ない、他方、実
施例5.6および比較例4.5の場合は180℃の温度
で20分間の焼付けを行なって塗膜を得た。
14’O℃の温度で30分間焼付けを行ない、他方、実
施例5.6および比較例4.5の場合は180℃の温度
で20分間の焼付けを行なって塗膜を得た。
それぞれの塗膜について性能試験を行なった。それらの
試験結果はまとめて第6表に示す。
試験結果はまとめて第6表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 囚 一般式 で示される重合性単量体 5〜60重量涜、fBl
水酸基含有重合性単量体、エポキシ基含有重合性単量体
またはカルボキシル基含有重合性単量体 5〜5o重量
%、および (C) その他の重合性単量体 10〜90重量%な
全重合性単量体量が100重i%となるように重合させ
て得られる共重合体と硬化剤とを必須の成分として含ん
で成る熱硬化性被覆用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11294881A JPS5815514A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 被覆用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11294881A JPS5815514A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 被覆用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5815514A true JPS5815514A (ja) | 1983-01-28 |
JPH0121191B2 JPH0121191B2 (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=14599521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11294881A Granted JPS5815514A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 被覆用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815514A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100355604B1 (ko) * | 1999-12-23 | 2002-10-12 | 주식회사 하이닉스반도체 | 난반사 방지막용 중합체와 그 제조방법 |
WO2007004436A1 (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-11 | Arakawa Chemical Industries, Ltd. | ビニル変性エポキシ樹脂水性物、その製造方法および水性被覆剤 |
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CN113388293A (zh) * | 2021-06-11 | 2021-09-14 | 中国科学院兰州化学物理研究所 | 一种耐久型光热实时自修复超双疏涂层的制备方法 |
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1981
- 1981-07-21 JP JP11294881A patent/JPS5815514A/ja active Granted
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