JPS5815514A - 被覆用樹脂組成物 - Google Patents

被覆用樹脂組成物

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JPS5815514A
JPS5815514A JP11294881A JP11294881A JPS5815514A JP S5815514 A JPS5815514 A JP S5815514A JP 11294881 A JP11294881 A JP 11294881A JP 11294881 A JP11294881 A JP 11294881A JP S5815514 A JPS5815514 A JP S5815514A
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polymerizable monomer
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Hiroo Tanaka
田中 博夫
Yuichiro Moriki
雄一郎 森木
Yukio Yokoyama
幸夫 横山
Hajime Kumada
熊田 肇
Kaoru Mori
薫 森
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐候性および耐薬品性にすぐれた被覆用樹脂組
成物に関するものである。
近年、アクリル系樹脂は熱硬化型あるいは熱可塑型の塗
では多大の努力を払って研究がなされている。
ところで、かかるアクリル系樹脂に対しては必要な硬度
を得るための手段として、通常は当該樹脂の樹脂形成成
分の一つとして、スチレン系単量体を用いたり、あるい
はC5〜C4といった炭素数の小さいアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステルを用いている。
しかしながら、このスチレン系単量体を用いると耐紫外
線性が低下するし、低級(メタ)アクリル酸エステルを
用いると耐薬品性や光沢などが不良となる上、他樹脂と
の相溶性、とくにメラミン樹脂との相溶性が不良となる
などの欠点があった。
しかるに、本発明者らはかかる従来技術における上述し
た如き欠点を排除して業界の要望に沿った塗料を得るべ
く鋭意研究した結果、特定の不飽和酸−水添ビスフェノ
ール付加物を樹脂形成成分の一つとして用いることによ
り目的とする被覆用樹脂組成物が得られることを見出し
て、本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は一般式 で示される重合性単量体伍)5〜60重量%と、水酸基
含有重合性単量体、エポキシ基含有重合性単量体または
カルボキシル基含有重合性単量体rB)  5.−y5
0重量膚と、その他の重合性単量体(C)10〜90重
量膚とを全重合性単量体蓋が100重量%となるように
重合させて得られる共重合体と硬化剤とを必須の成分と
して含んで成る、とくに耐候性および耐薬品性にすぐれ
た被覆用樹脂組成物を提供するものである。
ここにおいて、まず上記重合性単量体(A)として代表
的なものには水添ビスフェノールもしくはジメチロール
シクロヘキサンのフマル酸またはマレイン酸モノエステ
ルあるいは(メタ)アクリル酸エステルがある。
次に、前記した各種の官能基含有重合性単量体(B)の
うち、水酸基含有重合性単量体としては公知慣用のもの
ならすべて使用することができるが、そのうちでも特に
代表的なものを例示すれば、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
トまたはアリルアルコールなどがあり、さらには(メタ
)アクリル酸などのカルボキシル基を「カーデュラEJ
(オランダ国シェル化学社製品)のようなモノエポキシ
化合物で以て付加反応せしめて得られるものなどであり
、これらは単独であるいは二種以上を適宜組み合わせて
用いることができる。
5− エポキシ基含有重合性単量体として代表的なものを例示
すれば、(メタ)アクリル酸グリシジルまたは(メタ)
アクリル酸メチルグリシジルなどがあり、カルボキシル
基含有重合性単量体として代表的なものを例示すれば、
(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸ま
たはイタコン酸などがあり、さらにはフマル酸、マレイ
ン酸もしくはイタコン酸などのモノエステル類などがあ
る。これらは単独であるいは二種以上を併用することが
できる。
さらに、前記したその他の重合性単量体(C)として代
表的なものには(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ
)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸ラウリル;スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ジメチルスチレン:
(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、ブ6− トキシメチル(メタ)アクリルアミド;マレイン酸ジメ
チル、フマル酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、フマル
酸ジブチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジブチル
;または(メタ)アクリロニトリルなどがあるが、前記
した重合性単量体cA)および各種の官能基含有重合性
単量体(B)と重合性を有するものであればすべて使用
することができる。これらは単独であるいは二種以上を
適宜組み合わせて使用することができる。
なお、前記した各種の官能基含有重合性単量体(B)の
うち、水酸基含有重合性単量体を用いる場合にはこれと
エポキシ基含有重合性単量体とを併用することもできる
し、さらにはカルボキシル基重合性単量体とを併用する
ことができるし、他方、エポキシ基含有重合性単量体を
用いる場合にはこれと水酸基含有重合性単量体とを併用
することもできる。
以上に掲げた各重合性単量体の使用量としては、単量体
fA)は全重合性単量体を基準として5〜60重量%、
好ましくは10〜50重−msなる範囲内が適当であり
、5重量%未満であると、得られる塗膜の劇候件、硬度
および耐薬品性が低下するようになり、逆に、60重量
%な超えるときは塗膜の可撓性が低下するようになるの
で、いずれも適消ではない。
また、単葉体(B)の使用量は5〜50重量膚、好まし
くは10〜60重fチなる範囲内が適当であり、5重量
膚未満であるときは塗膜の耐候性、硬度および耐溶剤性
が低下することになり、逆に、50重量%を超えるとき
は耐水性が低下するようになる。
さらに、その他の重合性単量体(C)の使用量は10〜
90重f−なる範囲であるが、これらの(A)とfB)
とFC+からなる重合性単量体の総量を100重量%と
するものであることは勿論である。
これらの各重合体性単量体(A)、(Blおよび(C)
’f用いて本発明組成物の一成分である前記共重合体を
得るには、公知慣用の重合方法がそのまま適用できるが
、就中、溶液重合法によるのが好適であり、特にこの重
合法が採用できる。
而して、この溶液重合は通常、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼンもしくはエチルシクロヘキサンの如き炭化
水素系溶剤;n−ブタノールの如きアルコール系溶剤;
酢酸ブチルの如きエステル系溶剤:あるいはメチルエチ
ルケトンの如きケトン系溶剤の単独または二種以上の混
合溶剤中で、常温から200℃までの温度で、2〜30
時間重合反応せしめるのが適当であり、とのさいベンゾ
イルパーオキサイドもしくはジーtartブチルパーオ
キサイドの如き過酸化物、あるいはアゾビスインブチロ
ニトリルの如きアゾ化合物などの1合開始剤が用いられ
るし、さらに公知慣用のレドックス系触媒も用いること
ができる。また必要に応9− じて、ラウリルメルカプタンまたはチオグリコール酸オ
クチルなどの連鎖移動剤な用いて分子量を調整ないしは
調節することもできる。
また、かかる共重合体の製造時あるいは製造後において
、該共重合体を不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂
、エポキシ樹脂あるいは天然もしくは合成脂肪酸などで
変性せしめることもできる。
本発明組成物はかくして得られた共重合体と、さらにそ
の硬化剤とを必須の成分として含んで成るもので、かか
る構成になる組成物は、常温乾燥により、あるいは焼付
により諸性能に゛すぐれた硬化塗膜ケ得ることができる
ここにおいて、前記(B)成分として水酸基含有重合性
単量体を用いた場合に門も好ましい硬化剤としては、こ
の水酸基と反応性を有するもの(水酸基反応性硬化剤)
であるが、そのうちでも代表的なものを例示すればアミ
ノ樹脂または10− ポリイソシアネートなどがあり、前者に属するものとし
てはメラミン、尿素もしくはベンゾグアナミンなどの如
きアミノ化合物の一種あるいは二種以上の混合物をホル
ムアルデヒド供給物質、たとえばホルマリン、パラホル
ムアルデヒドまたはへキサメチレンテトラミンと反応さ
せて得られる縮合物、およびかかる縮合物に低級匈1〜
C4)アルコールを反応させて得られるエーテル化物な
どがあり、後者に属するものとしてはトリレンジイソシ
アネート、キシレンジイソシアネートまたはへギサメチ
レンジイソシアネートなどの如きジイソシアネート類を
、グリセリン、トリメチロールプロパンまたはペンタコ
ニリスリトールなどの如き多価アルコール中の水酸基に
伺加せしめて得られるポリイソシアネート類およびかか
る付加ポリイソシアネート中のイソシアネート基を、フ
ェノール、オキシムまたはメタノールなどの如き公知慣
用のブロック化剤でブロック化せしめて得られるブロッ
ク・ポリイソシアネートなどがある。
また、前記(Bl成分としてエポキシ基含有重合性単量
体を用いた場合に最も好ましい硬化剤としては、このエ
ポキシ基と反応性を有するもの(エポキシ基反応性硬化
剤)であるが、そのうちでも代表的なものを例示すれば
多塩基酸類、多価アミン類などがある。
多塩基酸類として代表的なものにはコノ・り酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、1,10−デカンニ酸もしくはブラ
シル酸:あるいは無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸もしくはトリメ
リット酸などがあり、多価アミン類として代表的なもの
にはへキサメチレンジアミンもしくはトリエチレンテト
ラミンの如き脂肪族ポリアミン;アミノエチルピペラジ
ンもしクハシクロヘキシレンアミンの如き脂環族ポリア
ミン;メタフェニレンジアミンもしくはジアミノジフェ
ニルメタンの如き芳香族ポリアミン;ポリアミド樹脂、
あるいはエポキシ樹脂のアミンアダクトなどがある。
さらに、前記(B)成分としてカルボキシル基含有重合
性単量体を用いた場合に最も好ましい硬化剤としては、
このカルボキシ基と反応性を有するもの(カルボキシル
基反応性硬化剤)があるが、そのうちでも代表的なもの
を例示すれば多価エポキシ化合物もしくはエポキシ樹脂
の如きエポキシ基含有化合物をはじめとして、アミノ樹
脂などがあり、エポキシ基含有化合物として代表的なも
のには多価アルコール類もしくは多価フェノール類のジ
グリシジルエーテル;多価カルボン酸のジグリシジルエ
ステル;あるいはトリ(メチル)グリシジルイソシアヌ
レート、あるいは(メチル)グリシジル(メタ)アクリ
レートの共重合体などかあ13− の好ましい固形分重量比は前者の40〜95重量部に対
し後者の60〜5重量部となる割合である。
かくして得られた組成物はそのままで塗料となすことも
できるし、そのほかに公知慣用の各種の添加剤を添加配
合させた形で塗料となすこともできる。
本発明組成物から得られた塗料は鋼、アルミニウムなど
の金属を被覆するのに主として用いられる。本発明組成
物は金属基体にそのまま塗装してもよいが、予めかかる
基体上に下塗り塗料を施しておき、その上に塗装するよ
うにしてもよい。このさいの下塗り塗料としては、通常
使用されているような、エポキシエステル系、ポリブタ
ジェン系またはアミノアルキド系などの電着プライマー
;あるいはアミノアルキド系、エポキシエステル系また
はフェノールアルキド系などの溶剤型プライマーの如き
、いわゆるプライマー用塗料が用いられる。
14− そして、本発明組成物を用いて得られる塗料はスプレー
塗装、ローラーコーティング、浸漬コーティングまたは
靜!塗装法などの公道慣用の方法により上述した如き基
体に塗装され、次いで加熱硬化させることにより塗膜を
得る。
かくして得られた塗膜は耐候性および耐溶剤性にすぐれ
るものであり、主として外装建材用、車輛用あるいは金
属機器用など、とくに屋外で使用される基体に用いられ
て優秀な耐候性を示すものである。
次に、不発8Aヲ実施例および比較例により具体的に説
明するが、以下において部およびチは特に断わりのない
限りは、すべて重量基準であるものとする。
実施例1〜6および比較例1〜5 温度計、攪拌装置および還流冷却器を備えたフラスコに
キシレン 700部、n−ブタノール 300部および
ジ〜tert−ブチルパーオキサイド 10部を仕込ん
で120℃に加熱し、第1表に記載された重合性単量体
混合物の1. OO0部とさらにアゾビスイソブチロニ
トリルの10部とから成る混合物を5時間を要して滴下
し、さらに同温度に10時間保持させて樹脂溶液を得た
各実施例および比較例で得られた各種の樹脂溶液(固形
分: 50%)を用いて、第2表に示されたような配合
により塗料化を行なった。
18− 各側のうち、実施例1〜4および比較例1〜3の場合は
14’O℃の温度で30分間焼付けを行ない、他方、実
施例5.6および比較例4.5の場合は180℃の温度
で20分間の焼付けを行なって塗膜を得た。
それぞれの塗膜について性能試験を行なった。それらの
試験結果はまとめて第6表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚 一般式 で示される重合性単量体 5〜60重量涜、fBl  
    水酸基含有重合性単量体、エポキシ基含有重合性単量体
    またはカルボキシル基含有重合性単量体 5〜5o重量
    %、および (C)  その他の重合性単量体 10〜90重量%な
    全重合性単量体量が100重i%となるように重合させ
    て得られる共重合体と硬化剤とを必須の成分として含ん
    で成る熱硬化性被覆用樹脂組成物。
JP11294881A 1981-07-21 1981-07-21 被覆用樹脂組成物 Granted JPS5815514A (ja)

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JPH0121191B2 JPH0121191B2 (ja) 1989-04-20

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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