JPS58153843A

JPS58153843A - コンクリ−ト壁の構築方法

Info

Publication number: JPS58153843A
Application number: JP3667182A
Authority: JP
Inventors: 雅子山下
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-03-10
Filing date: 1982-03-10
Publication date: 1983-09-13
Also published as: JPS6320980B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は裏面の所定位置から７ツクが突出した一内、
外成形板を裏面同志所定の間隔を保って対向させ、上記
フックに結合具を差込んで一段或い唸複数段立て並べ、
その対向間隔に化フンを打設することを繰返して建造物
や土留擁壁、或いは嬶などの壁体を構築する方法の改ｊ
ＬＫ関する。

上述の様な壁体構築法は本出願人が特許１８５５−１１
７８２４　、同５５−１８５７５４　、同５４−４８２
２０、同５６−４８２２１号などで提案し、所期の効果
をあげ得ることをテストの結果確認した。しかし、これ
らは基礎をコンクリートで構築し、その上に壁体を構築
するので、壁体の構築は基礎の硬化を待ってから行わね
ばならなかった。

そこで本発明は基礎と同時に壁体を構築し、施工期間を
短縮すると同時に、基礎と壁体のコンクリートを完全に
一体硬化させ、強度を向上させたのである。

以下、図示の一実施例を参照して本発明を説明する。

Ａとム′唸裏面関に所定の間隔を保って立て並ペ、基礎
及びその上の壁体を構築する内側成形板と外側成形板で
、各板Ａ１Ａ′の裏面、左右上下回つの所定位置からＦ
ｉｖ字形、或いはＵ字形の７ツクｌが一定貴突出する。

両板ム、ム′は一枚が例えば厚さ約コ倒、左右の幅約社
儒、上下の高さ約／ｊｃｌ１１位の容易に持ち運べる大
きさにコンクリートで成形し、フックは左右両端から左
右幅の約μ長さ内側に寄った上下から突出し、上下方向
に早目地積みで立て並べても、破れ目地積みで立て並べ
ても上下の段間で正しく垂直方向に揃う様になっている
。

このフックは板ム、Ａ′をコンクリートで成形する際に
コンクリート中に埋設する縦横の鉄筋中、横筋を折曲し
て裏面から突出させて形成することもできるし、鉄筋に
基部を溶接して設けることもでき、板を成形したときに
は板と一体になっ−Ｃ□７１，１オ、。　　膳：゛壁体を構築すべき地面Ｅは平らに均し、その上に基礎の
内側成形板と外側成形板を、両成形板の裏面のフックに
内外両端にある差込部コ、コ′を差込んで基礎結合具ｊ
ｌｃよシ幅広い間隔で立　　　−て並べる。基礎結合具
Ｊはこの実施例では差込部コ、−Ｉを中間片Ｊ′の内、
外両端に上向きに有し、倒コ字形をして中間片３′は地
面に接地しているが、これに限らず例えばＨ形にし、中
間片３′は地面から浮いてもよい。

そして、基礎結合具の中間片Ｊ′には両端の差込部コ、
−′よシも上に突出し、基礎上に構築する壁体の少くと
も第１段（最下段）の内、外形板ム、ム′の裏面のフッ
クに差込む内、外の第２差込部ｐ、ｅ’が壁体の厚さに
応じた間隔で設けである。この第２差込部≠、≠′はこ
の実施例では中間片３′に直角に取付けであるが、これ
は垂直な壁体上構築するからであって、傾斜した壁体を
構築するときにはその傾斜に合わせて中間片３′に取付
ければよい、。

仁の第２差込部＜ｚ、＋’には壁体構築用の第１段の内
、外成形板の下縁を下から支持する支持片ｊｔ両端を各
差込部ダ、≠′から少し突出させて水平に渡設する。支
持片３の取付高さは、第１一段の内、外成形板の下部の
一部を基礎中に埋めるときは±の分だけ基礎の内、外成
形板の上級よシ４低くするが、一般的に基礎の内、外成
形板の上縁上に目地を保って第１１Ｒの成形板の下縁を
支持する様にする。成形板の高さ拡決っているので、基
礎結合具を製作する際に予しめ第２差込部間に、所要の
高さに取付けて置いてもよいし、地面上に基礎結合具で
基礎用内、外成形板を必要長さ、隣接状に立て並べてか
ら後で水子Ｋ１ｇ２付けてもよい。

後で取付ける場合は林立している内、外の各第２差込郁
をシャゴ万力などを使って内外から長尺補助付番、６′
で挾み付け、この長尺補助材６、νを水平にし、その上
に両第２差込部に寄シか＼らせて支持片を渡し並べ、第
２差込部に支持片を溶接などして取付けてから長尺補助
材を外すと、高さを揃えて正確に、且つ水平に全部の支
持片を能率よく叡付けることができる（第２図）。

基礎結合具３は、差込郁コ、コ′、第２差込Ｓ≠ぐグ、
支持片３を含めて厚さｊ−ｊ■、幅へツ籠程度の鉄のフ
ラットパーを切断し、溶接して作ることができる。

内、外成形板の裏面間への生コンＣの打設は、地図上に
基礎の内、外成形板を立て並べたら行い、それから第２
差込部で第１段の内、外成形板を取付け、これのフック
に第２段の内、外成形板を職付ける結合具７を上向！に
取付けてから第１段間に生コンＣを打設する。しかし、
場合によっては基礎の内、外成形板を立て並べてから第
２差込部に第１段の内、外成形板を裏面のフックで取付
け、第１段の内、外成形板のフックに第２段の内、外成
形板を職付ける結合具７を取付けてから基礎の内、外成
形板と第１段の内、外成形板の夫々裏面間に同時に打設
することもできる。

第１段の内、外成形板の裏面の７ツクに上向きに取付け
る連結具はｚｍ位の長さのフラットパーとし、第２段だ
けでなく、第５段、第４段を立て並べるものでよい。仁
のフラットパーで上０段を立て並べると、上の段の内、
外成形板は相互に連結されないので、太目の軟鉄線（例
えば直径ｌ■）で成形し九第４図に示す上下に折返し状
の差込部を有する結合具ｔや、第５図に示した８字形で
、上下の差込部を左右一対有すゐフラットパーを切断し
、溶接して作った結合具ｔを併用する。又、第２段の上
に第５段、第３段の上に第４段等、内、外成形板を一段
宛立て並べるのであれば第４図、第５図の結合具を用い
ればよい。

ζうして、第１段の内、外戚形板上に第２段の内、外成
形板を取付けたら第２段の内、外戚形板間に生コンを打
設し、これを繰返して所定の高さの壁体とする。

又、基礎の高さを高くするには第１段の基礎用内、外戚
形板上に第４図、第５図の結合具を用いて第２段の基礎
用内、外成形、板を立て並べ、その間にも生コンを打設
する。この場合、基礎結合具の第２差込部μ、μ′は最
上段の基礎用内、外成形板の上から突出する様に長くす
る。

生；ンの打設は、下の段に打設した生コンが硬化しない
うちに行い、こうして本発明によれば基礎と壁体とを同
時に構築することができる。

尚、基礎中、壁体中には縦筋！や、横筋１０を配筋し、
打設し先生コンによって埋めることは前述の先行技術に
記載しである通シである。

更に１土留擁壁の場合は壁体を構成する適尚な段の内、
外成形板に水抜きパイプが斜めに貫通する孔をあけて置
き、生コンの打設前に水抜きパイプを貫通させ、背後の
土層からの地下水を排水する様にする。又、基礎用内、
外成形板の上の７ツク同志は生コンＣの打設前に針金／
／などで連結して置くのが好ましい。

【図面の簡単な説明】

回置は本発明の一実施例で、第１図は成形板の斜面図、
第２図は基礎の内、外成形板を立て並べた状態の側面図
、□・・第３図は基礎上に第１段目の内、外成形板を立
て釜べ生コンをその間に打設した状態の側面図、第４図
は壁用成形板を立て並べるのに使用できる結合具の一例
の正面図、第５図は同じく他の一例の正面図で、図中、
ム、Ａ′は内、外の成形板、ｌはフック、Ｊは基礎用内
、外成形板の結合具、ＡＦｉ支持片、り、ｌは夫々壁用
内、外成形板の結合具を示す。特許出願人　　山　　下　　譲　　二

Claims

【特許請求の範囲】

裏面の所定位置からフックが突出した基礎用内、外成形
板を裏面同志所定の間隔を保って対向させ、上記フック
に基礎用結合具を差込んで基礎用内、外成形板を立て並
べ、その裏面対向間隔に生コンを打設すると共に、基礎
用結合具に基礎用内、外成形板の上に突出する二つの第
２差込部を立設し、この第２差込部で少くとも壁用第１
段の内、外成形板を裏面の７ツタで支持して基礎中から
上に突出させて、或いは基礎上に立て並べ、第１段の上
に紘壁用内、外成形板のその上の段を順次一段或いは数
段宛立て並べては生コンを打設することを繰返すコンク
リート壁の構築方法。