JPS5810756Y2 - コンクリ−トブロツク擁壁用構造体 - Google Patents
コンクリ−トブロツク擁壁用構造体Info
- Publication number
- JPS5810756Y2 JPS5810756Y2 JP15950080U JP15950080U JPS5810756Y2 JP S5810756 Y2 JPS5810756 Y2 JP S5810756Y2 JP 15950080 U JP15950080 U JP 15950080U JP 15950080 U JP15950080 U JP 15950080U JP S5810756 Y2 JPS5810756 Y2 JP S5810756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining wall
- concrete block
- block retaining
- plate
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンクリートブロック擁壁用構造体に関する。
従来のコンクリートブロック擁壁にあっては、その基礎
部分は型枠を組みコンクリートを打設して形成し、その
上面に斜面部を形成し、その斜面部にコンクリートブロ
ックを容積あるいは布積により擁壁を構築していた。
部分は型枠を組みコンクリートを打設して形成し、その
上面に斜面部を形成し、その斜面部にコンクリートブロ
ックを容積あるいは布積により擁壁を構築していた。
しかしながら、コンクリートブロックを容積あるいは布
積するためには斜面部を波うたずに平担面に形成する必
要があるが、斜面部は水平面に比して平担状に形成する
ことは熟練を要し困難なところであった。
積するためには斜面部を波うたずに平担面に形成する必
要があるが、斜面部は水平面に比して平担状に形成する
ことは熟練を要し困難なところであった。
したがって、コンクリートブロックの積上げ時に斜面部
を修正しなければならず、手数が係るものであった。
を修正しなければならず、手数が係るものであった。
そこで、本考案は上述のような欠点を解消すべくなされ
たもので、施工の簡単なコンクリートブロック擁壁用構
造体を提供するもので、その要旨とするところは、中央
部分にスリットを穿設した底板を有し、その底板の両端
には高さの異なる側板を立設し、その低い側板の上端に
はコンクリートブロック擁壁を積み上げるための斜面板
を延設し、前記高い側板と斜面板との上縁間は離間され
てコンクリート打設用開口とされていることを特徴とす
るコンクリートブロック擁壁用構造体に存する。
たもので、施工の簡単なコンクリートブロック擁壁用構
造体を提供するもので、その要旨とするところは、中央
部分にスリットを穿設した底板を有し、その底板の両端
には高さの異なる側板を立設し、その低い側板の上端に
はコンクリートブロック擁壁を積み上げるための斜面板
を延設し、前記高い側板と斜面板との上縁間は離間され
てコンクリート打設用開口とされていることを特徴とす
るコンクリートブロック擁壁用構造体に存する。
次に本考案の実施の一例を図面に基いて説明する。
図中１は本考案に係るコンクリートブロック擁壁用構造
体であり、この構造体１は中央部分にスリット２を穿設
した底板３を有している。
体であり、この構造体１は中央部分にスリット２を穿設
した底板３を有している。
この底板３の両端には高さの異なる側板４，５を立設し
ている。
ている。
その低い側板４の上端にはコンクリートブロック擁壁を
積み上げるための斜面板６を延設している。
積み上げるための斜面板６を延設している。
そして、その斜面板６の上端は高い側板５の上縁と略同
高さにされるとともに、斜面板６と側板５との上縁間は
離間されてコンクリート打設用量ロアとされている。
高さにされるとともに、斜面板６と側板５との上縁間は
離間されてコンクリート打設用量ロアとされている。
上述の構造体１の製造工程を説明すると、第２図〜第４
図に示すように、ビニール地８の上面にスリット２形威
用の内枠９及び構造体１形成用の外枠１０を備え、その
外枠１０と内枠９との間に耐アルカリ性ガラス繊維（Ｇ
ＲＣ） Ａを短かく切断してランダムに載置し、モルタ
ルを流し込み、その上面をことなでして仕上げる。
図に示すように、ビニール地８の上面にスリット２形威
用の内枠９及び構造体１形成用の外枠１０を備え、その
外枠１０と内枠９との間に耐アルカリ性ガラス繊維（Ｇ
ＲＣ） Ａを短かく切断してランダムに載置し、モルタ
ルを流し込み、その上面をことなでして仕上げる。
そして第３図に示すように屈曲補助具１１を用いて屈曲
させ、第４図に示すような構造体１を形成する。
させ、第４図に示すような構造体１を形成する。
このようなコンクリートブロック擁壁用構造体１を用い
た擁壁の構築方法を説明すると、地面１２に溝１３を粗
削し、その溝１３に栗石１４を埋設する。
た擁壁の構築方法を説明すると、地面１２に溝１３を粗
削し、その溝１３に栗石１４を埋設する。
この栗石１４上に構造体１を載置し、開ロアからコンク
リート１５を打設して固定する。
リート１５を打設して固定する。
そして構造体１の斜面板６に容積あるいは布積等により
コンクリートブロック１６を積み上げ、更にブロック１
６．１６間にもコンクリートを打設して斜状の擁壁を構
築する。
コンクリートブロック１６を積み上げ、更にブロック１
６．１６間にもコンクリートを打設して斜状の擁壁を構
築する。
本考案はこのように構成され、使用するものである。
中央部分にスリットを穿設した底板を有し、その底板の
両端には高さの異なる側板を立設し、その低い側板の上
端にはコンクリートブロック擁壁を積み上げるための斜
面板を延設し、前記高い側板と斜面板との上縁間は離間
されてコンクリート打設用開口とされたため、現場で斜
面部を有する基礎を作る必要がなく、構造体を繁ぎ合せ
て設置すれば、熟練を要さずに波うたない平担な斜面を
施工できるものである。
両端には高さの異なる側板を立設し、その低い側板の上
端にはコンクリートブロック擁壁を積み上げるための斜
面板を延設し、前記高い側板と斜面板との上縁間は離間
されてコンクリート打設用開口とされたため、現場で斜
面部を有する基礎を作る必要がなく、構造体を繁ぎ合せ
て設置すれば、熟練を要さずに波うたない平担な斜面を
施工できるものである。
したがってコンクリートブロックの積み上げが容易とな
り、簡単に擁壁の施工ができるものである。
り、簡単に擁壁の施工ができるものである。
また、構造体はその構造が簡単であり、容易に製造する
ことができる。
ことができる。
また、耐アルカリ性ガラス繊維（ＧＲＣ）を含有させる
ことによって強度が増すものである。
ことによって強度が増すものである。
このように本考案は優れた利点を有しており、本考案を
実施することはその実益的価値が甚だ大なるものがある
。
実施することはその実益的価値が甚だ大なるものがある
。
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第１図は本考
案に係るコンクリートブロック擁壁用構造体の斜視図、
第２図〜第４図は同構造体の製造工程を示す断面図、第
５図は同構造体を使用して構築したコンクリートブロッ
ク擁壁の縦断面図である。 １・・・・・・コンクリートブロック擁壁用構造体、２
・・・・・・スリット、３・・・・・・底板、４，５・
・・・・・側板、６・・・・・・斜面板、７・・・・・
・開口。
案に係るコンクリートブロック擁壁用構造体の斜視図、
第２図〜第４図は同構造体の製造工程を示す断面図、第
５図は同構造体を使用して構築したコンクリートブロッ
ク擁壁の縦断面図である。 １・・・・・・コンクリートブロック擁壁用構造体、２
・・・・・・スリット、３・・・・・・底板、４，５・
・・・・・側板、６・・・・・・斜面板、７・・・・・
・開口。
Claims (1)
- 中央部分にスリットを穿設した底板を有し、その底板の
両端には高さの異なる側板を立設し、その低い側板の上
端にはコンクリートブロック擁壁を積み上げるための斜
面板を延設し、前記高い側板と斜面板との上縁間は離間
されてコンクリート打設用開口とされていることを特徴
とするコンクリートブロック擁壁用構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15950080U JPS5810756Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | コンクリ−トブロツク擁壁用構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15950080U JPS5810756Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | コンクリ−トブロツク擁壁用構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785048U JPS5785048U (ja) | 1982-05-26 |
| JPS5810756Y2 true JPS5810756Y2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=29518519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15950080U Expired JPS5810756Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 | コンクリ−トブロツク擁壁用構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810756Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4972499B2 (ja) * | 2007-09-04 | 2012-07-11 | タカムラ総業株式会社 | 擁壁用基礎ブロックの施工方法 |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP15950080U patent/JPS5810756Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785048U (ja) | 1982-05-26 |
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