JPS58153655A - インキ及び湿し水の供給方法及び装置 - Google Patents

インキ及び湿し水の供給方法及び装置

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JPS58153655A
JPS58153655A JP57037560A JP3756082A JPS58153655A JP S58153655 A JPS58153655 A JP S58153655A JP 57037560 A JP57037560 A JP 57037560A JP 3756082 A JP3756082 A JP 3756082A JP S58153655 A JPS58153655 A JP S58153655A
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dampening water
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roller
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Akihide Saito
斎藤 明秀
Toshiji Fujita
藤田 利治
Masaki Nojima
野島 正樹
Shosuke Fujio
藤生 昌介
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Toppan Printing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/0009Central control units

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 湿し水の供給方法及び装置に関するものである。
通常オフセット印刷において湿し水の供給は水足ローラ
かろ水移しローラ、水着はローラへと順次運ばれ最終的
に水着げローラから印刷版面へと湿し水が着けられる。
その後にインキ供給装置内のインキ着はローラによって
版の画線部分へインキが着けられる。
この際、水着はローラからの湿し水量が適正量より少い
と版の画線部分以外にもインキが着いて汚れとなる。
同様に湿し水量が一定であっても画線部分へのインキ供
給量が適正量より多くなれば汚れとなる欠点がある。
また湿し水量が多いとインキが乳化し易(なり印刷物の
濃度が低下し光沢が落ち更には紙の伸縮を起して見当不
良を起す欠点がある。
上記現象は湿し水量が一定であっても画線部分へのイン
キ供給量が適正量より少い場合にも発生する。以上のよ
うに品質の優れた印刷物を製造するためにはインキと水
のバランスを適正範囲内に抑える事が必要である。
従来、湿し水のコントロールは足期的に刷本の仕上り状
態を作業者が目で観察して湿し水およびインキの増減を
制御している。
従って作業者の熟練度により品質が大きく左右さハ一定
の品質レベルを維持することは困難であり濃度不足や光
沢不足等の不良印刷物を出し易いのが現状である。
最近、一足の品質の印刷物を製造する試みとLて第1図
fa)に示すようにオフセント印刷版(41の天地方向
(印刷方向)に版を多数の区域(A)、()’J、le
)・・・OC)、(1つに区分してその区域毎の絵柄面
積率を算出しておき、該オフセット印刷版を第1図(b
)に示すようにオフセント印刷機のシリンダーに取付は
前記区域毎にインキの供給量を印刷前にプリセットする
装置がでている。
この装置を用いる事によりインキの供給量は版の区域毎
の絵柄面積率により制御される。
即ちある区域の絵柄面積率が多ければその区域のインキ
供給量は多くなり逆にある区域の絵柄面積率が少ければ
その区域のインキ供給量は少くなる。
しかしインキの供給量はコントロールされても湿し水の
コントロールがなされなければ前述した如(インキと湿
し水の供給バランスを適正に保つことはできなくなり濃
度、光沢等に関する高品質の印刷物を安定して製造する
ことiできな(なる。
又湿し水をコントロールするにしても湿し水装置の水元
ローラより一定の湿し水量を供給した場合には次のよう
な不具合が発生する。
即ち版の天地方向を多数区域に区分してその区域毎の絵
柄面積率に比例してインキの供給量をコントロールして
いる為に各区域の絵柄面積率かはぼ等しい版に関しては
問題ないが各区域の面積率が大きく異なる版の場合には
各区域に均一の湿し水を供給したのでは絵柄面積率の大
なる領域に於ては湿し水の量が不足気味になり汚れの出
易い状態となり又、絵柄面積率が小なる領域に於ては湿
し水が多めになり濃度不足や光沢不足の出易い状態とな
る。
この両方を満足させることは無理で濃度不足や光沢不足
をある程度犠牲にしても汚れの出ない様に湿し水を多め
にしているのが現状である。
本発明者は上記の点に着目し印刷版の絵柄面積率を利用
してインキ及び湿し水の供給量を制御する方法として次
の如き方法を試みた。
すなわち前記方法によれば印刷版の天地方向に    
゛多数区域に区分し該区域毎の絵柄面積率を測定しその
データにより前記区域毎のインキキー等のインキ調整手
段にて各区域毎のインキ供給量を制御−「ると共に前記
区域毎の絵柄面積率から求めた印刷版全体の絵柄面積率
に基づいて水元ローラの回転速度を制御すると共に前記
区域毎の絵柄面積率により水移しローラ上に設置されて
いる前記区域毎に分割された分割ローラの回転速度を制
御して前記区域毎の絵柄面積率に応じた湿し水量を印刷
前にプリセットし区域毎のインキ供給量に対してバラン
スのとれた湿し水量を供給することができる。
しかし、前記方法では刷出し時に於ける区域毎のインキ
と湿し水のバランスはとれても印刷中の変動要因即ち印
刷機械温度の上昇に伴うインキの粘性変化や湿し水の蒸
発速度等に追従した供給バランスを保つことは難しい。
従って印刷中、常圧一定品質の印刷物を製造することが
できない。
本発明は上記欠点を改善し刷出しから印刷終了まで常に
一定のインキと湿し水のバランスを維装置を提供するも
のである。
本発明による湿し水の制御方法は前提案のプリセットを
した後印刷開始すると同時に版の非画線部の水膜を測定
しそのデータにより水元ローラ及び/又は分割ローラの
回転数を制御して常に版の非画線部の水膜を一定範囲内
に保持させると共に。
印刷版面又は被印刷体に施こされたインキ供給量を測定
し、そのデータによりインキ元ローラの回転数及び/又
はインキ元ローラとインキキーとの間隔を制御して常に
版面へのインキ供給量を一定範囲内に保持させ印刷中の
変動要因に追従したインキと湿し水の供給バランスを維
持させるものである。
次に本発明につき図面を参照しながら更に詳細に説明す
る。
第2図は本発明の詳細な説明図であり、最初に版■への
インキ供給量を全体的に制御するためインキ元ローラα
4の回転数を制御する。
この制御は絵柄面積率測定機(4υにより第1図(al
された絵柄面積率を図示されていない積算回路にて積算
し版■の全体の絵柄面積率を算出して各区域毎の絵柄面
積率及び版全体の絵柄面積率の測定データを出猟カード
に出力する。前記区域中は機械により差はあるが約3Q
IIl11位のものが多い。この磁気カードに記録され
たデータはカードリーダー(1)により読み取られ版(
イ)へのインキ及び湿し水の量を全体的に制御するイン
キ及び湿し水供給制御装置(3)に入力されると共にイ
ンキ及び湿し水の量を各区域毎に制御する第2のインキ
及び湿し水供給制御装置(2)に入力される。
前記インキ及び湿し水供給制御装置(3)からの信号は
インキング装置のインキ元ローラ速度制御回路(51に
入る。
前記速度制御回路(5)はインキ元ローラ0滲の回転速
度を制御する制御信号をモーター(8)に入力し前記モ
ーター(8)を駆動させてイン、キ元ローラα沿の回転
速度を制御する。以上により版(イ)全体に必要なイン
キ量が設定さnる。
次に版(イ)の絵柄を第1図に示す如く天地方向の区域
に区分して前記区域毎にインキ供給量を調整する。これ
は次の如く行なわれる。
前記の如くカードリーダー(11により読み取られた各
区域毎の絵柄面積率のデータはインキ及び湿し水供給制
御装置(2)に入力される。インキ及び湿し水供給制御
装置(2+は各区域毎の絵柄面積率データに基づき各区
域毎のインキ供給量及び湿し水供給量を計算する。この
うちインキ供給量データは前記インーキ及び湿し水供給
制御装置(2)から回転位置制御装置(4)に入る。
前記回転位置制御装置(4)は前記区域毎に分割された
エキセン状のベアラ−リング0りを回転させる制御信号
をモーター(7)に入力し前記モーター(7)を駆動さ
せてインキ元ローラαaとエキセン状のベアラ−リング
03との間隔を前記区域毎に調整する。
従って版■の前記区域毎の絵柄面積率に応じたインキが
インキング装置のインキ溜に貯溜されたインキ@から前
記区域毎に調整されて供給される。 □成る区域の絵柄
面積率が多ければインク元ローラ0(イ)とその区域の
エキセン状のベアラ−リングa3との間隔を大きくして
その区域のインキの供給量を増大させる。
逆に成る区域の絵柄面積率が少ければ前記間隔を小さく
してその区域のインキの供給量を減少させる。このよう
にインキ供給量はインキ元ローラ(141の回転速度に
より版(イ)全体に必要な量が供給され且つ版■の区域
毎の絵柄面積率により前記供給量は各区域毎に制御され
てインキ元ローラOaに供給されるためインキ元ローラ
αaに接触するインキ呼び出しローラα9には分割され
た区域毎に異った“インキの膜厚が転移される。
前記区域毎に異ったインキ量はインキ往復ローラObl
、インキ練ローラαη、インキ往復ローラα槌へと順次
運ばれ最終的にインキ着ローラ(11により前記区域毎
に必要量のインキが版翰に転移される。
またインキの供給量とのバランスを保つために湿し水(
26)の供給制御を行う。この制御は次の如くして行わ
れる。
前記の如くカードリーダー(1)により読み取られイン
キ及び湿し水供給制御装置(31K人カされた版全体の
絵柄面積率データに基づき必要とされる全体の湿し水量
が計算されこの信号は速度制御回路α〔に入力される。
前記速度制御回路αυは水元ロー23Dの回転速度を制
御する制御信号をモーターαυに入力し前記モーターQ
11を駆動させて水元ローラc211の回転速度を制御
する。
以上により版(201全体に必要な湿し水量が設定され
る。
次に版(イ)の区域毎の絵柄面積率の測定データを用い
て前記区域毎に湿し水の供給量を調整する。
この調整は次の如くして行なわれる。
前記の如くカードリーダー(11により読み取られた各
区域毎の絵柄面積率はインキ及び湿し水供給制御装置(
2)に入力される。該インキ及び湿し水供給制御装置(
2)により各区域毎の絵柄面積率データに基づき各区域
毎の湿し水供給量が計算されこのデータは速度制御回路
(6)に入る。
前記速度制御回路(6)は分割ローラQ41の回転速度
を制御する制御信号をモーター(9)K入力し前記モ−
ター(9)を駆動させて前記区域毎に分割された分割ロ
ーラ(24)の回転速度を制御する。
湿し水(イ)は版の全体の絵柄面積率の測定データから
制御さnる水元ローラCDの回転速度により版(は全体
に必要な量が水移しローラのに供給される。
そして水移しローラ(2z上の湿し水(イ)は次の分割
ローラ(241によりインキ区域中(e)毎に分割され
る。分割ローラ(241は第3図に示す様に水移しロー
ラ(221上に成るニップ巾をもって接触しており且つ
インキ区域中(e)毎に分割されている。分割ローラ0
4は交互に上、下接触して配列されている。分割ローラ
eaはローラ間の隙間をな(す為にある巾(a)をもっ
てオーバーラツプさせている。このオーバーランプ巾(
a)は1〜2taが適当であるがこの値に限定されるも
のではない。このオーバーラツプの理由はローラ間に隙
間があるとこの間より多量の水が供給されその線が印刷
物に水目として表われる為隣接σ)分割ローラをオーバ
ーランプさせ上記水目をな(す為にある。
4分割ローラ(241の両端ローラは水移しローラの端
部から余分に湿し水が転移しないように水移しローラの
よりある巾(b)をもってはみだしている。
このはみ出し巾は通常10■ぐらいであるがこの値に限
定されるものではない。
このように水元ローラC)11から水移しローラ(22
1へ? 供給された湿し水量は分割ローラ@にてインキ区域中(
el毎の絵柄面積率に比例して配分供給される。
ここで区域毎の絵柄面積率が極端に異なる場合第4図(
a)の様にその境界に於ては湿し水量が異なる。
この状態で印刷すると前述した様にその境界線が印刷物
に水目として表われるので好ましくない。
従って本実施例では分割ローラのオーバーラツプにてそ
の境界をならしている。第4図(b)はこの場合の湿し
水量の状態を示している。しかしこれだけでは完全に水
目がとれないので次の往復ローラ(251の振り巾(d
)にて第4図(C)のように境界部分の湿し水の分布を
ならし上記水口を防止している。
この往復ローラ(2唱マ水移しローラ(23上に成るニ
ップ巾をもって接触回転している。この往復ローラ(2
5)の振り巾(d)は5WII11ぐらいが適当である
が特にこの値に限定されるものではない。又往復ローラ
の両端は水移しローラの端部から余分に湿し水が転移し
ないように水移しローラよりある巾(C)をもってはみ
出している。このはみ出し巾は通常10期ぐらいである
がこの値に限定されるものではない。こうして往復ロー
ラ(ハ)にてならされた湿し水(ハ)は水着ローラ(2
漠へ運ばれ前記区域毎に必要な量の湿し水(20が版■
に転移される。又分割ローラを交互に設けある巾(a)
の値をもってオーバーラツプさせその隣接ローラを接触
させなくても特に問題はない。又、この往復ローラ(2
9を設けずに分割ローラ(241を全体的に振っても又
水移しローラを振っても差支えない。
以上分割ローラを交互に上、下に設けたもので説明して
きたが第5図に示す様に分割ローラ(24Jを一直線上
に並べてたものでも良艷。分割ローラとしては中空パイ
プを使い内部に回転機構をもたせたものを使用すること
ができる。この場合、隣接ローラ間に若干の隙間が生ず
るが次の往復ローラにてならされる為、特に問題は発生
しない。
なお分割ローラ(241は水移しローラ(221上に形
成された水膜のうちの一部分を分割ローラに転移させ、
一部分を水移しローラ(221上に残存させることによ
り各区域毎の湿し水供給量を制御するものであり、分割
ローラの回転数が大となる程水移しローラの上に残存す
る湿し水量は少くなり版への湿し水供給量は減少する。
この場合において、分割ローラC)41に転移された水
は蒸発等により分割ローラC24)から除去されるが、
除去が充分でない場合には第6図に示すように、水戻し
ローラ(321C331(341等を用いて強制除去さ
せてもよい。
以上により版の絵柄面積率のデータを用いて、インキと
湿し水の供給量は印刷前にプリセットされ、次に印刷を
開始する。
しかし印刷中め変動要因即ち印刷機械温度の上昇に伴う
インキの粘性変化や湿し水の蒸発速度の変化等により版
面の水膜厚やインキ供給量が異ってくる為常に一定のイ
ンキと湿し水のバランスを保つことができな(なり湿し
水の供給量やインキ0供給量を調整する必要がある。そ
こで本発明にLれば印刷中の変動要因に追従したインキ
と湿し水の供給バランスを保つために版面の湿し水供給
量を測定してそのデータを水元ローラ及び/又は分割ロ
ーラにフィードバックしその回転数を制御して常に版面
の水膜厚をある巾に制御して湿し水供給量をある範囲内
とすることができると共に版面又は被印刷体表面のイン
キ供給量を測定してその測定データをインキ供給量調整
手段にフィートゝパックさせてインキの供給量をある範
囲内とすることができるようになし、インキと湿し水の
供給量のバランスを印刷中においても良好に保持できる
印刷中における湿し水供給量の変動を少な(しある範囲
内とする方法としては2つの方法があり、その第1は版
面の非画線部あるいはこの非画線部に対応する、水着は
ローラの湿し水供給量を検知し、この湿し水供給量ブー
タラ采元ローラにフィードバックさせる方法である。第
2の方法は前記各区域毎に前記湿し水供給量を検知し、
この湿し水供給量データを水元ローラ及び/又は分割ロ
ーラにフィードバックさせる方法である。
いずれの方法も前記フィードバックデータにより印刷中
における水元ローラ及び/又は分割ローラの回転数を制
御することにより湿し水供給量をある範囲内とすること
ができる。
湿し水量の検知法には静電容量、電気導電率。
赤外線の反射率等種々あるが本実施例では赤外線の反射
率による方法について述べる。
この方法によれば二つ又はそれ以上の異る波長の赤外線
を版の非画線部分に照射し版面からの二つ又はそれ以上
の赤外線の反射光量の差を検出して水膜厚を測定しこれ
により湿し水量を検知することができる。
次に版面における非画線部の水膜厚を検知し、このデー
タにより水元ローラの回転数を制御する1:1: 場合について説明する。
第7図は上記の如くして湿し水供給量を検知する湿し水
供給量検知機構の説明図であり、湿し水供給量検知器(
121は版■に対し平行に設けられた〕(−(4jに取
付けられており左右移動可能なようになっている。
前記湿し水供給量検知器azの位置設定は版(イ)をセ
ットした後版翰の非画線部分へ手動でセットする。
前記湿し水供給量検知器Q21は版翰に平行で且つ左右
移動可能な為、常に版■の非画線部分ヘセットすること
ができる。以上の様に前記湿し水供給量検知器α2の位
置を設定しだら版胴に取付けられているロータリーエン
コーダー(至)と連動させることにより同期をとり常に
同じ箇所の非画線部分の水膜厚を測定するようにしても
よい。
以上版面の水膜厚を測定する場合について説明したが湿
し水供給量検知器を水着はローラ上にセントし前記水着
はローラの水膜厚を測定して水元ロールの回転数を制御
しても良い。水膜厚としては05〜25μの範囲となる
ように調整するのが一般的であるが、好ましくは0,7
〜1,2μに抑えるのが良い。
こうして水膜厚のデータは速度制御回路(44)に入る
。そして速度制御回路(44は水元ローラ(2Bの回転
数を制御する制御信号をモーター(4!9に入力し前記
モーター(4りを駆動させて水元ローラQυの回転数を
制御して版の非画線部分の水膜厚を一定巾に保つ。
印刷前のプリセット時に水元ローラ(211を駆動させ
るモーター0υと印刷中における検知器(121からの
データにより水元ローラ(211を駆動させるモーター
(451とはスイッチ(461により切換えるようにし
である。
以上、湿し水供給量検知器を版面又は水着ローラ上に設
置し版面又は水着ローラ上の水膜厚を測定しそのデータ
により水元ローラの回転数を制御する方法について説明
したが、第8図のように湿し水供給量検知器を前記各区
域毎に版面又は水着ローラ上に設置し版面又は水着ロー
ラ上の水膜厚を前記区域毎に測定してそのデータにより
前記区域毎に分割された分割ローラの回転数を制御する
ようにしてもよく、こうすることにより更に精度の良い
コントロールが可能となる。
更には分割ローラと水元ローラの両方を制御してもよい
。印刷前のプリセット時に分割ローラt241を駆動さ
せるモーター(9)と検知器α2からのデータにより分
割ローラC241を駆動させるモーター(451との切
り換えも前記の如くスイッチにて行なうことができる。
更に本発明においては、印刷時のインキ供給量を常時検
知させ、この検知データーに基づいて印刷中におけるイ
ンキ供給量が一定となるようにインキ供給量を制御する
。インキ供給量は反射式濃度計にて版面のインキ濃度あ
るいは被印刷体に印刷されたインキ濃度を測定すること
によって得られる。
次に印刷時のインキ供給量を常時検知して印刷時のイン
キ供給量を制御する方法について説明する。
まず、第9図(a)に示す様にオフセット印刷版の余白
部分に1箇所にインキ供給量測定用マーク(至)を入れ
ておき前記検出箇所に対応上た数の反射式濃度計を設け
て前記マークの版面又は被印刷体表面のインキ濃度を測
定してそのデータにより前記検知箇所にインキ着ローラ
から転移されるインキ供給量を測定し検知する。
前記マークは検出精度を上げるために300線/ i 
n c hの細い平行な横線を用いた方が良い。
しかし、前記マークはこれに限定されるものではない。
前記マークに適正なインキ膜がついた時の濃度を予じめ
インキ供給制御回路国のメモリーに記憶させておく。イ
ンキ濃度測定器(至)からの濃度値はインキ供給制御回
路(至)に入り前記メモリーに記憶されているデータと
比較演算される。
その濃度差のデータによりインキ供給制御回路(至)は
モーターr3nを駆動させる制御信号を出す。
この制御信号によりモータ07)を駆動させてインキ元
ローラIの回転数を変化させ版全体に対するインキ供給
量を制御する。
以上の説明は刷版の余白部分の1箇所にインキ供給量測
定用の〜−り:′V設けたものであ−たが、第9図(b
)に示す様にインキキー区域毎にインキ供給量測定用マ
ーク(至)を設けた場合には前記マークに対応した数の
インキ濃度測定器C35+を設ける。
前記インキ−キー区域毎のインキ濃度測定器(至)から
の版面又は紙面上の゛個々の濃度値はインキ供給制御回
路(至)に入り既に適正濃度値としてメモリーされてい
る値と比較演算されその濃度差のデータによりインキ供
給制御回路(至)はインキキー区域毎に分割されている
エキセン状のベアラ−リングα3を回転させる個々のモ
ーター07)を駆動させる制御信号を前記区域毎に出す
。この制御信号により前記区域毎に分割されたモータC
37+を駆動させて前記エキセン状のベアラ−リングQ
3の回転角度を変化させる。
従ってインキキー区域毎のインキ濃度を測定することに
よりインキキー区域毎のインキ供給量の制御が可能とな
る。又、インキ濃度測定器(至)は版胴に取付られてい
るロータリーエンコーダー(ハ)等のパルス信号により
同期がとられており常に同一箇所を測定するようになっ
ている。
前記インキ濃度測定器G1は、前記湿し水供給量検知器
の場合と同様に、印刷版面に平行に設けられた支持バー
又は被印刷体に平行に設けられた支持バーに取付けてお
(。この場合、第9図(a)に示す場合の如く、インキ
供給量測定用マーク(至)を一箇所に設けた場合には、
前記インキ濃度測定器09は前記支持バーに沿って移動
可能であるようになっており、前記インキ濃度測定器(
至)は前記マークωの場所に手動にてセットすることが
できる。また第9図(b)に示す場合の如く各区域毎に
インキ供給量測定用マーク■を設けた場合には、前記イ
ンキ濃度測定器(ハ)は各区#毎匹各1台づつ取付けら
れている。
前記インキ濃度測定器の支持バーへの取付状態及び該イ
ンキ濃度測定器からの検知信号の流れは第7図及び第8
図の湿し水供給量の制御機構を示す図面と類似したもの
になるので、ここでは省略する。ただし、インキ供給量
の制御の場合には第7図に対応するケースにおいては、
検知データによってフィードバックされて制御されるの
はインキ元ローラであり、第8図に対応するケースにお
いては検知データによってフィードバックされて制御さ
れるのはエキセン状のベアラ−リングであることは言う
までもない。
以上説明した如く本発明によれば印刷前にインキと湿し
水の供給量をプリセットした後、印刷に入り印刷中の版
面又は水着ローラ上の水膜厚を測定して水元ローラ及び
/又は分割ローラの回転数を制御し、更に印刷中におけ
るインキ供給量を測定してインキ元ローラの回転数及び
/又はインキ元ローラとインキキーの間隔を制御してい
る為、印刷開始から終了までインキ区域毎の絵柄面積率
に応じたインキと湿し水の供給バランスが保たれ常に一
定品質の印刷物を容易に且つ安定して製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオフセット印刷版を天地方向の多数の区域に区
分した状態の説明図、第2図は本発明の詳細な説明図、
第5図及び第5:、図は分割ローラの説明図、第4図は
湿し水供給量の分布状況の説明図、第6図は水戻しロー
ラの説明図、第7図及び第8図は湿し水供給量検知機構
の説明図、第9図はインキ供給量測定用マークの説明図
をそれぞれ示す。 (11・・・カードリーダー C21(3)・・・イン
キ及び湿し水供給制御装置 (4)・・・回転位置制御
装置 (5;・・・インキ元ローラ制御回路 (6) 
QOI (44)・・・速度制御回路 (7)(81(
91Q11C37)(45)・・−モーター  H=検
知器 a31・・・ヘアラーリング 0滲・・・インキ
元ローラ α訃・・インキ呼出しローラ (161Ql
・・・インキ往復ローラ αn・・・インキ練ローラ 
α優・・・インキ着はローラ ■・・・版 C!B・・
・水元ローラ (221・・・水移しローラ (ハ)・
・・水着はローラ C滲・・・分割ローラ (2ω・・
・水往復ローラ (イ)・・・湿し水 C!η・・・イ
ンキ (至)・・・ロータリーエンコーダー(33(3
31C34)・・・水戻しローラ Go・・・インキ濃
度測定器(陶・・・インキ供給制御回路 卿・・・支持
バー 顛・・・スイッチ 特許出願人 ″。 凸版印刷株式会社 第4層 →水を号しυ−ラヤ Ill、、 第9図 (a) (b) 284−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 mオフセット印刷版を天地方向の多数区域に区+hし、
    該区域毎の絵柄面積率とオフセット印刷版全体の絵柄面
    積率を求め、前記各区域毎の絵柄面積率と全体の絵柄面
    積率に基づいて前記オフセント印刷版の前記区分された
    各区域毎にインキ供給量及び湿し水供給量を決定すると
    共に、印刷時の湿し水供給量を常時検知させ該検知デー
    タに基づいて印刷中における浸し水供給量が一定となる
    ように湿し水供給量を制御し、更に印刷時のインキ供給
    量を常時検知させ、該検知データに基づいて印刷中にお
    けるインキ供給量が一定となるようにインキ供給量を制
    御することを特徴とするインキ及び湿し水の供給方法。 (2)前記湿し水供給量の検知は印刷時の印刷版の非画
    線部分又は湿し水装置の水着はローラの前記非画線部分
    に対応する部分の湿し水量により行ない、前記湿し水供
    給量の制御は湿し水装置の水元ローラの回転数を制御す
    るごとにより行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のインキ及び湿し水の供給方法。 (3)前記湿し水供給量の検知は前記各区域毎に行ない
    、前記湿し水供給量の制御は湿し水装置の水移しローラ
    上に設置された分割ローラ及び/又は湿し水装置の水元
    ローラの回転数を制御することにより行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のインキ及び湿し水の
    供給方法。 (4)前記インキ供給量の検知は印刷版の余白部分に形
    成させたインキ供給量測定用マークに供給されたインキ
    濃度又は該マーク部分から被印刷物に転移されたインキ
    濃度により行ない、前記インキ供給量の制御はインキ元
    ローラの回転数を制御することにより行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のインキ及
    び湿し水の供給方法。 (51前記インキ供給量の検知は印刷版の前記各区l・
    皮部の余白部分に形成させたインキ供給量測定用マーク
    に供給されたインキ濃度又は該マーク部分から被印刷物
    に転移されたインキ濃度により前記各区域毎に行ない、
    前記インキ供給量の制御はイインキ及び湿し水の供給方
    法。 (6)インキ元ローラ及びインキ供給量をオフセット印
    刷版の天地方向の所定の区域毎に制御できるインキ供給
    量調整手段を含むインキング装置と、水元ローラ、水移
    しローラ、水着げローラ及び前記水移しローラ上に設け
    られ前記所定の区域毎に分割された分割ローラを含む湿
    し水装置と、湿し水供給量検知機構と、インキ供給量検
    知機構と、オフセット印刷版の天地方向の所定の区域毎
    の絵柄面積率及びオフセット印刷全体の絵柄面積率に基
    づいて前記所定の区域毎のインキ供給量及び湿し水供給
    量を制御するインキ及び湿し水制御機構と、前記湿し水
    供給量検知機構からの検知データに基づいて湿し水量を
    制御する湿し水制御機構と、前記インキ供給量検知機構
    からの検知データに基づいてインキ供給量を制御するイ
    ンキ制御機構とから成ることを特徴とするインキ及び湿
    し水供給装置。 (7)前記湿し水供給量検知機構は印刷版面又は水着は
    ローラに平行に設けられた支持バーに取付られ、該支持
    バーに沿って移動可能である湿し水供給量検知器である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載のインキ及
    び湿し水供給装置。 (8)前記湿し水供給量検知機構は印刷版面又は水着は
    ローラに平行に設けられた支持バーに前記各区域毎に各
    1台づつ取付けられた湿し水供給量検知器であることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載のインキ及び湿し
    水供給装置。 (9)前記湿し水制御機構は前記湿し水供給量検知機構
    からの検知データに基づいて前記水元ローラ及び/又は
    券割・ニラの回転数を制御するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載  □のインキ及び湿し
    水供給装置。 (10)前記インキ供給量検知機構は印刷版面又は被]
    11刷体に平行に設けらねた支持バーに取付られ、該支
    持バーに滑って移動可能であるインキ濃度測定器である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項i己載のインキ
    及び湿し水供給装置。 旧l前記インキ供給量検知機構は印刷版面又は被印刷体
    に平行に設けられた支持バーに前記各区域毎に各1台づ
    つ取付けられたインキ濃度測定器であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項記載のインキ及び湿し水供給装
    置。
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