JPS5815312Y2 - 開閉体の釣り合わせ装置 - Google Patents

開閉体の釣り合わせ装置

Info

Publication number
JPS5815312Y2
JPS5815312Y2 JP6381978U JP6381978U JPS5815312Y2 JP S5815312 Y2 JPS5815312 Y2 JP S5815312Y2 JP 6381978 U JP6381978 U JP 6381978U JP 6381978 U JP6381978 U JP 6381978U JP S5815312 Y2 JPS5815312 Y2 JP S5815312Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing body
friction
closing
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6381978U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54168216U (ja
Inventor
文隆 西山
Original Assignee
富士ゼロックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士ゼロックス株式会社 filed Critical 富士ゼロックス株式会社
Priority to JP6381978U priority Critical patent/JPS5815312Y2/ja
Publication of JPS54168216U publication Critical patent/JPS54168216U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5815312Y2 publication Critical patent/JPS5815312Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蓋等の如くヒンジのまわりに回転して開閉さ
れる開閉体を任意の開角にて停止させることができるよ
うにした開閉体の釣り合わせ装置に関するものである。
従来か・る装置はカウンタ・バランスと称して重量大な
る開閉体のヒンジ・モーメントをばね力にて略釣り合わ
せておき、不釣り合量を摩擦力にてうめあわせることに
よりいかなる開角においてもこの開閉体を停止させよう
とするものであった。
そして上記カウンタ・バランス機構は各種の構成が案出
され(例えば特開昭51−96675号公報明細書)、
かつ実用に供されているが、いずれも使用するばねの付
勢力が大きく、これを組立てるに際しては工具を使用し
なければとても人力では制御しきれず、また従来の構成
では部品点数が多く高価である等の欠点があった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、比較的
軽量な開閉体において、極めて簡単な構成で安価な装置
で、特別な工具を用いることなしに組立てることができ
、また部品点数が極めて少なく、さらに開閉体の開閉お
よび任意の開角における停止を容易に行なうことができ
るようにした開閉体の釣り合わせ装置を提供しようとす
るものである。
以下その構成を図面に示した実施例に基づいて説明する
図中1は本体側に設けたヒンジ2を支点にして開閉可能
とした開閉体で、この開閉体1の基端部に摩擦体3が設
けである。
この摩擦体3と上記ヒンジ2との関係は、摩擦体3の先
端と閉状態の開閉体1の重心を結ぶ直線より上側にヒン
ジ2が位置する関係にある。
4はこの摩擦体3が摺接する凹円弧状に形成された摺接
体4で、この摺接体4は弾性を有する板材にて構成され
ており、しかも上記摩擦体3との摺接時に発生する圧接
力Fの作用線が、開閉体1の開閉範囲全体にわたってヒ
ンジ2の下側、例えばlの位置を通るようにした形状に
形成されている。
上記圧接力Fは摺接体4が摩擦体3により撓むことによ
って発生する。
上記構成において、開閉体1を開閉すると、摩擦体3は
摺接体4を摺接してこの開閉体1の開閉範囲全体にわた
って圧接力Fによるカウンタ・モーメン)MCが生じ、
これが開閉体1の重量によるヒンジ・モーメン)MHに
対してマイナス方向に作用してこのカウンタ・モーメン
トMCだけヒンジ・モーメントMHが小さくなって開閉
に必要な力が小さくなる。
また上記摩擦体3と摺接体4との摺接面間に生じる摩擦
力を上記MCにより小さくなった開閉力と略同しくして
おくことにより開閉体1は任意の位置に停止される。
なおこのとき、開閉体1は開は始めるときが最も大きな
力が必要であるため、この開は始め状態での摺接による
摩擦力が小さい方が望ましい。
このため、この開は始め状態の所定範囲にわたって摺接
体4の摺接面に減摩テープ、例えだテフロン(商品名)
テープの如きものをはっておくか、あるいは摺接体のこ
の部分の摺接面を摩擦体3に対して後退させておくとよ
い。
また上記開閉体1の開閉に要する力は、上記したように
開は始めが最も大きく、開度が大きくなるに従って小さ
くなる、これは開閉体1の重心がヒンジ2を中心にして
上方へ回動してこの重心位置が水平方向にヒンジ側に近
すいて重心位置に作用する重力に対するモーメン)MC
が小さくなるからである。
この小さくなる割合はCOSθ(θは開き角)に従って
変化する。
このため摺接体4の摺接面の形状は上記COSθの曲線
にしておけばこれに押圧しながら開閉する開閉体1の開
閉力を常に一定にすることができる。
また摩擦体3と摺接体4の材質、表面粗さ等は開閉体1
の重量等により適切な静止摩擦係数となるよう設定すれ
ばよく、さらに摩耗を少なくするためには摩擦体3を適
当な硬度のゴムの表面にテフロン加工等を施してもよい
さらに摺接体4を銅体構成にし、その代りに摩擦体3を
コイルばね等にてばね付勢してもよい。
本考案は以上のようになり、基端部に摩擦体3を設けた
開閉体1を、上記摩擦体3の先端と閉状態の当該開閉体
1の重心を結ぶ直線より上側に位置させて本体側に設け
たヒンジ2に枢支すると共に、上記本体側に、凹円弧状
に形成された摺接体4を、上記開閉体1に記けた上記摩
擦体3が常時摺接するように対向して設け、かつ上記摩
擦体3および摺接体4の2部材のうちの一方の部材を他
方の部材側へばね付勢したから、比較的軽量な開閉体に
おいて、極めて簡単な構成で安価で、しかも特別な工具
を用いることなしに組立てることができ、また部品点数
が極めて少なく、さらに開閉体1の開閉および任意の開
角における停止を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す構成説明図である。 1は開閉体、2はヒンジ、3は摩擦体、4は摺接体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端部に摩擦体3を設けた開閉体1を、上記摩擦体3の
    先端と閉状態の当該開閉体1の重心を結ぶ直線より上側
    に位置させて本体側に設けたヒンジ2に枢支すると共に
    、上記本体側に、凹円弧状に形成された摺接体4を、上
    記開閉体1に設けた上記摩擦体3が常時摺接するように
    対向して設け、かつ上記摩擦体3および摺接体4の2部
    材のうちの一方の部材を他方の部材側へばね付勢したこ
    とを特徴とする開閉体の釣り合わせ装置。
JP6381978U 1978-05-15 1978-05-15 開閉体の釣り合わせ装置 Expired JPS5815312Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6381978U JPS5815312Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 開閉体の釣り合わせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6381978U JPS5815312Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 開閉体の釣り合わせ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54168216U JPS54168216U (ja) 1979-11-27
JPS5815312Y2 true JPS5815312Y2 (ja) 1983-03-28

Family

ID=28967358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6381978U Expired JPS5815312Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 開閉体の釣り合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5815312Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54168216U (ja) 1979-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4114236A (en) Hinge structure for platen covers
JPS606955Y2 (ja) 摩擦丁番装置
US20060113457A1 (en) Knuckle arm
ES8502526A1 (es) Un dispositivo tensor de correa, particularmente para transmisiones por correa
JPH08110600A (ja) 複写機の原稿押え装置
US3965531A (en) Infinite position door hold open
US3714680A (en) Counter-balance support
US4310948A (en) Hinge with a telescopic arm lever closing device
US4377019A (en) Resilient hinge with coil spring on pintle
JPS5815312Y2 (ja) 開閉体の釣り合わせ装置
JP2542522Y2 (ja) スプリングバランサ
JPH0639607Y2 (ja) 開閉蓋の制動装置
JPS61218824A (ja) ステイ装置
JPS56107265A (en) Pressure-plate opening-closing device of copying machine or the like
JP2741670B1 (ja) 引戸のフリーストップ装置
JP3307680B2 (ja) 開閉蓋体用ヒンジ装置
JPH032628Y2 (ja)
JPH085467Y2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JPH01153542U (ja)
JP4204161B2 (ja) 開閉体のヒンジ
JPS5815311Y2 (ja) 開閉体の釣り合わせ装置
JPS6055334A (ja) 原稿圧着板の開閉装置
JPS5846412Y2 (ja) 原稿圧着装置
JPH0431959Y2 (ja)
JPH09158959A (ja) 高トルク用ダンパ