JPS5815304B2 - スウブブンヨリナルフクセイウオ−ム トクニオシダシセイケイヨウウオ−ム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は中空体を成すウオーム部分を含み、数・部分よ
り成る複酸ウオーム、特にゴム又は合成樹脂押出成形機
用の押出成形用ウオームに関わるものである。

ドイツ実用新案第６９１５８２２号に依り、中空体を成
すウオーム部分を含む数部分より成る複酸ウオームが公
知であるが、この場合部分ウオームはスプライン軸を成
している。

このスプライン軸に回転トルクを伝達するためにキー軸
が係合する。

キー軸は最初の部分ウオームから最后の部分ウオームに
まで達する。

ウオーム式押出成形機の領域では長さ１５ｍを越すウオ
ームがいささかも珍しくない事を考慮すれば、キー軸の
製造が技術的に非常に手間がか５つ、特殊専用機を使用
してはじめて可能である事は明らかである。

上記構造の本質的欠点を更に挙げるならば、それはウオ
ーム端部の間に在る部分ウオームの全部が中断する事な
くキー軸として形成されていなければならない事である
。

特に、長尺物のウオームでは、部分ウオームが適当数量
を超過しない様にするために、個々の部分ウオームの寸
法を短くしすぎることができないために、内径の加工は
技術的に見て更に困難である。

短尺の部分ウオームが多くなればどうしてもウオームの
安定性が落ち、その上に製造技術面で更に手間がかかり
、組立作業を増す事になるであろう。

上記の様式の、数部分より成る複酸ウオームの場合可塑
化した材料がスプライン中に進入すると、交換しようと
する場合に部分ウオームをキー軸の全長にわたって取外
すのが困難になる。

スプライン中に進入した材料は特に腐食の原因になり、
損傷している部分ウオームを取外す場合にキー軸の全長
にわたってキー軸とスプライン軸の間で侵食を起し、そ
のためにスプライン軸が動きがとれぬ状態に到る惧れが
ある。

本発明の基礎を成す課題は、冒頭に述べたような数部分
より成る複酸ウオームで技術面の手間が少なく、同時に
回転トルクの伝導能力の秀れたものを創造する事である
。

この課題を本発明に従って次の様に解決する。

即ち、部分ウオームの端部が円周上に軸方向の外側溝を
備えている事、並列する２個の部分ウオームの隣接して
いる端部を内側溝を備える接合スリーブが囲み、その場
合接合スリーブの内溝と部分ウオームの外溝が係合する
事である。

本発明に依り、数部分より成る複酸ウオームのためのス
プライン軸製造のための仕上げ作業を大幅に減らす事が
可能になる。

部分ウオームの端部を囲む接合スリーブに依って部分ウ
オームを結合する事になっているために、僅かの長さだ
け内径を加工する必要がある。

はぼウオームの全長にわたって通るキー軸は本発明に拠
る構造を採用する事により不要になり、その結果重量が
著しく軽減されることになる。

本発明の他の利点は部分ウオームの帯行が直径の大きさ
に依存している事である。

接合スリーブの外套面に、被加工材料の猾れに影響を与
える突出部、例えばウオームウェブを備える事は本発明
の有利な具体化である。

ウオームは接合スリーブの外套面突出部及び簡単に交換
できる特性を様々に具体化する事に依って各被加工材料
の性質に適応させる事ができ、最終製品の品質向上にも
寄与できるのである。

本発明に依って部分ウオームの長さを周囲を囲むシリン
ダ一部分と一致させ、個々の部分ウオームの取付け、取
外しが簡単に確実に行える事になる。

図面に拠って本発明の実施例を以下に詳細に説明する。

こＳに示す、数部分より成る複酸ウオーム４は基本的に
は、中空体として形成した。

５個の部分ウオーム５〜９より成る。

部分ウオーム５〜９はそれらの接合個所が、部分ウオー
ム端部を囲む接合スリーブ１１〜１４に依って、相互に
捩れない様に保持される。

図２に示した部分ウオーム５にねじ留めされていて、他
方のウオーム末端部分９に於いてスプリングで弾性を与
えて締めであるタイロッド１５を介して接合スリーブ１
１〜１４及び部分ウオーム５〜９がそれらの端面で相互
に押しつけられる。

ウオーム末端部分５は隣接する部分ウオーム６に向いた
端部に旋盤で削った外周突出部１６を有する（第２図）
。

この外周突出部１６中に、突出部の長さの大部分にわた
るキー軸歯車が設けられている。

部分ウオーム５に隣接する部分ウオーム６の端部は同様
に形成されている。

これら画部分ウオーム５及び６の端部は、スプライン軸
として形成されている接合スリーブ１１に依って囲まれ
る。

部分ウオーム端部５乃至６の外周突出部１６及び１７の
キーがスプライン軸の溝に入り、亦その逆である。

接合スリーブ１１のスプライン軸歯車は接合スリーブ１
１の内部全長をこえない。

接合スリーブ１１は（両）端部の内側をくり抜かれてい
る。

これらの空所１８乃至１９はそれぞれ各外周突出部１６
乃至１７の、歯を刻んでいない部分に載り、部分ウオー
ム５及び６に心を合わせる。

接合スリーブ１１の端面２１及び２２は外周突出部１６
乃至１７を旋盤で削る事に依って生じる部分ウオーム５
乃至６のリング状の面に接している。

接合個所結合の軸方向固定はクイロッド１５の装着によ
って行なわれる。

部分ウオーム６〜９のその他の接合個所は全部上記のも
のと同様に形成されている。

部分ウオーム５及び６はウオームウェブ２３乃至２４を
有している。

これらのウオームウェブは、接合スリーブ１１に於いて
これに対応する様に形成されたウオームウェブ２５に依
って結合される。

接合スリーブの外套面にカム、クロスバ−又はその他の
抵抗体を備えるか或いは外套面を拘束しない状態にして
おく事が可能である。

更に接合スリーブ乃至は部分ウオーム端部の内部及び外
部の歯車に任意の断面形状及びピッチを与える事もでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は５個の部分ウオームを有する。 数部分より成る複酸ウオームを簡単な図式で示すもので
あり、第２図は第１及び第２の部分ウオームの接合個所
の縦方向の部分断面図で示すものであり、第３図は第２
図に於ける線１１１−Ｈに拠る断面を示すものである。 図中符号、４・・・複酸ウオーム、５〜９・・・部分ウ
オーム、１１〜１４・・・接合スリーブ、１５・・・タ
イロッド、１６〜１７・・・外周突出部、１８〜１９・
・・内部空所、２１〜２２・・・端面、２３〜２５・・
・ウオームウェブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 中空体として形成されたウオーム部分を有し、数部
   分よりなる複酸ウオーム、特にゴム又は合成。 樹脂押出成形用押出成形ウオームにおいて、部分ウオー
   ム（５〜９）の端部（１６，１７）が円周上に軸方向の
   外側溝を備えており、並列する２個の部分ウオーム（５
   乃至６）の隣接する端部（１６及び１７）を内側溝付接
   合スリーブ１１が囲み、・その場合接合スリーブの内側
   溝と部分ウオームの外側溝が相互に係合する事を特徴と
   する、数部分より成る複酸ウオーム。